JPH08207686A - 膨張式拘束体を含む車輛用安全装置 - Google Patents
膨張式拘束体を含む車輛用安全装置Info
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- JPH08207686A JPH08207686A JP7270951A JP27095195A JPH08207686A JP H08207686 A JPH08207686 A JP H08207686A JP 7270951 A JP7270951 A JP 7270951A JP 27095195 A JP27095195 A JP 27095195A JP H08207686 A JPH08207686 A JP H08207686A
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
- B60R21/20—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
- B60R21/217—Inflation fluid source retainers, e.g. reaction canisters; Connection of bags, covers, diffusers or inflation fluid sources therewith or together
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Air Bags (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 エアバッグ(16)、エアバッグを車輛に取
り付けるための取り付けプレート(14)、及び保持リ
ング(18)を含む車輛用安全装置(10)の提供。 【解決手段】 エアバッグ(16)は、保持リング(1
8)と取り付けプレート(14)との間にクランプされ
る。凹所(130)が、保持リング及び取り付けプレー
ト(14)のうちの第1の部材に形成されている。保持
リング(18)及び取り付けプレート(14)のうちの
第2の部材に設けられた突出部(100)がエアバッグ
(16)の一部を凹所(130)に押し込んで、エアバ
ッグが保持リング及び取り付けプレートに対して移動し
ないようにする。
り付けるための取り付けプレート(14)、及び保持リ
ング(18)を含む車輛用安全装置(10)の提供。 【解決手段】 エアバッグ(16)は、保持リング(1
8)と取り付けプレート(14)との間にクランプされ
る。凹所(130)が、保持リング及び取り付けプレー
ト(14)のうちの第1の部材に形成されている。保持
リング(18)及び取り付けプレート(14)のうちの
第2の部材に設けられた突出部(100)がエアバッグ
(16)の一部を凹所(130)に押し込んで、エアバ
ッグが保持リング及び取り付けプレートに対して移動し
ないようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、膨張式車輛乗員拘
束体を含む車輛用安全装置に関し、更に詳細には、エア
バッグをエアバッグ膨張器に対して所定位置に維持する
ための手段を持つ車輛用安全装置に関する。
束体を含む車輛用安全装置に関し、更に詳細には、エア
バッグをエアバッグ膨張器に対して所定位置に維持する
ための手段を持つ車輛用安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車輛の衝突時に起こるような車輛の突然
の減速の場合に膨張されるエアバッグで車輛の乗員を保
護することは周知である。エアバッグは、衝突中の車輛
の乗員の移動を拘束する。
の減速の場合に膨張されるエアバッグで車輛の乗員を保
護することは周知である。エアバッグは、衝突中の車輛
の乗員の移動を拘束する。
【0003】エアバッグは、エアバッグ膨張器からの膨
張流体によって膨張される。エアバッグは、代表的に
は、エアバッグを取り付けプレートのような構造に対し
てクランプする保持リングによって、膨張器に対して所
定位置に保持される。複数のファスナが、保持リング、
エアバッグ、膨張器、及び取り付けプレートを連結す
る。膨張器の作動時に膨張流体がエアバッグに流入し、
エアバッグに力を及ぼす。この力は、エアバッグを膨張
器から引き離そうとする。ファスナ及び保持リングが及
ぼすクランプ力は、エアバッグを膨張器から引き離そう
とする移動に抗する。
張流体によって膨張される。エアバッグは、代表的に
は、エアバッグを取り付けプレートのような構造に対し
てクランプする保持リングによって、膨張器に対して所
定位置に保持される。複数のファスナが、保持リング、
エアバッグ、膨張器、及び取り付けプレートを連結す
る。膨張器の作動時に膨張流体がエアバッグに流入し、
エアバッグに力を及ぼす。この力は、エアバッグを膨張
器から引き離そうとする。ファスナ及び保持リングが及
ぼすクランプ力は、エアバッグを膨張器から引き離そう
とする移動に抗する。
【0004】エアバッグを所定位置に固定するのに多数
のファスナを使用することは不利である。ファスナは、
保持リング、エアバッグ、膨張器、及び取り付けプレー
トを含むアッセンブリの重量をかなり大きくする。更
に、多数のファスナを他の部品の対応する開口部と整合
させるのも困難である。かくして、ファスナは、手で組
み立てる必要がある。
のファスナを使用することは不利である。ファスナは、
保持リング、エアバッグ、膨張器、及び取り付けプレー
トを含むアッセンブリの重量をかなり大きくする。更
に、多数のファスナを他の部品の対応する開口部と整合
させるのも困難である。かくして、ファスナは、手で組
み立てる必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、エア
バッグをエアバッグ膨張器に対して所定位置に維持する
ための手段を持つ、車輛の衝突時に車輛の乗員を拘束す
るための装置を提供することである。
バッグをエアバッグ膨張器に対して所定位置に維持する
ための手段を持つ、車輛の衝突時に車輛の乗員を拘束す
るための装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、膨張式車輛乗
員拘束体を含む、車輛の衝突時に車輛の乗員を拘束する
ための装置である。拘束体は、折畳まれて収納された状
態及び膨張状態を有する。膨張流体を受け入れるための
膨張流体容積は、拘束体の内面によって画成される。拘
束体は、乗員と係合する外面を有する。本発明の装置
は、膨張式拘束体を車輛に取り付けるための取り付け部
材と、拘束体の内面と係合し、拘束体の外面を取り付け
部材に対してクランプするための保持リングと、拘束体
が保持リングと取り付け部材との間にクランプされた状
態で保持リングを取り付け部材に固定するための手段と
を有する。本発明の装置は、保持リング及び取り付け部
材のうちの第1の部材に凹所を形成するための、保持リ
ング及び取り付け部材のうちの第1の部材の底壁を含む
表面手段を更に有する。本発明の装置は、更に、拘束体
の第1部分を凹所に押し込んで凹所の底壁と係合させる
ための手段であって、保持リング及び取り付け部材のう
ちの第2の部材に設けられた突出部材からなる、手段を
有する。突出部材は、拘束体の外面を保持リング及び取
り付け部材のうちの第1の部材の底壁に対してクランプ
する。
員拘束体を含む、車輛の衝突時に車輛の乗員を拘束する
ための装置である。拘束体は、折畳まれて収納された状
態及び膨張状態を有する。膨張流体を受け入れるための
膨張流体容積は、拘束体の内面によって画成される。拘
束体は、乗員と係合する外面を有する。本発明の装置
は、膨張式拘束体を車輛に取り付けるための取り付け部
材と、拘束体の内面と係合し、拘束体の外面を取り付け
部材に対してクランプするための保持リングと、拘束体
が保持リングと取り付け部材との間にクランプされた状
態で保持リングを取り付け部材に固定するための手段と
を有する。本発明の装置は、保持リング及び取り付け部
材のうちの第1の部材に凹所を形成するための、保持リ
ング及び取り付け部材のうちの第1の部材の底壁を含む
表面手段を更に有する。本発明の装置は、更に、拘束体
の第1部分を凹所に押し込んで凹所の底壁と係合させる
ための手段であって、保持リング及び取り付け部材のう
ちの第2の部材に設けられた突出部材からなる、手段を
有する。突出部材は、拘束体の外面を保持リング及び取
り付け部材のうちの第1の部材の底壁に対してクランプ
する。
【0007】本発明の以上の特徴及び他の特徴は、以下
の本発明の説明を添付図面を参照して読むことによっ
て、本発明が属する技術分野の当業者に明らかになるで
あろう。
の本発明の説明を添付図面を参照して読むことによっ
て、本発明が属する技術分野の当業者に明らかになるで
あろう。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明は、膨張式拘束体を含む車
輛用安全装置に関する。本発明は、種々の安全装置構造
に適用できる。本発明を代表するものとして、図1は、
車輛用安全装置10を示す。
輛用安全装置に関する。本発明は、種々の安全装置構造
に適用できる。本発明を代表するものとして、図1は、
車輛用安全装置10を示す。
【0009】車輛用安全装置10は、膨張器12、取り
付け部材即ち取り付けプレート14、エアバッグ16、
保持リング18、及び複数のファスナ20を含む。膨張
器12は、運転者側膨張器として示してあり、これは、
衝突の際に生じるような車輛の減速中に車輛の運転者を
保護するためにエアバッグ16を膨張させるための膨張
流体源である。本発明は、助手席側エアバッグ用膨張器
又は側方衝撃用エアバッグ用膨張器を含む種々の形体の
膨張器を含む車輛用安全装置に適用できるということは
理解されるべきである。
付け部材即ち取り付けプレート14、エアバッグ16、
保持リング18、及び複数のファスナ20を含む。膨張
器12は、運転者側膨張器として示してあり、これは、
衝突の際に生じるような車輛の減速中に車輛の運転者を
保護するためにエアバッグ16を膨張させるための膨張
流体源である。本発明は、助手席側エアバッグ用膨張器
又は側方衝撃用エアバッグ用膨張器を含む種々の形体の
膨張器を含む車輛用安全装置に適用できるということは
理解されるべきである。
【0010】膨張器12は、車輛用安全装置10の中央
軸線と平行に延びる円筒形外側面32を持つ本体部分3
0を含む。膨張器12の本体部分30には、膨張流体を
エアバッグ16内に差し向けるための複数のガス出口開
口部36が形成されている。取り付けフランジ38が膨
張器12の本体部分30の下端(図1で見た場合)から
半径方向外方に突出している。取り付けフランジ38
は、半径方向に延びる平行な主上側面40及び主下側面
42を有する。一対のリード線46が膨張器12から延
びており、これらのリード線は、膨張器を周知の方法で
作動させるための電気信号を受け入れるため、車輛の回
路(図示せず)に接続されている。
軸線と平行に延びる円筒形外側面32を持つ本体部分3
0を含む。膨張器12の本体部分30には、膨張流体を
エアバッグ16内に差し向けるための複数のガス出口開
口部36が形成されている。取り付けフランジ38が膨
張器12の本体部分30の下端(図1で見た場合)から
半径方向外方に突出している。取り付けフランジ38
は、半径方向に延びる平行な主上側面40及び主下側面
42を有する。一対のリード線46が膨張器12から延
びており、これらのリード線は、膨張器を周知の方法で
作動させるための電気信号を受け入れるため、車輛の回
路(図示せず)に接続されている。
【0011】取り付けプレート14は、膨張器12、エ
アバッグ16、及び保持リング18を車輛のステアリン
グホイールアッセンブリのような車輛の部分(図示せ
ず)に固定する部材である。取り付けプレート14は、
金属プレートである。取り付けプレートは、種々の形体
をとることができるということは理解されるべきであ
る。例えば、助手席側エアバッグを含む車輛用安全装置
では、取り付けプレートは、エアバッグモジュールのハ
ウジングの一部、膨張器の一部、又は車輛の計器盤の一
部であるのがよい。
アバッグ16、及び保持リング18を車輛のステアリン
グホイールアッセンブリのような車輛の部分(図示せ
ず)に固定する部材である。取り付けプレート14は、
金属プレートである。取り付けプレートは、種々の形体
をとることができるということは理解されるべきであ
る。例えば、助手席側エアバッグを含む車輛用安全装置
では、取り付けプレートは、エアバッグモジュールのハ
ウジングの一部、膨張器の一部、又は車輛の計器盤の一
部であるのがよい。
【0012】取り付けプレート14の本体部分50は、
半径方向に延びる平行な主上側面52及び主下側面54
を有する。取り付けプレート14の環状フランジ部分5
6は、本体部分50の半径方向内方に配置されている。
フランジ部分56は、半径方向に延びる平行な主上側面
58及び主下側面60を有する。四つの円形の開口部6
4(図1に一つだけ示す)が取り付けプレート14の本
体部分50を軸線方向に貫通している。これらの開口部
64は、軸線34を中心とした円形のアレイをなして9
0°離間されている。
半径方向に延びる平行な主上側面52及び主下側面54
を有する。取り付けプレート14の環状フランジ部分5
6は、本体部分50の半径方向内方に配置されている。
フランジ部分56は、半径方向に延びる平行な主上側面
58及び主下側面60を有する。四つの円形の開口部6
4(図1に一つだけ示す)が取り付けプレート14の本
体部分50を軸線方向に貫通している。これらの開口部
64は、軸線34を中心とした円形のアレイをなして9
0°離間されている。
【0013】エアバッグ16(図1参照)は、織布ナイ
ロンのような織布材料からつくられている。エアバッグ
材料の厚さは、明瞭化を図る目的で、図面では誇張して
あり、エアバッグ16の一部だけを図1に示す。エアバ
ッグ16の残りの部分(図示せず)は折畳んであり、周
知の方法で膨張器12と隣接して収容されている。エア
バッグ16の部分及び保持リング18の半径方向外方に
突出した取り付けプレート14の部分は図2には示して
ない。
ロンのような織布材料からつくられている。エアバッグ
材料の厚さは、明瞭化を図る目的で、図面では誇張して
あり、エアバッグ16の一部だけを図1に示す。エアバ
ッグ16の残りの部分(図示せず)は折畳んであり、周
知の方法で膨張器12と隣接して収容されている。エア
バッグ16の部分及び保持リング18の半径方向外方に
突出した取り付けプレート14の部分は図2には示して
ない。
【0014】エアバッグ16(図1及び図3参照)は、
内面70及び外面72を有する。内面70は、膨張器1
2から膨張流体を受け入れてエアバッグ16を折畳まれ
た収納された状態から膨張状態まで移動するための膨張
流体容積を構成する。外面72は、エアバッグ16の膨
張時に車輛の乗員と係合して車輛の乗員の移動を拘束す
ることができる。
内面70及び外面72を有する。内面70は、膨張器1
2から膨張流体を受け入れてエアバッグ16を折畳まれ
た収納された状態から膨張状態まで移動するための膨張
流体容積を構成する。外面72は、エアバッグ16の膨
張時に車輛の乗員と係合して車輛の乗員の移動を拘束す
ることができる。
【0015】膨張器12の本体部分30は、エアバッグ
16の中央開口部74を通って延びている。エアバッグ
16に設けられた、エアバッグを軸線方向に貫通した四
つの円形の開口部76のうちの一つだけを図1に示す。
開口部76は、軸線34上に中心を持つ円形のアレイを
なして90°離間されている。エアバッグ16の開口部
76は、取り付けプレート14の開口部64と重なる。
16の中央開口部74を通って延びている。エアバッグ
16に設けられた、エアバッグを軸線方向に貫通した四
つの円形の開口部76のうちの一つだけを図1に示す。
開口部76は、軸線34上に中心を持つ円形のアレイを
なして90°離間されている。エアバッグ16の開口部
76は、取り付けプレート14の開口部64と重なる。
【0016】保持リング18(図1及び図3参照)は環
状形状であり、膨張器12を取り囲む。保持リング18
は金属製であり、半径方向に延びるほぼ平らな本体部分
80及び軸線方向に延びるフランジ部分82を含むL字
形状の断面形状を有する。フランジ部分82は、保持リ
ング18の中央開口部を構成し、この開口部を通って膨
張器12の本体部分30が延びている。フランジ部分8
2は、膨張器12の本体部分30の外面32と当接係合
する。図1に一つだけ示す四つの円形の開口部84が保
持リング18の本体部分80を軸線方向に貫通してい
る。開口部84は、軸線34上に中心を持つ円形のアレ
イをなして90°離間されている。開口部84は、エア
バッグ16の開口部76及び取り付けプレート14の開
口部64と重なる。
状形状であり、膨張器12を取り囲む。保持リング18
は金属製であり、半径方向に延びるほぼ平らな本体部分
80及び軸線方向に延びるフランジ部分82を含むL字
形状の断面形状を有する。フランジ部分82は、保持リ
ング18の中央開口部を構成し、この開口部を通って膨
張器12の本体部分30が延びている。フランジ部分8
2は、膨張器12の本体部分30の外面32と当接係合
する。図1に一つだけ示す四つの円形の開口部84が保
持リング18の本体部分80を軸線方向に貫通してい
る。開口部84は、軸線34上に中心を持つ円形のアレ
イをなして90°離間されている。開口部84は、エア
バッグ16の開口部76及び取り付けプレート14の開
口部64と重なる。
【0017】各ファスナ20(図1参照)は、ボルト9
2及びナット94を含む。ボルト92は、保持リング1
8、エアバッグ16、及び取り付けプレート14の整合
した夫々の開口部84、76、及び64を軸線方向に貫
通する。ナット94は、ボルト92にねじ止めされる。
ボルト92は、溶接等の方法で保持リング18に永久的
に接合できるということは理解されるべきである。更
に、ボルト92及びナット94の代わりに、リベットの
ような他の種類のファスナを使用してもよい。
2及びナット94を含む。ボルト92は、保持リング1
8、エアバッグ16、及び取り付けプレート14の整合
した夫々の開口部84、76、及び64を軸線方向に貫
通する。ナット94は、ボルト92にねじ止めされる。
ボルト92は、溶接等の方法で保持リング18に永久的
に接合できるということは理解されるべきである。更
に、ボルト92及びナット94の代わりに、リベットの
ような他の種類のファスナを使用してもよい。
【0018】ナット94をボルト92にねじ込むと、エ
アバッグ16が保持リング18と取り付けプレート14
との間にクランプされる。詳細に述べると、エアバッグ
16の内面70が保持リング18の本体部分80の主下
側面96(図3参照)と当接係合する。エアバッグ16
の外面72は、取り付けプレート14の本体部分50の
主上側面52と当接係合する。
アバッグ16が保持リング18と取り付けプレート14
との間にクランプされる。詳細に述べると、エアバッグ
16の内面70が保持リング18の本体部分80の主下
側面96(図3参照)と当接係合する。エアバッグ16
の外面72は、取り付けプレート14の本体部分50の
主上側面52と当接係合する。
【0019】膨張器12もまた保持リング18と取り付
けプレート14との間にクランプされる。膨張器12の
取り付けフランジ38の主上側面40は、保持リング1
8の本体部分80の主下側面96と隣接して配置され
る。エアバッグ16の材料は膨張器の取り付けフランジ
38と保持リング18との間に配置される。膨張器12
の取り付けフランジ38の主下側面42は、取り付けプ
レート14のフランジ部分56の主上側面58と当接係
合する。膨張器12の取り付けフランジ38の厚さは、
取り付けプレート14の主本体部分50の主上側面52
と取り付けプレートのフランジ部分56の主上側面58
との間の軸線方向距離とほぼ等しい。従って、ファスナ
20がエアバッグ16を保持リング18と取り付けプレ
ート14との間にクランプしたとき、膨張器12もまた
保持リングと取り付けプレートとの間の所定位置に保持
される。
けプレート14との間にクランプされる。膨張器12の
取り付けフランジ38の主上側面40は、保持リング1
8の本体部分80の主下側面96と隣接して配置され
る。エアバッグ16の材料は膨張器の取り付けフランジ
38と保持リング18との間に配置される。膨張器12
の取り付けフランジ38の主下側面42は、取り付けプ
レート14のフランジ部分56の主上側面58と当接係
合する。膨張器12の取り付けフランジ38の厚さは、
取り付けプレート14の主本体部分50の主上側面52
と取り付けプレートのフランジ部分56の主上側面58
との間の軸線方向距離とほぼ等しい。従って、ファスナ
20がエアバッグ16を保持リング18と取り付けプレ
ート14との間にクランプしたとき、膨張器12もまた
保持リングと取り付けプレートとの間の所定位置に保持
される。
【0020】保持リング18の周りの四つの位置で、保
持リングの平らな本体部分80の材料が軸線方向に突出
し、四つの等しい突出部100、102、104、及び
106を形成する。各突出部100−106は、軸線3
4を中心とした円の、90°以下に亘って延びる円弧の
形体である。突出部100−106は、円弧長さが等し
く、軸線34を中心として等間隔に間隔を隔てられてい
る。突出部100−106の形体が互いに等しいため、
突出部100だけを以下に詳細に説明する。
持リングの平らな本体部分80の材料が軸線方向に突出
し、四つの等しい突出部100、102、104、及び
106を形成する。各突出部100−106は、軸線3
4を中心とした円の、90°以下に亘って延びる円弧の
形体である。突出部100−106は、円弧長さが等し
く、軸線34を中心として等間隔に間隔を隔てられてい
る。突出部100−106の形体が互いに等しいため、
突出部100だけを以下に詳細に説明する。
【0021】突出部100は、保持リング18の本体部
分80の材料を、保持リングのフランジ部分82が保持
リングの本体部分から突出した方向と反対方向に軸線方
向に移動させることによって形成される。材料の移動に
より、保持リングの取り付けプレート14に向かう側に
円弧状の突出部100を形成する。保持リング18の反
対側では、材料の移動により円弧状の溝108が形成さ
れる。
分80の材料を、保持リングのフランジ部分82が保持
リングの本体部分から突出した方向と反対方向に軸線方
向に移動させることによって形成される。材料の移動に
より、保持リングの取り付けプレート14に向かう側に
円弧状の突出部100を形成する。保持リング18の反
対側では、材料の移動により円弧状の溝108が形成さ
れる。
【0022】突出部100(図3参照)は半径方向に延
びる底面110を有し、この底面は、保持リング18の
本体部分80(図3参照)の主下側面96と平行に延び
ており且つここから軸線方向にずれている。突出部10
0の、角度がついた半径方向外側面112及び内側面1
14は、底面110と保持リング18の主下側面96と
の間を延びている。
びる底面110を有し、この底面は、保持リング18の
本体部分80(図3参照)の主下側面96と平行に延び
ており且つここから軸線方向にずれている。突出部10
0の、角度がついた半径方向外側面112及び内側面1
14は、底面110と保持リング18の主下側面96と
の間を延びている。
【0023】溝108(図2及び図3参照)の部分は、
形体が突出部100と相補的である。溝108の部分
は、保持リング18の本体部分80の主上側面122と
平行に延び且つこれから軸線方向に食い違っている半径
方向に延びる底面120によって構成されている。溝1
08の部分を構成する角度がついた半径方向外側面12
4及び内側面126は、溝108の底面120と保持リ
ング18の主上側面122との間を延びている。
形体が突出部100と相補的である。溝108の部分
は、保持リング18の本体部分80の主上側面122と
平行に延び且つこれから軸線方向に食い違っている半径
方向に延びる底面120によって構成されている。溝1
08の部分を構成する角度がついた半径方向外側面12
4及び内側面126は、溝108の底面120と保持リ
ング18の主上側面122との間を延びている。
【0024】保持リング18に設けられた突出部100
−106の各々は、これらの突出部と対応して取り付け
プレート14に設けられた円弧状の凹所と重なってい
る。これらの凹所の一つを参照番号130で示す(図1
及び図3参照)。取り付けプレート14には、このよう
な凹所が四つ設けられており、これらの凹所は、互いに
同じ形体であり、軸線34を中心として等間隔に間隔を
隔てられている。各凹所130は、取り付けプレート1
4の本体部分50内周の一部に亘って周方向に90°以
下の角度で延びる溝の形体である。凹所130を含む四
つの凹所の各々の円弧長さは、突出部100−106の
円弧長さとほぼ等しい。これらの凹所は、突出部100
−106と同心である。
−106の各々は、これらの突出部と対応して取り付け
プレート14に設けられた円弧状の凹所と重なってい
る。これらの凹所の一つを参照番号130で示す(図1
及び図3参照)。取り付けプレート14には、このよう
な凹所が四つ設けられており、これらの凹所は、互いに
同じ形体であり、軸線34を中心として等間隔に間隔を
隔てられている。各凹所130は、取り付けプレート1
4の本体部分50内周の一部に亘って周方向に90°以
下の角度で延びる溝の形体である。凹所130を含む四
つの凹所の各々の円弧長さは、突出部100−106の
円弧長さとほぼ等しい。これらの凹所は、突出部100
−106と同心である。
【0025】凹所130を含む四つの凹所を形成するた
め、取り付けプレート14の本体部分50の材料を取り
付けプレート14の平面の外にずらし、即ち軸線方向に
移動する。取り付けプレートの材料の移動により、取り
付けプレート14の保持リング18に向いた側に凹所1
30を含む四つの凹所が形成される。円弧状の溝の形体
のこれらの凹所は、保持リングに向いている。
め、取り付けプレート14の本体部分50の材料を取り
付けプレート14の平面の外にずらし、即ち軸線方向に
移動する。取り付けプレートの材料の移動により、取り
付けプレート14の保持リング18に向いた側に凹所1
30を含む四つの凹所が形成される。円弧状の溝の形体
のこれらの凹所は、保持リングに向いている。
【0026】取り付けプレート14の四つの凹所の例で
ある凹所130(図3参照)の部分は、底面132を持
つ半径方向に延びる底壁によって構成される。底面13
2は、取り付けプレート14の本体部分50の主上側面
52と平行に延び且つこれから軸線方向に軸線方向に食
い違っている。凹所130の部分を構成する角度がつい
た半径方向外側面134及び内側面136は、取り付け
プレート14の主上側面52と底面132との間を延び
ている。半径方向外側面134は、突出部100の半径
方向外側面112とほぼ平行に延びる。半径方向内側面
136は、保持リング18の突出部100の半径方向内
側面114とほぼ平行に延びる。
ある凹所130(図3参照)の部分は、底面132を持
つ半径方向に延びる底壁によって構成される。底面13
2は、取り付けプレート14の本体部分50の主上側面
52と平行に延び且つこれから軸線方向に軸線方向に食
い違っている。凹所130の部分を構成する角度がつい
た半径方向外側面134及び内側面136は、取り付け
プレート14の主上側面52と底面132との間を延び
ている。半径方向外側面134は、突出部100の半径
方向外側面112とほぼ平行に延びる。半径方向内側面
136は、保持リング18の突出部100の半径方向内
側面114とほぼ平行に延びる。
【0027】エアバッグ16を保持リング18と取り付
けプレート14との間にクランプしたとき、エアバッグ
の材料の部分140(図3参照)が突出部100によっ
て凹所130に押し込まれる。突出部100の表面は、
凹所130を構成する表面と協働し、部分140を含む
エアバッグ16が、図3に矢印142で示す半径方向外
方へ移動しないようにする。かくして、突出部100の
表面110、112、及び114は、突出部100によ
って凹所130に押し込まれたエアバッグ116の部分
140の内面70と当接係合する。これらの表面11
0、112、及び114、特に半径方向内側面114
は、方向142でのエアバッグ16の移動に抵抗する。
取り付けプレート14の凹所130を構成する表面13
2、134、及び136は、エアバッグ16の外面72
と当接係合している。これらの表面132、134、及
び136、特に半径方向外側面134は、エアバッグ部
分140が方向142に移動しないようにする。突出部
100は、エアバッグ16の外面72を取り付けプレー
ト14の底壁の底面132に対してクランプする。その
結果、突出部100と溝130との間の隙間を通してエ
アバッグ16を移動させるためには、向き合った平行な
平面間の隙間を通して材料を移動させるのに必要とされ
るよりもかなり多くのエネルギを必要とする。
けプレート14との間にクランプしたとき、エアバッグ
の材料の部分140(図3参照)が突出部100によっ
て凹所130に押し込まれる。突出部100の表面は、
凹所130を構成する表面と協働し、部分140を含む
エアバッグ16が、図3に矢印142で示す半径方向外
方へ移動しないようにする。かくして、突出部100の
表面110、112、及び114は、突出部100によ
って凹所130に押し込まれたエアバッグ116の部分
140の内面70と当接係合する。これらの表面11
0、112、及び114、特に半径方向内側面114
は、方向142でのエアバッグ16の移動に抵抗する。
取り付けプレート14の凹所130を構成する表面13
2、134、及び136は、エアバッグ16の外面72
と当接係合している。これらの表面132、134、及
び136、特に半径方向外側面134は、エアバッグ部
分140が方向142に移動しないようにする。突出部
100は、エアバッグ16の外面72を取り付けプレー
ト14の底壁の底面132に対してクランプする。その
結果、突出部100と溝130との間の隙間を通してエ
アバッグ16を移動させるためには、向き合った平行な
平面間の隙間を通して材料を移動させるのに必要とされ
るよりもかなり多くのエネルギを必要とする。
【0028】同様に、保持リング18に設けられた他の
三つの突出部102、104、及び106は、取り付け
プレート14に設けられたこれらの突出部と対応する凹
所(図示せず)にエアバッグ16の材料の部分を押し込
む。かくして、突出部102、104、及び106は、
エアバッグの膨張中、取り付けプレート14の凹所と協
働し、エアバッグ16が保持リング18及び取り付けプ
レートに対して移動しないようにする。
三つの突出部102、104、及び106は、取り付け
プレート14に設けられたこれらの突出部と対応する凹
所(図示せず)にエアバッグ16の材料の部分を押し込
む。かくして、突出部102、104、及び106は、
エアバッグの膨張中、取り付けプレート14の凹所と協
働し、エアバッグ16が保持リング18及び取り付けプ
レートに対して移動しないようにする。
【0029】突出部100−106の寸法、及び凹所1
30を含む取り付けプレート14の凹所の寸法は、これ
らの突出部が凹所内に延びるように選択されるというこ
とは理解されるべきである。更に、保持リング18に設
けられた各突出部100−106の底面と、取り付けプ
レート14に設けられた前記突出部と対応する凹所の底
面との間の距離は、保持リング及び取り付けプレートの
他の部分の間の距離よりも小さいように選択される。例
えば、保持リング18に設けられた突出部100の底面
110と取り付けプレート14に設けられた溝130の
底面との間の距離は、保持リングの本体部分80の主下
側面96と取り付けプレートの本体部分50の主上側面
52との間の距離よりも小さい。このように突出部と凹
所との間の距離が小さくすることによって、エアバッグ
16の材料に及ぼされるクランプ効果を高くすることが
できる。
30を含む取り付けプレート14の凹所の寸法は、これ
らの突出部が凹所内に延びるように選択されるというこ
とは理解されるべきである。更に、保持リング18に設
けられた各突出部100−106の底面と、取り付けプ
レート14に設けられた前記突出部と対応する凹所の底
面との間の距離は、保持リング及び取り付けプレートの
他の部分の間の距離よりも小さいように選択される。例
えば、保持リング18に設けられた突出部100の底面
110と取り付けプレート14に設けられた溝130の
底面との間の距離は、保持リングの本体部分80の主下
側面96と取り付けプレートの本体部分50の主上側面
52との間の距離よりも小さい。このように突出部と凹
所との間の距離が小さくすることによって、エアバッグ
16の材料に及ぼされるクランプ効果を高くすることが
できる。
【0030】更に、突出部及び凹所の組の数は、四つ以
上であってもよいし、これよりも少なくてもよいという
ことは理解されるべきである。更に、突出部及び凹所の
円弧長さは、図2に示してある長さ以外の長さであって
もよい。一例として、図4は、本発明の第2実施例に従
って形成された車輛用安全装置170を示す。図4で
は、図1乃至図3に示してあるのと同じ部品には同じ参
照番号が附してある。車輛用安全装置170は、膨張器
12を含む。保持リング172は、複数のファスナ20
と協働して膨張器12及びエアバッグ(図示せず)を取
り付けプレート(図示せず)に固定する。
上であってもよいし、これよりも少なくてもよいという
ことは理解されるべきである。更に、突出部及び凹所の
円弧長さは、図2に示してある長さ以外の長さであって
もよい。一例として、図4は、本発明の第2実施例に従
って形成された車輛用安全装置170を示す。図4で
は、図1乃至図3に示してあるのと同じ部品には同じ参
照番号が附してある。車輛用安全装置170は、膨張器
12を含む。保持リング172は、複数のファスナ20
と協働して膨張器12及びエアバッグ(図示せず)を取
り付けプレート(図示せず)に固定する。
【0031】保持リング172は、保持リング18(図
1乃至図3参照)と同様の形体を有する。保持リング1
72は、本体部分174及びフランジ部分176を含む
全体にL字形状の断面形体を有する。フランジ部分17
6は、半径方向に延びる環状主上側面178を有する。
1乃至図3参照)と同様の形体を有する。保持リング1
72は、本体部分174及びフランジ部分176を含む
全体にL字形状の断面形体を有する。フランジ部分17
6は、半径方向に延びる環状主上側面178を有する。
【0032】保持リング172の本体部分174は、平
らな主上側面180を有し、この面は、360°周溝1
86によって環状外部分182及び環状内部分184に
分割されている。溝186の断面形体は、保持リング1
8の溝108(図1乃至図3参照)と同じである。溝1
86は、底面188及び角度が付いた半径方向内面19
0及び半径方向外面192を有する。溝186は、車輛
用安全装置170の中央軸線を中心とした円形の形体を
なして保持リング172の周囲を360°に亘って延び
ている。
らな主上側面180を有し、この面は、360°周溝1
86によって環状外部分182及び環状内部分184に
分割されている。溝186の断面形体は、保持リング1
8の溝108(図1乃至図3参照)と同じである。溝1
86は、底面188及び角度が付いた半径方向内面19
0及び半径方向外面192を有する。溝186は、車輛
用安全装置170の中央軸線を中心とした円形の形体を
なして保持リング172の周囲を360°に亘って延び
ている。
【0033】溝186は、保持リング172の本体部分
174の材料を、図4で見て紙面内に軸線方向に移動す
ることによって形成される。材料をこのように移動する
ことによって、保持リング172の下側(図4には示し
てない)に円形の360°突出部が形成される。この突
出部は、取り付けプレートに向かって延びる。かくして
形成された突出部の断面形体は、突出部100(図3参
照)の断面形体と同じである。突出部は、凹所130
(図3参照)と同じ断面形体を持つ取り付けプレートの
周囲凹所(図示せず)と360°に亘って重なる。ファ
スナ20が保持リング172をエアバッグ及び取り付け
プレート(図示せず)と共にクランプしたとき、360
°突出部は、エアバッグの材料の一部を取り付けプレー
トの360°凹所に押し込み、エアバッグが保持リング
及び取り付けプレートに対して移動しないようにする。
174の材料を、図4で見て紙面内に軸線方向に移動す
ることによって形成される。材料をこのように移動する
ことによって、保持リング172の下側(図4には示し
てない)に円形の360°突出部が形成される。この突
出部は、取り付けプレートに向かって延びる。かくして
形成された突出部の断面形体は、突出部100(図3参
照)の断面形体と同じである。突出部は、凹所130
(図3参照)と同じ断面形体を持つ取り付けプレートの
周囲凹所(図示せず)と360°に亘って重なる。ファ
スナ20が保持リング172をエアバッグ及び取り付け
プレート(図示せず)と共にクランプしたとき、360
°突出部は、エアバッグの材料の一部を取り付けプレー
トの360°凹所に押し込み、エアバッグが保持リング
及び取り付けプレートに対して移動しないようにする。
【0034】図1乃至図3の実施例の互いに協働する突
出部及び凹所は、円弧状の形体以外の形体をとってもよ
いということは理解されるべきである。一例として、図
5及び図6は、本発明の第3実施例に従って形成された
車輛用安全装置200を示す。車輛用安全装置10(図
1乃至図3参照)に示されているのと同じ、車輛用安全
装置200の部品には同じ参照番号が附してある。
出部及び凹所は、円弧状の形体以外の形体をとってもよ
いということは理解されるべきである。一例として、図
5及び図6は、本発明の第3実施例に従って形成された
車輛用安全装置200を示す。車輛用安全装置10(図
1乃至図3参照)に示されているのと同じ、車輛用安全
装置200の部品には同じ参照番号が附してある。
【0035】車輛用安全装置200は、エアバッグ16
及び取り付けプレート14を含む(図5参照)。車輛用
安全装置200は、膨張器12及び保持リング202を
更に有する。保持リング202は、保持リング18(図
1乃至図3参照)と同じ形体である。保持リング202
は、L字形状の断面形体を有し、全体に平らな半径方向
に延びる本体部分204及び軸線方向に延びるフランジ
部分206を含む。複数のファスナ20(図6参照)
が、膨張器12、保持リング202、エアバッグ16、
及び取り付けプレート14を上文中に説明した方法で連
結する。
及び取り付けプレート14を含む(図5参照)。車輛用
安全装置200は、膨張器12及び保持リング202を
更に有する。保持リング202は、保持リング18(図
1乃至図3参照)と同じ形体である。保持リング202
は、L字形状の断面形体を有し、全体に平らな半径方向
に延びる本体部分204及び軸線方向に延びるフランジ
部分206を含む。複数のファスナ20(図6参照)
が、膨張器12、保持リング202、エアバッグ16、
及び取り付けプレート14を上文中に説明した方法で連
結する。
【0036】保持リング202は、保持リング18の円
弧状突出部100−106の代わりに、一連の同じ円形
の突出部210を有する。これらの突出部のうちの一つ
を図5に詳細に示す。突出部210は、車輛用安全装置
200の中央軸線212(図6参照)を中心とした円弧
状セグメントをなすように群をなしている。各突出部2
10は、保持リング202の本体部分204の材料の小
さな円形の部分を、図5に矢印214で示す方向に軸線
方向に移動することによって形成される。かくして形成
された各突出部210は、半径方向に延びる底面220
及び截頭円錐形の側面222を有する。保持リング20
2の材料を移動して突出部210を形成することによっ
て、一連の円形のディンプル即ち窪み226を保持リン
グ202の本体部分204の主上側面に形成する。
弧状突出部100−106の代わりに、一連の同じ円形
の突出部210を有する。これらの突出部のうちの一つ
を図5に詳細に示す。突出部210は、車輛用安全装置
200の中央軸線212(図6参照)を中心とした円弧
状セグメントをなすように群をなしている。各突出部2
10は、保持リング202の本体部分204の材料の小
さな円形の部分を、図5に矢印214で示す方向に軸線
方向に移動することによって形成される。かくして形成
された各突出部210は、半径方向に延びる底面220
及び截頭円錐形の側面222を有する。保持リング20
2の材料を移動して突出部210を形成することによっ
て、一連の円形のディンプル即ち窪み226を保持リン
グ202の本体部分204の主上側面に形成する。
【0037】保持リング202に設けられた突出部21
0は、取り付けプレート14に設けられた溝130と重
なり、これらの溝と同心の群をなす。突出部210は、
エアバッグ16の材料の部分を、参照番号230で示す
ように、取り付けプレート14の溝130に押し込む。
突出部210と溝130との間でエアバッグ16の材料
をこのように移動させることによって、エアバッグ16
の材料がその膨張時に矢印232(図5参照)が示す方
向に半径方向外方に移動しないようにする。
0は、取り付けプレート14に設けられた溝130と重
なり、これらの溝と同心の群をなす。突出部210は、
エアバッグ16の材料の部分を、参照番号230で示す
ように、取り付けプレート14の溝130に押し込む。
突出部210と溝130との間でエアバッグ16の材料
をこのように移動させることによって、エアバッグ16
の材料がその膨張時に矢印232(図5参照)が示す方
向に半径方向外方に移動しないようにする。
【0038】図7は、本発明に従って形成された車輛用
安全装置に組み込むことのできる別の種類の突出部及び
凹所の例として、本発明の第4実施例に従って形成され
た車輛用安全装置240の一部を示す。車輛用安全装置
10(図1乃至図3参照)の部品と同じ、車輛用安全装
置240の部品には同じ参照番号が附してある。車輛用
安全装置240は、膨張器12、エアバッグ16、保持
リング242、及び取り付けプレート244を含む。膨
張器12及びエアバッグ16は、保持リング242と取
り付けプレート244との間にクランプされる。車輛用
安全装置240の部品は、図1及び図2に示すファスナ
20のような複数のファスナ(図示せず)によって連結
される。
安全装置に組み込むことのできる別の種類の突出部及び
凹所の例として、本発明の第4実施例に従って形成され
た車輛用安全装置240の一部を示す。車輛用安全装置
10(図1乃至図3参照)の部品と同じ、車輛用安全装
置240の部品には同じ参照番号が附してある。車輛用
安全装置240は、膨張器12、エアバッグ16、保持
リング242、及び取り付けプレート244を含む。膨
張器12及びエアバッグ16は、保持リング242と取
り付けプレート244との間にクランプされる。車輛用
安全装置240の部品は、図1及び図2に示すファスナ
20のような複数のファスナ(図示せず)によって連結
される。
【0039】車輛用安全装置240では、一つ又はそれ
以上の突出部246が保持リング242でなく取り付け
プレート244に形成されている。突出部246は、保
持リング242に形成された一つ又はそれ以上の凹所2
48と協働し、エアバッグ16の材料がその膨張時に矢
印250で示すように半径方向に移動しないようにす
る。突出部246は、突出部210(図5参照)のよう
な個々の円形の突出部であるのがよい。突出部246
は、変形例では、図2及び図4に示す円弧状又は環状の
突出部のような、別の形体を持つことができる。
以上の突出部246が保持リング242でなく取り付け
プレート244に形成されている。突出部246は、保
持リング242に形成された一つ又はそれ以上の凹所2
48と協働し、エアバッグ16の材料がその膨張時に矢
印250で示すように半径方向に移動しないようにす
る。突出部246は、突出部210(図5参照)のよう
な個々の円形の突出部であるのがよい。突出部246
は、変形例では、図2及び図4に示す円弧状又は環状の
突出部のような、別の形体を持つことができる。
【0040】各突出部246は、取り付けプレート24
4の材料の一部を取り付けプレートの平面から保持リン
グ242に向かって移動することによって形成される。
各突出部246は、半径方向に延びる端面256及び軸
線方向に延びる円筒形の側面258を有する。端面25
6は、側面258に対して90°の角度で延びている。
取り付けプレート244の材料を移動して突出部246
を形成することによって、一連の円筒形の窪み260を
保持リング242から遠ざかる取り付けプレート244
の表面に形成する。
4の材料の一部を取り付けプレートの平面から保持リン
グ242に向かって移動することによって形成される。
各突出部246は、半径方向に延びる端面256及び軸
線方向に延びる円筒形の側面258を有する。端面25
6は、側面258に対して90°の角度で延びている。
取り付けプレート244の材料を移動して突出部246
を形成することによって、一連の円筒形の窪み260を
保持リング242から遠ざかる取り付けプレート244
の表面に形成する。
【0041】保持リング242の各凹所248は、円形
の端壁262及び端壁262に対して90°の角度で延
びる円筒形の側壁264によって画成される。各突出部
246は、エアバッグ16の一部266を保持リング2
42の対応する凹所248に押し込む。突出部246と
凹所248との間の協働により、エアバッグ16がその
膨張中に方向250へ移動しないようにする。
の端壁262及び端壁262に対して90°の角度で延
びる円筒形の側壁264によって画成される。各突出部
246は、エアバッグ16の一部266を保持リング2
42の対応する凹所248に押し込む。突出部246と
凹所248との間の協働により、エアバッグ16がその
膨張中に方向250へ移動しないようにする。
【0042】図8は、本発明の第5実施例に従って形成
された車輛用安全装置270の一部を示す。車輛用安全
装置270は、保持リング272、エアバッグ274、
及び取り付けプレート276を含む。車輛用安全装置1
0(図1乃至図3参照)の保持リング18、エアバッグ
16、又は取り付けプレート14を、保持リング27
2、エアバッグ274、及び取り付けプレート176に
夫々代えることができる。
された車輛用安全装置270の一部を示す。車輛用安全
装置270は、保持リング272、エアバッグ274、
及び取り付けプレート276を含む。車輛用安全装置1
0(図1乃至図3参照)の保持リング18、エアバッグ
16、又は取り付けプレート14を、保持リング27
2、エアバッグ274、及び取り付けプレート176に
夫々代えることができる。
【0043】保持リング272は、半径方向に延びる主
本体部分278を有する。一連の円形の開口部280が
保持リング272の主本体部分278を軸線方向に貫通
している。各開口部280は、保持リング272の主本
体部分278から取り付けプレート276に向かって軸
線方向に突出した夫々の環状フランジ282によって取
り囲まれている。各フランジ282は、軸線方向に延び
る円筒形側壁284及び半径方向に延びる環状端壁28
6を有する。端壁286は、平滑であるように図示して
あるがエアバッグ274を把持するように粗くしてあっ
てもよい。
本体部分278を有する。一連の円形の開口部280が
保持リング272の主本体部分278を軸線方向に貫通
している。各開口部280は、保持リング272の主本
体部分278から取り付けプレート276に向かって軸
線方向に突出した夫々の環状フランジ282によって取
り囲まれている。各フランジ282は、軸線方向に延び
る円筒形側壁284及び半径方向に延びる環状端壁28
6を有する。端壁286は、平滑であるように図示して
あるがエアバッグ274を把持するように粗くしてあっ
てもよい。
【0044】対応する一連の凹所288が取り付けプレ
ート276に形成されている。凹所288は、取り付け
プレート276を軸線方向に貫通した開口部の形体であ
る。保持リング272のフランジ282は、取り付けプ
レート276の開口部288と一つづつ重なっている。
エアバッグ274は、保持リング272と取り付けプレ
ート276との間にクランプされている。保持リング2
72のフランジ282は、取り付けプレート276の開
口部288内に突出しており、エアバッグ274の一部
287を開口部288に押し込む。フランジ282と開
口部288との協働により、エアバッグ274がその膨
張時に矢印289が示す半径方向へ移動しないようにす
る。
ート276に形成されている。凹所288は、取り付け
プレート276を軸線方向に貫通した開口部の形体であ
る。保持リング272のフランジ282は、取り付けプ
レート276の開口部288と一つづつ重なっている。
エアバッグ274は、保持リング272と取り付けプレ
ート276との間にクランプされている。保持リング2
72のフランジ282は、取り付けプレート276の開
口部288内に突出しており、エアバッグ274の一部
287を開口部288に押し込む。フランジ282と開
口部288との協働により、エアバッグ274がその膨
張時に矢印289が示す半径方向へ移動しないようにす
る。
【0045】図9は、本発明の第6実施例に従って形成
された車輛用安全装置290の一部を示す。車輛用安全
装置290は、図8に示す保持リングと同じ保持リング
272、及び図8に示すエアバッグと同じエアバッグ2
74を含む。取り付けプレート292(図9参照)は、
取り付けプレート276のように一連の別個の開口部を
持つのでなく、車輛用安全装置290の中央軸線(図示
せず)を中心として360°に亘って円形形体をなして
延びる単一の連続した凹所294を有する。凹所294
は、半径方向に延びる円形の端壁296、及び取り付け
プレート292の主本体部分300から軸線方向に突出
した円筒形の側壁298及び299によって画成され
る。
された車輛用安全装置290の一部を示す。車輛用安全
装置290は、図8に示す保持リングと同じ保持リング
272、及び図8に示すエアバッグと同じエアバッグ2
74を含む。取り付けプレート292(図9参照)は、
取り付けプレート276のように一連の別個の開口部を
持つのでなく、車輛用安全装置290の中央軸線(図示
せず)を中心として360°に亘って円形形体をなして
延びる単一の連続した凹所294を有する。凹所294
は、半径方向に延びる円形の端壁296、及び取り付け
プレート292の主本体部分300から軸線方向に突出
した円筒形の側壁298及び299によって画成され
る。
【0046】保持リング272のフランジ開口部280
は、取り付けプレート292の凹所294と重なる。エ
アバッグ274は、保持リング272と取り付けプレー
ト292との間に適当なファスナ(図示せず)でクラン
プされる。保持リング272のフランジ282は、エア
バッグ274の一部301を取り付けプレート292の
凹所294に押し込む。かくして、エアバッグ274が
その膨張時にフランジ282と凹所294との間の隙間
を通って矢印302が示す半径方向に移動しないように
する。
は、取り付けプレート292の凹所294と重なる。エ
アバッグ274は、保持リング272と取り付けプレー
ト292との間に適当なファスナ(図示せず)でクラン
プされる。保持リング272のフランジ282は、エア
バッグ274の一部301を取り付けプレート292の
凹所294に押し込む。かくして、エアバッグ274が
その膨張時にフランジ282と凹所294との間の隙間
を通って矢印302が示す半径方向に移動しないように
する。
【0047】図10は、本発明の第7実施例に従って形
成された車輛用安全装置310の一部を示す。車輛用安
全装置310は、保持リング311及び取り付けプレー
ト292を含む。車輛用安全装置310は、円形の開口
部314が形成されたエアバッグ312を更に有する。
保持リング311の軸線方向に延びる円形のフランジ3
16は、エアバッグ312の開口部314を通って延
び、取り付けプレート292の凹所294に受け入れら
れる。保持リング311は取り付けプレート292と協
働し、エアバッグ312がその膨張時に矢印316が示
す半径方向に移動しないようにする。フランジ316、
開口部314、及び凹所294からなる任意の所望数の
組を設けることができる。これらの組は、任意の所望の
形体で配置することができる。
成された車輛用安全装置310の一部を示す。車輛用安
全装置310は、保持リング311及び取り付けプレー
ト292を含む。車輛用安全装置310は、円形の開口
部314が形成されたエアバッグ312を更に有する。
保持リング311の軸線方向に延びる円形のフランジ3
16は、エアバッグ312の開口部314を通って延
び、取り付けプレート292の凹所294に受け入れら
れる。保持リング311は取り付けプレート292と協
働し、エアバッグ312がその膨張時に矢印316が示
す半径方向に移動しないようにする。フランジ316、
開口部314、及び凹所294からなる任意の所望数の
組を設けることができる。これらの組は、任意の所望の
形体で配置することができる。
【0048】図11は、本発明の第8実施例に従って形
成された車輛用安全装置330の一部を示す。この車輛
用安全装置は、保持リング332、エアバッグ334、
及び取り付けプレート336を含む。保持リング332
及び取り付けプレート336は図8に示す保持リング2
72及び取り付けプレート276とほぼ同じ形体であ
る。保持リング332は、半径方向に延びる本体部分3
42から軸線方向に突出した円形のフランジ340を有
する。環状表面343が、取り付けプレート336に円
形の凹所即ち開口部344を構成する。フランジ340
は、エアバッグ334の開口部を通って取り付けプレー
ト336の凹所344内に突出している。フランジ34
0の外側面348は、取り付けプレート336に開口部
344を構成する表面343とぴったりと隣接して配置
されている。従って、保持リング332及び取り付けプ
レート336が協働し、エアバッグ334がその膨張時
に矢印349の方向に保持リング及び取り付けプレート
に対して半径方向に移動しないようにする。この実施例
でも、所望であれば、対応するフランジ340、開口部
346、及び凹所344からなる組を任意の数及び/又
は構成で設けることができる。
成された車輛用安全装置330の一部を示す。この車輛
用安全装置は、保持リング332、エアバッグ334、
及び取り付けプレート336を含む。保持リング332
及び取り付けプレート336は図8に示す保持リング2
72及び取り付けプレート276とほぼ同じ形体であ
る。保持リング332は、半径方向に延びる本体部分3
42から軸線方向に突出した円形のフランジ340を有
する。環状表面343が、取り付けプレート336に円
形の凹所即ち開口部344を構成する。フランジ340
は、エアバッグ334の開口部を通って取り付けプレー
ト336の凹所344内に突出している。フランジ34
0の外側面348は、取り付けプレート336に開口部
344を構成する表面343とぴったりと隣接して配置
されている。従って、保持リング332及び取り付けプ
レート336が協働し、エアバッグ334がその膨張時
に矢印349の方向に保持リング及び取り付けプレート
に対して半径方向に移動しないようにする。この実施例
でも、所望であれば、対応するフランジ340、開口部
346、及び凹所344からなる組を任意の数及び/又
は構成で設けることができる。
【0049】図12は、本発明の第9実施例に従って形
成された車輛用安全装置350の一部を示す。車輛用安
全装置350は、膨張器12、保持リング352、エア
バッグ354、及び取り付けプレート356を含む。フ
ァスナ20(図1参照)と同じ少なくとも一つのファス
ナ358がエアバッグ354及び膨張器12を保持リン
グ352と取り付けプレート356との間にクランプす
る。
成された車輛用安全装置350の一部を示す。車輛用安
全装置350は、膨張器12、保持リング352、エア
バッグ354、及び取り付けプレート356を含む。フ
ァスナ20(図1参照)と同じ少なくとも一つのファス
ナ358がエアバッグ354及び膨張器12を保持リン
グ352と取り付けプレート356との間にクランプす
る。
【0050】取り付けプレート356は、半径方向に延
びる主本体部分360を有する。湾曲した環状壁362
が、取り付けプレート356の主本体部分360からほ
ぼ軸線方向に延びる。壁362は、取り付けプレート3
56に凹所364を構成する。壁362及び凹所364
は、ファスナ358の半径方向外方の所定位置で、膨張
器12の周囲を360°に亘って延びている。
びる主本体部分360を有する。湾曲した環状壁362
が、取り付けプレート356の主本体部分360からほ
ぼ軸線方向に延びる。壁362は、取り付けプレート3
56に凹所364を構成する。壁362及び凹所364
は、ファスナ358の半径方向外方の所定位置で、膨張
器12の周囲を360°に亘って延びている。
【0051】保持リング352は、半径方向に延びる主
本体部分370を有する。保持リング352の外周フラ
ンジ372は、主本体部分370から取り付けプレート
356の凹所364内に延びる。フランジ372は、フ
ァスナ358の半径方向外方の所定位置で保持リング3
52の周囲を360°に亘って延びている。フランジ3
72は、エアバッグ354の材料の一部376を取り付
けプレート356の凹所364に押し込み、かくして、
エアバッグ354がその膨張時に矢印374が示す方向
にに半径方向に移動しないようにする。
本体部分370を有する。保持リング352の外周フラ
ンジ372は、主本体部分370から取り付けプレート
356の凹所364内に延びる。フランジ372は、フ
ァスナ358の半径方向外方の所定位置で保持リング3
52の周囲を360°に亘って延びている。フランジ3
72は、エアバッグ354の材料の一部376を取り付
けプレート356の凹所364に押し込み、かくして、
エアバッグ354がその膨張時に矢印374が示す方向
にに半径方向に移動しないようにする。
【0052】図13のA及びBは、本発明の第10実施
例に従って形成された車輛用安全装置380の一部を示
す。車輛用安全装置380は、保持リング382及び取
り付けプレート384を有する(図13のB参照)。エ
アバッグ386は、保持リング382と取り付けプレー
ト384との間にクランプされる。保持リング382
は、平らな底壁388及びこの底壁388に対してほぼ
垂直方向に延びる平行な側壁390及び392を有する
全体にU字形状の断面形体を有する。
例に従って形成された車輛用安全装置380の一部を示
す。車輛用安全装置380は、保持リング382及び取
り付けプレート384を有する(図13のB参照)。エ
アバッグ386は、保持リング382と取り付けプレー
ト384との間にクランプされる。保持リング382
は、平らな底壁388及びこの底壁388に対してほぼ
垂直方向に延びる平行な側壁390及び392を有する
全体にU字形状の断面形体を有する。
【0053】保持リング382の底壁388には、星型
の開口部394が形成されている。開口部394は、底
壁388を矢印396(図13のB参照)が示す方向に
打ち抜くことによって形成できる。底壁388の平面か
ら保持リング382の材料を移動して開口部394を形
成することによって、開口部の周りにほぼ円形のアレイ
をなして配置された歯398、400、402、及び4
04(図13のA参照)の形体の、ぴったりと隣接した
突出部からなる群を形成する。歯398−404は尖端
を有する。歯398−404は、エアバッグ386の開
口部406を通って取り付けプレート384の凹所即ち
開口部408内に延びる。保持リング382をファスナ
20(図1参照)等で取り付けプレート384にクラン
プしたとき、歯398−404は、エアバッグ386が
保持リングと取り付けプレートとの間から移動しないよ
うにする。好ましくは、歯398−404からなる群の
ような一連の歯からなる群が保持リング382に形成さ
れる。これらの群は、車輛用安全装置380の中央軸線
(図示せず)上に中心を持つ円形のアレイをなして配置
される。
の開口部394が形成されている。開口部394は、底
壁388を矢印396(図13のB参照)が示す方向に
打ち抜くことによって形成できる。底壁388の平面か
ら保持リング382の材料を移動して開口部394を形
成することによって、開口部の周りにほぼ円形のアレイ
をなして配置された歯398、400、402、及び4
04(図13のA参照)の形体の、ぴったりと隣接した
突出部からなる群を形成する。歯398−404は尖端
を有する。歯398−404は、エアバッグ386の開
口部406を通って取り付けプレート384の凹所即ち
開口部408内に延びる。保持リング382をファスナ
20(図1参照)等で取り付けプレート384にクラン
プしたとき、歯398−404は、エアバッグ386が
保持リングと取り付けプレートとの間から移動しないよ
うにする。好ましくは、歯398−404からなる群の
ような一連の歯からなる群が保持リング382に形成さ
れる。これらの群は、車輛用安全装置380の中央軸線
(図示せず)上に中心を持つ円形のアレイをなして配置
される。
【0054】図13のA及びBに示された実施例では、
エアバッグ386を開口部406なしで形成できる。こ
の場合には、歯398−404の尖端がエアバッグ38
6の材料内に延び、この材料を取り付けプレート384
の凹所408に押し込む。歯398−404の尖端が係
合することによって、エアバッグ386が移動しないよ
うにする。本発明の他の実施例と同様に、任意の数の開
口部394、開口部406、及び凹所408を使用でき
る。
エアバッグ386を開口部406なしで形成できる。こ
の場合には、歯398−404の尖端がエアバッグ38
6の材料内に延び、この材料を取り付けプレート384
の凹所408に押し込む。歯398−404の尖端が係
合することによって、エアバッグ386が移動しないよ
うにする。本発明の他の実施例と同様に、任意の数の開
口部394、開口部406、及び凹所408を使用でき
る。
【0055】図14のA及びBは、本発明の第11実施
例に従って形成された車輛用安全装置400の一部を示
す。車輛用安全装置400は、底壁404及びこの底壁
に対してほぼ垂直方向に延びる平行な側壁406及び4
08を有する全体にU字形状の断面形体を持つ保持リン
グ402を含む。底壁404は、主内側面410及び主
外側面412をその両面に有する。主外側面412は、
押縁と凹所が繰り返す刻みが付いた形体を有する。
例に従って形成された車輛用安全装置400の一部を示
す。車輛用安全装置400は、底壁404及びこの底壁
に対してほぼ垂直方向に延びる平行な側壁406及び4
08を有する全体にU字形状の断面形体を持つ保持リン
グ402を含む。底壁404は、主内側面410及び主
外側面412をその両面に有する。主外側面412は、
押縁と凹所が繰り返す刻みが付いた形体を有する。
【0056】更に、車輛用安全装置400は、膨張器
(図示せず)、取り付けプレート420、エアバッグ4
22を含む。エアバッグ422の一部は、保持リング4
02と取り付けプレート420との間にクランプされて
いる(これらの部品は、明瞭化を図るため、図14のB
に僅かに間隔を隔てられた状態で示してある)。保持リ
ング402の刻みが付いた表面412がエアバッグ42
2と係合する。取り付けプレート420には、凹所42
4が設けられており、保持リング402に設けられた押
縁即ち突出部によってエアバッグ422の材料が凹所4
24に押し込まれる。保持リング402の刻みが付いた
表面412の突出部は、凹所424と協働し、エアバッ
グが保持リング402と取り付けプレート420との間
のその所望の位置から移動しないようにする。変形例で
は、取り付けプレート420上に刻みが付いた表面を形
成でき、所望であれば、これと対応する凹所を保持リン
グ402に設けることができる。
(図示せず)、取り付けプレート420、エアバッグ4
22を含む。エアバッグ422の一部は、保持リング4
02と取り付けプレート420との間にクランプされて
いる(これらの部品は、明瞭化を図るため、図14のB
に僅かに間隔を隔てられた状態で示してある)。保持リ
ング402の刻みが付いた表面412がエアバッグ42
2と係合する。取り付けプレート420には、凹所42
4が設けられており、保持リング402に設けられた押
縁即ち突出部によってエアバッグ422の材料が凹所4
24に押し込まれる。保持リング402の刻みが付いた
表面412の突出部は、凹所424と協働し、エアバッ
グが保持リング402と取り付けプレート420との間
のその所望の位置から移動しないようにする。変形例で
は、取り付けプレート420上に刻みが付いた表面を形
成でき、所望であれば、これと対応する凹所を保持リン
グ402に設けることができる。
【0057】図15のA及びBは、本発明の第12実施
例に従って形成された車輛用安全装置440の一部を示
す。車輛用安全装置440は、膨張器(図示せず)、保
持リング442、及び取り付けプレート470を含む。
保持リング442はほぼU字形状の形体であり、半径方
向に延びる底壁444及び軸線方向に延びる平行な側壁
446及び448を含む。底壁444は、主内側面45
0及び主外側面452を有する。
例に従って形成された車輛用安全装置440の一部を示
す。車輛用安全装置440は、膨張器(図示せず)、保
持リング442、及び取り付けプレート470を含む。
保持リング442はほぼU字形状の形体であり、半径方
向に延びる底壁444及び軸線方向に延びる平行な側壁
446及び448を含む。底壁444は、主内側面45
0及び主外側面452を有する。
【0058】歯454の形態の突出部が保持リング44
2に開口部455を構成する。歯454は、保持リング
442の底壁444の平面から下方に、取り付けプレー
ト470に向かって突出している。歯454は、全体に
三角形形体であり、尖端460に向かって先細になった
側壁456及び458を有する。歯454は、主上側面
462及び主下側面464を有する。歯454の尖端4
60は、膨張器(図示せず)に向かって、好ましくは膨
張器の中央軸線に向かって所定方向に延びている。製造
を容易にするため、底壁444の追加の材料を図示のよ
うに取り除いて開口部455を、平面図で見て、歯45
4よりも大きくすることができる。
2に開口部455を構成する。歯454は、保持リング
442の底壁444の平面から下方に、取り付けプレー
ト470に向かって突出している。歯454は、全体に
三角形形体であり、尖端460に向かって先細になった
側壁456及び458を有する。歯454は、主上側面
462及び主下側面464を有する。歯454の尖端4
60は、膨張器(図示せず)に向かって、好ましくは膨
張器の中央軸線に向かって所定方向に延びている。製造
を容易にするため、底壁444の追加の材料を図示のよ
うに取り除いて開口部455を、平面図で見て、歯45
4よりも大きくすることができる。
【0059】取り付けプレート470は、取り付けプレ
ート470に凹所474を構成する湾曲部分472を有
する。保持リング442の歯454は、取り付けプレー
ト470の凹所472に向かって突出している。図示し
ていないけれども、歯454は、変形例では、取り付け
プレート470の凹所472内に突出できる。
ート470に凹所474を構成する湾曲部分472を有
する。保持リング442の歯454は、取り付けプレー
ト470の凹所472に向かって突出している。図示し
ていないけれども、歯454は、変形例では、取り付け
プレート470の凹所472内に突出できる。
【0060】エアバッグ476の一部が保持リング44
2と取り付けプレート470との間にクランプされてい
る。保持リング442の歯454がエアバッグ476の
材料の一部を取り付けプレート470の凹所474に押
し込む。歯454の尖端460は、エアバッグ476の
材料と係合する。先の尖った歯454とエアバッグ47
6の材料との係合により、エアバッグ476はその膨張
時に保持リングと取り付けプレートとの間から移動しな
い。
2と取り付けプレート470との間にクランプされてい
る。保持リング442の歯454がエアバッグ476の
材料の一部を取り付けプレート470の凹所474に押
し込む。歯454の尖端460は、エアバッグ476の
材料と係合する。先の尖った歯454とエアバッグ47
6の材料との係合により、エアバッグ476はその膨張
時に保持リングと取り付けプレートとの間から移動しな
い。
【0061】好ましくは、保持リング442には複数の
歯454が形成されている。複数の歯454は、任意の
所望の形体で、例えば膨張器(図示せず)の中央軸線上
に中心を持つ円形のアレイをなして配置できる。変形例
では、取り付けプレート470に歯454を形成でき、
これらの歯は、保持リング442に設けられた一つ又は
それ以上の対応する凹所に向かって、即ちこれらの凹所
内に突出している。
歯454が形成されている。複数の歯454は、任意の
所望の形体で、例えば膨張器(図示せず)の中央軸線上
に中心を持つ円形のアレイをなして配置できる。変形例
では、取り付けプレート470に歯454を形成でき、
これらの歯は、保持リング442に設けられた一つ又は
それ以上の対応する凹所に向かって、即ちこれらの凹所
内に突出している。
【0062】図16は、本発明の第13実施例に従って
形成された車輛用安全装置480の一部を示す。車輛用
安全装置480は、膨張器(図示せず)、保持リング4
82、エアバッグ484、及び取り付けプレート486
を含む。保持リング482は、底壁488及びこの底壁
に対してほぼ垂直方向に延びる平行な側壁490及び4
92を持つ、全体にU字形状の断面形体を有する。底壁
488の材料の一部は、壁488の平面からずらされて
突出部490を形成する。突出部490は、取り付けプ
レート486の開口部494と隣接した所定位置でエア
バッグ484の開口部492内に延びる。図16には示
してないけれども、突出部490は、変形例では、取り
付けプレート486の開口部494内に延びる。エアバ
ッグ484は、保持リング482と取り付けプレート4
86との間にクランプされている。保持リング482の
突出部490は取り付けプレート486と協働し、エア
バッグ484がその膨張時に保持リングと取り付けプレ
ートとの間から移動しないようにする。
形成された車輛用安全装置480の一部を示す。車輛用
安全装置480は、膨張器(図示せず)、保持リング4
82、エアバッグ484、及び取り付けプレート486
を含む。保持リング482は、底壁488及びこの底壁
に対してほぼ垂直方向に延びる平行な側壁490及び4
92を持つ、全体にU字形状の断面形体を有する。底壁
488の材料の一部は、壁488の平面からずらされて
突出部490を形成する。突出部490は、取り付けプ
レート486の開口部494と隣接した所定位置でエア
バッグ484の開口部492内に延びる。図16には示
してないけれども、突出部490は、変形例では、取り
付けプレート486の開口部494内に延びる。エアバ
ッグ484は、保持リング482と取り付けプレート4
86との間にクランプされている。保持リング482の
突出部490は取り付けプレート486と協働し、エア
バッグ484がその膨張時に保持リングと取り付けプレ
ートとの間から移動しないようにする。
【0063】図17及び図18は、本発明の第14実施
例に従って形成された車輛用安全装置500の一部を示
す。車輛用安全装置500は、図1の車輛用安全装置1
0とほぼ同じである。同様の部品には、添字「a」を附
した同じ参照番号が附してある。
例に従って形成された車輛用安全装置500の一部を示
す。車輛用安全装置500は、図1の車輛用安全装置1
0とほぼ同じである。同様の部品には、添字「a」を附
した同じ参照番号が附してある。
【0064】車輛用安全装置500は、全体にU字形状
の断面形体の保持リング502を有する。保持リング5
02は、底壁506、及びこの底壁に対してほぼ垂直方
向に延びる内側壁508及び外側壁510を有する。
の断面形体の保持リング502を有する。保持リング5
02は、底壁506、及びこの底壁に対してほぼ垂直方
向に延びる内側壁508及び外側壁510を有する。
【0065】保持リング502は、全体にほぼ矩形の形
体を有し、膨張器12aを取り囲んでいる。保持リング
502の内側壁508は、保持リングの円形の中央開口
部を構成し、膨張器12aの本体部分30aがこれを通
って延びている。内側壁508は、膨張器12aの本体
部分30aの外面32aと当接係合している。
体を有し、膨張器12aを取り囲んでいる。保持リング
502の内側壁508は、保持リングの円形の中央開口
部を構成し、膨張器12aの本体部分30aがこれを通
って延びている。内側壁508は、膨張器12aの本体
部分30aの外面32aと当接係合している。
【0066】図17に一つだけ示す四つのファスナ20
a、20b、20c、及び20dが保持リング502の
底壁506から軸線方向に突出している。ファスナ20
a−20dは、軸線34a上に中心を持つ円形のアレイ
をなして配置されている。ファスナ20a−20dは、
軸線34a上に中心を持つ共通の円520(図18参
照)上に配置されている。ファスナ20a及び20b
は、円520上で互いから90°離間されている。20
c、及び20dは、円520上で互いから80°離間さ
れている。そのため、ファスナ20b及び20cは、円
520上で互いから95°離間されており、ファスナ2
0d及び20aは、円520上で互いから95°離間さ
れている。かくして、ファスナ20a−20dは、保持
リング502上に軸線34aを中心として対称でない、
即ち均等でない形体で配置されている。
a、20b、20c、及び20dが保持リング502の
底壁506から軸線方向に突出している。ファスナ20
a−20dは、軸線34a上に中心を持つ円形のアレイ
をなして配置されている。ファスナ20a−20dは、
軸線34a上に中心を持つ共通の円520(図18参
照)上に配置されている。ファスナ20a及び20b
は、円520上で互いから90°離間されている。20
c、及び20dは、円520上で互いから80°離間さ
れている。そのため、ファスナ20b及び20cは、円
520上で互いから95°離間されており、ファスナ2
0d及び20aは、円520上で互いから95°離間さ
れている。かくして、ファスナ20a−20dは、保持
リング502上に軸線34aを中心として対称でない、
即ち均等でない形体で配置されている。
【0067】各ファスナ20a−20d(図17参照)
は、ボルト92a及びナット94aを含む。ボルト92
aは、保持リング502の開口部84a(図17参照)
を軸線方向に貫通している。ボルト92aは、溶接等の
方法で保持リング502に永久的に接合できるというこ
とは理解されるべきである。更に、ボルト92及びナッ
ト94の代わりに、リベットのような他の種類のファス
ナも使用できる。
は、ボルト92a及びナット94aを含む。ボルト92
aは、保持リング502の開口部84a(図17参照)
を軸線方向に貫通している。ボルト92aは、溶接等の
方法で保持リング502に永久的に接合できるというこ
とは理解されるべきである。更に、ボルト92及びナッ
ト94の代わりに、リベットのような他の種類のファス
ナも使用できる。
【0068】エアバッグ16aは複数の開口部76aを
有し、これらの開口部は、保持リング502のファスナ
20a−20dの形体と同じ形体でエアバッグに配置さ
れている。取り付けプレート504は複数の開口部64
aを有し、これらの開口部は、保持リング502のファ
スナ20a−20dの形体と同じ形体でエアバッグに配
置されており、この形体は、エアバッグ16aに設けら
れた開口部76aの形体と同じである。取り付けプレー
ト504は、平らな形体を有する。しかしながら、取り
付けプレート504に凹所100−108(図2参照)
のような凹所を設け、保持リング502にこれらの凹所
と対応する突出部を設けることができ、又はこの逆を行
うことができるということは理解されるべきである。
有し、これらの開口部は、保持リング502のファスナ
20a−20dの形体と同じ形体でエアバッグに配置さ
れている。取り付けプレート504は複数の開口部64
aを有し、これらの開口部は、保持リング502のファ
スナ20a−20dの形体と同じ形体でエアバッグに配
置されており、この形体は、エアバッグ16aに設けら
れた開口部76aの形体と同じである。取り付けプレー
ト504は、平らな形体を有する。しかしながら、取り
付けプレート504に凹所100−108(図2参照)
のような凹所を設け、保持リング502にこれらの凹所
と対応する突出部を設けることができ、又はこの逆を行
うことができるということは理解されるべきである。
【0069】ボルト92aは、保持リング502、エア
バッグ16a、及び取り付けプレート504の夫々の整
合した開口部84a、76a、及び64aを軸線方向に
貫通する。ナット94aをボルト92aにねじ止めする
と、エアバッグ16a及び膨張器12aが保持リング5
02と取り付けプレート504との間にクランプされ
る。
バッグ16a、及び取り付けプレート504の夫々の整
合した開口部84a、76a、及び64aを軸線方向に
貫通する。ナット94aをボルト92aにねじ止めする
と、エアバッグ16a及び膨張器12aが保持リング5
02と取り付けプレート504との間にクランプされ
る。
【0070】ファスナ20a−20dが非対称形体であ
るため、保持リング502、エアバッグ16a、及び取
り付けプレート504を唯一の配向で互いに組み立てる
ことができる。ファスナ20a−20d及びファスナ開
口部は、エアバッグ16a、保持リング502、及び取
り付けプレート504が唯一の適正な相対的な組み立て
位置をとることができる限り、他の間隔又は形体で配置
できるということは理解されるべきである。例えば、フ
ァスナ20a−20dは、必ずしも円520のような共
通の円上になくてもよく、ファスナ間の例示の間隔をと
らなくてもよい。変形例では、保持リング18(図1乃
至図3参照)のような円形の保持リングを、図17及び
図18に示すほぼ矩形の保持リングでない、均等でな
く、対称でないファスナ形体にすることができる。
るため、保持リング502、エアバッグ16a、及び取
り付けプレート504を唯一の配向で互いに組み立てる
ことができる。ファスナ20a−20d及びファスナ開
口部は、エアバッグ16a、保持リング502、及び取
り付けプレート504が唯一の適正な相対的な組み立て
位置をとることができる限り、他の間隔又は形体で配置
できるということは理解されるべきである。例えば、フ
ァスナ20a−20dは、必ずしも円520のような共
通の円上になくてもよく、ファスナ間の例示の間隔をと
らなくてもよい。変形例では、保持リング18(図1乃
至図3参照)のような円形の保持リングを、図17及び
図18に示すほぼ矩形の保持リングでない、均等でな
く、対称でないファスナ形体にすることができる。
【0071】本発明の上述の実施例は、本発明に従って
形成された車輛用安全装置に種々の方法で組み込むこと
ができるということは理解されるべきである。例えば、
本明細書中に円弧状であると説明してある突出部100
(図1乃至図3参照)のような突出部を、円弧長さが異
なるように軸線を中心として延長することができる。本
明細書中に単一の要素であると説明してある突出部を取
り付けプレート上又は保持リング上の多くの位置に組み
込むことができる。複数の突出部は、円形のアレイをな
して配置でき、又は取り付けプレート上又は保持リング
上に別のパターンで配置できる。取り付けプレート又は
保持リングの凹所は、包囲材料から移動した領域として
形成でき、或いは、材料を貫通した開口部として形成で
きる。凹所は、エアバッグの材料がその膨張時に移動し
ないようにするため、好ましくは、図示のように、取り
付けプレート及び保持リングの中央開口部の半径方向外
方に配置されている。
形成された車輛用安全装置に種々の方法で組み込むこと
ができるということは理解されるべきである。例えば、
本明細書中に円弧状であると説明してある突出部100
(図1乃至図3参照)のような突出部を、円弧長さが異
なるように軸線を中心として延長することができる。本
明細書中に単一の要素であると説明してある突出部を取
り付けプレート上又は保持リング上の多くの位置に組み
込むことができる。複数の突出部は、円形のアレイをな
して配置でき、又は取り付けプレート上又は保持リング
上に別のパターンで配置できる。取り付けプレート又は
保持リングの凹所は、包囲材料から移動した領域として
形成でき、或いは、材料を貫通した開口部として形成で
きる。凹所は、エアバッグの材料がその膨張時に移動し
ないようにするため、好ましくは、図示のように、取り
付けプレート及び保持リングの中央開口部の半径方向外
方に配置されている。
【0072】当業者は、本発明の以上の説明から、本発
明の変形、変更、及び改造を容易に思い至るである。当
該技術分野の技術内でのこのような変形、変更、及び改
造は、添付の特許請求の範囲に含まれる。
明の変形、変更、及び改造を容易に思い至るである。当
該技術分野の技術内でのこのような変形、変更、及び改
造は、添付の特許請求の範囲に含まれる。
【図1】本発明の第1実施例による車輛用安全装置の、
図2の1−1線に沿った、一部を立面図で示す横断面図
である。
図2の1−1線に沿った、一部を立面図で示す横断面図
である。
【図2】図1の車輛用安全装置の平面図である。
【図3】図1の車輛用安全装置の一部の拡大図である。
【図4】本発明の第2実施例による車輛用安全装置の平
面図である。
面図である。
【図5】本発明の第3実施例による車輛用安全装置の、
図6の5−5線に沿った、図3と同様の拡大図である。
図6の5−5線に沿った、図3と同様の拡大図である。
【図6】図5の車輛用安全装置の図2と同様の平面図で
ある。
ある。
【図7】本発明の第4実施例による図5と同様の断面図
である。
である。
【図8】本発明の第5実施例に従って形成された車輛用
安全装置の一部の断面図である。
安全装置の一部の断面図である。
【図9】本発明の第6実施例に従って形成された車輛用
安全装置の一部の図8と同様の断面図である。
安全装置の一部の図8と同様の断面図である。
【図10】本発明の第7実施例に従って形成された車輛
用安全装置の一部の図8と同様の断面図である。
用安全装置の一部の図8と同様の断面図である。
【図11】本発明の第8実施例に従って形成された車輛
用安全装置の一部の図8と同様の断面図である。
用安全装置の一部の図8と同様の断面図である。
【図12】本発明の第9実施例に従って形成された車輛
用安全装置の一部の図7と同様の断面図である。
用安全装置の一部の図7と同様の断面図である。
【図13】図13のAは、本発明の第10実施例に従っ
て形成された車輛用安全装置の部分を形成する保持リン
グの一部の、図13のBの13A−13Aに沿った平面
図であり、図13のBは、エアバッグ及び取り付けプレ
ートと関連した図13のAの保持リングを示す断面図で
ある。
て形成された車輛用安全装置の部分を形成する保持リン
グの一部の、図13のBの13A−13Aに沿った平面
図であり、図13のBは、エアバッグ及び取り付けプレ
ートと関連した図13のAの保持リングを示す断面図で
ある。
【図14】図14のAは、本発明の第11実施例に従っ
て形成された車輛用安全装置の部分を形成する保持リン
グの一部の平面図であり、図14のBは、エアバッグ及
び取り付けプレートと関連した図14のAの保持リング
を示す断面図である。
て形成された車輛用安全装置の部分を形成する保持リン
グの一部の平面図であり、図14のBは、エアバッグ及
び取り付けプレートと関連した図14のAの保持リング
を示す断面図である。
【図15】図15のAは、本発明の第12実施例に従っ
て形成された車輛用安全装置の部分を形成する保持リン
グの一部の平面図であり、図15のBは、エアバッグ及
び取り付けプレートと関連した図15のAの保持リング
を示す断面図である。
て形成された車輛用安全装置の部分を形成する保持リン
グの一部の平面図であり、図15のBは、エアバッグ及
び取り付けプレートと関連した図15のAの保持リング
を示す断面図である。
【図16】本発明の第13実施例に従って形成された車
輛用安全装置の一部を示す、図15のBと同様の断面図
である。
輛用安全装置の一部を示す、図15のBと同様の断面図
である。
【図17】本発明の第14実施例に従って形成された車
輛用安全装置の一部を示す、図18の17−17線に沿
った、図1と同様の横断面図である。
輛用安全装置の一部を示す、図18の17−17線に沿
った、図1と同様の横断面図である。
【図18】図17の車輛用安全装置の平面図である。
10 車輛用安全装置 12 膨張器 14 取り付けプレート 16 エアバッ
グ 18 保持リング 20 ファスナ 30 本体部分 32 円筒形外
側面 34 軸線 36 ガス出口
開口部 38 取り付けフランジ 40 主上側面 42 主下側面 46 リード線 50 本体部分 52 主上側面 54 主下側面 56 環状フラ
ンジ部分 58 主上側面 60 主下側面 64 開口部 70 内面 72 外面 74 中央開口
部 76 開口部 80 本体部分 82 フランジ部分 92 ボルト 84 開口部 94 ナット 96 主下側面 100、102、104、106 突出部 108 円弧状溝 110 底面 112 半径方向外側面 114 半径方
向内側面 120 底面 122 主上側
面 124 半径方向外側面 126 半径方
向内側面
グ 18 保持リング 20 ファスナ 30 本体部分 32 円筒形外
側面 34 軸線 36 ガス出口
開口部 38 取り付けフランジ 40 主上側面 42 主下側面 46 リード線 50 本体部分 52 主上側面 54 主下側面 56 環状フラ
ンジ部分 58 主上側面 60 主下側面 64 開口部 70 内面 72 外面 74 中央開口
部 76 開口部 80 本体部分 82 フランジ部分 92 ボルト 84 開口部 94 ナット 96 主下側面 100、102、104、106 突出部 108 円弧状溝 110 底面 112 半径方向外側面 114 半径方
向内側面 120 底面 122 主上側
面 124 半径方向外側面 126 半径方
向内側面
フロントページの続き (72)発明者 ケネス・ディー・ブランノン アメリカ合衆国アリゾナ州85207,メサ, イースト・グレンコーヴ・サークル 7548 (72)発明者 ヒロシ・ネモト アメリカ合衆国アリゾナ州85215,メサ, イースト・ヴィルロイ・ストリート 6632
Claims (22)
- 【請求項1】 車輛の衝突時に車輛の乗員を拘束するた
めの装置において、 膨張流体を受け入れるための膨張流体容積を画成する内
面及び乗員と係合する外面を有する、折畳まれて収納さ
れた状態及び膨張状態を持つ膨張式車輛乗員拘束体と、 前記膨張式拘束体を車輛に取り付けるための取り付け部
材と、 前記拘束体の前記内面と係合し、前記拘束体の前記外面
を前記取り付け部材に対してクランプするための保持リ
ングと、 前記拘束体が前記保持リングと前記取り付け部材との間
にクランプされた状態で前記保持リングを前記取り付け
部材に固定するための手段と、 前記保持リング及び前記取り付け部材のうちの第1の部
材に凹所を形成するための、前記保持リング及び前記取
り付け部材のうちの前記第1の部材の底壁を含む表面手
段と、 前記拘束体の第1部分を前記凹所に押し込んで前記凹所
の前記底壁と係合させるための手段であって、前記保持
リング及び前記取り付け部材のうちの第2の部材に設け
られた突出部材からなり、該突出部材は、前記拘束体の
前記外面を前記保持リング及び前記取り付け部材のうち
の前記第1の部材の前記底壁に対してクランプする、装
置。 - 【請求項2】 前記保持リング及び前記取り付け部材の
うちの前記第1の部材に凹所を形成するための前記表面
手段は、前記保持リングに向いた前記取り付け部材の主
側面に前記凹所を形成する前記取り付け部材の表面を有
し、前記取り付け部材は前記底壁を含み、前記突出部材
は、前記保持リングに連結されており且つ前記保持リン
グから前記取り付け部材の前記凹所に向かう方向に突出
している、請求項1に記載の装置。 - 【請求項3】 前記保持リング及び前記取り付け部材の
うちの前記第1の部材に凹所を形成するための前記表面
手段は、前記取り付け部材に向いた前記保持リングの主
側面に前記凹所を形成する前記保持リングの表面を有
し、前記保持リングは前記底壁を含み、前記突出部材
は、前記取り付け部材に連結されており且つ前記取り付
け部材から前記保持リングの前記凹所に向かう方向に突
出している、請求項1に記載の装置。 - 【請求項4】 前記保持リング及び前記取り付け部材の
うちの前記第1の部材に凹所を形成するための前記表面
手段は、複数の間隔を隔てられた同心の溝を形成する表
面を有し、前記突出部材は、前記保持リング及び前記取
り付け部材のうちの前記第2の部材の複数の間隔を隔て
られた、前記溝と同心の突出部からなる、請求項1に記
載の装置。 - 【請求項5】 前記保持リング及び前記取り付け部材の
一方に凹所を形成するための前記表面手段は、前記保持
リング及び前記取り付け部材のうちの前記第1の部材の
中央開口部の周りに延びる円形の溝を形成する表面から
なり、前記突出部材は、前記保持リング及び前記取り付
け部材のうちの前記第1の部材の前記中央開口部の全周
に亘って延びている、請求項1に記載の装置。 - 【請求項6】 前記突出部材は、前記保持リング及び前
記取り付け部材の前記一方の外周フランジ部分からな
り、前記凹所は、前記保持リング及び前記取り付け部材
のうちの前記第1の部材の前記中央開口部の周りを、前
記保持リングを前記取り付け部材に固定するための前記
手段の半径方向外側の所定位置で延びる円形の溝からな
る、請求項5に記載の装置。 - 【請求項7】 前記保持リング及び前記取り付け部材の
うちの前記第1の部材に凹所を形成するための前記表面
手段は、前記保持リング及び前記取り付け部材のうちの
前記第1の部材に配置された複数の円形の凹所を構成す
る表面からなり、前記突出部材は、間隔を隔てられた複
数の円形の突出部からなり、これらの突出部の各々は、
前記複数の円形の凹所の夫々と重なる、請求項1に記載
の装置。 - 【請求項8】 前記突出部の各々一つは、前記取り付け
部材及び前記保持リングのうちの前記第2の部材の開口
部を取り囲み且つこれを画成するフランジを有し、前記
フランジの各々一つが前記複数の凹所の夫々一つに突出
している、請求項7に記載の装置。 - 【請求項9】 前記突出部は、前記拘束体が所定方向に
移動しないように前記拘束体と係合できる尖端を持つ少
なくとも一つの歯を有する、請求項1に記載の装置。 - 【請求項10】 前記突出部材は、前記保持リング及び
前記取り付け部材のうちの前記第2の部材に刻みの付い
た表面を形成する一連の突出した押縁を有する、請求項
1に記載の装置。 - 【請求項11】 車輛の衝突時に車輛の乗員を拘束する
ための装置において、 膨張式車輛乗員拘束体と、 前記膨張式拘束体を車輛に取り付けるための取り付け部
材であって、前記取り付け部材に凹所を形成するための
表面手段を有する取り付け部材と、 前記取り付け部材上に支持された、軸線を持つ膨張流体
源と、 前記拘束体を前記取り付け部材に対してクランプするた
めの保持リングと、 前記保持リングは主本体部分を有し、該主本体部分に少
なくとも一つの歯を有し、 前記歯は、前記主本体部分の外に曲がった前記主本体部
分の材料の一部からなり、前記主本体部分に開口部を形
成し、 前記歯は、前記主本体部分から前記膨張流体源に向かっ
て所定方向に延び、 前記歯は、前記凹所に向かって突出し、前記拘束体と係
合し、前記拘束体の一部を前記凹所に押し込み、前記拘
束体が前記保持リング及び前記取り付け部材に対して移
動しないようにする、装置。 - 【請求項12】 前記歯は、前記保持リングに形成され
た複数の歯の一つである、請求項11に記載の装置。 - 【請求項13】 前記歯は、前記軸線上に中心を持つ円
形のアレイをなして配置されている、請求項12に記載
の装置。 - 【請求項14】 前記歯は、三角形形体であり、尖端に
向かって先細になっており且つ前記軸線に向う方向に延
びる側面を有し、前記尖端が前記拘束体と係合する、請
求項11に記載の装置。 - 【請求項15】 前記歯は、前記膨張流体源の半径方向
外方の所定位置で前記保持リングの前記主本体部分の前
記開口部の周りに位置決めされた一群の歯の一つであ
る、請求項11に記載の装置。 - 【請求項16】 前記保持リング上に、前記膨張流体源
の周りに間隔を隔てられて、前記群をなした複数の歯を
有する、請求項15に記載の装置。 - 【請求項17】 前記開口部は、星型の形状である、請
求項15に記載の装置。 - 【請求項18】 車輛の衝突時に車輛の乗員を拘束する
ための装置において、 膨張式車輛乗員拘束体と、 前記拘束体を車輛に取り付けるための取り付け部材と、 前記拘束体を前記取り付け部材に対してクランプするた
めの保持リングと、 前記拘束体を前記保持リングと前記取り付け部材との間
にクランプした状態で前記保持リングを前記取り付け部
材に固定するための手段と、 前記保持リング及び前記取り付け部材のうちの第1の部
材に設けられた突出部材とを有し、該突出部材は、前記
保持リング及び前記取り付け部材のうちの前記第1の部
材に刻みの付いた表面を形成する一連の突出した押縁及
び凹所を有し、前記刻みの付いた表面は、前記拘束体と
係合して前記拘束体の一部を前記保持リング及び前記取
り付け部材のうちの第2の部材に押し付ける、装置。 - 【請求項19】 車輛の衝突時に車輛の乗員を拘束する
ための装置において、 非対称形体に配置された複数の第1ファスナ開口部を持
つ、折畳まれて収納された状態及び膨張状態を持つ膨張
式車輛乗員拘束体と、 前記第1ファスナ開口部と同じ非対称形体に配置された
複数の第2ファスナ開口部を持つ、前記膨張式拘束体を
車輛に取り付けるための取り付け部材と、 前記拘束体と係合し、前記膨張式拘束体を前記取り付け
部材に対してクランプするための保持リングと、 前記第1及び第2のファスナ開口部の形体と同じ非対称
形体で前記保持リングに配置された複数のファスナとを
有し、前記保持リングに設けられた前記ファスナは、前
記第1ファスナ開口部及び前記第2ファスナ開口部を通
って突出し、前記膨張式拘束体が前記保持リングと前記
取り付け部材との間にクランプされた状態で前記保持リ
ングを前記取り付け部材に固定する、装置。 - 【請求項20】 前記ファスナは、中心が共通の円の上
にある前記非対称形体で配置されている、請求項19に
記載の装置。 - 【請求項21】 前記ファスナは、前記円の周囲に亘っ
て、少なくとも二つの異なる角度間隔で間隔を隔てられ
ている、請求項20に記載の装置。 - 【請求項22】 前記複数のファスナは四つのファスナ
を含み、前記四つのファスナのうちの隣接した第1ファ
スナ及び第2ファスナは、前記円上を90°の間隔で間
隔を隔てられており、前記四つのファスナのうちの隣接
した第3ファスナ及び第4ファスナは、前記円上を80
°の間隔で間隔を隔てられている、請求項21に記載の
装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US326789 | 1981-12-02 | ||
US08/326,789 US5518266A (en) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | Vehicle safety apparatus including inflatable restraint |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08207686A true JPH08207686A (ja) | 1996-08-13 |
Family
ID=23273731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7270951A Pending JPH08207686A (ja) | 1994-10-20 | 1995-10-19 | 膨張式拘束体を含む車輛用安全装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5518266A (ja) |
JP (1) | JPH08207686A (ja) |
CA (1) | CA2160302C (ja) |
DE (1) | DE19539164A1 (ja) |
MX (1) | MX9504417A (ja) |
Families Citing this family (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5692770A (en) * | 1995-09-15 | 1997-12-02 | Breed Automotive Technology, Inc. | Modular steering wheel and airbag combination |
US5697637A (en) * | 1996-03-05 | 1997-12-16 | Trw Inc. | Vehicle occupant protection apparatus |
US5692771A (en) * | 1996-03-12 | 1997-12-02 | Trw Inc. | Vehicle occupant protection apparatus |
US6464249B1 (en) * | 1997-05-15 | 2002-10-15 | Donald R. Lacroix | Selectively buffered dual stage air bag assembly, and method of using same |
US6017054A (en) * | 1997-10-07 | 2000-01-25 | Trw Inc. | Vehicle occupant protection apparatus |
US5806882A (en) * | 1997-11-20 | 1998-09-15 | Trw Vehicle Safety Systems Inc. | Vehicle occupant protection apparatus |
DE29802731U1 (de) * | 1998-02-17 | 1998-06-10 | Trw Occupant Restraint Systems Gmbh, 73551 Alfdorf | Gassack-Modul |
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