JPH0820787B2 - カラー電子写真装置 - Google Patents

カラー電子写真装置

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JPH0820787B2
JPH0820787B2 JP61287021A JP28702186A JPH0820787B2 JP H0820787 B2 JPH0820787 B2 JP H0820787B2 JP 61287021 A JP61287021 A JP 61287021A JP 28702186 A JP28702186 A JP 28702186A JP H0820787 B2 JPH0820787 B2 JP H0820787B2
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toner
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photoconductor
developing
color
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肇 山本
祐二 高島
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、カラー複写機あるいはカラープリンタなど
のカラーハードコピー装置に利用できるカラー電子写真
装置に関するものである。
従来の技術 従来から、帯電・露光・現像を複数回繰り返して電子
写真感光体(以下、感光体という)上に予め色の異なる
複数のトナー像を形成した後、トナー像を紙に一括転写
してカラー画像を得るカラー電子写真方法が種々提案さ
れている。
このようなカラー電子写真方法を用いた装置の従来例
を第2図に示す。図において、1は矢印方向に回転する
Se-Te感光体、2は感光体1の表面を一様に正帯電する
コロナ帯電器、3はレーザビームスキャナ、4〜7は各
々イエロ(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラ
ック(Bk)の現像剤が別々に入っている現像器、8は普
通紙、9はトナー像を普通紙8に静電転写し易くする為
の除電ランプ、10はトナー像を普通紙に静電転写する為
のコロナ帯電器、11は加熱定着器、12はトナー像を普通
紙8に静電転写したのち感光体1に残留するトナーを除
去する為のクリーニングブレード、13は感光体の表面電
位を初期状態にする為の除電ランプである。
次に、上述したカラー電子写真装置を用いてカラー画
像を形成する方法について説明する。まずコロナ帯電器
2で感光体1を正帯電した後、レーザビームスキャナ3
でイエロの画像信号をスキャニング露光し、ネガの静電
潜像(画線部が露光されて感光体の表面電位が減衰して
いる静電潜像)を形成する。そして、静電潜像をYトナ
ーの入っている現像器4でネガ・ポジ反転現像し、感光
体1上にイエロのトナー像を形成する。この時、Yトナ
ーの入っている現像器4だけがトナーが飛しょうする現
像条件にされているが、その他の現像器5〜7はトナー
が飛しょうしない状態に調整されている。Yトナーで現
像した後、感光体1を除電ランプ13で全面照射し、イエ
ロの静電潜像を光除電する。
次に、イエロのトナー像を形成した方法と同様の方法
により、帯電・露光・現像・光除電の工程を繰り返し、
感光体1上にY、M、C及びBkのトナー像を形成する。
全てのトナー像の形成が終了した後、予め除電ランプ9
で静電潜像を光除電し、コロナ帯電器2でトナー像を普
通紙8に静電転写する。普通紙8に転写したトナー像
は、加熱定着器11で加熱し定着される。一方、静電転写
後、感光体1に残留したトナーは、クリーニングブレー
ドで除去されカラー画像形成の1サイクルが完了する。
(例えば、特開昭60-95456号公報)。
発明が解決しようとする問題点 前項で説明した従来の方法で、除電ランプ13で感光体
を除電したところ、Y色の画像周辺にトナーが飛び散り
不鮮明な画像になった。
この原因を調べると次のことが分かった。このトナー
の飛び散り現象を第3図に説明する。
一度感光体上に現像されたイエロトナー14が、再び帯
電されると第3図(a)に示すように正帯電された感光
体の上に正帯電トナーが付着した状態になる。このとき
青色の除電光で全面照射すると、裸の感光体部の電位は
速やかに低下する。一方、トナーの付着部はイエロトナ
ー14を介して露光するため、トナー14の下の電位は裸の
部分にくらべて光減衰速度が遅くなる。従って、裸の感
光体部とトナー付着部との間に発生した電界によって、
トナー14は反発され画像周辺部に飛び散る(第3図
b)。
よって本発明の目的は、かかる従来の問題点を克服
し、画像のにじみのない鮮明なカラープリントを得るカ
ラー電子写真装置を提供することにある。
問題点を解決するための手段 本発明は、帯電・露光・現像・除電のサイクルを複数
回繰り返してY・M・Cのトナー像を感光体上に形成す
るカラー電子写真装置において、感光体の除電手段が交
流コロナ除電器であるカラー電子写真装置である。
作用 本発明によれば、感光体の除電に交流コロナ除電器を
用いるので、裸の感光体とトナーが付着した感光体の電
位の減衰速度が均一となる。このため、画像周辺部にト
ナーの飛び散りをひき起こす電界が発生しないので、画
像がにじまない。
実施例 以下、本発明の実施例について第1図を用いて詳細に
説明する。
現像器15,16,17は直流電界でトナーを飛しょうさせる
非接触型の非磁性1成分現像器で、アルミニウム製の現
像ローラ18,19,20上に、ブレード21によりトナーの薄層
を形成する構成になっている。現像器15にはイエロ
(Y)、現像器16にはマゼンタ(M)、現像器17にはシ
アン(C)の絶縁性トナーが入っている。そして現像ロ
ーラ18,19,29と感光体22との間隙(現像ギャップ)を一
定にして各現像器を感光体22の周辺に対向設置した。各
現像器は現像時には感光体に近接し、非現像時には離間
する離接機構が取り付けられている。用いた現像器の仕
様及び現像条件並びにトナーの物性を以下に示す。
現像器の仕様及び現像条件 現像ローラの直径:16mm 現像ローラの周速:150mm/s 現像ローラの上のトナー層厚:30μm 現像ローラの回転方向:感光体22と逆方向 現像ギャップ:現像時150μm、 非現像時700μm トナーの物性 トナー電荷量:+3μC/g 平均粒径:10μm 感光体として直径100mmの無定型Se-Te感光体ドラム22
を用い、周速150mm/sで回転させながら帯電器23(コロ
ナ電圧:+7kV)により表面電位+800Vに帯電させた。
次に、出力7μW、波長670nmの発光ダイオード24を発
光させ、ロッドレンズアレイ25を通して感光体22上にネ
ガのイエロ信号を露光し、静電潜像を形成した。前記潜
像のコントラスト電位は750Vであった。前記潜像を現像
ローラ18に+700Vを印加した現像状態のイエロの現像器
15で反転現像した後、感光体22を非現像状態のマゼンタ
現像器16とシアン現像器17に通過させイエロのトナー像
を形成した。現像後、交流コロナ除電器26(コロナ印加
電圧10kVPP)で潜像を消去した。
次に、再びコロナ帯電器23(コロナ電圧:+7.3kV)
で感光体22を+850Vに帯電した。次に、感光体22に発光
ダイオード24によりマゼンタに対応する信号光を露光し
マゼンタの静電潜像を形成した。ここで、Yトナー像の
上に形成された画線部の表面電位は+100Vで、前記潜像
のコントラスト電位は750Vであった。次に、感光体22を
非現像状態のイエロ現像器15、現像ローラ19に+800Vを
印加した現像状態のマゼンタの現像器16および非現像状
態のシアン現像器17に通過させてマゼンタのトナー像を
形成した。現像後、交流コロナ除電器26(コロナ印加電
圧10kVPP)で潜像を消去した。裸の感光体および再帯電
したイエロトナーの下の感光体は、速やかに除電され、
トナーの飛び散りは発生しなかった。
次に、再びコロナ帯電器23(コロナ電圧:+7.5kV)
によって感光体22を+950Vに帯電した。次に、発光ダイ
オード24によりシアンに対応する信号光を露光し、シア
ンの静電潜像を形成した。ここで、Mトナー像の上に形
成された画線部の表面電位は+100V、YトナーとMトナ
ーが重ね合わされた像の上に形成された画線部の表面電
位は+200Vで、前記潜像のコントラスト電位は750Vであ
った。次に、感光体22を非現像状態のイエロ現像器15お
よびマゼンタの現像器16、現像ローラ20に+900Vを印加
した現像状態のシアンの現像器17に通過させてシアンの
トナー像を形成した。
こうして感光体22上に得られたカラートナー像を転写
帯電器27によって紙28に転写した後、熱定着した。一
方、転写後ファーブラシ29を感光体22に圧接しクリーニ
ングした。
その結果、赤、緑、青の合成色の色濃度が1.5以上、
またY,M,C3色重ね濃度が1.7以上で、しかもトナーが画
線周辺部に飛び散ることもなく、地かぶりのない鮮明な
カラー画像が得られた。
発明の効果 本発明によれば、画像のにじみのない鮮明なカラープ
リントが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例におけるカラー電子写真装
置の原理図、第2図は従来のカラー電子写真装置の原理
図、第3図は、従来の、問題点である光除電を用いたと
きに発生する画線のにじみ現象を説明した概念図であ
る。 22……感光体、23……帯電器、24……光源、15・16・17
……現像器、26……交流コロナ除電器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくともイエロ・マゼンタ・シアンの各
    色の像形成工程毎にこの色の順番に、帯電・露光・乾式
    現像・除電の工程を複数回繰り返し、感光体上にカラー
    像を形成した後、像受容体に転写するカラー電子写真方
    法に用いる装置であって、少なくともマゼンタの帯電・
    露光・現像工程後でかつシアンの帯電工程前に裸の感光
    体とトナーが付着した感光体の電位の減衰速度が略均一
    となるように交流コロトロンコロナ放電器で除電するカ
    ラー電子写真装置。
JP61287021A 1986-12-02 1986-12-02 カラー電子写真装置 Expired - Lifetime JPH0820787B2 (ja)

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