JPH08211495A - スクリーンとそれを用いた立体画像投影装置 - Google Patents

スクリーンとそれを用いた立体画像投影装置

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JPH08211495A
JPH08211495A JP7017740A JP1774095A JPH08211495A JP H08211495 A JPH08211495 A JP H08211495A JP 7017740 A JP7017740 A JP 7017740A JP 1774095 A JP1774095 A JP 1774095A JP H08211495 A JPH08211495 A JP H08211495A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screen
image
mouth
projector
picture
Prior art date
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Pending
Application number
JP7017740A
Other languages
English (en)
Inventor
Ken Iwasa
建 岩佐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Japan Aviation Electronics Industry Ltd filed Critical Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Priority to JP7017740A priority Critical patent/JPH08211495A/ja
Publication of JPH08211495A publication Critical patent/JPH08211495A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 目や口のように動きの激しい部分をもつ顔の
ような立体画像を自然でリアルに表現できるようにす
る。 【構成】 立体画像投影装置は投影機1とその投影した
像を結像させるスクリーン5とより成る。スクリーン5
は結像した像にほぼ対応した曲面を有し、その結像した
像中の動きのある部分と対応する部分は、曲率が小さ
く、平面状に形成される。図1は顔の像を投影した場合
で、スクリーン5の目や口と対応する部分(動きのある
部分)は平面状にされ、目を開閉したときの表情が口元
を含めてリアルに表現されている。投影機1の構成部材
として、小型、安価で、コマ数を任意に設定できる液晶
表示器を用いるのが望ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スクリーンとそれを
用いた立体画像投影装置に関し、特にスクリーンに、結
像した像に対応した曲面を設けたものに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の立体画像投影装置として、この
発明の出願人により既に提案された実願平5−7036
9号がある。即ち、例えば図5に示すようにスクリーン
5に縦方向に彎曲した円筒状の曲面を与え、スロットマ
シーンの円筒状のドラム7を投影し、スクリーン5の例
えば投影器と反対側より画像を見ると、ドラム7が立体
的に見える。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】最近、人の顔面の凹凸
に合わせた形状にスクリーンを成型して、対応する顔の
像を投影し、立体的に表示しようとする試みがなされ
た。そこでは図6に示すように、例えば口を閉じ、目を
開いた顔形のスクリーン5が作られた。このスクリーン
5に人の喋っている顔の像をカラーで映したところ、そ
の人が口を閉じ、目を開けているときは、図6Bのよう
に実に具合よく立体的に表示できたが、口を開いたり、
或いは目を閉じたりしたときには、図6Cのようにちぐ
はぐで不自然な立体画像となってしまうことが分かっ
た。その原因は、スクリーンは立体的形状が一定であ
り、像の動きのある部分との間に位置ずれが生じるから
である。即ち、図6Cではスクリーンの目は開いた形状
であるが、映された像は閉じており、一方スクリーンの
口は閉じているが、映された口の像は開いており紅い唇
の位置がずれている。
【0004】このように既に提案された技術では、目や
口のように動きの激しい部分をもつ立体画像を自然でリ
アルに表現する機能が十分でなかった。この発明は、こ
のような従来の不都合を解決するために為されたもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
(1)請求項1のスクリーンは、結像した像にほぼ対応
した曲面を有し、その結像した像中の動きのある部分と
対応した部分は、曲率が小さく、平面状とされている。 (2)請求項2のスクリーンは、前記(1)において、
結像した顔面の像にほぼ対応した曲面を有し、その像の
目または口と対応する部分が平面状とされている。
【0006】(3)請求項3の発明は、前記(1)また
は(2)記載のスクリーンと、そのスクリーンへ画像を
投影する投影機とより成る立体画像投影装置である。 (4)請求項4の発明は、前記(3)において、投影機
が液晶表示部を有し、その液晶表示部に表示された像を
投影するものである。
【0007】
【実施例】既に述べた従来技術の不都合は、もし、スク
リーン自体が、その形状を動きのある部分(目または
口)の像に合わせて変化させるようにすれば解決でき
る。しかし、その場合スクリーンの製造コストが大幅に
アップしてしまい、実用するのが困難である。そこでこ
の発明はスクリーンを成形する場合に、あまり細かい動
きのない鼻や輪郭のような部分はやや精密に立体加工す
るが、目や口のように比較的動きの激しい部分は、曲率
の小さい平面状に成形したものである。
【0008】図1乃至図4に第1の実施例を示す。図1
は人の顔の形状をもつスクリーンであり、Aは口を閉じ
目を開いた像、Bは口及び目を閉じた像をそれぞれ映し
た場合である。図より明らかなように、いずれの場合も
瞬きや口元などを含めて顔の表情を実にリアルに表現し
ている。スクリーン5は白色で光透過性の樹脂材より成
る。一方、枠部5は光不透明の場合が多いが、しかし場
合によっては光透明として背景色を映し、顔を浮き上が
らせるようにすることもできる。
【0009】図2は図1のスクリーンに十字を映した場
合(図2A)と、顔の輪郭の形状をもつ平面 形スクリ
ーンに同じ十字を映した場合(図2B)とを比較した図
である。図1のスクリーンが顔の形状に合わせて立体的
に作られている様子がよく分る。図3は図1のスクリー
ン5に別の顔の表情を映した側面図で、Aは図1のスク
リーン5,Bは口を閉じ、目を開いた場合、Cは口及び
目を閉じた場合であり、図6と対応する。顔面形のスク
リーン5は、動きのある口及び目の部分は曲率が小さく
平面状に作られているので、B,Cいずれの場合も、顔
の表情をごく自然で、リアルに表現できる。これは図6
Cのちぐはぐな像と比較するとよく分る。
【0010】図4は、この発明の他の実施例を示す図
で、宇宙船のコックピットの画像を投影表示したもの
で、コックピット内部の動きのあまりないメータ類を映
す部分は精密に立体加工を施し、コックピットから見え
る外の景色(時間的変化が激しい)を映す部分は平面的
でなだらかな曲面にしている。そのため、コックピット
内外全体をリアルで違和感なく表現することができる。
【0011】なお、この発明で使用する投影機1は液晶
表示器、フイルム、CRTなどに映された像をスクリー
ン5へ拡大投影するものであるが、なかでも液晶表示器
は単位時間当たりのコマ数を必要に応じ自由に設定でき
ると共に小型、安価であるので、これを用いるのが望ま
しい。
【0012】
【発明の効果】以上述べたように、この発明に係わるス
クリーンは、顔形スクリーンのように結像した像にほぼ
対応した曲面を有するが、その像の目や口のように動き
のある部分と対応した部分は曲率が小さく、平面状とさ
れている。このため部分的に動きのある像を映した場合
に、これまでのようなスクリーンの形状と映像とがちぐ
はぐで違和感が生ずると言うことはなく、実に自然でリ
アルに表現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す斜視図。
【図2】Aは図1のスクリーン5に十字を映した場合の
斜視図、Bは顔の輪郭をもつ平面状スクリーンに十字を
映した場合の斜視図。
【図3】図1のスクリーン5に目または口を開閉した顔
を映した場合の側面図。
【図4】この発明の他の実施例を示す斜視図。
【図5】Aはこの発明を得る前の段階で提案された立体
画像投影装置(実願平5−70369号)のブロック
図、BはAのスクリーン5の一例を示す斜視図。
【図6】この発明を得る前の段階で考えられた顔形スク
リーン及びそれに像を映した場合の側面図。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結像した像にほぼ対応した曲面を有し、
    その結像した像中の動きのある部分と対応した部分は、
    曲率が小さく、平面状とされていることを特徴とするス
    クリーン。
  2. 【請求項2】 請求項1において、結像した顔面の像に
    ほぼ対応した曲面を有し、その像の目または口と対応す
    る部分が平面状とされていることを特徴とするスクリー
    ン。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のスクリーンと、
    そのスクリーンへ画像を投影する投影機とより成る立体
    画像投影装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記投影機が液晶表
    示部を有し、その液晶表示部に表示された像を投影する
    ことを特徴とする立体画像投影装置。
JP7017740A 1995-02-06 1995-02-06 スクリーンとそれを用いた立体画像投影装置 Pending JPH08211495A (ja)

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JP7017740A JPH08211495A (ja) 1995-02-06 1995-02-06 スクリーンとそれを用いた立体画像投影装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990223