JPH08214486A - 小型直流モータ - Google Patents

小型直流モータ

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Publication number
JPH08214486A
JPH08214486A JP7035955A JP3595595A JPH08214486A JP H08214486 A JPH08214486 A JP H08214486A JP 7035955 A JP7035955 A JP 7035955A JP 3595595 A JP3595595 A JP 3595595A JP H08214486 A JPH08214486 A JP H08214486A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sections
shield plate
motor
motor case
locking
Prior art date
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Pending
Application number
JP7035955A
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English (en)
Inventor
Eikou Chin
永煌 陳
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Tokyo Parts Ind Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Parts Ind Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Parts Ind Co Ltd filed Critical Tokyo Parts Ind Co Ltd
Priority to JP7035955A priority Critical patent/JPH08214486A/ja
Publication of JPH08214486A publication Critical patent/JPH08214486A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シールド板を簡単な構成で確実に固定し、し
かも、その固定位置が安定化された小型直流モータを提
供する。 【構成】 開口部を有する有底円筒状のモータケース1
と、このモータケース1の前記開口部に嵌着されたブラ
シベース2と、前記モータケース1の外周に配されたシ
ールド板9とを有する小型直流モータにおいて、前記ブ
ラシベース2は、前記モータケース1の外方に延設させ
た延設部(31,34,37)と、この延設部(31,
34,37)に立設された立設部(32,35,38)
と、この立設部(32,35,38)から前記モータケ
ース1内方に向かって突出させた係止部(33,36,
39)とを有し、前記シールド板9は、前記係止部(3
3,36,39)に対応した係止穴40を有し、この係
止穴40と前記係止部(33,36,39)とを係合さ
せることにより前記シールド板9を固定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータケースの外周に
磁気ノイズの漏洩を防止するシールド板を嵌着した小型
直流モータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、モータケースの外周に磁気ノ
イズの漏洩を防止するシールド板を嵌着した小型直流モ
ータが知られている。図5は、従来から用いられている
小型直流モータについて示したものである。図5におい
て、20は小型直流モータであり、この小型直流モータ
20は、一端に開口部を有し有底円筒状に形成されたモ
ータケース21と、このモータケース21の開口部に嵌
着された樹脂製のブラシベース22とを有するものであ
り、尚且つ、モータケース21及びブラシベース22で
モータハウジングを構成している。なお、図中23は、
小型直流モータ20の、例えば、回転速度などを制御す
るための電子回路が搭載されたプリント基板である。ま
た、図中24は、小型直流モータ20の磁気ノイズの漏
洩を防止するためのシールド板であり、このシールド板
24はモータケース21の外径よりも小さくなるように
巻装されている。そして、上記のように構成されたシー
ルド板24をモータケース21の外周に嵌着すること
で、小型直流モータ20の磁気ノイズ漏洩防止が計られ
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、モータケース21の外径より小さく構
成されたシールド板24がモータケース21の外周に嵌
着された場合には、シールド板24は元の径に復帰しよ
うとして働く単なる復元力だけでモータケース21の外
周に固定された状態を維持しているものである。したが
って、シールド板24を巻装した際の径のばらつきによ
って、シールド板24の径がモータケース21外径より
も大きくなってしまった場合には、シールド板24がモ
ータケース21から脱落してしまうという問題があっ
た。
【0004】そこで、本発明は、上記のような問題を解
決して、シールド板を簡単な構成で確実に固定し、しか
も、その固定位置が安定化された小型直流モータを提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の小型直流モータ
は、開口部を有する有底円筒状のモータケースと、この
モータケースの前記開口部に嵌着されたブラシベース
と、前記モータケースの外周に配されたシールド板とを
有する小型直流モータにおいて、前記ブラシベースは、
前記モータケースの外方に延設させた延設部と、この延
設部に立設された立設部と、この立設部から前記モータ
ケース内方に向かって突出させた係止部とを有し、前記
シールド板は、前記係止部に対応した係止穴を有し、こ
の係止穴と前記係止部とを係合させることにより前記シ
ールド板を固定したものである。また、前記係止部は、
水平もしくは前記モータケース内方に向かって傾斜させ
た第1の面と、前記モータケース内方に向かって傾斜さ
せた第2の面とをそれぞれ軸方向に配するとともに、シ
ールド板取り付け時には前記第2の面によって外方へ移
動し、シールド板取り付け後は前記第1の面によって前
記シールド板の抜け方向の動作を規制するようにしたも
のである。また、前記立設部もしくはその近傍に凹部を
設けるとよい。
【0006】
【作用】ブラシベースには、モータケースの外方に延設
させた延設部と、この延設部に立設された立設部と、こ
の立設部からモータケース内方に向かって突出させた係
止部とを設け、シールド板には、係止部に対応した係止
穴を設け、シールド板の取り付け時には、この係止穴と
係止部とを係合させることにより確実に固定する。
【0007】
【第1の実施例】図1は、本発明の第1の実施例におけ
る小型直流モータの構成を示す部分断面図である。ま
た、図2は、図1におけるシールド板の固定状態を示す
要部断面図である。図1において、1は一端に開口部を
有し有底円筒状に形成されたモータケースであり、この
モータケース1の開口部には樹脂製のブラシベース2が
嵌着されており、このモータケース1及びブラシベース
2でモータMのハウジングを構成している。このモータ
ハウジングに軸受3を介して軸4が回転自在に支承され
ており、この軸4には珪素鋼板等の薄板を複数枚積層す
ることによって形成されたコア5が固定されている。6
はコア5に巻線を複数回巻回することよって形成された
コイルである。一方、モータケース1の内周には環状の
マグネット7が設けられており、このマグネット7はコ
ア5に空隙を介して配置されている。また、モータケー
ス1の外周にはシールド板8が配されている。また、図
中、軸4の下方にはコンミテータ9が挿着されており、
このコンミテータ9には弾性を有するブラシ10の開放
端部が摺接するように配置されている。さらに、このブ
ラシ10の基端部はブラシベース2に固定されている。
なお、図中11は、上記のように構成された小型直流モ
ータの、例えば、回転速度などを制御するための電子回
路が搭載されたプリント基板である。
【0008】ここで、ブラシベース2の一部にはモータ
ケース1の外方にシールド板固定部3が形成されてい
る。このシールド板固定部3は、図2に示すような構成
となっている。図2において、シールド板固定部3は、
ブラシベース2の一部をモータケース1の外方に延設さ
せた延設部31と、この延設部31からモータケース1
並びにシールド板9と略平行に、シールド板9と若干の
隙間を有して立設された立設部32と、この立設部32
の開放端側からモータケース1の内方に向かって突出さ
せた係止部33とからなるものである。この係止部33
は、同図から分かるように、軸4方向において、第1の
面として下方には水平面33aと、第2の面として上方
にはモータケース1内方に向かって傾斜するような傾斜
面33bとを有する。上記のような構成からなるシール
ド板固定部3は、ブラシベース2と共に樹脂成形された
ものであるが、立設部32に若干の弾性をもたせるため
に、少なくともシールド板固定部3は樹脂で形成してお
くことが望ましい。また、水平面33aについては、水
平状とする他にモータケース1内方に向かって傾斜する
ように配することも可能である。一方、シールド板9に
は係止部33に対応した係止穴40が穿設されている。
【0009】このような構成から、シールド板9を取り
付ける場合には、シールド板9をモータケース1の外周
に沿わせて嵌め込んでいくと、シールド板9の端部が係
止部33の傾斜面33bに当接する。そのまま押し込む
と、係止部33は傾斜面33bによって容易に外方へ逃
げ、シールド板9の外周面を摺動する。そして、シール
ド板9の係止穴40が係止部33のところまでくると、
立設部32の復元力により、係止部33と係止穴40と
が係合し、シールド板が固定されることになる。また、
何らかの衝撃によりシールド板9がモータMから外れよ
うとしてその抜け方向へ移動したとしても、係止穴40
の内周面が水平面(もしくは傾斜面)33aに当接して
その動作が規制されるため、モータケース1から外れる
ことはない。
【0010】
【第2の実施例】図3は、本発明の第2の実施例におけ
る小型直流モータの構成を示す部分断面図である。モー
タMの構成については図1と同様であるため、その説明
は省略するものとし、図3において、シールド板固定部
3は、図2と同様に延設部34及び立設部35を有し、
シールド板9に穿設された係止穴40と同位置になるよ
うにしてモータケース1にも穴41を設け、この穴41
まで係止部36を臨ませるように構成したものである。
このように構成すれば、さらに確実にシールド板をモー
タケース1に固定することができる。
【0011】
【第3の実施例】図4は、本発明の第3の実施例におけ
る小型直流モータの構成を示す部分断面図である。図4
においては、シールド板固定部3は、延設部37及び係
止部39が図2と同様であり、それに、凹部38aが形
成された立設部38を有するものである。この凹部38
aは、立設部38だけでなく延設部37に連ねて形成し
てもよい。図中、2aはシールド板固定部3の成形の際
に生じる金型孔である。このように構成すれば、凹部3
8aにより立設部38をより弾発的に構成することがで
きるため、シールド板9の取り付け時に無理に押し込む
ことなくスムーズに嵌め込むことができ、シールド板固
定部3の欠け等の損傷を防止できる。なお、凹部38a
は、本実施例に限らず、立設部38をより弾発的に構成
するものであれば、その近傍に設けてもよく、その形
状、配置については特に問わない。また、上記の各実施
例は適宜組み合わせて実施可能である。
【0012】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、ブラ
シベースには、モータケースの外方に延設させた延設部
と、この延設部に立設された立設部と、この立設部から
モータケース内方に向かって突出させた係止部とを設
け、シールド板には、係止部に対応した係止穴を設け、
この係止穴と係止部とを係合させることによりシールド
板を固定したことにより、シールド板を簡単な構成で固
定することができる。しかも、その固定位置が安定する
ので、シールド板の固定を確実に行うことができる。ま
た、係止部には、水平もしくはモータケース内方に向か
って傾斜させた第1の面と、モータケース内方に向かっ
て傾斜させた第2の面とをそれぞれ軸方向に配するとと
もに、シールド板取り付け時には第2の面によって外方
へ移動し、シールド板取り付け後は第1の面によってシ
ールド板の抜け方向の動作を規制するので、シールド板
の固定を容易に行えるとともに衝撃等による脱落を防止
できる。また、立設部もしくはその近傍に凹部を設けた
ことにより、立設部をより弾発的に構成することができ
るので、シールド板の取り付け時に無理に押し込むこと
なくスムーズな嵌め込みが可能となり、シールド板固定
部の欠け等の損傷を防止できる。
【0013】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例としての小型直流モータ
の構成を示す部分断面図である。
【図2】図1におけるシールド板の固定状態を示す要部
断面図である。
【図3】本発明の第2の実施例としてのシールド板の固
定状態を示す要部断面図である。
【図4】本発明の第3の実施例としてのシールド板の固
定状態を示す要部断面図である。
【図5】従来の小型直流モータの一例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
M,20‥‥モータ 1,21‥‥モータケース 2,22‥‥ブラシベース 9,24‥‥シールド板 31,34,37‥‥延設部 32,35,38‥‥立設部 33,36,39‥‥係止部 40‥‥係止穴

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部を有する有底円筒状のモータケー
    スと、このモータケースの前記開口部に嵌着されたブラ
    シベースと、前記モータケースの外周に配されたシール
    ド板とを有する小型直流モータにおいて、 前記ブラシベースは、前記モータケースの外方に延設さ
    せた延設部と、この延設部に立設された立設部と、この
    立設部から前記モータケース内方に向かって突出させた
    係止部とを有し、 前記シールド板は、前記係止部に対応した係止穴を有
    し、 この係止穴と前記係止部とを係合させることにより前記
    シールド板を固定したことを特徴とする小型直流モー
    タ。
  2. 【請求項2】 前記係止部は、水平もしくは前記モータ
    ケース内方に向かって傾斜させた第1の面と、前記モー
    タケース内方に向かって傾斜させた第2の面とをそれぞ
    れ軸方向に配するとともに、シールド板取り付け時には
    前記第2の面によって外方へ移動し、シールド板取り付
    け後は前記第1の面によって前記シールド板の抜け方向
    の動作を規制する請求項1記載の小型直流モータ。
  3. 【請求項3】 前記立設部もしくはその近傍に凹部を設
    けた請求項1又は2記載の小型直流モータ。
JP7035955A 1995-02-01 1995-02-01 小型直流モータ Pending JPH08214486A (ja)

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JP7035955A JPH08214486A (ja) 1995-02-01 1995-02-01 小型直流モータ

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ID=12456407

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JP7035955A Pending JPH08214486A (ja) 1995-02-01 1995-02-01 小型直流モータ

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JP (1) JPH08214486A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007078430A (ja) * 2005-09-12 2007-03-29 Sayama Precision Ind Co 磁気式エンコーダ付きモータ
JP2012191753A (ja) * 2011-03-10 2012-10-04 Canon Electronics Inc 電磁回転機及びその製造方法並びに電磁回転機の製造装置
KR20140001918A (ko) * 2010-11-26 2014-01-07 로베르트 보쉬 게엠베하 브러시 정류식 전기 모터용 차폐 장치 및 전기 모터를 포함하는 위치 설정 부재
KR20230084388A (ko) * 2021-12-03 2023-06-13 계양전기 주식회사 플럭스링을 포함하는 모터

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JP2012191753A (ja) * 2011-03-10 2012-10-04 Canon Electronics Inc 電磁回転機及びその製造方法並びに電磁回転機の製造装置
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