JPH08215055A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JPH08215055A
JPH08215055A JP2189095A JP2189095A JPH08215055A JP H08215055 A JPH08215055 A JP H08215055A JP 2189095 A JP2189095 A JP 2189095A JP 2189095 A JP2189095 A JP 2189095A JP H08215055 A JPH08215055 A JP H08215055A
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JP
Japan
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oil
cooking
adhesive layer
heating cooker
fluororesin
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Application number
JP2189095A
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English (en)
Inventor
Tsuneo Shibata
恒雄 柴田
Yoshiyasu Nobuto
吉保 延藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 調理面に油を均一に分散保持でき、味覚の良
い焼肉等の調理を行うことができる加熱調理器を提供す
ることを目的としている。 【構成】 非粘着層の調理面に形成した凹凸6が、油を
細かい液滴状に均一に分散保持するように作用し、味覚
の高い焼肉調理ができる加熱調理器としているものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は調理性能に優れた調理面
を有する加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ホットプレートなどの加熱調理器はその
使用の簡便さから、家庭で最近よく使われている。ホッ
トプレートで焼肉調理をする場合、調理された焼肉の味
覚には食用油(以下、単に油と称す)の存在が深く関わ
っているものである。即ち調理面であるプレートの熱
は、直接ではなく大部分は油を介して肉に伝達されるも
のである。特に肉が反った場合はそれが顕著である。し
たがって油が調理面に均一に分布していることは、肉を
効率よくかつ均一に調理する上で重要な役割を果たして
いるものである。またさらに、油が肉や野菜に均一に吸
収されることによって、調理物の味覚も向上するもので
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のホ
ットプレートは、その調理面がフッ素コート等による平
滑な非粘着性の被膜を有するものとなっている。つまり
このため、油をひいてもフッ素コートの非粘着性のため
油が弾かれて、調理面上に油の膜を形成することができ
ないものとなっている。つまりホットプレートに代表さ
れる従来の加熱調理器は、焼肉等の調理がうまくできな
いという課題を有しているものである。
【0004】本発明は前記従来の加熱調理器が有してい
る課題を解決するもので、調理面に油を均一に分散保持
でき、味覚の良い焼肉等の調理を行うことができるる加
熱調理器を提供することを第一の目的としている。また
前記第一の目的を達成する第二〜第五の手段を提供する
ことを、第二〜第五の目的としている。また、前記第一
の目的に加え耐久性の高い調理面を有する加熱調理器を
提供することを第六の目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】第一の目的を達成するた
めの本発明の第一の手段は、非粘着層を有する調理面の
表面に油溜まりができる凹凸をつけた加熱調理器とする
ものである。
【0006】第二の目的を達成するための本発明の第二
の手段は、特に油溜まりができる凹凸の表面にさらに小
さい凹凸を形成した加熱調理器とするものである。
【0007】第三の目的を達成するための本発明の第三
の手段は、特に、さらに小さい凹凸を非粘着層に添加し
た粒状物質によって形成した加熱調理器とするものであ
る。
【0008】第四の目的を達成するための本発明の第四
の手段は、特に非粘着層としてポリテトラフルオロエチ
レンとテトラフルオロエチレンとパーフルオロアルコキ
シビニルエーテル共重合体との混合物を使用した加熱調
理器とするものである。
【0009】また第五の目的を達成するための本発明の
第五の手段は、特に非粘着層の表面をコロナ放電処理、
スパッタエッチング処理等の物理的処理、溶融金属ナト
リウムディップ等の化学的処理により親油親水性にした
加熱調理器とするものである。
【0010】更に第六の目的を達成するための本発明の
第六の手段は、特に、非粘着層に繊維状物質を添加した
加熱調理器とするものである。
【0011】
【作用】本発明の第一の手段は、非粘着層の調理面に形
成した凹凸が、油を細かい液滴状に均一に分散保持する
ように作用し、味覚の高い焼肉調理ができる加熱調理器
として作用するものである。
【0012】本発明の第二の手段は、凹凸の表面に形成
したさらに小さい凹凸が保持する油の液滴をさらに細か
くより均一に分散するように作用し、一層味覚の高い焼
肉等の調理ができるものである。
【0013】本発明の第三の手段は、非粘着層に添加し
た粒状物質が、凹凸を形成した非粘着層の表面にさらに
細かい凹凸を形成するように作用するものて、簡単な構
成で、油を細かい液滴状に均一に分散保持でき、味覚の
高い焼肉調理ができる加熱調理器とするものである。
【0014】また本発明の第四の手段は、ポリテトラフ
ルオロエチレンとテトラフルオロエチレンとパーフルオ
ロアルコキシビニルエーテル共重合体との混合物を用い
た非粘着層が、緻密で、こびり付きにくく、油の分散性
が高く、耐久性の高い、味覚の良い加熱調理器として作
用するものである。
【0015】また本発明の第五の手段は、コロナ放電な
どにより活性化した非粘着層の表面が、油との親和性が
高く、表面の凹凸との相乗作用によって、均一に油を分
散するように作用するもので、味覚の高い焼肉調理がで
きる加熱調理器とするものである。
【0016】更に本発明の第六の手段は、非粘着層に添
加した繊維状物質が、調理面の耐久性を高めるように作
用するものである。
【0017】
【実施例】図1は本発明の加熱調理器の第一の実施例を
示すホットプレートの断面図で、図2に1として示した
ホットプレートの調理面であるプレート(以下単にプレ
ートと称する)を示している。本実施例ではプレート1
は、以下のような構成としている。アルミニウムまたは
アルミニウムの合金を使用した基材2の表面を、粒度#
60のモランダムを使用したサンドブラスト処理を施し
て粗面化し、この表面にプラズマ溶射によって酸化アル
ミナを溶射してセラミックの溶射層3を形成している。
このセラミックの溶射層3の上にプライマーを塗装し、
150℃で20分間予備乾燥した後、フッ素樹脂塗料を塗
布し380℃で20分間焼成して、プライマー層4及びフ
ッ素樹脂トップ層5を形成しているものである。本実施
例ではフッ素樹脂として、ポリテトラフルオロエチレン
樹脂を用いている。つまりフッ素樹脂トップ層5を非粘
着層としているものである。こうして形成したフッ素樹
脂トップ層5の表面に、プレート成型時の金型による加
工や、研削加工等によって、調理時に油溜まりができる
凹凸6を形成しているものである。
【0018】また図3は本発明の第二の実施例を示すホ
ットプレートの断面図で、前記図1で説明した凹凸6に
さらに小さな凹凸7を設けたプレート1を示している。
この凹凸7は、凹凸6と同様にプレート成型時の金型に
よる加工や、金属又はガラスビーズのショットブラスト
等によって形成しているものである。
【0019】以下、第一の実施例・第二の実施例によっ
て作成したプレート1を備えたホットプレートを使用し
た実験結果について報告する。このときの実験条件は以
下の通りである。第一に、230℃に温度調整したプレー
ト1に大さじ一杯の油を入れ、幅70mmのヘラでこの油を
プレート1の全面に広げ、このときの油の分散状態を目
視で観察し評価している。第二に、この状態のプレート
1内に、50mm角、厚さ約5mmの牛肉を3片入れ、焼肉
を作ってその味覚を官能評価しているものである。
【0020】実験結果を表1として示している。なお表
1中の実施例1は、図1に示している凹凸6を、深さ0.
7mmで、径2mm、ピッチ3mmでプレート基材2の全面に
形成したものに、前記方法によりフッ素樹脂トップ層5
を形成したものである。また実施例2のものは、図3に
示したさらに小さい凹凸7を、実施例1のプレート1の
表面にスチールのショットブラストによって形成してい
るものである。この凹凸7は、中心線平均粗さで30μm
としている。こうして表面に凹凸6・凹凸7を設けたも
のに、前記方法によりフッ素樹脂トップ層5を形成して
いるものである。なお比較のために掲げている従来例
は、図4に示した構成のものとなっている。すなわち、
プレート基材2の表面のフッ素樹脂トップ層5には、特
別な凹凸加工を施していないものである。
【0021】
【表1】
【0022】表1中の油の分散状態の評価は、10は油
の分散保持状態が非常によいレベルを、1はほとんど分
散していない状態のレベルを示し、9から2はその中間
のレベルを段階的に示しているものである。また焼肉の
味覚についても10段階で官能評価しており、10は非
常においしいレベルを、また1はおいしくないレベルを
示す。9から2はその中間のレベルを段階的に示す。
【0023】表1から明らかなように、実施例1のもの
は油の分散保持状態、焼肉の味覚は共に従来例のものに
較べて著しく良いものとなっている。つまり非粘着層と
したフッ素樹脂トップ層5を備えた調理面に形成した凹
凸6が、調理面に油を細かい液滴状に均一に分散保持し
て、味覚の高い焼肉等の調理ができるものとなってい
る。また実施例2のものは、凹凸6に設けている更に細
かい凹凸7によって、油の液滴をさらに細かくより均一
に分散保持するするように作用し、一層味覚の高い焼肉
等の調理ができるものとなっている。
【0024】次に本発明の第三の実施例について説明す
る。本実施例の構成は、図3で説明した第二の実施例と
同様となっている。本実施例では、凹凸7を、フッ素樹
脂中に10%含有した酸化アルミニウムの粉末によって
形成しているものである。つまりフッ素樹脂によって形
成した非粘着層であるフッ素樹脂トップ層5に、酸化ア
ルミニウムの粉末を使用した粒状物質を添加することに
よって、凹凸6に更に小さい凹凸7を形成しているもの
である。なお粒状物質としては、炭化珪素・グラファイ
トなどの無機粉末を使用してもよく、粒径は5〜50μmが
適切である。
【0025】以下本実施例の、プレート1を使用した加
熱調理器の実験結果について説明する。このときの実験
条件は、前記本発明の第一の実施例・第二の実施例で説
明したものと同様である。この評価結果を(表2)に示
している。
【0026】
【表2】
【0027】表2から明らかなように、実施例3のもの
は、油の分散保持状態、焼肉の味覚は共に従来例のもの
に較べて著しい効果を有するものとなっている。つまり
非粘着層としたフッ素樹脂トップ層5を備えた調理面に
形成した凹凸6・凹凸7が、調理面に油を細かい液滴状
に均一に分散保持して、味覚の高い焼肉等の調理ができ
るものとなっている。
【0028】特に本実施例においては、フッ素樹脂トッ
プ層5を形成しているフッ素樹脂に粒状物質を添加する
だけで、特に研磨等の加工を必要としない簡単な構成
で、凹凸7を形成できるものである。
【0029】次に本発明の第四の実施例について説明す
る。本実施例の構成は、前記図1で説明したものと同様
となっている。本実施例では、凹部6の形状を、深さ0.
7mm、径2mm、ピッチ3mmとしている。また、非粘着層
であるフッ素樹脂トップ層5を形成するフッ素樹脂とし
て、ポリテトラフルオロエチレン(以下PTFEと称す
る)90%とテトラフルオロエチレンとパーフルオロア
ルコキシビニルエーテル共重合体(以下PFAと称す
る)10%との混合物を使用しているものである。
【0030】以下本実施例のプレート1を使用した加熱
調理器の実験結果について説明する。油の分散・焼肉の
味覚については表3に、非粘着層の耐久性の評価は表4
に示している。
【0031】なお油の分散・焼肉の味覚については、前
記各実施例と同様の方法で行っているものである。また
非粘着層の耐久性の評価については、以下のような実用
調理試験に基づいて行った。すなわち、プレート1の温
度を230〜260℃に調整しておいて、牛肉100g、キャベツ
200g、焼肉のタレ大さじ2杯を実験材料として入れる。
こうして、この実験材料が焦げるまで約30分間加熱調
理する。この操作を50回繰り返した後、プレート1の
表面のフッ素樹脂トップ層5の調理物のこびリ付き状態
を観察評価するものである。
【0032】
【表3】
【0033】表3から明らかなように、実施例4のもの
は油の分散性、焼肉の味覚について著しい効果が有する
ものである。
【0034】
【表4】
【0035】表4において、○はこびリ付きがほとんど
無く実使用上問題の無いレベルを、また×はこびリ付き
が大きく実使用上問題のあるレベルを示している。
【0036】表4から明らかなように実施例4のもの
は、非粘着層であるフッ素樹脂トップ層5の耐久性は良
好なものとなっている。つまり、PTFAとPFAの混
合物を用いたフッ素樹脂トップ層5は、緻密で、こびり
付きにくく、油の分散性が高く、耐久性の高いものとな
っている。従って本実施例のプレート1を有する加熱調
理器は、調理性能が高く、また調理面の耐久性の高いも
のとなっている。
【0037】続いて本発明の第五の実施例について説明
する。本実施例では、フッ素樹脂としてPTFE80%
とPFA10%との混合物を使用して、フッ素樹脂トッ
プ層5を形成し、このフッ素樹脂トップ層5の表面にコ
ロナ放電処理をしているものである。なおコロナ放電処
理に代えて、スパッタエッチング処理等の物理的処理、
溶融金属ナトリウムディップ等の化学的処理によって表
面を親油親水性にしても支障はないものである。
【0038】以下本実施例のプレート1を使用した加熱
調理器を使用した実験結果について報告する。なお、比
較のために使用している従来例は、PTFE100%か
ら成るフッ素樹脂トップ層5としているものである。
【0039】なお油の分散性・焼肉の味覚についての評
価は、表1と同等の方法で行った。
【0040】
【表5】
【0041】表5から明らかなように本実施例の加熱調
理器は、油の分散性、焼肉の味覚について著しい効果を
有するものとなっている。
【0042】以上のように本実施例によれば、コロナ放
電処理によって活性化した非粘着層の表面が、油との親
和性が高く、表面の凹凸との相乗作用によって、均一に
油を分散するように作用するもので、味覚の良い加熱調
理器とするものである。
【0043】続いて本発明の第六の実施例について説明
する。本実施例の構成は、図1または図3に示したもの
と同様となっている。つまり本実施例では、フッ素樹脂
中に繊維状物質であるチタン酸カリウムのウイスカ(大
塚化学薬品製、BK300)を10%含有したものによ
って、フッ素樹脂トップ層5を形成しているものであ
る。この繊維状物質としては、ガラスファイバ・グラフ
ァイトファイバ等の無機質繊維のウイスカでもよく、繊
維径は0.1〜5μm、繊維長は1〜30μmが適切である。
【0044】以下本実施例のプレート1を使用した実験
結果について報告する。この実験は、フッ素樹脂トップ
層5の耐久性を評価している。この実験には、サファイ
ヤ製の試験針(半径0.05mm)を有する引っかき試験機
(HEIDON−18型、新東科学製)を使用し、その
ときの荷重は30gで、引っかき速度を10mm/secに設定
しているものである。こうしてプレート1の表面にでき
た傷の深さ、つまり傷つき深さを表面粗さ計を使用して
測定しているものである。なお比較のために用いている
従来例は、フッ素樹脂トップ層5をPTFEのみで構成
しているものである。実験結果を表6に示している。
【0045】
【表6】
【0046】表6から分かるように、本実施例のものは
室温時・高温時共にフッ素樹脂トップ層5の傷つき深さ
が浅く、傷がつきにくいものである。
【0047】以上のように本実施例によれば、非粘着層
に繊維状物質を添加したことによって、プレート1の耐
久性の高い加熱調理器を実現するものである。
【0048】なお当然のことであるが、本実施例のもの
を前記第一から第五の実施例のものに適用すれば、プレ
ート1の耐久性が高く、かつ調理性能の高い加熱調理器
を実現できるのである。
【0049】
【発明の効果】本発明の第一の手段は、調理面を非粘着
性とし、表面に油溜まりができる凹凸をつけた構成とし
て、調理面に油が均一に分散でき味覚の高い加熱調理を
行うことができるる加熱調理器を実現するものである。
【0050】本発明の第二の手段は、特に、油溜まりが
できる凹凸の表面にさらに小さい凹凸を形成した構成と
して、調理面上に保持できる油の液滴をさらに細かくよ
り均一に分散するように作用し、一層味覚の高い加熱調
理を行うことができるる加熱調理器を実現するものであ
る。
【0051】また本発明の第三の手段は、特に、さらに
小さい凹凸を非粘着層に添加した粒状物質によって形成
した構成として、簡単な構成で、調理面に油が均一に分
散でき味覚の高い加熱調理を行うことができる加熱調理
器を実現するものである。
【0052】また本発明の第四の手段は、特に、非粘着
層としてポリテトラフルオロエチレンとテトラフルオロ
エチレンとパーフルオロアルコキシビニルエーテル共重
合体との混合物を使用した構成として、非粘着層が緻密
でこびり付きにくく、油の分散性が高く、味覚の良い加
熱調理器を実現するものである。
【0053】本発明の第五の手段は、非粘着層の表面を
コロナ放電処理、スパッタエッチング処理等の物理的処
理、溶融金属ナトリウムディップ等の化学的処理により
親油親水性にした構成として、活性化した非粘着層の表
面が、油との親和性が高く、表面の凹凸との相乗作用に
よって、均一に油を分散して、更に味覚の良い加熱調理
器を実現するものである。
【0054】さらに本発明の第六の手段は、特に、非粘
着層に繊維状物質を添加した構成として、調理面の耐久
性の高い加熱調理器を実現するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例を示す加熱調理器に使用
しているプレートの構成を説明する説明図
【図2】同、加熱調理器の全体の構成を説明する説明図
【図3】本発明の第二の実施例を示す加熱調理器に使用
しているプレートの構成を説明する説明図
【図4】従来の加熱調理器に使用しているプレートの構
成を説明する説明図
【符号の簡単な説明】
1 プレート 2 プレートの基材 3 セラミックの溶射層 4 プライマー層 5 フッ素樹脂トップ層 6 凹凸 7 さらに小さい凹凸

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非粘着層を有する調理面の表面に油溜ま
    りができる凹凸をつけた加熱調理器。
  2. 【請求項2】 油溜まりができる凹凸の表面にさらに小
    さい凹凸を形成した請求項1記載の加熱調理器。
  3. 【請求項3】 さらに小さい凹凸を非粘着層に添加した
    粒状物質によって形成した請求項2記載の加熱調理器。
  4. 【請求項4】 非粘着層としてポリテトラフルオロエチ
    レンとテトラフルオロエチレンとパーフルオロアルコキ
    シビニルエーテル共重合体との混合物を使用した請求項
    1または2記載の加熱調理器。
  5. 【請求項5】 非粘着層の表面をコロナ放電処理、スパ
    ッタエッチング処理等の物理的処理、溶融金属ナトリウ
    ムディップ等の化学的処理により親油親水性にした請求
    項1または2記載の加熱調理器。
  6. 【請求項6】 非粘着層に繊維状物質を添加した請求項
    1または2記載の加熱調理器。
JP2189095A 1995-02-09 1995-02-09 加熱調理器 Pending JPH08215055A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 20040330

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