JPH11353353A - 眼鏡の選択サポートシステム - Google Patents
眼鏡の選択サポートシステムInfo
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- JPH11353353A JPH11353353A JP10170587A JP17058798A JPH11353353A JP H11353353 A JPH11353353 A JP H11353353A JP 10170587 A JP10170587 A JP 10170587A JP 17058798 A JP17058798 A JP 17058798A JP H11353353 A JPH11353353 A JP H11353353A
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- Japan
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- coloring
- lens
- colored
- glasses
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は眼鏡フレームを実際に装用してフィ
ッティング状態等を確認しつつ、その人に合った眼鏡で
装用状態を確認出来、レンズの着色を色々と変えて試し
てみることの出来る眼鏡の選択サポートシステムの提供
を目的とする。 【解決手段】 各種眼鏡フレームFを装用して撮像手段
2の鏡面パネル8で顔を確認しつつ、画像取込み窓9か
ら取込んだ顔画像をCCDカメラ等の撮像器13で撮影
し、撮影した画像をディスプレイ4に表示して好みの眼
鏡フレームFを選択する。その後、ディスプレイ4の画
面上で、眼鏡フレームFのレンズ部を着色領域として指
定し、コンピュータ3に登録した色々な色彩を選んで各
種着色レンズを模擬し、好みの眼鏡を選択する。
ッティング状態等を確認しつつ、その人に合った眼鏡で
装用状態を確認出来、レンズの着色を色々と変えて試し
てみることの出来る眼鏡の選択サポートシステムの提供
を目的とする。 【解決手段】 各種眼鏡フレームFを装用して撮像手段
2の鏡面パネル8で顔を確認しつつ、画像取込み窓9か
ら取込んだ顔画像をCCDカメラ等の撮像器13で撮影
し、撮影した画像をディスプレイ4に表示して好みの眼
鏡フレームFを選択する。その後、ディスプレイ4の画
面上で、眼鏡フレームFのレンズ部を着色領域として指
定し、コンピュータ3に登録した色々な色彩を選んで各
種着色レンズを模擬し、好みの眼鏡を選択する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、店頭に並べられる
眼鏡フレームを実際に着用して好みのタイプのフレーム
を選択し、そのフレームに各色彩の着色レンズを取付け
た状態を模擬して画面で試すことが出来るようにした眼
鏡の選択サポートシステムに関する。
眼鏡フレームを実際に着用して好みのタイプのフレーム
を選択し、そのフレームに各色彩の着色レンズを取付け
た状態を模擬して画面で試すことが出来るようにした眼
鏡の選択サポートシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、眼鏡フレームや眼鏡のレンズの色
が自分に合っているか否かを確認する時は、店頭に並べ
られている眼鏡フレームを実際に装用して、鏡に映った
自像か、円形のカラーサンプルレンズを見て、それを眼
鏡フレームに嵌め込んだ状態を想像するか、あるいはサ
ンプルレンズを手で眼前に保持して鏡等で確認するのが
一般的である。
が自分に合っているか否かを確認する時は、店頭に並べ
られている眼鏡フレームを実際に装用して、鏡に映った
自像か、円形のカラーサンプルレンズを見て、それを眼
鏡フレームに嵌め込んだ状態を想像するか、あるいはサ
ンプルレンズを手で眼前に保持して鏡等で確認するのが
一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
に店頭で実際に眼鏡フレームを装用して鏡等で確認する
方法は、例えば装用した眼鏡フレームに自分の視力に適
した度数のレンズが装着されていないと、鏡に写った自
画像をハッキリと視認することが出来ず、その眼鏡フレ
ームやレンズ色の善し悪しを判断することが難しい。ま
た眼鏡フレームをかけた状態の横顔等を確認しようとし
ても、真横に近くなると鏡を見ることが困難になり確認
出来ないことが多い。更に、レンズの色については、す
べての色彩のサンプルレンズを眼鏡店の店頭に揃えるこ
とは数が多過ぎて実用的でなく、且つ不経済である。実
際、レンズメーカ各社は販売している色の一部分しか色
サンプルとして提供していないため、眼鏡の購入者はサ
ンプルの無い色に関しては、類似のサンプル、或いは眼
鏡技師の説明から想像せざるをえないが、正確に色調や
濃度を想像することは極めて難しい。また商品カタログ
等、印刷物による色サンプルもあるが、実際の色調との
乖離があって、サンプルとしては実用的でない。また丸
い円形のサンプルレンズは、カットされて眼鏡フレーム
に嵌め込まれると色調が変わって感じられることが有り
得る。特に、レンズの上部から下部へと色調や濃度が徐
々に変化している場合は、レンズの丸い状態と眼鏡フレ
ームの形状にカットされた状態とで濃度の点で大きな差
が生じる。また、レンズの色は顔、すなわち眉、瞳、白
目、顔肌等と重なり合うと色調が変わって見えるため、
レンズ単体で見た時と、眼鏡として装用した時とでは違
った色調を呈する。更に、サンプルレンズの色が顔肌に
よって変化する具合を見ようとして、サンプルレンズを
眼前に手で保持して鏡に向かう従来の方法では、装用者
は眼前のサンプルレンズを透して鏡中の自像を見るた
め、サンプルレンズの色による干渉が生じて、本来に色
調、すなわち第三者が自分を見た場合と同様の色調を見
ることが出来ない。
に店頭で実際に眼鏡フレームを装用して鏡等で確認する
方法は、例えば装用した眼鏡フレームに自分の視力に適
した度数のレンズが装着されていないと、鏡に写った自
画像をハッキリと視認することが出来ず、その眼鏡フレ
ームやレンズ色の善し悪しを判断することが難しい。ま
た眼鏡フレームをかけた状態の横顔等を確認しようとし
ても、真横に近くなると鏡を見ることが困難になり確認
出来ないことが多い。更に、レンズの色については、す
べての色彩のサンプルレンズを眼鏡店の店頭に揃えるこ
とは数が多過ぎて実用的でなく、且つ不経済である。実
際、レンズメーカ各社は販売している色の一部分しか色
サンプルとして提供していないため、眼鏡の購入者はサ
ンプルの無い色に関しては、類似のサンプル、或いは眼
鏡技師の説明から想像せざるをえないが、正確に色調や
濃度を想像することは極めて難しい。また商品カタログ
等、印刷物による色サンプルもあるが、実際の色調との
乖離があって、サンプルとしては実用的でない。また丸
い円形のサンプルレンズは、カットされて眼鏡フレーム
に嵌め込まれると色調が変わって感じられることが有り
得る。特に、レンズの上部から下部へと色調や濃度が徐
々に変化している場合は、レンズの丸い状態と眼鏡フレ
ームの形状にカットされた状態とで濃度の点で大きな差
が生じる。また、レンズの色は顔、すなわち眉、瞳、白
目、顔肌等と重なり合うと色調が変わって見えるため、
レンズ単体で見た時と、眼鏡として装用した時とでは違
った色調を呈する。更に、サンプルレンズの色が顔肌に
よって変化する具合を見ようとして、サンプルレンズを
眼前に手で保持して鏡に向かう従来の方法では、装用者
は眼前のサンプルレンズを透して鏡中の自像を見るた
め、サンプルレンズの色による干渉が生じて、本来に色
調、すなわち第三者が自分を見た場合と同様の色調を見
ることが出来ない。
【0004】そこで本発明は、眼鏡フレームを実際に装
用してフィッティング感等を確認しながら、その人に合
った度数のレンズが入っていない眼鏡フレームの場合で
も、善し悪しを目で確認することが出来るようにし、ま
た装用状態の横顔も確認出来るようにするとともに、多
数の着色レンズの組合せを試してみることが出来、且つ
眼鏡フレームや顔肌との色の映え具合をより自然に確認
出来る選択サポートシステムの提供を目的とする。
用してフィッティング感等を確認しながら、その人に合
った度数のレンズが入っていない眼鏡フレームの場合で
も、善し悪しを目で確認することが出来るようにし、ま
た装用状態の横顔も確認出来るようにするとともに、多
数の着色レンズの組合せを試してみることが出来、且つ
眼鏡フレームや顔肌との色の映え具合をより自然に確認
出来る選択サポートシステムの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、眼鏡の選択サポートシステムとして、店頭で
準備される複数の眼鏡フレームから任意に選択される少
なくとも1種類以上の眼鏡フレームの装用状態を撮影す
る撮像手段と、この撮像手段で撮影される各種眼鏡フレ
ームの装用状態の画像を1つの画面に同時に画像表示し
得る画像表示手段と、複数の画像から任意に選択される
画像の眼鏡フレーム内に、コンピュータが記憶する複数
の色彩から選択される好みの色を着色して着色レンズを
模擬するレンズ部着色模擬手段を設けた。
本発明は、眼鏡の選択サポートシステムとして、店頭で
準備される複数の眼鏡フレームから任意に選択される少
なくとも1種類以上の眼鏡フレームの装用状態を撮影す
る撮像手段と、この撮像手段で撮影される各種眼鏡フレ
ームの装用状態の画像を1つの画面に同時に画像表示し
得る画像表示手段と、複数の画像から任意に選択される
画像の眼鏡フレーム内に、コンピュータが記憶する複数
の色彩から選択される好みの色を着色して着色レンズを
模擬するレンズ部着色模擬手段を設けた。
【0006】そして例えばこのようなシステムを眼鏡店
の店頭に設置しておき、お客が自分に合った眼鏡フレー
ムを容易に選択出来るようにする。すなわち、お客は、
例えば店頭に並べられる眼鏡フレームから好みのタイプ
のものを複数抽出して来て実際に眼鏡フレームをかけた
状態の画像を順次撮像手段で撮影する。この時、眼鏡フ
レームの実際のフィッティング感を試すことが出来、ま
た撮影後、使用中の自分の眼鏡にかけ直して表示された
撮像を見れば、はっきりと自像を確認することが出来、
好みのタイプの眼鏡フレームを適切に選び出すことが出
来る。
の店頭に設置しておき、お客が自分に合った眼鏡フレー
ムを容易に選択出来るようにする。すなわち、お客は、
例えば店頭に並べられる眼鏡フレームから好みのタイプ
のものを複数抽出して来て実際に眼鏡フレームをかけた
状態の画像を順次撮像手段で撮影する。この時、眼鏡フ
レームの実際のフィッティング感を試すことが出来、ま
た撮影後、使用中の自分の眼鏡にかけ直して表示された
撮像を見れば、はっきりと自像を確認することが出来、
好みのタイプの眼鏡フレームを適切に選び出すことが出
来る。
【0007】また眼鏡フレームを装用した横顔を撮影し
ておけば、撮影後、横顔の装用状態も確認出来る。そし
て、着色模擬手段によって着色レンズの色彩を色々変え
て試してみれば、色サンプルのない色彩の着色レンズの
組合せを確認することが出来、且つ眼鏡フレームや顔肌
との色の映え具合を自然な色調で確認することが出来
る。
ておけば、撮影後、横顔の装用状態も確認出来る。そし
て、着色模擬手段によって着色レンズの色彩を色々変え
て試してみれば、色サンプルのない色彩の着色レンズの
組合せを確認することが出来、且つ眼鏡フレームや顔肌
との色の映え具合を自然な色調で確認することが出来
る。
【0008】ここで、撮像手段としては、例えばCCD
カメラ、ディジタルカメラ、TVカメラ等の撮像器が適
用出来、また画像表示手段としては、例えばパソコン等
のディスプレイを利用することが出来る。また着色模擬
手段としては、コンピュータソフトとしてコンピュータ
に登録しておき、画面操作等によって着色を模擬出来る
ようにしておく。
カメラ、ディジタルカメラ、TVカメラ等の撮像器が適
用出来、また画像表示手段としては、例えばパソコン等
のディスプレイを利用することが出来る。また着色模擬
手段としては、コンピュータソフトとしてコンピュータ
に登録しておき、画面操作等によって着色を模擬出来る
ようにしておく。
【0009】また請求項2では、前記撮像手段に画像反
転機構を設け、画像表示手段で表示される画像を鏡像と
左右同じ向きに合せるようにした。すなわち、撮影手段
で顔画像を撮影する場合、例えば顔の一部が撮影されな
いような事態を防止するため、画像表示手段に動画像を
表示し、この動画像を画像表示手段に設けたガイドライ
ン等の内部に納るようにして撮影する。このように画像
表示手段に画像を写しだしながら顔の位置、傾き等を修
正しながら撮影する場合、鏡を見ている状態と左右が同
じ画像であれば修正が容易であるが、通常の写真やTV
のような他人から見た状態で撮影した画像が写しだされ
ると修正が難しい。
転機構を設け、画像表示手段で表示される画像を鏡像と
左右同じ向きに合せるようにした。すなわち、撮影手段
で顔画像を撮影する場合、例えば顔の一部が撮影されな
いような事態を防止するため、画像表示手段に動画像を
表示し、この動画像を画像表示手段に設けたガイドライ
ン等の内部に納るようにして撮影する。このように画像
表示手段に画像を写しだしながら顔の位置、傾き等を修
正しながら撮影する場合、鏡を見ている状態と左右が同
じ画像であれば修正が容易であるが、通常の写真やTV
のような他人から見た状態で撮影した画像が写しだされ
ると修正が難しい。
【0010】そこで、撮像手段に画像反転機構を設け、
画像表示手段に鏡像と同じ向きで画像を表示出来るよう
にする。ここで、画像反転機構としては、例えば被写体
と撮像器の間に鏡を介在させ、鏡で画像を左右反転させ
る等によって構成する。
画像表示手段に鏡像と同じ向きで画像を表示出来るよう
にする。ここで、画像反転機構としては、例えば被写体
と撮像器の間に鏡を介在させ、鏡で画像を左右反転させ
る等によって構成する。
【0011】また請求項3では、レンズ部着色模擬手段
として、選択された画像の眼鏡フレームに合せてコンピ
ュータ操作によって着色領域を設定し、この着色領域内
に選択した色彩を着色して着色レンズを模擬するように
した。
として、選択された画像の眼鏡フレームに合せてコンピ
ュータ操作によって着色領域を設定し、この着色領域内
に選択した色彩を着色して着色レンズを模擬するように
した。
【0012】すなわち、眼鏡フレームは、お客の好みに
よって選択されるものであり、その形状はほぼ無限に近
く、すべてをコンピュータに記憶させておくことは出来
ない。このため、眼鏡フレームのレンズ部にコンピュー
タ上で着色して着色レンズを模擬するためには、画像の
眼鏡フレームに合せて個別に着色領域を設定する必要が
あり、その後、その着色領域の色彩を設定する必要があ
る。このため、例えばマウス操作等によって容易に領域
設定、色彩設定が出来るようにしておく。
よって選択されるものであり、その形状はほぼ無限に近
く、すべてをコンピュータに記憶させておくことは出来
ない。このため、眼鏡フレームのレンズ部にコンピュー
タ上で着色して着色レンズを模擬するためには、画像の
眼鏡フレームに合せて個別に着色領域を設定する必要が
あり、その後、その着色領域の色彩を設定する必要があ
る。このため、例えばマウス操作等によって容易に領域
設定、色彩設定が出来るようにしておく。
【0013】また請求項4では、前記着色領域の設定
は、予めコンピュータに記憶させた複数の着色領域形状
から、眼鏡フレームの形状に近い任意の着色領域形状を
選択し、この選択された着色領域形状に基づいて領域設
定を行うようにした。このように眼鏡フレームに近い着
色領域形状から領域設定を行えば、コンピュータ操作が
容易になり、誰でも操作が出来て且つ操作時間が短縮さ
れる。このため、コンピュータに記憶させておく着色領
域形状としては、例えば眼鏡フレームの代表的な形状等
を出来るだけ多く登録しておくことが好ましい。
は、予めコンピュータに記憶させた複数の着色領域形状
から、眼鏡フレームの形状に近い任意の着色領域形状を
選択し、この選択された着色領域形状に基づいて領域設
定を行うようにした。このように眼鏡フレームに近い着
色領域形状から領域設定を行えば、コンピュータ操作が
容易になり、誰でも操作が出来て且つ操作時間が短縮さ
れる。このため、コンピュータに記憶させておく着色領
域形状としては、例えば眼鏡フレームの代表的な形状等
を出来るだけ多く登録しておくことが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について添付
した図面に基づき説明する。ここで図1は、本発明に係
る眼鏡の選択サポートシステムの全体構成図、図2は撮
像手段の斜視図、図3は撮像手段の縦断面図、図4、図
5は画像表示手段に各種眼鏡フレームの装用状態の画像
を表示した状態の説明図、図6乃至図9は画像表示手段
で眼鏡のレンズ部に着色を模擬する時の操作等を説明す
る説明図である。
した図面に基づき説明する。ここで図1は、本発明に係
る眼鏡の選択サポートシステムの全体構成図、図2は撮
像手段の斜視図、図3は撮像手段の縦断面図、図4、図
5は画像表示手段に各種眼鏡フレームの装用状態の画像
を表示した状態の説明図、図6乃至図9は画像表示手段
で眼鏡のレンズ部に着色を模擬する時の操作等を説明す
る説明図である。
【0015】本発明に係る眼鏡の選択サポートシステム
1は、例えば眼鏡店の店頭に設置しておくことで、眼鏡
フレーム等をお客が選ぶ際、簡単な操作でより効果的に
好みの眼鏡を選択できるようにされ、図1に示すよう
に、顔画像を撮影するための撮像手段2と、この撮像手
段2から送られる撮像データを処理するコンピュータ3
を備えており、このコンピュータ3のデイスプレイ4に
画像を表示するようにしている。
1は、例えば眼鏡店の店頭に設置しておくことで、眼鏡
フレーム等をお客が選ぶ際、簡単な操作でより効果的に
好みの眼鏡を選択できるようにされ、図1に示すよう
に、顔画像を撮影するための撮像手段2と、この撮像手
段2から送られる撮像データを処理するコンピュータ3
を備えており、このコンピュータ3のデイスプレイ4に
画像を表示するようにしている。
【0016】そして、店頭に並んでいる眼鏡フレームの
うち、好みの数個を抽出して撮像手段2で撮影し、これ
を同時にディスプレイ4に表示して比較し、気に入った
眼鏡フレームを選択した後、この眼鏡フレームに各種色
彩の着色レンズを装着した状態をコンピュータ上で模擬
し、模擬画像をディスプレイ4に表示出来るようにして
いる。
うち、好みの数個を抽出して撮像手段2で撮影し、これ
を同時にディスプレイ4に表示して比較し、気に入った
眼鏡フレームを選択した後、この眼鏡フレームに各種色
彩の着色レンズを装着した状態をコンピュータ上で模擬
し、模擬画像をディスプレイ4に表示出来るようにして
いる。
【0017】前記撮像手段2は、図2にも示すように、
支持台5の上部に取付けられる中央枠体6と、この中央
枠体6の左右に取付けられる一対の左右枠体7を備えて
おり、この左右枠体7は中央枠体6に対して所定ストロ
ーク左右方向にスライド自在にされている。
支持台5の上部に取付けられる中央枠体6と、この中央
枠体6の左右に取付けられる一対の左右枠体7を備えて
おり、この左右枠体7は中央枠体6に対して所定ストロ
ーク左右方向にスライド自在にされている。
【0018】そして中央枠体6の前面には、例えば硝子
の鏡面パネル8が取付けられ、また中央枠体6の中央上
部には、画像取込み窓9が設けられてガラススクリーン
10が取付けられている。そして中央枠体6の内部に
は、図3に示すように、前記画像取込み窓9から取込ん
だ画像を撮影するための撮像ユニット11が設けられ、
この撮像ユニット11は、画像取込み窓9から取込んだ
画像を、鏡像と同じ向きに合せるための画像反転機構と
してのミラー12と、反転した画像を撮影するCCDカ
メラ等の撮像器13を備えている。
の鏡面パネル8が取付けられ、また中央枠体6の中央上
部には、画像取込み窓9が設けられてガラススクリーン
10が取付けられている。そして中央枠体6の内部に
は、図3に示すように、前記画像取込み窓9から取込ん
だ画像を撮影するための撮像ユニット11が設けられ、
この撮像ユニット11は、画像取込み窓9から取込んだ
画像を、鏡像と同じ向きに合せるための画像反転機構と
してのミラー12と、反転した画像を撮影するCCDカ
メラ等の撮像器13を備えている。
【0019】前記左右枠体7の前面には、光の透過を許
容するアクリル板14が取付けられ、また枠体内部には
照明具15が設けられている。そしてこの左右枠体7
は、撮像手段2の前に位置する被写体を両サイドから広
範囲に照明出来るよう左右動可能となり、撮影時には、
図1に示すように横方向に広がって照明出来るようにし
ている。
容するアクリル板14が取付けられ、また枠体内部には
照明具15が設けられている。そしてこの左右枠体7
は、撮像手段2の前に位置する被写体を両サイドから広
範囲に照明出来るよう左右動可能となり、撮影時には、
図1に示すように横方向に広がって照明出来るようにし
ている。
【0020】前記支持台5の前方上部には、ヒンジまわ
りに揺動自在な揺動板16が設けられ、この揺動板16
の下方の支持台5内部には、図3に示すような別の撮像
ユニット17が内蔵されている。すなわち、揺動板16
には画像取込み窓18が設けられてガラススクリーン1
9が取付けられ、この画像取込み窓18から取込んだ画
像を撮像ユニット17で撮影出来るようにしている。
りに揺動自在な揺動板16が設けられ、この揺動板16
の下方の支持台5内部には、図3に示すような別の撮像
ユニット17が内蔵されている。すなわち、揺動板16
には画像取込み窓18が設けられてガラススクリーン1
9が取付けられ、この画像取込み窓18から取込んだ画
像を撮像ユニット17で撮影出来るようにしている。
【0021】そしてこの撮像ユニット17も、画像取込
み窓18から取込んだ画像を鏡像と左右同じ向きに変換
するためのミラー20と、反転した画像を撮影するCC
Dカメラ等の撮像器21を備えている。因みに、前記中
央枠体6上部の撮像ユニット11は、目の焦点を遠くに
合せた時の状態を撮影するためのものであるのに対し、
この支持台5の撮像ユニット17は目の焦点を近くに合
せた時の状態を撮影するものであるが、本発明に関して
は、特にこの撮像ユニット17は必須の要件ではない。
み窓18から取込んだ画像を鏡像と左右同じ向きに変換
するためのミラー20と、反転した画像を撮影するCC
Dカメラ等の撮像器21を備えている。因みに、前記中
央枠体6上部の撮像ユニット11は、目の焦点を遠くに
合せた時の状態を撮影するためのものであるのに対し、
この支持台5の撮像ユニット17は目の焦点を近くに合
せた時の状態を撮影するものであるが、本発明に関して
は、特にこの撮像ユニット17は必須の要件ではない。
【0022】前記中央枠体6の撮像ユニット11の撮像
器13から取込んだ画像は、前記コンピュータ3のディ
スプレイ4に表示するようにしている。そしてこのコン
ピュータ3は、一般のパーソナルコンピュータ等が適用
され、このようなパーソナルコンピュータに予め眼鏡選
択サポート用ソフトが組み込まれている。
器13から取込んだ画像は、前記コンピュータ3のディ
スプレイ4に表示するようにしている。そしてこのコン
ピュータ3は、一般のパーソナルコンピュータ等が適用
され、このようなパーソナルコンピュータに予め眼鏡選
択サポート用ソフトが組み込まれている。
【0023】以上のような眼鏡選択サポートシステムに
おける眼鏡選択方法について説明する。眼鏡の購入者等
は、店頭に並べられる眼鏡フレームFの数点を選び出し
て撮像手段2でそれぞれの装用状態の顔画像を撮影す
る。すなわち、撮像手段2の正面の鏡面パネル8に顔を
写しながら、両サイドの照明具15で顔を照明し、撮像
ユニット11で撮影するが、撮像器13で顔画像を撮影
する際、顔全体を適切な大きさと位置に撮影するためデ
ィスプレイ4に顔の動画像を表示し、この動画像がディ
スプレイ4に表示されたガイドラインに入るようにして
撮影する。
おける眼鏡選択方法について説明する。眼鏡の購入者等
は、店頭に並べられる眼鏡フレームFの数点を選び出し
て撮像手段2でそれぞれの装用状態の顔画像を撮影す
る。すなわち、撮像手段2の正面の鏡面パネル8に顔を
写しながら、両サイドの照明具15で顔を照明し、撮像
ユニット11で撮影するが、撮像器13で顔画像を撮影
する際、顔全体を適切な大きさと位置に撮影するためデ
ィスプレイ4に顔の動画像を表示し、この動画像がディ
スプレイ4に表示されたガイドラインに入るようにして
撮影する。
【0024】このため、撮影者は一人で操作する時はデ
ィスプレイ4を横目で見ながら、また眼鏡技師等の立ち
合いがある時はディスプレイ4を見ている眼鏡技師等の
指示に従って、顔がガイドラインに適切に収るように顔
の位置、傾き等を修正する。この際、ディスプレイ4に
表示される画像は、鏡像と左右同じ向きになっているた
め、鏡で顔の位置、傾き等を修正するのと同じ感覚で容
易に修正することが出来る。これに対して、写真、T
V、ビデオ等と同様の、第三者から見ているような通常
画像であれば、被撮像者にとって顔の位置、傾き等が普
段見慣れた鏡中の自画像とは左右が逆になって修正が難
しい。
ィスプレイ4を横目で見ながら、また眼鏡技師等の立ち
合いがある時はディスプレイ4を見ている眼鏡技師等の
指示に従って、顔がガイドラインに適切に収るように顔
の位置、傾き等を修正する。この際、ディスプレイ4に
表示される画像は、鏡像と左右同じ向きになっているた
め、鏡で顔の位置、傾き等を修正するのと同じ感覚で容
易に修正することが出来る。これに対して、写真、T
V、ビデオ等と同様の、第三者から見ているような通常
画像であれば、被撮像者にとって顔の位置、傾き等が普
段見慣れた鏡中の自画像とは左右が逆になって修正が難
しい。
【0025】撮影した顔画像は、ディスプレイ4上に表
示出来るようにしているが、実施形態では、図4に示す
ように、ディスプレイ4上で同時に8画面を表示出来る
ようにしている。それ以上の眼鏡フレームの装用状態を
確認したい場合は、任意の1ヶ所の画面を消してそこに
表示することが出来るようにしている。この際、図5に
示すように、横顔を撮影して表示しても良く、特にこの
ような横顔は鏡等では確認することが困難なため利用価
値が高い。
示出来るようにしているが、実施形態では、図4に示す
ように、ディスプレイ4上で同時に8画面を表示出来る
ようにしている。それ以上の眼鏡フレームの装用状態を
確認したい場合は、任意の1ヶ所の画面を消してそこに
表示することが出来るようにしている。この際、図5に
示すように、横顔を撮影して表示しても良く、特にこの
ような横顔は鏡等では確認することが困難なため利用価
値が高い。
【0026】そして実施形態では、このような8枚の画
像から、例えば2枚づつ任意に選択して拡大して対比す
ることが出来るようにしており、このような操作によっ
て一番気に入った眼鏡フレームFを選びだし、マウス等
の操作によってその画像を選択する。すると、図6に示
すように、その画像が拡大されて左方に表示され、右方
に各種眼鏡フレームのレンズ嵌め込み部分を表現した着
色領域形状Sが表示される。そしてこの画面から着色レ
ンズを模擬するための模擬着色作業が開始される。
像から、例えば2枚づつ任意に選択して拡大して対比す
ることが出来るようにしており、このような操作によっ
て一番気に入った眼鏡フレームFを選びだし、マウス等
の操作によってその画像を選択する。すると、図6に示
すように、その画像が拡大されて左方に表示され、右方
に各種眼鏡フレームのレンズ嵌め込み部分を表現した着
色領域形状Sが表示される。そしてこの画面から着色レ
ンズを模擬するための模擬着色作業が開始される。
【0027】すなわち、左方に表示される眼鏡フレーム
Fに対して、例えば右側のレンズ枠の形状に一番よく似
ていると思われる着色領域形状Sをマウス等で選択する
と、図7に示すように、その着色領域形状Sと、着色領
域形状Sに外接する補助矩形Kが顔画像上に表示され、
右側にその操作法の説明文が表示される。そしてこの説
明文に基づいて操作していくと、眼鏡フレームFのレン
ズ部に対する着色領域の設定がなされるようにしてい
る。
Fに対して、例えば右側のレンズ枠の形状に一番よく似
ていると思われる着色領域形状Sをマウス等で選択する
と、図7に示すように、その着色領域形状Sと、着色領
域形状Sに外接する補助矩形Kが顔画像上に表示され、
右側にその操作法の説明文が表示される。そしてこの説
明文に基づいて操作していくと、眼鏡フレームFのレン
ズ部に対する着色領域の設定がなされるようにしてい
る。
【0028】この着色領域形状Sと補助矩形Kは次のよ
うな操作によってその形状を変化させることが出来る。
(図8参照) まず、補助矩形Kの任意の場所にマウスのポインタを合
せてドラッグすると、着色領域形状Sと補助矩形Kを同
形のまま共に移動させることが出来る。また、補助矩形
Kの四隅にある四角マークの任意の一つにマウスのポイ
ンタを合せてドラッグすると、その隅が移動し、補助矩
形Kは移動した隅とその対角にある隅とが構成する矩形
に形状が変化する。この際、着色領域形状Sは、補助矩
形Kの形状の変化に則して絶えず補助矩形Kに内接する
状態で変形する。着色領域形状Sは、頂点の多い多角形
で象られており、各頂点は丸印で示されている。任意の
丸印、すなわち頂点の一つにマウスポインタを合せてド
ラッグすると、その頂点が移動し、着色領域形状Sは補
助矩形Kの内接状態に関係なく変更させられ得る。上記
の操作要領によるレンズ部への着色領域の設定方法を説
明すると、まず、補助矩形K内にマウスポインタを合せ
てドラッグし、補助矩形Kと着色領域形状Sを共に移動
させて眼鏡フレームFの右方のレンズ部に重ねる。続い
て、補助矩形Kの四隅を移動させて、補助矩形Kが眼鏡
フレームFのレンズ部の形状に外接する状態にする。こ
の時、着色領域形状Sは、眼鏡フレームFのレンズ部の
形状に近い状態になっている。最後に、レンズ部形状と
着色領域形状Sとの僅かな不一致部分に対し、着色領域
形状Sの頂点を移動させて完全に同じ形状へと微調整す
る。以上により修正された着色領域形状Sが右目側の模
擬着色領域となる。
うな操作によってその形状を変化させることが出来る。
(図8参照) まず、補助矩形Kの任意の場所にマウスのポインタを合
せてドラッグすると、着色領域形状Sと補助矩形Kを同
形のまま共に移動させることが出来る。また、補助矩形
Kの四隅にある四角マークの任意の一つにマウスのポイ
ンタを合せてドラッグすると、その隅が移動し、補助矩
形Kは移動した隅とその対角にある隅とが構成する矩形
に形状が変化する。この際、着色領域形状Sは、補助矩
形Kの形状の変化に則して絶えず補助矩形Kに内接する
状態で変形する。着色領域形状Sは、頂点の多い多角形
で象られており、各頂点は丸印で示されている。任意の
丸印、すなわち頂点の一つにマウスポインタを合せてド
ラッグすると、その頂点が移動し、着色領域形状Sは補
助矩形Kの内接状態に関係なく変更させられ得る。上記
の操作要領によるレンズ部への着色領域の設定方法を説
明すると、まず、補助矩形K内にマウスポインタを合せ
てドラッグし、補助矩形Kと着色領域形状Sを共に移動
させて眼鏡フレームFの右方のレンズ部に重ねる。続い
て、補助矩形Kの四隅を移動させて、補助矩形Kが眼鏡
フレームFのレンズ部の形状に外接する状態にする。こ
の時、着色領域形状Sは、眼鏡フレームFのレンズ部の
形状に近い状態になっている。最後に、レンズ部形状と
着色領域形状Sとの僅かな不一致部分に対し、着色領域
形状Sの頂点を移動させて完全に同じ形状へと微調整す
る。以上により修正された着色領域形状Sが右目側の模
擬着色領域となる。
【0029】左目側のレンズ形状、すなわち着色領域に
関しては、右目側で調整された着色領域形状Sが左右反
転されて表示され、これを左目部分に重ね合わせること
により設定される。このため、着色領域調整の作業は右
目だけ行えば良い。このような操作において、最初に眼
鏡フレームFのレンズ枠に一番近い着色領域形状Sを選
定してマウス操作を始めれば、着色領域形状Sをレンズ
枠に合せる作業を容易且つ迅速化することが出来る。勿
論、以上のようなマウス操作による着色領域の指定方法
は一例であり、その他の方法を採用しても良い。
関しては、右目側で調整された着色領域形状Sが左右反
転されて表示され、これを左目部分に重ね合わせること
により設定される。このため、着色領域調整の作業は右
目だけ行えば良い。このような操作において、最初に眼
鏡フレームFのレンズ枠に一番近い着色領域形状Sを選
定してマウス操作を始めれば、着色領域形状Sをレンズ
枠に合せる作業を容易且つ迅速化することが出来る。勿
論、以上のようなマウス操作による着色領域の指定方法
は一例であり、その他の方法を採用しても良い。
【0030】着色領域の設定が完了すると、画面上の右
側には、図9に示すような多数の色サンプルが表示さ
れ、マウスで指定すれば、左側の画面の着色領域形状S
内(レンズ部)にその色が着色されるようにしている。
この際、着色に際しては、選んだレンズの色を単に着色
領域に表示するのでなく、着色領域に存在する映像、す
なわち、眉、瞳、白目、肌等の色とレンズの色とを合成
して表示することにより、実際に近似した映像を再現し
ている。因みに、前記色サンプルは、例えば画面表示を
変えれば更に異なった新たな色サンプルが現れるよう多
数のサンプル色を用意している。
側には、図9に示すような多数の色サンプルが表示さ
れ、マウスで指定すれば、左側の画面の着色領域形状S
内(レンズ部)にその色が着色されるようにしている。
この際、着色に際しては、選んだレンズの色を単に着色
領域に表示するのでなく、着色領域に存在する映像、す
なわち、眉、瞳、白目、肌等の色とレンズの色とを合成
して表示することにより、実際に近似した映像を再現し
ている。因みに、前記色サンプルは、例えば画面表示を
変えれば更に異なった新たな色サンプルが現れるよう多
数のサンプル色を用意している。
【0031】尚、コンピュータ3には、主だったレンズ
メーカ各社が市販しているレンズの色が全て登録されて
おり、店頭にサンプルレンズがない色でも模擬すること
が出来る。また数多くの色を模擬した中で、好みの色の
候補があった場合は、その画像を一時的に保存すること
が出来る。この際、一時的に保存可能な画像の数は最大
8画面で、もしそれ以上の画像を保存したい場合は、任
意の1画面と入れ替えることが出来る。また、これらの
8画像は、同時に1つの画面に表示可能で且つ8画面中
の任意の2画像を選択して拡大表示することも可能であ
る。このようにして、複数の候補の中から最も気に入っ
た色を選択することが出来る。以上のような方法によっ
て、好みの眼鏡フレームFに好みの着色レンズを組合せ
た場合を試すことが可能であり、しかも撮影後の画像を
自分の視力に合った眼鏡で確認することが出来るため便
利である。因みに、本実施形態では、レンズの色彩だけ
でなく、選択したフレーム及びレンズ色に対し、反射防
止コートを施した時の状態と、反射防止コートを施さな
い状態のレンズの反射状況を模擬した画面を表示出来る
ようにしており、購入者等が反射防止コートの選択も出
来るようにしている。
メーカ各社が市販しているレンズの色が全て登録されて
おり、店頭にサンプルレンズがない色でも模擬すること
が出来る。また数多くの色を模擬した中で、好みの色の
候補があった場合は、その画像を一時的に保存すること
が出来る。この際、一時的に保存可能な画像の数は最大
8画面で、もしそれ以上の画像を保存したい場合は、任
意の1画面と入れ替えることが出来る。また、これらの
8画像は、同時に1つの画面に表示可能で且つ8画面中
の任意の2画像を選択して拡大表示することも可能であ
る。このようにして、複数の候補の中から最も気に入っ
た色を選択することが出来る。以上のような方法によっ
て、好みの眼鏡フレームFに好みの着色レンズを組合せ
た場合を試すことが可能であり、しかも撮影後の画像を
自分の視力に合った眼鏡で確認することが出来るため便
利である。因みに、本実施形態では、レンズの色彩だけ
でなく、選択したフレーム及びレンズ色に対し、反射防
止コートを施した時の状態と、反射防止コートを施さな
い状態のレンズの反射状況を模擬した画面を表示出来る
ようにしており、購入者等が反射防止コートの選択も出
来るようにしている。
【0032】尚、本発明は以上のような実施形態に限定
されるものではない。本発明の特許請求の範囲に記載し
た事項と実質的に同一の構成を有し、同一の作用効果を
奏するものは本発明の技術的範囲に属する。例えば、当
初、眼鏡の装用状態をディスプレイ4に同時に表示する
画面数は8画面に限定されるものではなく、それ以外で
も良い。また着色領域の設定において、着色領域形状S
だけを表示して補助矩形Kを表示しないで領域設定を行
うようにしても良い。
されるものではない。本発明の特許請求の範囲に記載し
た事項と実質的に同一の構成を有し、同一の作用効果を
奏するものは本発明の技術的範囲に属する。例えば、当
初、眼鏡の装用状態をディスプレイ4に同時に表示する
画面数は8画面に限定されるものではなく、それ以外で
も良い。また着色領域の設定において、着色領域形状S
だけを表示して補助矩形Kを表示しないで領域設定を行
うようにしても良い。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明に係る眼鏡の選択サ
ポートシステムは、実際の店頭で準備される眼鏡フレー
ムを着用して装用状態を撮影し、これを1つの画面に同
時に画像表示するとともに、レンズ部着色模擬手段によ
ってレンズ部に好みの色を着色して模擬するようにした
ため、購入者等の意志決定を助け且つ色々の選択肢の中
から容易に自分に合った眼鏡フレームやレンズ色をを選
択することが出来、しかも眼鏡フレームを実際に装用し
た時のフィッティング感等も試すことが出来るため便利
である。しかも撮影後、自分用の視力に合った眼鏡を使
用して装用状態を確認することが出来、更に鏡等では確
認出来ない横顔も確認出来、より適切に選定を行うこと
が出来る。
ポートシステムは、実際の店頭で準備される眼鏡フレー
ムを着用して装用状態を撮影し、これを1つの画面に同
時に画像表示するとともに、レンズ部着色模擬手段によ
ってレンズ部に好みの色を着色して模擬するようにした
ため、購入者等の意志決定を助け且つ色々の選択肢の中
から容易に自分に合った眼鏡フレームやレンズ色をを選
択することが出来、しかも眼鏡フレームを実際に装用し
た時のフィッティング感等も試すことが出来るため便利
である。しかも撮影後、自分用の視力に合った眼鏡を使
用して装用状態を確認することが出来、更に鏡等では確
認出来ない横顔も確認出来、より適切に選定を行うこと
が出来る。
【0034】そして請求項2のように、画像反転機構に
よって、画像表示手段で表示される画像を鏡像と同じ向
きに合せるようにすれば、画像表示手段で顔の位置修
正、傾き修正等を行う場合に、鏡を見ている状態で修正
することが出来、修正が容易である。また請求項3のよ
うに、レンズ部着色模擬手段として、選択された画像の
眼鏡フレームに合せてコンピュータ操作によって着色領
域を設定すれば、眼鏡フレームのレンズ枠内に自然な状
態で綺麗に着色することが出来る。そして請求項4のよ
うに、着色領域を設定する際、眼鏡フレームの形状に近
い着色領域形状に基づいて領域を行うようにすれば、簡
単なコンピュータ操作で領域設定が出来る。
よって、画像表示手段で表示される画像を鏡像と同じ向
きに合せるようにすれば、画像表示手段で顔の位置修
正、傾き修正等を行う場合に、鏡を見ている状態で修正
することが出来、修正が容易である。また請求項3のよ
うに、レンズ部着色模擬手段として、選択された画像の
眼鏡フレームに合せてコンピュータ操作によって着色領
域を設定すれば、眼鏡フレームのレンズ枠内に自然な状
態で綺麗に着色することが出来る。そして請求項4のよ
うに、着色領域を設定する際、眼鏡フレームの形状に近
い着色領域形状に基づいて領域を行うようにすれば、簡
単なコンピュータ操作で領域設定が出来る。
【図1】本発明に係る眼鏡の選択サポートシステムの全
体構成図
体構成図
【図2】撮像手段の斜視図
【図3】撮像手段の縦断面図
【図4】画像表示手段に各種眼鏡フレームの装用状態の
画像を表示した状態の説明図
画像を表示した状態の説明図
【図5】画像表示手段に眼鏡フレームの装用状態の横画
像を表示した状態の説明図
像を表示した状態の説明図
【図6】画像表示手段で眼鏡のレンズ部に着色を模擬す
るための着色領域形状を選択する時の状態の説明図
るための着色領域形状を選択する時の状態の説明図
【図7】画像表示手段で眼鏡のレンズ部に着色を模擬す
るための着色領域形状を選択した時の状態の説明図
るための着色領域形状を選択した時の状態の説明図
【図8】画像表示手段の補助矩形と着色領域形状の操作
要領を説明するための説明図
要領を説明するための説明図
【図9】画像表示手段で着色領域に色彩を指定する時の
説明図
説明図
1…選択サポートシステム、2…撮像手段、3…コンピ
ュータ、4…ディスプレイ、12…ミラー、13…撮像
器、F…眼鏡フレーム、S…着色領域形状。
ュータ、4…ディスプレイ、12…ミラー、13…撮像
器、F…眼鏡フレーム、S…着色領域形状。
Claims (4)
- 【請求項1】 店頭で準備される複数の眼鏡フレームか
ら任意に選択される少なくとも1種類以上の眼鏡フレー
ムの装用状態を撮影する撮像手段と、この撮像手段で撮
影される各種眼鏡フレームの装用状態の画像を1つの画
面に同時に画像表示し得る画像表示手段と、複数の画像
から任意に選択される画像の眼鏡フレーム内に、コンピ
ュータが記憶する複数の色彩から選択される好みの色を
着色して着色レンズを模擬するレンズ部着色模擬手段を
備えたことを特徴とする眼鏡の選択サポートシステム。 - 【請求項2】 請求項1に記載の眼鏡の選択サポートシ
ステムにおいて、前記撮像手段は、前記画像表示手段で
表示される画像を鏡像と同じ向きに合せるための画像反
転機構を備えたことを特徴とする眼鏡の選択サポートシ
ステム。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の眼鏡の選
択サポートシステムにおいて、前記レンズ部着色模擬手
段は、選択された画像の眼鏡フレームに合せてコンピュ
ータ操作によって着色領域が設定され、この着色領域内
に選択された色彩が着色されて着色レンズが模擬される
ことを特徴とする眼鏡の選択サポートシステム。 - 【請求項4】 請求項3に記載の眼鏡の選択サポートシ
ステムにおいて、前記着色領域の設定は、予めコンピュ
ータに記憶させた複数の着色領域形状から眼鏡フレーム
の形状に近い任意の着色領域形状が選択され、この選択
された着色領域形状に基づいて領域設定がなされること
を特徴とする眼鏡の選択サポートシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10170587A JPH11353353A (ja) | 1998-06-03 | 1998-06-03 | 眼鏡の選択サポートシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10170587A JPH11353353A (ja) | 1998-06-03 | 1998-06-03 | 眼鏡の選択サポートシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11353353A true JPH11353353A (ja) | 1999-12-24 |
Family
ID=15907610
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10170587A Pending JPH11353353A (ja) | 1998-06-03 | 1998-06-03 | 眼鏡の選択サポートシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11353353A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003077198A1 (fr) * | 2002-03-13 | 2003-09-18 | Vision Optic Co., Ltd. | Systeme et procede d'enregistrement d'images de lunettes |
US7014314B1 (en) | 1999-05-31 | 2006-03-21 | Nidek Co., Ltd. | Subsystem of producing dye base body used for dyeing of spectacle lenses and a spectacle lens dyeing system including the dye base body producing subsystem |
WO2014046207A1 (ja) * | 2012-09-19 | 2014-03-27 | 株式会社ニコン | 視線情報補正装置、視線情報補正方法、視線情報検出装置、視線情報検出方法、眼鏡レンズの設計方法、眼鏡レンズの製造方法、眼鏡レンズ選択装置、眼鏡レンズ選択方法、視線追跡結果評価装置、視性能通知方法、プログラム、記録媒体、眼鏡レンズ、測定システム、および、測定方法 |
WO2015052571A1 (en) * | 2013-10-07 | 2015-04-16 | Kilolambda Technologies Ltd. | System for facilitating selection of color changing eyewear lenses and windows |
-
1998
- 1998-06-03 JP JP10170587A patent/JPH11353353A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7014314B1 (en) | 1999-05-31 | 2006-03-21 | Nidek Co., Ltd. | Subsystem of producing dye base body used for dyeing of spectacle lenses and a spectacle lens dyeing system including the dye base body producing subsystem |
WO2003077198A1 (fr) * | 2002-03-13 | 2003-09-18 | Vision Optic Co., Ltd. | Systeme et procede d'enregistrement d'images de lunettes |
WO2014046207A1 (ja) * | 2012-09-19 | 2014-03-27 | 株式会社ニコン | 視線情報補正装置、視線情報補正方法、視線情報検出装置、視線情報検出方法、眼鏡レンズの設計方法、眼鏡レンズの製造方法、眼鏡レンズ選択装置、眼鏡レンズ選択方法、視線追跡結果評価装置、視性能通知方法、プログラム、記録媒体、眼鏡レンズ、測定システム、および、測定方法 |
WO2015052571A1 (en) * | 2013-10-07 | 2015-04-16 | Kilolambda Technologies Ltd. | System for facilitating selection of color changing eyewear lenses and windows |
US9467630B2 (en) | 2013-10-07 | 2016-10-11 | Kilolambda Technologies Ltd. | System for facilitating selection of color changing eyewear lenses and windows |
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Legal Events
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