JPH08206255A - ゴルフボール用塗料組成物およびそれを用いた塗装ゴルフボール - Google Patents
ゴルフボール用塗料組成物およびそれを用いた塗装ゴルフボールInfo
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- JPH08206255A JPH08206255A JP7280255A JP28025595A JPH08206255A JP H08206255 A JPH08206255 A JP H08206255A JP 7280255 A JP7280255 A JP 7280255A JP 28025595 A JP28025595 A JP 28025595A JP H08206255 A JPH08206255 A JP H08206255A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のゴルフボール用塗料よりもさらに耐衝
撃性、耐摩耗性などが高い、バンカーショット時でも傷
が少ないゴルフボール用塗料およびゴルフボールを提供
する。 【解決手段】 (a)アクリルモノマー類を共重合するこ
とにより得られるヒドロキシル価４０〜１２０を有する
アクリルポリオール、(b)多塩基酸および多価アルコー
ルから得られるポリエステルポリオールまたはその脂肪
酸変性物であって、ヒドロキシル価１００〜１８０を有
するもの、および(c)硬化剤を含有し、かつ成分(a)と成
分(b)の重量比が１５／８５〜８５／１５(成分a／成分
b)であるゴルフボール用塗料組成物およびそれを塗布し
て得られた塗装ゴルフボール。
撃性、耐摩耗性などが高い、バンカーショット時でも傷
が少ないゴルフボール用塗料およびゴルフボールを提供
する。 【解決手段】 (a)アクリルモノマー類を共重合するこ
とにより得られるヒドロキシル価４０〜１２０を有する
アクリルポリオール、(b)多塩基酸および多価アルコー
ルから得られるポリエステルポリオールまたはその脂肪
酸変性物であって、ヒドロキシル価１００〜１８０を有
するもの、および(c)硬化剤を含有し、かつ成分(a)と成
分(b)の重量比が１５／８５〜８５／１５(成分a／成分
b)であるゴルフボール用塗料組成物およびそれを塗布し
て得られた塗装ゴルフボール。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、傷などがつきにく
いゴルフボール用塗料組成物、およびそれを塗布した塗
装ゴルフボールに関する。
いゴルフボール用塗料組成物、およびそれを塗布した塗
装ゴルフボールに関する。
【０００２】
【従来の技術】市販されているゴルフボールには、美観
や保護の観点からゴルフボール本体に塗料が塗装されて
いる。この塗料により形成されている塗膜はゴルフボー
ルが繰り返しゴルフグラブにより打撃されるので、それ
らに耐えなければならず、高い耐衝撃性、高い耐摩耗性
などの性能が通常の塗料よりも一段と要求される。その
ような性能を満足させるために現在使用されている塗料
は一般にウレタン系塗料である。このウレタン塗料はポ
リオール成分とジイソシアネート成分を混合して加熱硬
化させることにより形成する。このポリオール成分とし
てアクリルポリオールを用いるものも存在する。しかし
ながら、現在に使用されているゴルフボール用の塗料は
バンカーショット時に砂や石と同時に打たれる場合にそ
の表面が傷つき易い欠点を有している。
や保護の観点からゴルフボール本体に塗料が塗装されて
いる。この塗料により形成されている塗膜はゴルフボー
ルが繰り返しゴルフグラブにより打撃されるので、それ
らに耐えなければならず、高い耐衝撃性、高い耐摩耗性
などの性能が通常の塗料よりも一段と要求される。その
ような性能を満足させるために現在使用されている塗料
は一般にウレタン系塗料である。このウレタン塗料はポ
リオール成分とジイソシアネート成分を混合して加熱硬
化させることにより形成する。このポリオール成分とし
てアクリルポリオールを用いるものも存在する。しかし
ながら、現在に使用されているゴルフボール用の塗料は
バンカーショット時に砂や石と同時に打たれる場合にそ
の表面が傷つき易い欠点を有している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来のゴルフ
ボール用塗料よりもより性能の高い、すなわち耐衝撃性
や耐摩耗性などが非常に高く、バンカーショット時にも
その傷つきが少ないゴルフボール用塗料組成物を提供す
る。
ボール用塗料よりもより性能の高い、すなわち耐衝撃性
や耐摩耗性などが非常に高く、バンカーショット時にも
その傷つきが少ないゴルフボール用塗料組成物を提供す
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は(a)
アクリルモノマー類を共重合することにより得られるヒ
ドロキシル価４０〜１２０を有するアクリルポリオー
ル、(b)多塩基酸および多価アルコールから得られるポ
リエステルポリオールまたはその脂肪酸変性物であっ
て、ヒドロキシル価１００〜１８０を有するもの、およ
び(c)硬化剤を含有し、かつ成分(a)と成分(b)の重量比
が１５／８５〜８５／１５(成分a／成分b)であるゴルフ
ボール用塗料組成物を提供する。
アクリルモノマー類を共重合することにより得られるヒ
ドロキシル価４０〜１２０を有するアクリルポリオー
ル、(b)多塩基酸および多価アルコールから得られるポ
リエステルポリオールまたはその脂肪酸変性物であっ
て、ヒドロキシル価１００〜１８０を有するもの、およ
び(c)硬化剤を含有し、かつ成分(a)と成分(b)の重量比
が１５／８５〜８５／１５(成分a／成分b)であるゴルフ
ボール用塗料組成物を提供する。
【０００５】また、本発明はゴルフボール本体とその本
体上に塗布された塗膜からなる塗装ゴルフボールにおい
て、該塗膜が(a)アクリルモノマー類を共重合すること
により得られるヒドロキシル価４０〜１２０を有するア
クリルポリオール、(b)多塩基酸および多価アルコール
から得られるポリエステルポリオールまたはその脂肪酸
変性物であって、ヒドロキシル価１００〜１８０を有す
るもの、および(c)硬化剤を含有し、かつ成分(a)と成分
(b)の重量比が１５／８５〜８５／１５(成分ａ／成分
ｂ）であるゴルフボール用塗料組成物からなる塗装ゴル
フボールを提供する。
体上に塗布された塗膜からなる塗装ゴルフボールにおい
て、該塗膜が(a)アクリルモノマー類を共重合すること
により得られるヒドロキシル価４０〜１２０を有するア
クリルポリオール、(b)多塩基酸および多価アルコール
から得られるポリエステルポリオールまたはその脂肪酸
変性物であって、ヒドロキシル価１００〜１８０を有す
るもの、および(c)硬化剤を含有し、かつ成分(a)と成分
(b)の重量比が１５／８５〜８５／１５(成分ａ／成分
ｂ）であるゴルフボール用塗料組成物からなる塗装ゴル
フボールを提供する。
【０００６】本発明に用いるアクリルポリオールはアク
リルモノマー類を共重合することにより得られる。本明
細書中において「アクリルモノマー類」とはアクリル酸ま
たはメタクリル酸から誘導されるモノマー類であって、
例えばアクリル酸、メタクリル酸、アクリレート類、メ
タクリレート類等が挙げられる。具体的なアクリルポリ
オールを形成するアクリルモノマー類としてはアクリル
酸、メタクリル酸、メチル(メタ)アクリレート、エチル
(メタ)アクリレート、ヒドロキシルエチル(メタ)アクリ
レート、ブチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシルブチ
ル(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート、
ヒドロキシヘキシル(メタ)アクリレート、エチルヘキシ
ル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレー
ト、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、n−ステ
アリル(メタ)アクリレートなどが挙げられる。
リルモノマー類を共重合することにより得られる。本明
細書中において「アクリルモノマー類」とはアクリル酸ま
たはメタクリル酸から誘導されるモノマー類であって、
例えばアクリル酸、メタクリル酸、アクリレート類、メ
タクリレート類等が挙げられる。具体的なアクリルポリ
オールを形成するアクリルモノマー類としてはアクリル
酸、メタクリル酸、メチル(メタ)アクリレート、エチル
(メタ)アクリレート、ヒドロキシルエチル(メタ)アクリ
レート、ブチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシルブチ
ル(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート、
ヒドロキシヘキシル(メタ)アクリレート、エチルヘキシ
ル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレー
ト、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、n−ステ
アリル(メタ)アクリレートなどが挙げられる。
【０００７】本発明のアクリルポリオール(a)はヒドロ
キシル価４０〜１２０を有する。したがって前記モノマ
ーの中でヒドロキシル価を有するアクリルモノマーを必
須成分として含有する必要がある。ヒドロキシル基はＪ
ＩＳ−Ｋ００７０の方法で測定する。本発明に用いるア
クリルポリオールは分子量４,０００〜１０,０００であ
る。分子量が４,０００より少ないと必要とする塗膜強
度が得られず、分子量が１０,０００を越えると粘度が
高く、塗装性が悪い。本発明に用いるアクリルポリオー
ル(a)の具体的な例としては、大日本インキ(株)製アク
リディック、日立化成(株)製ヒタロイド等が挙げられ
る。
キシル価４０〜１２０を有する。したがって前記モノマ
ーの中でヒドロキシル価を有するアクリルモノマーを必
須成分として含有する必要がある。ヒドロキシル基はＪ
ＩＳ−Ｋ００７０の方法で測定する。本発明に用いるア
クリルポリオールは分子量４,０００〜１０,０００であ
る。分子量が４,０００より少ないと必要とする塗膜強
度が得られず、分子量が１０,０００を越えると粘度が
高く、塗装性が悪い。本発明に用いるアクリルポリオー
ル(a)の具体的な例としては、大日本インキ(株)製アク
リディック、日立化成(株)製ヒタロイド等が挙げられ
る。
【０００８】本発明に用いるポリエステルポリオールま
たはその脂肪酸変性物(b)は多塩基酸と多価アルコール
との重縮合反応により得られる。使用しうる多塩基酸の
例としては、脂肪族多塩基酸(コハク酸、アジピン酸、
セバシン酸、イタコン酸、シトラコン酸)、芳香族多塩
基酸(たとえば、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル
酸)などが挙げられる。多価アルコールの例としては、
２〜４価の脂肪族多価アルコール(たとえば、エチレン
グリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコ
ール、ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、ヘキ
サンジオール、プロピレングリコール、トリメチロール
プロパン、ペンタエリスリトール等)が挙げられる。本
発明のポリエステルポリオールは脂肪酸で変性されてい
てもよい。変性をする脂肪酸はラク酸、カプリン酸、パ
ルミチン酸、ステアリン酸、アラキジン酸、ベヘン酸、
リシノール酸、リノール酸などが挙げられる。
たはその脂肪酸変性物(b)は多塩基酸と多価アルコール
との重縮合反応により得られる。使用しうる多塩基酸の
例としては、脂肪族多塩基酸(コハク酸、アジピン酸、
セバシン酸、イタコン酸、シトラコン酸)、芳香族多塩
基酸(たとえば、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル
酸)などが挙げられる。多価アルコールの例としては、
２〜４価の脂肪族多価アルコール(たとえば、エチレン
グリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコ
ール、ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、ヘキ
サンジオール、プロピレングリコール、トリメチロール
プロパン、ペンタエリスリトール等)が挙げられる。本
発明のポリエステルポリオールは脂肪酸で変性されてい
てもよい。変性をする脂肪酸はラク酸、カプリン酸、パ
ルミチン酸、ステアリン酸、アラキジン酸、ベヘン酸、
リシノール酸、リノール酸などが挙げられる。
【０００９】本発明に用いるポリエステルポリオールの
最も好適な例は脂肪族多塩基酸、芳香族多塩基酸および
炭素数が７から１３の脂肪族多価アルコールの重縮合物
であり、より具体的にはアジピン酸又はフタル酸と１,
４−ブタンジオール又はヘキサンジオール(トリオール
が少し存在してもよい。)との重縮合物が挙げられる。
尚、フタル酸にはテレフタル酸、イソフタル酸、無水フ
タル酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸等を含む。
最も好適な例は脂肪族多塩基酸、芳香族多塩基酸および
炭素数が７から１３の脂肪族多価アルコールの重縮合物
であり、より具体的にはアジピン酸又はフタル酸と１,
４−ブタンジオール又はヘキサンジオール(トリオール
が少し存在してもよい。)との重縮合物が挙げられる。
尚、フタル酸にはテレフタル酸、イソフタル酸、無水フ
タル酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸等を含む。
【００１０】さらに別の有用なポリエステルポリオール
は芳香族多塩基酸と脂肪族ジオールの重縮合物を、炭素
数１５〜２１の植物油脂肪酸で変性したものである。よ
り具体的にはフタル酸とヘキサンジオールを重縮合して
得られたポリエステルポリオールを炭素数１５〜２１の
植物油脂肪酸で変性したものである。
は芳香族多塩基酸と脂肪族ジオールの重縮合物を、炭素
数１５〜２１の植物油脂肪酸で変性したものである。よ
り具体的にはフタル酸とヘキサンジオールを重縮合して
得られたポリエステルポリオールを炭素数１５〜２１の
植物油脂肪酸で変性したものである。
【００１１】本発明に用いるポリエステルポリオール
(b)はヒドロキシル価１００〜１８０、好ましくは１１
０〜１７０を有する。ヒドロキシル価は前記と同意義で
ある。ヒドロキシル価が１００より少ないと、樹脂が柔
らかく、塗膜強度が弱い。１８０を越えると、硬すぎて
もろくなる。本発明に用いるポリエステルポリオールは
分子量８００〜２０００、好ましくは１０００〜１８０
０を有する。分子量が８００より少ないと、強じん性が
なく、塗膜強度が弱く、分子量が２０００を越えると、
粘度が高く、均一塗装が難しい。
(b)はヒドロキシル価１００〜１８０、好ましくは１１
０〜１７０を有する。ヒドロキシル価は前記と同意義で
ある。ヒドロキシル価が１００より少ないと、樹脂が柔
らかく、塗膜強度が弱い。１８０を越えると、硬すぎて
もろくなる。本発明に用いるポリエステルポリオールは
分子量８００〜２０００、好ましくは１０００〜１８０
０を有する。分子量が８００より少ないと、強じん性が
なく、塗膜強度が弱く、分子量が２０００を越えると、
粘度が高く、均一塗装が難しい。
【００１２】本発明のゴルフボール用塗料組成物には硬
化剤(c)を含む。硬化剤は具体的には前記成分(a)および
(b)に含まれるヒドロキシル基と反応するものであり、
より具体的にはポリイソシアネート化合物が好適に用い
られる。使用しうる硬化剤の具体的例としては、ヘキサ
メチレンジイソシアネート、トルエンジイソシアネー
ト、イソホロンジイソシアネート、リジントリイソシア
ネート、およびそれらのアダクト体、ビューレット体、
イソシアヌレート変性体、またはそれらの混合物を用い
ることができる。
化剤(c)を含む。硬化剤は具体的には前記成分(a)および
(b)に含まれるヒドロキシル基と反応するものであり、
より具体的にはポリイソシアネート化合物が好適に用い
られる。使用しうる硬化剤の具体的例としては、ヘキサ
メチレンジイソシアネート、トルエンジイソシアネー
ト、イソホロンジイソシアネート、リジントリイソシア
ネート、およびそれらのアダクト体、ビューレット体、
イソシアヌレート変性体、またはそれらの混合物を用い
ることができる。
【００１３】(a)、(b)、(c)の重量比は、ＮＣＯ／ＯＨ
の比率を０.８〜１.２にするのが好ましい。
の比率を０.８〜１.２にするのが好ましい。
【００１４】本発明のゴルフボール用塗料組成物におい
て、成分(a)と成分(b)の配合比は成分(a)／成分(b)の重
量比において１５／８５〜８５／１５、好ましくは６０
／４０〜１５／８５である。アクリルポリオールが１５
／８５より少ないと、耐衝撃性や耐摩擦性が劣り、逆に
８５／１５よりも多いと塗膜が堅くなりすぎ、クラック
が入りやすくなる。
て、成分(a)と成分(b)の配合比は成分(a)／成分(b)の重
量比において１５／８５〜８５／１５、好ましくは６０
／４０〜１５／８５である。アクリルポリオールが１５
／８５より少ないと、耐衝撃性や耐摩擦性が劣り、逆に
８５／１５よりも多いと塗膜が堅くなりすぎ、クラック
が入りやすくなる。
【００１５】本発明のゴルフボール用塗料組成物にはそ
のゴルフボール表面の滑り性を改善するために、イソシ
アネート基含有有機変性ポリシロキサン又はＯＨ基含有
有機変性ポリシロキサンを含んでもよい。イソシアネー
ト基含有有機変性ポリシロキサンとしては、ウレタン系
又はアクリル系塗料を樹脂成分と相溶でき、ウレタン系
又はアクリル系塗料硬化時に塗料の樹脂成分と化学的に
反応できるものが良く、ポリシロキサン鎖に長鎖のアル
キル基もしくはエステル基をもつ成分をグラフト又はブ
ロック共重合化し、分子中にイソシアネート基を有する
ものが好ましい。
のゴルフボール表面の滑り性を改善するために、イソシ
アネート基含有有機変性ポリシロキサン又はＯＨ基含有
有機変性ポリシロキサンを含んでもよい。イソシアネー
ト基含有有機変性ポリシロキサンとしては、ウレタン系
又はアクリル系塗料を樹脂成分と相溶でき、ウレタン系
又はアクリル系塗料硬化時に塗料の樹脂成分と化学的に
反応できるものが良く、ポリシロキサン鎖に長鎖のアル
キル基もしくはエステル基をもつ成分をグラフト又はブ
ロック共重合化し、分子中にイソシアネート基を有する
ものが好ましい。
【００１６】上記イソシアネート基含有有機変性ポリシ
ロキサンとしては一般に市販品を用いることができ、た
とえばＥＦＫＡ社から市販のＥＦＫＡ−８６、８８、Ｅ
ＦＫＡ−ＬＰ８８３５などを例示できる。又上記ＯＨ基
含有有機変性ポリシロキサンとしてはビックケミージャ
パン社のＢｙｋ−３７０などが例示できる。
ロキサンとしては一般に市販品を用いることができ、た
とえばＥＦＫＡ社から市販のＥＦＫＡ−８６、８８、Ｅ
ＦＫＡ−ＬＰ８８３５などを例示できる。又上記ＯＨ基
含有有機変性ポリシロキサンとしてはビックケミージャ
パン社のＢｙｋ−３７０などが例示できる。
【００１７】上記イソシアネート基含有有機変性ポリシ
ロキサンの添加料は０.１〜２０重量％、好ましくは１
〜１５重量％であり、又上記ＯＨ基含有有機変性ポリシ
ロキサンの添加料０.０１〜５重量％、好ましくは０.０
５〜３重量％である。それぞれの重量を越えると塗膜物
性が劣り、耐久性が劣る。
ロキサンの添加料は０.１〜２０重量％、好ましくは１
〜１５重量％であり、又上記ＯＨ基含有有機変性ポリシ
ロキサンの添加料０.０１〜５重量％、好ましくは０.０
５〜３重量％である。それぞれの重量を越えると塗膜物
性が劣り、耐久性が劣る。
【００１８】本発明のゴルフボール用塗料は白エナメル
またはクリヤー塗料のいずれの形態でも用いることがで
きる。エナメル塗料の場合には必要な白顔料、たとえ
ば、二酸化チタンなどが配合される。クリヤー塗料の場
合にはそのような顔料は配合されないが、必要に応じて
その塗膜の色に影響を与えない顔料を配合してもよい。
またはクリヤー塗料のいずれの形態でも用いることがで
きる。エナメル塗料の場合には必要な白顔料、たとえ
ば、二酸化チタンなどが配合される。クリヤー塗料の場
合にはそのような顔料は配合されないが、必要に応じて
その塗膜の色に影響を与えない顔料を配合してもよい。
【００１９】本発明のゴルフボール用塗料としては一般
的な塗料の添加が、たとえば消泡剤、レベリング剤、ス
リップ剤、硬化触媒、蛍光増白剤などが配合されてもよ
い。それらの配合量は塗料固形分に対し０.０１〜５重
量％である。
的な塗料の添加が、たとえば消泡剤、レベリング剤、ス
リップ剤、硬化触媒、蛍光増白剤などが配合されてもよ
い。それらの配合量は塗料固形分に対し０.０１〜５重
量％である。
【００２０】本発明の塗料組成物は一般に有機溶媒、た
とえば芳香族系炭化水素(たとえば、トルエンまたはキ
シレン)、エステル系溶媒(たとえば、メチルアセテー
ト)、エーテル系溶媒(たとえば、ジメチルエーテル、ジ
エチルエーテル、メチルエチルエーテル)、ケトン系溶
媒(メチルエチルケトン）、アルコール系溶媒(メタノー
ル、エタノール)を用いてもよい。
とえば芳香族系炭化水素(たとえば、トルエンまたはキ
シレン)、エステル系溶媒(たとえば、メチルアセテー
ト)、エーテル系溶媒(たとえば、ジメチルエーテル、ジ
エチルエーテル、メチルエチルエーテル)、ケトン系溶
媒(メチルエチルケトン）、アルコール系溶媒(メタノー
ル、エタノール)を用いてもよい。
【００２１】本発明の塗料組成物はゴルフボール本体上
に通常の方法で塗布される。本発明に用いるゴルフボー
ル本体としては糸巻きゴルフボール、ワンピースゴルフ
ボールやツーピースゴルフボールなどのソリッドゴルフ
ボールが挙げられる。
に通常の方法で塗布される。本発明に用いるゴルフボー
ル本体としては糸巻きゴルフボール、ワンピースゴルフ
ボールやツーピースゴルフボールなどのソリッドゴルフ
ボールが挙げられる。
【００２２】本発明の塗装ゴルフボールにおいて上述の
ように、本発明のゴルフボール用塗料をエナメルおよび
クリヤーのいずれの形で用いてもよい。通常ゴルフボー
ルはゴルフボール本体上に白のエナメルを塗布した後、
クリヤー塗料を塗布して、優れた外観を付与するが、本
発明のゴルフボール用塗料組成物はそのいずれか一方ま
たは両者に用いてもよい。ゴルフボール本体上に塗布す
る方法は一般的に行なわれている方法、たとえばスプレ
ー塗装などが好適である。
ように、本発明のゴルフボール用塗料をエナメルおよび
クリヤーのいずれの形で用いてもよい。通常ゴルフボー
ルはゴルフボール本体上に白のエナメルを塗布した後、
クリヤー塗料を塗布して、優れた外観を付与するが、本
発明のゴルフボール用塗料組成物はそのいずれか一方ま
たは両者に用いてもよい。ゴルフボール本体上に塗布す
る方法は一般的に行なわれている方法、たとえばスプレ
ー塗装などが好適である。
【００２３】
【発明の効果】本発明のゴルフボールは本発明のゴルフ
ボール塗料は優れた耐衝撃性および耐摩耗性を提供し、
ゴルフボールが砂などにより傷つけられることが非常に
少ない。また本発明により得られる塗装ゴルフボールは
その外観が優れており、しかもバンカーショット時にも
傷が少なく、優れたゴルフボールを提供する。
ボール塗料は優れた耐衝撃性および耐摩耗性を提供し、
ゴルフボールが砂などにより傷つけられることが非常に
少ない。また本発明により得られる塗装ゴルフボールは
その外観が優れており、しかもバンカーショット時にも
傷が少なく、優れたゴルフボールを提供する。
【００２４】
【実施例】本発明を実施例によりさらに詳細に説明す
る。本発明はこれら実施例に限定するものと解してはな
らない。
る。本発明はこれら実施例に限定するものと解してはな
らない。
【００２５】実施例１〜６および比較例１〜３ 通常の方法で作製されたアイオノマーカバーのツーピー
スゴルフボール本体にウレタンエナメル又はウレタンク
リヤーをスプレーガンで塗布(静電塗装でも可)し、その
後表−１に示すトップクリヤーを塗布した。使用したク
リヤー塗料は表１に示す塗料配合であった。得られたゴ
ルフボールについて耐摩耗テスト、耐擦傷テスト、可撓
性テスト、耐衝撃性テストおよびラウンドテストを行っ
た。
スゴルフボール本体にウレタンエナメル又はウレタンク
リヤーをスプレーガンで塗布(静電塗装でも可)し、その
後表−１に示すトップクリヤーを塗布した。使用したク
リヤー塗料は表１に示す塗料配合であった。得られたゴ
ルフボールについて耐摩耗テスト、耐擦傷テスト、可撓
性テスト、耐衝撃性テストおよびラウンドテストを行っ
た。
【００２６】使用した成分および測定方法は以下の通り
であった。 ポリエステルポリオールＡ アジピン酸とフタル酸とヘキサンジオールの重縮合物で
あって、分子量１５００、ヒドロキシル価１３５であっ
た。
であった。 ポリエステルポリオールＡ アジピン酸とフタル酸とヘキサンジオールの重縮合物で
あって、分子量１５００、ヒドロキシル価１３５であっ
た。
【００２７】ポリエステルポリオールＢ 炭素数１８個の植物油脂肪酸のリシノールで変性された
ポリエステルポリオールであり、ポリエステルポリオー
ルはフタル酸とヘキサンジオールとの重縮合物であっ
た。全体の分子量は１５００、ヒドロキシル価は１３５
であった。 アクリルポリオール：アクリディック８０１(大日本イ
ンキ(株)製)(ヒドロキシル価１００)
ポリエステルポリオールであり、ポリエステルポリオー
ルはフタル酸とヘキサンジオールとの重縮合物であっ
た。全体の分子量は１５００、ヒドロキシル価は１３５
であった。 アクリルポリオール：アクリディック８０１(大日本イ
ンキ(株)製)(ヒドロキシル価１００)
【００２８】耐摩耗性テスト：テーパー摩耗試験を行っ
た。摩耗輪ＣＳ−１７、荷重５００gで５００回転実施
し、その時の外観および摩耗量で判定。 耐擦傷テスト:グラスウールにて塗装表面を２０回ラビ
ングし、その時の外観で判定。 可撓性テスト：ＪＩＳ Ｋ−５４００、６．１６の屈曲
試験機を使用し、芯棒直径２mmのもので１８０度折り曲
げ、屈曲部の外観判定を行った。 耐衝撃性テスト:ボールスピード４５m／秒でフェース溝
のついた鉄製衝撃板に１００回当て、ボールのクラック
性、フェースマーク、およびペイント密着性を観察し
た。 ラウンドテスト：同一ホールにて同一プレーヤがドライ
バーで１０回、７番アイアンで１０回、それぞれの種類
のゴルフボールを打ち、目視によりボールの傷つきおよ
び汚れの程度を観察した。
た。摩耗輪ＣＳ−１７、荷重５００gで５００回転実施
し、その時の外観および摩耗量で判定。 耐擦傷テスト:グラスウールにて塗装表面を２０回ラビ
ングし、その時の外観で判定。 可撓性テスト：ＪＩＳ Ｋ−５４００、６．１６の屈曲
試験機を使用し、芯棒直径２mmのもので１８０度折り曲
げ、屈曲部の外観判定を行った。 耐衝撃性テスト:ボールスピード４５m／秒でフェース溝
のついた鉄製衝撃板に１００回当て、ボールのクラック
性、フェースマーク、およびペイント密着性を観察し
た。 ラウンドテスト：同一ホールにて同一プレーヤがドライ
バーで１０回、７番アイアンで１０回、それぞれの種類
のゴルフボールを打ち、目視によりボールの傷つきおよ
び汚れの程度を観察した。
【００２９】
【表１】
【００３０】実施例７〜１２および比較例４〜６ 通常の方法で作製されたワンピースゴルフボール本体に
ウタレンエナメル又はウレタンクリヤーをスプレーガン
で塗布(静電塗装でも可)し、その後表−２に示すトップ
クリヤーを塗布した。使用したクリヤー塗料は表２に示
す塗料配合であった。得られたゴルフボールについて耐
摩耗テスト、耐擦傷テスト、可撓性テスト、耐衝撃性テ
スト、ラウンドテストおよび滑り性テストを行った。
ウタレンエナメル又はウレタンクリヤーをスプレーガン
で塗布(静電塗装でも可)し、その後表−２に示すトップ
クリヤーを塗布した。使用したクリヤー塗料は表２に示
す塗料配合であった。得られたゴルフボールについて耐
摩耗テスト、耐擦傷テスト、可撓性テスト、耐衝撃性テ
スト、ラウンドテストおよび滑り性テストを行った。
【００３１】滑り性テスト：水漬け２４時間後、表面の
水をふきとり、２つのボールをこすり合わせて滑り性を
評価した。 ◎：非常によい ○：よい(２つのボールの引っかかりがない) △：悪い(２つのボールに引っかかりが生じる） ×：非常に悪い
水をふきとり、２つのボールをこすり合わせて滑り性を
評価した。 ◎：非常によい ○：よい(２つのボールの引っかかりがない) △：悪い(２つのボールに引っかかりが生じる） ×：非常に悪い
【００３２】
【表２】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｃ０９Ｄ 175/04 ＰＨＲ
Claims (22)
- 【請求項１】 (a)アクリルモノマー類を共重合するこ
とにより得られるヒドロキシル価４０〜１２０を有する
アクリルポリオール、(b)多塩基酸および多価アルコー
ルから得られるポリエステルポリオールまたはその脂肪
酸変性物であって、ヒドロキシル価１００〜１８０を有
するもの、および(c)硬化剤を含有し、かつ成分(a)と成
分(b)の重量比が１５／８５〜８５／１５(成分a／成分
b)であるゴルフボール用塗料組成物。 - 【請求項２】 アクリルポリオールの分子量が４,００
０〜１０,０００である請求項１記載のゴルフボール用
塗料組成物。 - 【請求項３】 アクリルポリオールがアクリル酸、メタ
クリル酸、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)ア
クリレート、ヒドロキシルエチル(メタ)アクリレート、
ブチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシルブチル(メタ)
アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート、ヒドロキ
シヘキシル(メタ)アクリレート、エチルヘキシル(メタ)
アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、ヒドロ
キシプロピル(メタ)アクリレート、n−ステアリル(メ
タ)アクリレートから成る群から選択されるアクリルモ
ノマー類を重合することにより得られる請求項１記載の
ゴルフボール用塗料組成物。 - 【請求項４】 ポリエステルポリオールが分子量８００
〜２０００を有する請求項１記載のゴルフボール用塗料
組成物。 - 【請求項５】 ポリエステルポリオールが脂肪族多塩基
酸、芳香族多塩基酸および炭素数が７から１３の脂肪族
多価アルコールの重縮合物である請求項１記載のゴルフ
ボール用塗料組成物。 - 【請求項６】 ポリエステルポリオールがアジピン酸、
又はフタル酸と１,４−ブタンジオール又はヘキサンジ
オールとの重縮合物である請求項５記載のゴルフボール
用塗料組成物。 - 【請求項７】 ポリエステルポリオールが芳香族多塩基
酸と脂肪族ジオールとの重縮合物を炭素数１５〜２１の
植物油脂肪酸で変性されたものである請求項１記載のゴ
ルフボール用塗料組成物。 - 【請求項８】 ポリエステルポリオールがフタル酸とヘ
キサンジオールとの重縮合物を、炭素数１８を有する植
物油脂肪酸で変性したものである請求項７記載のゴルフ
ボール用塗料組成物。 - 【請求項９】 硬化剤(c)がポリイソシアネートである
請求項１記載のゴルフボール用塗料組成物。 - 【請求項１０】 組成物がさらにイソシアネート基含有
有機変性ポリシロキサンを含有する請求項１記載のゴル
フボール用塗料組成物。 - 【請求項１１】 組成物がさらにＯＨ基含有有機変性ポ
リシロキサンを含有する請求項１記載のゴルフボール用
塗料組成物。 - 【請求項１２】 ゴルフボール本体とその本体上に塗布
された塗膜からなる塗装ゴルフボールにおいて、該塗膜
が(a)アクリルモノマー類を共重合することにより得ら
れるヒドロキシル価４０〜１２０を有するアクリルポリ
オール、(b)多塩基酸および多価アルコールから得られ
るポリエステルポリオールまたはその脂肪酸変性物であ
って、ヒドロキシル価１００〜１８０を有するもの、お
よび(c)硬化剤を含有し、かつ成分(a)と成分(b)の重量
比が１５／８５〜８５／１５(成分a／成分b)であるゴル
フボール用塗料組成物から形成されてなる塗装ゴルフボ
ール。 - 【請求項１３】 アクリルポリオールの分子量が４,０
００〜１０,０００である請求項１２記載の塗装ゴルフ
ボール。 - 【請求項１４】 アクリルポリオールがアクリル酸、メ
タクリル酸、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)
アクリレート、ヒドロキシルエチル(メタ)アクリレー
ト、ブチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシルブチル
(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート、ヒ
ドロキシヘキシル(メタ)アクリレート、エチルヘキシル
(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、
ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、n−ステアリ
ル(メタ)アクリレートから成る群から選択されるアクリ
ルモノマー類を重合することにより得られる請求項１２
記載の塗装ゴルフボール。 - 【請求項１５】 ポリエステルポリオールが分子量８０
０〜２０００を有する請求項１２記載の塗装ゴルフボー
ル。 - 【請求項１６】 ポリエステルポリオールが脂肪族多塩
基酸、芳香族多塩基酸および炭素数が７から１３の脂肪
族多価アルコールの重縮合物である請求項１２記載の塗
装ゴルフボール。 - 【請求項１７】 ポリエステルポリオールがアジピン
酸、又はフタル酸と１,４−ブタンジオール又はヘキサ
ンジオールとの重縮合物である請求項１１記載の塗装ゴ
ルフボール。 - 【請求項１８】 ポリエステルポリオールが芳香族多塩
基酸と脂肪族ジオールとの重縮合物を炭素数１５〜２１
の植物油脂肪酸で変性されたものである請求項１２記載
の塗装ゴルフボール。 - 【請求項１９】 ポリエステルポリオールがフタル酸と
ヘキサンジオールとの重縮合物を、炭素数１８を有する
植物油脂肪酸で変性したものである請求項１６記載の塗
装ゴルフボール。 - 【請求項２０】 硬化剤(c)がポリイソシアネートであ
る請求項１２記載の塗装ゴルフボール。 - 【請求項２１】 ゴルフボール用塗料組成物がさらにイ
ソシアネート基含有有機変性ポリシロキサンを含有する
請求項１２記載の塗装ゴルフボール。 - 【請求項２２】 ゴルフボール用塗料組成物がさらにＯ
Ｈ基含有有機変性ポリシロキサンを含有する請求項１２
記載の塗装ゴルフボール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28025595A JP3626544B2 (ja) | 1994-10-27 | 1995-10-27 | ゴルフボール用塗料組成物およびそれを用いた塗装ゴルフボール |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6-263523 | 1994-10-27 | ||
| JP26352394 | 1994-10-27 | ||
| JP28025595A JP3626544B2 (ja) | 1994-10-27 | 1995-10-27 | ゴルフボール用塗料組成物およびそれを用いた塗装ゴルフボール |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08206255A true JPH08206255A (ja) | 1996-08-13 |
| JP3626544B2 JP3626544B2 (ja) | 2005-03-09 |
Family
ID=26546051
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28025595A Expired - Lifetime JP3626544B2 (ja) | 1994-10-27 | 1995-10-27 | ゴルフボール用塗料組成物およびそれを用いた塗装ゴルフボール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3626544B2 (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6063859A (en) * | 1997-02-24 | 2000-05-16 | Cashew Co., Ltd. | Coating composition for golf ball and golf ball using the same |
| JP2002060654A (ja) * | 2000-06-14 | 2002-02-26 | Callaway Golf Co | 二元硬化性コーティング |
| JP2002543253A (ja) * | 1999-04-30 | 2002-12-17 | スポルディング スポーツ ワールドワイド，インコーポレーテッド | 芳香族／脂肪族ポリイソシアネート共重合体を含有するゴルフボール表面被覆 |
| JP2003253201A (ja) * | 2002-02-28 | 2003-09-10 | Asia Kogyo Kk | ゴルフボール用塗料組成物及びこれを用いたゴルフボール |
| US7201673B2 (en) | 2004-05-24 | 2007-04-10 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Ball |
| KR100616803B1 (ko) * | 1998-12-30 | 2008-11-12 | 주식회사 케이씨씨 | 자동차 도료용 수지조성물 |
| JP2013126542A (ja) * | 2011-12-16 | 2013-06-27 | Bridgestone Sports Co Ltd | ゴルフボール |
| JP2013126541A (ja) * | 2011-12-16 | 2013-06-27 | Bridgestone Sports Co Ltd | ゴルフボール |
| US9033824B2 (en) | 2011-12-16 | 2015-05-19 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Golf ball |
-
1995
- 1995-10-27 JP JP28025595A patent/JP3626544B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| US7101934B2 (en) | 2002-02-28 | 2006-09-05 | Asia Industry Co., Ltd. | Coating composition used for golf ball and golf ball using the same |
| US7201673B2 (en) | 2004-05-24 | 2007-04-10 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Ball |
| JP2013126542A (ja) * | 2011-12-16 | 2013-06-27 | Bridgestone Sports Co Ltd | ゴルフボール |
| JP2013126541A (ja) * | 2011-12-16 | 2013-06-27 | Bridgestone Sports Co Ltd | ゴルフボール |
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| US9050500B2 (en) | 2011-12-16 | 2015-06-09 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Golf ball |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3626544B2 (ja) | 2005-03-09 |
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