JPH08206339A - 遊技機用サービス装置 - Google Patents

遊技機用サービス装置

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JPH08206339A
JPH08206339A JP1670495A JP1670495A JPH08206339A JP H08206339 A JPH08206339 A JP H08206339A JP 1670495 A JP1670495 A JP 1670495A JP 1670495 A JP1670495 A JP 1670495A JP H08206339 A JPH08206339 A JP H08206339A
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JP
Japan
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data
gaming machine
operator
game
service device
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Application number
JP1670495A
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English (en)
Inventor
Takahide Yagi
▲高▼秀 八木
Toshihiro Matsui
敏博 松井
Takuji Hori
卓司 堀
Kenzo Ikeda
健蔵 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作者の遊技記録等を収集することのできる
装置を提供することを目的とする。 【構成】 サービスユニットSU1は、パチンコ機に接
続して使用される。ICカード62が挿入されると、操
作者の個人情報が読み込まれる。操作者が遊技を行なっ
た結果の遊技記録が、パチンコ機から通信回路110を
介して取り込まれる。CPU100は、操作者の個人情
報と遊技記録を、ホール管理コンピュータに伝送する。
したがって、ホール管理コンピュータは、操作者個人別
に、遊技記録を管理することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、遊技機の操作者に関
する情報を収集するためのシステムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術および課題】パチンコ等の遊技機を設置す
るホール等においては、遊技機を操作する操作者(つま
り顧客)の個人情報や遊技記録等をいかに入手するか
が、経営上の重要な問題である。従来、パチンコ機をホ
ール単位でコンピュータによって集中管理するシステム
があった。このシステムでは、パチンコ機個々の稼働状
況を把握することができる。しかしながら、各パチンコ
機においては、操作者が次々と変わって行くのが通常で
あり、このため、各操作者ごとの遊技記録を収集するこ
とはできなかった。よって、ホール経営者が望む、個人
情報や個人の遊技記録等を収集できないという問題があ
った。
【0003】この発明は、上記のような問題点を解決し
て、操作者の遊技記録等を収集することのできる装置を
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の遊技機用サー
ビス装置は、遊技機とともに使用され、管理装置にデー
タを送るための遊技機用サービス装置であって、操作者
に関する操作者データを記録した可搬型記憶媒体が装着
可能に構成され、装着された可搬型記憶媒体から当該操
作者データを読み取る読取手段、可搬型記憶媒体が読取
手段に装着された時点および装着が解除された時刻を遊
技時刻データとして取得する遊技時刻取得手段、可搬型
記憶媒体から読み取った操作者データ、遊技時刻取得手
段によって取得した遊技時刻データおよび遊技機用サー
ビス装置または遊技機のIDデータを管理装置に伝送す
る伝送手段、を備えている。
【0005】ここで、遊技機とは、パチンコ機、パチス
ロ機、スロットマシン、ゲーム機(アミューズメントマ
シン)等、何等かの形で人間が操作を行なうことにより
遊技を行なう装置をいう。
【0006】管理装置とは、実施例においては、ホール
管理コンピュータ4が該当する。管理装置は、遊技機用
サービス装置に接続され、遊技機用サービス装置からの
データを使用して処理を行なう装置をいう。
【0007】可搬型記録媒体とは、実施例においては、
ICカード62が該当する。メモリカード、フロッピー
ディスク等、可搬性のある記憶媒体であればよい。ま
た、必ずしも、書き換え可能である必要はない。
【0008】操作者データとは、操作者固有の個人情報
である生年月日や氏名や識別子等を言う。また、操作者
固有ではないが、操作者が有する属性(たとえば、性
別、年齢)等もこれに含まれる。
【0009】遊技機のIDデータ、サービス装置のID
データとは、それぞれ、遊技機、サービス装置を特定す
るための識別子をいう。実施例では、遊技機のIDデー
タは、台番号(遊技機ID)が該当する。実施例では、
サービス装置のIDデータと遊技機のIDデータを同一
のデータとしているが、これを異なったものとし、対応
テーブルを設けておいてもよい。
【0010】遊技時刻取得手段は、何等かの形で時刻を
所得するものである。したがって、サービス装置に時計
が設けられていてこれから取得する場合だけでなく、可
搬型記録媒体に時計が設けられており、これから取得す
る場合等、外部から取得する場合も含むものである。
【0011】請求項2の遊技機用サービス装置は、遊技
機とともに使用され、管理装置にデータを送るための遊
技機用サービス装置であって、操作者に関する操作者デ
ータを記録した可搬型記憶媒体が装着可能に構成され、
装着された可搬型記憶媒体から当該操作者データを読み
取る読取手段、可搬型記憶媒体が読取手段に装着された
時に、装着された旨を知らせる装着信号、可搬型記憶媒
体が読取手段から装着解除された時に、装着解除された
旨を知らせる装着解除信号、可搬型記憶媒体から読み取
った操作者データおよび遊技機用サービス装置または遊
技機のIDデータを管理装置に伝送する伝送手段、を備
えている。
【0012】装着信号は、管理装置に対して可搬型記憶
媒体の装着を知らせる目的のものであるから、たとえ
ば、操作者データを転送により可搬型記憶媒体の装着を
知らせ、これを装着信号として兼用してもよい。同様
に、装着解除信号も、管理装置に対して可搬型記憶媒体
の装着解除を知らせることができれば、どのような信号
やデータの伝送と兼用してもよい。
【0013】請求項3の遊技機用サービス装置は、伝送
手段が、操作者の遊技内容データも管理装置に伝送する
ことを特徴としている。
【0014】遊技内容データとは、出玉、入玉、入賞等
の操作者の遊技結果に関するデータをいう。なお、遊技
内容データと遊技時刻データは、共に遊技記録データに
含まれる。
【0015】請求項4の遊技機用サービス装置は、前記
遊技機がパチンコ機であり、前記遊技機データが、入玉
数、出玉数、入賞種別および入賞回数のデータを含むも
のであことを特徴としている。
【0016】請求項5の遊技機は、請求項1、2、3ま
たは4の遊技機用サービス装置を備えたことを特徴とし
ている。
【0017】請求項6の遊技機管理システムは、複数の
遊技機それぞれに対して設けられた請求項1、2または
3の遊技機用サービス装置、各遊技機用サービス装置か
らデータを受けとり、管理処理を行う管理装置、を備え
ている。
【0018】請求項7の遊技機管理システムは、公衆回
線網と接続された構内交換機を備えるとともに、各遊技
機用サービス装置に電話端末が設けられ、管理装置は、
各遊技機用サービス装置に挿入された可搬型記録媒体に
記憶された操作者識別子を各遊技機用サービス装置から
受け取り、当該操作者識別子に基づいて、前記構内交換
機を制御して、操作者識別子に基づく、内線、外線通話
を行うようにしたことを特徴としている。
【0019】
【作用】請求項1、4の遊技機用サービス装置および請
求項6の管理システムは、操作者に関する操作者データ
を記録した可搬型記憶媒体が装着可能に構成され、装着
された可搬型記憶媒体から当該操作者データを読み取る
読取手段を備え、可搬型記憶媒体から読み取った操作者
データ、遊技時刻取得手段によって取得した遊技時刻デ
ータおよび遊技機用サービス装置または遊技機のIDデ
ータを管理装置に伝送する伝送手段を備えている。した
がって、管理装置において、各操作者に対応づけて遊技
の情報を収集管理することができる。
【0020】請求項2の遊技機用サービス装置は、操作
者に関する操作者データを記録した可搬型記憶媒体が装
着可能に構成され、装着された可搬型記憶媒体から当該
操作者データを読み取る読取手段を備え、可搬型記憶媒
体が読取手段に装着された時に、装着された旨を知らせ
る装着信号、可搬型記憶媒体が読取手段から装着解除さ
れた時に、装着解除された旨を知らせる装着解除信号、
可搬型記憶媒体から読み取った操作者データおよび遊技
機用サービス装置または遊技機のIDデータを管理装置
に伝送する伝送手段を備えている。したがって、管理装
置において、各操作者に対応づけて遊技の情報を収集管
理することができる。
【0021】請求項3の遊技機用サービス装置は、伝送
手段が、操作者の遊技内容データも管理装置に伝送する
ことを特徴としている。したがって、管理装置におい
て、より詳細に各操作者の遊技の情報を収集管理するこ
とができる。
【0022】請求項7の遊技機管理システムは、各遊技
機用サービス装置に挿入された可搬型記録媒体に記憶さ
れた操作者識別子を各遊技機用サービス装置から受け取
り、当該操作者識別子に基づいて、前記構内交換機を制
御して、操作者識別子に基づく、内線、外線通話を行う
ようにしたことを特徴としている。したがって、操作者
識別子によって、通話先を特定して接続することがで
る。
【0023】
【実施例】この発明の一実施例による遊技機管理システ
ムのブロック図を、図5に示す。この実施例では、パチ
ンコ機に適用した場合を例として説明する。遊技機であ
る各パチンコ機PM1〜PMnのそれぞれに対して、遊技
機用サービス装置であるサービスユニットSU1〜SUn
が接続されている。さらに、これらは、データライン2
を介して、ホール管理コンピュータ4に接続されてい
る。ホール管理コンピュータ4は、パチンコ機PM1〜
PMn、サービスユニットSU1〜SUnを制御するとと
もに、これらからのデータに基づいて集計処理等を行う
ものである。
【0024】パチンコ機PM1およびサービスユニット
SU1の外観を、図6に示す(他のパチンコ機、サービ
スユニットも同様である)。パチンコ機PM1の上部に
サービスユニットSU1が設けられている。このよう
に、サービスユニットSU1をパチンコ機PM1と別筐体
として設けることにより、従来のパチンコ機に対しても
本発明を容易に適用することができる。もちろん、サー
ビスユニットSU1をパチンコ機PM1と同じ筐体に一体
化して設けてもよい。
【0025】パチンコ機PM1は、操作者がレバー6を
回転したのを受けて、受け皿16上の玉を順次、遊技面
8に打ち出す。この玉が、ポケット10、12、14等
に入ると、所定個数の玉が受け皿16に放出される。い
ずれのポケット10、12、14にも入らなかった玉
は、アウト穴18から回収される。なお、ポケット14
に入った場合には(入賞という)、遊技面8中央部のル
ーレット20が回転する。これにより、ルーレットの数
字が所定の数字(たとえば「777」)になった場合に
は(特賞という)、ポケットの開口が大きくなり、極め
て玉が入りやすい状況になる。
【0026】図4に、パチンコ機PM1の内部に設けら
れた制御回路40を示す。アウト穴18に設けられたア
ウト玉センサ30によって、アウト玉の通過が検出され
る。同様に、各ポケットに設けられたセーフ玉センサ3
2により、ポケットに入った玉(セーフ玉)の通過が検
出される。さらに、入賞ポケット14に設けられた入賞
センサ34により、入賞した玉の通過が検出される。C
PU22はこれを受けて、アウト玉、セーフ玉、入賞玉
を計数するとともに、セーフ玉、入賞玉に応じた処理を
行う。セーフ玉を検出すると、駆動回路26によって玉
の放出を行う。入賞玉を検出すると、駆動回路26によ
ってルーレット20を回転させるとともに、特賞の判定
を行う。特賞と判定できれば、駆動回路26によって、
ポケット14を周期的に大きく開くように制御する。
【0027】なお、この制御回路40には、通信回路2
8が設けられており、データライン2を介して、サービ
スユニットSU1やホール管理コンピュータ4とデータ
のやり取りを行うことができる。
【0028】図6に戻って、次に、サービスユニットS
U1について説明する。このサービスユニットSU1は、
表示装置であるCRT42、テンキー44、読取装置お
よび書込装置であるICカードスロット46を備えてい
る。さらに、コンパクトディスク(以下CD)を再生す
るためのCDプレイヤー48、ヘッドセットを装着する
ためのジャック50、係員呼出入力手段である係員呼出
スイッチ52、電話のためのハンドセット54、係員呼
出表示手段である呼出ランプ56も設けられている。な
お、図示していないが、ジャック50には、ヘッドセッ
トのプラグが装着されており、操作者が装着できるよう
になっている。
【0029】図7に、CRT42近傍の側断面図を示
す。この図からも明らかなように、CRT42の表示面
42aは、パチンコ機PM1の遊技面8に対して、前傾
して配置されている。これにより、下方向から表示を見
るのが容易となる。特に、椅子に座った操作者が表示を
みる場合に、見やすくなる。また、視認角度の狭い液晶
表示装置(LCD)を用いる場合には、特に有効であ
る。なお、CRT42の上部には、上部方向からの光の
映りこみを防止するためのフード43が設けられてい
る。
【0030】この実施例では、CRT42のみを傾けた
が、サービスユニットSU1の操作パネル58全体を遊
技面8に対して前傾させてもよい。このようにすれば、
テンキー44等の操作も容易となる。
【0031】ICカードスロット46の詳細を図8Aに
示す。ICカード62を収納するためのカードホルダ6
0の後端部には、電気的接続を行うためのコネクタ(図
示せず)が内蔵されている。また、先端部には、ICカ
ード62を挿入するための挿入口が設けられている。カ
ードホルダ60の後端部は、軸70によって、前後進部
材68に回転可能に固定されている。前後進部材68
は、バネ69によって前方向Aに付勢されている。カー
ドホルダ60は、押下部材64、バネ65によって、押
し下げられる方向に力を受けるとともに、押上部材6
6、バネ67によって、押し上げられる方向に力を受け
ている。
【0032】この状態で、ICカード62をカードホル
ダ60に挿入し、矢印B方向に押し込むと、図8Bに示
すように、前後進部材68が矢印B方向に後退する。こ
れにより、カードホルダ60の先端下部が係止部72に
係止される。CPU(図1を参照して後述する)は、I
Cカード62が挿入されたことを検出し、ロック片74
を押し出すように制御して、押上部材66をロックす
る。したがって、カードホルダ60は押下部材64から
の押し下げ力のみを受けるので、図8Bの状態に保持さ
れる。図からも明らかなように、図8Bの状態では、I
Cカード62がスロット46内に完全に収納されている
ため、抜き取ることはできない。
【0033】取り出す際には、排出ボタン(図6参照)
を押す。これに応じて、CPUが本人を確認するデータ
(後述の個人ID)の入力を要求する。本人を確認する
データをCPUに与えることにより、CPUがロック片
74を矢印A方向に引き抜くように制御する。これによ
り、カードホルダ60は、押下部材64、バネ65によ
って、押し下げられる方向に力を受けるとともに、押上
部材66、バネ67によって、押し上げられる方向に力
を受けることとなる。ここで、バネ67の力を、バネ6
5の力よりも十分強くしてあるので、カードホルダ60
は押し上げられる方向に移動する。これによって、係止
部72に係止されていたカードホルダ60の先端下部が
外れ、後端部のバネ69によって前方Aに押し出され
る。つまり、図8Aの状態となって、ICカード62の
取り出しが可能となる。
【0034】上記のように構成することにより、ICカ
ード62を他人に持ち去られることを防止できる。
【0035】図1および図2に、サービスユニットSU
1のブロック図を示す。このサービスユニットSU1は、
CPU100を備えており、これによってバスライン1
02を介して、各部を制御している。記憶回路104
は、制御プログラムを記憶しており、また、ワーク領域
としても使用される。ファジー推論エンジン106は、
ファジー推論を行うための専用回路である。もちろん、
プログラムによりCPU100で実現してもよい。カー
ド読取書込回路108は、カードスロット46に装着さ
れたICカード62からデータを読み取ったり、データ
を書き込んだりするものである。通信回路110は、デ
ータライン2を介して、パチンコ機制御回路40やホー
ル管理コンピュータ4とデータのやり取りを行うもので
ある。ID設定回路は、各パチンコ台に固有の遊技機I
Dを設定する回路であり、ディップスイッチ等によって
構成されている。なお、遊技機IDは、パチンコ機制御
回路40の側で設定するようにしてもよい。
【0036】カード操作回路114は、カードスロット
46からICカードを取り出す際に、ロック片62(図
8参照)の解除を行うものである。時計116は、現在
時刻を出力するものであり、年月日、曜日のデータも出
力する。リモコン受信部57は、係員の所持するリモコ
ンからの赤外線を受光するためのものである。音声切換
回路120は、ヘッドセット122へ送る音声を、CD
プレイイヤー48からの音声とするか、オーディオチュ
ーナー118からの音声とするかを切り換えるものであ
る。オーディオチューナー118は、CATVライン1
24から有線放送、ラジオ放送等の信号を受け取り、復
調する。
【0037】画像インターフェイス128は、CPU1
00からの映像信号をCRT42に表示するための回路
である。映像チューナー126は、CATVライン12
4からのビデオ信号、テレビ放送信号等を受け取って復
調し、画像合成回路130に与える。画像合成回路13
0は、画像インターフェイス128からの画像と、映像
チューナー126からの画像を合成して(スーパーイン
ポーズ等)CRT42に表示させるものである。
【0038】電話回路132は、ハンドセット54を用
いて電話による通話を行うための回路であり、電話ライ
ン134を介して、PBX(図示せず)に接続されてい
る。
【0039】図3に、サービスユニットSU1に対し
て、データライン2、CATVライン124、電話ライ
ン134を介して接続される機器を示す。
【0040】データライン2を介して、情報データベー
ス140、ホール管理コンピュータ4、ビデオサーバー
142が接続されている。情報データベース140は、
外部ラインと接続されていて、競馬情報、株価情報等を
蓄積するデータベースである。ビデオサーバ142は、
ビデオ・オン・デマンドを行うためのものであり、サー
ビスユニットSU1は、データライン2を介してこれを
制御することができる。
【0041】CATVライン124は、複数チャネルを
有しており、複数のソースを混調して伝送することがで
きる。CATVライン124には、ビデオサーバー14
2、TVカメラ144、有線放送インターフェイス14
6、テレビ放送インターフェイス148、ラジオ放送イ
ンターフェイス150が接続されている。ビデオサーバ
ー142は、データライン2からの制御によって、CA
TVライン124を介して、サービスユニットSU1に
要求されたビデオ信号を伝送する。TVカメラ144
は、パチンコホールの内部や、パチンコホールに併設さ
れた託児所等に設けられており、その映像を、CATV
ライン124を介して、サービスユニットSU1に伝送
する。有線放送インターフェイス146、テレビ放送イ
ンターフェイス148、ラジオ放送インターフェイス1
50からは、それぞれ、有線放送、テレビ放送、ラジオ
放送が、 CATVライン124を介して、サービスユ
ニットSU1に伝送される。
【0042】電話ライン134には、他のパチンコ機の
サービスユニットSU2〜SUnが接続されるとともに、
PBX152が接続されている。PBX152は、公衆
回線網に接続され、ホール管理コンピュータ4の制御に
より、交換処理を行う。
【0043】次に、図21、図22のフローチャートを
参照して、サービスユニットSU1の動作を説明する。
CPU100は、ICカード42が挿入されたか否かを
ウオッチングしている(ステップS1)。ICカード4
2が挿入されると、カード操作部114を制御して、図
8Bに示すように、ロック片74を押し出して、ICカ
ード42をロックする。次に、CPU100は、ICカ
ード42の記録内容を読み取る。
【0044】ICカード42には、図29に示すよう
に、操作者データ(個人情報)、適合指標を算出するた
めの情報としての知識データ、遊技記録データが記録さ
れている。操作者データは、例えば、図9に示すような
個人ID、氏名、生年月日等で構成される。また、知識
データは、適合指標を判断する際に用いるファジイルー
ル、メンバーシップ関数およびパチンコ機の機種による
補正係数で構成されている。なお、場合によっては、補
正係数を用いなくともよい。メンバーシップ関数の例を
図14から図17に、ファジイルールの例を図18に、
補正係数の例を図19に示す。
【0045】図21のステップS2において、CPU1
00は、カード読取書込回路108によって、ICカー
ド42から個人情報および知識データを読み込む(ステ
ップS3)。これらは、記憶回路104に記憶される。
次に、CPU100は、時計116から年月日、曜日、
現在時刻を取得し、通信回路110を介して、ホール管
理コンピュータ4に伝送する。また、同様にして、IC
カード42から読み出した個人情報の中にある個人ID
(操作者識別子)も、ホール管理コンピュータ4に伝送
する(ステップS4)。これにより、ホール管理コンピ
ュータ4は、各操作者が何時ゲームを開始したのかを記
録することができる。なお、年月日、曜日、現在時刻の
何れかまたは全部は、サービスユニットSU1側から送
信せず、サービスユニットSU1から個人IDが送られ
てきた時点(つまりICカード62が挿入された時点)
の、ホール管理コンピュータ4のデータを用いるように
してもよい。あるいは、ICカード62の内部に、時計
を設けておき、これからCPU100が時刻等を取得
し、ホール管理コンピュータ4に送るようにしてもよ
い。
【0046】次に、CPU100は、動作モードの判定
を行う(ステップS5)。係員呼出スイッチ52がオン
であれば、ランプ処理を行う(ステップS6)。テンキ
ー44からの入力によって、オーディオ処理が選択され
れば、オーディオ処理を行う(ステップS7)。また、
テンキー44からの入力によって、映像の処理が選択さ
れれば、映像モニタ処理を行う(ステップS8)。ハン
ドセット54が取り上げられ、電話回路132によって
オンフック状態が検出されると、電話処理を行う(ステ
ップS9)。また、電話回路132から着信の旨が伝え
られた場合も電話処理を行う。テンキー44からの入力
によって、登録更新処理が選択されると、登録更新処理
を行う(ステップS10)。なお、ステップS2におい
て、ICカード42から個人情報を読み取れない場合
(初めてICカードを使用する場合やICカードの記録
データが破壊している場合等)には、CPU100は、
テンキー44からの入力を待たず登録更新処理を実行す
る。テンキー44からの入力により、適合指標判定処理
が選択されると、この適合指標判定処理が実行される
(ステップS11)。なお、この実施例では、いずれの
モードも選択されない場合、CPU100は、適合指標
判定処理を優先して実行する。
【0047】上記の各処理いずれの場合も、処理を終了
すると、カード排出ボタン47(図6参照)が押された
か否かを判断する(図22のステップS12)。カード
排出ボタン47が押されていなければ、ステップS5に
戻って、上記の処理を繰り返す。
【0048】カード排出ボタン47が押されたことを検
知すると、CPU100は、個人IDの入力を促すメッ
セージをCRT42に表示する。操作者は、これに応じ
て、テンキー44から自分の個人IDを入力する。CP
U100は、入力された個人IDが、ICカード62か
ら読み取った個人IDと一致するか否かを判断する(ス
テップS14)。または、ICカード62から読み取っ
た個人IDに対応して、ホール管理コンピュータ4が記
憶するものと一致するか否かを判断してもよい。一致し
ない場合には、本人以外の者がICカード62を取り出
そうとしているものとみなして、カード排出処理は行わ
ず、ステップS5以下を繰り返す。
【0049】一致した場合には、CPU100は、通信
回路110によって、パチンコ機制御回路40(図4参
照)から、(今回のカード挿入から排出までの)当該操
作者の入玉数、出玉数、入賞数、特賞数を取得する(ス
テップS15)。次に、CPU100は、カード読取書
込回路108により、当該操作者の遊技記録をICカー
ド62に書き込んで更新する(ステップS16)。遊技
記録は、操作者が現在までにパチンコ機で遊技を行った
記録であり、たとえば、図12のようなものである。
【0050】次に、CPU100は、カード操作部11
4を制御して、図8に示すロック片74を引き出し、カ
ードホルダ60を図8Aの状態にする。これによって、
操作者は、ICカード62を抜き取ることができるよう
になる(ステップS17)。
【0051】次に、CPU100は、時計116から終
了時刻を読み出す。そして、通信回路110によって、
ホール管理コンピュータ4に対して、台番号(遊技機I
D)、終了時刻、個人ID、入玉データ、出玉データ、
入賞数、特賞数を送る。ホール管理コンピュータ4は、
これを受けて、各操作者ごとに遊技記録を保持し更新す
る。ホール管理コンピュータ4に記録される遊技記録
は、たとえば、図13に示すようなものである。
【0052】以上のようにして、ICカード62によっ
て、操作者個人と関連付けてその遊技記録を収集するこ
とができ、より詳細な顧客管理を行うことが可能とな
る。また、操作者にとっては、ICカード62に遊技記
録が記憶され、これをサービスユニットのCRT42で
表示することができるので(後述の映像モニタ処理で説
明する)、遊技の自己管理等を行うことができて好まし
い。
【0053】次に、図21のステップS6〜ステップS
11の各処理の内容について、説明する。まず、ステッ
プS11の適合指標判定処理について、図28のフロー
チャートを参照して説明する。この処理においては、C
PU100は、まず、通信回路110によって、パチン
コ機制御回路40から遊技機データを取得する(ステッ
プS111)。この遊技機データは、たとえば、図10
に示すようなものであり、2日前からの入玉数、出玉
数、入賞数、特賞数、台種別、機種等で構成されてい
る。
【0054】入玉数等は、2日前、1日前、当日という
ように、各日ごとの値として送られる。なお、当日のデ
ータは、当該時刻までの集計値が送られる。台種別は、
パチンコ機の「はねもの」「セブン機」「確率変動機」
等の種類を表わすものである。機種は、より具体的な機
種名、型式名等である。なお、この実施例では、台種
別、機種を、遊技機データとしてパチンコ機から送るよ
うにしている。しかし、これらのデータは、予め定まっ
たものであるから、サービスユニットの遊技機への取付
時に、設定しておくようにしてもよい。
【0055】次に、CPU100は、ICカード62か
ら読み取った個人情報、知識データおよびパチンコ機か
ら得た遊技機データに基づいて、適合指標の推論を行
う。まず、3日分の入賞数を合計し、3日分の特賞数の
合計で割る。これにより、平均特賞間入賞数αを得る。
平均特賞間入賞数αにつき、図14のメンバーシップ関
数によって、「良い」「普通」「悪い」に関する確から
しさを算出する。次に、3日分の入玉数を合計し、3日
分の入賞数の合計で割る。これにより、入賞するのに必
要な玉数βを得る。この必要玉数βにつき、図15のメ
ンバーシップ関数によって、「良い」「普通」「悪い」
に関する確からしさを算出する。
【0056】次に、個人情報の生年月日に基づいて当日
のバイオリズムを算出し、体調の好調度を算出した。図
30に示すように、バイオリズムの身体(P)、感情
(S)、知性(I)の各曲線が、0軸と交わる日やその
前後の日は不調であるとされている。したがって、この
実施例では、好調度γを次式によって算出した。
【0057】 γ=ABS(P)+ABS(S)+ABS(I) なお、ここで、ABS(X)はXの絶対値を意味する。
また、Pは曲線Pの値(0≦P≦1)、Sは曲線Sの値
(0≦S≦1)、Iは曲線Iの値(0≦I≦1)であ
る。
【0058】この好調度γにつき、図16のメンバーシ
ップ関数によって、「良い」「普通」「悪い」に関する
確からしさを算出する。
【0059】上記のようにして得た確からしさを、図1
8のルールに適用し、各ルールの後件部について確から
しさを算出する。その結果を、図17のメンバーシップ
関数に基づいて重心法により、0〜100までの数値と
しての適合指標に変換する。このようにして、適合指標
を算出することができる。
【0060】なお、パチンコ機の機種により、図14〜
図16のメンバーシップ関数が変動する。そこで、この
実施例では、図19に示すように各機種ごとの補正係数
をICカード62に記憶しておいて読み込むようにして
いる。そして、ファジイ推論を行う場合には、図20に
示すように、α、β、γに対して、対応する係数a1,a
2,a3を乗じて補正してから行うようにしている。この
ようにすることにより、メンバーシップ関数を複数記憶
する必要がなくなる。特に、ICカード62の記憶容量
が小さい場合には、効果的である。もちろん、記憶容量
に問題がなければ、各機種ごとに、それぞれメンバーシ
ップ関数を記憶してもよい。
【0061】なお、上記のファジイ推論は、ファジイ推
論エンジン106によって実行される。推論結果である
適合指標を受け取ったCPU100は、これをCRT4
2に表示する(ステップS114)。ここでは、適合指
標を数値として表示しているが、推論で得られた数値を
「大吉」「小吉」「凶」等の文字にあてはめて、これを
適合指標として表示してもよい。また、グラフや色、音
声等によって表現してもよい。いずれにしても、操作者
は、この適合指標を見て、パチンコ機の選択の参考とす
ることができる。
【0062】なお、この実施例では、適合指標は前回の
表示更新から1分以上経過しなければ、表示更新しない
ようにしている。これは、あまり短時間で表示が更新さ
れると、見づらいからである。
【0063】以上のようにして、適合指標判定処理を終
了すると、図21のステップS5に戻る。
【0064】上記実施例では、平均特賞間入賞数、入賞
するのに必要な玉数を推論に用いているが、その他、時
間当りの特賞回数、時間当りの入賞回数等を用いもよい
し、遊技機データをそのまま用いてもよい。また、好調
度に代えて、あるいはこれとともに、血液型、星座、四
柱推命等のデータを用いてもよいし、個人情報をそのま
ま用いてもよい。
【0065】また、上記実施例では、個人情報(操作者
データ)と遊技機データとに基づいて適合指標を算出し
ているが、さらに、環境データをも加味して推論を行う
ようにしてもよい。環境データは、パチンコ機の環境に
関するデータであり、図11に示すように、現在時刻、
日付、曜日、天気等に関するデータである。
【0066】さらに、上記実施例では、適合指標を推論
して表示するようにしているが、上記で算出した入賞す
るのに必要な玉数βをCRT42に表示するようにして
もよい。操作者は、この玉数βを見て、パチンコ機の実
績を知り、台選択に活用することができる。
【0067】次に、図21のステップS10として示さ
れる登録更新処理を、図27のフローチャートを参照し
て説明する。登録更新処理においては、ICカード62
の記録内容が変更、追加される。まず、CPU100
は、CRT42にガイダンスを表示し、新規登録か否か
をテンキー44から選択入力させる(ステップS10
1)。新規登録であれば、図9のような個人情報をテン
キー44から入力させる。名前等の入力の際には、CP
U100は、CRT42に候補を表示するなどして、数
字以外の文字も入力できるようにする。個人情報の入力
が終了すると、カード読取書込回路108によって、こ
の個人情報をICカード62に書き込む(ステップS1
02)。
【0068】次に、CPU100は、CRT42に複数
の知識データ(ルールおよびメンバーシップ関数)を表
示し、テンキー44から選択させる。これは、知識デー
タによって、適合指標にある種の偏りが生じることがあ
り、これが操作者にとって、好みの差となる場合がある
ためである。したがって、この実施例では、複数の知識
データから選択できるようにしている。特に、知識デー
タ単独で、パソコン通信等において、流通するようにな
ると、この傾向が顕著になると思われる。選択された知
識データは、カード読取書込回路108によって、IC
カード62に書き込まれる(ステップS103)。
【0069】ステップS101において、新規登録でな
い場合には、CPU100は、個人情報の変更か否かを
テンキー44から入力するように促す(ステップS10
4)。個人情報の変更であれば、個人情報の入力および
書込みが行われる(ステップS105)。
【0070】ステップS104において、個人情報の変
更でない場合には、CPU100は、知識データの変更
か否かをテンキー44から入力するように促す(ステッ
プS106)。知識データの変更であれば、知識データ
の選択および書込みが行われる(ステップS107)。
新たなパチンコ機が登場し、新たな知識データが作成さ
れた場合も、この方法によって書き換えが行われる。
【0071】以上のように、この実施例では、サービス
ユニットにおいてICカード62への書込みを行えるよ
うにしている。したがって、別途書込み装置を設ける必
要が無い。ただし、漢字等の入力が困難であるため、新
規登録の場合のみは、パーソナルコンピュータ等によっ
てICカード62への書込みを行うようにしてもよい。
【0072】次に、図21のステップS6として示され
るランプ処理を、図23のフローチャートを参照して説
明する。係員呼出スイッチ52がオンになると、このラ
ンプ処理に入る。まず、CPU100は、ランプ56を
点灯する。これにより、ホールの係員が当該パチンコ機
に到着する。係員は、手持ちのリモコン機によって、ラ
ンプ消灯命令(赤外線)を送信する。この信号は、リモ
コン受信部57において受信される。CPU100は、
消灯命令の受信を確認して(ステップS62)、ランプ
56を消灯する(ステップS63)。
【0073】次に、図21のステップS7として示され
るオーディオ処理を、図24のフローチャートを参照し
て説明する。オーディオ処理においては、CPU100
は、CRT42にガイダンスを表示し、CDを聞くか、
ラジオ放送を聞くか、有線放送を聞くかを、テンキー4
4から入力するように促す。
【0074】CDが選択された場合には、音声切換回路
120をCDプレイヤー48側に切り換える(ステップ
S78)。これにより、ヘッドセット122には、CD
プレイヤー48の出力が供給される。次に、CPU10
0は、CDプレイヤー48のトレイにCDが入っている
か否かを検出する(ステップS79a)。入っていれ
ば、CDドライブを駆動して、CDプレイヤー48によ
る再生を行う(ステップS79b)。入っていなけれ
ば、「ディスク無し」をCRT42に表示する(ステッ
プS77)。
【0075】ラジオ放送が選択された場合には、音声切
換回路120をオーディオチューナー118側に切り換
える(ステップS75)。続いて、CPU100は、テ
ンキー44からのチャンネルの入力を待つ。チャンネル
が入力されると、オーディオチューナー118を制御し
て、チャンネルの選択を行う。これにより、所望のラジ
オ放送を受信できる。
【0076】有線放送が選択された場合も、ラジオ放送
の場合と同じである(ステップs73、S74)。
【0077】次に、図21のステップS8として示され
る画像モニタ処理を、図25のフローチャートを参照し
て説明する。画像モニタ処理においては、CPU100
は、CRT42にガイダンスを表示し、データベース情
報を表示するか、遊技記録の表示をするか、テレビ放送
を受信するか、キッズルーム(託児所)のモニタをする
か、VODでソフトを見るかを入力するように促す。
【0078】データベース情報が選択された場合には、
CPU100は、データライン2を介して、情報データ
ベース140(図3参照)にアクセスし、所望の情報を
取り込む。そして、これをCRT42に表示する(ステ
ップS81b)。情報データベース140には、株価情
報、天気予報等が記録されており、これを取り出して見
ることができる。
【0079】遊技記録の表示が選択された場合には、C
PU100は、カード読取書込回路108から、ICカ
ード62に記憶されている遊技記録(図12参照)を読
み出す(ステップS82b)。次に、これをCRT42
に表示する(ステップS82c)。
【0080】テレビ放送の受信が選択された場合には、
CPU100は、映像チューナー126を制御して、所
望のテレビ放送を受信し、CRT42に表示する(ステ
ップS83b)。
【0081】キッズルームのモニタが選択された場合に
は、CPU100は、映像チューナー126を制御し
て、TVカメラ144(図3参照)からの映像を、CR
T42に表示する(ステップS84b)。これにより、
託児所に預けている子供の様子を監視することができ
る。
【0082】VODでソフトを見るが選択された場合、
CPU100は、テンキー44からの入力によるソフト
の選択を促す(ステップS85b)。選択されると、映
像チューナー126を制御して、CATVライン124
を介し、ビデオサーバー142から選択した映像を取り
込む。この際、映像の選択は、データライン2を介して
行われる。取り込んだ映像を、CRT42に表示する
(ステップS85c)。ビデオサーバー142には、パ
チンコ台の操作方法、景品情報、パチンコホールの近隣
の店舗の広告等のソフトが記録されているので、これら
を選択して表示することができる。
【0083】次に、図21のステップS9として示され
る電話処理を、図26のフローチャートを参照して説明
する。まず、CPU100は、着信であるか否かを判断
する(ステップS91)。着信であれば、操作者が通話
を行う(ステップS92)。ハンドセット54が置かれ
て、オフフックとなれば、電話処理を終了する(ステッ
プS92)。
【0084】発信であれば、相手先番号がテンキー44
から入力されるのを待つ(ステップS94)。入力が完
了すれば、内線であるか否かを判断する(ステップS9
5a)。外線であれば、番号をPBX152に送る。こ
れによりPBX152が公衆回線網を介してて相手方と
の接続を制御する。操作者は、ハンドセット54によっ
て通話を行う(ステップS95c)。ハンドセット54
が置かれて、オフフックとなれば、課金情報をホール管
理コンピュータ4に送り、電話処理を終了する(ステッ
プS95e)。
【0085】内線であれば、内線の番号をPBX152
に送出する(ステップS96)。ここでは、挿入された
ICカード62に記憶されている個人IDを内線番号と
して使用する。各パチンコ機を操作している操作者の個
人IDは、ICカード62からサービスユニットによっ
て読み取られ、ホール管理コンピュータ4が記憶してい
る。したがって、PBX152は、内線交換を行う際
に、ホール管理コンピュータ4に個人IDをキーとし
て、相手先パチンコ機(サービスユニット)を特定す
る。操作者は、ハンドセット54によって通話を行う
(ステップS97)。ハンドセット54が置かれて、オ
フフックとなれば、電話処理を終了する(ステップS9
8)。
【0086】なお、外部からの着信の場合に、個人ID
が付加されていれば、内線と同様にして、相手先パチン
コ機を特定して、交換することができる。
【0087】
【発明の効果】請求項1、2、4の遊技機用サービス装
置および請求項6の管理システムは、操作者に関する操
作者データを記録した可搬型記憶媒体が装着可能に構成
され、装着された可搬型記憶媒体から当該操作者データ
を読み取る読取手段を備え、操作者データおよびサービ
ス装置または遊技機のIDデータを管理装置に伝送する
ようにしている。したがって、管理装置において、各操
作者に対応づけて遊技の情報を収集管理することができ
る。
【0088】請求項3の遊技機用サービス装置は、伝送
手段が、操作者の遊技内容データも管理装置に伝送する
ことを特徴としている。したがって、管理装置におい
て、より詳細に各操作者の遊技の情報を収集管理するこ
とができる。
【0089】請求項7の遊技機管理システムは、各遊技
機用サービス装置に挿入された可搬型記録媒体に記憶さ
れた操作者識別子を各遊技機用サービス装置から受け取
り、当該操作者識別子に基づいて、前記構内交換機を制
御して、操作者識別子に基づく、内線、外線通話を行う
ようにしたことを特徴としている。したがって、操作者
識別子によって、通話先を特定して接続することがで
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるサービスユニットの
ブロック図である。
【図2】この発明の一実施例によるサービスユニットの
ブロック図である。
【図3】この発明の一実施例によるサービスユニットと
各ラインとの接続を示す図である。
【図4】パチンコ機制御回路40のブロック図である。
【図5】遊技機管理システムのブロック図である。
【図6】パチンコ機PM1とサービスユニットSM1の正
面外観を示す図である。
【図7】CRT42の近傍の側断面図である。
【図8】カードスロット46の詳細を示す図である。
【図9】操作者データ(個人情報)を示す図である。
【図10】遊技機データを示す図である。
【図11】環境データを示す図である。
【図12】ICカード62に記憶される遊技記録を示す
図である。
【図13】ホール管理コンピュータ4に記憶される遊技
記録を示す図である。
【図14】平均特賞間入賞数のメンバーシップ関数であ
る。
【図15】入賞するのに必要な玉数のメンバーシップ関
数である。
【図16】バイオリズムに基づく好調度のメンバーシッ
プ関数である。
【図17】適合指標のメンバーシップ関数である。
【図18】推論のためのルールである。
【図19】機種の変動による補正係数を示す図である。
【図20】補正係数を用いたファジイ推論の回路図であ
る。
【図21】サービスユニットの全体フローチャートであ
る。
【図22】サービスユニットの全体フローチャートであ
る。
【図23】ランプ処理のフローチャートである。
【図24】オーディオ処理のフローチャートである。
【図25】映像モニタ処理のフローチャートである。
【図26】電話処理のフローチャートである。
【図27】登録更新処理のフローチャートである。
【図28】適合指標判定処理のフローチャートである。
【図29】ICカード42の記録内容を示す図である。
【図30】バイオリズムのカーブを示す図である。
【符号の説明】
44・・・テンキー 62・・・ICカード 100・・・CPU 104・・・記憶回路 106・・・ファジー推論エンジン 108・・・カード読取書込回路 110・・・通信回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 健蔵 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技機とともに使用され、管理装置にデー
    タを送るための遊技機用サービス装置であって、 操作者に関する操作者データを記録した可搬型記憶媒体
    が装着可能に構成され、装着された可搬型記憶媒体から
    当該操作者データを読み取る読取手段、 可搬型記憶媒体が読取手段に装着された時刻および装着
    が解除された時刻を遊技時刻データとして取得する遊技
    時刻取得手段、 可搬型記憶媒体から読み取った操作者データ、遊技時刻
    取得手段によって取得した遊技時刻データおよび遊技機
    用サービス装置または遊技機のIDデータを管理装置に
    伝送する伝送手段、 を備えた遊技機用サービス装置。
  2. 【請求項2】遊技機とともに使用され、管理装置にデー
    タを送るための遊技機用サービス装置であって、 操作者に関する操作者データを記録した可搬型記憶媒体
    が装着可能に構成され、装着された可搬型記憶媒体から
    当該操作者データを読み取る読取手段、 可搬型記憶媒体が読取手段に装着された時に、装着され
    た旨を知らせる装着信号、可搬型記憶媒体が読取手段か
    ら装着解除された時に、装着解除された旨を知らせる装
    着解除信号、可搬型記憶媒体から読み取った操作者デー
    タおよび遊技機用サービス装置または遊技機のIDデー
    タを管理装置に伝送する伝送手段、 を備えた遊技機用サービス装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2の遊技機用サービス装置
    において、 前記伝送手段は、操作者の遊技内容データも管理装置に
    伝送することを特徴とするもの。
  4. 【請求項4】請求項3の遊技機用サービス装置におい
    て、 前記遊技機はパチンコ機であり、 前記遊技機データは、入玉数、出玉数、入賞種別および
    入賞回数のデータを含むものであことを特徴とするも
    の。
  5. 【請求項5】請求項1、2、3または4の遊技機用サー
    ビス装置を備えたことを特徴とする遊技機。
  6. 【請求項6】複数の遊技機それぞれに対して設けられた
    請求項1、2、3または4の遊技機用サービス装置、 各遊技機用サービス装置からデータを受けとり、管理処
    理を行う管理装置、 を備えた遊技機管理システム。
  7. 【請求項7】請求項6の遊技機管理システムにおいて、 公衆回線網と接続された構内交換機を備えるとともに、
    各遊技機用サービス装置に電話端末が設けられ、 管理装置は、各遊技機用サービス装置に挿入された可搬
    型記録媒体に記憶された操作者識別子を各遊技機用サー
    ビス装置から受け取り、当該操作者識別子に基づいて、
    前記構内交換機を制御して、操作者識別子に基づく、内
    線、外線通話を行うようにしたことを特徴とするもの。
JP1670495A 1995-02-03 1995-02-03 遊技機用サービス装置 Pending JPH08206339A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0984949A (ja) * 1995-09-22 1997-03-31 San Kiko Kk 遊技機用会員管理端末装置
JPH10146432A (ja) * 1996-11-20 1998-06-02 Daikoku Denki Co Ltd 遊技情報公開システム

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