JPH0821117A - 駐輪装置 - Google Patents
駐輪装置Info
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- JPH0821117A JPH0821117A JP17762794A JP17762794A JPH0821117A JP H0821117 A JPH0821117 A JP H0821117A JP 17762794 A JP17762794 A JP 17762794A JP 17762794 A JP17762794 A JP 17762794A JP H0821117 A JPH0821117 A JP H0821117A
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- wheel support
- bicycle
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 地面もしくは床面上に設けた自転車配置スペ
ースの上方に支柱等を介して固定枠を略水平に配置し、
その固定枠内に自転車支持フレーム等を介して自転車を
収納配置するようにした駐輪装置に係り、上記固定枠内
に自転車を比較的軽く且つ円滑に収容配置できるように
することを目的とする。 【構成】 上記のような駐輪装置において、固定枠1内
に自転車Bの前車輪W1を支持する前輪支持フレーム1
1を固定枠1に沿って移動可能に設けると共に、後車輪
W2を支持する後輪支持フレーム21を固定枠1内に出
し入れ自在に且つ傾動可能に設け、その後輪支持フレー
ム21の出し入れ動作に連動して前輪支持フレーム11
を移動させるように構成したことを特徴とする。
ースの上方に支柱等を介して固定枠を略水平に配置し、
その固定枠内に自転車支持フレーム等を介して自転車を
収納配置するようにした駐輪装置に係り、上記固定枠内
に自転車を比較的軽く且つ円滑に収容配置できるように
することを目的とする。 【構成】 上記のような駐輪装置において、固定枠1内
に自転車Bの前車輪W1を支持する前輪支持フレーム1
1を固定枠1に沿って移動可能に設けると共に、後車輪
W2を支持する後輪支持フレーム21を固定枠1内に出
し入れ自在に且つ傾動可能に設け、その後輪支持フレー
ム21の出し入れ動作に連動して前輪支持フレーム11
を移動させるように構成したことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば駅や店舗の駐輪
場等に設置する自転車の駐輪装置、特に単位面積当りの
収容台数を増やすために自転車を上下2段に収納配置す
るようにした立体式の駐輪装置に関する。
場等に設置する自転車の駐輪装置、特に単位面積当りの
収容台数を増やすために自転車を上下2段に収納配置す
るようにした立体式の駐輪装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような立体式の駐輪装置は、従来
一般に地面もしくは床面上に設けられた下段側の自転車
配置スペースの上方に、支柱等を介して固定枠を所定の
高さ位置に略水平に配置し、その固定枠内に自転車支持
フレーム等を介して自転車を収容配置する構成である。
上記の固定枠は、一般に横断面上向きコ字形に形成さ
れ、自転車支持フレームは樋状に形成される。また自転
車支持フレームは、固定枠に対して出し入れ自在に、か
つ固定枠から引き出した状態において上下方向に傾動可
能に構成され、自転車を収容配置する際には、自転車支
持フレームを固定枠から引き出して下方に傾斜させた状
態で自転車の前後輪、すなわち自転車全体を上記フレー
ム上に載置し、それを上方に引き上げながら固定枠内に
収納するものである。
一般に地面もしくは床面上に設けられた下段側の自転車
配置スペースの上方に、支柱等を介して固定枠を所定の
高さ位置に略水平に配置し、その固定枠内に自転車支持
フレーム等を介して自転車を収容配置する構成である。
上記の固定枠は、一般に横断面上向きコ字形に形成さ
れ、自転車支持フレームは樋状に形成される。また自転
車支持フレームは、固定枠に対して出し入れ自在に、か
つ固定枠から引き出した状態において上下方向に傾動可
能に構成され、自転車を収容配置する際には、自転車支
持フレームを固定枠から引き出して下方に傾斜させた状
態で自転車の前後輪、すなわち自転車全体を上記フレー
ム上に載置し、それを上方に引き上げながら固定枠内に
収納するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
に自転車支持フレーム上に自転車全体を載置して固定枠
内に収納するものは、支持フレームに自転車全体の荷重
が掛かって重量が重く、支持フレームを持ち上げて固定
枠内に収納するのに多大な労力を必要とし、操作性に欠
ける等の不具合がある。
に自転車支持フレーム上に自転車全体を載置して固定枠
内に収納するものは、支持フレームに自転車全体の荷重
が掛かって重量が重く、支持フレームを持ち上げて固定
枠内に収納するのに多大な労力を必要とし、操作性に欠
ける等の不具合がある。
【0004】本発明は上記の問題点に鑑みて提案された
もので、前記固定枠内に比較的軽く且つ円滑に収容配置
することのできる駐輪装置を提供することを目的とす
る。
もので、前記固定枠内に比較的軽く且つ円滑に収容配置
することのできる駐輪装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明による駐輪装置は、以下の構成としたもの
である。
めに、本発明による駐輪装置は、以下の構成としたもの
である。
【0006】即ち、地面もしくは床面上に設けた自転車
配置スペースの上方に支柱等を介して固定枠を略水平に
配置し、その固定枠内に自転車支持フレーム等を介して
自転車を収納配置するようにした駐輪装置において、上
記固定枠内に自転車の前車輪を支持する前輪支持フレー
ムを固定枠に沿って移動可能に設けると共に、後車輪を
支持する後輪支持フレームを固定枠内に出し入れ自在に
且つ傾動可能に設け、その後輪支持フレームの出し入れ
動作に連動して前輪支持フレームを移動させるように構
成したことを特徴とする。
配置スペースの上方に支柱等を介して固定枠を略水平に
配置し、その固定枠内に自転車支持フレーム等を介して
自転車を収納配置するようにした駐輪装置において、上
記固定枠内に自転車の前車輪を支持する前輪支持フレー
ムを固定枠に沿って移動可能に設けると共に、後車輪を
支持する後輪支持フレームを固定枠内に出し入れ自在に
且つ傾動可能に設け、その後輪支持フレームの出し入れ
動作に連動して前輪支持フレームを移動させるように構
成したことを特徴とする。
【0007】
【作用】上記のように構成された駐輪装置に自転車を収
容配置するに当たっては、後輪支持フレームを固定枠か
ら引き出して下方に傾動させるもので、そのとき後輪支
持フレームの引き出し動作に連動して前輪支持フレーム
が固定枠に沿って後退移動する。その状態で収容配置す
べき自転車の前輪を傾斜させた後輪支持フレーム上を移
動させて固定枠上の前輪支持フレーム上に載置すると共
に、後輪を後輪支持フレーム上に載置し、後輪支持フレ
ームを上昇させる。そのとき、後輪支持フレーム上には
自転車の後輪のみが載置され、前輪は固定枠上の前輪支
持フレーム上に載置されているので、軽く上昇させるこ
とができる。次いで、後輪支持フレームを固定枠内に押
し込むと、それに連動して前輪支持フレームも前進して
固定枠上の所定の位置に自転車を円滑かつ確実に収容配
置することができるものである。
容配置するに当たっては、後輪支持フレームを固定枠か
ら引き出して下方に傾動させるもので、そのとき後輪支
持フレームの引き出し動作に連動して前輪支持フレーム
が固定枠に沿って後退移動する。その状態で収容配置す
べき自転車の前輪を傾斜させた後輪支持フレーム上を移
動させて固定枠上の前輪支持フレーム上に載置すると共
に、後輪を後輪支持フレーム上に載置し、後輪支持フレ
ームを上昇させる。そのとき、後輪支持フレーム上には
自転車の後輪のみが載置され、前輪は固定枠上の前輪支
持フレーム上に載置されているので、軽く上昇させるこ
とができる。次いで、後輪支持フレームを固定枠内に押
し込むと、それに連動して前輪支持フレームも前進して
固定枠上の所定の位置に自転車を円滑かつ確実に収容配
置することができるものである。
【0008】
【実施例】以下、図に示す実施例に基づいて本発明によ
る駐輪装置を具体的に説明する。図1は本発明による駐
輪装置の一実施例を示す側面図、図2はその要部の拡大
縦断側面図、図3は一部の拡大正面図、図4は図2にお
けるA−A線断面図である。
る駐輪装置を具体的に説明する。図1は本発明による駐
輪装置の一実施例を示す側面図、図2はその要部の拡大
縦断側面図、図3は一部の拡大正面図、図4は図2にお
けるA−A線断面図である。
【0009】図において、Sは地面もしくはコンクリー
ト等の床面F上に設けた下段側の自転車配置スペースで
あり、その配置スペースSには通常下段側の自転車支持
フレーム等が配置されるが図には省略した。その配置ス
ペースSの上方に、支柱2および梁材3を介して横断面
上向きコ字形の固定枠1が略水平に取付けられている。
その固定枠1は、隣り合う固定枠上に載置される自転車
のハンドルが互いに干渉しないように高さを異ならせて
略平行に多数設けられている。
ト等の床面F上に設けた下段側の自転車配置スペースで
あり、その配置スペースSには通常下段側の自転車支持
フレーム等が配置されるが図には省略した。その配置ス
ペースSの上方に、支柱2および梁材3を介して横断面
上向きコ字形の固定枠1が略水平に取付けられている。
その固定枠1は、隣り合う固定枠上に載置される自転車
のハンドルが互いに干渉しないように高さを異ならせて
略平行に多数設けられている。
【0010】上記のコ字形固定枠1の互いに対向する内
側面には、図2および図3に示すようにガイドレール1
0が固定枠1の長手方向略全長にわたって溶接等で一体
的に取付けられ、そのガイドレール10に沿って前輪支
持フレーム11が前後方向(図2で左右方向)に移動可
能に設けられている。上記のガイドレール10は図示例
においては断面コ字形に形成したが、その断面形状は適
宜である。
側面には、図2および図3に示すようにガイドレール1
0が固定枠1の長手方向略全長にわたって溶接等で一体
的に取付けられ、そのガイドレール10に沿って前輪支
持フレーム11が前後方向(図2で左右方向)に移動可
能に設けられている。上記のガイドレール10は図示例
においては断面コ字形に形成したが、その断面形状は適
宜である。
【0011】図中、12は前輪支持フレーム11の両側
外面に前後一対ずつ設けたガイドローラで、その各ガイ
ドローラ12は、前輪支持フレーム11の両側外面に溶
接等で固着した支軸12aに回転自由に取付けられ、固
定枠1の上部に形成した内向きの突縁1aの下方におい
て前記ガイドレール10上を移動する。12bは上記各
ガイドローラ12の位置を規制するために上記各支軸1
2aに嵌めた間隔保持用スリーブである。
外面に前後一対ずつ設けたガイドローラで、その各ガイ
ドローラ12は、前輪支持フレーム11の両側外面に溶
接等で固着した支軸12aに回転自由に取付けられ、固
定枠1の上部に形成した内向きの突縁1aの下方におい
て前記ガイドレール10上を移動する。12bは上記各
ガイドローラ12の位置を規制するために上記各支軸1
2aに嵌めた間隔保持用スリーブである。
【0012】上記ガイドレール10の前端部10aの近
傍には、前輪支持フレーム11の前進動を規制するスト
ッパ13が固定枠1の側面に図に省略したボルト・ナッ
ト等で取付けられ、ガイドレール10の後端部10aは
図2に示すように上方に屈曲し、その屈曲部の前側に前
輪支持フレーム11の後退動を規制するストッパ14が
溶接等で取付けられている。また前輪支持フレーム11
の上部には前輪の横倒れ防止柵15が設けられ、前輪支
持フレーム11の後部には前輪の後退動を阻止する断面
略コ字形の係止部材16が、その両側外面の偏心位置に
設けた軸16a等で回動可能に設けられている。16b
はその係止部材16の回動規制ストッパである。
傍には、前輪支持フレーム11の前進動を規制するスト
ッパ13が固定枠1の側面に図に省略したボルト・ナッ
ト等で取付けられ、ガイドレール10の後端部10aは
図2に示すように上方に屈曲し、その屈曲部の前側に前
輪支持フレーム11の後退動を規制するストッパ14が
溶接等で取付けられている。また前輪支持フレーム11
の上部には前輪の横倒れ防止柵15が設けられ、前輪支
持フレーム11の後部には前輪の後退動を阻止する断面
略コ字形の係止部材16が、その両側外面の偏心位置に
設けた軸16a等で回動可能に設けられている。16b
はその係止部材16の回動規制ストッパである。
【0013】さらに前記固定枠1内には、略樋状の後輪
支持フレーム21が、その前部に左右一対設けたガイド
ローラ22と、固定枠1の後部に左右一対設けたガイド
ローラ23とによって前後方向に出し入れ自在に設けら
れている。上記のガイドローラ22は、フレーム21の
前部に溶接等で固着した支軸22aに回転自由に取付け
られ、前記ガイドレール10の下方において固定枠1の
底面上を移動する。また前記ローラ23は図4に示すよ
うに固定枠1の後部に取付けたボルト等よりなる横軸2
4に左右一対回転自由に設けられ、その各ローラ23上
に後輪支持フレーム21の底面が載置されている。
支持フレーム21が、その前部に左右一対設けたガイド
ローラ22と、固定枠1の後部に左右一対設けたガイド
ローラ23とによって前後方向に出し入れ自在に設けら
れている。上記のガイドローラ22は、フレーム21の
前部に溶接等で固着した支軸22aに回転自由に取付け
られ、前記ガイドレール10の下方において固定枠1の
底面上を移動する。また前記ローラ23は図4に示すよ
うに固定枠1の後部に取付けたボルト等よりなる横軸2
4に左右一対回転自由に設けられ、その各ローラ23上
に後輪支持フレーム21の底面が載置されている。
【0014】図中、25は後輪支持フレーム21の両側
において上記横軸24に回動可能に取付けた後輪支持フ
レーム21の浮き上がり防止部材で、その両部材25・
25の対向面に形成した凹溝25a・25aに、後輪支
持フレーム21の両側に略水平に形成したフランジ部2
1c・21cが摺動可能に係合して後輪支持フレーム2
1の浮き上がりを防止している。図1において、26は
後輪支持フレーム21を出し入れする際の把手を兼ねる
支持脚である。
において上記横軸24に回動可能に取付けた後輪支持フ
レーム21の浮き上がり防止部材で、その両部材25・
25の対向面に形成した凹溝25a・25aに、後輪支
持フレーム21の両側に略水平に形成したフランジ部2
1c・21cが摺動可能に係合して後輪支持フレーム2
1の浮き上がりを防止している。図1において、26は
後輪支持フレーム21を出し入れする際の把手を兼ねる
支持脚である。
【0015】さらに図2に示すように後輪支持フレーム
21の前部には、その後輪支持フレーム21の出し入れ
動作に連動して前輪支持フレーム11を移動させる連動
部材30が設けられている。その連動部材30は、図3
および図6に示すように長孔31aを有する左右一対の
板状の部材31を連結片32で連結した構成であり、そ
の各板状部材31の長孔31aに前記ローラ22の支軸
22aがスリーブ22bを介して挿通され、その各板状
部材31の上部に前輪支持フレーム11のガイドローラ
12の支軸12aに当接する突出部31bが設けられて
いる。
21の前部には、その後輪支持フレーム21の出し入れ
動作に連動して前輪支持フレーム11を移動させる連動
部材30が設けられている。その連動部材30は、図3
および図6に示すように長孔31aを有する左右一対の
板状の部材31を連結片32で連結した構成であり、そ
の各板状部材31の長孔31aに前記ローラ22の支軸
22aがスリーブ22bを介して挿通され、その各板状
部材31の上部に前輪支持フレーム11のガイドローラ
12の支軸12aに当接する突出部31bが設けられて
いる。
【0016】また前記固定枠1の底部には、後輪支持フ
レーム21を固定枠1から引き出して下方に傾動させる
際の衝撃等を緩和して自転車がフレーム上から不用意に
飛び出すのを防止する緩衝用のダンパ33が設けられて
いる。そのダンパ33としては、本実施例においては戻
しばねを内蔵したエアダンパが用いられ、固定枠1の底
部に形成した開口34内に配置されている。そのダンパ
33の一端を上記開口34の縁部にボルト・ナット35
で連結保持させ、他端側のピストンロッド33aの先端
部に、前記の連動部材30の連結片32に係合するフッ
ク36を一体的に設けると共に、そのフック36の基部
に一体的に形成した突出片36aを上記開口34の両側
縁部に摺動自在に載置した構成である。
レーム21を固定枠1から引き出して下方に傾動させる
際の衝撃等を緩和して自転車がフレーム上から不用意に
飛び出すのを防止する緩衝用のダンパ33が設けられて
いる。そのダンパ33としては、本実施例においては戻
しばねを内蔵したエアダンパが用いられ、固定枠1の底
部に形成した開口34内に配置されている。そのダンパ
33の一端を上記開口34の縁部にボルト・ナット35
で連結保持させ、他端側のピストンロッド33aの先端
部に、前記の連動部材30の連結片32に係合するフッ
ク36を一体的に設けると共に、そのフック36の基部
に一体的に形成した突出片36aを上記開口34の両側
縁部に摺動自在に載置した構成である。
【0017】上記の構成において、自転車を収容配置す
る際、当初、前輪支持フレーム11および後輪支持フレ
ーム21は図2の位置にあり、その状態で後輪支持フレ
ーム21を後方(図2で右方)に引き出すと、そのフレ
ーム21の前部のローラ22は固定枠1の底面上を後方
に移動し、そのローラ22の支軸22aが前記連動部材
30の長孔31a内を移動した後、その孔縁に支軸22
aがスリーブ22bを介して当接して連動部材30も後
方に移動する。そして連動部材30が前輪支持フレーム
11の後側のガイドローラ12の近傍まで移動すると、
連動部材30の突出部31bが後側のガイドローラ12
の支軸12aにスリーブ12bを介して当接して前輪支
持フレーム11も後方に移動する。
る際、当初、前輪支持フレーム11および後輪支持フレ
ーム21は図2の位置にあり、その状態で後輪支持フレ
ーム21を後方(図2で右方)に引き出すと、そのフレ
ーム21の前部のローラ22は固定枠1の底面上を後方
に移動し、そのローラ22の支軸22aが前記連動部材
30の長孔31a内を移動した後、その孔縁に支軸22
aがスリーブ22bを介して当接して連動部材30も後
方に移動する。そして連動部材30が前輪支持フレーム
11の後側のガイドローラ12の近傍まで移動すると、
連動部材30の突出部31bが後側のガイドローラ12
の支軸12aにスリーブ12bを介して当接して前輪支
持フレーム11も後方に移動する。
【0018】引き続き、後輪支持フレーム21を後退さ
せて連動部材30が図6(a)の鎖線示30Aの位置ま
で移動すると、連動部材30の連結片32がダンパ33
のフック36に係合してピストンロッド33aが徐々に
伸長し、そのダンパ33の緩衝作用で前輪支持フレーム
11および後輪支持フレーム21の後退速度が減衰され
ながら引き続き後退移動し、前輪支持フレーム11の後
側のガイドローラ12が図6(a)および図5に示すよ
うにストッパ14に当接したところで前輪支持フレーム
11の後退動が阻止される。そのとき、連動部材30の
突出部31bがガイドローラ13の支軸13aにスリー
ブ12bを介して当接することによって、連動部材30
および後輪支持フレーム21も一旦停止する。
せて連動部材30が図6(a)の鎖線示30Aの位置ま
で移動すると、連動部材30の連結片32がダンパ33
のフック36に係合してピストンロッド33aが徐々に
伸長し、そのダンパ33の緩衝作用で前輪支持フレーム
11および後輪支持フレーム21の後退速度が減衰され
ながら引き続き後退移動し、前輪支持フレーム11の後
側のガイドローラ12が図6(a)および図5に示すよ
うにストッパ14に当接したところで前輪支持フレーム
11の後退動が阻止される。そのとき、連動部材30の
突出部31bがガイドローラ13の支軸13aにスリー
ブ12bを介して当接することによって、連動部材30
および後輪支持フレーム21も一旦停止する。
【0019】次いで、後輪支持フレーム21を自重で下
降させて図5および図1の鎖線示のように傾斜させるも
ので、そのとき後輪支持フレーム21の前部に設けたガ
イドローラ22およびその支軸22aは図6(a)の実
線示のように後方に引き寄せられながら上方に移動し、
それに伴って連動部材30も後方に引き寄せられながら
後端側が上方に引き上げられる。その際、連動部材30
の連結片32はフック36に係合したままの状態で後方
に移動し、ダンパ33のピストンロッド33aを更に伸
長させ、それによって後輪支持フレーム21の下降速度
および傾動時の衝撃が緩和される。
降させて図5および図1の鎖線示のように傾斜させるも
ので、そのとき後輪支持フレーム21の前部に設けたガ
イドローラ22およびその支軸22aは図6(a)の実
線示のように後方に引き寄せられながら上方に移動し、
それに伴って連動部材30も後方に引き寄せられながら
後端側が上方に引き上げられる。その際、連動部材30
の連結片32はフック36に係合したままの状態で後方
に移動し、ダンパ33のピストンロッド33aを更に伸
長させ、それによって後輪支持フレーム21の下降速度
および傾動時の衝撃が緩和される。
【0020】そして後輪支持フレーム21を図1の鎖線
示のように傾斜させ、その後端の支持脚26を床面F等
に設置させた状態で自転車Bを同図鎖線示B2のように
前側から載せるもので、先ず前輪W1を上記支持フレー
ム21に沿って引き上げて同図鎖線位置にある前輪支持
フレーム11上に載置し、後輪W2を後輪支持フレーム
21上に載置して自転車Bを同図鎖線示B1の位置に移
動する。なお前輪W1を後輪支持フレーム21から前輪
支持フレーム11上に載せる際、前記係止部材16は一
旦図5の鎖線示のように時計方向に回動したのち再び同
図実線位置に復帰して前輪W1が不用意に後退移動する
のが防止される。
示のように傾斜させ、その後端の支持脚26を床面F等
に設置させた状態で自転車Bを同図鎖線示B2のように
前側から載せるもので、先ず前輪W1を上記支持フレー
ム21に沿って引き上げて同図鎖線位置にある前輪支持
フレーム11上に載置し、後輪W2を後輪支持フレーム
21上に載置して自転車Bを同図鎖線示B1の位置に移
動する。なお前輪W1を後輪支持フレーム21から前輪
支持フレーム11上に載せる際、前記係止部材16は一
旦図5の鎖線示のように時計方向に回動したのち再び同
図実線位置に復帰して前輪W1が不用意に後退移動する
のが防止される。
【0021】次いで、上記のように前輪W1を前輪支持
フレーム11上に、後輪W2を後輪支持フレーム21上
にそれぞれ載置した状態で、後輪支持フレーム21を略
水平な状態になるまで引き上げたのち、図1の実線示の
ように固定枠1内に押し込めばよく、その引き上げる
際、自転車の前輪W1は固定枠1上の前輪支持フレーム
11上に載置され、後輪支持フレーム21上には後輪W
2のみが載置されているので軽く引き上げることができ
る。
フレーム11上に、後輪W2を後輪支持フレーム21上
にそれぞれ載置した状態で、後輪支持フレーム21を略
水平な状態になるまで引き上げたのち、図1の実線示の
ように固定枠1内に押し込めばよく、その引き上げる
際、自転車の前輪W1は固定枠1上の前輪支持フレーム
11上に載置され、後輪支持フレーム21上には後輪W
2のみが載置されているので軽く引き上げることができ
る。
【0022】また後輪支持フレーム21を上記のように
略水平に引き上げる際、連動部材30は図6(a)の実
線位置からほぼ同図鎖線示30Aの位置に移動し、その
状態で後輪支持フレーム21を固定枠1内に押し込む
と、ガイドローラ22の支軸22aは、連動部材30の
長孔31a内を移動した後、その長孔31aの前端に当
接して連動部材30は後輪支持フレーム21と共に前進
し、連動部材30の連結片32とダンパ33のフック3
6との係合が解除され、ピストンロッド33aが内蔵し
た戻しばねによって徐々に元の収縮した状態に戻ると共
に、連動部材30の突出部31bは前輪支持フレーム1
1の後側のガイドローラ12の支軸12aから離れたの
ち、連動部材30が同図鎖線示30Bの位置に移動して
連動部材30の突出部31bが前側のガイドローラ12
の支軸12aに当接して前輪支持フレーム11がガイド
レール10に沿って前進し、前記ストッパ13に当接し
て図2および図1の実線位置に停止し、固定枠1上に自
転車が収容配置された状態に保持される。
略水平に引き上げる際、連動部材30は図6(a)の実
線位置からほぼ同図鎖線示30Aの位置に移動し、その
状態で後輪支持フレーム21を固定枠1内に押し込む
と、ガイドローラ22の支軸22aは、連動部材30の
長孔31a内を移動した後、その長孔31aの前端に当
接して連動部材30は後輪支持フレーム21と共に前進
し、連動部材30の連結片32とダンパ33のフック3
6との係合が解除され、ピストンロッド33aが内蔵し
た戻しばねによって徐々に元の収縮した状態に戻ると共
に、連動部材30の突出部31bは前輪支持フレーム1
1の後側のガイドローラ12の支軸12aから離れたの
ち、連動部材30が同図鎖線示30Bの位置に移動して
連動部材30の突出部31bが前側のガイドローラ12
の支軸12aに当接して前輪支持フレーム11がガイド
レール10に沿って前進し、前記ストッパ13に当接し
て図2および図1の実線位置に停止し、固定枠1上に自
転車が収容配置された状態に保持される。
【0023】上記の自転車を降ろす場合には、前記と同
様に後輪支持フレーム21を後方に引き出して下方に傾
動させればよく、その際も前輪は固定枠1上の前輪支持
フレーム11上に載置され、後輪支持フレーム21上に
は後輪W2のみが載置されているので軽く引き下げるこ
とができる。また自転車を載せた状態で後輪支持フレー
ム21を引き出して下方に傾斜させる際にも、前記のダ
ンパ33によって後退および下降速度を減衰させ、衝撃
を緩和することができるものである。
様に後輪支持フレーム21を後方に引き出して下方に傾
動させればよく、その際も前輪は固定枠1上の前輪支持
フレーム11上に載置され、後輪支持フレーム21上に
は後輪W2のみが載置されているので軽く引き下げるこ
とができる。また自転車を載せた状態で後輪支持フレー
ム21を引き出して下方に傾斜させる際にも、前記のダ
ンパ33によって後退および下降速度を減衰させ、衝撃
を緩和することができるものである。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明による駐輪装
置は、支柱2等を介して所定の高さ位置に配置された略
横断面上向きコ字形の固定枠1に自転車Bの前輪W1を
支持する前輪支持フレーム11を上記固定枠1に沿って
移動可能に設けると共に、後輪W2を支持する後輪支持
フレーム21を上記固定枠1に沿って移動可能かつ傾動
可能に設け、その後輪支持フレーム21の移動動作に連
動して前輪支持フレーム11が移動するように構成した
から、後輪支持フレーム21の出し入れ及び傾動させる
だけで、自転車の収納および取り出しができると共に、
後輪支持フレーム21を傾動させる際には、前輪が固定
枠1上の前輪支持フレーム11上に載置され、後輪支持
フレーム21上には後輪のみが載置されているので、軽
く傾動させることができ、労力が軽減されて操作性のよ
い駐輪装置を提供できる等の効果がある。
置は、支柱2等を介して所定の高さ位置に配置された略
横断面上向きコ字形の固定枠1に自転車Bの前輪W1を
支持する前輪支持フレーム11を上記固定枠1に沿って
移動可能に設けると共に、後輪W2を支持する後輪支持
フレーム21を上記固定枠1に沿って移動可能かつ傾動
可能に設け、その後輪支持フレーム21の移動動作に連
動して前輪支持フレーム11が移動するように構成した
から、後輪支持フレーム21の出し入れ及び傾動させる
だけで、自転車の収納および取り出しができると共に、
後輪支持フレーム21を傾動させる際には、前輪が固定
枠1上の前輪支持フレーム11上に載置され、後輪支持
フレーム21上には後輪のみが載置されているので、軽
く傾動させることができ、労力が軽減されて操作性のよ
い駐輪装置を提供できる等の効果がある。
【図1】本発明による駐輪装置の一実施例を示す側面
図。
図。
【図2】上記実施例による駐輪装置の要部の拡大縦断側
面図。
面図。
【図3】上記実施例による駐輪装置の一部の拡大正面
図。
図。
【図4】図2におけるA−A線拡大断面図。
【図5】後輪支持フレームを引き出して傾斜させた状態
の要部の拡大縦断側面図。
の要部の拡大縦断側面図。
【図6】(a)はダンパと連動部材の動作状態を示す一
部の拡大縦断側面図。(b)はその平面図。
部の拡大縦断側面図。(b)はその平面図。
1 固定枠 2 支柱 3 梁材 10 ガイドレール 11 前輪支持フレーム 12、13 ガイドローラ 12a、13a 支軸 21 後輪支持フレーム 22、23 ガイドローラ 22a、23a 支軸 30 連動部材 33 ダンパ B 自転車 W1 前輪 W2 後輪
Claims (4)
- 【請求項1】 地面もしくは床面上に設けた自転車配置
スペースの上方に支柱等を介して固定枠を略水平に配置
し、その固定枠内に自転車支持フレーム等を介して自転
車を収納配置するようにした駐輪装置において、上記固
定枠内に自転車の前車輪を支持する前輪支持フレームを
固定枠に沿って移動可能に設けると共に、後車輪を支持
する後輪支持フレームを固定枠内に出し入れ自在に且つ
傾動可能に設け、その後輪支持フレームの出し入れ動作
に連動して前輪支持フレームを移動させるように構成し
たことを特徴とする駐輪装置。 - 【請求項2】 前記の前輪支持フレームおよび後輪支持
フレームを、それぞれガイドローラを介して固定枠内に
移動可能もしくは出し入れ自在に配置し、その後輪支持
フレームに設けたガイドローラの支軸に連動部材を設
け、その連動部材を前輪支持フレームのガイドローラの
支軸に当接させて連動させるようにした請求項1記載の
駐輪装置。 - 【請求項3】 前記の後輪支持フレームを固定枠から引
き出して下方に傾動させる際の衝撃を緩衝するダンパを
備えた請求項1または2記載の駐輪装置。 - 【請求項4】 前記ダンパを固定枠の底部に配置し、そ
のダンパに設けた操作フックに前記連動部材を係合させ
るようにした請求項3記載の駐輪装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17762794A JPH0821117A (ja) | 1994-07-06 | 1994-07-06 | 駐輪装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17762794A JPH0821117A (ja) | 1994-07-06 | 1994-07-06 | 駐輪装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0821117A true JPH0821117A (ja) | 1996-01-23 |
Family
ID=16034314
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17762794A Pending JPH0821117A (ja) | 1994-07-06 | 1994-07-06 | 駐輪装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0821117A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002337772A (ja) * | 2001-05-22 | 2002-11-27 | Shinwa Kigyo Kk | 上段駐輪装置 |
-
1994
- 1994-07-06 JP JP17762794A patent/JPH0821117A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002337772A (ja) * | 2001-05-22 | 2002-11-27 | Shinwa Kigyo Kk | 上段駐輪装置 |
JP4625201B2 (ja) * | 2001-05-22 | 2011-02-02 | 新和企業株式会社 | 上段駐輪装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030819 |