JPH0820964A - 浚渫装置 - Google Patents

浚渫装置

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JPH0820964A
JPH0820964A JP17591394A JP17591394A JPH0820964A JP H0820964 A JPH0820964 A JP H0820964A JP 17591394 A JP17591394 A JP 17591394A JP 17591394 A JP17591394 A JP 17591394A JP H0820964 A JPH0820964 A JP H0820964A
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Yoshio Furukawa
好男 古川
Masaichi Hori
允一 堀
Masaaki Sakano
正明 坂野
Masashi Nomura
昌司 埜村
Katsumi Sato
克巳 佐藤
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Chiyoda Kenki Co Ltd
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Toyo Construction Co Ltd
Chiyoda Kenki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 掻上げ板を用いた浚渫装置において、水切り
範囲の可及的延長を図り、浚渫効率の大幅な向上を達成
する。 【構成】 下面の片側に開口2を有するケーシング1内
にエンドレスに回転するチェーン10を配設すると共
に、このチェーン10に複数の掻上げ板14を支持さ
せ、ケーシング1の内底部に、前記開口2の縁からチェ
ーン10の下側走行面に沿って上向きに延びるスロープ
30を設け、チェーン10の回転に応じて掻上げ板14
によりスロープ30上に泥土を掻上げ、主として掻上げ
板14の先端とスロープ30との間の隙を通じて水切り
を行い、この水切りにより含水率の低下した泥土をケー
シング1に付設した貯留タンクに落下させ、さらにサン
ドポンプ37の作動により排泥管38を通じて水上へ排
出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水底に堆積している泥
土、特に軟泥土を浚渫するための浚渫装置に関する。
【0002】
【従来の技術】軟泥土の浚渫に際しては、その水中への
拡散を抑えることが重要となり、このため、従来一般に
はポンプを用いた吸引方式により浚渫を行っていた。し
かしながら、このポンプ吸引方式によれば、泥土と共に
多量の水が吸引されるため、浚渫効率が悪く、浚渫余水
の処理にも面倒な手続を要して経済的負担が著しく増す
という問題があった。
【0003】そこで、例えば特開平5−51941号公
報には、上部に開口を有する円筒パイプに、複数の掻上
げ羽根(掻上げ板)を放射状に設けたロータを回動自在
に装着し、これら円筒パイプおよびロータの少なくとも
上半分をフードで覆い、前記円筒パイプにサンドポンプ
から延ばした吸入パイプを接続すると共に、前記フード
に圧縮空気供給源から延ばした供給パイプを接続し、さ
らに前記フードに前記掻上げ板と協働して泥土を掻上げ
る落下防止カバーを取付けた浚渫装置が記載されてい
る。かゝる浚渫装置においては、フード内に圧縮空気を
供給しながらロータを回転させると、掻上げ板と落下防
止カバーとの協働により泥土が掻上げられロータの上部
側へ移行し、この間、主として掻上げ板の先端と土砂落
下防止カバーとの間の隙を通じて、気中での水切りが進
行し、ロータの上部側で含水率の低い泥土が円筒パイプ
内に落下して、吸入パイプを通じて水上へ排出されるよ
うになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に記載された浚渫装置によれば、掻上げ板がロータと
同心円上を移動するようになっているため、掻上げ板と
土砂落下防止カバーとが協働する水切り範囲は、掻上げ
板が鉛直位置から水平位置へ移行するまでの限られた範
囲となり、水切りが不十分となって、浚渫効率がいま一
つ小さいという問題があった。
【0005】本発明は、上記従来の問題点を解決するた
めになされたもので、その課題とするところは、掻上げ
板を用いた浚渫装置において水切り範囲の可及的延長を
図り、もって浚渫効率の大幅な向上を達成することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、下面の片側に開口を有するケーシング内
にエンドレスに回転するチェーンを配設すると共に、該
チェーンに前記開口を通じて泥土を掻上げる複数の掻上
げ板を支持させ、前記ケーシングの内底部に、その開口
縁から前記チェーンの下側走行面に沿って上向きに延ば
され前記掻上げ板との間にわずかの隙を形成するスロー
プを配置し、前記ケーシングには、該ケーシング内に圧
縮空気を供給する空気供給管と、前記スロープから落下
する泥土を貯留する貯泥タンクとを付設し、かつ前記貯
泥タンクにその中の泥土を外部に排出する排泥手段を接
続する構成としたことを特徴とする。
【0007】
【作用】上記のように構成した浚渫装置においては、ケ
ーシング内に圧縮空気を供給しながらチェーンを作動さ
せると、掻上げ板がエンドレスに回転して泥土をスロー
プに沿って掻上げ、この間、主として掻上げ板の先端と
スロープとの間のわずかの隙を通じて、気中での水切り
が進行する。しかして、前記スロープは、チェーンの下
側走行面に沿って延ばされているので、チェーンの下側
走行面の長さを適当に設定することにより水切り範囲を
可及的に延長することが可能になる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0009】図1〜4は、本発明の第1実施例を示した
ものである。これらの図において、1は下面の片側に開
口2を有するケーシングで、その上面に設けた取付部材
3を利用して、例えば浚渫船(図示略)から延ばしたラ
ダー4に吊下支持されるようになっている。ケーシング
1は、こゝでは傾斜底面5aを有するケーシング本体5
と側面から見て半月状のカバー6とから成っており、両
者はコ字形のフランジ部7をボルト止めすることにより
一体化されている。前記開口2は、これらケーシング本
体5とカバー6とを跨いで設けられ、ケーシング1の上
面が水平となるように水平置きした状態において、その
前縁2aがその後縁2bより高位となるように口向きが
設定されている。
【0010】10は、ケーシング1内に配設された二条
のチェーンである。このチェーン10は、ケーシング本
体5側に配置された左右一対の駆動スプロケット(駆動
輪)11とカバー6側に開口2に臨んで配置された左右
一対のフリーホイール(従動輪)12とに掛け回されて
おり、これには、複数の掻上げ板13が所定のピッチで
取付けられている。駆動スプロケット11は、ケーシン
グ本体5の両側板14間に軸受15(図3)を用いて回
動自在に架橋した回転軸16に固定され、一方、フリー
ホイール12は、ケーシング1内に配設された左右一対
の揺動レバー17間に架橋した回転支軸18に回動自在
に取付けられている。こゝで、フリーホイール12は、
周面にチェーン10を案内する凸条を有する単純形状の
もので、駆動スプロケット11よりも大径に形成されて
いる。またチェーン10の下側走行面は、前記開口2内
から所定の角度で上方傾斜するように設定されている。
【0011】上記駆動スプロケット11を支持する回転
軸16は、その一端部がケーシング本体5の外側まで延
ばされ、この延長部分にはスプロケット19が固定され
ている。ケーシング本体5の上面にはモータ(こゝでは
油圧モータ)20が固設され、このモータ20の出力軸
に固定したスプロケット21と前記スプロケット19と
には動力伝達用チェーン22が掛け回されている。すな
わち、モータ20の回転は、これらスプロケット19,
20およびチェーン22を介して回転軸16に伝達さ
れ、さらに駆動スプロケット11へと伝達されるように
なっている。そして、駆動スプロケット11が回転する
と、その回転はチェーン10を介してフリーホイール1
2に伝達され、チェーン10がエンドレスに回転して掻
上げ板14が矢印aのように左回りに走行(回転)する
ようになる。なお、動力伝達用チェーン22は、こゝで
は二連型として構成され、ケーシング本体5の側板14
に取付けた蓋体23(図3)により外部から覆われてい
る。
【0012】また、回転支軸18を支持する各揺動レバ
ー17は、その一端部が軸24を用いてケーシング本体
5の両側板14に回動自在に支持される一方で、その他
端部がクッションシリンダ(クッション手段)25を介
してカバー6に支持されている。クッションシリンダ2
5は、カバー6の外側を延ばされ、図4に示すようにカ
バー6の上面に突設したブラケット26と揺動レバー1
7に突設したブラケット27に対して軸28を用いて軸
着されている。このクッションシリンダ25は所定のク
ッション圧を発生するもので、これには、図示を略すリ
リーフ弁を介して流体圧源が接続されている。しかし
て、前記回転支軸18は揺動レバー17の長手方向中間
付近に配置されており、これによりフリーホイール12
は、揺動レバー17および回転支軸18を介してクッシ
ョンシリンダ25のクッション圧を受け、常時は下方向
(ケーシング1の開口2方向)へ付勢されるようにな
る。なお、各クッションシリンダ25は、カバー6に取
付けた蓋体29により覆われている。
【0013】チェーン10に取付けられた各掻上げ板1
3は、断面L字形をなし、その一辺を二条のチェーン1
0間に橋渡してボルト止めされている。チェーン10
は、その掻上げ板13の先端を結ぶ走行面がケーシング
1の開口2内で最下位となるように位置決めされ、この
開口2内では掻上げ板13が開口2の前縁2aより突出
するようになっている(図1)。しかして、ケーシング
本体5内の底部には、前記開口2の後縁2bから前記チ
ェーン10の下側走行面に沿って上向きに延ばされ掻上
げ板13との間にわずかの隙を形成するスロープ30が
形成されている。したがって、いまケーシング1を水底
の軟泥土層31上に水平置きした状態で、チェーン10
を矢印a方向に回転させると、各掻上げ板13が開口2
内に侵入した泥土をスロープ30上に掻上げて上方へ移
動させ、この間、主として掻上げ板13の先端とスロー
プ30との隙を通じて水切りされるようになる。なお、
各掻上げ板13の両端には、その走行方向aの前側に起
立する側板32が付設されると共に、各掻上げ板13の
走行方向aの前側の面には、その長手方向に背の低い複
数の仕切り板33が配置されている。
【0014】また、ケーシング1のカバー6の上面に
は、浚渫船上に配置した空気圧源(図示略)から延ばし
た空気供給管34が接続されると共に、該カバー5の下
端にはカバー5の前方に直立させた空気排出管35が接
続されている。空気排出管35は、空気供給管34を通
じてケーシング1内に送られた空気の余剰分を大気に逃
がしてケーシング1内の空気層の高さを調整するための
もので、こゝでは、ケーシング1の開口2の前縁2aの
近傍に接続されている。したがって、ケーシング1を水
平置きした状態において、ケーシング1内の気液分離ラ
インは、図1に示すように開口2のほゞ前縁2aを通る
水平ラインLとなり、このラインLは上記スロープ30
の下側部位を通るようになっている。
【0015】36は、ケーシング本体5内の下部に取付
けられ上記スロープ30から落下した泥土を受ける貯泥
タンクである。貯泥タンク36は、扁平に形成した底部
36aをケーシング本体5の後方へ延ばしており、この
底部36aの延長部分にはサンドポンプ(排泥手段)3
7が固設されている。サンドポンプ37の吸込口37a
は貯泥タンク36の底部36a内に挿入され、一方、そ
の吐出口37b(図2)には図示を略す浚渫船から延ば
した排泥管38が接続されている。したがって、いまチ
ェーン10の作動に応じてサンドポンプ37を作動させ
ると、貯泥タンク36内の泥土は排泥管38を通じて浚
渫船まで排出されるようになる。
【0016】以下、上記のように構成した浚渫装置の作
用を説明する。浚渫に際しては、予め空気供給管34を
通じてケーシング1内に圧縮空気を送ると共に、モータ
20を作動させてチェーン10を回転させる。そして、
浚渫船から延ばしたラダー4を操作して、先ず図1に示
すようにケーシング1を水底の軟泥土層31上に水平置
きし、これを所定の速度で矢印b方向へ移動させる。す
ると、ケーシング1の開口2内に軟泥土が順次侵入し、
この軟泥土は、エンドレスに回転する掻上げ板13によ
ってスロープ30上に掻上げられ、主として掻上げ板1
3の先端とスロープ30との間の隙を通じて水切りされ
る。しかして、スロープ30の下側部位を気液分離ライ
ンLが通っており、しかも、このスロープ30はチェー
ン10の下側走行面に沿って可及的に延長されているの
で、地上(大気中)とほゞ同じ条件で時間をかけて水切
りが行われ、したがって泥土の含水率は著しく低くな
る。そして、この含水率の低い泥土は、スロープ30の
終端で貯泥タンク26内に落下し、サンドポンプ37の
作動により排泥管38を通じて水上へ排出されるように
なる。
【0017】本実施例では特に、掻上げ板13の両端に
側板32を設けると共に、その上に複数の仕切り板33
を設けたので、軟泥土を掻上げる際、掻上げ板13の側
方への流出が抑えられ、浚渫効率はより一層向上する。
また、ケーシング1をケーシング本体5とカバー6とか
ら形成したので、カバー6を取り外して容易にメンテナ
ンスを行うことができる。また、前側のフリーホイール
12をクッションシリンダ25に支持させたので、掻上
げ板13に障害物が噛み込んでもクッションシリンダ2
5により衝撃が緩和され、掻上げ板13を始め、ケーシ
ング1やチェーン10の損傷が未然に防止される。ま
た、掻上げ板13の先端が摩耗しても、クッションシリ
ンダ25のクッション圧により掻上げ板13がその摩耗
分だけ前進するので、掻上げ板13の交換時期は著しく
延長されるようになる。さらに、原地盤の硬さや不陸の
程度に応じてクッションシリンダ25のクッション圧を
調整することにより、掻上げ板13を原地盤に倣って円
滑に移動させることができ、浚渫作業は安定する。ま
た、泥土に接触するフリーホイール12は、周面に凸条
を有する単純形状となっているので、これに対する泥土
の付着はわずかとなり、チェーン10の回転が長期にわ
たって保証される。
【0018】なお、ケーシング1を水平置きした時のス
ロープ30の傾斜角α(図1)は、軟泥土の性状に応じ
て水切り効果が最大に発揮されるように適宜の角度を選
択する。上記実施例において、チェーン10を駆動する
駆動輪としてスプロケット11を用いたが、これはトラ
ックチェーン駆動様式とすることができる。また、フリ
ーホイール12を付勢するクッション手段としてクッシ
ョンシリンダ25を用いたが、このクッション手段の種
類は任意であり、例えばばねを用いることができる。ま
た、このクッションシリンダ25は、カバー6に代えて
ケーシング本体5に支持させるようにして良いことはも
ちろんである。また、上記実施例において、排泥手段と
してサンドポンプ37を用いたが、この排泥手段は任意
であり、例えば遠心ポンプ、斜流ポンプ、軸流ポンプ等
のターボ形ポンプを始め、容積形ポンプや噴流ポンプな
どのポンプ類、あるいはエアリフトや真空吸引手段など
の空気輸送手段、スクリュフィーダやバケットエレベー
タなどの機械式移送手段を用いることができる。さら
に、チェーン駆動用モータ20は、ケーシング1の側板
14に取付けて、回転軸16に直結するようにしても良
いものである。
【0019】図5および6は、本発明の第2実施例を示
したものである。なお、浚渫装置の基本部分は上記第1
実施例と同じであるので、こゝでは同一部分に同一符号
を付し、その説明は省略する。本第2実施例において
は、ケーシング1の上面に一対の取付部材40を設け、
図示を略す浚渫船から延ばしたラダー41の先端部に水
平軸42を用いて揺動可能に支持台43を取付けると共
に、この支持台43に旋回可能に旋回台44を取付、こ
の旋回台44に、前記水平軸42と直交させた水平軸4
5を用いて前記ケーシング1の取付部材40を回動自在
に結合している。すなわち、本第2実施例では、ケーシ
ング1を、ラダー41に前後および左右方向へ揺動可能
に、かつ旋回可能に吊下支持させている。また、前記支
持台43には、図示を略す浚渫船から延ばした姿勢制御
用レバー46がブラケット47を介して作動連結され、
前記旋回台44にはラダー41内に配置した旋回用シリ
ンダ48が作動連結され、さらにケーシング1には旋回
台44に取付けた傾動用シリンダ49が作動連結されて
いる。なお、サンドポンプ37の排泥管38は、旋回台
44の中央を挿通してその上方へ引き出されている。
【0020】上記第2実施例においては、例えば傾動用
シリンダ49の作動によりケーシング1を前後方向(図
5の左右方向)に傾動させれば、スロープ30の傾斜角
αを変更することができ、軟泥土層31の土質に合せて
水切りに都合の良い最適の傾斜角αを自由に選択するこ
とができる。また、旋回用シリンダ48の作動でケーシ
ング1を旋回させることにより、浚渫方向に容易にケー
シング1を指向させることができ、作業性が大幅に向上
する。
【0021】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
浚渫装置によれば、掻上げ板を備えたチェーンとケーシ
ング内に設けたスロープとの協働により、水切り範囲を
可及的に延長することが可能になり、浚渫効率の大幅な
向上を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である浚渫装置の構造を示す
断面図である。
【図2】図1に示した浚渫装置の平面図である。
【図3】図1のA矢視線に沿う図で、一部を断面として
示した正面図である。
【図4】図1のB−B矢視線に沿う断面図である。
【図5】本発明にかゝる浚渫装置の他の実施例を模式的
に示す側面図である。
【図6】図5に示した浚渫装置を模式的に示す正面図で
ある。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 開口 10 チェーン 11 駆動スプロケット(駆動輪) 12 フリーホイール(従動輪) 13 掻上げ板 17 揺動レバー 25 クッションシリンダ(クッション手段) 30 スロープ 34 空気供給管 36 貯泥タンク 37 サンドポンプ(排泥手段) 41 ラダー 44 旋回台 49 傾動用シリンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂野 正明 大阪府大阪市中央区高麗橋4丁目1番1号 東洋建設株式会社内 (72)発明者 埜村 昌司 大阪府大阪市中央区高麗橋4丁目1番1号 東洋建設株式会社内 (72)発明者 佐藤 克巳 東京都荒川区東日暮里4丁目2番17号 千 代田建機株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下面の片側に開口を有するケーシング内
    にエンドレスに回転するチェーンを配設すると共に、該
    チェーンに前記開口を通じて泥土を掻上げる複数の掻上
    げ板を支持させ、前記ケーシングの内底部に、その開口
    縁から前記チェーンの下側走行面に沿って上向きに延ば
    され前記掻上げ板との間にわずかの隙を形成するスロー
    プを配置し、前記ケーシングには、該ケーシング内に圧
    縮空気を供給する空気供給管と、前記スロープから落下
    する泥土を貯留する貯泥タンクとを付設し、かつ前記貯
    泥タンクにその中の泥土を外部に排出する排泥手段を接
    続したことを特徴とする浚渫装置。
  2. 【請求項2】 チェーンが、ケーシングの開口から離し
    て配置した駆動輪とケーシングの開口に臨んで配置した
    従動輪とに掛け回されていることを特徴とする請求項1
    に記載の浚渫装置。
  3. 【請求項3】 駆動輪がスプロケットであり、従動輪が
    周面にチェーンを案内する凸条を有するフリーホイール
    であることを特徴とする請求項2に記載の浚渫装置。
  4. 【請求項4】 従動輪が、ケーシングの開口に向けて押
    圧力を発生するクッション手段を介してケーシングに支
    持されていることを特徴とする請求項2または3に記載
    の浚渫装置。
  5. 【請求項5】 掻上げ板に、その走行方向前側に起立す
    る側板を設けたことを特徴とする請求項1乃至4の何れ
    か1項に記載の浚渫装置。
  6. 【請求項6】 ケーシングが、船体から延ばしたラダー
    に傾動可能に支持されていることを特徴とする請求項1
    乃至5の何れか1項に記載の浚渫装置。
  7. 【請求項7】 ケーシングが、船体から延ばしたラダー
    に旋回可能に支持されていることを特徴とする請求項1
    乃至5の何れか1項に記載の浚渫装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114737633A (zh) * 2022-05-16 2022-07-12 齐双红 农田水利渠道用清淤装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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