JPH0821164B2 - 磁気テープ再生回路 - Google Patents

磁気テープ再生回路

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JPH0821164B2
JPH0821164B2 JP198690A JP198690A JPH0821164B2 JP H0821164 B2 JPH0821164 B2 JP H0821164B2 JP 198690 A JP198690 A JP 198690A JP 198690 A JP198690 A JP 198690A JP H0821164 B2 JPH0821164 B2 JP H0821164B2
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【発明の詳細な説明】 [概要] 磁気テープ上に記録された信号を磁気ヘッドにより読
取って再生する磁気テープ再生回路に於いて、 簡単な回路構成でS/N比が劣化しても誤り率を悪化さ
せないことを目的とし、 AGC制御電圧から再生信号のレベル低下を検出し、イ
コライザ回路の等化特性を通常特性から高域を強調した
特性に切替えるように構成する。
[産業上の利用分野] 本発明は、磁気テープ上に記録された信号を磁気ヘッ
ドにより読取って再生する磁気テープ再生回路に関す
る。
磁気テープ上に記録された信号を磁気ヘッドにより読
取って再生する過程において、磁気テープと磁気ヘッド
との間の接触が弱くなると、スペーシングロスにより信
号の読取効率が悪くなって再生信号レベルが低下し、レ
ベル低下に対しAGC増幅を行っているがS/N比が劣化し、
S/N比の劣化により再生信号からデータを復調する際の
分解能が下がり、更にピークシフトや隣り合うピーク信
号の振幅差が大きくなることに起因してパルス抜けが生
ずる原因となる。
従って、磁気テープと磁気ヘッドとの接触が弱くなっ
ても簡単な回路にて誤りの少ない磁気テープ再生回路を
実現することが望まれる。
[従来の技術] 従来の磁気テープ再生回路にあっては、読取信号を復
調する際に信号レベルを一定に保つようにAGC(Automat
ic Gain Control)回路を使用している。即ち、磁気ヘ
ッドから出力された再生信号の信号レベルが所定の範囲
内に収まるように増幅利得を制御している。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、再生信号レベルが極端に減少するドロ
ップアウト現象が起きた場合、AGC制御が追従できない
ために救済できず、7ビットセルに亘るパルス抜けを検
出た場合にはVOID信号をオンしてエラーと認識させてい
る。
またエラーと判定されなくとも、読取信号の減衰によ
りS/N比が劣化した状態でAGC回路によりレベル補正され
るため、見掛上、ヘッドの分解能が劣化したと同じ現象
となる。そしてS/N比が劣化した状態でAGC増幅された信
号からリードパルス及びリードデータを復調とすると、
ピークシフトや隣り合うピーク信号の振幅差が大きくな
り、リードパルスやリードデータが欠落するパスル抜け
を生ずる原因となり、誤り率が大きくなる問題があっ
た。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みて成された
もので、簡単な回路構成でS/N比が劣化しても誤り率を
悪化させない磁気テープ再生回路を提供することを目的
とする。
[課題を解決するための手段] 第1図は本発明の原理説明である。
第1図において、まず本発明は、磁気ヘッド10により
磁気テープ12から読取った再生信号をAGCアンプ14で増
幅した後にイコライザ回路16で等化補正を施して出力
し、イコライザ回路16の出力信号レベルが所定範囲に収
まるようにAGCアンプ14の利得を制御させる制御電圧を
発生するVAGC制御電圧発生回路18を備えた磁気テープ再
生回路を対象とする。
このような磁気テープ再生回路につき本発明にあって
は、制御電圧発生回路18から出力される制御電圧VAGC
らヘッド再生信号のS/N比の劣化を判別してイコライザ
回路16の等化特性をそれまでの通常特性からより高域を
強調した特性に切替える切替回路20を設けたものであ
る。
この切替回路20の具体例としては、利得増加のために
制御電圧VAGCが所定の閾値電圧Vs以下となっている間、
イコライザ回路16を通常の第1特性から高域を強調した
第2特性に切替えるように構成する。
[作用] このような構成を備えた本発明の磁気テープ再生回路
によれば、再生信号のS/N比の劣化をAGC制御電圧の変化
から検出した際に、イコライザ回路の特性を高域を強調
する特性に切替えることでS/N比を改善することができ
る。またAGC制御電圧からS/N比の劣化を検出しているた
め、AGCアンプの入力信号から直接S/N比の劣化を検出す
る回路に比べ回路構成を簡単にできる。
[実施例] 第2図は本発明の一実施例を示した実施例構成図であ
る。
第2図において、10は磁気ヘッドであり、モータ駆動
により定速走行される磁気テープ12に接触して磁気テー
プ12上の記録信号を読み取って再生信号を出力する。
ここで磁気テープ12上にはDDNRZI(Double Density N
RZI)方式に従った信号クロックが行なわれている。即
ち、第3図(a)に示すように、通常のNRZI信号にあっ
てはビット1で反転し、ビット0で非反転としている
が、本発明で採用した同図(b)のDDNRZI信号にあって
は、ビット1で反転する点は同じであるが、ビット0に
ついて中間で反転する信号波形となる。この第3図
(b)のDDNRZI信号による記録で磁気テープ12上の磁界
の状態は同図(c)に示すようになる。
再び第2図を参照するに、磁気ヘッド10で読み取られ
た再生信号はプリアンプ22で増幅され、第3図(d)に
示す再生信号波形が得られる。プリアンプ22の出力信号
dは微分イコライザ24に入力され、第3図(e)に示す
微分再生信号が得られる。微分イラコイザ24の出力はア
ンプ26で増幅された後、AGCアンプ14に入力し、更にイ
コライザ回路16で等化補正が施された後、制御電圧発生
回路18を介してピークホールド回路28に与えられる。制
御電圧発生回路18はイコライザ回路16の出力信号fの信
号レベルを所定範囲に保つようにAGCアンプ14を利得制
御する制御電圧VAGCを発生する。この制御電圧VAGCとAG
Cアンプ14の制御利得Gとの間には、後の説明で明らか
にするように反比例関係がある。
ピークホールド回路28は第3図(f)に示したイコラ
イザ回路16の出力信号fの振幅ピーク値に追従したピー
ク検出信号を出力する。ピークホールド回路28に続いて
はデータセパレータ30が設けられ、データセパレータ30
にはイコライザ回路16からの出力信号f及びピークホー
ルド回路28の出力信号が与えられている。このデータセ
パレータ30は例えば第4図に示す回路構成を有する。
第4図において、アンプセンス60,62はピークホール
ド回路28の出力信号から第3図(f)に示す入力信号f
(イコライザ出力信号)に対するスライスレベル+Vsと
マイナス側のスライスレベル−Vsを作成し、このスライ
スレベル±Vsと入力信号fを比較して、スライスレベル
を越える信号部分をHレベルとすると第3図(g)
(h)に示すパルス出力を生ずる。アンプセンス60,62
のパルス出力g,hはRS−FF66に入力され、更に、次段のV
FO回路32からのVFOクロックとにより第3図(k)に示
すパルス出力を生ずる。なお、RS−FF66の代わりにJK−
FFを使用してもよい。
D−FF68はRS−FF66のQ出力とVFOクロックを入力
し、第3図(l)に示すパルス出力を生ずる。最終段に
設けられたEX−ORゲート70はRS−FF66のQ出力とD−FF
68のQ出力を入力し、両者の排他論理和をとることによ
り、第3図(m)に示すリードデータを出力する。
一方、ピークパルス検出回路64には入力信号f(イコ
ライザ回路16の出力信号)が与えられ、第3図(f)に
示す入力信号fの微分によりゼロクロスを検出して一定
パルス幅のパルス発生し、VFO回路32に出力する。
再び第2図を参照するに、第4図に示した構成のデー
タセパレータ30らの出力パルスiはVFO回路32に与えら
れ、VFO回路32はデータセパレータ30の出力パルスiに
同期した発振制御により第3図(j)に示した連続VFO
クロックjを発生する。このVFOクロックjはデータセ
パレータ30に帰還されると共にリードクロック出力回路
34を介してリードクロックとして出力される。
また、データセパレータ30からの第3図(i)に示す
パルス出力はマーク/エラー検出回路36の与えられ、6
〜7セル間のパスル抜けの検出で磁気テープ12上のマー
ク検出となるTONE信号を発生し、一方、7ビットセルを
越えるパルス抜けの検出でドロップアウトに基づくエラ
ー検出信号となるVOID信号を発生する。
このような回路構成は従来の磁気テープ再生回路と同
じであるが、これに加えて本発明にあっては、制御電圧
発生回路18から出力される制御電圧VAGCからS/N比の劣
化を検出してイコライザ回路16の等化特性をそれまでの
通常特性からより高域を強調する特性に切り替える切替
回路20を設けている。勿論、切替回路20を設けたことに
伴い、アクティブフィルタを使用しているイコライザ回
路16は少なくとも高域部分を強調する等化特性を2段階
以上に切り替える切替機能を新たに設けている。
第5図は第2図に示したイコライザ回路16、制御電圧
発生回路18及び切替回路20の具体的な実施例をAGCアン
プ14と共に示した本発明の主要部の実施例構成図であ
る。
第5図において、AGCアンプ14に続いて設けられたイ
コライザ回路16は、アンプ38と抵抗R1,R2、コンデンサC
1,C2,C3で決まる伝達関数T(s)をもつアクティブフ
ィルタで構成されており、コンデンサC3に対し異なる値
をもったコンデンサC3′をアンプ38の帰還回路に設け、
切替スイッチ40によりコンデンサC3またはC3′を選択接
続できるようにしている。切替スイッチ40はS/N比の劣
化をAGCアンプ14に対する制御電圧VAGCから検出する切
替回路20の出力により切り替えられる。
第6図はイコライザ回路16の周波数特性を示し、切替
スイッチ40を図示のa側に閉じた通常特性はAのように
なる。S/N比の劣化を補償するために切替スイッチ40を
b側、即ちコンデンサC3′側に切り替えたときの特性
は、Bに示すように、通常特性Aに対し高域部分の補正
量を5dB程度増加させた特性としている。
イコライザ回路16に続いて設けられた制御電圧発生回
路18は、上限電圧Vhを設定した比較器42と下限電圧Vlを
設定した比較器44を備える。比較器44,42にはイコライ
ザ回路16の出力信号が共通に入力される。比較器42は入
力信号が上限Vh以上になるとHレベル出力を生じ、上限
Vhより小さいLレベル出力を生ずる。比較器44は同様に
入力信号が下限Vl以上であればHレベル出力を生じ下限
Vl以下であればLレベル出力を生ずる。比較器42,44の
出力は2つの定電流源50,52に対し直列接続された2つ
のスイッチ46,48のそれぞれに与えられる。定電流源50
は定電流i1を流し、定電流源52は定電流i2を流す。ここ
でi1>i2の関係にある。スイッチ46と48の間にはコンデ
ンサC4が接続され、コンデンサC4の端子電圧をAGCアン
プ14に対し制御電圧VAGCとして与えられている。
この制御電圧発生回路18はイコライザ回路16からの出
力電圧Voutに対する上限及び下限Vh,Vlとの間で次の3
つのモードで動作する。
モード1;Vout>Vhの場合 このとき比較器42,44の出力は共にHレベルとなって
スイッチ46,48がオンし、上下の定電流源50,52の電流差
(i1−i2)によりコンデンサC4がチャージされ、制御電
圧VAGCを増加させる。ここで、制御電圧VAGCは第7図に
示すようにAGCアンプのゲインとの間に反比例関係があ
り、モード1で制御電圧VAGCが増加するとゲインは低下
するようになる。
モード2;Vl<Vout<Vhの場合 比較器42の出力はLレベル、比較器44の出力はHレベ
ルであることからスイッチ46はオフ、スイッチ48はオン
となり、コンデンサC4は定電流源52の定電流i2により放
電され、制御電圧VAGCは減少する。即ち、AGCアンプ14
の利得が増加される。
モード3;Vl>Voutの場合 比較器42及び44の出力は共にLレベルとなり、スイッ
チ46,48もオフとなり、コンデンサC4の充放電は行なわ
れずに保持され、従ってAGCアンプ14の利得を一定に保
つ。
更に、イコライザ回路16の切替スイッチ40の切替制御
を行なう切替回路20はS/N比の劣化を判別する閾値電圧V
rを設定した比較器54を有し、イコライザ回路16の出力
信号Voutの減少に対し利得増加のために、第7図に示す
ように低下することから、制御電圧VAGCが閾値電圧Vr以
下となったときに比較器54はHレベル出力を生じ、イコ
ライザ回路16に設けた切替スイッチ40を比較器54がHレ
ベル出力を生じている間、b側に切り替えるようにな
る。
次に、上記の実施例の動作を説明する。
第8図は磁気ヘッド10からの再生信号に極度のドロッ
プアウトが発生した場合のAGCアンプ14に対する制御電
圧VAGCの変化と切替回路20による切替信号を示した信号
波形図示である。
第8図において、極端なドロップアウトにより読取信
号が振幅で50%まで低下した場合、読取信号のS/N比は
通常値に対し−20dB(10分の1)に低下し、信号の分解
能が下がり、ピークシフトが増加する。そこで、第5図
に示した切替回路20の比較器54に設定する閾値電圧Vrと
して読取信号の振幅が50%まで低下したときに発生する
制御電圧VAGCの値に基づいて第8図に示すように設定し
たとすると、読取信号のS/N比が50%を下回っている
間、イコライザ回路16に対する切替信号をHレベルとす
ることができる。この読取信号のS/N比の劣化の検出に
基づく切替信号を受けたイコライザ回路16は切替スイッ
チ40を通常時のa側からb側に切り替え、第6図に示す
通常特性Aからより高域を特徴とした特性Bに切り替っ
た状態で等化補正を施すことになる。
更に具体的に説明するならば、磁気テープ12上に記録
された信号は第2図に示したような過程を経て各トラッ
ク毎に再生されるが、ごみやコーティングのムラ等によ
り発生するドロップアウトはピークシフトや信号レベル
差によるパルス抜けの問題を引き起こしている。通常、
ドロップアウトはマーク/エラー検出回路36でピークパ
ルスが7つ抜けたことを判別してVOID信号をオンしてト
ラックエラーを認識しているが、VOID信号によるエラー
検出に至らないドロップアウトを生ずる場合もある。こ
の場合にはS/N比は劣化しているがリードの再生限界と
はなっていないために、可能な限り再生する必要があ
る。
そこで本発明にあっては、AGCアンプ14に対する制御
電圧発生回路18からの制御電圧VAGCを切替回路20で監視
し、S/N劣化を検出したときにイコライザ回路16の特性
を、第6図に示すように通常特性AからBに切り替え
る。
ドロップアウトは磁気ヘッド10と磁気テープ12の間に
発生するスペーシングロスによって発生する場合が多
く、通常の場合は周期が1〜5KHzのAM変調に近似するこ
とができる。このドロップアウトの原因となるスぺーシ
ングロスによるAM変調波形の最も振幅が低下した部分の
信号を拡大すると、例えば第9図に示すように分解能の
低下したヘッドで読み出したと同じ波形となり、パルス
抜けやピークシフト減少によるデータ化けを起こし、読
取エラー率を悪化させることになる。これに対し本発明
のS/N比の劣化検出に基づくイコライザ回路16の特性切
替により高域強調がより強く掛かることで、第9図のAM
変調波形における高周波成分の増強により破線で示す波
形に補正され、例えばスライスレベルVsを充分に越える
ことでパスル抜けを防ぐと共に、振幅増加によりピーク
シフト減少を最小限に抑えることができる。
第10図は第5図に示した制御電圧発生回路18による制
御電圧VAGCに基づくAGCアンプ14の動作説明図である。
第10図において、Aはゲイン減少過渡期、Bは安定状
態、Cはゲイン増加過渡期、Dは不感帯を示す。
即ち、第10図について時間軸tに沿って説明すると、
ゲイン減少過渡状態Aで増加していた制御電圧VAGCはAG
Cアンプ出力電圧Voutが上限Vhに下がると、一定値に維
持された安定状態Bに入る。この安定状態BでAGCアン
プ出力電圧Voutが上限Vhを下回ると制御電圧VAGCが減少
を始めて、アンプゲインを徐々に増加させる。
このゲイン増加過渡期Cにおいて、制御電圧VAGCが閾
値電圧Vr以下になるとイコライザ回路16の切替えが行な
われ、AGCアンプ出力電圧Voutに対し破線で示す補正が
施されるようになる。続いて、出力電圧Voutが回復して
上限Vhを上回ると再びゲイン減少過渡期Aとなり、次の
安定状態Bに移行する。
尚、上記の実施例にあっては再生信号を上限Vhと下限
Vlの間に収めるようにAGC制御を行なっているが、一定
の信号レベルを維持するようにAGC制御を行なうように
してもよいことは勿論である。
また、上記の実施例にあっては制御電圧VAGCによりS/
N比の劣化を検出したときにイコライザ回路16を通常特
性からS/N劣化を防止するための、より高域を強調した
特性に切り替える2段切替としているが、他の実施例と
して通常特性に対しS/N劣化を補償する特性を複数段階
に設けて多段切替えするようにしてもよい。
[発明の効果] 以上説明してきたように本発明によれば、ドロップア
ウトに伴うS/N比の劣化をイコライザ回路における高域
強調の特性切替えにより可能な限り補正することでドロ
ップアウトマージンを大幅に向上することができ、また
AGC制御電圧からS/N比の劣化を検出しているため、回路
構成を簡単にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図; 第2図は本発明の実施例構成図; 第3図は第2図の実施例の各部信号波形図; 第4図は第2図のデータセパレータ実施例構成図; 第5図は本発明の主要部実施例構成図; 第6図は本発明のAGC制御電圧とゲイン関係図; 第7図は本発明のイコライザ特性切替図; 第8図は本発明のS/N劣化補正動作の説明図; 第9図は本発明の補正波形説明図; 第10図は本発明のAGC動作とイコライザによる補正動作
説明図である。 図中、 10:磁気ヘッド 12:磁気テープ 14:AGCアンプ 16:イコライザ回路 18:制御電圧発生回路 20:切替回路 22:プリアンプ 24:微分イコライザ 26:アンプ 28:ピークホールド回路 30:データセパレータ 32:VFO回路 34:リードクロック出力回路 36:マーク/エラー検出回路 38:アンプ 40:切替スイッチ 42,44,54:比較器 46,48:スイッチ 50,52:定電流源 60,62:アンプセンス 64:ピークパルス検出回路 66:RS−FF 68:D−FF 70:EX−ORゲート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気ヘッド(10)により磁気テープ(12)
    から読取った再生信号をAGCアンプ(14)で増幅した後
    にイコライザ回路(16)で等化補正を施して出力し、該
    イコライザ回路(16)の出力信号レベルが所定範囲に納
    まるように前記AGCアンプ(14)の利得を変化させる制
    御電圧(VAGC)を発生する制御電圧発生回路(18)を備
    えた磁気テープ再生回路に於いて、 前記制御電圧発生回路(18)から出力される制御電圧
    (VAGC)から再生信号のレベル低下を検出して前記イコ
    ライザ回路(16)の等化特性をそれまでの通常の特性か
    ら高域をより強調する特性に切替える切替回路(20)を
    設けたことを特徴とする磁気テープ再生回路。
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