JPH08210558A - ホース中間保持構造 - Google Patents
ホース中間保持構造Info
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- JPH08210558A JPH08210558A JP1918995A JP1918995A JPH08210558A JP H08210558 A JPH08210558 A JP H08210558A JP 1918995 A JP1918995 A JP 1918995A JP 1918995 A JP1918995 A JP 1918995A JP H08210558 A JPH08210558 A JP H08210558A
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Abstract
もハーネスなどとの一体中間保持も可能で軽量の中間保
持構造とする。 【構成】ホース1と、型成形によりホース1の中間部外
周に被覆形成された樹脂製の筒部20と、筒部20と一
体的に形成され被取付部3に固定された固定部21と、
よりなることを特徴とする。射出圧力及び冷却時の収縮
により、筒部20がホース1と強固に結合されているの
で、金属製スリーブを加締める工程が不要となり部品点
数も削減できる。
Description
ヤハウス内での配索などに利用されるホース中間保持構
造に関する。
合には、両端部を組付けるばかりでなく、タイヤなど他
部品との干渉を防ぐためにその中間部も車体に保持させ
る必要が生じる。そこでホースの中間部を保持して他部
品への取り付けを可能にするものとして、種々の中間保
持具が使用されている。
101をもつフランジ部100と、フランジ部100か
ら延びるスリーブ102とからなる金属製中間保持具が
知られている。この中間保持具は、ホース300内に挿
入された図示しないニップルの位置でスリーブ102を
加締めることで、スリーブ102とニップルとでホース
300を挟持して固定される。そしてボルト孔101に
ボルト200が挿通され、車体から突出するブラケット
300のボルト孔301を介してナット201で固定さ
れて用いられる。
ンサとしては、ABS速度センサが一般に利用されてい
る。このABS速度センサは車輪の近傍に固定され、A
BS速度センサから延びるハーネスは、ブレーキホース
に沿うようにタイヤハウジングからエンジンルーム内に
延びている。さらに近年では、ブレーキパッドの摩耗量
を検出するパッド摩耗センサーなどのハーネスもブレー
キホース近傍に配置されるようになっている。
を防ぐためにブレーキホースとは別配索とされ、ブレー
キホースと同様に中間保持具を用いて車体から突出する
ブラケットなどに保持されている。
にホースとハーネスを別配索したのでは、ブラケットや
中間保持具及びボルトやナットなどの部品点数が多大と
なり、また組付工数も多大となるためコスト面で不具合
がある。また従来の中間保持具は金属製であるため防錆
対策が必要であるとともにその分重量が大きくなり、軽
量化が望まれている。
ものであり、僅かな部品点数でホースを中間保持でき、
しかもハーネスなどとの一体中間保持も可能で軽量の中
間保持構造とすることを目的とする。
発明のホース中間保持構造は、ホースと、型成形により
ホースの中間部外周に被覆形成された樹脂製の筒部と、
筒部と一体的に形成され被取付部に固定された固定部
と、よりなることを特徴とする。また第2発明のホース
中間保持構造は、ホースと、ホースの中間部に挿入され
たニップルと、ニップルの存在位置で型成形によりホー
スの外周に被覆形成された樹脂製の筒部と、筒部と一体
的に形成され被取付部に固定された固定部と、よりな
り、筒部は両端に型成形時に金型でホースを圧縮するこ
とにより形成されホースの外周表面に食い込むリング状
の第1凸部をもつとともにホースは第1凸部に対応する
位置で内周側に形成されたリング状の一対の第2凸部を
もち、筒部は第1凸部によりホースに対する軸方向の相
対移動が規制され、ニップルは一対の第2凸部の間に配
置されてホースに対する軸方向の相対移動が規制されて
いることを特徴とする。
は、筒部は樹脂製であり型成形によりホースの外周に被
覆形成されている。したがって成形後の冷却による収縮
により、筒部は金型のキャビティ形状より縮径状態とな
り、ホース外周表面に圧接されてホースと固定されるの
で、従来の金属製中間保持構造のようなスリーブの加締
め工程が不要となる。
ら成形することができ、その形状も被取付部の形状に合
わせて自由に選択できる。したがって従来に比べて部品
点数の削減が可能となり、被取付部への取付工数を低減
することも容易である。さらに、筒部の成形時にハーネ
ス保持部を一体的に形成すれば、ホースとハーネスの一
体中間保持も可能となりハーネスとホースを近接させて
平行配索することができる。
筒部の外周表面に一対のリング状の第1凸部をもち、そ
の第1凸部がホース外周表面に食い込んでいる。したが
って筒部のホースに対する軸方向の相対移動が規制され
ている。一方、第1凸部の存在によりホース内周表面に
は一対のリング状の第2凸部が形成され、その一対の第
2凸部の間にニップルが配置されている。したがってニ
ップルは第2凸部によりホースに対する軸方向の相対移
動が規制されている。
では、成形時の筒部によるホースの圧縮力を強くしても
ニップルの存在によりホースのつぶれを防止でき、これ
によりホースとの結合強度を一層大きくすることが可能
となる。
中間保持構造を示す。このホース中間保持構造は、ブレ
ーキホース1と、ブレーキホース1に固定された筒体2
と、フランジ3及びナット4から構成されている。
1とから構成され、筒部20及び螺子部21は熱可塑性
樹脂から一体的に形成されている。また筒部20の両端
には大径部22が形成されている。筒部20及び螺子部
21の内周表面は、ブレーキホース1の外周表面に圧接
されてブレーキホース1と結合されている。このホース
中間保持構造では、筒体2はブレーキホース1を金型内
に配置して射出成形により形成され、成形時の射出圧力
と冷却固化時の収縮力により筒体2はブレーキホース1
の外周表面に圧接されている。
びるブラケット3のホース穴30に螺子部21が挿通さ
れ、大径部22はホース穴30の径より大きいのでブラ
ケット3が大径部22に当接した位置で挿通長さが規制
される。そして反対側から樹脂製ナット4が螺子部21
に螺合することで、ブラケット3はナット4と大径部2
2端面とで挟持されて筒体2がブラケット3に固定さ
れ、ブレーキホース1が中間保持される。
によれば、従来のスリーブとボルトが不要となり、また
スリーブの加締め工程も不要となるので、部品点数と工
数を削減できかつ軽量化を図ることができる。 (実施例2)図3に第2の実施例のホース中間保持構造
を示す。このホース中間保持構造は、筒体2がハーネス
保持部23をもつこと以外は実施例1と同様の構成であ
る。
向外方に突出する脚部24と、脚部24先端に形成され
スリット状の開口25をもつ断面略C字状の保持部26
とからなり、保持部26にハーネス5が挿通されてい
る。このハーネス保持部23は、筒体2の成形時に同時
に一体的に成形されている。本実施例のホース中間保持
構造では、ブラケット3に固定後においても保持部26
の開口25からハーネス5を保持部26内に嵌入するこ
とができ、作業性に優れている。
によれば、ハーネス5をブレーキホース1と近接して中
間保持することができ、部品点数を削減しても容易に平
行配索することができる。 (実施例3)図4に本発明の第3の実施例のホース中間
保持構造を示す。このホース中間保持構造は、曲りホー
ス10と、曲折形状の筒部60と、筒部60から径方向
外方に突出する板状のブラケット部(固定部)61と、
ブラケット部61が固定された図示しないブラケットと
からなり、筒部60とブラケット部61とは熱可塑性樹
脂から一体的に形成されている。そして筒部60には、
曲りホース10が挿通され、筒部60は曲りホース10
に圧接されて固定されている。
0の曲折部分を金型内に配置して射出成形により筒部6
0とブラケット部61とが一体的に形成され、成形時の
射出圧力と冷却固化時の収縮力により筒部60が曲りホ
ース10の外周表面に圧接されている。このホース中間
保持構造では、ブラケット部61に形成されたボルト穴
62を介して車体から延びる図示しないブラケットにボ
ルトとナットで固定され、曲りホース10の曲折部分が
中間保持されている。
によれば、従来困難であった曲りホースの曲折部分の中
間保持が可能となり、中間保持位置の自由度が向上す
る。 (実施例4)図5に本発明の第4の実施例のホース中間
保持構造を示す。このホース中間保持構造は、ブレーキ
ホース1と、筒部70及び図には現れないブラケット部
(固定部)と、金属製ニップル8と、ブラケット部が固
定された図示しないブラケットとからなり、筒部70の
両端には径方向内方に突出してブレーキホース1の外周
表面に食い込むリング状の第1凸部71が形成されてい
る。したがって第1凸部71がブレーキホース1の外周
表面に食い込むことにより、筒部70はブレーキホース
1に対して軸方向の相対移動が規制されている。
ップル8の両端の近傍外方で第1凸部71で押圧された
位置に、リング状の一対の第2凸部11が形成されてい
る。この第2凸部11の高さはニップル8の肉厚に略相
当し、ニップル8は端面が第2凸部11に当接すること
でブレーキホース1に対する軸方向の相対移動が規制さ
れている。
するには、先ずブレーキホース1の所定位置にニップル
8を挿通する。次に図6に示すようにブレーキホース1
のニップル8配置部分を金型9内に配置して型締めを行
う。このときキャビティ90のシールを行うために、金
型9はニップル8の両端の近傍外方に位置する一対のリ
ング状部91をもち、リング状部91はブレーキホース
1の外周表面をリング状に押圧している。したがってリ
ング状部91で押圧されたブレーキホース1の外周表面
にはリング状の凹部12が形成され、ブレーキホース1
の弾性により凹部12の一部はキャビティ90内に表出
している。
出することにより、成形される筒部70の両端には、キ
ャビティ90内に表出する凹部12の一部によりリング
状の第1凸部71が形成される。したがって金型構造に
手を加えることなしに第1凸部71を形成することがで
きる。そして本実施例では、ニップル8の存在下で筒部
70及び図示しないブラケット部を射出成形するので、
ニップル8によりブレーキホース1のつぶれが防止され
ているため、ニップル8が存在しない場合に比べて射出
圧力を大きくすることができる。したがって筒部70が
ブレーキホース1を圧縮する力が大きくなり、筒部70
とブレーキホース1との結合強度が一層向上する。
よれば、少なくとも筒部が樹脂により形成されているた
め、従来の金属製に比べて大きく軽量化することができ
る。そして固定部の形状を選択することでボルトなどの
部品数を低減することができ、またハーネス保持部を一
体的に形成することでハーネス保持用の為の部品数を低
減できるため、コストの低減が可能である。
折部分の中間保持が可能となり、保持位置の自由度が向
上する。また第2発明のホース中間保持構造によれば、
第1発明のホース中間保持構造の筒部とホースとの結合
強度を一層増大させることができ、ホースに対する筒部
及びニップルの軸方向の相対移動を確実に防止できる。
を示す斜視図である。
図である。
構成を示す斜視図である。
要部断面図である。
要部断面図である。
おいて筒部を製造する方法を示す断面図である。
である。
3:ブラケット 4:ナット 5:ハーネス 1
0:曲りホース 20:筒部 21:螺子部(固定部)
Claims (2)
- 【請求項1】 ホースと、型成形により該ホースの中間
部外周に被覆形成された樹脂製の筒部と、該筒部と一体
的に形成され被取付部に固定された固定部と、よりなる
ことを特徴とするホース中間保持構造。 - 【請求項2】 ホースと、該ホースの中間部に挿入され
たニップルと、該ニップルの存在位置で型成形により該
ホースの外周に被覆形成された樹脂製の筒部と、該筒部
と一体的に形成され被取付部に固定された固定部と、よ
りなり、 該筒部は両端に型成形時に金型で該ホースを圧縮するこ
とにより形成され該ホースの外周表面に食い込むリング
状の第1凸部をもつとともに該ホースは該第1凸部に対
応する位置で内周側に形成されたリング状の一対の第2
凸部をもち、該筒部は該第1凸部により該ホースに対す
る軸方向の相対移動が規制され、該ニップルは一対の該
第2凸部の間に配置されて該ホースに対する軸方向の相
対移動が規制されていることを特徴とするホース中間保
持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01918995A JP3767754B2 (ja) | 1995-02-07 | 1995-02-07 | ホース中間保持構造の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01918995A JP3767754B2 (ja) | 1995-02-07 | 1995-02-07 | ホース中間保持構造の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08210558A true JPH08210558A (ja) | 1996-08-20 |
JP3767754B2 JP3767754B2 (ja) | 2006-04-19 |
Family
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Family Applications (1)
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Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
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---|---|---|---|---|
CN107650072B (zh) * | 2017-09-07 | 2019-05-14 | 宁波世峻汽配科技有限公司 | 一种刹车管中间接头安装机构及安装方法 |
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1995
- 1995-02-07 JP JP01918995A patent/JP3767754B2/ja not_active Expired - Fee Related
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