JPH08214967A - 屋内構造体およびその製造方法 - Google Patents

屋内構造体およびその製造方法

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JPH08214967A
JPH08214967A JP2915695A JP2915695A JPH08214967A JP H08214967 A JPH08214967 A JP H08214967A JP 2915695 A JP2915695 A JP 2915695A JP 2915695 A JP2915695 A JP 2915695A JP H08214967 A JPH08214967 A JP H08214967A
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Masahiko Horisumi
雅彦 堀住
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HORIZUMI MOKKOSHO KK
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HORIZUMI MOKKOSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】部屋の壁面や内部の適所へ簡単かつ強固に据え
付けて、物品の収容体や間仕切り等の多目的に利用する
ことができる屋内構造体およびその製造方法を提供す
る。 【構成】上部水平体4と下部水平体5とへ一対の支持体
1,1をその上下端部の少なくとも一方が当接するよう
に立設させ、この一対の支持体1,1の間へ横枠体2を
取り付けて、この横枠体2の外端部にその支承面14が
上部水平体面4または下部水平体面5に密接し、一対の
支持体1,1を上部水平体4と下部水平体5との間に固
定する固定手段3を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、住宅等内において部屋
の壁や間仕切り等が簡単かつ確実に形成し得る屋内構造
体およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、住宅において部屋内に載置する構
造体90は、図9に示すように、天板91と底板92と
を両側板93,94により支持し、後側部を背板(図示
せず)により閉塞すると共に、前部の開口部に引き戸や
開き戸の扉95,96を移動自在に取り付けたものが知
られている。
【0003】そして、この構造体90は、工場において
あらかじめ生産されたものを、室内に運び入れて、それ
を壁面97等へ沿わせて置くものが一般的である。
【0004】したがって、部屋において一部分が突出し
た形態となり、他の構造体等の調度品との有効的な調和
が計りにくくて違和感を与えることが多い。
【0005】しかも、部屋のスペースを十分に取れない
現今にあっては、この構造体の設置により部屋全体が狭
くなる感じがして、快適な居住空間が得られない。等の
様々な問題点を有するものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記した問
題点を解決するためになされたもので、上部水平体と下
部水平体とへ一対の支持体をその上下端部の少なくとも
一方が当接するように立設させ、この一対の支持体の間
へ横枠体を取り付けて、この横枠体の外端部にその支承
面が上部水平体面または下部水平体面に密接し、前記一
対の支持体を上部水平体と下部水平体との間に固定する
固定手段を設けることにより、部屋の壁面や内部の適所
へ簡単かつ強固に据え付けて、物品の収容体や間仕切り
等の多目的に利用することができる屋内構造体およびそ
の製造方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ための本発明の手段は、上部水平体と下部水平体とへそ
の上下端部の少なくとも一方が当接して、所定間隔で立
設する一対の支持体と、この一対の支持体の間へ止着手
段により取り付けられる横枠体と、この横枠体の外端部
に設けてその支承面が上部水平体面または下部水平体面
に密接し、前記一対の支持体を上部水平体と下部水平体
との間に固定する固定手段と、を備えさせた屋内構造体
の構成にある。
【0008】また、一対の支持体は、その側面の長さ方
向に多数の構成材の取付孔を穿設してある。
【0009】更に、止着手段は、一対の支持体へ所定間
隔に穿設した取付孔と横枠体の端部に複数個穿設して前
記取付孔のピッチに合致する嵌着孔とに係合し、この嵌
着孔は、横枠体の上端面と下端面とからの寸法を違えて
穿設する。
【0010】そして、上部水平体と下部水平体とへ一対
の支持体を所定間隔で立て、その上下端部の少なくとも
一方を、上部水平体または下部水平体に当接させて、こ
の一対の支持体の間へ取り付けられた横枠体の固定手段
により、その支承面を上部水平体面、または下部水平体
面に密接せて緊張させ、これら一対の支持体を上部水平
体と下部水平体との間に固定させた屋内構造体の製造方
法にある。
【0011】
【作用】前記のように構成される本発明は以下に述べる
作用を奏する。
【0012】この発明の構造体は、住宅等において部屋
の壁面へ沿わせたり、壁そのものの壁構造体としても、
また、大部屋を希望形状区画に仕切る間仕切りとしても
利用することができるものである。
【0013】その例として、例えば、壁面に取り付ける
棚の場合は、壁に沿わせて一対の支持体を対応するよう
に立て、その間の上部または下部に、横枠体を止着手段
により取り付けて枠体を形成する。
【0014】この枠体における横枠体に設けた固定手段
により、例えば、横枠体を上部に設けたときは、その支
承面を上部水平体である天井に当て、一対の支持体の下
端部を下部水平体である床に当接させた状態において、
固定手段を操作すると、一対の支持体は天井と床との間
に挟持されて前後左右に傾倒しない。
【0015】また、一対の支持体の側部に取付孔をその
長さ方向に穿設しておけば、棚板や扉体等の構成材を止
着手段により取り付けることができる。
【0016】更に、止着手段は、一対の支持体へ所定間
隔に穿設した取付孔と横枠体の端部に複数個穿設して前
記取付孔のピッチに合致する嵌着孔とに係合し、この嵌
着孔は、横枠体の上端面と下端面とからの寸法を違えて
穿設することにより、横枠体の上下を変換させること
で、固定手段の支承面の上または下水平面との対応間隔
の変化に対して調整が行なわれる。
【0017】
【実施例】次に本発明に関する屋内構造体およびその製
造方法の実施の一例を図面に基づいて説明する。
【0018】図1〜図3および図5においてAは、住宅
等内において用いて、部屋の壁や間仕切り等が簡単かつ
確実に形成し得る構造体で、しかも、ノックダウン方式
により簡便に組み立てられるものであって、一対の支持
体1,1と、横枠体2と、固定手段3とにより基本的に
構成される。
【0019】そして、前記した一対の支持体1,1は、
天井や張り,桁等による上部水平体4と、床や土台等に
よる下部水平体5とへ、その上下端部の少なくとも一方
が当接して所定間隔で立設させるもので、木材(合成材
や集成材,フラッシュ材等も含む。)や、合成樹脂、あ
るいは、金属等により縦長であって、上部水平体(天
井)高さ、すなわち、2,200 〜3,000 mm程度(この長さ
は限定されない。)に形成してある。
【0020】そして、その奥行幅は任意に設定し得るも
ので、例えば、120mm〜600mm程度が好まし
く、厚さは、必要強度が得られれば薄厚(25mm程
度)であっても構わない。
【0021】この一対の支持体1,1を、図1に示すよ
うに、壁6に沿って所定間隔で立設すると、その間に区
画された収容空間部7が形成されるもので、この収容空
間部7は、支持体1を所定本数設けることで適宜複数箇
所に得られるものであり、部屋の壁6や間仕切り等の寸
法に合わせて任意に設定し得るものであって、この支持
体1,1の取付間隔も任意に設定できる。
【0022】また、この支持体1,1の側面部の一側面
または両側面には、後記する横枠体2および構成材8が
止着手段9により取り付ける取付孔10を、その側面の
長さ方向に対して多数穿設してあるもので、この取付孔
10は、長さ方向において一列または複数列、例えば、
三列に設けてある。
【0023】この取付孔10は、各列ごと所定のピッ
チ、例えば、10〜50mm間隔で支持体1の上部から
下部まで一連に設けられる。
【0024】前記した横枠体2は、一対の支持体1,1
の間へ止着手段9により取り付けられるもので、図2に
示すように、この一対の支持体1,1の間に所定の間隔
が得られ前記した収納空間部7が形成される巾寸法を有
している。
【0025】そして、その上部または下部の一側端部は
平らな平滑部2aを形成し、他側端部は所定寸法を刳っ
た刳り部2bを形成してあるもので、一対の支持体1,
1とこの横枠体2により略方形状の枠体bが形成される
ものであって、前記した刳り部2bは、後記する固定手
段3の突出量が少ないときの該固定手段3の一部が埋入
することができるようにしてある。
【0026】なお、前記した止着手段9は、図2および
図6に示すように、受体11と係止体12とにより構成
されるもので、このうち、受体11は、棒状に形成して
その一側に設けたスクリュー部11aを、支持体1に設
けた取付孔10へ螺着し、他側部を首部を有する頭部1
1bを形成してある。
【0027】また、係止体12は、横受体2の端部に穿
設した嵌着孔13に装着される主体12aの一側部に、
受体11の頭部11bへ係合する係止部12bを設け、
他側部の工具掛け12cに係合させたドライバー等の工
具による回転により、前記した頭部11bへの係脱を自
在にさせる。
【0028】この嵌着孔13は、一対の支持体1,1へ
所定間隔に穿設した取付孔10のピッチに合致するよう
に複数個穿設してあるもので、図7に示すように、横枠
体2の上端面2aと嵌着孔13との寸法h1と、下端面
2cと嵌着孔13との寸法h2を違えて設けることで、
後記するように、図2に示すように、上部水平体4(下
部水平体5の場合も同様)と支持体1との間隔L1と、
図5に示すように、上部水平体4(下部水平体5の場合
も同様)と支持体1との間隔L2とのように間隔が異な
ったときの、固定手段3の操作が容易に行なわれるよう
にしてある。
【0029】前記した固定手段3は、横枠体2の上部ま
たは下部の外端部に設けて、その支承面14が天井4面
または床5面に密接し、一対の支持体1,1を天井4と
床5との間に固定させるもので、螺杆15と、この螺杆
15の端部に取り付けた支承体16と構成される。
【0030】螺杆15は、横枠体2の上部および下部の
外端部に穿設した支持孔17へ着脱自在に遊嵌されるお
ねじ杆を用いるもので、このねじ部に座金18を有する
ナット19を螺合してあって、支持孔17への装着時の
その高さ位置を任意に調整し得るように、および、天井
4または床5に支承面14が当接したときの、ねじ部の
螺動による枠体bの緊張量を調整することができる。
【0031】この螺杆15は、支持孔17へ遊嵌状態で
取り付けられるものであるが、必要に応じて支持孔17
に螺杆15へ螺合するめねじ体(図示せず)を取り付け
ることもできる。
【0032】また、前記した支承体16は、螺杆15の
他端部に取り付けてあって、所定の支承面14が得られ
る円板状に形成して、この支承面14は当接面との所定
の摩擦が得られる部材、例えば、ゴムや軟質合成樹脂等
により形成してある。
【0033】あるいは、必要に応じて、図示してない
が、係止突起を付設して天井4や床5等の当接面に食い
込むようにすることで、枠体bの前後または左右方向へ
の妄動を防止することができる。
【0034】この場合、支持体1,1の他側の当接面に
も一定の摩擦作用が得られる部材を添着しておけば、一
層の枠体bの妄動防止が発揮される。
【0035】更に、この固定手段3の取り付けにあって
は、図2および図5に示すように、横枠体2の外端部に
は、両端部に支持孔17,17を設けることにより、こ
の横枠体2の上下位置を変換させて支持体1,1に取り
付けることで、図2に示すように、天井4と支持体1と
の間隔L1に比較的余裕を持って取り付けることができ
たり、あるいは、図5に示すように、天井4と支持体1
との間隔L2にほとんど隙間をなくして取り付けること
ができる。
【0036】これにより、支持体1に設けた取付孔10
のピッチを、例えば30mmとし、下端面2cと嵌着孔
13との寸法h2あるいは刳り部2bの刳り寸法sを1
5mmに形成させれば、支持体1およびこの支持体1へ
の横枠体2の取り付けにあって、天井高さに各現場のバ
ラツキがあっても、15mmピッチの間隔調整が行なえ
て、固定手段3による枠体bの緊締に支障を生じないも
ので、加るに、支持孔17に挿嵌した螺杆15の埋入長
さを可及的に多くして、この螺杆15の横枠体2に対す
る支持力を向上させることができる。
【0037】また、前記した支持孔17は、図8(a)
に示すように、横枠体2の上端面2aと刳り部2b(ま
たは下端面2c)へ二箇所設けたり、図8(b)に示す
ように、多数設けて、これら支持孔17へ固定手段3を
選択的に取り付けたり、あるいは、これら支持孔17の
すべてに取り付けて枠体bの固定を強固としたりするも
のである。
【0038】特に、該支持孔17へ選択的に固定手段3
を取り付ける場合は、図4(b)に示すように支持体
1,1へ横枠体2を複数取り付けたときは、これら横枠
体2の支持孔17に対して固定手段3,3…列が斜めと
なったり交叉する配列に設けることができる。
【0039】なお、この一対の支持体1,1と横枠体2
からなる枠体bによって形成される収容空間部7には、
任意の構造材8が止着手段9により取り付けられるもの
で、この構造材8は、棚板や引き出しにより収納部が形
成されたり、パネルを用いて室内の空間部を仕切る間仕
切りとしたり、更には、ドアを取り付けたりすることが
できるもので、この構造材8の種類や用途については任
意のものが選定し得るものであって、前記した例示のも
のに限定されない。
【0040】更に、前記した止着手段9は、図6に示す
ような、受体11と係止体12とによる構成以外にも、
慣用の釘やビス,,ボルト・ナット,スクリューピン,
ダボ,蝶番・ヒンジ類やL型状のフック等が採用される
ものである。
【0041】前記したように構成される本発明実施例の
室内構造体Aは、例えば、壁面6に取り付ける棚の場合
は、壁6に沿わせて天井高さに見合う長さ寸法(例えば
2400mm)にあらかじめ一対の支持体1,1を成形
させるか現場において切断するかして、壁6に対応する
ように所定間隔で立て、その間へ、図1に示すように上
部か、または図2および図3に示すように下部あるいは
上下部に、横枠体2を止着手段9により取り付けて所定
の方形状の枠体bを形成する。
【0042】このとき、横枠体2は、図4(a)に示す
ように、支持体1の奥行方向の中間部に取り付けて、そ
の平面形状H字形に形成するか、図4(b)に示すよう
にその奥行方向の前側および後側部に取り付けて、平面
形状囗字形に形成するものであって、必要に応じて、図
示してないが、支持体1の奥行方向の前側または後側の
一方に取り付けた平面形状L字形としたり、支持体1の
奥行方向に対して三列に設けてもよい。
【0043】更に、この横枠体2に掛かる垂直荷重に対
する強度の向上には、図4に示すように、該横枠体2の
下縁部が当接するように、平板状の構造材8を支持体
1,1取り付けることにより、垂直荷重をこの構造材8
に受けさせることで止着手段9を介して発揮される。
【0044】次に、この枠体bにおける横枠体2に設け
た固定手段3により、例えば、横枠体2を支持体1の上
部に設けたときは、図1,図2および図5に示すよう
に、その支承体16の支承面14を天井4の下面に当
て、一対の支持体1,1の下端部を床5に当接させた状
態において、固定手段3における螺杆15に螺合させた
ナット19を回すと、一対の支持体1,1は螺杆15の
慎重により天井4と床5との間において緊張され、枠体
bは挟持されて前後左右に傾倒しない。
【0045】ナット19の螺動は、あらかじめ、支承体
16を天井4面に当てて螺杆15のナット19を手で回
してある一定の仮り締め込みまで行なえば、緊締操作が
比較的簡単で短時間で行なえる。
【0046】また、軸杆15の螺動をその移動量が少な
くてすむので、高所でのしにくい緊締作業であっても余
り労働負担も与えずしかも作業者は一人で行なえる。
【0047】なお、固定手段3は、図3に示すように、
支持体1の下部に設けて、その支承面14を床5に当接
させることもできるもので、その作用効果は前記した上
部取り付けと何ら変わらない。
【0048】更に、地震等の横ゆれに対する不慮の振動
が生じても、構造体Aは、支持体1の上端部は天井4面
に当接または近接しており、支持体1の下端面は床5に
密接した状態であるため、傾倒しようとする力は天井4
面がこれを抑制して、天井が破損しない限り装置Aの転
倒は起こらない。
【0049】この支持体1を天井4と床5との間に隙間
なく取り付けることにより一層効果が得られるもので、
支持体1と横枠体2との取り付けによって固定手段3の
取り付け位置に不都合を生ずるときは、横枠体2の外端
部に設けた刳り部2aを天井4側に向けて、その支持孔
17へ固定手段3の螺杆15を挿嵌することで、天井4
面と固定手段3の支承面14との希望する取付間隔の関
係が得られる。
【0050】特に、この装置Aは、天井4高さがまちま
ちの取り付け現場であっても、支持体1を所定寸法に切
断することで該支持体1の汎用性が得られ、また、天井
4の隅部に突起物があっても、図4(a)において仮想
線で示すように、これに干渉しない切除部20を設ける
ことで、任意の位置において設置が可能となり、支持体
1,1と横枠体2との結合により装置Aの強度の低下は
来さない。
【0051】更に、支持体1,1と横枠体2との結合
は、縦方向の一定の巾を有する横枠体2の小口による面
接触で行なわれるので、支持体1の前後・左右方向およ
び上下方向への大きな強度が得られるものであって、支
持体1の高さによって該横枠体2を一定量を間隔的に設
けることで耐力壁の作用を発揮するものであり、住宅用
や産業等の建築物の壁兼収納部が形成される。
【0052】また、支持体1,1の間にその奥行方向
へ、略全面に当接する構造材8を取り付けることで、個
々の支持体1,1のひねれや撓みにも耐え得る。
【0053】特に、この装置Aにおいて、枠体bの形成
にあっては、図6に示すような、受体11と係止体12
とからなる止着手段9を採用することにより、例えば、
支持体1,1の後側を壁6に密接させて立設させた状態
であっても、横枠体2を一対の支持体1,1の間を前後
方向へスライドさせて(横枠体2の取り付けのための余
分な間隔が不必要。)取り付けることができるので、装
置Aの取付場所に限定されることなくあらゆる建物にお
いて用いることができる。
【0054】
【発明の効果】前述のように構成される本発明は、一対
の支持体を立設させ、その間に横枠体を取り付け、この
横枠体に設けた固定手段の緊張により、部屋における壁
面や壁内、あるいは、部屋の中間適所において間仕切り
が簡単かつ強固に据え付けられて、部屋のスペースを有
効利用することができると共に、不必要のときは簡単に
撤去することができる構造体が得られる。
【0055】上部水平体(床)から下部水平体(天井)
までの空間がすべてが有効利用できるので、物品の収納
量が向上すると共に、部屋内において構造体が突出する
ことがないので、これによって違和感を与えることがな
く、他の調度品との調和が良好となる。
【0056】特に、高さ方向に対して希望寸法が得られ
るので、現場における取付高さが変更、あるいは突起物
があっても、切断や刳り等の現場加工で取り付けが可能
となり、汎用性が得られる。等の特有な効果を奏するも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関する構造体の取付状態の一実施例を
示す斜視図である。
【図2】図1における一部を拡大して示す縦断正面図で
ある。
【図3】図1における他の変形例を示す縦断正面図であ
る。
【図4】図1における横枠体の取付例を示す斜視図であ
る。
【図5】図1における枠体の他の取付例を示す要部の断
面図である。
【図6】図1における止着手段を示す拡大断面図であ
る。
【図7】図1における横枠体の他の例を示す正面図であ
る。
【図8】図1における横枠体の更に他の例を示す正面図
である。
【図9】従来の構造体の設置状態を概略的に示す斜視図
である。
【符号の説明】
1 支持体 2 横枠体 2b 刳り部 3 固定手段 4 上部水平体 5 下部水平体 8 構成材 9 止着手段 10 取付孔 14 支承面 17 支持孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部水平体と下部水平体へその上下端部
    の少なくとも一方が当接して所定間隔で立設する一対の
    支持体と、この一対の支持体の間へ止着手段により取り
    付けられる横枠体と、この横枠体の外端部に設けてその
    支承面が上部水平体面または下部水平体面に密接し、前
    記一対の支持体を上部水平体と下部水平体との間に固定
    する固定手段とを備えさせたことを特徴とする屋内構造
    体。
  2. 【請求項2】 上部水平体と下部水平体とへその上下端
    部の少なくとも一方が当接して所定間隔で立設する一対
    の支持体と、この一対の支持体の間へ止着手段により取
    り付けられる横枠体と、この横枠体の外端部に設けてそ
    の支承面が上部水平体面または下部水平体面に密接し、
    前記一対の支持体を上部水平体と下部水平体との間に固
    定する固定手段とからなり、前記一対の支持体は、その
    側面の長さ方向に多数の構成材の取付孔を穿設してある
    ことを特徴とする屋内構造体。
  3. 【請求項3】 上部水平体と下部水平体とへその上下端
    部の少なくとも一方が当接して所定間隔で立設する一対
    の支持体と、この一対の支持体の間へ止着手段により取
    り付けられる横枠体と、この横枠体の外端部に設けてそ
    の支承面が上部水平体面または下部水平体面に密接し、
    前記一対の支持体を上部水平体と下部水平体との間に固
    定する固定手段とからなり、前記止着手段は、一対の支
    持体へ所定間隔に穿設した取付孔と横枠体の端部に複数
    個穿設して前記取付孔のピッチに合致する嵌着孔とに係
    合し、この嵌着孔は、横枠体の上端面と下端面とからの
    寸法を違えて穿設したことを特徴とする屋内構造体。
  4. 【請求項4】 上部水平体と下部水平体とへ、一対の支
    持体を所定間隔で立て、その上下端部の少なくとも一方
    を、上部水平体または下部水平体に当接させて、この一
    対の支持体の間へ取り付けられた横枠体の固定手段によ
    り、その支承面を上部水平体面または下部水平体面に密
    接せて緊張させ、これら一対の支持体を上部水平体と下
    部水平体との間に固定させたことを特徴とする屋内構造
    体の製造方法。
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JP (1) JPH08214967A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009097143A (ja) * 2007-10-12 2009-05-07 Misawa Homes Co Ltd 収納棚

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JP2009097143A (ja) * 2007-10-12 2009-05-07 Misawa Homes Co Ltd 収納棚

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