JPH08214299A - 画像データ伝送方法および伝送装置 - Google Patents

画像データ伝送方法および伝送装置

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JPH08214299A
JPH08214299A JP2004595A JP2004595A JPH08214299A JP H08214299 A JPH08214299 A JP H08214299A JP 2004595 A JP2004595 A JP 2004595A JP 2004595 A JP2004595 A JP 2004595A JP H08214299 A JPH08214299 A JP H08214299A
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JP
Japan
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data
image data
order
interleaver
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP2004595A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Satou
嬉珍 佐藤
Satoshi Aikawa
聡 相河
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2004595A priority Critical patent/JPH08214299A/ja
Publication of JPH08214299A publication Critical patent/JPH08214299A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像データの伝送に関し、伝送すべき信号に
誤り訂正符号などの冗長性の高い信号を付したり、誤り
訂正のための回路を必要とせずに、所望の画像品質の得
られる画像データの伝送方式の実現を目的とする。 【構成】 送信側で圧縮符号化された信号をデータの順
序を一定の規則に従ってデータが分散するように変換し
て送信し、受信側で該送信機の出力を受信機で受信した
後上記送信側におけるデータの順序の変換と逆の変換を
行なって元の信号の順序に戻し、誤り訂正することな
く、復号器で復号して画像信号を得るように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像信号を圧縮符号化
して伝送する系の送信側と受信側の処理に関し、特に回
路構成を簡潔なものとすることとできる画像データの伝
送方法およびこれを実現する画像データ伝送装置に係
る。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の画像データの伝送系の例を
示す図である。同図において、数字符号21は元画像デ
ータが入力される入力端子、22は符号化器、23は送
信機、24は伝送路、25は受信機、26は復号機、2
7は復号画像データが出力される出力端子を表わしてい
る。
【0003】この例では、送信側において、元画像デー
タ21を、符号化器22において圧縮符号化して、これ
を送信機23によって伝送路24に送出する。伝送路2
4は有線の場合や無線の場合、あるいは光ファイバーの
場合がある。
【0004】受信側では、受信機25によって伝送路2
4上の信号を受信し、これを復号器26で復号すること
によって、元の画像データを復元する。
【0005】画像の圧縮については、近年、ISOとI
ECのジョイントの委員会であるMPEG(Motio
n Picture Experts Group)で
動画像の符号化方式の標準化が審議されており、これに
従った装置も、すでに開発されている。しかし、これら
は多くの場合、データの蓄積用として開発されているの
で、これを伝送系に適用するときには、符号の誤りにつ
いて考慮する必要がある。
【0006】従来このような符号の誤りの影響を低減さ
せるための技術として、送信側から送信データに基づい
て生成した誤り訂正符号を画像データと共に伝送して、
受信側で該誤り訂正符号を用いて、受信した画像データ
の誤りを正す方式のものが使われていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したような誤り訂
正を行なうには、送信データに誤り訂正符号を付して伝
送する必要があるが、この誤り訂正符号による訂正可能
なビット数を多くしようとすると、それに応じて、誤り
訂正符号が大となり、冗長性が増す。従って、1つのデ
ータブロック内での訂正可能なビット数は限られたもの
とならざるを得ない。
【0008】一方、画像データの伝送に際しての符号誤
りは、一時的に集中して発生することが多く(バースト
誤り)このような場合には、上記誤り訂正は殆ど役に立
たないこととなる。
【0009】すなわち、このような誤り訂正方法は、ラ
ンダムな誤りを救済するためには効果があるが、バース
ト誤りに対しては無力である。そのため、バースト誤り
を分散して、見かけ上ランダム誤りとするインタリービ
ング方式が採られることが多い。ここでインタリービン
グ方式にについて説明する。
【0010】先にも述べたように、誤り訂正符号はデー
タのブロック中、あるいは、拘束長中に、その訂正符号
の訂正能力を越える数の誤りが発生すると機能しなくな
る。ところが、誤りはバースト状に発生することが多い
ので、データ全体を見たときの誤り率が低い場合でも、
部分的に誤りが集中することがあり、このようなときに
は、誤り訂正ができなくなる恐れがある。
【0011】これを防ぐために、インタリービングを行
って、誤りを分散させることが有効である。インタリー
ビングの方法の1例を図3に示す。この図はメモリ30
内にメモリ素子31が縦横に並んでいる所を示してい
る。
【0012】同図に示すように、誤り訂正符号器から出
てきたオリジナル信号を、横矢印の方向で書き込み、縦
矢印のように読み出して伝送する。受信側では丁度逆の
操作をすると、符号は完全に元に戻る。一方、伝送途中
で混入したバースト誤りはバラバラになるのでそれぞれ
誤り訂正され得る数になる。
【0013】画像データの伝送を、このようなインタリ
ービング方式を用いて伝送すれば、符号誤りが分散して
ランダム誤り状態になるので、少ない誤り訂正符号によ
っても、画像データの誤りを修復することができる。
【0014】図4はインタリービング方式を適用した画
像データの伝送系の例を示す図であって、数字符号41
は誤り訂正符号化器、42はインタリーバ、43はデイ
ンタリーバ、44は誤り訂正復号化器を表わしており、
その他の数字符号は先に説明した図2と同様である。
【0015】同図において、元の画像信号を、符号化器
22によって圧縮符号化した後、誤り訂正符号化器41
によって誤り訂正符号化し、更に、インタリーバ42に
よって、データの順序をならべ替えて、送信機23がこ
のデータを伝送路24に送出する。
【0016】受信側では、受信機25が、このデータを
受信し、それを、デインタリーバ43で元の順序に並べ
替える。そして、これを復号化器26によって復号して
から誤り訂正復号化器44によって誤り訂正復号を行な
い画像信号を得ている。
【0017】このとき、インタリーバ42によって並べ
替えられたデータが伝送路24においてバースト誤りを
発生しても、受信側のデインタリーバ43によって再度
データの並べ替えを行なうため、この誤りはランダム誤
りとなって、誤り訂正復号器31によって、修復され得
る範囲の誤りとなるから、高品質の画像データが得られ
るのである。
【0018】しかし、このような従来のインタリービン
グ方式を適用した画像データの伝送においては、誤り訂
正符号化器や誤り訂正復号化器が必要となるので、回路
規模が大となる問題があった。また、誤り訂正符号など
の冗長信号のために送信帯域が拡大するなどの問題もあ
った。
【0019】本発明は、上述のような従来の課題を解決
するために成れさたものであって、誤り訂正のために要
する回路や、誤り訂正符号などの冗長性の高い信号を付
さなくても、伝送路で発生したバースト誤りが復号した
画像の品質を損うことの少ない画像データの伝送方式を
提供することを目的としている。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明によれば上述の目
的は、前記特許請求の範囲に記載した手段により達成さ
れる。すなわち、請求項1の発明は、圧縮符号化した画
像信号を伝送する系において、送信側で、信号を圧縮符
号化した後、データの順序を一定の規則に従って、デー
タが分散するように変換して、送信し、受信側で、該送
信機の出力を受信機で受信した後、上記送信側における
データの順序の変換と逆の変換を行なって元の信号順序
に戻し、誤り訂正をすることなく復号器で復号して画像
信号を得るように構成した画像データ伝送方法である。
【0021】請求項2の発明は、圧縮符号化した画像信
号を伝送する装置であって、送信側に、画像データを圧
縮符号化する符号器と、符号化された信号のデータの順
序を変換するインタリーバと、該インタリーバの出力を
送信する送信機を設ける共に、受信側に、該送信機の出
力を受信する受信機と、該受信機の出力信号のデータの
順序を、上記インタリーバによる変換とは逆の順序に並
べ変えるデインタリーバと、該デインタリーバの出力を
入力とし、復号された画像信号を直接出力する復号器と
を設けた画像データ伝送装置である。
【0022】
【作用】本発明では、送信側で、インタリーバにより画
像データの順序を変換して送信している。このデータが
伝送路でバースト誤りを発生しても、受信側で、デイン
タリーバによりデータの再組立てを行なうとき、誤りを
受けたデータは分散してしまう。そして、このデータを
復号化して、そのまま画像データとして使用している。
【0023】画像データでは、バースト誤りは画像デー
タに対して致命的な影響を与えるが、データのランダム
誤りは、その数が少なければ画質への影響は殆ど無視出
来る程度のものである。
【0024】本発明では、この特性を理用することによ
り誤り訂正符号のような冗長な信号を用いることなく、
またそのため誤り訂正のための回路を必要としない小規
模な回路で容易に実現することのできる、バースト誤り
の影響を受けることのない経済性に勝れた伝送系を実現
することができる。
【0025】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す図であって、
数字符号1は元画像データが入力される入力端子、2は
符号化器、3はインタリーバ、4は送信機、5は有線あ
るいは無線あるいは光ファイバによる伝送路、6は受信
機、7はデインタリーバ、8は復号器、9は復号した画
像データ(図では復元画像と表示している)を出力する
出力端子を表わしている。
【0026】同図において、入力端子1から入力された
元画像データは符号化器2によって圧縮符号化され、イ
ンタリーバ3に渡される。インタリーバ3では、入力さ
れた圧縮符号化された画像データの順序を一定の規則に
よって並べ替えて送信機4に渡す。送信機4は、この画
像データを増幅して、伝送路5に送出する。
【0027】受信機6は伝送路5上の画像データを受信
しインタリーバ7に渡す。該インタリーバ7は、送信側
で、インタリーバ3によって並べ替えられた画像データ
を該インタリーバ3と全く逆の手順で再び並ベ替える。
【0028】そして、この並べ替えた画像データを復号
器8に渡す。復号器8は圧縮符号化された画像データを
復号して、元画像データを得、これを出力端子9から出
力する。
【0029】この系では、伝送路5でバースト誤りの発
生する可能性があるが、圧縮符号化された元画像データ
はインタリーバ3でデータの順序が並べ替えられている
ので伝送路5でのバースト誤りは、この並べ替えられた
画像データが受けることになる。
【0030】この画像データは受信機6で受信された後
デインタリーバ7で再び元の順序に並べ変えられる。こ
のとき画像データは、分散されて伝送時の順序を失うか
ら、符号誤りの箇所も分散してランダム誤りの状態にな
る。
【0031】このようなランダム誤りの画像データは、
画質に与える影響は僅少である。圧縮符号化された信号
はバースト誤りに特に弱いと言う特性を有するが、本実
施例では、これを結果としてランダム誤りに変換するの
で画質の劣化を抑えることができる。
【0032】なお、先に、インタリービングの例とし
て、画像データを格子状に並べたメモリに、横方向に書
き込み、縦方向に読み出す例について述べているが、本
発明におけるデータの並べ変えは、これに限るものでは
なく、部分的に集中して発生したデータの誤りを分散し
得るものであれば、どのような方法でも良いことは、明
らかである。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
伝送する画像データに誤り訂正符号などの冗長性の高い
信号を付加する必要がないから、伝送信号の帯域が拡大
することが無く、また、誤り訂正符号化や誤り訂正復号
化のための回路を必要としないから、回路規模が大とな
ることがない。そのため、系を簡潔で経済性の高いもの
と成し得る利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図である。
【図2】従来の画像データの伝送系の例を示す図であ
る。
【図3】インタリービングの方法の例を示す図である。
【図4】インタリービング方式を適用した画像データの
伝送系の例を示す図である。
【符号の説明】
1,21 入力端子 2,22 符号化器 3,42 インタリーバ 4,23 送信機 5,24 伝送路 6,25 受信機 7,43 デインタリーバ 8,26 復号器 9,27 出力端子 30 メモリ 31 メモリ素子 41 誤り訂正符号化器 44 誤り訂正復号化器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮符号化した画像信号を伝送する系に
    おいて、 送信側で、信号を圧縮符号化した後データの順序を一定
    の規則に従って、データが分散するように変換して、送
    信し、 受信側で、該送信機の出力を受信機で受信した後、上記
    送信側におけるデータの順序の変換と逆の変換を行なっ
    て元の信号順序に戻し、 誤り訂正をすることなく、復号器で復号して画像信号を
    得ることを特徴とする画像データ伝送方法。
  2. 【請求項2】 圧縮符号化した画像信号を伝送する装置
    であって、 送信側に、画像データを圧縮符号化する符号器と、符号
    化された信号のデータの順序を変換するインタリーバ
    と、該インタリーバの出力を送信する送信機を設ける共
    に、 受信側に、該送信機の出力を受信する受信機と、該受信
    機の出力信号のデータの順序を、上記インタリーバによ
    る変換とは逆の順序に変換するデインタリーバと、該デ
    インタリーバの出力を入力とし、復号された画像信号を
    直接出力する復号器とを設けたことを特徴する画像デー
    タ伝送装置。
JP2004595A 1995-02-08 1995-02-08 画像データ伝送方法および伝送装置 Pending JPH08214299A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6594795B1 (en) 1999-07-15 2003-07-15 Fujitsu Limited Viterbi decoder using a reverse trellis diagram
WO2013048521A1 (en) * 2011-10-01 2013-04-04 Intel Corporation Systems, methods and computer program products for integrated post-processing and pre-processing in video transcoding

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