JPH0821277B2 - 接点装置 - Google Patents

接点装置

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JPH0821277B2
JPH0821277B2 JP61226957A JP22695786A JPH0821277B2 JP H0821277 B2 JPH0821277 B2 JP H0821277B2 JP 61226957 A JP61226957 A JP 61226957A JP 22695786 A JP22695786 A JP 22695786A JP H0821277 B2 JPH0821277 B2 JP H0821277B2
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明 竹内
秀夫 久本
孝信 田中
洋一 青山
健彦 岡田
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、主として配線用遮断器に用いられ、過大電
流による接点の開極時に可動接触子を急速に移動させる
接点装置に関するものである。
[背景技術] 接点装置は、第8図に示すように、固定接点板12に設
けた固定接点11と、固定接点板12に対して移動自在な可
動接触子14の一端部に設けた可動接点13とからなる接点
部10を備えている。固定接点板12の一端部には消弧グリ
ッド装置3が配設されており、接点部10の開極時に発生
したアークが消弧グリッド装置3内に導入されて消弧さ
れるようになっている。すなわち、消弧グリッド装置3
は可動接触子14の先端部に臨む位置に配設されているの
であって、可動接触子14は接点部10の開閉方向に直交す
る方向に長い形状に形成されているから、接点部10に発
生したアークのアーク電流と可動接触子14の回りに発生
している磁界との相互作用である力により、アークが消
弧グリッド装置3に向かって付勢されるのである。消弧
グリッド装置3は導電材よりなる複数枚のグリッド板21
を互いに離間して略平行に配列したものであり、固定接
点11と可動接点13とが開極する際に発生するアークを分
割冷却して消弧するようになっている。
以上のように、従来の接点装置では比較的複雑な構造
を有した消弧グリッド装置3を必要としていたから、組
立が容易ではないという問題があった。
[発明の目的] 本発明は上述の点に鑑みて為されたものであって、そ
の主な目的とするところは、アークを十分に長く引き伸
ばすことにより、アーク電圧を高めてアークを消弧させ
るようにし、消弧グリッド装置を用いなくともアークの
消弧が行なえるようにした接点装置を提供することにあ
る。
[発明の開示] (構成) 本発明に係る接点装置は、固定接点が設けられた固定
接点板と、固定接点とともに接点部を形成する可動接点
を備え接点部の開閉方向とは略直交する方向に長い形状
に形成されてその長手方向に通電される可動接触子と、
固定接点を挟んで固定接点板の幅方向の両側に配設され
た接点部の閉極状態において可動接触子に対して接点部
が開極する向きの力を作用させる一対の駆動コイルと、
磁性体よりなり接点部の両側方に配設された一対の脚片
と可動接点が固定接点から開極する向きにおいて可動接
点の固定接点からの最大開極距離よりも固定接点からの
距離が遠い位置で両脚片間を磁気的に短絡する橋絡片と
を有した形状のヨークと、少なくともヨークの内周面の
全面を覆う絶縁体層とを具備し、可動接触子の長手方向
におけるヨークの一端縁は、可動接触子の回りに生じる
磁界と接点の開極時に発生するアークとの間に生じる力
によりアークが付勢される向きにおいて、少なくとも駆
動コイルの外周縁よりも固定接点からの距離が遠い位置
まで延長され、絶縁体層の一部は固定接点板と駆動コイ
ルとの間に介装されて成るものであり、可動接触子の回
りに生じている磁界をヨークを介してアークに作用させ
ることにより、アークの引き伸ばしが十分に行なわれる
ようにし、かつ駆動コイルにより生じる磁界が可動接触
子の移動を阻害しないようにしたものである。しかも、
一対の駆動コイルを固定接点を挟んで固定接点板の幅方
向の両側に配置しているので、固定接点から可動接点が
離れた瞬間ではアークを駆動コイル内から固定接点板に
沿って駆動コイル外へ移行させる力が大きく加わる。さ
らに、磁性体よりなり接点部の両側方に配設された一対
の脚片と可動接点が固定接点から開極する向きにおいて
可動接点の固定接点からの最大開極距離よりも固定接点
からの距離が遠い位置で両脚片間を磁気的に短絡する橋
絡片とを有した形状のヨークを設け、可動接触子の長手
方向におけるヨークの一端縁を、可動接点の回りに生じ
る磁界と接点の開極時に発生するアークとの間に生じる
力によりアークが付勢される向きにおいて少なくとも駆
動コイルの外周縁よりも固定接点からの距離が遠い位置
まで延長しているから、駆動コイルにより生じた磁束が
ヨークの一方の脚片−ヨークの橋絡片−ヨークの他方の
脚片を通ることにより、可動接点の固定接点からの距離
が駆動コイルの外周縁の固定接点からの距離よりも大き
くなると、駆動コイルの外側縁よりも外側となる部分の
アークは可動接触子の長手方向の力を受けるとともに、
橋絡片に近付く向きの力を受け、結果的に比較的狭い空
間内でアークを長く引き延ばして迅速に消弧することが
できる。
(実施例1) 以下の説明では、第3図に示すように、本発明の接点
装置を配線用遮断器に用いる例を示すが、これに限定さ
れるものではない。また、第3図中の上下、左右を方向
を規定する用語として用いるが、それらの用語は取付方
向を限定するものではない。
第3図に示すように、ハウジング1内の定位置に接点
装置が配設される。接点装置は、固定接点11を備えた固
定接点板12、固定接点11とともに接点部10を形成する可
動接点13を備えた可動接触子14、固定接点板12の両側に
固定接点11を挟む形で配設された一対の駆動コイル15、
磁性体よりなり両駆動コイル15に跨がる形で配設された
ヨーク16、およびヨーク16の内周面を覆う絶縁体層とし
ての絶縁キャップ17を備えている。
固定接点板12は、第1図および第2図に示すように、
左右方向の中間部の上面に固定接点11を有している。固
定接点板12の左半部はアーク走行板として作用する。固
定接点板12の左半部の上面には上面が固定接点11の上面
と略面一となるようにT形のアーク走行板を固着しても
よい。この構成により、接点部10の開極に伴なって発生
するアークの下端を固定接点板12あるいはアーク走行板
に沿って走らせることができるのである。固定接点板12
の前後両側すなわち固定接点板12の幅方向の両側にはそ
れぞれ固定接点板12の長手方向に直交する中心軸を有
し、下方に開口したU形に曲成された駆動コイル15が固
定接点11を挟む形で配設される。また、両駆動コイル15
の中心軸は同一直線上に位置する。駆動コイル15の右端
は固定接点板12の右端部に一体に連続し、駆動コイル15
の他端は端子板18に一体に連続する。駆動コイル15の上
端は可動接点13が固定接点11からもっとも離れるときの
可動接点13の位置よりも下方に位置している。すなわ
ち、固定接点11から駆動コイル15の上端までの距離は接
点部10の最大開極距離よりも小さく設定されている。端
子板18は左端部が固定接点板12よりも左方に至り、その
左端部に端子ねじ19が螺合して端子2が形成される。駆
動コイル15と固定接点板12との間、および固定接点板12
の左端部の前後両側には下方に開口するコ形に形成され
た絶縁キャップ17の両脚片である仕切片17aが配設さ
れ、また固定接点板12の右端部上面は絶縁キャップ17よ
り延設された覆い片17bにより覆われる。また絶縁キャ
ップ17の外周面には鍔片17cが延設される。鍔片17cは駆
動コイル15の外周面に沿う部分と、絶縁キャップ17の左
右両端部とに形成される。この絶縁キャップ17は固定接
点板12を完全に覆うのであり、右端部においては接点部
10が閉極している位置から可動接触子14の最大開極位置
まで接点部10を覆うように形成されている。絶縁キャッ
プ17を形成する絶縁材料には、アーク熱により熱分解ガ
スを発生する絶縁材料が用いられる。すなわち、この熱
分解ガスによりアークを冷却し、迅速な消弧を行なうの
である。このような絶縁材料としては、ポリメチルペン
テン樹脂、ポリメチルメタクリレート樹脂、ポリブチレ
ン樹脂等があり、これらの樹脂は熱分解反応時に熱分解
生成物としてのガス、特に水素ガスを発生しやすいこと
が知られている。絶縁キャップ17の外周には磁性体より
なるヨーク16が嵌合する。すなわち、ヨーク16は可動接
触子14の両側に配設される一対の脚片16aと両脚片16aの
上端部間を磁気的に短絡する橋絡片16bとが一体に連続
して断面形状が下方に開口したコ形に形成されており、
ヨーク16の右端部は駆動コイル15の上方に配置されるよ
うになっている。したがって、ヨーク16は可動接触子14
の移動範囲の全長に亘って接点部10を覆うのである。ヨ
ーク16および絶縁キャップ17の左端部は固定接点板12の
左端部まで延長されている。このように絶縁キャップ17
が接点部10とヨーク16との間に介装され、また、絶縁キ
ャップ17が接点部10と駆動コイル15との間を隔絶させる
とともに、固定接点板12の一部を覆うことにより、接点
部10の開極時に発生するアークが駆動コイル15や固定接
点板12等の不要部分に移行することが防止されるのであ
る。
(動作) 以下、動作を説明する。接点部10が閉極状態であると
きには、固定接点板12と可動接触子14とがほぼ平行に配
置されており、固定接点板12と可動接触子14とには互い
に逆向きの電流が流れている。ここで、短絡電流のよう
な大電流が接点部10を通過すると固定接点板12と可動接
触子14とを流れる電流により生じる磁界の作用により、
固定接点板12と可動接触子14との間に瞬間的に強大な反
発力が作用して接点部10が開極する。また、駆動コイル
15に流れる電流により駆動コイル15の回りにも磁界が生
じており、この磁束φ1は両駆動コイル15に挟まれた部
分では両コイル15の中心軸付近を通り、それ以外の部分
ではヨーク16を磁路とする。したがって、大電流が通過
すると、可動接触子14に流れる電流と駆動コイル15の周
囲の磁界との相互作用である力により可動接触子14が上
方に付勢されることになる。すなわち、可動接触子14と
固定接点板12との間の磁力、および可動接触子14と駆動
コイル15との間の力により可動接触子14が瞬時に上方に
移動するのである。その後、トリップ装置等が作動して
機械的に可動接触子14が固定端子板12から引き離され
る。このような接点部10の開極に伴なって固定接点11と
可動接点13との間にはアークが生じるのである。可動接
触子14の周囲には上述したように磁界が生じており、可
動接触子14の周囲を囲む形でヨーク16が配設されている
から、可動接触子14の周囲の磁束φは第4図(b)に示
すように、ヨーク16内を通ることになる。この磁界とア
ーク9との相互作用による力を受けてアーク9は第4図
(a)中左方に向かって付勢される。このようにしてア
ーク9の中央部が膨らむと、アーク9の上部では第4図
(a)中の左右方向にアーク9が走るから、第5図に示
すように、このアーク9の回りに生じる磁界は可動接触
子14の回りに生じる磁界と同様にアーク9の中央部を第
4図(a)中の左方に付勢し、同時にアーク9の上部を
上方に付勢することになる。このようにアーク9の中央
部が左方に付勢され、しかもアーク9の上部が上方に付
勢されてアーク9の中央部が上下に伸張されるから、ア
ーク9が十分に引き伸ばされ、高いアーク電圧が得られ
てアーク電流の限流がなされるのである。したがって、
消弧グリッド装置を用いなくとも、アーク9の消弧が行
なえることになる。また、駆動コイル15により発生して
いる磁束φ1は、駆動コイル15の外周部分では、第4図
(b)および第5図(b)に示すように、ヨーク16内を
通るから、接点部10の開極過程で可動接触子14が駆動コ
イル15よりも上方に位置しても、駆動コイル15の周囲に
発生している磁束φ1と可動接触子14の周囲に発生して
いる磁束φとが逆向きにならず、駆動コイル15の周囲の
磁束φ1が可動接触子14の移動を妨げることがないので
ある。すなわち、可動接触子14は可動接点13を固定接点
11から急速に引き離し、アーク電圧を急速に高めてアー
ク電流を抑制するのである。
また、アーク9発生時のアーク熱により絶縁キャップ
17を形成する樹脂から熱分解ガスが発生するのであり、
この熱分解ガスによりアーク9が冷却されて、高いアー
ク電圧が得られ、アーク9の消弧を一層速めることがで
きるものである。
(実施例2) 上記実施例ではヨーク16の内周面の全周に亘って絶縁
キャップ17を配設していたが、本実施例では、第6図お
よび第7図に示すように、絶縁キャップ17を固定接点板
12と駆動コイル15との間にのみ介在させ、ヨーク16の表
面の全周に亘ってエポキシ樹脂の粉体を焼き付ける等の
方法で絶縁被覆を形成している。絶縁キャップ17につい
ては実施例1と同様の絶縁材料が用いられる。
(実施例3) 上記実施例においては、消弧グリッド装置を設けてい
ないが、第8図に示した消弧グリッド装置3を、アーク
走行板として作用する固定接点板12の左端部に対応する
位置に配置してもよい。この場合には、上記各実施例と
の相乗効果により、アーク9の消弧効果が一層高められ
るものである。特に、アーク9の中央部が消弧グリッド
装置3側に移動しても、アーク9自身の回りに発生して
いる磁界により、アーク9を消弧グリッド装置3に向か
って付勢するとともに、アーク9の上部を上方に引き上
げることができるから、アーク9の引き伸ばしが十分に
行なわれ、かつアーク9を消弧グリッド装置内に十分に
導入することができるのであり、その結果、高いアーク
電圧が得られてアーク電流を限流する効果が十分となる
のである。
[発明の効果] 本発明は上述のように、固定接点が設けられた固定接
点板と、固定接点とともに接点部を形成する可動接点を
備え接点部の開閉方向とは略直交する方向に長い形状に
形成されてその長手方向に通電される可動接触子と、固
定接点を挟んで固定接点板の幅方向の両側に配設され接
点部の閉極状態において可動接触子に対して接点部が開
極する向きの力を作用させる一対の駆動コイルと、磁性
体よりなり接点部の両側方に配設された一対の脚片と可
動接点が固定接点から開極する向きにおいて可動接点の
固定接点からの最大開極距離よりも固定接点からの距離
が遠い位置で両脚片間を磁気的に短絡する橋絡片とを有
した形状のヨークと、少なくともヨークの内周面の全面
を覆う絶縁体層とを具備し、可動接触子の長手方向にお
けるヨークの一端縁は、可動接触子の回りに生じる磁界
と接点の開極時に発生するアークとの間に生じる力によ
りアークが付勢される向きにおいて、少なくとも駆動コ
イルの外周縁よりも固定接点からの距離が遠い位置まで
延長され、絶縁体層の一部は固定接点板と駆動コイルと
の間に介装されて成るものであり、上述したように、可
動接触子の回りに生じている磁界、およびアーク自身の
回りに生じている磁界とアークとの相互作用である力に
より、アークを付勢してアークを十分に長く引き伸ばす
ことができるのであり、十分に高いアーク電圧が得られ
アーク電流が抑制されるから、消弧グリッド装置を用い
なくともアークの消弧が行なえるという利点を有するの
である。また、消弧グリッド装置を用いないから、組立
が容易となる利点がある。一方、消弧グリッド装置を併
用すれば、アークを消弧グリッド装置内に確実に導くこ
とができ、消弧効果を高めることができるものである。
さらに、駆動コイルにより駆動コイルの外周部分に生じ
ている磁界の磁束をヨークを介してバイパスするから、
駆動コイルの周囲の磁界により可動接触子の移動が阻害
されることがなく、接点部を急速に開極できるという利
点を有する。
しかも、一対の駆動コイルを固定接点を挟んで固定接
点板の幅方向の両側に配置しているので、固定接点から
可動接点が離れた瞬間ではアークを駆動コイル内から固
定接点板に沿って駆動コイル外へ移行させる力が大きく
加わるという効果がある。さらに、磁性体よりなり接点
部の両側方に配設された一対の脚片と可動接点が固定接
点から開極する向きにおいて可動接点の固定接点からの
最大開極距離よりも固定接点からの距離が遠い位置で両
脚片間を磁気的に短絡する橋絡片とを有した形状のヨー
クを設け、可動接触子の長手方向におけるヨークの一端
縁を、可動接点の回りに生じる磁界と接点の開極時に発
生するアークとの間に生じる力によりアークが付勢され
る向きにおいて少なくとも駆動コイルの外周縁よりも固
定接点からの距離が遠い位置まで延長しているから、駆
動コイルにより生じた磁束がヨークの一方の脚片−ヨー
クの橋絡片−ヨークの他方の脚片を通ることにより、可
動接点の固定接点からの距離が駆動コイルの外周縁の固
定接点からの距離よりも大きくなると、駆動コイルの外
側縁よりも外側となる部分のアークは可動接触子の長手
方向の力を受けるとともに、橋絡片に近付く向きの力を
受け、結果的に比較的狭い空間内でアークを長く引き延
ばして迅速に消弧することができるという利点を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例1を示す要部分解斜視図、第2
図は同上の斜視図、第3図は同上を用いた配線用遮断器
の一例を示す一部切欠側面図、第4図および第5図は同
上の動作説明図、第6図は本発明の実施例2を示す要部
分解斜視図、第7図は同上の斜視図、第8図は従来の接
点装置を示す断面図である。 10は接点部、11は固定接点、12は固定接点板、13は可動
接点、14は可動接触子、15は駆動コイル、16はヨーク、
16aは脚片、16bは橋絡片、17は絶縁キャップである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青山 洋一 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 岡田 健彦 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−89021(JP,A) 特開 昭56−97921(JP,A) 実開 昭55−173839(JP,U)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定接点が設けられた固定接点板と、固定
    接点とともに接点部を形成する可動接点を備え接点部の
    開閉方向とは略直交する方向に長い形状に形成されてそ
    の長手方向に通電される可動接触子と、固定接点を挟ん
    で固定接点板の幅方向の両側に配設され接点部の閉極状
    態において可動接触子に対して接点部が開極する向きの
    力を作用させる一対の駆動コイルと、磁性体よりなり接
    点部の両側方に配設された一対の脚片と可動接点が固定
    接点から開極する向きにおいて可動接点の固定接点から
    の最大開極距離よりも固定接点からの距離が遠い位置で
    両脚片間を磁気的に短絡する橋絡片とを有した形状のヨ
    ークと、少なくともヨークの内周面の全面を覆う絶縁体
    層とを具備し、可動接触子の長手方向におけるヨークの
    一端縁は、可動接触子の回りに生じる磁界と接点の開極
    時に発生するアークとの間に生じる力によりアークが付
    勢される向きにおいて、少なくとも駆動コイルの外周縁
    よりも固定接点からの距離が遠い位置まで延長され、絶
    縁体層の一部は固定接点板と駆動コイルとの間に介装さ
    れて成ることを特徴とする接点装置。
  2. 【請求項2】上記絶縁体層はアーク熱により熱分解ガス
    を発生する絶縁材料により形成されて成ることを特徴と
    する請求項1記載の接点装置。
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JPS5697921A (en) * 1980-01-09 1981-08-07 Mitsubishi Electric Corp Electromagnetic contactor
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