JPH08209777A - 温水洗浄便座装置 - Google Patents

温水洗浄便座装置

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Publication number
JPH08209777A
JPH08209777A JP1614895A JP1614895A JPH08209777A JP H08209777 A JPH08209777 A JP H08209777A JP 1614895 A JP1614895 A JP 1614895A JP 1614895 A JP1614895 A JP 1614895A JP H08209777 A JPH08209777 A JP H08209777A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microcomputer
switch
control element
hot water
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1614895A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisayasu Katayama
尚保 片山
Hiroaki Ishimoto
博昭 石本
Tomoyuki Kawase
知之 河瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
  • Safety Devices In Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 マイコン制御回路のマイコンが暴走や破壊を
起こしても洗浄水を垂れ流さない温水洗浄便座装置を提
供する。 【構成】 洗浄の開始、停止を操作する操作スイッチ1
1と、使用者の着座を検出する着座スイッチ12と、流
路制御素子15を駆動するトライアック等の電力制御素
子16と、前記操作スイッチ11や着座スイッチ12の
信号を基に電力制御素子16へ信号を出力するマイコン
制御回路17とを備え、マイコン制御回路17と別の経
路で、着座スイッチ12が着座未検出の時は、電力制御
素子16の駆動電流を遮断する遮断回路18を設けた洗
浄水が噴出しないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、温水で使用者の人体局
部を洗浄する温水洗浄便座装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の温水洗浄便座は図3に示すよう
に、使用者が便座に着座すると、着座スイッチ1がオン
して着座をマイコンが検出し、排便後の操作スイッチ2
の操作によって、マイコン制御回路3がトライアック4
のゲート電流を流すべく出力を発生してトライアック4
をオンせしめ、電磁弁5が駆動する。電磁弁5は洗浄水
の流路を開放し、水道圧による圧力で洗浄ノズルから洗
浄水を使用者の人体局部に噴出して洗浄する。噴出され
る洗浄水は流路に設けた温水タンクで設定温度に沸き上
げられているため温水となっている。そして、操作スイ
ッチ2の停止操作によって電磁弁5が洗浄水の流路を閉
じて洗浄水の噴出は止まり洗浄が完了する。この温水洗
浄便座装置を使用していない時、すなわち、便座に着座
していない時は着座スイッチ1がオフであるため、誤っ
て操作スイッチ2が押されても洗浄水は噴出しないよう
に安全対策がとられている構成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来の構成では、静電気サージ、雷サージ、その他
ノイズのマイコン制御回路3への侵入によるマイコンの
暴走や破壊が発生すると、着座スイッチ1の信号に関係
なく、マイコンの出力、すなわち、マイコン制御回路3
の出力が出っぱなしとなる可能性がある。出力が出っぱ
なしになるとトライアック4、電磁弁5もオンしっぱな
しとなり、洗浄水が噴出し続けてしまうことになる。洗
浄水は便器の外に飛び出すため、誰もいない場合は、ト
イレ室内は水浸しとなり、特に、マンション等の集合住
宅では、その被害は、はかり知れないものとなってしま
うものである。
【0004】本発明はかかる従来の問題点を解消するも
ので、マイコン制御回路のマイコンが暴走や破壊を起こ
しても洗浄水を垂れ流さない温水洗浄便座装置を提供す
ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】そして上記目的を達成す
るために本発明は、マイコン制御回路とは別の経路で、
着座スイッチが着座未検出の時は、トライアックの電力
制御素子の駆動電流を遮断する遮断回路を設けた構成と
したものである。
【0006】
【作用】本発明の温水洗浄便座装置は、上記構成によ
り、マイコン制御回路のマイコンが暴走や破壊を起こし
て、マイコン制御回路の出力が出っぱなしとなっても、
洗浄水の流路を開閉する流路制御素子を動かすトライア
ックの電力制御素子の駆動電流を、着座スイッチがオフ
の状態ではマイコン制御回路とは別の経路で遮断し、ト
ライアックの電力制御素子をオフのままとして洗浄水が
噴出しないようにしたものである。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は電気回路、図2は水回路を示す。図にお
いて、11は洗浄の開始、停止を操作する操作スイッ
チ、12は使用者の着座を検出する着座スイッチ、13
は洗浄水を設定温度に沸き上げるヒータを内蔵した温水
タンク、14は人体局部へ洗浄水を噴出する洗浄ノズ
ル、15は洗浄ノズル14から噴出する洗浄水の流路を
オンオフする電磁弁からなる流路制御素子、16は流路
制御素子15を駆動するトライアックからなる電力制御
素子、17は操作スイッチ11や着座スイッチ12の信
号を基に電力制御素子16へ信号を出力するマイコン制
御回路で直流電源を発生する電源部A、マイコンB、抵
抗C、D、Eで構成する。18はマイコン制御回路17
とは別の経路で着座スイッチ12が着座未検出の時はト
ライアックからなる電力制御素子16の駆動電流を遮断
する遮断回路で、トランジスタF、G、H、抵抗I、
J、K、Lから構成する。19は流路制御素子15の電
磁弁に直流を印加する整流器、20は交流電源である。
【0008】次に、この一実施例の構成における動作を
説明する。まず使用時においての動作は、使用者が便座
(図示せず)に着座すると、着座スイッチ12がオンし
てマイコンBのポートP1がHi入力になるとマイコン
Bは着座を認識する。そして、排便などの後、操作スイ
ッチ11が押されるとマイコンBのポートP2がHi入
力となってマイコンBは洗浄開始を認識し、その出力P
3をLo出力として抵抗Eで制限した電流を流す。この
時、着座スイッチ12の信号を受け取るもう一つの経路
である遮断回路18は、トランジスタFがオン、トラン
ジスタGがオフであるためトランジスタHもオフであ
る。従って、マイコンBの出力P3がLo出力となって
抵抗Eで制限した電流は、トライアックからなる電力制
御素子16の駆動電流として流れることになる。その結
果、トライアックからなる電力制御素子16がオンして
整流器19で整流した直流電圧を電磁弁からなる流路制
御素子15に印加して、電磁弁からなる流路制御素子1
5を動作して洗浄水の流路を開放し、水道圧によって、
温水タンク13で設定温度に沸き上げた温水を洗浄水と
して洗浄ノズル14から噴出して人体局部を洗浄する。
洗浄を終了する時は操作スイッチ12を再度押すことで
マイコン制御回路17が終了を認識して、マイコンBの
ポートP3をHi出力としてトライアックからなる電力
制御素子16をオフ、電磁弁からなる流路制御素子15
をオフして洗浄水の流路を閉じて洗浄水の噴出を停止す
る。
【0009】非使用時においては、着座スイッチ12が
オフであるため、マイコンBのポートP1がLo入力と
なり、マイコン制御回路17は非使用を認識して、操作
スイッチ11が押されても洗浄動作を開始しない。
【0010】次に非使用時において静電気サージ、雷サ
ージ、その他ノイズがマイコン制御回路17に侵入にし
てマイコンBの暴走や破壊が発生した時の動作を説明す
る。マイコンBが暴走や破壊を発生すると、そのポート
P3の出力がLoにラッチしてしまう可能性がある。L
o出力になると抵抗Eで制限した電流が流れることにな
るが、着座スイッチ12の信号を受け取るもう一つの経
路である遮断回路18は、着座スイッチ12がオフであ
るのでトランジスタFはオフ、トランジスタGはオン、
そして、トランジスタHもオンとなる。従って、抵抗E
で制限される電流はトランジスタHを流れることとな
り、トライアックからなる電力制御素子16の駆動電流
としては流れず、ゆえに、トライアックからなる電力制
御素子16はマイコン制御回路17のマイコンBの出力
がLoとなってもオンせず、洗浄水の噴出、いわゆる、
垂れ流しを防止できるものである。
【0011】尚、上記の実施例は水道圧を利用した水道
直圧式で説明したが、ポンプモータで加圧するポンプ式
においても、流路制御素子15をポンプモータに置き換
えるだけで同様の動作を得ることが出来るものである。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明は、マイコン制御回
路とは別の経路で、着座スイッチが着座未検出の時はト
ライアック等の電力制御素子の駆動電流を遮断する遮断
回路を設けたものであるので、静電気サージ、雷サー
ジ、その他ノイズがマイコン制御回路に侵入してマイコ
ンの暴走や破壊が発生し、マイコンの出力、すなわち、
マイコン制御回路の出力が出っぱなしとなっても、遮断
回路でトライアック等の電力制御素子の駆動電流を遮断
して、流路制御素子を動作させず、洗浄水の流路を閉の
ままとするので、洗浄水の噴出、垂れ流しを発生しない
安全で安心して使用出来る温水洗浄便座装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の温水洗浄便座の電気回路図
【図2】本発明の一実施例の温水洗浄便座の水回路図
【図3】従来の温水洗浄便座の電気回路図
【符号の説明】
11 操作スイッチ 12 着座スイッチ 13 温水タンク 14 洗浄ノズル 15 流路制御素子 16 電力制御素子 17 マイコン制御回路 18 遮断回路 B マイコン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗浄の開始、停止を操作する操作スイッチ
    と、使用者の着座を検出する着座スイッチと、ヒータを
    内蔵した温水タンクと、前記温水タンクの温水を人体局
    部へ噴出する洗浄ノズルと、前記洗浄ノズルから噴出す
    る洗浄水の流路をオンオフする流路制御素子と、前記流
    路制御素子を駆動するトライアック等の電力制御素子
    と、前記操作スイッチや着座スイッチの信号を基に前記
    電力制御素子へ信号を出力するマイコン制御回路とを備
    え、前記マイコン制御回路とは別の経路で、前記着座ス
    イッチが着座未検出の時は、前記電力制御素子の駆動電
    流を遮断する遮断回路を設けた温水洗浄便座装置。
JP1614895A 1995-02-02 1995-02-02 温水洗浄便座装置 Pending JPH08209777A (ja)

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JP1614895A JPH08209777A (ja) 1995-02-02 1995-02-02 温水洗浄便座装置

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JP1614895A Pending JPH08209777A (ja) 1995-02-02 1995-02-02 温水洗浄便座装置

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