JPH0821198A - 小口径シールド工法用分割セグメント組立機及び組立方法 - Google Patents

小口径シールド工法用分割セグメント組立機及び組立方法

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JPH0821198A
JPH0821198A JP6176161A JP17616194A JPH0821198A JP H0821198 A JPH0821198 A JP H0821198A JP 6176161 A JP6176161 A JP 6176161A JP 17616194 A JP17616194 A JP 17616194A JP H0821198 A JPH0821198 A JP H0821198A
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JP
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segment
vehicle
assembly
tunnel
assembling
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JP6176161A
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Inventor
Takeo Miyamoto
武雄 宮本
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Kobayashi Engineering Works Ltd
Kubota Construction Co Ltd
Kubota Kensetsu KK
Original Assignee
Kobayashi Engineering Works Ltd
Kubota Construction Co Ltd
Kubota Kensetsu KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 セグメント組立の施工時間を短縮すること。 【構成】 小口径シールド工法用分割セグメント組立機
10において、セグメント11をトンネル内の据付位置
に設定して組立てる組立装置20を備えてなる組立車輛
17と、セグメント11をトンネル内に搬入する運搬専
用車輛18とを有し、組立車輛17と運搬専用車輛18
とは連結器61により着脱可能とされてなるもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
【0002】本発明は、小口径シールド工法用分割セグ
メント組立機及び組立工法に関する。
【0003】
【従来の技術】
【0004】小口径シールド工法においては、特公昭54
-14859号公報に記載の如く、トンネル周方向にて1組を
なす複数個の分割セグメントを運搬台車にてトンネル内
に搬入し、シールドによる掘削領域が一定長進展する毎
に、上記分割セグメントを組立装置にてトンネル周方向
に組立てることにてトンネル壁面を画成する。そして、
分割セグメントの各組をトンネル軸方向に連続すること
にてトンネルを構築することとしている。
【0005】然るに、従来の組立装置は、運搬台車の先
端に取付けられており、運搬台車から移載されるセグメ
ントを支持部材にて支持し、この支持部材をトンネルの
半径方向及び周方向に移動することにて、該セグメント
をトンネル内の所定位置に据付けることとしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来技術
では、組立装置が運搬台車に設置されている。このた
め、運搬台車は、(a) 組立装置によるセグメントの組立
終了後でなければ、新たなセグメントを運搬することが
できず、(b) 新たなセグメントの運搬作業中には、組立
装置によるセグメントの組立てを行なうことができな
い。即ち、セグメントの組立作業と、新たなセグメント
の搬入作業とを並行して行なうことができず、施工時間
が長くなる。
【0007】本発明は、セグメント組立の施工時間を短
縮することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、シールドによる掘削領域が一定長進展する毎に、該
掘削領域のトンネル周方向にて1組をなす複数個の分割
セグメントを組立て、分割セグメントの各組をトンネル
軸方向に連続することにてトンネルを構築するための組
立機において、セグメントをトンネル内の据付位置に設
定して組立てる組立装置を備えてなる組立車輌と、セグ
メントをトンネル内に搬入する運搬専用車輌とを有し、
組立車輌と運搬専用車輌とは連結器により着脱可能とさ
れ、組立車輌と運搬専用車輌には、運搬専用車輌が搬入
したセグメントを組立装置の側に移動可能とするガイド
ローラが設けられてなるようにしたものである。
【0009】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の組立機を用いる組立方法であって、組立車輌が備え
る組立装置によるセグメントの組立作業中に、運搬専用
車輌によるセグメントの搬入作業を行なうようにしたも
のである。
【0010】
【作用】 組立車輌が備える組立装置によるセグメントの組立作
業中でも、組立車輌から切り離された運搬専用車輌によ
りセグメントを搬入できる。即ち、セグメントの組立作
業と、新たなセグメントとの搬入作業とを並行して行な
うことができる。
【0011】組立車輌と運搬専用車輌とが着脱可能な
連結器により連結されるから、運搬専用車輌によるセグ
メントの搬入作業時には運搬専用車輌を組立車輌から直
ちに切り離し、運搬専用車輌から組立車輌へのセグメン
トの移載時には運搬専用車輌と組立車輌とを直ちに接続
できる。
【0012】組立車輌と運搬専用車輌とがガイドロー
ラを備えているから、運搬専用車輌から組立車輌の組立
装置へのセグメントの移動を容易にできる。
【0013】
【実施例】図1は組立機を示す側面図、図2は図1の正
面図、図3は組立装置を示す断面図、図4は連結器を示
す側面図である。
【0014】本発明が用いられるシールド工法は、図
1、図2に示す如く、組立機10を用い、トンネル周方
向にて1組をなす複数個(この実施例では3個)の分割
セグメント11をトンネル内に搬入し、シールド13に
よる掘削領域が一定長進展する毎に、上記分割セグメン
ト11をトンネル周方向にて組立てることによりトンネ
ル壁面を画成する。そして、分割セグメント11の各組
をトンネル軸方向に連続することにてトンネルを構築す
るものである。
【0015】尚、シールド13は、既設セグメント11
の前端面に背面支持される不図示のシールドジャッキの
押付圧力により一定長ずつ進展する。そして、トンネル
内には、分割セグメント11の搬入、及び残土排出のた
めの軌道15が枕木16上に設置されている。
【0016】また、分割セグメント11は、前述の如く
3個1組で所定長さの円周を形成する 120度の弧状断面
をなしており、内面中央部に貫通孔(もしくは凹部)の
係合部11Aを有している。
【0017】然るに、組立機10は、組立車輌17と運
搬専用車輌18とを有している。組立車輌17は、セグ
メント11をトンネル内の据付位置に設定して組立てる
組立装置20を備える。運搬専用車輌18は、セグメン
ト11をトンネル内に搬入する。
【0018】ここで、組立車輌17は、セグメント11
を載置状態で支持するガイドローラ21を、車輌本体2
2の上面部に備えている。ガイドローラ21は、セグメ
ント移動用モータ21Aにより駆動される。モータ21
Aは油圧モータにて構成できる。
【0019】また、組立車輌17は、ガイドローラ21
によるセグメント載置領域に設定されているセグメント
11の係合部11Aに係脱でき、該セグメント11をガ
イドローラ21に載置したままの状態で保持し、あるい
は保持解除し得るセグメント保持シリンダ23(セグメ
ント保持装置)を、車輌本体22の上面部に備えてい
る。セグメント保持シリンダ23は油圧シリンダにて構
成できる。
【0020】また、組立装置20は、組立車輌17にお
いてセグメント保持シリンダ23により保持解除された
セグメント11がガイドローラ21上をトンネル軸方向
に滑り出されて来るとき、該セグメント11を載置状態
で支持するガイドローラ24を備えている。ガイドロー
ラ24は、組立車輌17のガイドローラ21のセグメン
ト載置領域と同一円弧面上に設定される。そして、組立
装置20は、ガイドローラ24上に導入されたセグメン
ト11を位置決めするセグメントストッパ25を備えて
いる。ストッパ25に位置決めされたセグメント11
は、その係合部11Aを後述する支持ロッド38の軸線
上に設定せしめられる。
【0021】更に、組立装置20は、図3に示す如く、
セグメント11をトンネルの半径方向に昇降させる昇降
装置31と、該セグメント11をトンネルの周方向に旋
回させる旋回装置32とを有している。
【0022】即ち、組立装置20の基礎部材33には、
旋回モータ34にてチェーン駆動されるウォーム35が
支持され、このウォーム35に噛合うウォームホイール
36をトンネル軸回りに回動し得るように支持する。旋
回モータ34は組立車輌17に搭載され、油圧モータに
て構成できる。ウォームホイール36には旋回ケース3
7がボルト結合され、旋回ケース37にはセグメント1
1を支持する支持ロッド38が軸方向にのみ移動し得る
ように支持される。39は支持ロッド38を軸方向にの
み移動可能とするための切り溝であり、切り溝39に係
合する不図示のキーが旋回ケース37の支持ロッド38
貫通孔に設けられている。これにより、旋回モータ34
の作動にて、セグメント11の支持ロッド38をトンネ
ルの周方向に旋回させる旋回装置32が構成される。
【0023】また、支持ロッド38の外周部にはねじ部
41が設けられ、このねじ部41にはベベルギヤ42が
噛合される。ベベルギヤ42は、支持ロッド38回りに
装着されるカラー、スラスト軸受にて支持ロッド38の
軸回りに回転のみ可能に支持される。そして、ベベルギ
ヤ42に直交して噛合うベベルギヤ43を、前述ウォー
ムホイール36の中心部を貫通する回転軸44の一端に
固定する。他方、組立車輌17には昇降モータ45が搭
載され、昇降モータ45の出力軸に上記回転軸44の他
端が連結される。昇降モータ45は油圧モータにて構成
できる。これにより、昇降モータ45の作動にて、セグ
メント11の支持ロッド38をトンネルの半径方向に昇
降させる昇降装置31が構成される。
【0024】また、組立車輌17には油圧発生装置46
が搭載されている。油圧発生装置46は、モータ47、
ポンプ48を備えた油圧ユニット49から構成され、上
述したセグメント移動用モータ21A、セグメント保持
シリンダ23、旋回モータ34、昇降モータ45に油圧
を供給可能とする。油圧発生装置46の油圧回路には手
動指令弁を用いた。
【0025】尚、セグメント11の支持ロッド38は、
その旋回時にセグメント11を脱落せしめることなく保
持する機能(不図示)を有している。これにより、旋回
装置32の作動によって支持ロッド38が旋回され、セ
グメント11が下方に吊り下げられる場合にも、セグメ
ント11は脱落することなく保持される。
【0026】また、運搬専用車輌18は、セグメント1
1を待機状態で支持するガイドローラ51を、車輌本体
52の上面部に備えている。ガイドローラ51は、セグ
メント移動用モータ51Aにより駆動される。モータ5
1Aは油圧モータにて構成できる。
【0027】即ち、組立車輌17のセグメント移動用モ
ータ21Aと運搬専用車輌18のセグメント移動用モー
タ51Aは、運搬専用車輌18が搬入したセグメント1
1を組立装置20の側に移動可能とする。
【0028】また、運搬専用車輌18は、ガイドローラ
51によるセグメント載置領域に設定されているセグメ
ント11の係合部11Aに係脱でき、該セグメント11
をガイドローラ51に配置したままの状態で保持し、あ
るいは保持解除し得るセグメント保持シリンダ53(セ
グメント保持装置)を、車輌本体52の上面部に備えて
いる。セグメント保持シリンダ53は油圧シリンダにて
構成できる。
【0029】運搬専用車輌18のセグメント移動用モー
タ51A、セグメント保持シリンダ53は、組立車輌1
7の油圧発生装置46の油圧を供給されて駆動され得
る。但し、運搬専用車輌18がモータ51A、シリンダ
53のための油圧発生装置を搭載して備えるものであっ
ても良い。
【0030】また、組立車輌17と運搬専用車輌18と
は連結器61により着脱可能とされる。連結器61は、
図1に示す如く、組立車輌17の後尾に設けられる連結
ロッド62と、運搬専用車輌18の前面に設けられる連
結フック63とから構成される。
【0031】連結フック63は、図4に示す如く、運搬
専用車輌18の前面にて支軸63A回りにスイング可能
に枢着され、中間リンク64を介して、着脱レバー65
に連結されている。着脱レバー65は運搬専用車輌18
の後尾にて支軸65A回りにスイング可能に立設されて
いる。また、車輌本体52の下面に設けたスプリングポ
スト66と、中間リング64の中間部に設けたスプリン
グ受金具67との間には圧縮スプリング68が介装さ
れ、スプリング68は連結フック63を連結ロッド62
との連結位置に付勢している。これにより、運搬専用車
輌18がセグメント11を搬入して組立車輌17の後尾
に接近すると、連結フック63の先端斜面が連結ロッド
62に乗り上げ、連結フック63はスプリング68のス
プリング力に抗して上方にスイングして連結ロッド62
に係着して連結し、その後連結フック63はスプリング
68のスプリング力により連結ロッド62との連結位置
に保持され、結果として運搬専用車輌18を組立車輌1
7に接続する。他方、運搬専用車輌18を組立車輌17
から切り離す場合には、着脱レバー65に加える手動操
作、もしくは機械的操作により、連結フック63を連結
ロッド62との連結位置から上方にスイングさせ、連結
フック63が連結ロッド62から係着解除される非連結
位置に設定され、結果として運搬専用車輌18を組立車
輌17から切り離す。
【0032】また、組立車輌17はセグメント引き寄せ
装置71を搭載している。セグメント引き寄せ装置71
は、組立車輌17に搭載される引き寄せモータ72と、
組立車輌17上に支持されてモータ72に歯車列を介し
て連結される引き寄せねじ73と、組立車輌17上にス
ライド可能に支持されて引き寄せねじ73に螺合される
引き寄せ具74とから構成され、引き寄せ具74に前述
の連結ロッド62を備えている。モータ72は油圧モー
タにて構成でき、前述の油圧発生装置46の油圧を供給
されて駆動され得る。
【0033】これにより、セグメント引き寄せ装置71
は、組立装置20の支持ロッド38にて支持されたセグ
メント11がシールド13上に設けた支持木材上の据付
領域に移載されるとき、セグメント11の係合部11A
に支持ロッド38を挿入したままの状態で、引き寄せモ
ータ72の作動にて前方の組立車輌17を運搬専用車輌
18の側に牽引する。このとき、組立車輌17が連結さ
れている運搬専用車輌18は、ブレーキ装置にて制動さ
れており、牽引の固定点となる。これにより、上記支持
ロッド38は、上記新設セグメント11とトンネル軸方
向にて隣接することとなる既設セグメント11の前端面
側に引き寄せられ、結果として新設セグメント11の後
端面を既設セグメント11の前端面に密着させ得ること
となる。
【0034】尚、本実施例において、セグメント保持シ
リンダ23、53をエアシリンダにて構成し、セグメン
ト移動用モータ21A、51A、旋回モータ34、昇降
モータ45、引き寄せモータ72をエアモータにて構成
してもよく、エア源は、シールド13の駆動部が備える
エア源を利用できる。
【0035】但し、本発明の実施においては、組立車輌
17、運搬専用車輌18に小型エアコンプレッサを搭載
し、これを上述のエアシリンダ、エアモータのエア源と
してもよい。
【0036】以下、本実施例によるセグメント11の搬
入、組立手順について説明する。 (1) 組立車輌17、運搬専用車輌18のそれぞれに各1
組のセグメント11を載置してトンネル内に搬入する。
このとき、各セグメント11は、車輌本体22、52の
上面部で、ガイドローラ21、51上に載置されたまま
の状態で、その係合部11Aをセグメント保持シリンダ
23、53にて保持され、トンネル軸方向にも周方向に
も滑り出すことがない。
【0037】(2) 組立車輌17に設けられている組立装
置20が所定位置に達すると、組立車輌17、運搬専用
車輌18が停車し、制動状態となる。
【0038】(3) 組立車輌17のセグメント保持シリン
ダ23によるセグメント11の保持を解除し、トンネル
先端に控えているオペレータにて、該セグメント11を
組立車輌17のガイドローラ21上に沿って、組立装置
20のガイドローラ24上に導入し、該セグメント11
をセグメントストッパ25にて位置決めする。
【0039】(4) セグメントストッパ25にて位置決め
されたセグメント11の係合部11Aに対し、昇降装置
31の作動によって支持ロッド38の先端を挿入する。
そして、オペレータにて、セグメント11を支持ロッド
38の先端部に脱落不能に連結する。
【0040】(5) 昇降装置31、旋回装置32の作動に
よって、支持ロッド38にて支持したセグメント11を
シールド13の底部に設けた支持木材上の据付領域に移
載する。
【0041】このとき、この底部に据付けられるセグメ
ント11については、その係合部11Aに支持ロッド3
8を挿入したままの状態で、引き寄せモータ72の作動
により、その後端面を前述の如くにてトンネル軸方向に
隣接することとなる既設セグメント11の前端面に密着
設置する。
【0042】(6) 以後、組立車輌17に載置されている
他のセグメント11について、順次、上記(3) 、(4) を
繰返し、それらのセグメント11をシールド13の左右
側壁に定めた据付領域に移載し、設置する。
【0043】尚、本発明の実施においては、シールド1
3の左右側壁に設置されるセグメント11についても、
上記(5) と同様に、引き寄せモータ72の作動により、
それらの後端面をトンネル軸方向に隣接することとなる
既設セグメント11の前端面に密着設置せしめるもので
あってもよい。但し、本実施例においては、トンネル周
方向にて1組をなす各セグメント11が、それらの円弧
方向の両側合面部で互いに凹凸係合せしめられる結果、
左右側壁に設置されるセグメント11は上記(5) にて適
正位置に据付けられた底部のセグメント11に倣う如く
に据付けられるから、必ずしも引き寄せ装置61の作動
を伴うことを必須としないものとした。
【0044】(7) 1組をなす全3個のセグメント11を
円形に結合することにて、当該1組によるトンネル壁面
の画成を完了する。
【0045】(8) 上記(3) 〜(7) のセグメント組立過程
で、組立車輌17のガイドローラ21上に配置されてい
たセグメント11が組立装置20の側に導入されるに従
い、運搬専用車輌18のガイドローラ51上に配置され
ているセグメント11を順次組立車輌17のガイドロー
ラ21上に移動する。このセグメント11の移動は、セ
グメント移動用モータ21A、51Aの駆動によりなさ
れる。
【0046】そして、運搬専用車輌18のガイドローラ
51上に支持されていた全てのセグメント11が組立車
輛17の側に移動されたとき、運搬専用車輛18は連結
器61の部分で組立車輛17から切り離され、新たなセ
グメント11の搬入作業を行なう。この運搬専用車輛1
8の切り離しは、着脱レバー65によりなされる。
【0047】(9) 上記(8) にて、運搬専用車輛18が新
たなセグメント11の搬入作業を行なっている間、組立
車輛17はトンネル内にて上記(3) 〜(7) のセグメント
組立作業を行なう。
【0048】そして、新たなセグメント11を搬入して
再びトンネル内に到着する運搬専用車輛18は、連結器
61により組立車輛17の後尾に連結され、新たなセグ
メント11を組立車輛17のガイドローラ21上に移動
する。
【0049】以後、上記(3) 〜(9) の繰り返しである。
尚、セグメント11の中央部の係合部11Aを形成して
いる貫通孔は、トンネルの形成に伴い、シールド13に
て掘削された坑道内面との間に残る間隙充填用の砂利を
注入するための注入口として利用され、その後封印され
る。
【0050】次に、上記実施例の作用について説明す
る。 組立車輌17が備える組立装置20によるセグメント
11の組立作業中でも、組立車輌17から切り離された
運搬専用車輌18によりセグメント11を搬入できる。
即ち、セグメント11の組立作業と、新たなセグメント
11との搬入作業とを並行して行なうことができる。
【0051】組立車輌17と運搬専用車輌18とが着
脱可能な連結器61により連結されるから、運搬専用車
輌18によるセグメント11の搬入作業時には運搬専用
車輌18を組立車輌17から直ちに切り離し、運搬専用
車輌18から組立車輌17へのセグメント11の移載時
には運搬専用車輌18と組立車輌17とを直ちに接続で
きる。
【0052】組立車輌17と運搬専用車輌18とがガ
イドローラ21、51を備えているから、運搬専用車輌
18から組立車輌17の組立装置20へのセグメント1
1の移動を容易にできる。
【0053】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、セグメン
ト組立の施工時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は組立機を示す側面図である。
【図2】図2は図1の正面図である。
【図3】図3は組立装置を示す断面図である。
【図4】図4は連結器を示す側面図である。
【符号の説明】
10 組立機 11 セグメント 17 組立車輛 18 運搬専用車輛 20 組立装置 21、51 ガイドローラ 38 支持ロッド(支持部材) 61 連結器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シールドによる掘削領域が一定長進展す
    る毎に、該掘削領域のトンネル周方向にて1組をなす複
    数個の分割セグメントを組立て、分割セグメントの各組
    をトンネル軸方向に連続することにてトンネルを構築す
    るための組立機において、 セグメントをトンネル内の据付位置に設定して組立てる
    組立装置を備えてなる組立車輌と、セグメントをトンネ
    ル内に搬入する運搬専用車輌とを有し、 組立車輌と運搬専用車輌とは連結器により着脱可能とさ
    れ、 組立車輌と運搬専用車輌には、運搬専用車輌が搬入した
    セグメントを組立装置の側に移動可能とするガイドロー
    ラが設けられてなることを特徴とする小口径シールド工
    法用分割セグメント組立機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の組立機を用いる組立方
    法であって、組立車輌が備える組立装置によるセグメン
    トの組立作業中に、運搬専用車輌によるセグメントの搬
    入作業を行なうことを特徴とする小口径シールド工法用
    分割セグメント組立方法。
JP6176161A 1994-07-06 1994-07-06 小口径シールド工法用分割セグメント組立機及び組立方法 Pending JPH0821198A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006188907A (ja) * 2005-01-07 2006-07-20 Maeda Corp セグメント搬送システム
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