JPH0821443B2 - 電気コネクタ - Google Patents
電気コネクタInfo
- Publication number
- JPH0821443B2 JPH0821443B2 JP4113100A JP11310092A JPH0821443B2 JP H0821443 B2 JPH0821443 B2 JP H0821443B2 JP 4113100 A JP4113100 A JP 4113100A JP 11310092 A JP11310092 A JP 11310092A JP H0821443 B2 JPH0821443 B2 JP H0821443B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- housing
- clamshell
- mating end
- latch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/40—Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
- H01R13/42—Securing in a demountable manner
- H01R13/422—Securing in resilient one-piece base or case, e.g. by friction; One-piece base or case formed with resilient locking means
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/62—Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は電気コネクタに関し、具
体的にはハウジング内に３つ以上のはめ合い可能な端子
を有する切離し可能な電気コネクタに関する。
体的にはハウジング内に３つ以上のはめ合い可能な端子
を有する切離し可能な電気コネクタに関する。
【０００２】
【従来の技術】電気コネクタは、より小形化された電子
コネクタとは対照的に、１つ以上のはめ合い可能なめす
形端子を有する絶縁ハウジング内に取り付けられためす
形接触端子とはめ合い可能な大きめのブレード接触子を
有している。このようなコネクタは、家電製品、自動
車、コンピュータなど、装置を主電源に接続する種々の
産業を含む非常に幅広い応用分野や環境で使用される。
コネクタとは対照的に、１つ以上のはめ合い可能なめす
形端子を有する絶縁ハウジング内に取り付けられためす
形接触端子とはめ合い可能な大きめのブレード接触子を
有している。このようなコネクタは、家電製品、自動
車、コンピュータなど、装置を主電源に接続する種々の
産業を含む非常に幅広い応用分野や環境で使用される。
【０００３】費用効果と信頼性という２つのパラメータ
は、しばしば競合する性質のものであるが、非常に費用
効果が良く、しかも極めて信頼性が高いという特徴を持
つ電気コネクタを設計したいという願望は果てしないよ
うである。つまり、コストに制限が無ければ、非常に信
頼性が高く、接続と切断の繰返しに無限に耐えられる電
気コネクタを設計することは困難ではない。逆に、安価
な電気コネクタは容易に設計することができるが、その
信頼性に関してはあまり多くを望めない。こうしたコネ
クタのコストは、製造および、または組立要件を考慮に
入れることが多い。例えば、信頼性の高いコネクタは、
頑丈な剛性コンポーネントを多数用いて設計することが
できるが、そうした多数のコンポーネントから成るコネ
クタの製造は費用がかかる。実公昭５７−３３５８４号
公報に開示された電気コネクタもこの種の電気コネクタ
であるが、ハウジングの構造が複雑で、ハウジングの成
形が難しく、費用効果を高めようという要求に応えられ
ないものであった。また、この電気コネクタは端子が２
つに制限され、３つ以上の端子を備えた電気コネクタと
することができないものであった。
は、しばしば競合する性質のものであるが、非常に費用
効果が良く、しかも極めて信頼性が高いという特徴を持
つ電気コネクタを設計したいという願望は果てしないよ
うである。つまり、コストに制限が無ければ、非常に信
頼性が高く、接続と切断の繰返しに無限に耐えられる電
気コネクタを設計することは困難ではない。逆に、安価
な電気コネクタは容易に設計することができるが、その
信頼性に関してはあまり多くを望めない。こうしたコネ
クタのコストは、製造および、または組立要件を考慮に
入れることが多い。例えば、信頼性の高いコネクタは、
頑丈な剛性コンポーネントを多数用いて設計することが
できるが、そうした多数のコンポーネントから成るコネ
クタの製造は費用がかかる。実公昭５７−３３５８４号
公報に開示された電気コネクタもこの種の電気コネクタ
であるが、ハウジングの構造が複雑で、ハウジングの成
形が難しく、費用効果を高めようという要求に応えられ
ないものであった。また、この電気コネクタは端子が２
つに制限され、３つ以上の端子を備えた電気コネクタと
することができないものであった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、これらのジ
レンマを解決し、非常に単純で製造しやすく、端子をコ
ネクタのハウジングに容易に組み立てることができ、最
小限の部品を採用し、非常に信頼性が高くしっかりした
コネクタ構造を持つ電気コネクタを提供しようとするも
のである。また本発明は、ハウジングの構造を可及的に
簡単な構造とし、かつ、３つ以上の端子を備えることが
できる構造の電気コネクタを提供しようとするものであ
る。
レンマを解決し、非常に単純で製造しやすく、端子をコ
ネクタのハウジングに容易に組み立てることができ、最
小限の部品を採用し、非常に信頼性が高くしっかりした
コネクタ構造を持つ電気コネクタを提供しようとするも
のである。また本発明は、ハウジングの構造を可及的に
簡単な構造とし、かつ、３つ以上の端子を備えることが
できる構造の電気コネクタを提供しようとするものであ
る。
【０００５】したがって、本発明の目的は、新しく改良
した、信頼性と費用効果の高い、上述の特徴を持つ電気
コネクタを提供することである。
した、信頼性と費用効果の高い、上述の特徴を持つ電気
コネクタを提供することである。
【０００６】
【課題を解決する為の手段】本発明は、前方はめ合い端
部と後方はめ合い端部を有する絶縁ハウジングを含む。
前方はめ合い端部と後方はめ合い端部は一直線上に並ん
でいる。前方はめ合い端部には、少なくとも３つの端子
受容空洞を設ける。適切な相手コネクタがハウシングの
前方はめ合い端部に連結されたときに相手コネクタの端
子に接続されるように、各端子受容空洞に端子を受容す
る。この端子は、ハウジングの後方はめ合い端部から突
き出る電源ケーブルを成端する。ハウジングの後方はめ
合い端部は、端子を端子受容空洞に容易に挿入すること
ができる開放状態と、挿入した端子をしっかりと収容す
る閉鎖状態との間の運動ができるように、ハウジングの
前方はめ合い端部に可動的に取り付けた１対のクラムシ
ェル部材で構成する。そして本発明では、クラムシェル
部材が、閉鎖状態に固定するための相亙に係合するラッ
チ手段を含んでおり、また、閉鎖状態の時に端子間を分
離するための仕切り壁を含んでいる。更に端子には前方
ショルダと後方ショルダが形成され、前記クラムシェル
部材を閉鎖状態にした時、前方ショルダが前記端子受容
空洞のショルダに掛庄し、後方ショルダにクラムシェル
部材のショルダが掛止して、端子の前後方向の移動が防
止されている。
部と後方はめ合い端部を有する絶縁ハウジングを含む。
前方はめ合い端部と後方はめ合い端部は一直線上に並ん
でいる。前方はめ合い端部には、少なくとも３つの端子
受容空洞を設ける。適切な相手コネクタがハウシングの
前方はめ合い端部に連結されたときに相手コネクタの端
子に接続されるように、各端子受容空洞に端子を受容す
る。この端子は、ハウジングの後方はめ合い端部から突
き出る電源ケーブルを成端する。ハウジングの後方はめ
合い端部は、端子を端子受容空洞に容易に挿入すること
ができる開放状態と、挿入した端子をしっかりと収容す
る閉鎖状態との間の運動ができるように、ハウジングの
前方はめ合い端部に可動的に取り付けた１対のクラムシ
ェル部材で構成する。そして本発明では、クラムシェル
部材が、閉鎖状態に固定するための相亙に係合するラッ
チ手段を含んでおり、また、閉鎖状態の時に端子間を分
離するための仕切り壁を含んでいる。更に端子には前方
ショルダと後方ショルダが形成され、前記クラムシェル
部材を閉鎖状態にした時、前方ショルダが前記端子受容
空洞のショルダに掛庄し、後方ショルダにクラムシェル
部材のショルダが掛止して、端子の前後方向の移動が防
止されている。
【０００７】前記クラムシェル部材のラッチ手段は、一
方のクラムシェル部材の両側に設けたラッチアームと、
他方のクラムシェル部材の両側の、前記ラッチアームと
対向する位置に形成した凹み縁部とで構成したラッチ手
段、および、一方のクラムシェル部材に設けた複数のフ
ック形のラッチアームと、他方のクラムシェル部材の、
前記フック形のラッチアームと対向する位置に形成した
複数のラッチ穴とで構成したラッチ手段とし、フック形
のラッチアームとラッチ穴のラッチ手段は複数の端子の
間の仕切り壁に隣接して設けるのが望ましい。
方のクラムシェル部材の両側に設けたラッチアームと、
他方のクラムシェル部材の両側の、前記ラッチアームと
対向する位置に形成した凹み縁部とで構成したラッチ手
段、および、一方のクラムシェル部材に設けた複数のフ
ック形のラッチアームと、他方のクラムシェル部材の、
前記フック形のラッチアームと対向する位置に形成した
複数のラッチ穴とで構成したラッチ手段とし、フック形
のラッチアームとラッチ穴のラッチ手段は複数の端子の
間の仕切り壁に隣接して設けるのが望ましい。
【０００８】また、クラムシェル部材は、ハウジングの
端子受容空洞の後方にリビングヒンジ（ｌｉｖｉｎｇ
ｈｉｎｇｅ）を介して可動的に取り付けるのが望まし
い。
端子受容空洞の後方にリビングヒンジ（ｌｉｖｉｎｇ
ｈｉｎｇｅ）を介して可動的に取り付けるのが望まし
い。
【０００９】
【実施例】図面を詳細に参照しながら説明する。まず図
１は、一般に数字１０で示す電気コネクタが組立のため
に完全に口を開いた状態を示している。電気コネクタ１
０は、一般に数字１２で示すワンピース形の単体成形さ
れたハウジングと、ハウジング１２に自由組立される、
一般に１４で示す１つ以上の端子とを含む。図面に示す
電気コネクタ１０は、４個の端子１４を受容および収容
するように設計されているが、電気コネクタは３つ以上
の適正な個数の端子１４を幾つでも収容できることが理
解されるはずである。図１では、図の混雑を避けるため
に端子１４を１個しか表示していない。各端子１４は、
板金材から打ち抜き成形加工したワンピース部品であ
り、電源ケーブル１８の導線を端子１４に成端するため
のクリンプ部１６を有する。端子１４はめす形端子とし
て形成され、適切な相手コネクタ（図示せず）が電気コ
ネクタ１０に接続されたときに、相手コネクタの接触ブ
レード形端子が差し込まれるジョー（あご）となる２対
の対置する接触アーム２０を有する。各端子１４はま
た、端子１４の両側に後方（つまり差込み方向とは逆の
方向）を向いた１対の後方ショルダ２２を有するように
形成する。
１は、一般に数字１０で示す電気コネクタが組立のため
に完全に口を開いた状態を示している。電気コネクタ１
０は、一般に数字１２で示すワンピース形の単体成形さ
れたハウジングと、ハウジング１２に自由組立される、
一般に１４で示す１つ以上の端子とを含む。図面に示す
電気コネクタ１０は、４個の端子１４を受容および収容
するように設計されているが、電気コネクタは３つ以上
の適正な個数の端子１４を幾つでも収容できることが理
解されるはずである。図１では、図の混雑を避けるため
に端子１４を１個しか表示していない。各端子１４は、
板金材から打ち抜き成形加工したワンピース部品であ
り、電源ケーブル１８の導線を端子１４に成端するため
のクリンプ部１６を有する。端子１４はめす形端子とし
て形成され、適切な相手コネクタ（図示せず）が電気コ
ネクタ１０に接続されたときに、相手コネクタの接触ブ
レード形端子が差し込まれるジョー（あご）となる２対
の対置する接触アーム２０を有する。各端子１４はま
た、端子１４の両側に後方（つまり差込み方向とは逆の
方向）を向いた１対の後方ショルダ２２を有するように
形成する。
【００１０】図１と共に図３を参照すると、単体成形ハ
ウジング１２は、一般に２４で示す前方はめ合い端部
と、一般に２６で示す後方はめ合い端部とを一直線上に
有する。電源ケーブル１８が、後方はめ合い端部２６か
ら外に向かって突き出ているのが見える。ハウジング１
２はまた、電気コネクタ１０を適切な相手コネクタ（図
示せず）に解除可能に固定する１対の端部ロックアーム
２８をも有する。図１および図３と共に図２および図４
を参照すると、ハウジング１２の前方はめ合い端部２４
は、端子受容空洞３２を構成する複数のサイロ３０を有
する。端子受容空洞３２は３４で示すように開放端にな
っており、適切な相手コネクタのブレード端子をそこに
差し込み、それによってブレード端子を端子１４の接触
アーム２０で構成されるジョーに差し込むことができ
る。各端子受容空洞３２は、端子１４の１対の前方ショ
ルダ４０（図１）が接するショルダ３８を構成する後部
拡大部３６を有する。
ウジング１２は、一般に２４で示す前方はめ合い端部
と、一般に２６で示す後方はめ合い端部とを一直線上に
有する。電源ケーブル１８が、後方はめ合い端部２６か
ら外に向かって突き出ているのが見える。ハウジング１
２はまた、電気コネクタ１０を適切な相手コネクタ（図
示せず）に解除可能に固定する１対の端部ロックアーム
２８をも有する。図１および図３と共に図２および図４
を参照すると、ハウジング１２の前方はめ合い端部２４
は、端子受容空洞３２を構成する複数のサイロ３０を有
する。端子受容空洞３２は３４で示すように開放端にな
っており、適切な相手コネクタのブレード端子をそこに
差し込み、それによってブレード端子を端子１４の接触
アーム２０で構成されるジョーに差し込むことができ
る。各端子受容空洞３２は、端子１４の１対の前方ショ
ルダ４０（図１）が接するショルダ３８を構成する後部
拡大部３６を有する。
【００１１】ハウジング１２の後方はめ合い端部２６は
実質的に完全に、１対のクラムシェル部材４２ａおよび
４２ｂによって構成する。クラムシェル部材４２ａ、４
２ｂはハウジング１２の前方はめ合い端部２４の後方に
可動的に取り付けられ、端子１４を端子受容空洞３２に
自由に差し込むことができる開放状態（図１および図
２）と、差し込んだ端子１４をしっかりと収容する閉鎖
状態（図３および図４）との間で動かすことができる。
図面に示す好適実施例では、ハウジング１２を誘電材料
から単体成形し、クラムシェル部材４２ａ、４２ｂを、
図２でもっともよく分かるように、リビングヒンジ部４
４によってハウジング１２の前方はめ合い端部２４に可
動的に取り付ける。図２はまだ、クラムシェル部材４２
ａおよび４２ｂが開放状態のときに、端子１４を矢印Ａ
で示すように端子受容空洞３２に差し込むために全く障
害物の無い領域を提供することを最もよく示す。つま
り、先行技術におけるこのタイプのコネクタとは異な
り、端子１４の差込み経路内またはそれに沿って、端子
１４の組立の完全な自由を妨げるおそれのある仕切りや
壁などが全く無い。
実質的に完全に、１対のクラムシェル部材４２ａおよび
４２ｂによって構成する。クラムシェル部材４２ａ、４
２ｂはハウジング１２の前方はめ合い端部２４の後方に
可動的に取り付けられ、端子１４を端子受容空洞３２に
自由に差し込むことができる開放状態（図１および図
２）と、差し込んだ端子１４をしっかりと収容する閉鎖
状態（図３および図４）との間で動かすことができる。
図面に示す好適実施例では、ハウジング１２を誘電材料
から単体成形し、クラムシェル部材４２ａ、４２ｂを、
図２でもっともよく分かるように、リビングヒンジ部４
４によってハウジング１２の前方はめ合い端部２４に可
動的に取り付ける。図２はまだ、クラムシェル部材４２
ａおよび４２ｂが開放状態のときに、端子１４を矢印Ａ
で示すように端子受容空洞３２に差し込むために全く障
害物の無い領域を提供することを最もよく示す。つま
り、先行技術におけるこのタイプのコネクタとは異な
り、端子１４の差込み経路内またはそれに沿って、端子
１４の組立の完全な自由を妨げるおそれのある仕切りや
壁などが全く無い。
【００１２】端子１４の挿入が終った後、クラムシェル
部材４２ａおよび４２ｂを相互に鎖線矢印Ｂの方向に移
動させて、挿入した端子１４を収容する閉鎖状態にす
る。図１は、各クラムシェル部材４２ａ、４２ｂが、電
源ケーブル１８を受容する半円状の凹み４６を有するこ
とを示す。
部材４２ａおよび４２ｂを相互に鎖線矢印Ｂの方向に移
動させて、挿入した端子１４を収容する閉鎖状態にす
る。図１は、各クラムシェル部材４２ａ、４２ｂが、電
源ケーブル１８を受容する半円状の凹み４６を有するこ
とを示す。
【００１３】本発明では、クラムシェル部材４２ａ、４
２ｂが閉鎖状態のときに、端子１４を端子受容空洞３２
内に保持するために、端子１４とクラムシェル部材４２
ａおよび４２ｂとの間に相互に係合する手段を装備す
る。より具体的には、図２および図４から分かるよう
に、クラムシェル部材４２ａ、４２ｂが図４のように閉
鎖状態のときに、各端子１４の両側の後方ショルダ２２
の１つを係合する内部表面またはショルダ４８を、各ク
ラムシェル部材４２ａおよび４２ｂに設ける。したがっ
て、端子１４は、端子１４の前方ショルダ４０と端子受
容空洞３２内部のショルダ３８との相互係合、および端
子１４の後方ショルダ２２とクラムシェル部材４２ａ、
４２ｂの内部表面またはショルダ４８との相互係合によ
って、ハウジング１２内部にしっかりと固定される。
２ｂが閉鎖状態のときに、端子１４を端子受容空洞３２
内に保持するために、端子１４とクラムシェル部材４２
ａおよび４２ｂとの間に相互に係合する手段を装備す
る。より具体的には、図２および図４から分かるよう
に、クラムシェル部材４２ａ、４２ｂが図４のように閉
鎖状態のときに、各端子１４の両側の後方ショルダ２２
の１つを係合する内部表面またはショルダ４８を、各ク
ラムシェル部材４２ａおよび４２ｂに設ける。したがっ
て、端子１４は、端子１４の前方ショルダ４０と端子受
容空洞３２内部のショルダ３８との相互係合、および端
子１４の後方ショルダ２２とクラムシェル部材４２ａ、
４２ｂの内部表面またはショルダ４８との相互係合によ
って、ハウジング１２内部にしっかりと固定される。
【００１４】本発明はまた、クラムシェル部材４２ａ、
４２ｂを閉鎖状態に保持するために、クラムシェル部材
４２ａ、４２ｂ間に相庁に係合するラッチ手段を装備す
る。相互係合ラッチ手段は、クラムシェル部材４２ａ、
４２ｂの両端部に設置し、またクラムシェル部材４２
ａ、４２ｂの内部を端から端まで通り端子１４間を分離
するようにも設置する。より具体的には、図１および図
３に最も分かりやすく示すように、クラムシェル部材４
２ｂは、その対置する各端部に一体的に成形したフック
形のラッチアーム５２を有する。クラムシェル部材４２
ａは、その対置する各端部に凹み縁部５４を有し、クラ
ムシェル部材４２ａ、４２ｂが図３に示すように閉鎖状
態になったときに、それぞれのラッチアーム５２のフッ
ク部５２ａが、凹み縁部５４の外側に位置し、相互係合
状態となる。
４２ｂを閉鎖状態に保持するために、クラムシェル部材
４２ａ、４２ｂ間に相庁に係合するラッチ手段を装備す
る。相互係合ラッチ手段は、クラムシェル部材４２ａ、
４２ｂの両端部に設置し、またクラムシェル部材４２
ａ、４２ｂの内部を端から端まで通り端子１４間を分離
するようにも設置する。より具体的には、図１および図
３に最も分かりやすく示すように、クラムシェル部材４
２ｂは、その対置する各端部に一体的に成形したフック
形のラッチアーム５２を有する。クラムシェル部材４２
ａは、その対置する各端部に凹み縁部５４を有し、クラ
ムシェル部材４２ａ、４２ｂが図３に示すように閉鎖状
態になったときに、それぞれのラッチアーム５２のフッ
ク部５２ａが、凹み縁部５４の外側に位置し、相互係合
状態となる。
【００１５】クラムシェル部材４２ａ、４２ｂ間の相互
係合ラッチ手段はまた、クラムシェル部材４２ａの内側
から突き出るようにこれと一体的に成形された複数対の
フック形のラッチアーム５６を有する。ラッチアーム５
６の形状は図２が最も分かりやすいが、図１は、各ラッ
チアーム５６の対が端子受容空洞部３２と端子１４の間
に配置されることを示す。クラムシェル部材４２ｂは、
複数対のラッチ穴５８を有しており、その形状は図２お
よび図４がもっとも分かりやすい。ラッチ穴５８は、ク
ラムシェル部材４２ａ、４２ｂを図４のように閉じたと
きに、ラッチアーム５６のフック部５６ａがラッチ穴５
８を通って外側に位置するように配置して係合させる。
したがって、クラムシェル部材４２ａ、４２ｂが閉鎖状
態のときに、クラムシェル部材４２ａ、４２ｂの端部だ
けでなく、クラムシェル部材４２ａ、４２ｂの長さに沿
ってハウジング１２の内部でも、非常に信頼性の高い相
互係合ラッチ手段を提供することができることが分か
る。ラッチアーム５６は、図４に示すように隣接する端
子１４の間に伸長し、これらを分離する。
係合ラッチ手段はまた、クラムシェル部材４２ａの内側
から突き出るようにこれと一体的に成形された複数対の
フック形のラッチアーム５６を有する。ラッチアーム５
６の形状は図２が最も分かりやすいが、図１は、各ラッ
チアーム５６の対が端子受容空洞部３２と端子１４の間
に配置されることを示す。クラムシェル部材４２ｂは、
複数対のラッチ穴５８を有しており、その形状は図２お
よび図４がもっとも分かりやすい。ラッチ穴５８は、ク
ラムシェル部材４２ａ、４２ｂを図４のように閉じたと
きに、ラッチアーム５６のフック部５６ａがラッチ穴５
８を通って外側に位置するように配置して係合させる。
したがって、クラムシェル部材４２ａ、４２ｂが閉鎖状
態のときに、クラムシェル部材４２ａ、４２ｂの端部だ
けでなく、クラムシェル部材４２ａ、４２ｂの長さに沿
ってハウジング１２の内部でも、非常に信頼性の高い相
互係合ラッチ手段を提供することができることが分か
る。ラッチアーム５６は、図４に示すように隣接する端
子１４の間に伸長し、これらを分離する。
【００１６】さらに、クラムシェル部材４２ｂは、端子
１４を完全に分離するために、図１および図２に最も分
かりやすく示すように、多数の仕切り壁６０を有する。
仕切り壁６０は、挿入した端子１４同士間のラッチアー
ム５６に直接隣接するように設置する。
１４を完全に分離するために、図１および図２に最も分
かりやすく示すように、多数の仕切り壁６０を有する。
仕切り壁６０は、挿入した端子１４同士間のラッチアー
ム５６に直接隣接するように設置する。
【００１７】
【発明の効果】以上の説明の通り、本発明の電気コネク
タによれば、ワンピースに単体成形した非常に単純なハ
ウジングであるのでハウジングの製造が容易にできる。
また、端子を取り巻く領域が完全に開放されているため
に、全く束縛されずに端子を挿入することができるので
組立ても容易にできる。しかも、クラムシェル部材を閉
鎖状態にして端子を収容すると、クラムシェル部材は実
質的にコネクタの全長にわたってしっかりと相互係合さ
れ、極めて頑丈な信頼性の高い構造になる。また、端子
をハウジング内に収容し固定するための全ての特徴が、
ワンピースの単体成形ハウジング以外の外部コンポーネ
ントを一切使用せずに提供される。また、信頼性と費用
効果が高く、しかも３つ以上の端子を備えることのでき
る電気コネクタが提供される。
タによれば、ワンピースに単体成形した非常に単純なハ
ウジングであるのでハウジングの製造が容易にできる。
また、端子を取り巻く領域が完全に開放されているため
に、全く束縛されずに端子を挿入することができるので
組立ても容易にできる。しかも、クラムシェル部材を閉
鎖状態にして端子を収容すると、クラムシェル部材は実
質的にコネクタの全長にわたってしっかりと相互係合さ
れ、極めて頑丈な信頼性の高い構造になる。また、端子
をハウジング内に収容し固定するための全ての特徴が、
ワンピースの単体成形ハウジング以外の外部コンポーネ
ントを一切使用せずに提供される。また、信頼性と費用
効果が高く、しかも３つ以上の端子を備えることのでき
る電気コネクタが提供される。
【図１】本発明の電気コネクタの開放状態または組立状
態の斜視図である。
態の斜視図である。
【図２】図１の線２−２における縦断面図である。
【図３】電気コネクタの閉鎖状態または組立後の状態の
斜視図である。
斜視図である。
【図４】図３の線４−４における縦断面図である。
１０ 電気コネクタ １２ ハウジング １４ 端子 ２２ 後方ショルダ ２４ 前方はめ合い端部 ２６ 後方はめ合い端部 ３２ 端子受容空洞 ３８ ショルダ ４０ 前方ショルダ ４２ａ、４２ｂ クラムシェル部材 ４８ ショルダ ５２ ラッチアーム ５４ 凹み縁部 ５６ ラッチアーム ５８ ラッチ穴 ６０ 仕切り壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ダビッド エム スコロンスキー アメリカ合衆国 イリノイ州 ナパービル ウッドランドサークル 2234
Claims (3)
- 【請求項１】前方嵌め合い端部２４と後方嵌め合い端部
２６とを有する絶縁性のハウシング１２から成る電気コ
ネクタ１０において、前方嵌め合い端部２４と後方嵌め
合い端部が一直線上に並んでいることと、前方嵌め合い
端部２４が少なくとも３つの端子受容空洞３２を有する
ことと、適切な相手コネクタがハウジング１２の前方嵌
め合い端部２４に接続された時に相手コネクタの端子に
接続されるように、各端子受容空洞３２に端子１４を受
容していることと、各端子１４がハウジング１２の後方
嵌め合い端部２６から突き出る電源ケーブル１８を成端
していることと、ハウシング１２の後方嵌め合い端部２
６が、各端子１４をハウジング１２の後方から自由に端
子受容空洞３２に挿入することのできる解放状態と、挿
入された端子１４をしっかりと収容する閉鎖状態との間
で運動できるように、ハウジング１２の前方嵌め合い端
部２４の後方に可動的に取付けた一対のクラムシェル部
材４２ａ、４２ｂによって形成されることと、クラムシ
ェル部材４２ａ、４２ｂが閉鎖状態に固定するための相
互に係合するラッチ手段５２、５４、５６、５８を含む
ことと、クラムシェル部材４２ａ、４２ｂが閉鎖状態の
時に端子１４間を分離するための仕切り壁６０を含むこ
とと、更に端子１４に前方ショルダ４０と後方ショルダ
２２が形成され、前記クラムシェル部材４２ａ、４２ｂ
を閉鎖状態にした時、前方ショルダ４０が前記端子受容
空洞３２のショルダ３８が掛止し、後方ショルダ２２に
クラムシェル部材４２ａ、４２ｂのショルダ４８が掛止
して、端子１４の前後方向の移動が防止されていること
を特徴とする電気コネクタ。 - 【請求項２】 クラムシェル部材４２ａ、４２ｂのラ
ッチ手段５２、５４、５６、５８は、一方のクラムシェ
ル部材４２ｂの両側に設けたラッチアーム５２と、他方
のクラムシェル部材４２ａの両側の、ラッチアーム５２
と対向する位置に形成した凹み縁部５４とで構成したラ
ッチ手段、および、一方のクラムシェル部材４２ａに設
けた複数のフック形のラッチアーム５６と、他方のクラ
ムシェル部材４２ｂの、ラッチアーム５６と対向する位
置に形成した複数のラッチ穴５８とで構成したラッチ手
段とし、ラッチアーム５６とラッチ穴５８のラッチ手段
は複数の端子１４の間の仕切り壁６０に隣接して設けた
請求項１記載の電気コネクタ。 - 【請求項３】クラムシェル部材４２ａ、４２ｂは、ハウ
ジング１２の端子受容空洞３２の後方にリビングヒンジ
４４を介して可動的に取り付けてある請求項１記載の電
気コネクタ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US68281991A | 1991-04-09 | 1991-04-09 | |
| US07/682,819 | 1991-04-09 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05198330A JPH05198330A (ja) | 1993-08-06 |
| JPH0821443B2 true JPH0821443B2 (ja) | 1996-03-04 |
Family
ID=24741283
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4113100A Expired - Lifetime JPH0821443B2 (ja) | 1991-04-09 | 1992-04-06 | 電気コネクタ |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0508196A3 (ja) |
| JP (1) | JPH0821443B2 (ja) |
| KR (1) | KR920020784A (ja) |
| MY (1) | MY106565A (ja) |
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-
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- 1992-03-06 MY MYPI92000367A patent/MY106565A/en unknown
- 1992-03-21 EP EP19920104949 patent/EP0508196A3/en not_active Withdrawn
- 1992-04-06 JP JP4113100A patent/JPH0821443B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1992-04-08 KR KR1019920005830A patent/KR920020784A/ko not_active Application Discontinuation
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|---|---|
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| EP0508196A2 (en) | 1992-10-14 |
| MY106565A (en) | 1995-06-30 |
| KR920020784A (ko) | 1992-11-21 |
| JPH05198330A (ja) | 1993-08-06 |
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