JPH08213895A - 信号タイミング調整回路 - Google Patents

信号タイミング調整回路

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JPH08213895A
JPH08213895A JP7020188A JP2018895A JPH08213895A JP H08213895 A JPH08213895 A JP H08213895A JP 7020188 A JP7020188 A JP 7020188A JP 2018895 A JP2018895 A JP 2018895A JP H08213895 A JPH08213895 A JP H08213895A
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JP
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timing
signal
input
circuit
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JP7020188A
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Tamotsu Yoshiki
保 吉木
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JFE Steel Corp
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Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の信号間のタイミング関係を、より容易
に調整する。 【構成】 マルチプレクサ13は、D型フリップフロッ
プ12に記憶される情報に基づき、タイミング被調整信
号NIに対して遅延回路11を挿入するか否か切替え、
信号のタイミングを調整する。このような個別タイミン
グ調整部10を複数の信号に設けることで、その信号間
のタイミング調整が可能となる。又、複数の個別タイミ
ング調整部10の前記D型フリップフロップ12に対し
て、シフトレジスタとして構成されるD型フリップフロ
ップ14にて、信号タイミング調整の際に外部からビッ
トシフトデータを入力し、前記D型フリップフロップ1
2の設定が可能となる。遅延時間の設定に要する入力端
子の数を低減することも可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばLSI(large
scale integrated circuit)等の半導体集積回路の入力
回路や内部回路等に利用するのに好適な、複数の信号間
における各論理状態の変化の順序の微妙な変動による内
部回路の誤動作を防止することが可能な信号入力タイミ
ング調整回路に関する。
【0002】
【従来の技術】LSI等の半導体集積回路に作り込まれ
る論理回路は、組合せ回路と、順序回路とに大別するこ
とができる。この組合せ回路は、現在の入力のみで所定
の論理演算を行い、該論理演算結果を出力する。一方、
前記順序回路は、出力を現在の入力のみでは定めず、入
力やその順序回路の過去の履歴に依存して定める。この
ため、前記順序回路は、その入力の過去の履歴や当該順
序回路の過去の履歴を記憶する手段、即ちフリップフロ
ップやラッチを備えている。
【0003】又、このような順序回路にあって、複数の
フリップフロップを共通のクロック信号で同期して動作
させるものもある。このようなものは同期式順序回路等
と呼ばれ、広く用いられている。又、この同期式順序回
路は非同期の順序回路に比べ、タイミング設計等が容易
である等の利点を有している。
【0004】しかしながら、LSI等の半導体集積回路
の入力回路、あるいはその外部回路において、複数の信
号間での各論理状態の変化の順序の、微妙な相互の前後
関係の変化によって、例えば、その内部回路中の前述の
ような同期式順序回路で誤動作を生じてしまうことがあ
る。
【0005】例えば、ある一方の信号が他方の信号と同
時期に発生、あるいは極微少時間だけ先に発生すること
を前提とした回路があって、何らかの条件の相違で、こ
の信号の発生順序が入替わって前提の順序と異なってし
まうことがある。
【0006】例えば、所定のテスタ装置を用い、実際の
LSIに対してその入出力ピンからテストパターンを入
力しながら動作をテストする場合と、該LSIの製造以
前にシミュレーションにてテストした場合とで種々の動
作条件の変化が生じてしまうと、LSIに入力される複
数の信号間の論理状態の変化の順序が、実LSIの場合
とシュミレーションの場合とで入替わってしまうことが
ある。
【0007】又、実際のLSIにテストパターンを入力
しながらテストする際、テストパターンを発生するテス
タ装置の、LSIへと入力する信号のタイミングのばら
つき(以降、テスタスキューと称する)が、例えば±
1.5nsとすると、テストパターンとしてLSIに入力
される複数の信号間では、最大、(1.5+1.5=3
nS)のばらつきが生じてしまう恐れがある。
【0008】このため、3 nSの時間間隔以内で接近し
た複数の信号間では、種々のテスト条件に変化によっ
て、各論理状態の変化の順序が入替わってしまう恐れが
ある。又、LSIの入出力ピンへ信号を入力するために
用いるプローブの浮遊容量の変化等によって、このよう
な論理状態の変化の順序が入替わってしまう恐れがあ
る。
【0009】このように信号の発生順序や、論理状態の
変化の順序の入替わりが発生した場合、その信号間の時
間差が極微少時間であっても、回路に誤動作を生じてし
まうことがある。
【0010】図7は、従来からのフリップフロップを用
いた同期式順序回路の一例を示す回路図である。この図
7では、合計5個のD型フリップフロツプFF1〜FF
5が用いられている。
【0011】これらフリップフロップFF1〜FF5
は、それぞれのデータ入力D及びそれぞれのデータ出力
Qに関して直列接続されている。又、D型フリップロフ
ップFF1のデータ入力Dには、データ入力信号IDが
入力されている。又、前記D型フリップフロップFF5
のデータ出力Qからは、データ出力信号ODが出力され
ている。
【0012】又、前記D型フリップフロップFF1、F
F2及びFF5には、それぞれのクロック入力CKへク
ロック信号CKa が入力されている。又、前記フリップ
フロップFF3及びFF4のそれぞれのクロック入力C
Kへ、クロック信号CKb が入力されている。
【0013】この図7に示される回路にあって、前記ク
ロック信号CKa の立上がりと、前記クロック信号CK
b の立上がりとが同一タイミングとなることを前提とし
て動作させる場合が考えられる。
【0014】しかしながら、例えばこれらクロック信号
CKa 及びCKb を前述のようなテスタでそのLSIの
外部から独立して入力する場合、例えば前述のようなテ
スタスキューによって、これらクロック信号CKa とC
Kb の立上がりタイミングが前提と異なってしまう恐れ
がある。この場合、各D型フリップフロップFF1〜F
F5へ、それぞれのクロック入力CKの信号の立上がり
にて取込まれ、保持されるデータが、前提のタイミング
の場合に対して異なってしまい、誤動作が発生する恐れ
がある。
【0015】又、前述のような同期式順序回路におい
て、例えば図8に示される論理回路や図9に示される論
理回路等でも、テスタスキューによる誤動作が生じてし
まう場合がある。例えば図8に示される回路では、組合
せ回路群29Cから出力され、D型フリップフロップ1
8Eの入力Dへ入力される信号に対する、別のD型フリ
ップフロップ18Fを経て前記D型フリップフロップ1
8Eのクロック入力CKへ入力されるクロック信号に関
するテスタスキューである。あるいは、図9のように入
力に対して比較的直接接続されている回路でも同様であ
る。例えば、この図9に示される回路にあって、前述し
たようなテスタスキューを原因とし、D型フリツプフロ
ップ18Gが誤動作してしまうことがある。
【0016】又、テスタスキュー以外にも、クロックス
キューのばらつきや、自動配置・配線ツールで配線した
結果で配線負荷が予想以上に大きい場合に生じるタイミ
ングエラーでも、誤動作してしまうことがある。
【0017】このような様子は、例えば図10のタイム
チャートを用いて説明できる。この図10に示される入
力信号SIは、実線で示されるH状態や破線で示される
L状態が、クロック信号CKの立上がり、即ち時刻t3
にて読み込まれる。このとき、該時刻t3 に対して、前
記入力信号SIの論理状態が変化する時刻t1 あるいは
時刻t2 までの時間、即ち前記図10に図示される時間
T1あるいはT2が余裕時間となる。即ち、前記入力信
号SIや前記クロック信号CKのタイミングの変動に対
する余裕時間となり、これが長ければ、タイミングマー
ジンが高くなる。
【0018】例えば図11において、前記入力信号SI
を取り込むタイミングは、希望するデータを正確に読み
取るためのタイミングマージンという観点では、前記ク
ロック信号CKa による場合が最も最適である。
【0019】一方、前記クロック信号CKa の立上がり
のタイミングが早くなり、この図11に示されるクロッ
ク信号CKb のようになってしまうと、前記図10の前
記時間T1が短くなってしまい、前記入力信号SIを取
り込む際のセットアップタイムが短くなってしまい、タ
イミングマージンが低下してしまう。あるいは、前記ク
ロック信号CKa の立上がりのタイミングが遅れてしま
い、前記図11に示されるクロック信号CKc のように
なってしまっても、前記図10に示される前記時間T2
が短くなってしまい、ホールドタイムが短縮されてしま
い、タイミングマージンが低下してしまう。必要なセッ
トアップタイムやホールドタイムが確保できなくなって
しまうと、ノイズ等により前記入力信号SIの正しい論
理状態を読み出すことができなくなってしまい、セット
アップタイミングエラーやホールドタイミングエラーが
発生してしまう恐れがある。
【0020】以上説明したような信号のタイミングに関
する不具合をより容易に解決するため、特開昭63−7
8611では、内部回路に対するクロック配線のうち最
大負荷効果をもつ配線を基準とし、該最大負荷効果に比
較して許容値以上負荷効果が小さなクロック配線に追加
ゲートを配線接続して、各クロック配線の負荷効果を許
容値内に収めるようにしている。これによって、前述の
追加ゲートと称するものを用いることで、実際のパター
ン設計時に生じる配線長あるいはゲート容量等の差のた
めに生じてしまうクロックスキューを解消ないしは低減
することができる。
【0021】又、特開平1−261018では、クロッ
ク入力信号を少しずつ遅延させた複数の遅延信号の生成
回路、及びこれら複数の遅延信号の選択回路とを設ける
ことで、任意の遅延時間を得ることができる。これによ
って、LSIの製造ばらつき等に起因するクロックスキ
ューの微調整を行うことができ、しかもクロックスキュ
ー調整のためのLSIの外部負荷回路を減らすことがで
きる。
【0022】又、特開平4−105413では、直列に
接続された複数個のディレイ素子と、前記ディレイ素子
の各中間出力信号を入力して1つの信号を選択して出力
するための選択部と、該選択部の選択信号の設定制御を
行うためのメモリ又はレジスタとを1チップ上に備える
ことで、前記メモリ又はレジスタへ設定する値によっ
て、所望数の前記ディレイ素子のみを追加した信号を得
ることができ、任意長の遅延時間の信号を設定すること
ができる。従って、製造上、遅延時間にばらつきが生じ
たとしてもこれを解消することが可能である。
【0023】
【発明が達成しようとする課題】しかしながら、前記特
開昭63−78611では、前記追加ゲートの接続の有
無にて遅延時間を調整するものであり、LSI製造後に
遅延時間を調整することは非常に困難である。又、前記
特開平1−261018では、遅延時間の設定を例えば
ジャンパ設定を適宜変更する必要があり、例えばLSI
等では製造後に設定変更をすることは非常に困難であ
る。
【0024】又、特開平4−105413では、遅延時
間の調整を行う各信号毎に、シフトレジスタ値設定用シ
リアルデータSI及びシフトレジスタ値設定用クロック
SCKを入力するための端子を設ける必要がある。従っ
て、例えば複数の信号間でのタイミング調整を行う場合
等、複数の信号の遅延を調整し得るようにするために
は、多数の入力端子を必要としてしまうという問題があ
る。
【0025】本発明は、前記従来の問題点を解決するべ
くなされたもので、複数の信号間における各論理状態の
変化の順序の微妙な変動による内部回路の誤動作を防止
することができる信号タイミング調整回路を提供するこ
とを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明は、タイミング被
調整信号を遅延させた遅延信号を出力する遅延回路と、
前記タイミング被調整信号、又は前記遅延信号の選択を
示す情報を記憶するタイミング情報記憶素子と、該タイ
ミング情報記憶素子に記憶される情報に従って、前記タ
イミング被調整信号又は前記遅延信号を選択するマルチ
プレクサと、を含む個別タイミング調整部を複数備える
と共に、信号タイミング調整の際に、これに伴って外部
からビットシフトデータを入力可能な、複数の設定値記
憶素子で構成される設定値用シフトレジスタを備え、前
記設定値記憶素子に記憶されるビットデータにて、前記
タイミング情報記憶素子に記憶する情報を設定するよう
にしたことにより、前記課題を達成したものである。
【0027】又、前記信号タイミング調整回路におい
て、複数の前記個別タイミング調整部の前記タイミング
情報記憶素子を前記設定値記憶素子としても用い、複数
の該タイミング情報記憶素子によって、前記設定値用シ
フトレジスタを構成するようにしたことにより、前記課
題を達成すると共に、前記タイミング情報記憶素子を前
記設定値記憶素子としても用いることで、用いる回路素
子の減少を図ったものである。
【0028】又、前記信号タイミング調整回路におい
て、信号タイミング調整の際に、これに伴って外部から
ビットシフトデータを入力可能な、複数の制御用記憶素
子で構成される制御用シフトレジスタと、マトリックス
状に配置される複数の前記タイミング情報記憶素子に対
応して敷設される複数のワード線及び複数のビット線と
を備え、前記制御用シフトレジスタに保持されるデータ
に従って複数の前記ワード線の択一選択を行い、且つ、
前記設定値用シフトレジスタに保持されるデータを複数
の前記ビット線に入力することによって、複数の前記タ
イミング情報記憶素子に対してランダムアクセスし、該
タイミング情報記憶素子に記憶する情報を設定するよう
にしたことにより、前記課題を達成すると共に、多数の
前記個別タイミング調整部を備えた場合にも、それぞれ
の個別タイミング調整部が有する前記タイミング情報記
憶素子の情報の設定を、外部からより容易に又能率良く
行えるようにしたものである。
【0029】
【作用】図1は、本発明の要旨を示す論理回路図であ
る。
【0030】まず、本発明にあっては、複数のもの同士
の間で相互のタイミングを調整する対象となるタイミン
グ被調整信号毎に、個別タイミング調整部10を備えて
いる。従って、該個別タイミング調整部10は複数備え
られている。
【0031】なお、該個別タイミング調整部10にあっ
て、入力側の前記タイミング被調整信号をNIとし、タ
イミングが調整された後の出力側をNOとする。ここで
該個別タイミング調整部10は、遅延回路11と、タイ
ミング情報記憶素子12と、マルチプレクサ13とによ
り構成される。
【0032】まず、前記遅延回路11は、前記タイミン
グ被調整信号11で遅延させた前記タイミング被調整信
号NOを出力する。又、前記タイミング情報記憶素子1
2は、前記タイミング被調整信号NI又はNOの選択を
示す情報を記憶する。前記マルチプレクサ13は、該タ
イミング情報記憶素子12に記憶される情報に従って、
前記タイミング被調整信号NI又はNOを選択する。
【0033】このような個別タイミング調整部10に対
して、本発明にあっては、信号タイミング調整の際に、
これに伴って外部からビットシフトデータを入力可能
な、複数の設定値記憶素子14で構成される設定値用シ
フトレジスタが備えられている。
【0034】特に、このように前記設定値用シフトレジ
スタを構成する際、この図1の前記設定値記憶素子14
のSIは前段のもののSOに接続され、該設定値記憶素
子14のSOは後段のもののSIに接続される。又、前
記設定値用シフトレジスタにおけるビットシフトデータ
のシフトは、例えば外部から入力されるクロック信号C
K1に従って行われる。又、前記設定値記憶素子14へ
所望の論理状態が設定された後、外部からクロック信号
CK3を入力することで、当該設定値記憶素子14のビ
ットデータを前記タイミング情報記憶素子12へ取込む
ことが可能である。
【0035】このように前記個別タイミング調整部10
の前記タイミング情報記憶素子12に記憶する情報の設
定は、前記設定値記憶素子14に記憶するビットデータ
にて行う。又、該設定値記憶素子14に記憶するビット
データは、当該設定値記憶素子14を複数でシフトレジ
スタ(設定値用シフトレジスタ)として動作させ、外部
からビットシフトデータを順次入力しながら行う。
【0036】従って、本発明によれば、前記タイミング
情報記憶素子12に記憶される情報に基づき、前記マル
チプレクサ13を切替えることで、前記タイミング被調
整信号NI、あるいはこれを遅延させた前記遅延回路1
1が出力する信号のいずれか一方を選択することができ
る。このような選択によって、遅延時間の選択が可能で
あり、複数の信号間でのタイミング調整が可能である。
又、複数の前記タイミング情報記憶素子12に対する設
定は、基本的には外部からビットシフトデータを順次入
力することで行うことが可能であり、外部に対する入力
端子の数を抑えることが可能である。
【0037】なお、本発明にあって、複数の前記個別タ
イミング調整部10に対する前記設定値用シフトレジス
タの構成を具体的に限定するものではない。
【0038】例えば、後述する本発明の第1実施例にあ
っては、前記タイミング情報記憶素子12を、前記設定
値用シフトレジスタを構成する前記設定値記憶素子14
としても用い、前記設定値用シフトレジスタを構成して
いる。従って、この場合、前記設定値記憶素子14を省
くことができ、用いる回路素子の減少を図ることが可能
である。
【0039】又、後述する本発明の第2実施例にあって
は、前記設定値用シフトレジスタを用いながら、更に制
御用シフトレジスタをも備え、又マトリックス状に配置
される複数の前記タイミング情報記憶素子に対応して敷
設される複数のワード線及び複数のビット線を備えるよ
うにしている。これによって、多数の前記タイミング情
報記憶素子に対する設定を、能率良く行くうことが可能
である。
【0040】
【実施例】以下、図を用いて本発明の実施例を詳細に説
明する。
【0041】図2は、本発明が適用された信号タイミン
グ調整回路の第1実施例を備えたLSIの入力回路の回
路図である。
【0042】この図2において、本第2実施例は、入力
端子I1〜In〜及び入力バッファ22を経て内部論理
回路29Aに、LSI外部から入力される各信号経路に
適用されている。ここで、入力信号I1〜Inの数をn
とすれば、信号タイミング調整回路10Aは合計n個で
ある。又、この図2にあって本発明のタイミング被調整
信号は、前記入力バッファ22を経て入力される前記入
力信号I1〜Inであり、これら入力信号I1〜In間
での信号のタイミングの調整がなされる。
【0043】この図2において、前記信号タイミング調
整回路10Aの入力DIには、タイミングが調整され
る、前記入力信号I1〜Inが入力される。又、出力D
Oからは、タイミングが調整された後の信号が内部論理
回路29Aへ出力される。又、複数の前記信号タイミン
グ調整回路10Aにあって、個々の入力SI及び出力S
Oは相互にカスケード接続され、内蔵するD型フリップ
フロップ12A(タイミング情報記憶素子として用いら
れるもの)がシフトレジスタとして構成される。
【0044】なお、このカスケード接続の最も前段の前
記信号タイミング調整回路10Aの前記入力SIには、
入力端子SDI及び入力バッファ22を経て、外部から
ビットシフトデータが入力される。更に、このようにカ
スケード接続された全ての前記信号タイミング調整回路
10Aの個々のクロック入力CKには、入力端子CKI
及び入力バッファ22を経て入力される、シフトクロッ
ク信号CKIが入力されている。
【0045】図3は、前記第1実施例の信号タイミング
調整回路の内部回路の回路図である。
【0046】この図3にあって、前記図2に示した前記
信号タイミング調整回路10Aは、複数のバッファゲー
ト23で構成される遅延回路11Aと、タイミング情報
記憶素子として用いられるD型フリップフロップ12A
と、2入力マルチプレクサ13Aとにより構成される。
【0047】前記遅延回路11Aの信号遅延時間は、直
列に接続されている前記バッファゲート23の個数によ
って設定されている。
【0048】又、前記D型フリップフロップ12Aは、
前記入力SI及び前記出力SOの相互接続によって、他
のタイミング調整回路10Aのものと共に、シフトレジ
スタとして構成され、特に前記設定値用シフトレジスタ
として構成される。本実施例にあっては、該D型フリッ
プフロップ12Aは、前記タイミング情報記憶素子とし
て用いられると共に、前記設定値記憶素子としても用い
られている。又、前記設定値用シフトレジスタとして動
作する場合、クロック入力CKの立上がり毎に、記憶さ
れるビットシフトデータが順次1ビットずつシフトされ
る。
【0049】前記マルチプレクサ13Aは、入力Sへ入
力される前記D型フリップフロップ12Aの出力に応じ
て、入力0又は入力1のいずれか一方を選択する。前記
入力Sへ“0”が入力されている場合、前記入力0を選
択し、前記遅延回路11Aにて遅延されていない信号を
前記出力Uから出力する。一方、該マルチプレクサ13
Aは、前記入力Sに“1”が入力されている場合、前記
入力1を選択し、前記遅延回路11Aにて遅延された信
号を出力する。
【0050】以上説明したとおり、本第1実施例の入力
回路にあっては、複数の前記信号タイミング調整回路1
0Aの前記D型フリップフロップ12Aをシフトレジス
タ(設定値用シフトレジスタ)として動作させ、LSI
外部からビットシフトデータを入力して、前記マルチプ
レクサ13Aの選択の設定に関する情報を記憶させるこ
とができる。これによって、前記入力I1〜Inの相互
のタイミングを調整することが可能である。又、このよ
うなタイミング調整の際の設定は、前記入力端子SDI
及びCKIを用いて行われるため、新たに追加される入
力端子数が極僅かである。
【0051】又、本実施例では、前述のようなテスタス
キューによる動作タイミングの調整をも行うことができ
る。例えばLSIテスタを用いたLSI製品の良品/不
良品判定に際し、テスタスキューを原因とする不良が見
出された場合、前記入力端子SDI及びCKIを用いて
前記入力信号I1〜In間の信号のタイミング調整を行
えばよい。
【0052】なお、本第2実施例については、特に入力
回路のみに適用することに限定されるものではない。即
ち、前記図3に示した信号タイミング調整回路を、内部
回路の信号の遅延時間の調整に用いることも可能であ
る。
【0053】図4は、本発明が適用された信号タイミン
グ調整回路の第2実施例を備えるLSI内部の主要回路
の回路図である。
【0054】この図4にあって、まず、合計4個の、制
御用記憶素子として用いられるD型フリップフロップ4
2にて、制御用シフトレジスタが構成される。この制御
用シフトレジスタでは、LSI外部から入力されるクロ
ック信号CK1の立上がり毎に、LSI外部から順次入
力されるビットシフトデータSCIが順次シフトされ
る。又、これらD型フリップフロップ42の出力Qに
は、それぞれワード線W1〜W4が接続されている。
【0055】又、合計5個の、前記設定値記憶素子とし
て用いられるD型フリップフロップ43によって、設定
値用シフトレジスタが構成される。この設定値用シフト
レジスタでは、LSI外部から入力されるクロック信号
CK2の立上がり毎に、LSI外部から入力されるビッ
トシフトデータSDIが順次シフトされる。又、これら
D型フリップフロップ43の出力Qには、それぞれビッ
ト線B1〜B5が接続されている。
【0056】又、本実施例にあっては、前記ワード線W
1〜W4と前記ビット線B1〜B5の全ての交点、即ち
この図4で符号Pで示される全ての個所に、本発明が適
用される個別タイミング調整部が設けられている。
【0057】図5は、本第2実施例に用いられる前記個
別タイミング調整部の回路図である。
【0058】この図5に示される個別タイミング調整部
10Bは、前記図4の符号P毎に設けられるものであ
り、遅延回路11Bと、D型ラッチ12Bと、マルチプ
レクサ13Aとにより構成されている。
【0059】ここで、該D型ラッチ12Bは、入力CK
が“1”の期間、入力Dに入力される論理状態を随時取
込み(この取込む状態を、以降、スルーモードと呼
ぶ)、これに応じて出力Qの論理状態が変化する。又、
該D型ラッチ12Bは、クロック入力CKが“0”の場
合、該クロック入力CKの立下がり時の入力Dの論理状
態を保持(この保持する状態を、以降、ラッチモードと
呼ぶ)し、該論理状態を出力Qから出力する。
【0060】又、該個別タイミング調整回路10Bは、
信号NIのタイミング調整を行い、調整後の信号NOを
出力する。本実施例において、又本発明においてもこれ
に限定されるものではないが、この図5では、該個別タ
イミング調整部10Bが、一例としてD型フリップフロ
ップ18のクロック入力CKへ入力される信号のタイミ
ング調整に用いられている。
【0061】本実施例において、前記個別タイミング調
整部10Bに対する遅延時間の設定は、LSIの外部か
ら対応する入力端子へ、ビットシフトデータSCI及び
クロック信号CK1を入力しながら、又、ビットシフト
データSDI及びクロック信号CK2を入力しながら行
う。以下、本第2実施例における信号タイミング調整の
際の遅延時間の設定方法を手順の順に説明する。
【0062】(1)まず、前記ビットシフトデータSC
I及びSDIの初期状態、又前記クロック信号CK1及
びCK2の初期状態として、いずれも“0”を設定す
る。
【0063】(2)次に、前記ビットシフトデータSC
Iを“1”とする。
【0064】(3)更に前記クロック信号CK1を
“1”とする。すると、“1”の前記ビットシフトデー
タSCIは前記ワード線W1が接続される第1の前記D
型フリップフロップ42へ取込まれ、該ワード線W1が
“1”となる。これに伴って、該ワード線W1に接続さ
れる合計5個の前記個別タイミング調整部10Bの内蔵
する前記D型ラッチ12Bのクロック入力CKが“1”
となり、対応するビット線B1〜B5の論理状態を、ス
ルーモードとなっている該D型ラッチ12Bは取込む。
【0065】(4)“1”となっているいずれかの前記
ワード線W1〜W4に対応する合計5個の前記D型ラッ
チ12Bに対して遅延時間の設定を行うべく、前記クロ
ック信号CK2に対して順次パルス信号を入力しなが
ら、前記ビットシフトデータSDIを順次入力してい
く。合計5個のパルス信号を入力することで、合計5個
の前記D型フリップフロップ43へ所望のビットデータ
の設定がなされる。
【0066】(5)前記ビットシフトデータ信号SCI
を“0”とし、前記クロック信号CK1を“0”とす
る。
【0067】(6)続いて前記クロック信号CK1を
“1”とする。すると、第1の前記D型フリップフロッ
プ42には“0”が取込まれ、又、前記ワード線W2に
対応する第2の前記D型フリップフロップ42には
“1”が取込まれる。これによって、前記ワード線W2
は“1”となり、これに接続される前記個別タイミング
調整部10Bの前記D型ラッチ12Bはスルーモードと
なる。なお、前記ワード線W1に接続される前記D型フ
リップフロップ12Bについては、全てラッチモードと
なる。
【0068】(7)上記(4)〜(6)の手順を繰返す
ことで、マトリックス状に配置された前記個別タイミン
グ調整部10Bの前記D型ラッチ12Bに対して、上段
から順次、遅延時間に関する情報の設定が行われる。
【0069】(8)全ての前記個別タイミング調整部1
0Bの前記D型ラッチ12Bに対して遅延時間の設定が
終了された後に、前記ビットシフトデータ信号SDI及
びSCI、又前記クロック信号CK1及びCK2を全て
“0”とする。なお、この段階では、前記制御用シフト
レジスタを構成する前記D型フリップフロップ42には
“0”が保持され、前記個別タイミング調整部10Bの
前記D型ラッチ12Bの論理状態は固定される。
【0070】このように、本第2実施例によれば、前記
ビットシフトデータ信号SCI及びSDI、又前記クロ
ック信号CK1及びCK2の、僅か4つの信号を用い、
全ての前記個別タイミング調整部10Bの前記D型ラッ
チ12Bの設定を行うことができる。これによって、前
記信号NIから得られる前記信号NOの経路に前記遅延
回路11Bを挿入するか否か設定することができ、該信
号NOの前記信号NIに対する遅延時間を調節すること
ができる。
【0071】特に、各ワード線W1〜W4に接続される
前記D型ラッチ12Bに記憶されるビットデータのパタ
ーンが、隣接するワード線W1〜W4間で同一であれ
ば、前記D型フリップフロップ43により構成される前
記設定値用シフトレジスタへのビットデータの設定を省
略でき、前記ビットシフトデータ信号SCI及び前記ク
ロック信号CK1の入力だけで遅延時間の設定を行うこ
とができるため、能率的である。
【0072】例えば、全ての前記個別タイミング調整部
10Bの前記D型ラッチ12Bに対して“0”を設定す
る場合がある。この場合には、一旦、全てのD型フリッ
プフロップ43へ“0”を書込んだ後に、前記ビットシ
フトデータ信号SCI及び前記クロック信号CK1によ
って、前記制御用シフトレジスタの前記D型フリップフ
ロップ42に記憶される“1”を順次シフトさせるだけ
でよい。
【0073】図6は、前記第2実施例の適用される一例
を示す回路図である。
【0074】この図6において、D型フリップフロップ
18A〜18Dは、前記図5に示す前記D型フリップフ
ロップ18に相当する。ここで、前記D型フリップフロ
ップ18Cにあってセットアップタイミングエラーが発
生してしまったとする。この場合、前記図10の前記時
間T1に相当する時間を延長すればよく、このためには
前記D型フリップフロップ18Cのクロック入力CKへ
入力される信号を遅延させればよい。即ち、該D型フリ
ップフロップ18Cに入力されるクロック信号の遅延時
間を、前記個別タイミング調整部10Bの設定を変える
ことで延長すればよい。
【0075】ここで、本第2実施例にあっては、前記個
別タイミング調整部10Bで調整可能なタイミングは、
前記遅延回路11Bの有無にて調整できる範囲であり、
比較的小さな遅延時間の範囲である。一般に、LSIの
製造時には、ほとんどのタイミング調整がなされている
ものと考える。従って、LSI製造後に本第2実施例を
適用してなされるタイミング調整は極微小な遅延時間の
調整と考えることができる。従って、本実施例のような
遅延時間の調整範囲であっても、製造されたLSIの不
良をより多く抑えることができ、設計工程における後戻
りをより効果的に防ぐことができ、TAT(turn aroun
d time)及び製造コストの削減を図ることが可能であ
る。
【0076】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
複数の信号間における各論理状態の変化の順序の微妙な
変動による内部回路の誤動作を防止することができる信
号タイミング調整回路を提供することができるという優
れた効果を得ることができる。
【0077】例えば、入力回路や内部回路におけるD型
フリップフロップ周辺にて本発明を適用した場合、当該
D型フリップフロップに関するセットアップタイミング
エラーや、ホールドタイミングエラー等を削減すること
ができる。例えば前記図10の前記時間T1に相当する
時間が短くなってセットアップタイミングエラーが発生
してしまった場合、本発明を適用して、前記入力信号S
Iのタイミングに対して前記クロック信号CKのタイミ
ングを遅延させてやればよい。あるいは、前記図10の
前記時間T2に相当する時間が短くなってホールドタイ
ミングエラーが発生してしまった場合、前記クロック信
号CKのタイミングに対して前記入力信号SIのタイミ
ングを、本発明を適用して遅延させてやればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要旨を示す論理回路図
【図2】本発明が適用される信号タイミング調整回路の
第1実施例を備えるLSIの入力部の回路図
【図3】前記第1実施例に用いられる個別タイミング調
整部の回路図
【図4】本発明が適用される信号タイミング調整回路の
第2実施例を備えるLSIの要部の回路図
【図5】前記第2実施例の個別タイミング調整部及びそ
の周辺の回路図
【図6】前記第2実施例の適用例を示す回路図
【図7】従来からのフリップフロップを用いた回路の一
例を示す回路図
【図8】従来からのD型フリップフロップを用いた入力
部の組合せ回路群を含む回路図
【図9】従来からのD型フリップフロップを含む入力部
の回路図
【図10】D型フリップフロップ等でのセットアップタ
イミングあるいはホールドタイミングを示すタイムチャ
ート
【図11】D型フリップフロップにおいて入力信号を取
込むためのいくつかのクロック信号のタイミング例を示
すタイムチャート
【符号の説明】
10、10A、10B…個別タイミング調整部 11、11A、11B…遅延回路 12…タイミング情報記憶素子 12A…D型フリップフロップ(タイミング情報記憶素
子とされるもの) 12B…D型ラッチ(タイミング情報記憶素子とされる
もの) 13、13A、13B…マルチプレクサ 14…設定値記憶素子 22、23…バッファゲート 29A、29B…内部論理回路 29C…組合せ回路群 18、18A〜18G、FF1〜FF5…D型フリップ
フロップ 42…D型フリップフロップ(制御用記憶素子とされる
もの) 43…D型フリップフロップ(設定値記憶素子とされる
もの) NI、NO…タイミング被調整信号 CK、CK1〜CK3、CKa、CKb…クロック信号 SCI、SDI…ビットシフトデータ信号 W1〜Wn〜W4…ワード線 B1〜Bn〜B5…ビット線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03K 5/00 5/13 19/003 Z G06F 1/04 312 A H03K 5/00 K

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タイミング被調整信号を遅延させた遅延信
    号を出力する遅延回路と、 前記タイミング被調整信号、又は前記遅延信号の選択を
    示す情報を記憶するタイミング情報記憶素子と、 該タイミング情報記憶素子に記憶される情報に従って、
    前記タイミング被調整信号又は前記遅延信号を選択する
    マルチプレクサと、 を含む個別タイミング調整部を複数備えると共に、 信号タイミング調整の際に、これに伴って外部からビッ
    トシフトデータを入力可能な、複数の設定値記憶素子で
    構成される設定値用シフトレジスタを備え、 前記設定値記憶素子に記憶されるビットデータにて、前
    記タイミング情報記憶素子に記憶する情報を設定するよ
    うにしたことを特徴とする信号タイミング調整回路。
  2. 【請求項2】請求項1において、 複数の前記個別タイミング調整部の前記タイミング情報
    記憶素子を前記設定値記憶素子としても用い、 複数の該タイミング情報記憶素子によって、前記設定値
    用シフトレジスタを構成するようにしたことを特徴とす
    る信号タイミング調整回路。
  3. 【請求項3】請求項1において、 信号タイミング調整の際に、これに伴って外部からビッ
    トシフトデータを入力可能な、複数の制御用記憶素子で
    構成される制御用シフトレジスタと、 マトリックス状に配置される複数の前記タイミング情報
    記憶素子に対応して敷設される複数のワード線及び複数
    のビット線とを備え、 前記制御用シフトレジスタに保持されるデータに従って
    複数の前記ワード線の択一選択を行い、且つ、前記設定
    値用シフトレジスタに保持されるデータを複数の前記ビ
    ット線に入力することによって、複数の前記タイミング
    情報記憶素子に対してランダムアクセスし、該タイミン
    グ情報記憶素子に記憶する情報を設定するようにしたこ
    とを特徴とする信号タイミング調整回路。
JP7020188A 1995-02-08 1995-02-08 信号タイミング調整回路 Pending JPH08213895A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009063853A1 (ja) * 2007-11-12 2009-05-22 Nec Corporation チップ内およびチップ間通信回路と通信方法及び3次元lsi装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009063853A1 (ja) * 2007-11-12 2009-05-22 Nec Corporation チップ内およびチップ間通信回路と通信方法及び3次元lsi装置

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