JPH0821501B2 - 多極のリニアモータ界磁用車載磁石 - Google Patents
多極のリニアモータ界磁用車載磁石Info
- Publication number
- JPH0821501B2 JPH0821501B2 JP30487190A JP30487190A JPH0821501B2 JP H0821501 B2 JPH0821501 B2 JP H0821501B2 JP 30487190 A JP30487190 A JP 30487190A JP 30487190 A JP30487190 A JP 30487190A JP H0821501 B2 JPH0821501 B2 JP H0821501B2
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- JP
- Japan
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- magnetic pole
- linear motor
- motor field
- magnet
- yoke
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はリニアモータ界磁用の車載磁石に関する。
リニアモータ界磁用の車載磁石は、第5図に示すよう
に、電機子コイル3が通過するのに必要な空隙を介して
対向する一対の磁極2と、磁極を保持し、磁路を形成す
るための継鉄1で構成される。
に、電機子コイル3が通過するのに必要な空隙を介して
対向する一対の磁極2と、磁極を保持し、磁路を形成す
るための継鉄1で構成される。
所望の推力を得るためには、前記磁石を、第6図に示
すように、地上電機子コイルの取付間隔に対応した磁極
ピッチτ毎に必要な個数を1列に配置し、台車に取り付
ける必要がある。そのため支持枠5を設けて、磁石相互
の取付位置を規定し、台車に取り付けるようになってい
る。
すように、地上電機子コイルの取付間隔に対応した磁極
ピッチτ毎に必要な個数を1列に配置し、台車に取り付
ける必要がある。そのため支持枠5を設けて、磁石相互
の取付位置を規定し、台車に取り付けるようになってい
る。
リニアモータカーは軽量であることが、省エネルギー
化と建設費及び保守費の低減の観点から重要である。従
来技術においては、第6図に示すように、複数の磁石4
を台車枠に所定の間隔で取り付けるために支持枠5を必
要とし、この支持枠5の重量が問題であった。また磁極
相互の間隔が所定の磁極ピッチτからずれると推力の低
減をひきおこすため正確に取り付ける必要があり、取り
付けに手間を用した。
化と建設費及び保守費の低減の観点から重要である。従
来技術においては、第6図に示すように、複数の磁石4
を台車枠に所定の間隔で取り付けるために支持枠5を必
要とし、この支持枠5の重量が問題であった。また磁極
相互の間隔が所定の磁極ピッチτからずれると推力の低
減をひきおこすため正確に取り付ける必要があり、取り
付けに手間を用した。
本発明の目的は、前記従来技術にみられる複数磁石の
支持枠の必要をなくして車両の軽量化をはかるととも
に、磁石取り付けの精度向上と、取付作業の簡素化を図
ることである。
支持枠の必要をなくして車両の軽量化をはかるととも
に、磁石取り付けの精度向上と、取付作業の簡素化を図
ることである。
本発明は、前記目的を達成するため、電機子コイルの
直線運動に必要な所定の空隙を介して対向するモータ進
行方向に一定ピッチで複数設けられた磁極対と、この磁
極対を支持し閉磁路を構成するための継鉄とからなるリ
ニアモータ界磁用の車載磁石において、継鉄のモータ進
行方向の長さを磁極ピッチの整数倍プラス磁極長さの寸
法とし、1組の継鉄に複数の磁極対を取り付けたことを
特徴とする。
直線運動に必要な所定の空隙を介して対向するモータ進
行方向に一定ピッチで複数設けられた磁極対と、この磁
極対を支持し閉磁路を構成するための継鉄とからなるリ
ニアモータ界磁用の車載磁石において、継鉄のモータ進
行方向の長さを磁極ピッチの整数倍プラス磁極長さの寸
法とし、1組の継鉄に複数の磁極対を取り付けたことを
特徴とする。
本発明によれば、所望の極数のリニアモータ界磁用磁
石が、共通の1組の継鉄により構成されるため、複数の
磁石を所定の間隔で取り付けるための支持枠が不要とな
り、軽量化される。同時に取付精度の向上と取付作業の
簡素化も達成される。
石が、共通の1組の継鉄により構成されるため、複数の
磁石を所定の間隔で取り付けるための支持枠が不要とな
り、軽量化される。同時に取付精度の向上と取付作業の
簡素化も達成される。
〔実施例〕 以下図面について本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す正面図、第2図は側面
図である。1は継鉄、6は磁極を構成する永久磁石であ
る。磁極ピッチをτ、磁極の長さをl、極対数をnとす
ると、継鉄のリニアモータ進行方向の長さは(n−1)
τ+lとなる。継鉄はコの字形の断面を有し、内面に永
久磁石を接着または、ネジ等により取り付ける。
第1図は本発明の一実施例を示す正面図、第2図は側面
図である。1は継鉄、6は磁極を構成する永久磁石であ
る。磁極ピッチをτ、磁極の長さをl、極対数をnとす
ると、継鉄のリニアモータ進行方向の長さは(n−1)
τ+lとなる。継鉄はコの字形の断面を有し、内面に永
久磁石を接着または、ネジ等により取り付ける。
第3図は磁極として鉄心とそれを取り巻くコイルを用
いた場合の実施例の断面図、第4図はその側面図であ
る。8は鉄心、7はそれを取り巻くコイルを示す。継鉄
1の長さと、鉄心8の長さ・ピッチとの関係は、第1図
・第2図の実施例の場合と同様である。
いた場合の実施例の断面図、第4図はその側面図であ
る。8は鉄心、7はそれを取り巻くコイルを示す。継鉄
1の長さと、鉄心8の長さ・ピッチとの関係は、第1図
・第2図の実施例の場合と同様である。
以上の様に本発明によれば、所望の極数のリニアモー
タ界磁用磁石を一体に製作することができるので、取付
枠が不要となり車両が軽量化されるとともに、取付精度
が高まり、取り付け作業が簡素化される。またリニアモ
ータ界磁用磁石自体を台車構成のための強度部材として
使用することも可能であり、いっそうの軽量化が達成で
きる。
タ界磁用磁石を一体に製作することができるので、取付
枠が不要となり車両が軽量化されるとともに、取付精度
が高まり、取り付け作業が簡素化される。またリニアモ
ータ界磁用磁石自体を台車構成のための強度部材として
使用することも可能であり、いっそうの軽量化が達成で
きる。
第1図及び第2図は本発明の一実施例を示す正面図及び
側面図、第3図及び第4図は本発明の他の実施例を示す
断面図及び側面図、第5図はリニアモータの地上側電機
子コイルと車載の界磁用磁石の構造を示す断面図、第6
図は従来の実施例における複数のリニアモータ界磁用磁
石の配置と支持枠を示す平面図である。 1……継鉄、2……磁極、4……リニアモータ界磁用磁
石、6……永久磁石、7……励磁コイル、8……鉄心。
側面図、第3図及び第4図は本発明の他の実施例を示す
断面図及び側面図、第5図はリニアモータの地上側電機
子コイルと車載の界磁用磁石の構造を示す断面図、第6
図は従来の実施例における複数のリニアモータ界磁用磁
石の配置と支持枠を示す平面図である。 1……継鉄、2……磁極、4……リニアモータ界磁用磁
石、6……永久磁石、7……励磁コイル、8……鉄心。
Claims (3)
- 【請求項1】電機子コイルの直線運動に必要な所定の空
隙を介して対向するモータ進行方向に一定ピッチで複数
設けられた磁極対と、この磁極対を支持し閉磁路を構成
するための継鉄とからなるリニアモータ界磁用の車載磁
石において、 継鉄のモータ進行方向の長さを磁極ピッチの整数倍プラ
ス磁極長さの寸法とし、1組の継鉄に複数の磁極対を取
り付けたことを特徴とする 多極のリニアモータ界磁用車載磁石。 - 【請求項2】前記磁極として永久磁石を用いたことを特
徴とする 請求項1記載のリニアモータ界磁用磁石。 - 【請求項3】前記磁極として鉄心とそれを取り巻く励磁
コイルを用いたことを特徴とする 請求項1記載のリニアモータ界磁用磁石。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30487190A JPH0821501B2 (ja) | 1990-11-09 | 1990-11-09 | 多極のリニアモータ界磁用車載磁石 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30487190A JPH0821501B2 (ja) | 1990-11-09 | 1990-11-09 | 多極のリニアモータ界磁用車載磁石 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04177708A JPH04177708A (ja) | 1992-06-24 |
JPH0821501B2 true JPH0821501B2 (ja) | 1996-03-04 |
Family
ID=17938282
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30487190A Expired - Fee Related JPH0821501B2 (ja) | 1990-11-09 | 1990-11-09 | 多極のリニアモータ界磁用車載磁石 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0821501B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106601424A (zh) * | 2016-12-09 | 2017-04-26 | 浙江工业大学 | 用于磁感应游离磨粒线锯切割中的磁系 |
-
1990
- 1990-11-09 JP JP30487190A patent/JPH0821501B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04177708A (ja) | 1992-06-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |