JPH08208632A - 新規スルホンアミド誘導体又はその塩及びこれを含有する血圧降下剤 - Google Patents

新規スルホンアミド誘導体又はその塩及びこれを含有する血圧降下剤

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Publication number
JPH08208632A
JPH08208632A JP28009395A JP28009395A JPH08208632A JP H08208632 A JPH08208632 A JP H08208632A JP 28009395 A JP28009395 A JP 28009395A JP 28009395 A JP28009395 A JP 28009395A JP H08208632 A JPH08208632 A JP H08208632A
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JP
Japan
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compound
methyl
thiadiazoline
nmr
cdcl
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Application number
JP28009395A
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English (en)
Inventor
Shinya Sakae
伸也 坂江
Masaharu Yokomoto
正治 横本
Satoshi Inoue
井上  敏
Koji Nishimura
浩司 西村
Akikage Hirata
晃陰 平田
Kenichi Iguma
健一 猪熊
Koichi Tamura
浩一 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Wakunaga Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Wakunaga Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 一般式(1)(R1 はH又は基−COR
2 (R2 は置換基を有していてもよい低級アルキル基、
シクロ低級アルキル基、アリール低級アルキル基、シク
ロ低級アルケニル、アリール低級アルケニル基、フェニ
ル、芳香族複素環式基、低級アルコキシ基又は低級アラ
ルキルオキシ基)、R3 はハロゲン原子、低級アルキル
基、シクロ低級アルキル基、置換基を有していてもよい
フェニル基又は低級アルコキシ基、R4 は水素原子、低
級アルキル基又はアシル基、R 5 及びR6 はH、ハロゲ
ン原子低級アルキル基を示す〕で表わされるスルホンア
ミド誘導体又はその塩及びこれを有効成分とする血圧降
下剤。 【化1】 【効果】 強力なアンジオテンシンII拮抗作用、平滑筋
収縮抑制作用及び血圧効果作用を有し、高血圧の治療及
び予防に有効である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は強力なアンジオテン
シンII拮抗作用及び血圧降下作用を有する新規なスルホ
ンアミド誘導体又はその塩に関する。
【0002】
【従来の技術】アンジオテンシンIIはレニン−アンジオ
テンシン系の活性本体であり、強力な血管収縮作用と副
腎皮質におけるアルドステロンの合成・分泌を促進する
作用を有し、高血圧の原因物質として知られている。ま
た、その作用は種々の標的器官、例えば副腎皮質、腎
臓、細動脈、交感神経末梢上にある特異的受容体によっ
て仲介されると考えられている。
【0003】レニン−アンジオテンシン系の薬理学的阻
害により降圧作用を示す物質としては、これまでにカプ
トプリルやエナラプリル等のアンジオテンシン変換酵素
阻害剤、アンジオテンシンII拮抗剤及びレニン阻害剤が
知られている。これらのうち、アンジオテンシンII拮抗
剤としては、アンジオテンシンII様ペプタイドであるサ
ララシン([Sar1, Ala8]AGII)のほか、イミダゾール
誘導体(特開昭56-7103号公報、特開昭56-71074号公
報、特表平3-501020号公報)、ピラゾール誘導体(特開
平3-218371号公報)等の非ペプタイド性誘導体も見出さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ペプタ
イド性誘導体においては、生体内半減期が短く、経口投
与での有効性もなく、更に有意なアゴニスト活性も有し
ていることから臨床への応用は難しく、また非ペプタイ
ド性誘導体においても、実際に臨床上使用されている薬
剤はわずかである。従って、本発明の目的は高血圧症治
療剤等の医薬として有用なアンジオテンシンII拮抗作用
を有する非ペプタイド性化合物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】斯かる実情において、本
発明者らは、臨床上優れた薬剤を提供すべく、鋭意研究
を行った結果、下記一般式(1)で表される新規スルホ
ンアミド誘導体が優れたアンジオテンシンII拮抗作用を
有し、高血圧症、心臓疾患、脳卒中等の循環器系疾患治
療剤として有用であることを見出し、本発明を完成し
た。
【0006】即ち、本発明は次の一般式(1)
【0007】
【化2】
【0008】〔式中、R1 は水素原子又は基−COR2
(ここで、R2 は置換基を有していてもよい低級アルキ
ル基、置換基を有していてもよいシクロ低級アルキル
基、置換基を有していてもよいアリール低級アルキル
基、置換基を有していてもよいシクロ低級アルケニル
基、置換基を有していてもよいアリール低級アルケニル
基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有
していてもよい芳香族複素環式基、低級アルコキシ基又
は低級アラルキルオキシ基を示す)を示し、R3 はハロ
ゲン原子、低級アルキル基、シクロ低級アルキル基、置
換基を有していてもよいフェニル基又は低級アルコキシ
基を示し、R4 は水素原子、低級アルキル基又はアシル
基を示し、R5 及びR6 は同一又は異なっていてもよく
水素原子、ハロゲン原子又は低級アルキル基を示す。〕
で表わされるスルホンアミド誘導体又はその塩及びこれ
を有効成分として含有する血圧降下剤に係るものであ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明において、(1)式の各置
換基の説明に用いられる「低級」とは、該置換基が直鎖
又は分岐状の基であるときには炭素数1〜7(好ましく
は炭素数1〜5の基)を意味し、環状の基であるときは
炭素数3〜7の基を意味する。
【0010】R2 で示される置換基を有していてもよい
低級アルキル基としては、例えばメチル、エチル、プロ
ピル、イソプロピル、ブチル、tert-ブチル、ペンチ
ル、ヘキシル等のアルキル基のほか、例えばクロロメチ
ル、ブロモメチル、ジクロロメチル、トリフルオロメチ
ル、クロロエチル、テトラフルオロエチル等のハロ低級
アルキル基、例えばヒドロキシメチル、ジヒドロキシメ
チル、ヒドロキシエチル、ヒドロキシプロピル等のヒド
ロキシ低級アルキル基、例えばメトキシメチル、エトキ
シメチル、メトキシエチル、エトキシエチル等のアルコ
キシ低級アルキル基、例えばシアノメチル、シアノエチ
ル、シアノプロピル等のシアノ低級アルキル基等が挙げ
られる。
【0011】R2 で示される置換基を有していてもよい
シクロ低級アルキル基としては、シクロプロピル、シク
ロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル等の他、カ
ルボキシシクロペンチル、カルボキシシクロヘキシル等
のカルボキシル基(当該カルボキシル基が、メトキシカ
ルボニルオキシメチル、tert-ブトキシカルボニルオキ
シエチル、シクロヘキシルカルボニルオキシメチル、(5
-メチル-2-オキソ-1,3-ジオキソール-4-イル)メチル等
の生体内で容易に脱離する保護基で保護されているもの
も含む)で置換されたシクロ低級アルキル基等が挙げら
れる。
【0012】R2 で示される置換基を有していてもよい
アリール低級アルキル基としては、ベンジル、フェニル
エチル、フェニルプロピル等のほか、フルオロベンジ
ル、クロロベンジル、ブロモベンジル、フルオロフェニ
ルエチル、クロロフェニルエチル等の該環上においてハ
ロゲン原子で置換されたアリール低級アルキル基が挙げ
られる。
【0013】R2 で示される置換基を有していてもよい
シクロ低級アルケニル基としては、シクロペンテニル、
シクロヘキセニルの他、カルボキシシクロペンテニル、
カルボキシシクロヘキセニル等のカルボキシル基(当該
カルボキシル基が、メトキシカルボニルオキシメチル、
tert-ブトキシカルボニルオキシエチル、シクロヘキシ
ルカルボニルオキシメチル、(5-メチル-2-オキソ-1,3-
ジオキソール-4-イル)メチル等の生体内で容易に脱離す
る保護基で保護されているものも含む)で置換されたシ
クロ低級アルケニル基等が挙げられる。
【0014】R2 で示される置換基を有していてもよい
アリール低級アルケニル基としては、スチリル、フェニ
ルプロペニル、フェニルブテニル等の他、該環上におい
てハロゲン原子、低級アルコキシ基(例えば、メトキ
シ、エトキシ等)、低級アルカノイルオキシ基(例え
ば、アセトキシ等)で置換されたアリール低級アルケニ
ル基が挙げられる。
【0015】R2 で示される置換基を有していてもよい
フェニル基としては、フェニル基の他、例えばトリル、
クロロフェニル、ジクロロフェニル、トリクロロフェニ
ル、フルオロフェニル、ジフルオロフェニル、トリフル
オロフェニル、ブロモフェニル、ヨードフェニル、ニト
ロフェニル、ジニトロフェニル、シアノフェニル、カル
ボキシフェニル(当該カルボキシル基が、メトキシカル
ボニルオキシメチル基、tert-ブトキシカルボニルオキ
シエチル基、シクロヘキシルカルボニルオキシメチル
基、(5-メチル-2-オキソ-1,3-ジオキソール-4-イル)メ
チル基等の生体内で容易に脱離する保護基で保護されて
いるものも含む)、メトキシカルボニルフェニル、ジメ
トキシカルボニルフェニル、2-カルボキシ-6-ニトロフ
ェニル、2-エトキシカルボニル-6-ニトロフェニル、ヒ
ドロキシフェニル、メトキシフェニル、トリフルオロメ
トキシフェニル、メルカプトフェニル、メチルチオフェ
ニル、アミノフェニル、アセチルフェニル等の該環上に
おいて低級アルキル基、ハロゲン原子、シアノ基、ニト
ロ基、ハロ低級アルキル基、ハロ低級アルコキシル基、
カルボキシル基、生体内で容易に脱離し得る保護基を有
するカルボキシル基、低級アルコキシカルボニル基、ア
ルコキシ基、ヒドロキシル基、低級アルキルチオ基、メ
ルカプト基、アミノ基、低級アルカノイル基等で1〜3
置換されたフェニル基が挙げられる。
【0016】R2 で示される置換基を有していてもよい
芳香族複素環式基としては、フリル、チエニル、ピリジ
ル等の他、フルオロフリル、クロロフリル、フルオロチ
エニル、クロロチエニル、フルオロピリジル、クロロピ
リジル、ジクロロピリジル等のハロゲン原子で置換され
た芳香族複素環式基が挙げられる。
【0017】R2 で示される低級アルコキシ基として
は、例えばメトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキ
シ、イソブトキシ、tert-ブトキシ等が挙げられる。R
2 で示されるアラルキルオキシ基としては、例えばベン
ジルオキシ、フェネチルオキシ等が挙げられる。
【0018】R3 で示されるハロゲン原子としては、フ
ッ素原子、塩素原子、臭素原子等が挙げられ、このうち
臭素原子が特に好ましい。R3 で示される低級アルキル
基としては、例えばメチル、エチル、プロピル、イソプ
ロピル、ブチル、tert-ブチル、ペンチル等が挙げら
れ、このうちエチルが特に好ましい。R3 で示されるシ
クロ低級アルキル基としては、例えばシクロプロピル、
シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル等が挙
げられ、このうちシクロプロピルが特に好ましい。
【0019】R3 で示される置換基を有していてもよい
フェニル基としては、フェニル基の他、例えばトリル、
クロロフェニル、ジクロロフェニル、トリクロロフェニ
ル、フルオロフェニル、ジフルオロフェニル、トリフル
オロフェニル、ニトロフェニル、ジニトロフェニル、シ
アノフェニル等の該環上において低級アルキル基、ハロ
ゲン原子、ニトロ基、シアノ基等で1〜3置換されたフ
ェニル基が挙げられる。
【0020】R3 で示される低級アルコキシ基として
は、R2 で示したものと同様のものが挙げられ、より好
ましくはメトキシ、エトキシである。R4 で示される低
級アルキル基としては、R3 で示したものと同様のもの
が挙げられ、より好ましくはtert-ブチルである。
【0021】R4 で示されるアシル基としては、例えば
ホルミル、アセチル、プロピオニル、ブチリル、バレリ
ル、イソバレリル、ピバロイル、ヘキサノイル等のアル
カノイル基、例えばシクロプロピルカルボニル、シクロ
ブチルカルボニル、シクロペンチルカルボニル、シクロ
ヘキシルカルボニル等のシクロ低級アルカノイル基、例
えばメトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポ
キシカルボニル、n-ブトキシカルボニル、tert-ブトキ
シカルボニル等の低級アルコキシカルボニル基、例えば
シクロプロピルオキシカルボニル、シクロブチルオキシ
カルボニル、シクロペンチルオキシカルボニル、シクロ
ヘキシルオキシカルボニル等のシクロ低級アルコキシカ
ルボニル基、例えばフェニルプロペノイル(シンナモイ
ル)、フェニルブテノイル等のアリール低級アルケノイ
ル基、例えばチオフェンカルボニル(テノイル)、フラ
ンカルボニル(フロイル)、ピリジンカルボニル、チア
ゾールカルボニル、ベンゾチオフェンカルボニル等のヘ
テロイル基、例えばメチルチオフェンカルボニル、クロ
ロチオフェンカルボニル、シアノチオフェンカルボニ
ル、ニトロチオフェンカルボニル、メチルフランカルボ
ニル、クロロフランカルボニル、シアノフランカルボニ
ル、ニトロフランカルボニル、メチルピリジンカルボニ
ル、クロロピリジンカルボニル、シアノピリジンカルボ
ニル、ニトロピリジンカルボニル、クロロベンゾチオフ
ェンカルボニル等の該環上において低級アルキル基、ハ
ロゲン原子、シアノ基、ニトロ基等で1〜3置換された
ヘテロイル基、例えばベンジルオキシカルボニル、フェ
ネチルオキシカルボニル等のアラルキルオキシカルボニ
ル基、例えばベンゾイル、トルオイル、クロロベンゾイ
ル、フルオロベンゾイル、ブロモベンゾイル、ヨードベ
ンゾイル、ナフトイル等のアロイル基若しくは該芳香族
環上において低級アルキル基、ハロゲン原子、カルボキ
シル基又は低級アルコキシカルボニル基(例えばメトキ
シカルボニル、エトキシカルボニル等)で1〜3置換さ
れたアロイル基が挙げられる。
【0022】R5 及びR6 で示される低級アルキル基及
びハロゲン原子としては、それぞれR2 及び R3 で示
したものと同様のものが挙げられる。
【0023】また、本発明の化合物(1)は薬学的に許容
される酸付加塩及び塩基付加塩を形成することができ
る。酸付加塩としては、例えば(イ)塩酸、硫酸などの
鉱酸との塩、(ロ)ギ酸、クエン酸、トリクロロ酢酸、
トリフルオロ酢酸、フマール酸、マレイン酸などの有機
カルボン酸との塩、(ハ)メタンスルホン酸、ベンゼン
スルホン酸、p-トルエンスルホン酸、メシチレンスルホ
ン酸、ナフタレンスルホン酸などのスルホン酸との塩を
挙げることができ、また塩基付加塩としては、例えば、
(イ)ナトリウム、カリウムなどのアルカリ金属との
塩、(ロ)カルシウム、マグネシウムなどのアルカリ土
類金属との塩、(ハ)アンモニウム塩、(ニ)トリメチル
アミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン、ピリジ
ン、N,N-ジメチルアニリン、N-メチルピペリジン、N-メ
チルモルホリン、ジエチルアミン、シクロヘキシルアミ
ン、プロカイン、ジベンジルアミン、N-ベンジル-β-フ
ェネチルアミン、1-エフェナミン、N,N′-ジベンジルエ
チレンジアミンなどの含窒素有機塩基との塩を挙げるこ
とができる。
【0024】また、本発明の化合物(1)は、未溶媒和型
のみならず、水和物若しくは溶媒和物としても存在する
ことができる。従って、本発明の化合物は、そのすべて
の結晶型及び水和若しくは溶媒和物を含むものである。
【0025】また、本発明の化合物(1)は、不斉炭素原
子を有するものが含まれるため、光学活性体として存在
し得る。これらの光学活性体も本発明の化合物に包含さ
れる。更に、本発明化合物(1)の中には、2個以上の不
斉炭素原子を有するものがあり、それらは異なる立体異
性体(シス型、トランス型)として存在し得る。これら
の立体異性体もまた本発明の化合物に包含される。
【0026】本発明の一般式(1)で示される化合物は種
々の方法によって製造されるが、その好ましい例として
以下の工程−1及び工程−2が挙げられる。
【0027】
【化3】
【0028】〔式中、R1aはトリフルオロアセチル基を
示し、R4aはtert-ブチル基又はトリチル基を示し、L
はハロゲン原子又はスルホニルオキシ基を示し、R1
3 、R4 、R5 及びR6 は前記と同じ意味を示す。〕
【0029】即ち、一般式(A)で示されるビフェニルメ
チル誘導体と一般式(B)で示されるチアジアゾール誘導
体とを塩基の存在下縮合させることによって、化合物
(C)を製造することができる。
【0030】上記化合物(A)のLで示されるハロゲン
原子としては、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等が挙
げられ、スルホニルオキシ基としては、例えばメタンス
ルホニルオキシ、エタンスルホニルオキシ、トリフルオ
ロメタンスルホニルオキシ等のアルキルスルホニルオキ
シ基、例えばベンゼンスルホニルオキシ、p−トルエン
スルホニルオキシ等のアリールスルホニルオキシ基等が
挙げられる。
【0031】ここで用いられる塩基としては、例えば水
素化ナトリウム、水素化リチウム、炭酸カリウム、炭酸
ナトリウム、ナトリウムアルコラート、tert-ブトキシ
カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、トリエ
チルアミン、ジイソプロピルエチルアミン等が挙げられ
る。使用される溶媒としては、該反応に影響しないもの
であればいずれでもよく、例えばN,N-ジメチルホルムア
ミド、ジメチルスルホキシドなどのような非プロトン性
極性溶媒;ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジ
オキサン、モノグライム、ジグライムなどのようなエー
テル類;塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素など
のようなハロゲン化炭化水素類;メタノール、エタノー
ル、プロパノールなどのようなアルコール類等が挙げら
れる。
【0032】また、反応促進剤として相間移動触媒を添
加してもよい。このような相間移動触媒としては、テト
ラメチルアンモニウムクロリド、テトラオクチルアンモ
ニウムクロリド、テトラブチルアンモニウムブロミド等
の第四級アンモニウム塩、N-ネオペンチル-4- (N',N'-
ジメチルアミノ)-ピリジウムクロリド、N-(2-エチル-ヘ
キシル)-4-(N',N'-ジメチルアミノ)ピリジニウムクロリ
ド等のピリジニウム塩、又はテトラブチルホスホニウム
ブロミド、テトラフェニルホスホニウムブロミド等の第
四級ホスホニウム塩等が挙げられる。
【0033】反応温度は通常−30〜150℃、好ましくは1
0〜100℃であり、反応時間は通常10分〜24時間、好まし
くは1〜10時間である。
【0034】本反応の特に好ましい例としては、炭酸カ
リウムを塩基として用い、N,N-ジメチルホルムアミド等
の非プロトン性極性溶媒中にて0℃〜室温で反応させる
方法が挙げられる。
【0035】化合物(C)を酸加水分解反応に付すこと
によりスルホンアミド体(D)とし、続いてこれをアシ
ル化反応に付すことによって化合物(E)を得ることが
できる。
【0036】ここで、酸加水分解は、塩酸、硫酸、臭化
水素酸などの鉱酸;あるいはトリフルオロ酢酸、p−ト
ルエンスルホン酸などの有機酸等の存在下、水、メタノ
ール、エタノール、プロパノールなどのようなアルコー
ル類、テトラヒドロフラン、ジオキサンなどのようなエ
ーテル類、アセトン、メチルエチルケトンなどのような
ケトン類、酢酸等の溶媒またはこれらの混合溶媒中で行
われる。本反応は通常室温〜180℃、好ましくは室温〜1
40℃で行われ、反応時間は通常1〜24時間である。
【0037】アシル化反応は、通常のアミノ基のアシル
化に用いられる任意の反応により行うことができ、例え
ば所望のアシル基に対応するアシルクロリド又は酸無水
物と化合物(D)を塩化メチレン、クロロホルム、四塩
化炭素、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素類;ベ
ンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類;テトラヒドロ
フラン、ジオキサン等のエーテル類又はアセトニトリ
ル、N,N-ジメチルホルムアミド等の非プロトン性極性溶
媒中、0℃〜室温においてピリジン、ピコリン、N,N-ジ
メチルアニリン、N-メチルモルホリン、ジメチルアミ
ン、トリエチルアミン、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム
等の塩基の存在下で行うか、ピリジン、ルチジン等をそ
れ自体溶媒として用いて行うか若しくは塩基の非存在下
に-70〜100℃で行うことにより、又はギ酸、酢酸等の酸
又はそれらの酸無水物を室温〜150℃で反応させること
により行うことができる。
【0038】化合物(E)を所望により、アルカリ加水
分解、続いてアシル化することによって化合物(G)を
得ることができる。
【0039】アルカリ加水分解は、例えば水酸化ナトリ
ウム水溶液、水酸化カリウム水溶液、炭酸ナトリウム水
溶液等のアルカリ水溶液中でエタノール、メタノール、
テトラヒドロフラン、N,N-ジメチルホルムアミド等の水
と混合し得る溶液を用いるか、又は溶媒を用いることな
く化合物(E)を室温〜100℃で反応させることにより
行うことができる。
【0040】
【化4】
【0041】〔式中、R1 、R1a、R3 、R4 、R4a
5 及びR6 は前記と同じ意味を示す。〕
【0042】すなわち、化合物(G)は、化合物(C)
を所望によりアルカリ加水分解してイミノ体(H)とし
た後、アシル化して化合物(I)とし、これを酸加水分
解反応に付して化合物(J)とし、続いてスルホンアミ
ドをアシル化する経路によっても得ることができる。こ
れらのアルカリ加水分解、アシル化及び酸加水分解は、
前記と同様の条件で行うことができる。
【0043】また、前記の化合物(C)及び化合物
(H)で示されるビフェニルメチルチアジアゾリン誘導
体は、以下の工程−3及び工程−4で示される方法によ
っても製造することができる。
【0044】
【化5】
【0045】[式中、X1 はハロゲン原子を示し、X2
はハロゲン原子又は−SO37(ここで、R7 はアルキ
ル基又はアリール基を示す)を示し、Zは水素原子、銅
原子、リチウム原子、ハロゲン化金属又は基−B(OR
82(ここで、R8 は水素原子又は低級アルキル基を示
す)を示し、R5 、R6 、R1a、R4aは前記と同じ意味
を有する]
【0046】すなわち、アミノチアジアゾール誘導体
[(B)又は(N)]とハロゲノトルエン誘導体(K)
と反応させてN−ベンジルチアジアゾリン誘導体
[(L)又は(O)]とし、これに化合物(M)をカッ
プリングせしめることにより化合物(C)又は(H)を
得ることができる。
【0047】ここで、X1 及びX2 で示されるハロゲン
原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ
素原子が挙げられ、好ましくは臭素原子、ヨウ素原子で
ある。
【0048】X2 で示される−SO37 におけるR7
で示されるアルキル基としては、メチル、エチル、プロ
ピル等が、アリール基としては、トリル、フェニル等が
挙げられる。Zで示されるハロゲン化金属としては、例
えば−ZnCl基、−MgCl基、−CuCl基、−B
C12 基、−ZnBr基、−MgBr基、−CuBr
基、−BBr2 基等が挙げられ、−B(OR82 とし
ては、例えば−B(OH)2 基、−B(OCH32
等が挙げられる。
【0049】まず、一般式(B)又は(N)で示される
アミノチアジアゾール誘導体と一般式(K)で示される
ハロゲノトルエン誘導体とを縮合反応させることによっ
て、一般式(L)又は(O)で示されるN-ベンジルチア
ジアゾリン誘導体又はその酸付加塩が製造される。
【0050】ここで、一般式(L)又は(O)で示され
るN-ベンジルチアジアゾリン誘導体の酸付加塩として
は、ハロゲン化水素酸塩、アルキルスルホン酸塩、アリ
ールスルホン酸塩等が挙げられる。
【0051】この縮合反応は、工程−3においては、塩
基の存在下に行うのが好ましく、遊離の化合物(L)が
得られる。また、工程−4においては、塩基の非存在下
で行うのが好ましく、酸付加塩として化合物(O)が得
られる。工程−3の縮合反応は、工程−1における化合
物(A)と化合物(B)との縮合反応と同様の条件で行
うことができる。工程−4の縮合反応において使用され
る溶媒としては、いずれの場合にも該反応に影響しない
ものであればいずれでもよく、例えば、N,N-ジメチルホ
ルムアミド、ジメチルスルホキシド、アセトニトリルな
どのような非プロトン性極性溶媒;ジエチルエーテル、
デトラヒドロフラン、ジオキサン、モノグライム、ジグ
ライムなどのようなエーテル類;塩化メチレン、クロロ
ホルム、四塩化炭素などのようなハロゲン化炭化水素
類;メタノール、エタノール、プロパノールなどのよう
なアルコール類、水等が挙げられ、適宜、単独で又は混
合して使用することができる。
【0052】また、反応促進剤として相間移動触媒を添
加してもよい。このような相間移動触媒としては、テト
ラメチルアンモニウムクロリド、テトラオクチルアンモ
ニウムクロリド、テトラブチルアンモニウムブロミド等
の第四級アンモニウム塩、N-ネオペンチル-4-(N',N'-
ジメチルアミノ)ピリジニウムクロリド、N-(2-エチル−
ヘキシル)-4-(N',N'- ジメチルアミノ)ピリジニウムク
ロリド等のピリジニウム塩、テトラブチルホスホニウム
ブロミド、テトラフェニルホスホニウムブロミド等の第
四級ホスホニウム塩等が挙げられる。
【0053】反応温度は通常、20〜200℃であり、反応
時間は通常、1〜50時間である。
【0054】N-ベンジルチアジアゾリン誘導体(L)又
は(O)と化合物(M)を反応させることにより化合物
(C)又は化合物(H)がそれぞれ製造される。尚、工
程−4において、N−ベンジルチアジアゾリン誘導体
(O)が酸付加塩の状態で得られている場合は、酸付加
塩のまま上記反応に用いてもよく、また水酸化ナトリウ
ム等を用いて遊離の化合物にしてから上記反応に用いて
もよい。
【0055】この反応は遷移金属触媒を用いたクロスカ
ップリング反応が好ましく、具体的には式(M)のZが
銅、リチウム、ハロゲン化金属である場合には、ベンゼ
ン、トルエン、エーテル、テトラヒドロフラン、ジオキ
サン、アセトニトリル、N,N-ジメチルホルムアミド等の
不活性溶媒中、ニッケル錯体、白金錯体、好ましくはバ
ラジウム錯体の存在下に行うのが好ましい。また、Zが
−B(OR82 である場合には、ベンゼン、トルエ
ン、エーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、アセ
トニトリル、N,N-ジメチルホルムアミド、エタノール、
メタノール、プロパノール、ジメトキシエタン、水等の
適当な溶媒中、ニッケル錯体、白金錯体、好ましくはパ
ラジウム錯体の存在下、トリエチルアミン、ジイソプロ
ピルエチルアミン等の非求核性三級アミン類、炭酸カリ
ウム、炭酸ナトリウム、炭酸セシウム、炭酸タリウム、
水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化タリウム等
の無機塩基、あるいは、これらアルカリ金属類のアルコ
キシド等の添加による塩基性条件下に反応を行うのが好
ましい。有機溶媒に不溶の無機塩基を用いる場合には、
水溶液として用いる必要があり、テトラ−n−ブチルア
ンモニウムブロミド、クラウンエーテル等の相間移動触
媒の存在下に行うのが好ましい。
【0056】本反応に用いられるパラジウム錯体として
は、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウ
ム、ビス(ジベンジリデンアセトン)パラジウム、トリ
ス(ジベンジリデンアセトン)パラジウム、或いは、二
価のパラジウムホスフィン錯体等が挙げられる。二価の
パラジウムホスフィン錯体としては、ビス(トリフェニ
ルホスフィン)パラジウムクロリド、ビス(トリフェニ
ルホスフィン)パラジウムブロミド、ビス(トリフェニ
ルホスフィン)パラジウムアセテート、ビス(トリイソ
プロピルホスファイト)パラジウムクロリド、ビス(ト
リイソプロピルホスファイト)パラジウムブロミド、ビ
ス(トリイソプロピルホスファイト)パラジウムアセテ
ート、[1,2- ビス(ジフェニルホスフィノ)エタン] パ
ラジウムクロリド、[1,2-ビス(ジフェニルホスフィ
ノ)エタン]パラジウムブロミド、[1,2-ビス(ジフェ
ニルホスフィノ)エタン]パラジウムアセテート、[1,
3-ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパン]パラジウム
クロリド、[1,3-ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパ
ン]パラジウムブロミド、[1,3-ビス(ジフェニルホス
フィノ)プロパン]パラジウムアセテート、[1,4-ビス
(ジフェニルホスフィノ)ブタン]パラジウムクロリ
ド、[1,4-ビス(ジフェニルホスフィノ)ブタン]パラ
ジウムブロミド、[1,4-ビス(ジフェニルホスフィノ)
ブタン]パラジウムアセテート等が挙げられる。
【0057】本反応において、反応混合物中で触媒を活
性化して行うこともできる。例えば、トリフェニルホス
フィンを加えた反応混合物中にトリス(ジベンジリデン
アセトン)ジパラジウムを添加し、生成する活性化した
トリフェニルホスフィンパラジウム錯体を用いる。触媒
の活性化は、パラジウムクロリド、パラジウムブロミ
ド、パラジウムアセテート等の二価のパラジウム塩とト
リアリールホスフィン、一般的にはジアルキル亜鉛、ア
ルキル亜鉛ハライド、ジアルキルマグネシウム、アルキ
ルマグネシウムハライド、トリアルキルアルミニウム、
ジアルキルアルミニウムハライド、水素化ホウ素ナトリ
ウム、ヒドラジン、アリールボロン酸、好ましくはジエ
チル亜鉛等の還元剤存在下、トリフェニルホスフィンを
反応させて行うこともできる。本反応は通常室温〜150
℃、好ましくは60〜110℃で行われ、反応時間は通常1
〜30時間である。
【0058】尚、ビフェニルメチル誘導体(A)及び
(M)は、従来公知の方法に準じて製造することができ
る(特開平4-327586号公報、特開平5-155867号公報、特
開平5-294947号公報等)。
【0059】本発明のスルホンアミド誘導体(1)は、血
圧降下剤等の循環器疾患治療剤として使用する場合、注
射、経直腸等の非経口投与、固形若しくは液体形態での
経口投与等のための薬学上許容し得る担体と共に組成物
として処方することができる。
【0060】注射剤のための本発明による組成物の形態
としては、製薬上許容し得る無菌水、非水溶液、懸濁液
又は乳濁液が挙げられる。適当な非水担体、希釈剤、溶
媒又はビヒクルの例としては、プロピレングリコール、
ポリエチレングリコール、オリーブ油等の植物油、オレ
イン酸エチル等の注射可能な有機エステルが挙げられ
る。このような組成物は、防腐剤、湿潤剤、乳化剤、分
散剤等の補助剤をも含有することができる。これらの組
成物は、例えば細菌保持フィルターによる濾過により、
又は使用直前に滅菌水あるいは若干の他の滅菌注射可能
な媒質に溶解し得る無菌固形組成物の形態で滅菌剤を混
入することにより滅菌することができる。
【0061】経口投与のための固形製剤としては、カプ
セル剤、錠剤、丸剤、散剤、顆粒剤等が挙げられる。こ
の固形製剤の調製に際しては、一般に本発明化合物を少
なくとも1種の不活性希釈剤、例えばスクロース、乳
糖、でんぷん等と混和する。この製剤は、また通常の製
剤化において不活性希釈剤以外の追加の物質例えば滑沢
剤(例えばステアリン酸マグネシウム等)等を包含させ
ることができる。カプセル剤、錠剤及び丸剤の場合に
は、緩衝剤をも包含し得る。これら経口投与製剤には更
に腸溶性被膜を施すこともできる。
【0062】経口投与のための液体製剤としては、当業
者間で普通に使用される不活性希釈剤、例えば水を含む
製薬上許容し得る乳剤、溶液、懸濁剤、シロップ剤、エ
リキシル剤等が挙げられる。かかる不活性希釈剤に加え
て、組成物には湿潤剤、乳化剤、懸濁化剤、甘味剤、調
味剤、香味剤等の補助剤をも配合することができる。経
直腸投与のための製剤の場合、本発明化合物に加えてカ
カオ脂、坐剤ワックス等の賦形剤を含有するのが好まし
い。
【0063】本発明化合物(1)の投与量は、投与される
化合物の性状、投与経路、所望の処置期間及びその他の
要因によって左右されるが、一般に一日当り約0.1〜100
mg/kg、特に約0.5〜50mg/kgとすることが好ましい。ま
た、所望によりこの一日量を2〜4回に分割して投与す
ることもできる。
【0064】
【発明の効果】本発明のスルホンアミド誘導体(1)及び
その塩はいずれも新規化合物であり、強力なアンジオテ
ンシンII拮抗作用、平滑筋収縮抑制作用及び血圧降下作
用を有し、高血圧の治療及び予防に有効である。
【0065】
【実施例】以下、参考例及び実施例により本発明を更に
詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるもので
はない。
【0066】参考例1 2-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニルボロン酸の
合成:(N-tert-ブチル)ベンゼンスルホンアミド21.3gを
テトラヒドロフラン200mlに溶解し、10℃以下を保ち1.6
Mブチルリチウムヘキサン溶液125mlを滴下し室温で1時
間反応した。これにトリイソプロピルボレート60mlのテ
トラヒドロフラン150ml溶液を加え、室温で一晩反応し
た。反応液にジエチルエーテル500mlを加え、10%塩酸
水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、留去し
た。得られた残渣をシリカゲルカラムで分離した。3%酢
酸水溶液より結晶化して標記化合物を10.2g得た。
【0067】性状:無色結晶1 H-NMR(CDCl3) 1.19(9H,s),5.16(1H,brs),6.20(2H,brs),7.48-7.59(2H,
m),7.82-7.85(1H,m),7.99-8.02(1H,m)
【0068】参考例2 2-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニルボロン酸の
合成:2-ブロモ-(N-tert-ブチル)ベンゼンスルホンアミ
ド1.5gをテトラヒドロフラン10mlに溶解し、-20℃で1.6
Mブチルリチウムヘキサン溶液6.6mlを滴下し室温で30分
間反応した。これにトリイソプロピルボレート4mlを加
え、室温で一晩反応した。反応液にジエチルエーテル50
mlを加え、10%塩酸水で洗浄し、無水硫酸マグネシウム
で乾燥後、留去した。得られた残渣をシリカゲルカラム
で分離した。ヘキサンより結晶化して標記化合物を0.45
g得た。
【0069】性状:無色結晶1 H-NMR(CDCl3) 1.19(9H,s),5.16(1H,brs),6.20(2H,brs),7.48-7.59(2H,
m),7.82-7.85(1H,m),7.99-8.02(1H,m)
【0070】参考例3 2'-(N-tert-ブチルスルファモイル)-4-メチルビフェニ
ルの合成:2-(N-tert-ブチルスルファモイル)フェニル
ボロン酸19.3g、4-ブロモトルエン15.4g、炭酸ナトリウ
ム17.5g、ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(I
I)クロリド2.6gをトルエン270mlおよび水75mlの混液に
加え、加熱還流下2時間反応した。反応液に酢酸エチル1
00ml、水200mlを加え分液した。有機層を無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥し留去した。得られた残渣をベンゼンに
分散して濾取し、標記化合物を16.2g得た。
【0071】性状:無色結晶1 H-NMR(CDCl3) 0.99(9H,s),2.42(3H,s),3.56(1H,brs),7.25-7.32(1H,
m),7.27(2H,d,J=8Hz),7.42(2H,d,J=8Hz),7.46-7.58(2H,
m),8.16(1H,dd,J=1Hz,8Hz)
【0072】参考例4 4-ブロモメチル-2'-(N-tert-ブチルスルファモイル)ビ
フェニルの合成:2'-(N-tert- ブチルスルファモイル)-
4-メチルビフェニル5.9gを四塩化炭素50mlに加えた。こ
れにN-ブロモコハク酸イミド3.8g、アゾビス(イソブチ
ロニトリル)30mgを加え3時間加熱環流した。室温に戻し
た後、析出してきたこはく酸イミドを濾去し、濾液を濃
縮し標記化合物を5.6g得た。
【0073】性状:無色結晶1 H-NMR(CDCl3) 0.99(9H,s),3.51-3.56(1H,brs),4.56(2H,s),7.30-7.34
(1H,m),7.48-7.57(6H,m),8.18-8.20(1H,m)
【0074】実施例1 3-[2'-(N-tert-ブチルスルファモイル)ビフェニル-4-イ
ル]メチル-5-エチル-2-トリフルオロアセチルイミノ-1,
3,4-チアジアゾリン(化合物-1)の合成:5-エチル-2-ト
リフルオロアセトアミド-1,3,4-チアジアゾール533mg、
4-ブロモメチル-2'-(N-tert-ブチルスルファモイル)ビ
フェニル1.00gをN,N-ジメチルホルムアミド8mlに加え、
続いて無水炭酸カリウム362mgを加え、室温で4時間撹拌
した。酢酸エチル20mlで抽出し、水20mlで2回、飽和食
塩水20mlで洗い、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒
を留去した。シリカゲルカラム(溶出溶媒;酢酸エチ
ル:ヘキサン=1:4)に付し、固体を濾取し、606mg
の標記化合物を得た。
【0075】性状:無色結晶 融点:174-175℃1 H-NMR(CDCl3) 0.96(9H,s),1.40(3H,t,J=8Hz),2.96(2H,q,J=8Hz),3.46
(1H,s),5.59(2H,s),7.29(1H,dd,J=1Hz,7Hz),7.46-7.59
(6H,m),8.16(1H,dd,J=1Hz,8Hz)
【0076】同様にして、化合物-2〜化合物-6を合成し
た。
【0077】3-[2'-(N-tert-ブチルスルファモイル)ビ
フェニル-4-イル]メチル-5-エトキシ-2-トリフルオロア
セチルイミノ-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-2)
【0078】性状:無色針状晶 融点:176-177℃1 H-NMR(CDCl3) 0.96(9H,s),1.47(3H,t,J=8Hz),3.46(1H,s),4.48(2H,q,J
=8Hz),5.48(2H,s),7.29(1H,d,J=8Hz),7.52(6H,s),8.17
(1H,d,J=8Hz)
【0079】3-[2'-(N-tert-ブチルスルファモイル)ビ
フェニル-4-イル]メチル-5-フェニル-2-トリフルオロア
セチルイミノ-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-3)
【0080】性状:無色粉末 融点:188-189℃1 H-NMR(CDCl3) 0.94(9H,s),3.45(1H,s),5.70(2H,s),7.27-8.18(13H,m)
【0081】5-ブロモ-3-[2'-(N-tert-ブチルスルファ
モイル)ビフェニル-4-イル]メチル-2-トリフルオロアセ
チルイミノ-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-4)
【0082】性状:無色プリズム晶 融点:164-165℃1 H-NMR(CDCl3) 0.97(9H,s),3.47(1H,s),5.62(2H,s),7.27-7.30(1H,m),
7.54(6H,s),8.15-8.19(1H,m)
【0083】3-[2'-(N-tert-ブチルスルファモイル)ビ
フェニル-4-イル]メチル-5-(2-クロロフェニル)-2-トリ
フルオロアセチルイミノ-1,3,4-チアジアゾリン(化合物
-5)
【0084】性状:無色粉末 融点:213-215℃1 H-NMR(DMS0-d6) 0.92(9H,s),5.76(2H,s),6.57(1H,s),7.29-8.05(12H,m)
【0085】3-[2'-(N-tert-ブチルスルファモイル)ビ
フェニル-4-イル]メチル-5-プロポキシ-2-トリフルオロ
アセチルイミノ-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-6)
【0086】性状:無色針状晶 融点:162-163℃1 H-NMR(CDCl3) 0.96(9H,s),1.04(3H,t,J=7Hz),1.80-1.90(2H,m),3.45(2
H,s),4.37(2H,t,J=7Hz),5.48(2H,s),7.24-7.60(7H,m),
8.17(1H,d,J=8Hz)
【0087】実施例2 5-エチル-3-(2'-スルファモイルビフェニル-4-イル)メ
チル-2-トリフルオロアセチルイミノ-1,3,4-チアジアゾ
リン(化合物-7)の合成:3-[2'-(N-tert-ブチルスルファ
モイル)ビフェニル-4-イル]メチル-5-エチル-2-トリフ
ルオロアセチルイミノ-1,3,4-チアジアゾリン10.5gをト
リフルオロ酢酸20mlに加え、これにアニソール0.2mlを
加えて一晩反応した。トリフルオロ酢酸を留去したの
ち、残渣をクロロホルム120mlに溶かし、飽和炭酸水素
ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾
燥後、留去した。得られた残渣をシリカゲルカラム(溶
出溶媒;クロロホルム)で分離し、ジイソプロピルエー
テルより結晶化して標記化合物を6.2g得た。
【0088】1H-NMR(CDCl3) 1.40(3H,t,J=8Hz),2.96(2H,q,J=8Hz),4.22(2H,brs),5.5
9(2H,s),7.31(1H,dd,J=2Hz,8Hz),7.44-7.63(2H,m),7.48
(2H,d,J=8Hz),7.56(2H,d,J=8Hz),8.15(1H,dd,J=2Hz,8H
z)
【0089】同様にして、化合物-8〜化合物-19を合成
した。
【0090】5-シクロプロピル-3-(2'-スルファモイル
ビフェニル-4-イル)メチル-2-トリフルオロアセチルイ
ミノ-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-8)
【0091】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 1.06-1.15(2H,m),1.19-1.29(2H,m),2.18-2.26(1H,m),4.
21(2H,s),5.56(2H,s),7.26-7.63(7H,m),7.14-7.17(1H,
m)
【0092】5-エトキシ-3-(2'-スルファモイルビフェ
ニル-4-イル)メチル-2-トリフルオロアセチルイミノ-1,
3,4-チアジアゾリン(化合物-9)
【0093】性状:無色アモルファス1 H-NMR(CDCl3) 1.47(3H,t,J=7Hz),4.23(2H,s),4.48(2H,q,J=7Hz),5.48
(2H,s),7.30-7.33(1H,m),7.47-7.65(6H,m),8.14-8.18(1
H,m)
【0094】5-フェニル-3-(2'-スルファモイルビフェ
ニル-4-イル)メチル-2-トリフルオロアセチルイミノ-1,
3,4-チアジアゾリン(化合物-10)
【0095】性状:無色粉末 融点:155.5-157℃1 H-NMR(CDCl3) 4.24(2H,s),5.70(2H,s),7.28-8.16(13H,m)
【0096】5-ブロモ-3-(2'-スルファモイルビフェニ
ル-4-イル)メチル-2-トリフルオロアセチルイミノ-1,3,
4-チアジアゾリン(化合物-11)
【0097】性状:無色粉末 融点:62-63℃1 H-NMR(CDCl3) 4.23(2H,s),5.62(2H,s),7.29-7.32(1H,m),7.49-7.63(6
H,m),8.14-8.18(1H,m)
【0098】5-プロポキシ-3-(2'-スルファモイルビフ
ェニル-4-イル)メチル-2-トリフルオロアセチルイミノ-
1,3,4-チアジアゾリン(化合物-12)
【0099】性状:無色粉末 融点:144-146℃1 H-NMR(CDCl3) 1.04(3H,t,J=7Hz),1.79-1.89(2H,m),4.21(2H,s),4.37(2
H,t,J=7Hz),5.48(2H,s),7.32(1H,d,J=7Hz),7.48-7.64(6
H,m),8.16(1H,dd,J=8Hz,1Hz)
【0100】2-(2-クロロベンゾイル)イミノ-5-エチル-
3-(3-フルオロ-2'-スルファモイルビフェニル-4-イル)
メチル-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-13)
【0101】性状:無色粉末 融点:154.5-155℃1 H-NMR(CDCl3) 1.39(3H,t,J=7Hz),2.93(2H,q,J=7Hz),4.27(2H,s),5.71
(2H,s),7.22-7.63(9H,m),8.06-8.18(2H,m)
【0102】2-(2-クロロベンゾイル)イミノ-5-エチル-
3-(3-フルオロ-2'-スルファモイル-5'-メチルビフェニ
ル-4-イル)メチル-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-14)
【0103】性状:淡黄色粉末 融点:136-137℃1 H-NMR(CDCl3) 1.21(3H,t,J=7Hz),2.42(3H,s),2.93(2H,q,J=8Hz),4.25
(2H,s),5.70(2H,s),7.11(1H,s),7.21-7.47(8H,m),8.01-
8.10(2H,m)
【0104】2-(2-クロロベンゾイル)イミノ-5-エチル-
3-(2-フルオロ-2'-スルファモイルビフェニル-4-イル)
メチル-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-15)
【0105】性状:淡黄色粉末 融点:150-151℃1 H-NMR(CDCl3) 1.39(3H,t,J=8Hz),2.93(2H,q,J=8Hz),4.46(2H,s),5.60
(2H,s),7.23-7.64(9H,m),8.03-8.06(1H,m),8.17(1H,d,J
=8Hz)
【0106】2-(2-クロロベンゾイル)イミノ-5-エチル-
3-(2'-スルファモイル-5'-メチルビフェニル-4-イル)メ
チル-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-16)
【0107】性状:無色粉末 融点:149.5-150℃1 H-NMR(CDCl3) 1.39(3H,t,J=8Hz),2.42(3H,s),2.92(2H,q,J=8Hz),4.12
(2H,s),5.62(2H,s),7.11(1H,s),7.29-7.53(8H,m),8.01-
8.08(2H,m)
【0108】2-(2-クロロベンゾイル)イミノ-5-エチル-
3-(2-メチル-2'-スルファモイルビフェニル-4-イル)メ
チル-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-17)
【0109】性状:無色粉末 融点:158-160℃(decomp.)1 H-NMR(CDCl3) 1.39(3H,t,J=8Hz),2.07(3H,s),2.93(2H,q,J=8Hz),4.28
(2H,s),5.58(2H,s),7.18-7.70(9H,m),8.04-8.16(2H,m)
【0110】3-(3-ブロモ-2'-スルファモイルビフェニ
ル-4-イル)メチル-2-(2-クロロベンゾイル)イミノ-5-エ
チル-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-18)
【0111】性状:黄色アモルファス1 H-NMR(CDCl3) 1.39(3H,t,J=8Hz),2.93(2H,q,J=8Hz),4.39(2H,s),5.74
(2H,s),7.09-8.14(11H,m)
【0112】2-(2-クロロベンゾイル)イミノ-3-(3-メチ
ル-2'-スルファモイルビフェニル-4-イル)メチル-5-エ
チル-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-19)
【0113】性状:淡褐色アモルファス1 H-NMR(CDCl3) 1.38(3H,t,J=7Hz),2.50(3H,s),2.92(2H,q,J=7Hz),4.17
(2H,s),5.63(2H,s),7.26-7.58(9H,m),8.00-8.18(2H,m)
【0114】実施例3 3-[2'-(N-シクロプロピルカルボニルスルファモイル)ビ
フェニル-4-イル]メチル-5-エチル-2-トリフルオロアセ
チルイミノ-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-20)の合成:
5-エチル-3-(2'-スルファモイルビフェニル-4-イル)メ
チル-2-トリフルオロアセチルイミノ-1,3,4-チアジアゾ
リン0.94gをピリジン10mlに溶解し、シクロプロパンカ
ルボニルクロリド2.1gを加え、室温で1時間反応した。
反応液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて反応を
止め、酢酸エチル50mlを加え、水、1規定塩酸次いで水
で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、留去した。
得られた残渣をジエチルエーテルに分散して濾取、乾燥
し標記化合物を1.0g得た。
【0115】1H-NMR(DMS0-d6) 0.64-0.74(4H,m),1.27(3H,t,J=7Hz),1.34-1.39(1H,m),
2.99(2H,q,J=7Hz),5.64(2H,s),7.26-7.32(1H,m),7.28(2
H,d,J=8Hz),7.42(2H,d,J=8Hz),7.58-7.72(2H,m),8.05(1
H,dd,J=1Hz,8Hz)
【0116】同様にして、化合物-21〜化合物-28を合成
した。
【0117】5-エチル-2-トリフルオロアセチルイミノ-
3-[2'-(N-バレリルスルファモイル)ビフェニル-4-イル]
メチル-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-21)
【0118】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 0.84(3H,t,J=7Hz),1.18-1.25(2H,m),1.40(3H,t,J=8Hz),
1.59-1.84(2H,brs),1.93(2H,q,J=7Hz),2.96(2H,q,J=8H
z),5.60(2H,s),7.26-7.38(3H,m),7.48-7.63(4H,m),8.28
(1H,d,J=8Hz)
【0119】3-[2'-(N-エトキシカルボニルスルファモ
イル)ビフェニル-4-イル]メチル-5-エチル-2-トリフル
オロアセチルイミノ-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-22)
【0120】性状:無色結晶 融点:190-192℃1 H-NMR(CDCl3) 1.11(3H,t,J=7Hz),1.35(3H,t,J=8Hz),2.87(2H,q,J=8H
z),4.03(2H,q,J=7Hz),5.57(2H,s),7.27-7.31(1H,m),7.5
3-7.56(2H,d,J=8Hz),7.53-7.61(2H,m),8.27(1H,d,J=8H
z)
【0121】3-[2'-(N-ブトキシカルボニルスルファモ
イル)ビフェニル-4-イル]メチル-5-エチル-2-トリフル
オロアセチルイミノ-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-23)
【0122】性状:無色結晶 融点:176-178℃1 H-NMR(CDCl3) 0.87(3H,t,J=8Hz),1.16-1.25(2H,m),1.37-1.50(2H,m),
1.40(3H,t,J=8Hz),2.95(2H,q,J=8Hz),4.02(2H,q,J=7H
z),5.60(2H,s),7.26-7.35(3H,m),7.50-7.62(4H,m),8.27
(1H,d,J=8Hz)
【0123】3-[2'-(N-ベンゾイルスルファモイル)ビフ
ェニル-4-イル]メチル-5-エチル-2-トリフルオロアセチ
ルイミノ-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-24)
【0124】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 1.39(3H,t,J=8Hz),2.95(2H,q,J=8Hz),5.53(2H,s),7.22-
7.67(12H,m),8.38-8.42(1H,m)
【0125】3-[2'-(N-(2-クロロベンゾイル)スルファ
モイル)ビフェニル-4-イル]メチル-5-エチル-2-トリフ
ルオロアセチルイミノ-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-2
5)
【0126】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 1.41(3H,t,J=8Hz),2.96(2H,q,J=7Hz),5.52(2H,s),7.26-
7.41(8H,m),7.62-7.66(2H,m),7.75-7.77(1H,m),8.37(1
H,d,J=8Hz)
【0127】5-シクロプロピル-3-[2'-(N-シクロプロピ
ルカルボニルスルファモイル)ビフェニル-4-イル]メチ
ル-2-トリフルオロアセチルイミノ-1,3,4-チアジアゾリ
ン(化合物-26)
【0128】性状:無色結晶 融点:233-235℃1 H-NMR(CDCl3) 0.75-0.85(2H,m),0.85-0.98(2H,m),0.98-1.10(2H,m),1.
18-1.28(2H,m),1.56(1H,brs),2.13-2.25(1H,m),5.57(2
H,s),7.22-7.45(3H,m),7.45-7.70(4H,m),8.25-8.28(1H,
m)
【0129】5-エチル-3-[2'-(N-(2-メトキシカルボニ
ル)ベンゾイルスルファモイル)ビフェニル-4-イル]メチ
ル-2-トリフルオロアセチルイミノ-1,3,4-チアジアゾリ
ン(化合物-27)
【0130】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 1.38(3H,t,J=7Hz),2.92(2H,t,J=7Hz),3.70(3H,s),5.52
(2H,s),7.26-7.33(4H,m),7.43-7.66(6H,m),7.87(1H,d,J
=7Hz),8.25(1H,d,J=8Hz)
【0131】3-[2'-(N-ベンジルオキシカルボニルスル
ファモイル)ビフェニル-4-イル]メチル-5-エチル-2-ト
リフルオロアセチルイミノ-1,3,4-チアジアゾリン(化
合物-28)
【0132】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 1.37(3H,t,J=8Hz),2.93(2H,t,J=8Hz),5.02(2H,s),5.55
(2H,s),7.16(2H,d,J=8Hz),7.26-7.40(8H,m),7.53-7.63
(2H,m),8.23(1H,d,J=7Hz)
【0133】実施例4 3-[2'-(N-シクロプロピルカルボニルスルファモイル)ビ
フェニル-4-イル]メチル-5-エチル-2-イミノ-1,3,4-チ
アジアゾリン(化合物-29)の合成:3-[2'-(N-シクロプロ
ピルカルボニルスルファモイル)ビフェニル-4-イル]メ
チルー5-エチル-2-トリフルオロアセチルイミノ-1,3,4-
チアジアゾリン538mgをテトラヒドロフラン5mlに懸濁
し、2規定水酸化ナトリウム1mlを加え室温で30分間反応
した。2規定塩酸で中和し、クロロホルム-テトラヒドロ
フラン(10:1)混液で2回抽出した。無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥後、留去し得られた残渣をジエチルエーテルに
分散して濾取、乾燥して標記化合物を330mg得た。
【0134】1H-NMR(CDCl3) 0.70-0.74(2H,m),0.85-0.89(2H,m),1.23-1.27(1H,m),1.
29(3H,t,J=8Hz),2.74(2H,q,J=8Hz),5.11(2H,brs),5.28
(2H,s),7.26-7.36(5H,m),7.52-7.60(2H,m),8.25(1H,dd,
J=1Hz,8Hz)
【0135】同様にして、化合物-30〜化合物-41を合成
した。
【0136】5-エチル-2-イミノ-3-[2'-(N-バレリルス
ルファモイル)ビフェニル-4-イル]メチル-1,3,4-チアジ
アゾリン(化合物-30)
【0137】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 0.83(3H,t,J=7Hz),1.24-1.45(7H,m),1.89(2H,t,J=7Hz),
2.67(2H,q,J=7Hz),5.18(2H,q,J=8Hz),5.60(2H,s),7.26-
7.32(5H,m),7.59-7.62(2H,m),8.28(1H,d,J=8Hz)
【0138】3-[2'-(N-エトキシカルボニルスルファモ
イル)ビフェニル-4-イル]メチル-5-エチル-2-イミノ-1,
3,4-チアジアゾリン(化合物-31)
【0139】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 1.13(3H,t,J=7Hz),1.39(3H,t,J=7Hz),2.94(2H,q,J=7H
z),4.03(2H,q,J=7Hz),5.60(2H,s),7.26-7.36(5H,m),7.4
9-7.66(2H,m),8.26(1H,d,J=8Hz)
【0140】3-[2'-(N-ブトキシカルボニルスルファモ
イル)ビフェニル-4-イル]メチル-5-エチル-2-イミノ-1,
3,4-チアジアゾリン(化合物-32)
【0141】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 0.81(3H,t,J=7Hz),1.14-1.43(4H,m),1.25(3H,t,J=8Hz),
2.67(2H,q,J=7Hz),3.78(2H,q,J=7Hz),5.14(2H,s),7.21
(4H,d,J=8Hz),7.34(2H,d,J=8Hz),7.39-7.47(1H,m),8.18
(1H,d,J=8Hz)
【0142】3-[2'-(N-ベンゾイルスルファモイル)ビフ
ェニル-4-イル]メチル-5-エチル-2-イミノ-1,3,4-チア
ジアゾリン(化合物-33)
【0143】性状:無色粉末1 H-NMR(DMS0-d6) 1.22-1.26(3H,m),2.85-2.89(2H,m),5.38(2H,s),7.10-7.
12(1H,m),7.18-7.20(2H,m),7.27-7.31(2H,m),7.42-7.49
(5H,m),7.68-7.70(2H,m),8.08-8.10(1H,m)
【0144】3-[2'-[N-(2-クロロベンゾイル)スルファ
モイル]ビフェニル-4-イル]メチル-5-エチル-2-イミノ-
1,3,4-チアジアゾリン(化合物-34)
【0145】性状:黄褐色粉末1 H-NMR(CDCl3) 1.18-1.24(3H,m),2.60-2.62(2H,m),5.00(2H,s),7.09-7.
21(6H,m),7.26-7.37(5H,m),8.16-8.18(1H,m)
【0146】5-シクロプロピル-3-[2'-(N-シクロプロピ
ルカルボニルスルファモイル)ビフェニル-4-イル]メチ
ル-2-イミノ-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-35)
【0147】性状:黄色粉末1 H-NMR(DMS0-d6) 0.60-0.79(4H,m),0.87-0.95(2H,m),1.06-1.18(2H,m),1.
35-1.46(1H,m),2.21-2.35(1H,m),5.33(2H,s),7.26-7.42
(5H,m),7.60-7.75(4H,m),8.04(1H,d,J=7Hz)
【0148】3-[2'-(N-シクロプロピルカルボニルスル
ファモイル)ビフェニル-4-イル]メチル-5-エトキシ-2-
イミノ-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-36)
【0149】性状:無色アモルファス1 H-NMR(CDCl3) 0.73-0.75(2H,m),0.84-0.90(3H,m),1.42(3H,t,J=7Hz),
4.35(2H,q,J=7Hz),5.14(2H,s),7.27-7.37(5H,m),7.54-
7.61(2H,m),8.27(1H,d,J=8Hz)
【0150】3-[2'-(N-シクロプロピルカルボニルスル
ファモイル)ビフェニル-4-イル]メチル-2-イミノ-5-フ
ェニル-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-37)
【0151】性状:無色粉末 融点:107-109℃1 H-NMR(CDCl3) 0.63-0.67(2H,m),0.86-0.94(2H,m),1.02-1.06(1H,m),5.
33(2H,s),7.27-7.63(12H,m),8.26(1H,d,J=8Hz)
【0152】5-(2-クロロフェニル)-3-[2'-(N-シクロプ
ロピルカルボニルスルファモイル)ビフェニル-4-イル]
メチル-2-イミノ-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-38)
【0153】性状:無色粉末 融点:115-119℃(decomp.)1 H-NMR(CDCl3) 0.67-0.70(2H,m),0.86(2H,s),1.10(1H,brs),5.38(2H,
s),7.29-7.64(10H,m),7.84-7.87(1H,m),8.25(1H,d,J=8H
z)
【0154】5-エチル-3-[2'-(N-(2-メトキシカルボニ
ルベンゾイル)スルファモイル)ビフェニル-4-イル]メチ
ル-2-イミノ-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-39)
【0155】性状:アモルファス1 H-NMR(CDCl3) 1.26(3H,t,J=7Hz),2.62(2H,t,J=7Hz),3.61(3H,s),5.04
(2H,s),7.10(2H,d,J=7Hz),7.21(1H,d,J=7Hz),7.30-7.36
(3H,m),7.40-7.45(4H,m),7.50-7.52(1H,m),8.16-8.18(1
H,m)
【0156】3-[2'-(N-ベンジルオキシカルボニルスル
ファモイル)ビフェニル-4-イル]メチル-5-エチル-2-イ
ミノ-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-40)
【0157】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 1.30(3H,t,J=7Hz),2.97(2H,t,J=7Hz),4.98(2H,s),5.04
(2H,s),7.10-7.16(2H),7.26-7.43(8H,m),7.54-7.66(2H,
m),8.22(1H,d,J=7Hz)
【0158】3-[2'-(N-シクロプロピルカルボニルスル
ファモイル)ビフェニル-4-イル]メチル-2-イミノ-5-プ
ロポキシ-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-41)
【0159】性状:無色針状晶 融点:111-113℃1 H-NMR(CDCl3) 0.36-0.45(2H,m),0.55-0.60(2H,m),0.98(3H,t,J=7Hz),
1.30-1.36(1H,m),1.71-1.79(2H,m),4.18(2H,t,J=7Hz),
4.95(2H,s),7.14-7.45(7H,m),8.11(1H,d,J=8Hz)
【0160】実施例5 2-[3-[2'-(N- シクロプロピルカルボニルスルファモイ
ル)ビフェニル-4-イル]メチル-5-エチル-1,3,4-チアジ
アゾリン-2-イリデン]アミノカルボニル-1-シクロペン
テンカルボン酸(化合物-42)の合成:3-[2'-(N-シクロプ
ロピルカルボニルスルファモイル)ビフェニル-4-イル]
メチル-5-エチル-2-イミノ-1,3,4-チアジアゾリン88mg
と1-シクロペンテン-1,2-ジカルボン酸無水物28mgをジ
メチルホルムアミド2ml中に加えた。室温で40分撹拌し
た後、水と酢酸エチルを加えた。有機層を分取し、水
洗、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去
した。粉末を濾取し、真空乾燥することにより標記化合
物48mgを得た。
【0161】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 0.77-0.78(2H,m),0.91-0.94(2H,m),1.26-1.33(1H,m),1.
42(3H,t,J=7Hz),1.85-1.88(2H,m),2.96-3.05(6H,m),5.6
2(2H,s),7.28-7.48(5H,m),7.55-7.62(2H,m),8.28(1H,d,
J=8Hz)
【0162】同様にして、化合物-43〜化合物-84を合成
した。
【0163】N-[3-[2'-(N-シクロプロピルカルボニルス
ルファモイル)ビフェニル-4-イル]メチル-5-エチル-1,
3,4-チアジアゾリン-2-イリデン]フタルアミド酸(化合
物-43)
【0164】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 0.58-0.60(2H,m),0.81-0.84(2H,m),1.02-1.08(1H,m),1.
43(3H,t,J=7Hz),2.95(2H,q,J=7Hz),5.53(2H,s),7.30-7.
34(6H,m),7.51-7.75(4H,m),7.90(1H,d,J=8Hz),8.31(1H,
d,J=8Hz)
【0165】N-[5-エチル-3-[2'-(N-バレリルスルファ
モイル)ビフェニル-4-イル]メチル-1,3,4- チアジアゾ
リン-2-イリデン]フタルアミド酸(化合物-44)
【0166】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 0.81(3H,t,J=7Hz),1.12-1.47(7H,m),1.76-1.79(2H,m),
2.95-2.98(2H,m),5.52(2H,s),7.26-7.33(6H,m),7.44-7.
78(4H,m),7.86-7.88(1H,m),8.34(1H,d,J=7Hz)
【0167】2-[5-エチル-3-[2'-(N-バレリルスルファ
モイル)ビフェニル-4-イル]メチル-1,3,4-チアジアゾリ
ン-2-イリデン]アミノカルボニル-1-シクロペンテンカ
ルボン酸(化合物-45)
【0168】性状:黄色アモルファス1 H-NMR(CDCl3) 0.83(3H,t,J=8Hz),1.20-1.26(2H,m),1.34-1.45(5H,m),
1.85-1.91(4H,m),2.96-3.05(6H,m),5.62(2H,s),7.26-7.
28(1H,m),7.34(3H,s),7.49(1H,s),7.57-7.63(2H,m),8.3
1(1H,d,J=7Hz)
【0169】N-[3-[2'-(N-エトキシカルボニルスルファ
モイル)ビフェニル-4-イル]メチル-5-エチル-1,3,4-チ
アジアゾリン-2-イリデン]フタルアミド酸(化合物-46)
【0170】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 1.09(3H,t,J=8Hz),1.44(3H,t,J=8Hz),2.98(2H,q,J=8H
z),4.05(2H,q,J=8Hz),5.57(2H,s),7.19-7.32(7H,m),7.4
2-7.67(3H,m),7.81-7.85(1H,m),8.33(1H,d,J=8Hz)
【0171】2-[3-[2'-(N-エトキシカルボニルスルファ
モイル)ビフェニル-4-イル]メチル-5-エチル-1,3,4-チ
アジアゾリン-2-イリデン]アミノカルボニル-1-シクロ
ペンテンカルボン酸(化合物-47)
【0172】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 1.13(3H,t,J=7Hz),1.42(3H,t,J=8Hz),1.86-1.88(2H,m),
2.93-3.08(6H,m),4.06(2H,q,J=7Hz),5.60(2H,s),7.26-
7.36(3H,m),7.43(2H,d,J=8Hz),7.49(1H,s),7.57-7.65(1
H,m),8.28(1H,d,J=9Hz)
【0173】N-[3-[2'-(N-ブトキシカルボニルスルファ
モイル)ビフェニル-4-イル]メチル-5-エチル-1,3,4-チ
アジアゾリン-2-イリデン]フタルアミド酸(化合物-48)
【0174】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 0.84(3H,t,J=7Hz),1.12-1.19(2H,m),1.41-1.47(5H,m),
2.96-3.00(2H,m),4.01(2H,t,J=6Hz),5.57(2H,s),7.20(2
H,d,J=8Hz),7.34(2H,d,J=8Hz),7.49-7.67(5H,m),7.79(1
H,d,J=7Hz),7.84(1H,d,J=7Hz),8.30(1H,d,J=8Hz)
【0175】2-[3-[2'-(N-ブトキシカルボニルスルファ
モイル)ビフェニル-4-イル]メチル-5-エチル-1,3,4-チ
アジアゾリン-2-イリデン]アミノカルボニル-1-シクロ
ペンテンカルボン酸(化合物-49)
【0176】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 0.86(3H,t,J=8Hz),1.17-1.20(2H,m),1.42(3H,t,J=8Hz),
1.86-1.91(2H,m),4.01(2H,q,J=7Hz),5.60(2H,s),7.26-
7.36(3H,m),7.42(2H,d,J=8Hz),7.56-7.64(2H,m),8.27(1
H,d,J=8Hz)
【0177】N-[3-[2'-(N-ベンゾイルスルファモイル)
ビフェニル-4-イル]メチル-5-エチル-1,3,4-チアジアゾ
リン-2-イリデン]フタルアミド酸(化合物-50)
【0178】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 1.42(3H,t,J=7Hz),2.97(2H,q,J=7Hz),5.49(2H,s),7.05
(2H,d,J=8Hz),7.23-7.43(5H,m),7.47-7.74(8H,m),7.87
(1H,d,J=8),8.02(1H,d,J=8Hz)
【0179】2-[3-[2'-(N-ベンゾイルスルファモイル)
ビフェニル-4-イル]メチル-5-エチル-1,3,4-チアジアゾ
リン-2-イリデン]アミノカルボニル-1-シクロペンテン
カルボン酸(化合物-51)
【0180】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 1.42(3H,t,J=7Hz),1.85-1.90(2H,m),2.88-3.03(6H,m),
5.54(2H,s),7.22-7.25(6H,m),7.34-7.40(2H,m),7.52-7.
55(2H,m),7.63-7.65(2H,m),8.51(1H,d,J=8Hz)
【0181】N-[5-シロプロピル-3-[2'-(N-シクロプロ
ピルカルボニルスルファモイル)ビフェニル-4-イル]メ
チル-1,3,4-チアジアゾリン-2-イリデン]フタルアミド
酸(化合物-52)
【0182】性状:無色結晶 融点:213-216℃1 H-NMR(CDCl3) 0.54-0.62(2H,m),0.75-0.86(2H,m),0.90-1.00(1H,m),1.
02-1.12(2H,m),1.18-1.25(2H,m),2.14-2.24(1H,m),5.49
(2H,s),7.18-7.38(5H,m),7.46-7.71(5H,m),7.90-7.92(1
H,m),8.30-8.32(1H,m)
【0183】2-[[5-シクロプロピル-3-[2'-(N-シクロプ
ロピルカルボニルスルファモイル)ビフェニル-4-イル]
メチル-1,3,4-チアジアゾリン-2-イリデン]アミノカル
ボニル]-1-シクロペンテンカルボン酸(化合物-53)
【0184】性状:無色結晶 融点:163-166℃1 H-NMR(DMS0-d6) 0.61-0.74(4H,m),0.96-0.99(2H,m),1.13-1.20(2H,m),1.
29-1.38(1H,m),1.86-1.95(2H,m),2.31-2.37(1H,m),2.71
-2.89(4H,m),5.54(2H,s),7.26-7.32(3H,m),7.44(2H,d,J
=8Hz),7.61-7.73(2H,m),8.05(1H,d,J=8Hz)
【0185】2-[5-エチル-3-(2'-(N-(2-メトキシカルボ
ニルベンゾイル)スルファモイル)ビフェニル-4-イル)メ
チル-1,3,4-チアジアゾリン-2-イリデン]アミノカルボ
ニル-1-シクロペンテンカルボン酸(化合物-54)
【0186】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 1.41(3H,t,J=7Hz),1.83-1.88(2H,m),2.90-3.01(6H,m),
3.72(3H,s),5.54(2H,s),7.26-7.33(4H,m),7.44-7.66(6
H,m),7.87(1H,d,J=9Hz),8.25(1H,d,J=8Hz)
【0187】2-[3-(2'-(N-ベンジルオキシカルボニルス
ルファモイル)ビフェニル-4-イル)メチル-5-エチル-1,
3,4-チアジアゾリン-2-イリデン]アミノカルボニル-1-
シクロペンテンカルボン酸(化合物-55)
【0188】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 1.40(3H,t,J=7Hz),1.85-1.92(2H,m),2.94-2.98(4H,m),
3.04-3.08(2H,m),5.02(2H,s),5.56(2H,s),7.16-7.20(4
H,m),7.49-7.66(4H,m),8.26(1H,d,J=8Hz)
【0189】2-ブチリルイミノ-5-エチル-3-[2'-(N-(2-
メトキシカルボニルベンゾイル)スルファモイル)ビフェ
ニル-4-イル]メチル-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-5
6)
【0190】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 0.97(3H,t,J=7Hz),1.32(3H,t,J=7Hz),1.71-1.76(2H,m),
2.83(2H,q,J=8Hz),3.69(3H,s),5.48(2H,s),7.21(2H,d,J
=7Hz),7.32-7.35(5H,m),7.42(1H,d,J=8Hz),7.64(1H,d,J
=8Hz),7.88(1H,d,J=8Hz),8.24(1H,d,J=8Hz)
【0191】2-シクロプロピルカルボニルイミノ-5-エ
チル-3-[2'-(N-(2-メトキシカルボニルベンゾイル)スル
ファモイル)ビフェニル-4-イル]メチル-1,3,4-チアジア
ゾリン(化合物-57)
【0192】性状:無色結晶 融点:154-157℃1 H-NMR(CDCl3) 0.88-0.90(2H,m),1.10-1.11(2H,m),1.28(3H,t,J=7Hz),
1.84-1.86(2H,m),3.69(3H,s),5.44(2H,s),7.26-7.34(2
H,m),7.42-7.68(7H,m),7.85-7.89(2H,m),8.21-8.25(1H,
m)
【0193】2-(2-クロロベンゾイル)イミノ-5-エチル-
3-[2'-(N-(2-メトキシカルボニルベンゾイル)スルファ
モイル)ビフェニル-4-イル]メチル-1,3,4-チアジアゾリ
ン(化合物-58)
【0194】性状:無色結晶 融点:182-183℃1 H-NMR(CDCl3) 1.37(3H,t,J=8Hz),2.90(2H,q,J=8Hz),3.67(3H,s),5.56
(2H,s),7.26-7.64(13H,m),7.80(1H,d,J=8Hz),8.04(1H,
d,J=8Hz),8.24(1H,d,J=8Hz)
【0195】3-[2'-(N-(2-クロロベンゾイル)スルファ
モイル)ビフェニル-4-イル]メチル-2-ブチリルイミノ-5
-エチル-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-59)
【0196】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 0.83(3H,t,J=7Hz),1.23-1.25(3H,m),1.69-1.77(2H,m),
2.54(2H,q,J=7Hz),2.81-2.89(2H,m),5.44(2H,s),7.26-
7.46(9H,m),7.59-7.70(2H,m),8.30-8.37(1H,m)
【0197】3-[2'-(N-(2-クロロベンゾイル)スルファ
モイル)ビフェニル-4-イル]メチル-5-エチル-2-バレリ
ルイミノ-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-60)
【0198】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 0.89-0.94(3H,m),1.38-1.43(5H,m),2.52-2.57(4H,m),2.
80-2.91(2H,m),5.45(2H,s),7.26-7.34(9H,m),7.54-7.77
(2H,m),8.32-8.41(1H,m)
【0199】3-[2'-(N-(2-クロロベンゾイル)スルファ
モイル)ビフェニル-4-イル]メチル-2-エトキシカルボニ
ルイミノ-5-エチル-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-6
1)
【0200】性状:無色結晶 融点:154-157℃1 H-NMR(CDCl3) 1.34-1.39(6H,m),2.85(2H,q,J=7Hz),4.28(2H,q,J=7Hz),
5.39(2H,s),7.26-7.32(9H,m),7.64-7.67(2H,m),8.35-8.
37(1H,m)
【0201】3-[2'-(N-ベンジルオキシカルボニルスル
ファモイル)ビフェニル-4-イル]メチル-2-(2-クロロベ
ンゾイル)イミノ-5-エチル-1,3,4-チアジアゾリン(化
合物-62)
【0202】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 1.37(3H,t,J=8Hz),2.87(2H,q,J=8Hz),4.99(2H,s),5.59
(2H,s),7.09-7.17(4H,m),7.26-7.41(8H,m),7.45-7.60(2
H,m),7.60-7.65(1H,m),8.06(1H,d,J=7Hz),8.24(1H,d,J=
8Hz)
【0203】3-[2'-(N-ベンジルオキシカルボニルスル
ファモイル)ビフェニル-4-イル]メチル-2-ブチリルイミ
ノ-5-エチル-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-63)
【0204】性状:アモルファス1 H-NMR(CDCl3) 0.98(3H,t,J=7Hz),1.35(3H,t,J=7Hz),1.73-1.84(2H,m),
2.56(2H,q,J=7Hz),2.86(2H,q,J=7Hz),5.02(2H,s),5.56
(2H,s),7.14-7.19(2H,m),7.22-7.33(8H,m),7.49-7.63(2
H,m),8.25(1H,d,J=8Hz)
【0205】2-シクロヘキシルカルボニルイミノ-3-[2'
-(N-エトキシカルボニルスルファモイル)ビフェニル-4-
イル]メチル-5-エチル-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-
64)
【0206】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 1.12-1.18(3H,m),1.35(3H,t,J=7Hz),1.43-1.57(6H,m),
1.75-1.82(2H,m),1.98-2.04(2H,m),2.54-2.62(1H,m),2.
87(2H,q,J=7Hz),4.06(2H,q,J=7Hz),5.60(2H,s),7.26-7.
34(1H,m),7.30(2H,d,J=7Hz),7.46-7.64(2H,m),7.47(2H,
d,J=8Hz),8.27(1H,d,J=8Hz)
【0207】2-(3-クロロベンゾイル)イミノ-3-[2'-(N-
エトキシカルボニルスルファモイル)ビフェニル-4-イ
ル]メチル-5-エチル-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-6
5)
【0208】性状:無色結晶 融点:154-157℃1 H-NMR(CDCl3) 1.08(3H,t,J=7Hz),1.39(3H,t,J=7Hz),2.93(2H,q,J=7H
z),4.02(2H,q,J=7Hz),5.68(2H,s),7.26-7.49(7H,m),7.4
9-7.63(2H,m),7.50(2H,d,J=8Hz),8.20-8.28(2H,m),8.32
(1H,s)
【0209】2-(4-クロロベンゾイル)イミノ-3-[2'-(N-
エトキシカルボニルスルファモイル)ビフェニル-4-イ
ル]メチル-5-エチル-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-6
6)
【0210】性状:無色結晶 融点:171-173℃1 H-NMR(CDCl3) 1.06-1.14(3H,m),1.39(3H,t,J=7Hz),2.92(2H,q,J=7Hz),
4.03(2H,q,J=7Hz),5.67(2H,s),7.26-7.30(2H,m),7.34(2
H,d,J=8Hz),7.42-7.64(2H,m),8.27-8.30(3H,m)
【0211】3-[2'-(N-エトキシカルボニルスルファモ
イル)ビフェニル-4-イル]メチル-5-エチル-2-(2-メトキ
シベンゾイル)イミノ-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-6
7)
【0212】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 1.06-1.12(3H,m),1.37(3H,t,J=7Hz),2.90(2H,q,J=7Hz),
3.94(2H,q,J=7Hz),3.94-4.03(2H,m),5.63(2H,s),7.00(2
H,d,J=7Hz),7.26-7.34(4H,m),7.44-7.65(3H,m),8.09-8.
16(2H,m),8.25-8.28(1H,m)
【0213】3-[2'-(N-エトキシカルボニルスルファモ
イル)ビフェニル-4-イル]メチル-5-エチル-2-(2-ニトロ
ベンゾイル)イミノ-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-6
8)
【0214】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 1.08(3H,t,J=7Hz),1.38(3H,t,J=7Hz),2.92(2H,q,J=7H
z),3.99(2H,q,J=7Hz),5.51(2H,s),7.26-7.41(4H,m),7.5
3-7.68(5H,m),7.82-7.89(1H,m),8.03(1H,d,J=8Hz),8.26
(1H,d,J=8Hz)
【0215】3-[2'-(N-エトキシカルボニルスルファモ
イル)ビフェニル-4-イル]メチル-5-エチル-2-(2-フルオ
ロベンゾイル)イミノ-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-6
9)
【0216】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 1.05-1.14(3H,,m),1.38(3H,t,J=7Hz),2.92(2H,q,J=7H
z),3.99-4.05(2H,m),5.64(2H,s),7.10-7.26(2H,m),7.34
(2H,d,J=8Hz),7.50-7.67(4H,m),7.51(2H,d,J=8Hz),8.20
-8.26(2H,m)
【0217】3-[2'-(N-エトキシカルボニルスルファモ
イル)ビフェニル-4-イル]メチル-5-エチル-2-(2-トリフ
ルオロメチルベンゾイル)イミノ-1,3,4-チアジアゾリン
(化合物-70)
【0218】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 1.06-1.14(3H,m),1.39(3H,t,J=7Hz),2.93(2H,q,J=7Hz),
4.03(2H,q,J=7Hz),5.61(2H,s),7.26-7.34(3H,m),7.50-
7.65(4H,m),7.76(1H,d,J=8Hz),7.93(1H,d,J=8Hz),8.27
(1H,d,J=9Hz)
【0219】2-(2,6-ジクロロベンゾイル)イミノ-3-[2'
-(N-エトキシカルボニルスルファモイル)ビフェニル-4-
イル]メチル-5-エチル-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-
71)
【0220】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 1.11(3H,t,J=7Hz),1.39(3H,t,J=7Hz),2.96(2H,q,J=7H
z),4.05(2H,q,J=7Hz),5.57(2H,s),7.26-7.32(6H,m),7.5
2-7.64(4H,m),8.27(1H,d,J=8Hz)
【0221】3-[2'-(N-エトキシカルボニルスルファモ
イル)ビフェニル-4-イル]メチル-5-エチル-2-(2-(N-バ
レリルアミノ)ベンゾイル)イミノ-1,3,4-チアジアゾリ
ン(化合物-72)
【0222】性状:アモルファス1 H-NMR(CDCl3) 0.93-1.03(3H,m),1.06-1.13(3H,m),1.34-1.45(5H,m),2.
48-2.52(2H,m),2.74-2.81(2H,m),2.90-2.97(2H,m),3.99
-4.06(2H,m),5.68(2H,s),7.08-7.15(1H,m),7.26-7.39(3
H,m),7.50-7.63(5H,m),8.27(1H,d,J=8Hz),8.57(1H,d,J=
8Hz),8.76(1H,d,J=8Hz)
【0223】2-[2-(N-シクロプロピルカルボニル)アミ
ノベンゾイル]イミノ-3-[2'-(N-エトキシカルボニルス
ルファモイル)ビフェニル-4-イル]メチル-5-エチル-1,
3,4-チアジアゾリン(化合物-73)
【0224】性状:無色結晶 融点:164-167℃1 H-NMR(CDCl3) 0.85-0.87(2H,m),1.06-1.11(5H,m),1.41(3H,t,J=7Hz),
1.68-1.74(1H,m),2.94(2H,q,J=7Hz),4.02(2H,q,J=7Hz),
5.68(2H,s),7.08-7.14(1H,m),7.26-7.36(3H,m),7.48-7.
64(5H,m),8.27(1H,d,J=8Hz),8.56(1H,d,J=7Hz),8.72(1
H,d,J=9Hz)
【0225】2-[2-N-(2-クロロベンゾイル)アミノベン
ゾイル]イミノ-3-[2'-(N-エトキシカルボニルスルファ
モイル)ビフェニル-4-イル]メチル-5-エチル-1,3,4-チ
アジアゾリン(化合物-74)
【0226】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 1.09(3H,t,J=7Hz),1.38(3H,t,J=7Hz),2.91(2H,q,J=7H
z),4.04(2H,q,J=7Hz),5.48(2H,s),7.26-7.44(7H,m),7.5
3-7.65(6H,m),8.26(1H,d,J=8Hz),8.47(1H,d,J=8Hz),8.9
2(1H,d,J=8Hz)
【0227】2-[2-N-(2-カルボキシベンゾイル)アミノ
ベンゾイル]イミノ-3-[2'-(N-エトキシカルボニルスル
ファモイル)ビフェニル-4-イル]メチル-5-エチル-1,3,4
-チアジアゾリン(化合物-75)
【0228】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 1.03(3H,t,J=7Hz),1.40(3H,t,J=7Hz),2.95(2H,q,J=7H
z),4.06(2H,q,J=7Hz),5.57(2H,s),7.18-7.38(4H,m),7.4
5-7.64(10H,m),8.29-8.31(2H,m)
【0229】3-[2'-(N-エトキシカルボニルスルファモ
イル)ビフェニル-4-イル]メチル-5-エチル-2-(2-ナフト
イル)イミノ-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-76)
【0230】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 1.05(3H,t,J=7Hz),1.42(3H,t,J=8Hz),2.95(2H,q,J=7H
z),3.99(2H,q,J=7Hz),5.69(2H,s),7.26-7.36(4H,m),7.4
9-7.64(6H,m),7.89(1H,d,J=7Hz),7.99(1H,d,J=8Hz),8.2
6(1H,d,J=8Hz),8.50(1H,d,J=7Hz),9.19(1H,d,J=9Hz)
【0231】3-[2'-(N-エトキシカルボニルスルファモ
イル)ビフェニル-4-イル]メチル-5-エチル-2-(3-フェニ
ルプロパノイル)イミノ-1,3,4-チアジアゾリン(化合物
-77)
【0232】性状:無色結晶 融点:148-151℃1 H-NMR(CDCl3) 1.11(3H,t,J=7Hz),1.36(3H,t,J=7Hz),2.88(2H,q,J=7H
z),2.96-2.99(2H,m),3.06-3.09(2H,m),4.04(2H,q,J=7H
z),5.60(2H,s),7.17-7.25(4H,m),7.26-7.30(7H,m),7.43
(2H,d,J=8Hz),7.56-7.64(2H,m),8.27(1H,d,J=8Hz)
【0233】3-[2'-(N-エトキシカルボニルスルファモ
イル)ビフェニル-4-イル]メチル-5-エチル-2-(2-エトキ
シカルボニル-3-フェニルプロペノイル)イミノ-1,3,4-
チアジアゾリン(化合物-78)
【0234】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 1.05(3H,t,J=7Hz),1.23-1.41(6H,m),2.92(2H,q,J=7Hz),
3.99(2H,q,J=7Hz),4.39(2H,q,J=7Hz),5.53(2H,s),7.26-
7.31(2H,m),7.36-7.39(4H,m),7.49-7.70(3H,m),7.86(1
H,s),8.28(1H,d,J=8Hz)
【0235】3-[2'-(N-エトキシカルボニルスルファモ
イル)ビフェニル-4-イル]メチル-5-エチル-2-(3-フェニ
ルプロペノイル)イミノ-1,3,4-チアジアゾリン(化合物
-79)
【0236】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 1.07(3H,t,J=7Hz),1.36(3H,t,J=7Hz),2.88(2H,q,J=7H
z),4.00(2H,q,J=7Hz),5.61(2H,s),6.86(1H,d,J=16Hz),
7.26-7.30(1H,m),7.32-7.38(4H,m),7.45-7.52(3H,m),7.
58-7.61(4H,m),7.87(1H,d,J=16Hz),8.25(1H,d,J=8Hz)
【0237】3-[2'-(N-エトキシカルボニルスルファモ
イル)ビフェニル-4-イル]メチル-5-エチル-2-(2-ピリジ
ンカルボニル)イミノ-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-8
0)
【0238】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 1.09-1.14(3H,m),1.40(3H,t,J=7Hz),2.94(2H,q,J=7Hz),
3.97-4.00(2H,m),5.58(2H,s),7.23-7.29(2H,m),7.32-7.
48(4H,m),7.50-7.58(2H,m),8.29(1H,d,J=8Hz),8.47(1H,
d,J=7Hz),8.65-8.68(2H,m),9.21(1H,s)
【0239】3-[2'-(N-エトキシカルボニルスルファモ
イル)ビフェニル-4-イル]メチル-5-エチル-2-ニコチノ
イルイミノ-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-81)
【0240】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 1.06-1.14(3H,m),1.38(3H,t,J=7Hz),2.91(2H,q,J=7Hz),
4.01(2H,q,J=7Hz),5.61(2H,s),7.13-7.16(1H,m),7.26-
7.35(4H,m),7.54-7.63(4H,m),7.93(1H,s),8.27(1H,d,J=
9Hz)
【0241】3-[2'-(N-エトキシカルボニルスルファモ
イル)ビフェニル-4-イル]メチル-5-エチル-2-イソニコ
チノイルイミノ-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-82)
【0242】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 1.09(3H,t,J=7Hz),1.18-1.26(2H,m),2.65(2H,q,J=7Hz),
4.00(2H,q,J=7Hz),5.19(2H,s),7.26-7.32(7H,m),7.42-
7.61(4H,m),8.26(1H,d,J=8Hz)
【0243】3-[2'-(N-エトキシカルボニルスルファモ
イル)ビフェニル-4-イル]メチル-5-エチル-2-テノイル
イミノ-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-83)
【0244】性状:無色結晶 融点:154-156℃1 H-NMR(CDCl3) 1.06-1.14(3H,m),1.38(3H,t,J=7Hz),2.91(2H,q,J=7Hz),
4.01(2H,q,J=7Hz),5.61(2H,s),7.13-7.16(1H,m),7.26-
7.35(4H,m),7.54-7.63(4H,m),7.93(1H,s),8.27(1H,d,J=
9Hz)
【0245】3-[2'-(N-エトキシカルボニルスルファモ
イル)ビフェニル-4-イル]メチル-5-エチル-2-フロイル
イミノ-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-84)
【0246】性状:無色結晶 融点:151-153℃1 H-NMR(CDCl3) 1.09(3H,t,J=7Hz),1.38(3H,t,J=7Hz),2.90(2H,q,J=7H
z),4.02(2H,q,J=7Hz),5.62(2H,s),6.52(2H.s),7.26-7.3
4(5H,m),7.48-7.61(3H,m),8.24(1H,d,J=8Hz)
【0247】実施例6 2-ブチリルイミノ-3-[2'-(N-シクロプロピルカルボニル
スルファモイル)ビフェニル-4-イル]メチル-5-エチル-
1,3,4-チアジアゾリン(化合物-85)の合成:3-[2'-(N-シ
クロプロピルカルボニルスルファモイル)ビフェニル-4-
イル]メチル-5-エチル-2-イミノ-1,3,4-チアジアゾリン
70mgをテトラヒドロフラン2ml中に加えた。ブチリルク
ロリド80μlとピリジン3滴を加え、室温で撹拌した。1
時間後、炭酸水素ナトリウム水と酢酸エチルを加えた。
有機層を分取し、水層を更に酢酸エチルで抽出した。全
有機層を集めて10%塩酸水、水で順次洗浄した。無水硫
酸マグネシウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去した。残渣
をシリカゲルカラム(溶出溶媒/クロロホルム)に付し、
目的物の画分を集めて溶媒を減圧下留去した。ジイソプ
ロピルエーテルを加えて結晶とし、濾取、真空乾燥する
ことにより標記化合物17mgを得た。
【0248】性状:無色結晶 融点:154-155℃1 H-NMR(CDCl3) 0.72-0.75(2H,m),0.91-0.98(5H,m),1.34-1.39(4H,m),1.
75-1.78(2H,m),2.55(2H,t,J=7Hz),2.87(2H,q,J=7Hz),5.
54(2H,s),7.29-7.44(5H,m),7.56-7.64(2H,m),8.27(1H,
d,J=8Hz)
【0249】同様にして、化合物-86〜化合物-123を合
成した。
【0250】2-シクロプロピルカルボニルイミノ-3-[2'
-(N-シクロプロピルカルボニルスルファモイル)ビフェ
ニル-4-イル]メチル-5-エチル-1,3,4-チアジアゾリン
(化合物-86)
【0251】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 0.70-0.79(2H,m),0.83-1.02(5H,m),1.04-1.13(2H,m),1.
33(3H,t,J=7Hz),1.87-1.96(1H,m),2.84(2H,q,J=7Hz),5.
53(2H,s),7.29-7.68(7H,m),8.23-8.28(1H,m)
【0252】3-[2'-(N-シクロプロピルカルボニルスル
ファモイル)ビフェニル-4-イル]メチル-5-エチル-2-バ
レリルイミノ-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-87)
【0253】性状:無色結晶 融点:152-153℃1 H-NMR(CDCl3) 0.72-0.75(2H,m),0.91-0.96(6H,m),1.30-1.43(5H,m),1.
69-1.74(2H,m),2.55(2H,t,J=8Hz),2.85(2H,q,J=7Hz),5.
54(2H,s),7.29-7.44(5H,m),7.56-7.64(2H,m),8.27(1H,
d,J=8Hz)
【0254】3-[2'-(N-シクロプロピルカルボニルスル
ファモイル)ビフェニル-4-イル]メチル-2-エトキシカル
ボニルイミノ-5-エチル-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-
88)
【0255】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 0.73-0.76(2H,m),0.90-0.92(2H,m),1.01-1.06(1H,m),1.
12-1.18(3H,m),1.35(3H,t,J=7Hz),2.84(2H,q,J=8Hz),4.
26(2H,q,J=7Hz),5.50(2H,s),7.28-7.31(1H,m),7.36(4H,
s),7.55-7.63(2H,m),8.25(1H,d,J=8Hz)
【0256】2-ブトキシカルボニルイミノ-3-[2'-(N-シ
クロプロピルカルボニルスルファモイル)ビフェニル-4-
イル]メチル-5-エチル-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-8
9)
【0257】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 0.73-0.76(2H,m),0.90-0.98(2H,m),0.95(3H,t,J=7Hz),
1.32-1.44(3H,m),1.35(3H,t,J=8Hz),1.66-1.68(2H,m),
2.86(2H,d,J=8Hz),4.21(2H,t,J=7Hz),5.50(2H,s),7.26-
7.31(1H,m),7.66(4H,s),7.53-7.64(2H,m),8.27(1H,d,J=
7Hz)
【0258】3-[2'-(N-シクロプロピルカルボニルスル
ファモイル)ビフェニル-4-イル]メチル-5-エチル-2-イ
ソブトキシカルボニルイミノ-1,3,4-チアジアゾリン(化
合物-90)
【0259】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 0.73-0.76(2H,m),0.89-1.06(3H,m),0.97(6H,d,J=7Hz),
1.35(3H,t,J=8Hz),2.00-2.10(1H,m),2.87(2H,q,J=8Hz),
3.98(2H,d,J=7Hz),5.51(2H,s),7.26-7.31(1H,m),7.36(4
H,s),7.55-7.63(2H,m),8.26(1H,d,J=8Hz)
【0260】2-ベンゾイルイミノ-3-[2'-(N-シクロプロ
ピルカルボニルスルファモイル)ビフェニル-4-イル]メ
チル-5-エチル-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-91)
【0261】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 0.83-0.88(4H,m),1.05-1.08(1H,m),1.40(3H,t,J=8Hz),
2.96(2H,q,J=8Hz),5.60(2H,s),7.26-7.30(1H,m),7.37(2
H,d,J=8Hz),7.51-7.75(8H,m),8.25-8.36(2H,m)
【0262】2-(2-クロロベンゾイル)イミノ-3-[2'-(N-
シクロプロピルカルボニルスルファモイル)ビフェニル-
4-イル]メチル-5-エチル-1,3,4-チアジアゾリン(化合物
-92)
【0263】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 0.64-0.67(2H,m),0.87-0.93(3H,m),1.39(3H,t,J=8Hz),
2.93(2H,q,J=8Hz),5.65(2H,s),7.30-7.63(10H,m),8.04-
8.07(1H,m),8.25(1H,d,J=8Hz)
【0264】2-ベンジルオキシカルボニルイミノ-3-[2'
-(N-シクロプロピルカルボニルスルファモイル)ビフェ
ニル-4-イル]メチル-5-エチル-1,3,4-チアジアゾリン
(化合物-93)
【0265】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 0.67-0.68(2H,m),0.77-0.94(3H,m),1.35(3H,t,J=7Hz),
2.85(2H,q,J=8Hz),5.24(2H,s),5.49(2H,s),7.20-7.41(1
0H,m),7.55-7.62(2H,m),8.24-8.26(1H,m)
【0266】2-ブチリルイミノ-5-エチル-3-[2'-(N-バ
レリルスルファモイル)ビフェニル-4-イル]メチル-1,3,
4-チアジアゾリン(化合物-94)
【0267】性状:黄緑色アモルファス1 H-NMR(CDCl3) 0.83(3H,t,J=7Hz),0.98(3H,t,J=7Hz),1.24-1.28(2H,m),
1.34(3H,t,J=7Hz),1.31-1.48(2H,m),1.73-1.82(2H,m),
1.87(2H,t,J=7Hz),2.55(2H,t,J=7Hz),2.86(2H,q,J=8H
z),5.53(2H,s),7.26-7.36(3H,m),7.45(2H,d,J=8Hz),7.5
6-7.64(2H,m),8.29(1H,d,J=8Hz)
【0268】3-[2'-(N-ベンゾイルスルファモイル)ビフ
ェニル-4-イル]メチル-5-エチル-2-バレリルイミノ-1,
3,4-チアジアゾリン(化合物-95)
【0269】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 0.92(3H,t,J=7Hz),1.32-1.42(5H,m),1.67-1.74(2H,m),
2.58(2H,q,J=7Hz),2.87(2H,t,J=8Hz),5.46(2H,s),7.24-
7.26(5H,m),7.33-7.34(4H,m),7.52-7.63(3H,m),8.42(1
H,m)
【0270】3-[2'-(N-ベンゾイルスルファモイル)ビフ
ェニル-4-イル]メチル-2-シクロプロピルカルボニルイ
ミノ-5-エチル-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-96)
【0271】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 0.91-0.96(2H,m),1.12-1.18(2H,m),1.35(3H,t,J=8Hz),
1.92-1.96(1H,m),2.87(2H,q,J=8Hz),5.45(2H,s),7.20-
7.30(4H,m),7.36-7.43(4H,m),7.55-7.68(4H,m),8.39(1
H,m,J=8Hz)
【0272】3-[2'-(N-ベンゾイルスルファモイル)ビフ
ェニル-4-イル]メチル-2-(2-クロロベンゾイル)イミノ-
5-エチル-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-97)
【0273】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 1.40(3H,t,J=7Hz),2.94(2H,q,J=8Hz),5.57(2H,s),7.26-
7.48(11H,m),7.63-7.71(4H,m),8.04(1H,d,J=7Hz),8.39
(1H,d,J=7Hz)
【0274】3-[2'-(N-ベンゾイルスルファモイル)ビフ
ェニル-4-イル]メチル-5-エチル-2-バレリルイミノ-1,
3,4-チアジアゾリン(化合物-98)
【0275】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 0.92(3H,t,J=7Hz),1.32-1.42(5H,m),1.67-1.74(2H,m),
2.58(2H,q,J=7Hz),2.87(2H,t,J=8Hz),5.46(2H,s),7.24-
7.26(5H,m),7.33-7.34(4H,m),7.52-7.63(3H,m),8.42(1
H,m)
【0276】2-ブチリルイミノ-3-[2'-(N-エトキシカル
ボニルスルファモイル)ビフェニル-4-イル]メチル-5-エ
チル-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-99)
【0277】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 0.98(3H,t,J=8Hz),1.12-1.23(3H,m),1.37(3H,t,J=7Hz),
1.72-1.85(2H,m),2.56(2H,d,J=7Hz),2.85-2.90(2H,m),
3.98-4.02(2H,m),5.52(2H,s),7.26(4H,m),7.33-7.56(3
H,m),8.26(1H,d,J=8Hz)
【0278】2-シクロプロピルカルボニルイミノ-3-[2'
-(N-エトキシカルボニルスルファモイル)ビフェニル-4-
イル]メチル-5-エチル-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-1
00)
【0279】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 0.83-0.90(5H,m),1.10-1.14(2H,m),1.33-1.36(3H,m),1.
91-1.96(1H,m),2.86(2H,q,J=8Hz),4.11-4.17(2H,m),5.5
2(2H,s),7.32-7.39(2H,m),7.41-7.42(2H,m),7.56-7.66
(3H,m),8.27(1H,d,J=8Hz)
【0280】2-ベンゾイルイミノ-3-[2'-(N-エトキシカ
ルボニルスルファモイル)ビフェニル-4-イル]メチル-5-
エチル-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-101)
【0281】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 1.08(3H,t,J=7Hz),1.39(3H,t,J=7Hz),2.92(2H,q,J=8H
z),4.01(2H,q,J=7Hz),5.68(2H,s),7.26-7.28(1H,m),7.3
4(2H,d,J=8Hz),7.50-7.62(7H,m),8.24-8.37(1H,m),8.36
(2H,d,J=7Hz)
【0282】2-(2-クロロベンゾイル)イミノ-3-[2'-(N-
エトキシカルボニルスルファモイル)ビフェニル-4-イ
ル]メチル-5-エチル-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-10
2)
【0283】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 1.11(3H,t,J=7Hz),1.34(3H,t,J=8Hz),2.94(2H,q,J=7H
z),4.05(2H,q,J=7Hz),5.64(2H,s),7.26-7.35(6H,m),7.4
7-7.64(4H,m),8.06-8.08(1H,m),8.27(1H,d,J=7Hz)
【0284】3-[2'-(N-ブトキシカルボニルスルファモ
イルビフェニル-4-イル)メチル]-2-シクロプロピルカル
ボニルイミノ-5-エチル-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-
103)
【0285】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 0.83-0.93(5H,m),1.12-1.15(2H,m),1.23-1.36(6H,m),1.
56-1.64(2H,m),2.84-2.86(2H,m),3.98-4.02(2H,m),5.52
(2H,s),7.26-7.34(3H,m),7.41-7.44(2H,m),7.57-7.65(2
H,m),8.25-8.27(1H,m)
【0286】2-ベンゾイルイミノ-3-[2'-(N-ブトキシカ
ルボニルスルファモイル)ビフェニル-4-イル]メチル-5-
エチル-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-104)
【0287】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 0.83(3H,t,J=7Hz),1.12-1.24(2H,m),1.36-1.42(5H,m),
2.92(2H,q,J=8Hz),3.98(2H,q,J=7Hz),5.68(2H,s),7.26-
7.35(5H,m),7.49-7.65(6H,m),8.27-8.28(1H,m),8.36(1
H,d,J=7Hz)
【0288】3-[2'-(N-ブトキシカルボニルスルファモ
イル)ビフェニル-4-イル]メチル-2-(2-クロロベンゾイ
ル)イミノ-5-エチル-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-10
5)
【0289】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 0.84-0.91(3H,m),1.16-1.22(2H,m),1.31-1.62(5H,m),2.
93(2H,q,J=7Hz),4.01(2H,q,J=8Hz),5.64(2H,s),7.21-7.
37(6H,m),7.43-7.64(4H,m),8.07(1H,d,J=7Hz),8.26(1H,
d,J=7Hz)
【0290】2-ベンジルオキシカルボニルイミノ-3-[2'
-(N-ブトキシカルボニルスルファモイル)ビフェニル-4-
イル]メチル-5-エチル-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-1
06)
【0291】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 0.85(3H,t,J=7Hz),1.12-1.23(2H,m),1.34(3H,t,J=7),1.
41-1.47(2H,m),2.85(2H,q,J=8Hz),3.98(2H,t,J=7Hz),5.
26(2H,s),5.48(2H,s),7.26-7.38(8H,m),7.43-7.46(2H,
m),7.55-7.64(2H,m),8.27(1H,d,J=8Hz)
【0292】2-(2-クロロベンゾイル)イミノ-5-シクロ
プロピル-3-[2'-(N-シクロプロピルカルボニルスルファ
モイル)ビフェニル-4-イル]メチル-1,3,4-チアジアゾリ
ン(化合物-107)
【0293】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 0.62-1.28(8H,m),1.50-1.62(1H,m),2.14-2.24(1H,m),5.
57(2H,s),7.22-7.70(11H,m),8.22-8.30(1H,m)
【0294】5-シクロプロピル-2-シクロプロピルカル
ボニルイミノ-3-[2'-(N-シクロプロピルカルボニルスル
ファモイル)ビフェニル-4-イル]メチル-1,3,4-チアジア
ゾリン(化合物-108)
【0295】性状:無色結晶 融点:168-170℃1 H-NMR(CDCl3) 0.70-1.26(12H,m),1.60-1.74(1H,m),1.85-1.95(1H,m),
2.10-2.18(1H,m),5.49(2H,s),7.24-7.70(7H,m),8.26(1
H,dd,J=1Hz,8Hz)
【0296】2-(2-クロロベンゾイル)イミノ-3-[2'-(N-
シクロプロピルカルボニルスルファモイル)ビフェニル-
4-イル]メチル-5-エトキシ-1,3,4-チアジアゾリン(化合
物-109)
【0297】性状:無色粉末 融点:175-177℃1 H-NMR(CDCl3) 0.67-1.09(5H,m),1.45(3H,t,J=7Hz),4.44(2H,q,J=7Hz),
5.53(2H,s),7.31-7.63(10H,m),8.07(1H,d,J=7Hz),8.25
(1H,d,J=8Hz)
【0298】2-シクロプロピルカルボニルイミノ-3-[2'
-(N-シクロプロピルカルボニルスルファモイル)ビフェ
ニル-4-イル]メチル-5-エトキシ-1,3,4-チアジアゾリン
(化合物-110)
【0299】性状:無色粉末 融点:156-157℃1 H-NMR(CDCl3) 0.73-0.77(2H,m),0.86-0.94(5H,m),1.07-1.10(2H,m),1.
43(3H,t,J=7Hz),1.83-1.91(1H,m),4.39(2H,q,J=7Hz),5.
42(2H,s),7.29-7.66(7H,m),8.25-8.29(1H,m)
【0300】2-シクロプロピルカルボニルイミノ-3-[2'
-(N-シクロプロピルカルボニルスルファモイル)ビフェ
ニル-4-イル]メチル-5-フェニル-1,3,4-チアジアゾリン
(化合物-111)
【0301】性状:無色粉末 融点:104-108℃1 H-NMR(CDCl3) 0.63-0.65(2H,m),0.86-0.95(5H,m),1.15(2H,s),1.96(1
H,brs),5.64(2H,s),7.29-7.80(12H,m),8.26(1H,d,J=8H
z)
【0302】2-(2-クロロベンゾイル)イミノ-3-[2'-(N-
シクロプロピルカルボニルスルファモイル)ビフェニル-
4-イル]メチル-5-フェニル-1,3,4-チアジアゾリン(化合
物-112)
【0303】性状:淡黄色粉末 融点:198-201℃(decomp.)1 H-NMR(CDCl3) 0.55-0.60(2H,m),0.81-0.92(3H,m),5.76(2H,s),7.29-8.
27(17H,m)
【0304】5-(2-クロロフェニル)-2-シクロプロピル
カルボニルイミノ-3-[2'-(N-シクロプロピロルカルボニ
ルスルファモイル)ビフェニル-4-イル]メチル-1,3,4-チ
アジアゾリン(化合物-113)
【0305】性状:無色プリズム晶 融点:209-211℃1 H-NMR(CDCl3) 0.62-0.68(2H,m),0.83-0.97(5H,m),1.11-1.18(2H,m),1.
93-2.00(1H,m),5.66(2H,s),7.27-7.66(10H,m),7.84-7.8
7(1H,m),8.24-8.27(1H,m)
【0306】2-(2-クロロベンゾイル)イミノ-5-(2-クロ
ロフェニル)-3-[2'-(N-シクロプロピルカルボニルスル
ファモイル)ビフェニル-4-イル]メチル-1,3,4-チアジア
ゾリン(化合物-114)
【0307】性状:無色プリズム晶 融点:174-176℃1 H-NMR(CDCl3) 0.57-0.63(2H,m),0.81-0.93(3H,m),5.78(2H,s),7.28-7.
66(13H,m),7.91-7.95(1H,m),8.12-8.16(1H,m),8.23-8.2
7(1H,m)
【0308】3-[2'-(N-tert-ブチルスルファモイル)-3-
フルオロビフェニル-4-イル]メチル-2-(2-クロロベンゾ
イル)イミノ-5-エチル-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-
115)
【0309】性状:無色油状物1 H-NMR(CDCl3) 0.97(9H,s),1.39(3H,t,J=8Hz),2.92(2H,q,J=8Hz),3.55
(1H,s),5.70(2H,s),7.29-7.56(9H,m),8.08-8.17(2H,m)
【0310】3-[2'-(N-tert-ブチルスルファモイル)-3-
フルオロ-5'-メチルビフェニル-4-イル]メチル-2-(2-ク
ロロベンゾイル)イミノ-5-エチル-1,3,4-チアジアゾリ
ン(化合物-116)
【0311】性状:無色油状物1 H-NMR(CDCl3) 0.97(9H,s),1.38(3H,t,J=8Hz),2.41(3H,s),2.92(2H,q,J
=8Hz),3.52(1H,s),5.69(2H,s),7.08(1H,s),7.23-7.54(8
H,m),8.03(1H,d,J=8Hz),8.10(1H,dd,J=7Hz,3Hz)
【0312】3-[2'-(N-tert-ブチルスルファモイル)-2-
フルオロビフェニル-4-イル]メチル-2-(2-クロロベンゾ
イル)イミノ-5-エチル-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-
117)
【0313】性状:黄色油状物1 H-NMR(CDCl3) 1.05(9H,s),1.40(3H,t,J=8Hz),2.93(2H,q,J=8Hz),3.55
(1H,s),5.60(2H,s),7.21-7.56(9H,m),8.05(1H,d,J=8H
z),8.18(1H,d,J=9Hz)
【0314】3-[2'-(N-tert-ブチルスルファモイル)-5'
-メチルビフェニル-4-イル]メチル-2-(2-クロロベンゾ
イル)イミノ-5-エチル-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-
118)
【0315】性状:淡橙色油状物1 H-NMR(CDCl3) 0.93(9H,s),1.38(3H,t,J=7Hz),2.41(3H,s),2.92(2H,q,J
=7Hz),3.43(1H,s),5.62(2H,s),7.09(1H,s),7.26-7.50(8
H,m),8.01-8.09(2H,m)
【0316】3-[2'-(N-tert-ブチルスルファモイル)-2-
メチルビフェニル-4-イル]メチル-2-(2-クロロベンゾイ
ル)イミノ-5-エチル-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-11
9)
【0317】性状:褐色油状物1 H-NMR(CDCl3) 1.12(9H,s),1.39(3H,t,J=8Hz),2.09(3H,s),2.93(2H,q,J
=8Hz),3.63(1H,s),5.57(2H,s),7.17-7.71(9H,m),8.02-
8.17(2H,m)
【0318】3-[3-ブロモ-2'-(N-tert-ブチルスルファ
モイル)ビフェニル-4-イル]メチル-2-(2-クロロベンゾ
イル)イミノ-5-エチル-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-
120)
【0319】性状:褐色油状物1 H-NMR(CDCl3) 1.00(9H,s),1.40(3H,t,J=8Hz),2.94(2H,q,J=8Hz),3.55
(1H,s),5.75(2H,s),7.11-8.11(11H,m)
【0320】2-(2-クロロベンゾイル)イミノ-3-[2'-(N-
tert-ブチルスルファモイル) -3-メチルビフェニル-4-
イル]メチル-5-エチル-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-
121)
【0321】性状:淡黄色油状物1 H-NMR(CDCl3) 0.93(9H,s),1.38(3H,t,J=8Hz),2.50(3H,s),2.91(2H,q,J
=8Hz),3.50(1H,s),5.63(2H,s),7.30-7.57(9H,m),8.03(1
H,dd,J=7Hz,2Hz),8.15(1H,d,J=8Hz)
【0322】2-シクロプロピルカルボニルイミノ-3-[2'
-(N-シクロプロピルカルボニルスルファモイル)ビフェ
ニル-4-イル]メチル-5-プロポキシ-1,3,4-チアジアゾリ
ン(化合物-122)
【0323】性状:無色針状晶 融点:166-167℃1 H-NMR(CDCl3) 0.71-0.77(2H,m),0.83-0.94(5H,m),1.01-1.09(5H,m),1.
78-1.91(3H,m),4.28(2H,t,J=7Hz),5.41(2H,s),7.30-7.6
7(7H,m),8.25-8.29(1H,m)
【0324】2-(2-クロロベンゾイル)イミノ-3-[2'-(N-
シクロプロピルカルボニルスルファモイル)ビフェニル-
4-イル]メチル-5-プロポキシ-1,3,4-チアジアゾリン
(化合物-123)
【0325】性状:無色プリズム晶 融点:245-246℃1 H-NMR(CDCl3) 0.62-0.67(2H,m),0.85-0.88(2H,m),0.93-0.97(1H,m),1.
04(3H,t,J=7Hz),1.81-1.89(2H,m),4.34(2H,t,J=7Hz),5.
56(2H,s),7.28-7.64(9H,m),8.22-8.28(3H,m)
【0326】実施例7 3-[2'-(N-tert-ブチルスルファモイル)ビフェニル-4-イ
ル]メチル-5-エチル-2-イミノ-1,3,4-チアジアゾリン
(化合物-124) の合成:3-[2'-(N-tert-ブチルスルファ
モイル)ビフェニル-4-イル]メチル-5-エチル-2-トリフ
ルオロアセチルイミノ-1,3,4-チアジアゾリン2.63gをテ
トラヒドロフラン20mlに懸濁し、2N水酸化ナトリウム3m
lを加え室温で1時間反応した。反応液にクロロホルム50
ml、水50mlを加え、分液後、有機層を無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥し留去して、油状の標記化合物を1.72g得
た。
【0327】性状:油状物1 H-NMR(CDCl3) 0.97(9H,s),1.23(3H,t,J=8Hz),2.63(2H,q,J=8Hz),3.57
(1H,brs),5.12(2H,s),7.31(1H,dd,J=1Hz,8Hz),7.43-7.5
9(6H,m),8.17(1H,dd,J=1Hz,8Hz)
【0328】実施例8 3-[2'-(N-tert-ブチルスルファモイル)ビフェニル-4-イ
ル]メチル-2-シクロプロピルカルボニルイミノ-5-エチ
ル-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-125)の合成:3-[2'-
(N-tert-ブチルスルファモイル)ビフェニル-4-イル]メ
チル-5-エチル-2-イミノ-1,3,4-チアジアゾリン1.72gを
クロロホルム50mlに溶解し、シクロプロパンカルボニル
クロリド0.6gを加え室温で30分間反応した。反応液を飽
和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥後、留去した。得られた油状物をシリカゲ
ルカラム(溶出溶媒;クロロホルム)で分離し、ジイソ
プロピルエーテルより結晶化して標記化合物を1.5g得
た。
【0329】性状:無色結晶 融点:174-176℃1 H-NMR(CDCl3) 0.87-0.93(2H,m),0.95(9H,s),1.09-1.14(2H,m),1.33(3
H,t,J=8Hz),1.90-1.96(1H,m),2.84(2H,q,J=8Hz),3.48(1
H,brs),5.50(2H,s),7.30(1H,dd,J=1Hz,8Hz),7.45-7.56
(6H,m),8.17(1H,dd,J=1Hz,8Hz)
【0330】実施例9 2-シクロプロピルカルボニルイミノ-5-エチル-3-(2'-ス
ルファモイルビフェニル-4-イル)メチル-1,3,4-チアジ
アゾリン(化合物-126) の合成:3-[2'-(N-tert-ブチル
スルファモイル)ビフェニル-4-イル]メチル-2-シクロプ
ロピルカルボニルイミノ-5-エチル-1,3,4-チアジアゾリ
ン1.5gをトリフルオロ酢酸6mlに加え、これにアニソー
ル0.2mlを加えて三日間反応した。トリフルオロ酢酸を
留去したのち、残渣をクロロホルム20mlに溶かし、飽和
炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥後、留去した。得られた残渣をジエチルエー
テルより粉末して標記化合物を1.2g得た。
【0331】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 0.86-0.95(2H,m),1.08-1.14(2H,m),1.33(3H,t,J=8Hz),
1.87-1.97(1H,m),2.85(2H,q,J=8Hz),4.29(2H,brs),5.51
(2H,s),7.31(1H,dd,J=1Hz,8Hz),7.47-7.62(6H,m),8.14
(1H,dd,J=1Hz,8Hz)
【0332】同様にして、化合物-127〜化合物-129を合
成した。
【0333】5-エトキシ-3-(2'-スルファモイルビフェ
ニル-4-イル)メチル-2-トリフルオロアセチルイミノ-1,
3,4-チアジアゾリン(化合物-127)
【0334】性状:無色アモルファス1 H-NMR(CDCl3) 1.47(3H,t,J=7Hz),4.23(2H,s),4.48(2H,q,J=7Hz),5.48
(2H,s),7.30-7.33(1H,m),7.47-7.65(6H,m),8.14-8.18(1
H,m)
【0335】5-フェニル-3-(2'-スルファモイルビフェ
ニル-4-イル)メチル-2-トリフルオロアセチルイミノ-1,
3,4-チアジアゾリン(化合物-128)
【0336】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 4.24(2H,s),5.70(2H,s),7.28-8.16(13H,m)
【0337】5-ブロモ-3-(2'-スルファモイルビフェニ
ル-4-イル)メチル-2-トリフルオロアセチルイミノ-1,3,
4-チアジアゾリン(化合物-129)
【0338】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 4.23(2H,s),5.62(2H,s),7.29-7.32(1H,m),7.49-7.63(6
H,m),8.14-8.18(1H,m)
【0339】実施例10 2-シクロプロピルカルボニルイミノ-3-[2'-(N-シクロプ
ロピルカルボニルスルファモイル)ビフェニル-4-イル]
メチル-5-エチル-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-130)の
合成:5-エチル-2-シクロプロピルカルボニルイミノ-3-
(2'-スルファモイルビフェニル-4-イル)メチル-1,3,4-
チアジアゾリン220mgをピリジン2.5mlに溶解し、シクロ
プロピルカルボニルクロリド500mgを加え、室温で1時間
反応した。反応液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加
えて反応を止め、酢酸エチル50mlを加え、水、1規定塩
酸次いで水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、
留去した。得られた残渣をジエチルエーテルに分散して
濾取、乾燥し標記化合物を144mg得た。
【0340】性状:無色結晶 融点:166-168℃1 H-NMR(CDCl3) 0.70-0.79(2H,m),0.83-1.02(5H,m),1.04-1.13(2H,m),1.
33(3H,t,J=7Hz),1.87-1.96(1H,m),2.84(2H,q,J=7Hz),5.
53(2H,s),7.29-7.68(7H,m),8.23-8.28(1H,m)
【0341】同様にして、化合物-131〜化合物-170を合
成した
【0342】2-シクロプロピルカルボニルイミノ-5-エ
チル-3-[2'-(N-バレリルスルファモイル)ビフェニル-4-
イル]メチル-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-131)
【0343】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 0.80-0.91(5H,m),1.10-1.19(2H,m),1.22-1.40(8H,m),1.
90(2H,t,J=7Hz),2.80-2.91(2H,m),5.52(2H,s),7.26-7.3
6(3H,m),7.42-7.47(2H,m),7.57-7.64(2H,m),8.29(1H,d,
J=8Hz)
【0344】2-シクロプロピルカルボニルイミノ-5-エ
チル-3-[2'-(N-イソブトキシカルボニルスルファモイ
ル)ビフェニル-4-イル]メチル-1,3,4-チアジアゾリン
(化合物-132)
【0345】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 0.80(6H,d,J=7Hz),0.90-0.94(2H,m),1.12-1.14(2H,m),
1.34(3H,t,J=8Hz),1.74-1.79(1H,m),1.91-1.95(1H,m),
2.85(2H,q,J=8Hz),3.79(2H,d,J=7Hz),5.51(2H,s),7.31-
7.34(3H,m),7.44(2H,d,J=8Hz),7.56-7.64(2H,m),8.27(1
H,d,J=8Hz)
【0346】3-[2'-(N-(2-クロロベンゾイル)スルファ
モイル)ビフェニル-4-イル]メチル-2-シクロプロピルカ
ルボニルイミノ-5-エチル-1,3,4-チアジアゾリン(化合
物-133)
【0347】性状:無色粉末 融点:203-205℃1 H-NMR(CDCl3) 0.88-0.93(2H,m),1.09-1.11(2H,m),1.34(3H,t,J=8Hz),
1.86-1.94(1H,m),2.85(2H,q,J=8Hz),5.42(2H,s),7.28-
7.44(8H,m),7.60-7.70(3H,m),8.36-8.39(1H,m)
【0348】3-[2'-(N-シクロプロピルカルボニルスル
ファモイル)ビフェニル-4-イル]メチル-5- エトキシ-2-
トリフルオロアセチルイミノ-1,3,4-チアジアゾリン(化
合物-134)
【0349】性状:無色アモルファス1 H-NMR(CDCl3) 0.79-0.85(2H,m),0.93-0.97(2H,m),1.05-1.10(1H,m),1.
47(3H,t,J=7Hz),4.48(2H,q,J=7Hz),5.49(2H,s),7.28-7.
65(7H,m),8.25-8.29(1H,m)
【0350】3-[2'-(N-シクロプロピルカルボニルスル
ファモイル)ビフェニル-4-イル]メチル-5-フェニル-2-
トリフルオロアセチルイミノ-1,3,4-チアジアゾリン(化
合物-135)
【0351】性状:黄色粉末 融点:104-107℃1 H-NMR(CDCl3) 0.71-1.02(5H,m),5.72(2H,s),7.29-8.28(13H,m)
【0352】5-ブロモ-3-[2'-(N-シクロプロピルカルボ
ニルスルファモイル)ビフェニル-4-イル]メチル-2-トリ
フルオロアセチルイミノ-1,3,4-チアジアゾリン(化合物
-136)
【0353】性状:無色粉末 融点:>160℃(decomp.)1 H-NMR(CDCl3) 0.79-0.82(2H,m),0.88-0.98(2H,m),1.06-1.12(1H,m),5.
63(2H,s),7.29-7.67(7H,m),8.25-8.28(1H,m)
【0354】5-(2-クロロフェニル)-3-[2'-(N-シクロプ
ロピルカルボニルスルファモイル)ビフェニル-4-イル]
メチル-2-トリフルオロアセチルイミノ-1,3,4-チアジア
ゾリン(化合物-137)
【0355】性状:無色粉末 融点:232-234℃(decomp.)1 H-NMR(CDCl3) 0.71-0.77(2H,m),0.90-1.02(3H,m),5.74(2H,s),7.30-7.
66(10H,m),7.94-7.98(1H,m),8.26(1H,d,J=7.7Hz)
【0356】5-ブチル-2-シクロプロピルカルボニルイ
ミノ-3-[2'-(N-シクロプロピルカルボニルスルファモイ
ル)ビフェニル-4-イル]メチル-1,3,4-チアジアゾリン
(化合物-138)
【0357】性状:褐色アモルファス1 H-NMR(CDCl3) 0.68-0.85(6H,m),0.85-0.99(3H,m),1.04-1.19(2H,m),1.
28-1.45(2H,m),1.51-1.60(1H,m),1.60-1.77(2H,m),1.84
-1.98(1H,m),2.80(2H,t,J=7Hz),5.52(2H,s),7.18-7.30
(1H,m),7.30-7.48(4H,m),7.48-7.63(2H,m),8.30(1H,d,J
=8Hz)
【0358】5-ブチル-2-(2-クロロベンゾイル)イミノ-
3-[2'-(N-シクロプロピルカルボニルスルファモイル)ビ
フェニル-4-イル]メチル-1,3,4-チアジアゾリン(化合
物-139)
【0359】性状:無色粉末 融点:181-183℃1 H-NMR(CDCl3) 0.59-0.70(2H,m),0.78-0.89(2H,m),0.97(3H,t,J=7Hz),
1.16-1.29(1H,m),1.34-1.48(2H,m),1.64-1.82(2H,m),2.
89(2H,t,J=7Hz),5.65(2H,s),7.28-7.41(5H,m),7.41-7.4
9(3H,m),7.49-7.66(2H,m),8.06(1H,d,J=7Hz),8.26(1H,
d,J=7Hz)
【0360】5-ブチル-3-[2'-(N-ブチリルスルファモイ
ル)ビフェニル-4-イル]メチル-2-シクロプロピルカルボ
ニルイミノ-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-140)
【0361】性状:無色粉末 融点:118-120℃1 H-NMR(CDCl3) 0.74-0.85(3H,m),0.85-1.01(5H,m),1.07-1.17(2H,m),1.
30-1.52(4H,m),1.66-1.80(2H,m),1.80-2.00(3H,m),2.82
(2H,t,J=7Hz),5.52(2H,s),7.10-7.24(1H,m),7.24-7.54
(4H,m),7.54-7.71(2H,m),8.26-8.38(1H,m)
【0362】3-[2'-(N-シクロプロピルカルボニルスル
ファモイル)ビフェニル-4-イル]メチル-2-シクロプロピ
ルカルボニルイミノ-5-メチル-1,3,4-チアジアゾリン
(化合物-141)
【0363】性状:無色粉末 融点:114-117℃1 H-NMR(CDCl3) 0.69-0.78(2H,m),0.85-0.95(5H,m),1.07-1.14(2H,m),1.
82-1.96(1H,m),2.51(3H,s),5.52(2H,s),7.08-7.11(1H,
m),7.29-7.46(5H,m),7.51-7.68(1H,m),8.27(1H,d,J=6H
z)
【0364】2-(2-クロロベンゾイル)イミノ-3-[2'-(N-
シクロプロピルカルボニルスルファモイル)ビフェニル-
4-イル]メチル-5-メチル-1,3,4-チアジアゾリン(化合
物-142)
【0365】性状:無色粉末 融点:210-212℃1 H-NMR(CDCl3) 0.60-0.71(2H,m),0.80-0.89(2H,m),1.16-1.29(1H,m),2.
58(3H,s),5.64(2H,s),7.06-7.13(1H,m),7.29-7.68(9H,
m),8.07(1H,d,J=7Hz),8.26(1H,d,J=7Hz)
【0366】3-[2'-(N-(3-クロロベンゾイル)スルファ
モイル)ビフェニル-4-イル]メチル-2-シクロプロピルカ
ルボニルイミノ-5-エチル-1,3,4-チアジアゾリン(化合
物-143)
【0367】性状:無色粉末 融点:173-175℃1 H-NMR(CDCl3) 0.67-0.91(2H,m),0.91-1.10(2H,m),1.10-1.36(3H,m),1.
77-1.97(1H,m),2.59-2.85(2H,m),5.30(2H,s),6.87-7.72
(11H,m),8.07-8.39(1H,m)
【0368】3-[2'-(N-(4-クロロベンゾイル)スルファ
モイル)ビフェニル-4-イル]メチル-2-シクロプロピルカ
ルボニルイミノ-5-エチル-1,3,4-チアジアゾリン(化合
物-144)
【0369】性状:無色粉末 融点:167-169℃1 H-NMR(CDCl3) 0.66-0.89(2H,m),0.96-1.10(2H,m),1.10-1.31(3H,m),1.
80-1.97(1H,m),2.62-2.84(2H,m),5.30(2H,s),6.88-7.20
(7H,m),7.25-7.50(4H,m),7.99-8.29(1H,m)
【0370】2-シクロプロピルカルボニルイミノ-5-エ
チル-3-[2'-(N-(2-フルオロベンゾイル)スルファモイ
ル)ビフェニル-4-イル]メチル-1,3,4-チアジアゾリン
(化合物-145)
【0371】性状:無色粉末 融点:163-164℃1 H-NMR(CDCl3) 0.84-0.95(2H,m),1.05-1.14(2H,m),1.36(3H,t,J=7Hz),
1.88-2.00(1H,m),2.87(2H,q,J=7Hz),5.46(2H,s),6.92-
7.05(1H,m),7.18-7.39(5H,m),7.48-7.70(3H,m),7.88-7.
98(1H,m),8.06-8.18(1H,m),8.36-8.44(1H,m)
【0372】2-シクロプロピルカルボニルイミノ-5-エ
チル-3-[2'-(N-(2-メトキシベンゾイル)スルファモイ
ル)ビフェニル-4-イル]メチル-1,3,4-チアジアゾリン
(化合物-146)
【0373】性状:無色粉末 融点:153-156℃1 H-NMR(CDCl3) 0.88-0.97(2H,m),1.08-1.17(2H,m),1.34(3H,t,J=7Hz),
1.85-1.99(1H,m),2.85(2H,q,J=7Hz),3.73(3H,s),5.49(2
H,s),6.88(1H,d,J=9Hz),7.04(1H,t,J=7Hz),7.19-7.30(5
H,m),7.45-7.53(1H,m),7.53-7.63(2H,m),8.02(1H,dd,J=
7Hz,2Hz),8.39-8.46(1H,m)
【0374】2-シクロプロピルカルボニルイミノ-5-エ
チル-3-[2'-(N-(2-トリフルオロメチルベンゾイル)スル
ファモイル)ビフェニル-4-イル]メチル-1,3,4-チアジア
ゾリン(化合物-147)
【0375】性状:無色粉末 融点:242-245℃1 H-NMR(CDCl3) 0.83-0.93(2H,m),1.03-1.12(2H,m),1.30(3H,t,J=7Hz),
1.85-1.96(1H,m),2.81(2H,q,J=7Hz),5.42(2H,s),7.16-
7.48(6H,m),7.48-7.72(5H,m),8.30-8.37(1H,m)
【0376】2-シクロプロピルカルボニルイミノ-5-エ
チル-3-[2'-(N-(2-フロイル)スルファモイル)ビフェニ
ル-4-イル]メチル-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-14
8)
【0377】性状:無色粉末 融点:171-172℃1 H-NMR(CDCl3) 0.87-0.96(2H,m),1.06-1.16(2H,m),1.35(3H,t,J=7Hz),
1.88-1.99(1H,m),2.88(2H,q,J=7Hz),5.49(2H,s),6.50(1
H,dd,J=4Hz,1Hz),7.12(1H,d,J=4Hz),7.20-7.32(4H,m),
7.40(1H,d,J=1Hz),7.52-7.70(3H,m),8.36(1H,d,J=8Hz)
【0378】2-シクロプロピルカルボニルイミノ-5-エ
チル-3-[2'-(N-ニコチノイルスルファモイル)ビフェニ
ル-4-イル]メチル-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-14
9)
【0379】性状:無色粉末 融点:170-172℃1 H-NMR(CDCl3) 0.66-0.85(2H,m),0.97-1.09(2H,m),1.23(3H,t,J=7Hz),
1.76-1.91(1H,m),2.50-2.89(2H,m),5.28(2H,s),6.82-7.
30(6H,m),7.30-7.84(4H,m),8.23-8.40(1H,m),8.40-8.65
(1H,m)
【0380】2-シクロプロピルカルボニルイミノ-3-[2'
-(N-(2,4-ジフルオロベンゾイル)スルファモイル)ビフ
ェニル-4-イル]メチル-5-エチル-1,3,4-チアジアゾリン
(化合物-150)
【0381】性状:無色粉末 融点:161-163℃1 H-NMR(CDCl3) 0.80-0.95(2H,m),1.05-1.15(2H,m),1.38(3H,t,J=7Hz),
1.87-2.00(1H,m),2.88(2H,q,J=7Hz),5.50(2H,m),6.70-
6.82(1H,m),6.91-7.01(1H,m),7.20-7.34(5H,m),7.55-7.
70(2H,m),7.90-8.02(1H,m),8.38(1H,d,J=8Hz)
【0382】2-シクロプロピルカルボニルイミノ-5-エ
チル-3-[2'-(N-(2-テノイル)スルファモイル)ビフェニ
ル-4-イル]メチル-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-15
1)
【0383】性状:無色粉末 融点:160-162℃1 H-NMR(CDCl3) 0.82-0.97(2H,m),1.06-1.16(2H,m),1.35(3H,t,J=7Hz),
1.83-1.98(1H,m),2.87(2H,q,J=7Hz),5.47(2H,s),6.94-
7.04(1H,m),7.13(1H,d,J=4Hz),7.20-7.34(4H,m),7.52-
7.71(4H,m),8.38(1H,d,J=7Hz)
【0384】3-[2'-(N-シンナモイルスルファモイル)ビ
フェニル-4-イル]メチル-2-シクロプロピルカルボニル
イミノ-5-エチル-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-152)
【0385】性状:無色粉末 融点:199-200℃1 H-NMR(CDCl3) 0.80-0.91(2H,m),1.05-1.11(2H,m),1.31(3H,t,J=7Hz),
1.83-1.96(1H,m),2.82(2H,q,J=7Hz),5.51(2H,s),6.06(1
H,d,J=16Hz),7.24-7.48(9H,m),7.48-7.69(4H,m),8.37(1
H,d,J=7Hz)
【0386】3-[2'-(N-シクロヘキシルカルボニルスル
ファモイル)ビフェニル-4-イル]メチル-2-シクロプロピ
ルカルボニルイミノ-5-エチル-1,3,4-チアジアゾリン
(化合物-153)
【0387】性状:無色粉末 融点:192-193℃1 H-NMR(CDCl3) 0.88-0.95(2H,m),1.03-1.18(7H,m),1.35(3H,t,J=7Hz),
1.50-1.61(4H,m),1.61-1.72(2H,m),1.88-1.99(1H,m),2.
86(2H,q,J=7Hz),5.52(2H,s),7.16-7.32(1H,m),7.32-7.4
5(4H,m),7.54-7.68(2H,m),8.28-8.33(1H,m)
【0388】3-[2'-(N-(3-クロロベンゾ[b]チオフェン-
2-カルボニル)スルファモイル)ビフェニル-4-イル]メチ
ル-2-シクロプロピルカルボニルイミノ-5-エチル-1,3,4
-チアジアゾリン(化合物-154)
【0389】性状:無色粉末 融点:181-183℃1 H-NMR(CDCl3) 0.71-0.80(2H,m),0.95-1.07(2H,m),1.17(3H,t,J=7Hz),
1.74-1.91(1H,m),2.67(2H,q,J=7Hz),5.31(2H,s),7.06-
7.17(4H,m),7.21-7.39(4H,m),7.39-7.50(1H,m),7.50-7.
58(1H,m),7.58-7.68(1H,m),8.15-8.21(1H,m)
【0390】2-(2-クロロニコチノイル)イミノ-3-[2'-
(N-シクロヘキシルカルボニルスルファモイル)ビフェニ
ル-4-イル]メチル-5-エチル-1,3,4-チアジアゾリン(化
合物-155)
【0391】性状:無色粉末 融点:148-151℃1 H-NMR(CDCl3) 0.96-1.26(5H,m),1.41(3H,t,J=7Hz),1.44-1.80(6H,m),
2.95(2H,q,J=7Hz),5.64(2H,s),7.05-7.12(1H,m),7.19-
7.40(3H,m),7.40-7.51(2H,m),7.51-7.66(2H,m),8.25-8.
49(3H,m)
【0392】2-(2-クロロベンゾイル)イミノ-5-エチル-
3-[2'-(N-シクロヘキシルカルボニルスルファモイル)ビ
フェニル-4-イル]メチル-1,3,4-チアジアゾリン(化合
物-156)
【0393】性状:無色粉末 融点:102-103℃1 H-NMR(CDCl3) 0.98-1.25(5H,m),1.40(3H,t,J=7Hz),1.45-1.70(6H,m),
2.94(2H,q,J=7Hz),5.64(2H,s),6.92-7.00(1H,m),7.20-
7.30(1H,m),7.30-7.41(4H,m),7.41-7.50(2H,m),7.50-7.
66(2H,m),8.02-8.10(1H,m),8.27-8.33(1H,m)
【0394】2-シクロブチルカルボニルイミノ-3-[2'-
(N-エトキシカルボニルスルファモイル)ビフェニル-4-
イル]メチル-5-エチル-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-
157)
【0395】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 1.12(3H,t,J=7Hz),1.34(3H,t,J=7Hz),1.92-2.01(2H,m),
2.27-2.36(4H,m),2.86(2H,q,J=7Hz),3.37-3.43(1H,m),
4.05(2H,q,J=7Hz),5.53(2H,s),7.26-7.33(3H,m),7.45(2
H,d,J=8Hz),7.56-7.66(2H,m),8.27(1H,d,J=8Hz)
【0396】3-[2'-(N-エトキシカルボニルスルファモ
イル)ビフェニル-4-イル]メチル-5-エチル-2-(2-メトキ
シカルボニルベンゾイル)イミノ-1,3,4-チアジアゾリン
(化合物-158)
【0397】性状:アモルファス1 H-NMR(CDCl3) 1.08-1.12(3H,m),1.36-1.42(3H,m),2.90-2.91(2H,m),3.
80(3H,s),3.98-4.06(2H,m),5.54(2H,s),7.11(1H,s),7.2
6-7.42(4H,m),7.41-7.57(3H,m),7.65-7.79(1H,m),8.03-
8.06(1H,m),8.14-8.19(1H,m),8.26-8.30(1H,m)
【0398】3-[2'-(N-シクロプロピルカルボニルスル
ファモイル)ビフェニル-4-イル]メチル-5-プロポキシ-2
-トリフルオロアセチルイミノ-1,3,4-チアジアゾリン
(化合物-159)
【0399】性状:無色針状晶 融点:179.5-180.5℃1 H-NMR(CDCl3) 0.76-0.83(2H,m),0.86-0.98(2H,m),1.04(3H,t,J=7Hz),
1.08-1.18(1H,m),1.81-1.89(2H,m),4.37(2H,t,J=7Hz),
5.49(2H,s),7.27-7.67(7H,m),8.25-8.29(1H,m)
【0400】2-(2-クロロベンゾイル)イミノ-3-[2'-(-N
-シクロプロピルカルボニルスルファモイル)-3-フルオ
ロビフェニル-4-イル]メチル-5-エチル-1,3,4-チアジア
ゾリン(化合物-160)
【0401】性状:無色粉末 融点:88-89℃1 H-NMR(CDCl3) 0.68-0.74(2H,m),0.79-0.90(2H,m),0.95-1.03(1H,m),1.
38(3H,t,J=8Hz),2.92(2H,q,J=8Hz),5.72(2H,s),7.10-7.
66(9H,m),8.08-8.11(1H,m),8.26(1H,d,J=8Hz)
【0402】2-(2-クロロベンゾイル)イミノ-3-[2'-(N-
シクロプロピルカルボニルスルファモイル)-3-フルオロ
-5'-メチルビフェニル-4-イル]メチル-5-エチル-1,3,4-
チアジアゾリン(化合物-161)
【0403】性状:無色アモルファス1 H-NMR(CDCl3) 0.66-0.72(2H,m),0.87-0.97(3H,m),1.39(3H,t,J=8Hz),
2.42(3H,s),2.93(2H,q,J=8Hz),5.71(2H,s),7.08-7.47(8
H,m),8.07-8.15(2H,m)
【0404】2-(2-クロロベンゾイル)イミノ-3-[2'-(N-
シクロプロピルカルボニルスルファモイル-2-フルオロ
ビフェニル-4-イル]メチル-5-エチル-1,3,4-チアジアゾ
リン(化合物-162)
【0405】性状:無色粉末 融点:201-204℃1 H-NMR(CDCl3) 0.78(2H,brs),0.96(2H,brs),1.20(1H,brs),1.39(3H,t,J
=8Hz),2.93(2H,q,J=8Hz),5.63(2H,s),7.31-7.73(9H,m),
8.02-8.10(1H,m),8.32(1H,d,J=8Hz)
【0406】2-(2-クロロベンゾイル)イミノ-3-[2'-(N-
シクロプロピルカルボニルスルファモイル)-5'-メチル
ビフェニル-4-イル]メチル-5-エチル-1,3,4-チアジアゾ
リン(化合物-163)
【0407】性状:無色粉末 融点:207-209℃(decomp.)1 H-NMR(CDCl3) 0.62-0.69(2H,m),0.80-0.98(3H,m),1.38(3H,t,J=7Hz),
2.41(3H,s),2.92(2H,q,J=7Hz),5.63(2H,s),7.09(1H,d,J
=1Hz),7.23-7.49(8H,m),8.04-8.14(2H,m)
【0408】2-(2-クロロベンゾイル)イミノ-3-[2'-(N-
エトキシカルボニルスルファモイル)-3-フルオロビフェ
ニル-4-イル]メチル-5-エチル-1,3,4-チアジアゾリン
(化合物-164)
【0409】性状:無色粉末 融点:129-130℃1 H-NMR(CDCl3) 1.11(3H,t,J=7Hz),1.39(3H,t,J=8Hz),2.93(2H,q,J=8H
z),4.05(2H,q,J=7Hz),5.71(2H,s),6.70(1H,brs),7.10-
7.68(9H,m),8.09(1H,dd,J=7Hz,2Hz),8.27(1H,d,J=7Hz)
【0410】2-(2-クロロベンゾイル)イミノ-3-[2'-(N-
エトキシカルボニルスルファモイル)-3-フルオロ-5'-メ
チルビフェニル-4-イル]メチル-5-エチル-1,3,4-チアジ
アゾリン(化合物-165)
【0411】性状:無色アモルファス1 H-NMR(CDCl3) 1.12(3H,t,J=7Hz),1.38(3H,t,J=7Hz),2.43(3H,s),2.92
(2H,q,J=7Hz),4.05(2H,q,J=7Hz),5.68(2H,s),7.09(2H,b
rs),7.27-7.44(5H,m),8.09-8.15(2H,m)
【0412】2-(2-クロロベンゾイル)イミノ-3-[2'-(N-
エトキシカルボニルスルファモイル)-2-フルオロビフェ
ニル-4-イル]メチル-5-エチル-1,3,4-チアジアゾリン
(化合物-166)
【0413】性状:無色粉末 融点:141-143℃1 H-NMR(CDCl3) 1.13(3H,t,J=7Hz),1.40(3H,t,J=7Hz),2.94(2H,q,J=8H
z),4.09(2H,q,J=7Hz),5.61(2H,s),7.20-7.70(9H,m),8.0
3-8.07(1H,m),8.03-8.33(1H,m)
【0414】2-(2-クロロベンゾイル)イミノ-3-[2'-(N-
エトキシカルボニルスルファモイル)-5'-メチルビフェ
ニル-4-イル]メチル-5-エチル-1,3,4-チアジアゾリン
(化合物-167)
【0415】性状:無色粉末 融点:156-158℃1 H-NMR(CDCl3) 1.11(3H,t,J=7Hz),1.39(3H,t,J=8Hz),2.42(3H,s),2.92
(2H,q,J=8Hz),4.03(2H,q,J=7Hz),5.63(2H,s),6.44(1H,
s),7.10(1H,s),7.30-7.49(8H,m),8.06-8.15(2H,m)
【0416】2-(2-クロロベンゾイル)イミノ-3-[2'-(N-
エトキシカルボニルスルファモイル)-2-メチルビフェニ
ル-4-イル]メチル-5-エチル-1,3,4-チアジアゾリン(化
合物-168)
【0417】性状:無色粉末 融点:160-162℃1 H-NMR(CDCl3) 1.16(3H,t,J=7Hz),1.39(3H,t,J=7Hz),2.01(3H,s),2.93
(2H,q,J=7Hz),4.09(2H,q,J=7Hz),5.59(2H,s),7.12-7.65
(9H,m),8.04-8.08(1H,m),8.09(1H,d,J=8Hz)
【0418】3-[3-ブロモ-2'-(N-エトキシカルボニルス
ルファモイル)ビフェニル-4-イル]メチル-2-(2-クロロ
ベンゾイル)イミノ-5-エチル-1,3,4-チアジアゾリン
(化合物-169)
【0419】性状:無色アモルファス1 H-NMR(CDCl3) 1.14(3H,t,J=7Hz),1.39(3H,t,J=7Hz),2.94(2H,q,J=7H
z),4.06(2H,q,J=7Hz),5.71(2H,s),7.06-8.28(11H,m)
【0420】2-(2-クロロベンゾイル)イミノ-3-[2'-(N-
エトキシカルボニルスルファモイル) -3-メチルビフェ
ニル-4-イル]メチル-5-エチル-1,3,4-チアジアゾリン
(化合物-170)
【0421】性状:淡黄色アモルファス1 H-NMR(CDCl3) 1.10(3H,t,J=7Hz),1.38(3H,t,J=7Hz),2.44(3H,s),2.91
(2H,q,J=7Hz),4.03(2H,q,J=7Hz),5.61(2H,s),7.14-7.65
(9H,m),8.01-8.27(2H,m)
【0422】実施例11 3-[2'-(N-シクロヘキシルオキシカルボニルスルファモ
イル)ビフェニル-4-イル]メチル-2-シクロプロピルカル
ボニルイミノ-5-エチル-1,3,4-チアジアゾリン(化合物
-171)の合成:シクロヘキサノール23mg、トリホスゲン
27mgを塩化メチレン1.5mlに溶解し、ピリジン2滴を加
え、室温で30分間撹拌した。これに、2-シクロプロピル
カルボニルイミノ-5-エチル-3-(2'-スルファモイルビフ
ェニル-4-イル)メチル-1,3,4-チアジアゾリン100mgの塩
化メチレン溶液1ml、ピリジン2滴を加え室温で1日撹
拌した。反応液に水を加え、クロロホルムで抽出し、無
水硫酸マグネシウムで乾燥後濃縮した。残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=
2:1)に付し、標記化合物20mgを得た。
【0423】性状:無色アモルファス1 H-NMR(CDCl3) 0.80-0.98(3H,m),0.98-1.14(3H,m),1.14-1.40(7H,m),1.
40-1.62(2H,m),1.62-1.83(2H,m),1.83-1.99(1H,m),2.83
(2H,q,J=7Hz),4.51-4.65(1H,m),5.50(2H,s),6.38(1H,
s),7.20-7.36(3H,m),7.36-7.50(2H,m),7.50-7.70(2H,
m),8.20-8.31(1H,m)
【0424】実施例12 N-[4'-[2-(2-クロロベンゾイル)イミノ-5-エチル-1,3,4
-チアジアゾール-3-イル]メチルビフェニル-2-スルホニ
ル]フタルアミド酸(化合物-172)の合成:2-(2-クロロ
ベンゾイル)イミノ-5-エチル-3-[2'-(N-(2-メトキシカ
ルボニルベンゾイル)スルファモイル)ビフェニル-4-イ
ル]メチル-1,3,4-チアジアゾリン120mgをテトラヒドロ
フラン4ml、1N-水酸化ナトリウム2ml中に加え、室温で
一晩撹拌した。ジエチルエーテルを加え水層を分取し2N
-塩酸で酸性にした後、酢酸エチルで抽出した。無水硫
酸マグネシウムで乾燥後、濃縮し標記化合物73mgを得
た。
【0425】性状:アモルファス1 H-NMR(CDCl3) 1.48(3H,t,J=7Hz),3.05(2H,q,J=7Hz),5.73(2H,s),7.04
(2H,d,J=8Hz),7.18-7.32(5H,m),7.43-7.60(4H,m),7.60-
7.61(2H,m),7.69(1H,d,J=8Hz),8.06(1H,d,J=8Hz),8.36
(1H,d,J=9Hz)
【0426】同様にして、化合物-173〜化合物-175を合
成した。
【0427】N-[4'-[2-ブチリルイミノ-5-エチル-1,3,4
-チアジアゾール-3-イル]メチルビフェニル-2-スルホニ
ル]フタルアミド酸(化合物-173)
【0428】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 0.95(3H,t,J=7Hz),1.44(3H,t,J=7Hz),1.71-1.76(2H,m),
2.59-2.61(2H,m),2.98-3.01(2H,m),5.70(2H,s),6.88(2
H,d,J=7Hz),7.08-7.32(3H,m),7.58-7.61(4H,m),8.09(1
H,d,J=8Hz),8.25(1H,d,J=8Hz),8.40(1H,d,J=8Hz)
【0429】N-[4'-[2-シクロカルボニルイミノ-5-エチ
ル-1,3,4-チアジアゾール-3-イル]メチルビフェニル-2-
スルホニル]フタルアミド酸(化合物-174)
【0430】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 0.90-0.94(2H,m),1.12-1.18(2H,m),1.42(3H,t,J=8Hz),
1.97-2.05(1H,m),2.97(2H,q,J=7Hz),5.71(2H,s),6.94(2
H,d,J=8Hz),7.19-7.22(1H,m),7.31(2H,d,J=8Hz),8.05-
8.07(1H,m),8.18-8.20(1H,m),8.39(1H,d,J=8Hz)
【0431】2-[5-エチル-3-(2'-(N-(2-カルボキシベン
ゾイル)スルファモイル)ビフェニル-4-イル)メチル-1,
3,4-チアジアゾリン-2-イリデン]アミノカルボニル-1-
シクロペンテンカルボン酸(化合物-175)
【0432】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 1.42(3H,t,J=8Hz),1.84-1.89(2H,m),2.97-3.05(6H,m),
5.58(2H,s),7.23-7.26(3H,m),7.36-7.39(2H,m),7.44-7.
49(4H,m),7.96-7.98(1H,m)
【0433】参考例5 3-(4-ブロモ-2-フルオロベンジル)-5-エチル-2-イミノ-
1,3,4-チアジアゾリン臭化水素酸塩の合成:2-アミノ-5
-エチル-1,3,4-チアジアゾール6.83gおよび、4-ブロモ-
2-フルオロベンジルブロミド17.69g をエタノール50ml
に加え、混合物を5時間加熱還流した。溶媒を減圧下留
去した。結晶性残渣に冷エタノールを加え結晶を濾取
し、標記化合物9.84gを得た。
【0434】性状:無色プリズム晶 融点:>205℃(dedomp.)1 H-NMR(DMSO-d6) 1.18(3H,t,J=8Hz),2.86(2H,q,J=8Hz),5.41(2H,s),7.34-
7.69(3H,m)
【0435】同様にして、以下の化合物を合成した。
【0436】3-(4-ブロモ-3-フルオロベンジル)-5-エチ
ル-2-イミノ-1,3,4-チアジアゾリン臭化水素酸塩の合
成:
【0437】性状:無色プリズム晶 融点:>225℃(dedomp.)1 H-NMR(DMSO-d6) 1.20(3H,t,J=8Hz),2.89(2H,q,J=8Hz),5.40(2H,s),7.14
(1H,d,J=9Hz),7.42(1H,d,J=10Hz),7.77(1H,d,J=8Hz)
【0438】参考例6 5-エチル-2-イミノ-3-(4-ヨード-3-メチルベンジル)-1,
3,4-チアジアゾリンの合成:2-アミノ-5-エチル-1,3,4-
チアジアゾール3.64g および、4-ヨード-5-メチルベン
ジルクロリド1.76gをエタノール10mlに加え、反応混合
物を4時間加熱還流した。反応混合物にヨウ化カリウム
2.27gを加え、さらに10時間半加熱還流した。沈澱物を
濾取した。得られた固体を、クロロホルム100ml、10%
炭酸水素ナトリウム水溶液 100mlの混合物に加え、激し
く撹拌した。有機層を分取した。硫酸マグネシウムで乾
燥後、溶媒を留去した。油状の標記化合物 1.95gを得
た。
【0439】性状:黄色油状物1 H-NMR(CDCl3) 1.22(3H,t,J=8Hz),2.41(3H,s),2.60(2H,q,J=8Hz),4.95
(2H,s),6.88(1H,d,J=8Hz),7.22(1H,s),7.76(1H,d,J=8H
z)
【0440】同様にして、以下の化合物を合成した。
【0441】3-(2-ブロモ-4-ヨードベンジル)-5-エチル
-2-イミノ-1,3,4-チアジアゾリン
【0442】性状:褐色油状物1 H-NMR(CDCl3) 1.23(3H,t,J=8Hz),2.63(2H,q,J=8Hz),5.08(2H,s),6.85
(1H,d,J=8Hz),7.59(1H,dd,J=8Hz,2Hz),7.91(1H,d,J=2H
z)
【0443】3-(4-ブロモ-2-メチルベンジル)-5-エチル
-2-イミノ-1,3,4-チアジアゾリン
【0444】性状:黄色油状物 1.21(3H,t,J=8Hz),2.36(3H,s),2.60(2H,q,J=8Hz),4.98
(2H,s),7.06(1H,d,J=8Hz), 7.26-7.32(2H,m)
【0445】実施例13 3-[2'-(N-tert-ブチルスルファモイル)-3-フルオロビフ
ェニル-4-イル]メチル-5-エチル-2-イミノ-1,3,4-チア
ジアゾリン(化合物-176)の合成:3-(4-ブロモ-2-フル
オロベンジル)-5-エチル-2-イミノ-1,3,4-チアジアゾリ
ン臭化水素酸塩397mg、N-tert-ブチル-2-(ジヒドロキシ
ボリル)フェニルスルホンアミド 309mg、テトラキス(ト
リフェニルホスフィン)パラジウム(0)80mgおよび、2M炭
酸ナトリウム水溶液1.8mlを、トルエン5mlに加え、窒素
雰囲気下3時間半加熱還流した。反応混合物に水10mlお
よび、トルエン10mlを加え、有機層を分取した。硫酸マ
グネシウムで乾燥後、溶媒を留去した。残渣をカラムク
ロマトグラフィー(溶出溶媒;クロロホルム/メタノール
=50/1)で精製した。目的物の画分を集め溶媒を減圧下留
去した。結晶性残渣にエーテルを加え結晶を濾取し、標
記化合物312mgを得た。
【0446】性状:無色アモルファス1 H-NMR(CDCl3) 1.02(9H,s),1.24(3H,t,J=8Hz),2.63(2H,q,J=8Hz),3.63
(1H,s),5.18(2H,s),7.21-7.59(6H,m),8.17(1H,d,J=8Hz)
【0447】実施例14 3-[2'-(N-tert-ブチルスルファモイル)-3-フルオロ-5'-
メチルビフェニル-4-イル]メチル-5-エチル-2-イミノ-
1,3,4-チアジアゾリン(化合物-177)の合成:3-(4-ブ
ロモ-2-フルオロベンジル)-5-エチル-2-イミノ-1,3,4-
チアジアゾリン臭化水素酸塩397mg、N-tert-ブチル-2-
(ジヒドロキシボリル)-4-メチルフェニルスルホンアミ
ド325mg、塩化ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウ
ム(II)38mg、トリフェニルホスフィン28mgおよび、2M炭
酸ナトリウム水溶液1.8mlを、トルエン5mlに加え、窒素
雰囲気下6時間加熱還流した。反応混合物に水10mlおよ
び、トルエン10mlを加え、有機層を分取した。硫酸マグ
ネシウムで乾燥後、溶媒を留去した。残渣をカラムクロ
マトグラフィー(溶出溶媒;酢酸エチル/ヘキサン=3/2)
で精製した。目的物の画分を集め溶媒を減圧下留去し、
標記化合物312mgを油状物として得た。
【0448】性状:淡黄色油状物1 H-NMR(CDCl3) 1.01(9H,s),1.24(3H,t,J=8Hz),2.42(3H,s),2.63(2H,q,J
=8Hz),3.60(1H,s),5.18(2H,s),7.10(1H,s),7.20-7.38(5
H,m),8.04(1H,d,J=8Hz)
【0449】同様にして、化合物-178〜化合物-182を合
成した。
【0450】3-[2'-(N-tert-ブチルスルファモイル)-2-
フルオロビフェニル-4-イル]メチル-5-エチル-2-イミノ
-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-178)
【0451】性状:黄色油状物1 H-NMR(CDCl3) 1.08(9H,s),1.24(3H,t,J=8Hz),2.64(2H,q,J=8Hz),3.57
(1H,s),5.10(2H,s),7.14-7.56(6H,m),8.18(1H,d,J=8Hz)
【0452】3-[2'-(N-tert-ブチルスルファモイル)-5'
-メチルビフェニル-4-イル]メチル-5-エチル-2-イミノ-
1,3,4-チアジアゾリン(化合物-179)
【0453】性状:淡褐色油状物1 H-NMR(CDCl3) 0.96(9H,s),1.23(3H,t,J=8Hz),2.42(3H,s),2.62(2H,q,J
=8Hz),3.49(1H,s),5.12(2H,s),7.11(1H,s),7.42-7.51(5
H,m),8.03(1H,d,J=8Hz)
【0454】3-[2'-(N-tert-ブチルスルファモイル)-2-
メチルビフェニル-4-イル]メチル-5-エチル-2-イミノ-
1,3,4-チアジアゾリン(化合物-180)
【0455】性状:褐色油状物1 H-NMR(CDCl3) 1.14(9H,s),1.24(3H,t,J=8Hz),2.09(3H,s),2.64(2H,q,J
=8Hz),3.67(1H,s),5.07(2H,s),7.15-7.72(6H,m),8.14-
8.17(1H,m)
【0456】3-[3-ブロモ-2'-( N-tert-ブチルスルファ
モイル)ビフェニル-4-イル]メチル-2-イミノ-5-エチル-
1,3,4-チアジアゾリン(化合物-181)
【0457】性状:褐色油状物1 H-NMR(CDCl3) 1.05(9H,s),1.23(3H,t,J=8Hz),2.66(2H,q,J=8Hz),3.66
(1H,s),5.20(2H,s),7.15-8.18(7H,m)
【0458】3-[2'-( N-tert-ブチルスルファモイル)-3
-メチルビフェニル-4-イル]メチル-2-イミノ-5-エチル-
1,3,4-チアジアゾリン(化合物-182)
【0459】性状:淡褐色油状物1 H-NMR(CDCl3) 0.98(9H,s),1.23(3H,t,J=8Hz),2.43(3H,s),2.62(2H,q,J
=8Hz),3.59(1H,s),5.09(2H,s),7.28-7.71(6H,m),8.14-
8.17(1H,m)
【0460】実施例15 2-シクロペンチルカルボニルイミノ-3-[2'-(N-エトキシ
カルボニルスルファモイル)ビフェニル-4-イル]メチル-
5-エチル-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-183)の合
成:3-[2'-(N-エトキシカルボニルスルファモイル)ビフ
ェニル-4-イル]メチル-5-エチル-2-イミノ-1,3,4-チア
ジアゾリン89mgをN,N-ジメチルホルムアミド1mlに加
え、カルボニルジイミダゾール34mgを加え、続けてシク
ロペンタンカルボン酸24mgを加え、室温で3時間撹拌し
た。水10mlを加え、酢酸エチル20mlで抽出し、希塩酸10
ml、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液10mlの順に洗った。
硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去した。カラムク
ロマトグラフィー(溶出溶媒;酢酸エチル/ヘキサン=1/
1)で精製し、エーテルを加えて結晶とし、標記化合物2
5mgを得た。
【0461】性状:無色粉末 融点:119-120℃1 H-NMR(CDCl3) 0.83-0.90(4H,m),1.12(3H,t,J=7Hz),1.34(3H,t,J=7Hz),
1.68-1.74(1H,m),1.86-1.93(4H,m),2.86(2H,q,J=7Hz),
4.05(2H,q,J=7Hz),5.53(2H,s),7.28-7.64(7H,m),8.27(1
H,d,J=8Hz)
【0462】同様にして、化合物-184〜化合物-196を合
成した。
【0463】3-[2'-(N-エトキシカルボニルスルファモ
イル)ビフェニル-4-イル]メチル-5-エチル-2-(2-メチル
ベンゾイル)イミノ-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-18
4)
【0464】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 1.14-1.22(3H,m),1.39-1.47(3H,m),2.97-3.04(2H,m),4.
03-4.11(2H,m),5.63(2H,s),7.26-7.50(8H,m),7.52-7.66
(3H,m),8.24-8.27(1H,m)
【0465】3-[2'-(N-(2-クロロニコチノイル)スルフ
ァモイル)ビフェニル-4-イル]メチル-2-シクロプロピル
カルボニルイミノ-5-エチル-1,3,4-チアジアゾリン(化
合物-185)
【0466】性状:黄色粉末 融点:186-188℃1 H-NMR(CDCl3) 0.81-0.95(2H,m),1.05-1.12(2H,m),1.30(3H,t,J=7Hz),
1.83-1.98(1H,m),2.85(2H,q,J=7Hz),5.43(2H,s),7.25-
7.70(10H,m),8.29-8.52(1H,m)
【0467】3-[2'-(N-エトキシカルボニルスルファモ
イル)ビフェニル-4-イル]メチル-5-エチル-2-(2-ヒドロ
キシベンゾイル)イミノ-1,3,4-チアジアゾリン(化合物
-186)
【0468】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 1.11(3H,t,J=7Hz),1.41(3H,t,J=7Hz),2.95(2H,q,J=7H
z),4.05(2H,q,J=7Hz),5.56(2H,s),7.26-7.29(2H,m),7.3
7(2H,d,J=8Hz),7.44-7.66(4H,m),7.45(2H,d,J=8Hz),8.2
9(1H,d,J=8Hz),8.46(1H,s)
【0469】2-(2-アミノベンゾイル)イミノ-3-[2'-(N-
エトキシカルボニルスルファモイル)ビフェニル-4-イ
ル]メチル-5-エチル-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-18
7)
【0470】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 1.12(3H,t,J=7Hz),1.40(3H,t,J=7Hz),2.94(2H,q,J=7H
z),4.07(2H,q,J=7Hz),5.57(2H,s),7.07(1H,s),7.26-7.3
0(2H,m),7.35(2H,d,J=7Hz),7.44(2H,d,J=7Hz),7.50-7.6
3(3H,m),8.29-8.34(2H,m)
【0471】2-(2-クロロ-4-ニトロベンゾイル)イミノ-
3-[2'-(N-エトキシカルボニルスルファモイル)ビフェニ
ル-4-イル]メチル-5-エチル-1,3,4-チアジアゾリン(化
合物-188)
【0472】性状:アモルファス1 H-NMR(CDCl3) 1.06(3H,t,J=7Hz),1.39(3H,t,J=7Hz),2.94(2H,q,J=7H
z),3.96-4.01(2H,m),5.60(2H,s),7.24-7.26(1H,m),7.38
(2H,d,J=8Hz),7.42-7.59(5H,m),8.13-8.24(2H,m),8.31
(1H,s)
【0473】2-(5-クロロ-2-ニトロベンゾイル)イミノ-
3-[2'-(N-エトキシカルボニルスルファモイル)ビフェニ
ル-4-イル]メチル-5-エチル-1,3,4-チアジアゾリン(化
合物-189)
【0474】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 1.10(3H,t,J=7Hz),1.43(3H,t,J=7Hz),2.91-2.99(2H,m),
4.04(2H,q,J=7Hz),5.52(2H,s),6.91(1H,s),7.29-7.40(4
H,m),7.50-7.70(4H,m),7.94-7.95(1H,m),8.27(1H,d,J=7
Hz)
【0475】2-(2-クロロフェニルアセチル)イミノ-3-
[2'-(N-エトキシカルボニルスルファモイル)ビフェニル
-4-イル]メチル-5-エチル-1,3,4-チアジアゾリン(化合
物-190)
【0476】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 1.14(3H,t,J=7Hz),1.35(3H,t,J=7Hz),2.85(2H,q,J=7H
z),3.98-4.05(2H,m),4.03(2H,s),5.10(2H,s),7.16-7.30
(7H,m),7.36-7.43(2H,m),7.50-7.62(2H,m),8.25(1H,d,J
=8Hz)
【0477】trans-3-[2'-(N-エトキシカルボニルスル
ファモイル)ビフェニル-4-イル]メチル-5-エチル-2-(3-
(3-アセトキシ-4-メトキシフェニル)プロペノイル)イ
ミノ-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-191)
【0478】性状:無色結晶 融点:163-166℃1 H-NMR(CDCl3) 0.89(3H,t,J=7Hz),1.39(3H,t,J=7Hz),2.33(3H,s),2.88
(2H,q,J=7Hz),3.90(3H,s),4.11(2H,q,J=7Hz),5.64(2H,
s),6.81(1H,d,J=16Hz),7.05(1H,d,J=7Hz),7.17(2H,d,J=
8Hz),7.26-7.36(4H,m),7.50(2H,d,J=8Hz),7.54-7.63(2
H,m),7.84(1H,d,J=16Hz),8.29(1H,d,J=8Hz)
【0479】2-(4-クロロ-2-メトキシベンゾイル)イミ
ノ-3-[2'-(N-エトキシカルボニルスルファモイル)ビフ
ェニル-4-イル]メチル-5-エチル-1,3,4-チアジアゾリン
(化合物-192)
【0480】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 1.09-1.14(3H,m),1.34-1.40(3H,m),2.90(2H,q,J=7Hz),
3.93(3H,s),4.02(2H,q,J=7Hz),5.55(2H,s),6.99(2H,s),
7.26-7.38(4H,m),7.44-7.58(4H,m),8.26(1H,d,J=7Hz)
【0481】3-[2'-(N-エトキシカルボニルスルファモ
イル)ビフェニル-4-イル]メチル-5-エチル-2-(ピリジン
-1-オキシド-2-カルボニル)イミノ-1,3,4-チアジアゾ
リン(化合物-193)
【0482】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 1.21(3H,t,J=7Hz),1.40(3H,t,J=7Hz),2.94(2H,q,J=7H
z),4.07(2H,q,J=7Hz),5.55(2H,s),7.03(1H,s),7.26-7.2
9(3H,m),7.36(2H,d,J=7Hz),7.44(2H,d,J=7Hz),7.50(1H,
s),7.56-7.62(2H,m),8.29(1H,d,J=8Hz)
【0483】2-(2-クロロニコチノイル)イミノ-3-[2'-
(N-エトキシカルボニルスルファモイル)ビフェニル-4-
イル]メチル-5-エチル-1,3,4-チアジアゾリン(化合物-
194)
【0484】性状:無色粉末1 H-NMR(CDCl3) 1.11(3H,t,J=7Hz),1.40(3H,t,J=7Hz),2.95(2H,q,J=7H
z),4.05(2H,q,J=7Hz),5.64(2H,s),7.26-7.35(5H,m),7.4
7(2H,d,J=7Hz),7.54-7.63(1H,m),8.26(1H,d,J=8Hz),8.3
6(1H,d,J=8Hz),8.47-8.49(1H,m)
【0485】2-(2,6-ジクロロニコチノイル)イミノ-3-
[2'-(N-エトキシカルボニルスルファモイル)ビフェニル
-4-イル]メチル-5-エチル-1,3,4-チアジアゾリン(化合
物-195)
【0486】性状:無色結晶 融点:162-163℃1 H-NMR(CDCl3) 1.11(3H,t,J=7Hz),1.40(3H,t,J=7Hz),2.92(2H,q,J=7H
z),4.05(2H,q,J=7Hz),5.63(2H,s),7.26-7.37(4H,m),7.4
5(2H,d,J=8Hz),7.56-7.64(2H,m),8.26(1H,d,J=8Hz),8.3
6(1H,d,J=8Hz)
【0487】実施例16 3-[2'-(N-エトキシカルボニルスルファモイル)ビフェニ
ル-4-イル]メチル-5-エチル-2-(2-ヒドロキシシクロペ
ンチル)カルボニルイミノ-1,3,4-チアジアゾリン(化合
物-196)の合成 2-(tert-ブチルジメチルシリルオキシ)シクロペンタン
カルボン酸0.32gのN,N-ジメチルホルムアミド溶液3ml
に、3-[2'-(N-エトキシカルボニルスルファモイル)ビフ
ェニル-4-イル]メチル-5-エチル-2-イミノ-1,3,4-チア
ジアゾリン380mgおよびカルボニルジイミダゾール166mg
を室温で加えた。29時間撹拌後、溶媒を減圧下留去し
た。残渣にエタノール3mlおよび、塩酸1mlを室温で加
え、2時間撹拌した。反応混合物に水20ml及び酢酸エチ
ル40mlを加えた。有機層を分取し、硫酸マグネシウムで
乾燥後、溶媒を留去した。残渣にヘキサンを加え、無色
固体を濾取し、標記化合物6mgを得た。
【0488】性状:無色粉末 融点:72-75℃1 H-NMR(CDCl3) 1.09(3H,t,J=7Hz),1.42(3H,t,J=8Hz),1.54-2.02(6H,m),
2.51-2.59(1H,m),2.96(2H,q,J=8Hz),4.12(2H,q,J=7Hz),
5.48(1H,d,J=16Hz),5.60(1H,d,J=16Hz),7.26-7.33(5H,
m),7.51-7.61(2H,m),8.30(1H,d,J=8Hz)
【0489】試験例1 摘出モルモット回腸縦走筋における本発明化合物のアン
ジオテンシンII収縮抑制作用の検討 方法:体重350-450gの雄のハートレイ系モルモットを放
血死させ、回腸を摘出した。この回腸より常法に従い縦
走筋標本(長さ:2cm)を作成し、タイロード液(組成(m
M):NaCl 137,KCl 2.7,CaCl2 1.88,MgCl2 1.1,NaH2PO2
0.4,NaH2 CO3 11.8,Glucose 5.6)を入れた20mlのマグ
ヌス槽中に懸垂した。タイロード液を37℃に保温し95%O
2-5%CO2で通気した。収縮は等尺性トランスデューサー
(TB-611T,日本光電)を介し、コンピューター(PC-980
1, 日本電気)により記録した。
【0490】条片は初期張力0.5gを負荷し、洗浄を15分
毎に行いながら約1時間栄養液と平衡化した。この後80m
M(終濃度)KClによる拘縮を2回繰り返し収縮が安定し
ていることを確かめたうえで以下の試験を行った。最初
に、標本にアンジオテンシンIIを10nMになるように投与
して、最大収縮を記録した。この後、被験化合物を投与
し20分間反応させた後10nMになるようにアンジオテンシ
ンIIを再び投与し最大収縮を測定した。そして、被験化
合物投与前と投与後のアンジオテンシンII最大収縮を比
較して収縮抑制率(%)を得た。この試験を被験化合物の
濃度を増加しながら繰り返し、50%収縮抑制濃度(IC
50)を算出した。
【0491】結果:本発明化合物は、表1に示すように
アンジオテンシンIIによる筋収縮に対して強力な抑制作
用を示した。
【0492】
【表1】
【0493】試験例2 アンジオテンシンII昇圧反応に対する本発明化合物の抑
制効果 方法:体重300ー350gの雄性Crj:CD(SD)ラットを用い
た。実験前日、ペントバルビタールNa麻酔下に大腿動脈
および静脈に留置カニューレをほどこした。実験当日、
動脈カニューレを血圧トランスデューサーに接続し、平
均血圧をポリグラフで記録した。被験化合物投与前に対
照になるアンジオテンシンII(100ng/kg)の静脈内投与
による昇圧反応を求めた。薬物を静脈内投与し、その後
各測定点においてアンジオテンシンIIを静脈内投与し同
様に昇圧反応を求め薬物投与前および投与後の反応を比
較して抑制率を求めた。実験は自由摂食および自由摂水
の条件下で行った。
【0494】結果:本発明化合物は表2に示すように優
れた血圧降下作用を示した。
【0495】
【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 417/12 213 (72)発明者 西村 浩司 広島県高田郡甲田町下甲立1624 湧永製薬 株式会社内 (72)発明者 平田 晃陰 広島県高田郡甲田町下甲立1624 湧永製薬 株式会社内 (72)発明者 猪熊 健一 広島県高田郡甲田町下甲立1624 湧永製薬 株式会社内 (72)発明者 田村 浩一 広島県高田郡甲田町下甲立1624 湧永製薬 株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本発明は次の一般式(1) 【化1】 〔式中、R1 は水素原子又は基−COR2 (ここで、R
    2 は置換基を有していてもよい低級アルキル基、置換基
    を有していてもよいシクロ低級アルキル基、置換基を有
    していてもよいアリール低級アルキル基、置換基を有し
    ていてもよいシクロ低級アルケニル基、置換基を有して
    いてもよいアリール低級アルケニル基、置換基を有して
    いてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい芳香
    族複素環式基、低級アルコキシ基又は低級アラルキルオ
    キシ基を示す)を示し、R3 はハロゲン原子、低級アル
    キル基、シクロ低級アルキル基、置換基を有していても
    よいフェニル基又は低級アルコキシ基を示し、R4 は水
    素原子、低級アルキル基又はアシル基を示し、R5 及び
    6 は同一又は異なっていてもよく水素原子、ハロゲン
    原子又は低級アルキル基を示す。〕で表わされるスルホ
    ンアミド誘導体又はその塩。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のスルホンアミド誘導体又
    はその塩を有効成分として含有する血圧降下剤。
JP28009395A 1994-10-28 1995-10-27 新規スルホンアミド誘導体又はその塩及びこれを含有する血圧降下剤 Pending JPH08208632A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7381736B2 (en) 2004-09-02 2008-06-03 Metabasis Therapeutics, Inc. Thiazole and thiadiazole inhibitors of tyrosine phosphatases
US7482462B2 (en) 2001-10-05 2009-01-27 Amarylla Horvath Acylsulfonamides as inhibitors of steroid sulfatase
WO2011024468A1 (ja) 2009-08-27 2011-03-03 興和株式会社 新規なスルホンアミド誘導体及びこれを含有する医薬
WO2011134019A1 (en) * 2010-04-30 2011-11-03 The University Of Melbourne Novel biphenyl sartans

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US7381736B2 (en) 2004-09-02 2008-06-03 Metabasis Therapeutics, Inc. Thiazole and thiadiazole inhibitors of tyrosine phosphatases
WO2011024468A1 (ja) 2009-08-27 2011-03-03 興和株式会社 新規なスルホンアミド誘導体及びこれを含有する医薬
WO2011134019A1 (en) * 2010-04-30 2011-11-03 The University Of Melbourne Novel biphenyl sartans

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