JPH08211149A - 超音波距離センサ - Google Patents

超音波距離センサ

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JPH08211149A
JPH08211149A JP7018881A JP1888195A JPH08211149A JP H08211149 A JPH08211149 A JP H08211149A JP 7018881 A JP7018881 A JP 7018881A JP 1888195 A JP1888195 A JP 1888195A JP H08211149 A JPH08211149 A JP H08211149A
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JP
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signal
distance
ultrasonic
distance sensor
detection object
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JP7018881A
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English (en)
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Kenjiro Birei
賢次郎 美麗
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】超音波距離センサと検出物体との間の距離が不
定領域に入ることを防止できる機能を備える超音波距離
センサを提供する。 【構成】超音波距離センサ1は、従来例に対して、制御
回路装置11を用いるようにしている。制御回路装置1
1は、従来例に対して、検出限界距離設定装置95から
入力される信号に従って設定される、検出物体99との
間の距離が不定領域に到る直前である特定の距離および
それ以下の距離において、警報信号11cを発信するこ
とが異なっている。この特定の距離の位置は、検出限界
距離設定装置95から入力された信号の値を調整するこ
とによって、適宜の値に設定することが可能である。そ
うして警報信号11cは、スイッチ装置97によってス
イッチ信号SA に変換されて、超音波距離センサ1から
出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、超音波を用いて検出
物体との間の距離に対応する信号を得る超音波距離セン
サに係わり、検出物体との間の距離が不定領域に入るこ
とを防止できるように改良されたその構成に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波を用いて検出物体との間の距離に
対応する信号を得る超音波距離センサは、各種の電気機
械装置等の制御用のセンサ等として既に広く使用されて
いる。この種の超音波距離センサとして同じ出願人より
出願された超音波センサが、特開平3−107786号
公報により公知となっている。以下に、この特開平3−
107786号公報により公知となっている超音波距離
センサの内容を基にして、従来例の超音波距離センサを
説明する。
【0003】図11は、従来例の超音波距離センサを検
出物体と共に示すそのブロック回路図であり、図12
は、図11に示した超音波距離センサから出力される信
号を説明する説明図である。図13は、図11,図12
に示した超音波距離センサを用いた給液装置の構成を説
明する説明図である。図11において、9は、超音波振
動子91と、発信回路装置92と、受信回路装置93
と、制御回路装置94と、検出限界距離設定装置95
と、D/A変換回路装置96と、スイッチ装置97とを
備えた超音波距離センサである。発信回路装置92は、
制御回路装置94から出力されるハイレベル(以降、
「H」と略称することがある。)とローレベル(以降、
「L」と略称することがある。)とが交互に繰り返され
る信号である指令信号94aに基づいて、例えば、指令
信号94aが「H」である期間の間、予め設定された所
定の超音波周波数を持つ駆動出力を超音波振動子91に
与える。超音波振動子91は、駆動出力が与えられてい
る期間においては、駆動出力が持つ周波数と同一周波数
の超音波パルス9aを発射する。この超音波パルス9a
は、周知のごとく大気中では約340〔m/s〕の速度
で伝播し、検出物体99に当たって反射されて超音波振
動子91に戻ってくる。超音波振動子91は、駆動出力
が与えられていない期間において、反射された超音波パ
ルス(以降、反射波と略称することがある。)9bを受
信した場合に反射波9bが持つ周波数と振幅とに対応す
る周波数と振幅を持ち、反射された超音波パルスが受信
されていない場合にほぼ零レベルとなる受信信号を発生
する。受信回路装置93は、この電気信号のレベルが、
予め定められたレベル以上のレベルが継続されている期
間において「H」となり、予め定められたレベル未満の
レベルが継続されている期間において「L」となる信号
93aに変換する。信号93aは、反射波9bに基づく
信号であり、超音波パルス9aが超音波振動子91と検
出物体99との間を往復するのに要する時間だけ、指令
信号94aよりも時間的に遅れた信号となる。
【0004】制御回路装置94は、この事例の場合に
は、マイクロプロッセサ,メモリ,I/O部などが一体
に集積されてなる、いわゆる、ワンチップマイコンを主
体として、これにクロックパルス発振器などが付加され
て構成されているデジタル回路装置である。制御回路装
置94は、受信回路装置93から出力された信号93a
が入力されると、指令信号94aの発信時刻と信号93
aの受信時刻との時間差を、クロックパルス発振器で生
成されたクロックパルスを用いて演算を行い、この時間
差に対応するデジタル信号である出力信号94bを出力
する。出力信号94bは、信号93aと指令信号94a
との時間差に対応しているので、従って、超音波距離セ
ンサ9(より正確には超音波距離センサ9が持つ超音波
振動子91である。)と検出物体99との間の距離Lに
対応する信号であることになる。
【0005】出力信号94bは、この事例の場合にはD
/A変換回路装置96によって超音波距離センサ9と検
出物体99との間の距離Lにほぼ比例する値を持つアナ
ログ信号Sa(図12中の下部のグラフを参照。)に変
換されて、超音波距離センサ9から出力される。また、
制御回路装置94は、検出限界距離設定装置95から入
力された信号に従ってそれぞれ設定された、検出物体9
9との間の距離Lの上限値l2 と下限値l1 に対応する
内容を持つスイッチ用信号94cも出力し、例えば半導
体スイッチであるスイッチ装置97に供給される。スイ
ッチ用信号94cが入力されたスイッチ装置97は、ス
イッチ用信号94cに対応するスイッチ信号Ssを出力
する。このスイッチ信号Ssは、図12中の上部のグラ
フに示すように、距離Lの上限値l2 から下限値l1
間の範囲ではオン信号であり、上限値l2 以上および下
限値l1 以下においてはオフ信号になっている。
【0006】この超音波距離センサ9を液面の制御用に
使用したのが図13に示した給液装置8である。給液装
置8は、密閉容器である容器81と、大量の液89を貯
留する貯留タンク82と、ポンプ83と、ポンプ電源装
置84と、コントローラ85と、液面位置表示器86
と、配管87,88とを備えている。容器81の上部に
は超音波距離センサ9が設置され、超音波距離センサ9
から出力されたアナログ信号Saは液面位置表示器86
に、また、スイッチ信号Ssはコントローラ85にそれ
ぞれ供給されている。給液装置8では、液89が図11
中に示した検出物体99に該当することになり、液面位
置表示器86は、入力されたアナログ信号Saのレベル
に対応させて、容器81中の液89の液面レベル値を表
示する。
【0007】給液装置8では、液89が容器81に貯留
されていない場合にはスイッチ信号Ssがオフ状態であ
るので、コントローラ85からポンプ電源装置84に向
けて制御信号85aが出力されてポンプ電源装置84か
らポンプ83に駆動電源が供給され、ポンプ83は運転
状態となる。ポンプ83が運転されると、貯留タンク8
2中に貯留されている液89が、配管88,ポンプ8
3,配管87を介して容器81に注入される。液89が
注入されることで容器81中の液89の液面レベルが上
昇を開始し、液面レベルが上限値l2 に対応するレベル
以上になるとスイッチ信号Ssはオン状態に変化し、コ
ントローラ85は制御信号85aの出力を停止する。こ
の場合には、ポンプ電源装置84は、ポンプ83に駆動
電源を供給し続ける。液面レベルがさらに上昇し、下限
値l1 に対応するレベル以上になるとスイッチ信号Ss
は再びオフ状態になる。そうすると、コントローラ85
は再び制御信号85aを出力する。ここでポンプ電源装
置84は、ポンプ83への駆動電源の供給を停止する。
【0008】液89の使用によって貯留タンク82中に
貯留されている液89の量が減少すると、液89の液面
レベルは降下する。液89の液面レベルが降下して、下
限値l1 に対応するレベル以下になるとスイッチ信号S
sは再びオン状態になり、コントローラ85は再び制御
信号85aの出力を停止する。この場合には、ポンプ電
源装置84は、ポンプ83への駆動電源を供給停止を継
続する。液面レベルがさらに降下し上限値l2 に対応す
るレベル以下になると、スイッチ信号Ssはオフ状態に
変化し、コントローラ85は制御信号85aをポンプ電
源装置84に出力する。この場合には、ポンプ電源装置
84は、ポンプ83への駆動電源を再開し、以降、上記
の制御パターンを繰り返しつつ運転を継続する。この運
転の間、液89の液面レベルを目視で確認することが不
可能であっても、液面位置表示器86の表示内容によっ
て、液89の液面レベルの確認が可能である。
【0009】また、超音波距離センサ9をシート材の撓
み量の制御用に使用したのが図14に示したシート材を
プレス装置に給送する給送装置7である。ここで、図1
4は、図11,図12に示した超音波距離センサを用い
た給送装置の構成を説明する説明図であり、図15は、
給送装置が備えるコントローラから出力される制御出力
信号を説明する説明図である。図14において、給送装
置7は、シート材79を供給するための電動ローラ71
と、シート材79をプレス装置78に送り込むための送
り込みローラ72と、ローラ駆動用の電動機73と、電
動機電源用のインバータ74と、コントローラ75とを
備えている。この給送装置7においては、給送されるシ
ート材79に、その途中において適度の撓みを持たせる
ことが必要であり、このシート材79の撓み量の検出の
ために超音波距離センサ9が使用されている。給送装置
7においては、シート材79が図11中に示した検出物
体99に該当することになり、超音波距離センサ9から
出力されたアナログ信号Saとスイッチ信号Ssは、共
にコントローラ75に供給されている。
【0010】給送装置7では、コントローラ75は、図
15中に示すように、スイッチ信号Ssがオン状態であ
る場合には、アナログ信号Saの値が低下(給送装置7
では、シート材79の撓み量が増大していることを意味
する。)するに従って、電動機73の回転数を減少させ
るようにインバータ74を運転させ、かつ、アナログ信
号Saの値が増大するに従って、電動機73の回転数を
増加させるようにインバータ74を運転させる制御出力
信号Scを出力する。そうして、コントローラ75は、
スイッチ信号Ssがオフ状態に切り換わると、それ以上
の電動機73の回転数の増加または減少を停止させて、
定速運転を行うようにインバータ74を運転させる制御
出力信号Scを出力する。
【0011】従って給送装置7では、シート材79の撓
み量が増加すると、電動機73の回転数が低下されてシ
ート材79の撓み量が減少していく。シート材79の撓
み量が減少を続けて、上限値l2 に対応するレベル以上
になるとスイッチ信号Ssはオフ状態に変化し、電動機
73は定速運転状態となり、それ以上の撓み量の減少は
抑制される。また、シート材79の撓み量が増大を続け
て、下限値l1 に対応するレベル以下になった場合に
も、スイッチ信号Ssはオフ状態に変化し、電動機73
は定速運転状態となり、それ以上の撓み量の増大は抑制
される。かくしてシート材79の撓み量は、適切な範囲
に維持されるのである。
【0012】なお、アナログ信号Saとスイッチ信号S
sとを内部で合体処理して、図15中に示した出力特性
を有する信号を出力するようにした超音波距離センサも
知られている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来技術によ
る超音波距離センサ9においては、各種の電気機械装置
等の制御用のセンサ等として使用されて、制御対象に対
する適切な制御動作などの実行を可能にすることができ
ているが、なお次記するような問題点が存在している。
まず、アナログ信号Saは、図16に示すように、検出
物体99との間の距離Lに関して、超音波距離センサ9
に固有の最長測定可能距離Lである距離l max (以降、
最長距離lmax と略称することがある。)と、最短測定
可能距離Lである距離lmin (以降、最短距離lmin
略称することがある。)との間(この距離Lの範囲は、
計測範囲と呼ばれている。)は、リニアにその出力値が
変化する。しかし、検出物体99との間の距離Lが最短
距離lmin 以下になると、超音波距離センサ9のアナロ
グ信号Saの出力値は次のような値を持つものである。
すなわち、最短距離lmin 以下になると、出力値はいっ
たん距離Lが2lminにおける値(図16中にaで示
す。)にジャンプし、ついで距離Lの減少に従ってリニ
アにその出力値は低減し、距離Lが(1/2)lmin
おいて、距離Lがlmin における出力値と等しく(図1
6中にbで示す。)なる。
【0014】この現象は、超音波振動子91から発射さ
れた超音波パルス9aが、検出物体99と超音波振動子
91との間で繰り返して反射を行う、いわゆる多重反射
を行うことなどにより発生するものである。これによ
り、距離Lが最短距離lmin 未満である場合には、アナ
ログ信号Saの出力値に対応する距離Lの値は複数の値
が存在することになり、アナログ信号Saの出力値から
距離Lを特定することができないことになる。このため
に、この距離Lの範囲(この範囲は、不定領域と呼ばれ
ている。)では、超音波距離センサ9は距離センサとし
ての機能を喪失することになる。なお、距離Lが計測範
囲にある場合においても、当然のことながら多重反射は
存在しているが、超音波距離センサ9が持つ制御回路装
置94などによって、対策が施されているのである。ま
た、距離Lがlmin から(1/2)lmin の間は、超音
波パルス9aが2回反射を行う範囲であるが、距離Lが
(1/2)lmin 以下の範囲においては、超音波パルス
9aが3回以上の反射を行う影響を受ける(図16にお
いては、その図示を省略した。)ことになるので、アナ
ログ信号Saの出力値に対応する距離Lの値は3値以上
が存在することになるものである。
【0015】また、このようなアナログ信号Saの出力
値の特性を持つ超音波距離センサ9を制御用のセンサ等
として用いる装置においては、予期しない何らかの原因
によって、超音波距離センサ9と検出物体99との間の
距離Lが不定領域にいったん入ってしまうと、超音波距
離センサ9からのアナログ信号Saから、距離Lの実際
値の情報を入手することが不可能になることになる。こ
のために、装置は距離Lの適正な制御を行うことができ
ないことになり、最悪の場合には、装置は暴走を行うこ
とも起こりえるのである。
【0016】この発明は、前述の従来技術の問題点に鑑
みなされたものであり、その目的は、超音波距離センサ
と検出物体との間の距離が不定領域に入ることを防止で
きる機能を備える超音波距離センサを提供することにあ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明では前述の目的
は、 1)超音波パルスの送信,および,この送信された超音
波パルスが検出物体に当たることで反射された超音波パ
ルスの受信を行う超音波振動子と、超音波振動子に超音
波パルスを送信させる指令信号の発信・反射された超音
波パルスを受信することで超音波振動子が発信する受信
信号に対応する信号の受信を行い,指令信号の発信時刻
と受信信号に対応する信号の受信時刻との時間差を計測
し,この時間差を基にして検出物体との間の距離に対応
する信号を出力する制御回路装置とを備えた超音波距離
センサにおいて、制御回路装置が出力する検出物体との
間の距離に対応する信号は、検出物体との間の距離に対
応する値を持つアナログ信号に加えて、検出物体との間
の距離が不定領域に到る直前に出力が開始される警報信
号を備える構成とすること、または、 2)前記1項に記載の手段において、制御回路装置から
出力された警報信号を受け取ることで警報を発生する警
報器を備えた構成とすること、さらにまたは、 3)超音波パルスの送信,および,この送信された超音
波パルスが検出物体に当たることで反射された超音波パ
ルスの受信を行う超音波振動子と、超音波振動子に超音
波パルスを送信させる指令信号の発信・反射された超音
波パルスを受信することで超音波振動子が発信する受信
信号に対応する信号の受信を行い,指令信号の発信時刻
と受信信号に対応する信号の受信時刻との時間差を計測
し,この時間差を基にして検出物体との間の距離に対応
する信号を出力する制御回路装置とを備えた超音波距離
センサにおいて、制御回路装置が出力する検出物体との
間の距離に対応する信号はアナログ信号であり、このア
ナログ信号は、検出物体との間の距離が不定領域に到る
直前になると不定領域内の検出物体との間の距離に対応
する値の一定値に変化し、アナログ信号が一定値となる
検出物体との間の距離範囲以外の検出物体との間の距離
範囲においては、検出物体との間の距離に対応する値を
持つ構成とすること、により達成される。
【0018】
【作用】この発明においては、超音波距離センサにおい
て、(1)制御回路装置が出力する検出物体との間の距
離に対応する信号は、検出物体との間の距離に対応する
値を持つアナログ信号に加えて、検出物体との間の距離
が不定領域に到る直前に出力が開始される警報信号を備
える構成とすることにより、超音波距離センサを制御用
のセンサ等として用いる装置においては、警報信号を用
いて検出物体のそれ以上の移動を防止する制御処置を行
うことで、超音波距離センサと検出物体との間の距離が
不定領域に入るのを防止することが可能となる。また、
(2)制御回路装置が出力する検出物体との間の距離に
対応する信号の内の、検出物体との間の距離が不定領域
に到る直前に発信が開始される警報信号を用いて、警報
信号を受け取ることで警報を発生する警報器を備えた構
成とすることにより、超音波距離センサを用いる装置に
おいては、警報器により発生された警報を受け取った時
点で装置の動作状態を変更する処置を行うことで、超音
波距離センサと検出物体との間の距離が不定領域に入る
のを防止することが可能となる。さらにまた、(3)制
御回路装置が出力する検出物体との間の距離に対応する
信号はアナログ信号であり、このアナログ信号は、検出
物体との間の距離が不定領域に到る直前になると不定領
域内の検出物体との間の距離に対応する値の一定値に変
化し、アナログ信号が一定値となる検出物体との間の距
離範囲以外の検出物体との間の距離範囲においては、検
出物体との間の距離に対応する値を持つ構成とすること
により、超音波距離センサを制御用のセンサ等として用
いる装置においては、不定領域内の検出物体との間の距
離に対応する値の一定値に変化したアナログ信号を受信
すると、装置が備える制御機能に従って、この一定値の
アナログ信号値に対応させて、検出物体との間の距離を
引き離す復元処置が行えることになる。
【0019】
【実施例】以下この発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。 実施例1;図4は、請求項1,2に対応するこの発明の
一実施例による超音波距離センサを検出物体と共に示す
そのブロック回路図であり、図5は、図4に示した超音
波距離センサから出力される信号を説明する説明図であ
る。図6は、図4,図5に示した超音波距離センサを用
いた給液装置の構成を説明する説明図である。図4,図
5において、図11,図12に示した従来例による超音
波距離センサなどと同一部分には同じ符号を付し、その
説明を省略する。また、図6において、図13に示した
従来例による超音波距離センサを用いた給液装置と同一
部分には同じ符号を付し、その説明を省略する。
【0020】図4において、1Aは、図11に示した従
来例による超音波距離センサ9に対して、制御回路装置
94に替えて制御回路装置11を用いると共に、警報器
12を備えるようにした超音波距離センサである。制御
回路装置11は、図11中に示した従来例による制御回
路装置94に対して、スイッチ用信号94cに替えて警
報信号11cを出力することが異なっている。警報信号
11cは、検出物体99との間の距離Lが不定領域に到
る直前である距離laおよびそれ以下の距離において出
力される信号である。この距離laの位置は、検出限界
距離設定装置95から入力される信号の値を変えること
によって、適宜の値に設定することが可能である。バッ
ファアンプ装置とも言えるスイッチ装置97は、警報信
号11cを入力すると、警報信号11cに対応する信号
であるスイッチ信号SA を出力する。このスイッチ信号
A が警報器12に与えられると、警報器12は、スイ
ッチ信号SA ,従って,警報信号11cに対応して、
音,光などを用いて警報を発することになる。この警報
信号11c,警報器12の動作と、距離laとの関係は
図5内に示されている。
【0021】この超音波距離センサ1Aを液面の制御用
に使用した装置の一例が図6に示した給液装置2Aであ
る。給液装置2Aは、図13に示した従来例による超音
波距離センサ9を用いる給液装置8に対して、超音波距
離センサ9に替えて超音波距離センサ1Aを用いると共
に、ポンプ電源装置84,コントローラ85の使用を止
め、その替わりに電源スイッチ21を用いるようにして
いる。給液装置2Aでは、超音波距離センサ1Aから警
報信号11cを発信する距離laの位置を、検出物体9
9との間の距離Lの下限値l1 よりも不定領域に近い位
置に設定されている。電源スイッチ21は、ポンプ83
への電源の供給およびその停止を手動操作で行うための
ものである。
【0022】給液装置2Aでは、液89の容器81への
注入操作は、液面位置表示器86に表示される容器81
中の液89の液面レベル値を参照しながら、電源スイッ
チ21を操作してポンプ83への電源の供給およびその
停止を行うことで、例えば、作業者によって実施され
る。作業者の操作ミスなどが原因となって、液89の液
面レベルが検出物体99との間の距離Lの下限値l1
対応するレベルよりも上昇して不定領域に近ずく事態が
発生した場合には、液89の液面レベルが距離laに対
応するレベルとなった位置で、超音波距離センサ1Aが
備える警報器12から警報が発せられるので、この時点
で電源スイッチ21をオフ操作して、ポンプ83への電
源の供給を停止する。これにより、給液装置2Aでは液
面レベルが不定領域入ることを回避できるので、液面位
置表示器86に表示される液面レベル値を参照すること
のみによって、確実に液89の容器81への注入操作を
行うことが可能になることになる。
【0023】実施例2;図1は、請求項1に対応するこ
の発明の一実施例による超音波距離センサを検出物体と
共に示すそのブロック回路図であり、図2は、図1に示
した超音波距離センサから出力される信号を説明する説
明図である。図3は、図1,図2に示した超音波距離セ
ンサを用いた給液装置の構成を説明する説明図である。
図1,図2において、図4,図5に示した請求項1,2
に対応するこの発明の一実施例による超音波距離セン
サ、および、図11,図12に示した従来例による超音
波距離センサなどと同一部分には同じ符号を付し、その
説明を省略する。
【0024】図1において、1は、図4に示した請求項
1,2に対応するこの発明の一実施例による超音波距離
センサ1Aに対して、警報器12の使用を止め、警報信
号でもあるスイッチ信号SA (図2を参照)を外部に直
接出力するようにした超音波距離センサである。なお、
距離laの位置を、検出限界距離設定装置95から入力
される信号の値を変更することによって適宜の値に設定
することが可能であることは、超音波距離センサ1Aの
場合と同様である。
【0025】この超音波距離センサ1を液面の制御用に
使用した装置の一例が図3に示した給液装置2である。
給液装置2は、図13に示した従来例による超音波距離
センサ9を用いる給液装置8に対して、超音波距離セン
サ9,ポンプ電源装置84,コントローラ85に替え
て、それぞれ、超音波距離センサ1,ポンプ電源装置2
4,コントローラ25を用いるようにしている。コント
ローラ25は、アナログ信号Saが入力されており、ア
ナログ信号Saの値を用いて液89の液面レベルを上限
値l2 と下限値l1 との間に存在させる制御信号25a
を出力する。ポンプ電源装置24は、制御信号25aと
スイッチ信号SA とが入力されており、常時は、制御信
号25aに対応する電源をポンプ83に供給する。しか
し、ポンプ電源装置24は、オン状態のスイッチ信号S
A が入力された場合には、スイッチ信号SA を制御信号
25aに優先して取扱い、ポンプ83に対する電源の供
給を停止する動作を行う。
【0026】給液装置2では、液89の容器81への注
入操作は、超音波距離センサ1が出力するアナログ信号
Saを用いて、コントローラ25とポンプ電源装置24
とが備える機能によってポンプ83を適切にかつ自動的
に運転することによって行われる。従って、給液装置2
では、液89の液面レベルは上限値l2 と下限値l1
の間に自動的に保たれる。しかしながら制御異常などが
発生して、液89の液面レベルが距離Lの下限値l1
対応する液面レベルよりも上昇して、不定領域に近ずく
事態が発生した場合には、液89の液面レベルが距離l
aに対応する液面レベルとなった位置で、スイッチ信号
A がオン状態となる。スイッチ信号S A がオン状態に
変化すると、ポンプ電源装置24はポンプ83への電源
の供給を停止する動作を直ちに行う。これにより、制御
異常などの発生時においても、液面レベルが不定領域に
入ることは回避されるのである。
【0027】また給液装置2では、液89の液面レベル
は、前述したところにより自動的に制御されるので、液
面位置表示器86の表示内容の監視を行う必要性は低減
される。このために、給液装置2が備える容器81を、
高所,あるいは遠隔地に設置することも可能となるもの
である。 実施例3;図7は、請求項3に対応するこの発明の一実
施例による超音波距離センサを検出物体と共に示すその
ブロック回路図であり、図8は、図7に示した超音波距
離センサから出力される信号を説明する説明図である。
図9は、図7,図8に示した超音波距離センサを用いた
給送装置の構成を説明する説明図であり、図10は、給
送装置の制御動作を説明する説明図である。図7,図8
において、図1,図2に示した請求項1に対応するこの
発明の一実施例による超音波距離センサ、および、図1
1,図12に示した従来例による超音波距離センサなど
と同一部分には同じ符号を付し、その説明を省略する。
【0028】図7において、3は、図1に示した請求項
1に対応するこの発明の一実施例による超音波距離セン
サ1に対して、スイッチ装置97の使用を止め、その替
わりに信号変換回路装置31を用いて、防止機能付きア
ナログ信号SB を出力するようにした超音波距離センサ
である。信号変換回路装置31は、アナログ信号Saと
警報信号11cとが入力されており、オフ状態の警報信
号11cが出力されている常時においては、アナログ信
号Saと全く同一内容の防止機能付きアナログ信号SB
(以降、単に信号SB と略称することがある。)を出力
する。しかし、オン状態の警報信号11cが入力された
場合には、S0 の値を持つ信号SB を出力する。このS
0 の値は、アナログ信号Saの出力範囲をリニアに延長
したと仮定した場合に、不定領域中の距離l0 における
出力値に相当する値に設定されている。この信号SB
出力値と、距離la,距離l0 ,距離Lとの関係は図8
内に示されている。すなわち、検出物体99と超音波距
離センサ3(より正確には超音波距離センサ3が持つ超
音波振動子91である。)との間の距離Lが距離la以
上である範囲では、信号SB の出力値は、従来例の超音
波距離センサ9から出力されるアナログ信号Saの出力
値と同一である。なお、距離laの位置は、検出限界距
離設定装置95から入力される信号の値を変更すること
によって適宜の値に設定することが可能であることは、
超音波距離センサ1,1Aの場合と同様である。
【0029】この超音波距離センサ3をシート材の撓み
量の制御用に使用した装置の一例が図9に示した給送装
置4である。給送装置4は、図14に示した従来例によ
る超音波距離センサ9を用いる給送装置7に対して、超
音波距離センサ9,コントローラ75に替えて、それぞ
れ超音波距離センサ3,コントローラ41を用いてい
る。超音波距離センサ3が出力する防止機能付きアナロ
グ信号SB は、コントローラ41に供給されている。
【0030】コントローラ41は、信号SB が前記の出
力値を持つこともあり、給送装置4においては、シート
材79と超音波距離センサ3との間の距離Lが距離la
以上である範囲では、信号SB の値が低下(給送装置4
では、シート材79の撓み量が増大していることを意味
する。)するに従って、電動機73の回転数Nを減少さ
せるようにインバータ74を運転させ、かつ、信号SB
の値が増大するのに従って、電動機73の回転数Nを増
加させるようにインバータ74を運転させる制御出力信
号Sscを出力する。そうして、コントローラ41は、
距離Lが距離la以下になると、前記のS0 の値を持つ
信号SB の供給を受けて、電動機73の回転数Nを大幅
に低減させるようにインバータ74を運転させる制御出
力信号Sscを出力する。距離Lが距離la以下の場合
の電動機73の回転数Nである回転数N0 は、例えば、
距離Lが距離la以上である場合の回転数Nの距離Lに
対する変化特性をリニアに延長したと仮定した場合に、
不定領域中の距離l0 における出力値に相当する値に設
定される。(図10を参照) 従って給送装置4では、シート材79の撓み量が増大し
過ぎると、電動機73の回転数Nが低下されてシート材
79の撓み量が減少され、シート材79の撓み量が減少
し過ぎると、電動機73の回転数Nが増大されてシート
材79の撓み量が増大されるように、シート材79の撓
み量が自動的に制御される。このことで、シート材79
は、適切な撓み量にほぼ維持される。しかしながら、制
御異常などが発生してシート材79の撓み量が極端に増
加し過ぎて、距離Lの下限値l1に対応する撓み量を越
えて不定領域に近ずく事態が発生した場合には、シート
材79の撓み量が距離laに対応する量となった位置
で、信号SB の値がS0 に急減されることで、電動機7
3の回転数Nは、例えば、N0 に急減される。すなわち
給送装置4では、シート材79の撓み量の実際値は距離
laに対応する値であるのに、給送装置4が備える制御
システムに対しては、シート材79の撓み量は、撓み量
が極めて大きい距離l0 に対応する値であると認識させ
ることで、シート材79の撓み量は急速に低減させる制
御を行わさせるのである。これにより、シート材79の
撓み量は急速に正常値に復帰するので、制御異常などの
発生時においても、シート材79の撓み量が不定領域に
入り込むほど増大することが回避されえるのである。
【0031】実施例3における今までの説明では、超音
波距離センサ3は信号変換回路装置31を備えており、
これを用いて防止機能付きアナログ信号SB を生成する
としてきたが、これに限定されるものではなく、例え
ば、防止機能付きアナログ信号SB は、制御回路装置1
1におけるソフトウエアなどによる処理によって生成し
てもよく、その場合には、信号変換回路装置31は不要
となる。
【0032】実施例1〜3における今までの説明では、
超音波距離センサが備える制御回路装置11は、ワンチ
ップマイコンを主体として構成されたデジタル回路装置
であるとしてきたが、これに限定されるものではなく、
例えば、適宜の回路素子で構成されるデジタル回路装置
であっても、また、アナログ回路装置であってもよく、
アナログ回路装置でである場合には、D/A変換回路装
置96は不要となる。
【0033】
【発明の効果】この発明においては、前記の課題を解決
するための手段の項で述べた構成とすることにより、次
記する効果を奏する。 この発明による超音波距離センサから出力される警報
信号を用いて、検出物体のそれ以上の移動を防止する制
御処置を行うことで、超音波距離センサと検出物体との
間の距離が不定領域に入るのを防止する処置を行うこと
ができ、予期しない異常事態の発生があっても、超音波
距離センサを用いている装置に暴走などが発生するのを
抑止することが可能となる。また、 検出物体と超音波距離センサとの間の距離に関する表
示を参考にする、制御装置を用いない簡単な構成の装置
であっても、この発明による警報を発する超音波距離セ
ンサを用いることによって、超音波距離センサと検出物
体との間の距離が不定領域に入るのを防止する処置を行
うことが可能となる。また、 この発明による超音波距離センサから出力される、不
定領域の直前で不定領域内の検出物体との間の距離に対
応する値の一定値に変化する信号を用いて、検出物体と
超音波距離センサとの間の距離の制御を行うことで、予
期しない異常事態の発生があっても、検出物体と超音波
距離センサとの間の距離を正常値に復元する処置を行う
ことができ、超音波距離センサを用いている装置の動作
の安定性を向上することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に対応するこの発明の一実施例による
超音波距離センサを検出物体と共に示すそのブロック回
路図
【図2】図1に示した超音波距離センサから出力される
信号を説明する説明図
【図3】図1,図2に示した超音波距離センサを用いた
給液装置の構成を説明する説明図
【図4】請求項1,2に対応するこの発明の一実施例に
よる超音波距離センサを検出物体と共に示すそのブロッ
ク回路図
【図5】図4に示した超音波距離センサから出力される
信号を説明する説明図
【図6】図4,図5に示した超音波距離センサを用いた
給液装置の構成を説明する説明図
【図7】請求項3に対応するこの発明の一実施例による
超音波距離センサを検出物体と共に示すそのブロック回
路図
【図8】図7に示した超音波距離センサから出力される
信号を説明する説明図
【図9】図7,図8に示した超音波距離センサを用いた
給送装置の構成を説明する説明図
【図10】給送装置の制御動作を説明する説明図
【図11】従来例の超音波距離センサを検出物体と共に
示すそのブロック回路図
【図12】図11に示した超音波距離センサから出力さ
れる信号を説明する説明図
【図13】図11,図12に示した超音波距離センサを
用いた給液装置の構成を説明する説明図
【図14】図11,図12に示した超音波距離センサを
用いた給送装置の構成を説明する説明図
【図15】給送装置が備えるコントローラから出力され
る制御出力信号を説明する説明図
【図16】不定領域における図11に示した超音波距離
センサから出力される信号を説明する説明図
【符号の説明】
1 超音波距離センサ 11 制御回路装置 11c 警報信号 95 検出限界距離設定装置 97 スイッチ装置 99 検出物体 SA スイッチ信号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】超音波パルスの送信,および,この送信さ
    れた超音波パルスが検出物体に当たることで反射された
    超音波パルスの受信を行う超音波振動子と、超音波振動
    子に超音波パルスを送信させる指令信号の発信・反射さ
    れた超音波パルスを受信することで超音波振動子が発信
    する受信信号に対応する信号の受信を行い,指令信号の
    発信時刻と受信信号に対応する信号の受信時刻との時間
    差を計測し,この時間差を基にして検出物体との間の距
    離に対応する信号を出力する制御回路装置とを備えた超
    音波距離センサにおいて、 制御回路装置が出力する検出物体との間の距離に対応す
    る信号は、検出物体との間の距離に対応する値を持つア
    ナログ信号に加えて、検出物体との間の距離が不定領域
    に到る直前に出力が開始される警報信号を備えることを
    特徴とする超音波距離センサ。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の超音波距離センサにおい
    て、 制御回路装置から出力された警報信号を受け取ることで
    警報を発生する警報器を備えたことを特徴とする超音波
    距離センサ。
  3. 【請求項3】超音波パルスの送信,および,この送信さ
    れた超音波パルスが検出物体に当たることで反射された
    超音波パルスの受信を行う超音波振動子と、超音波振動
    子に超音波パルスを送信させる指令信号の発信・反射さ
    れた超音波パルスを受信することで超音波振動子が発信
    する受信信号に対応する信号の受信を行い,指令信号の
    発信時刻と受信信号に対応する信号の受信時刻との時間
    差を計測し,この時間差を基にして検出物体との間の距
    離に対応する信号を出力する制御回路装置とを備えた超
    音波距離センサにおいて、 制御回路装置が出力する検出物体との間の距離に対応す
    る信号はアナログ信号であり、このアナログ信号は、検
    出物体との間の距離が不定領域に到る直前になると不定
    領域内の検出物体との間の距離に対応する値の一定値に
    変化し、アナログ信号が一定値となる検出物体との間の
    距離範囲以外の検出物体との間の距離範囲においては、
    検出物体との間の距離に対応する値を持つものであるこ
    とを特徴とする超音波距離センサ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8514660B2 (en) 2010-08-26 2013-08-20 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Range sensor optimized for wind speed
CN103644870A (zh) * 2013-11-28 2014-03-19 国家电网公司 一种高精度无线位移测试监测装置
KR20200135483A (ko) * 2018-04-24 2020-12-02 베바스토 에스이 커버 요소를 구비하는 센서 장치 및 커버 요소의 생산 방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8514660B2 (en) 2010-08-26 2013-08-20 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Range sensor optimized for wind speed
CN103644870A (zh) * 2013-11-28 2014-03-19 国家电网公司 一种高精度无线位移测试监测装置
KR20200135483A (ko) * 2018-04-24 2020-12-02 베바스토 에스이 커버 요소를 구비하는 센서 장치 및 커버 요소의 생산 방법

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