JPH08205939A - 往復回転式収納具における衣服吊下枠 - Google Patents

往復回転式収納具における衣服吊下枠

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JPH08205939A
JPH08205939A JP4230595A JP4230595A JPH08205939A JP H08205939 A JPH08205939 A JP H08205939A JP 4230595 A JP4230595 A JP 4230595A JP 4230595 A JP4230595 A JP 4230595A JP H08205939 A JPH08205939 A JP H08205939A
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JP
Japan
Prior art keywords
hanging
hanger
frame
clothes
hanging frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP4230595A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Nakamoto
博昭 仲本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHIZUOKA KINZOKU KOGYO KK
Original Assignee
SHIZUOKA KINZOKU KOGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 前後両掛桟の間隔の狭い衣服吊下枠を提供す
る。 【構成】 衣服吊下枠の前側の掛桟21と後側の掛桟22と
に100 〜200 mm程度の段差を付けると共に、夫々の掛桟
には、ハンガー8の幅より若干広い間隔でハンガー8を
等間隔的に吊下げるようにし、しかも、高い方の掛桟22
に吊下げたハンガーが低い方の掛桟21に吊下げたハンガ
ーの間に位置するように、夫々の掛桟にハンガーの吊下
げ箇所を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主レールを伸縮自在に
形成した往復回転式収納具の衣服吊下枠に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】多数の衣服をハンガーに掛けて収納する
収納具としては、従来から、前後に掛桟を有する衣服吊
下枠を左右方向に180 度ずつ回転させることが出来るよ
うにして、前後何れの掛桟も前側に位置するように構成
した往復回転式の収納具が用いられている。即ち、この
収納具は、支持枠と衣服吊下枠とから成っており、支持
枠には、その中心付近から前方へ向かう線上に主レール
を取り付けると共に、主レールの後方を通り、左右方向
に向かって弓状に湾曲した線上に補助レールを取り付
け、一方、衣服吊下枠には、上面の中央に主ランナを取
り付け、これを主レールに係合させることにより、衣服
吊下枠を主レールに垂下させ、且つ、主レールに沿って
前後方向に走行しながら左右方向に180 度ずつ往復回転
するように構成されたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、上記した
従来の往復回転式の収納具の主レールを伸縮自在にした
収納棚を発明し、既に特許出願に及んでいる。この新た
な往復回転式収納棚は、主レールが短縮したときの寸法
を小さくすると、それだけ載置棚(衣服吊下枠)の前後
幅を小さくすることが出来るのであり、従って、収納棚
自体の奥行を狭くすることが出来ると云う利点がある。
ところで衣服吊下枠に衣服を収納するときは、前側の掛
桟に吊下げる衣服と後側の掛桟に吊下げる衣服とが互い
に衝突したり、重複したりすることのないようにするこ
とが必要とされる。そのため、前側の掛桟と後側との間
隔を、少なくともハンガーの長さ寸法以上にせざるを得
ないので、両掛桟の間隔、換言すれば衣服吊下枠の奥行
は自ずから制約される。このようなことから、新たな往
復回転式収納棚を衣服用収納具として利用しようとして
も、上記したように前後両掛桟の間隔を一定以下にする
ことが出来ないため、衣服吊下枠の奥行を狭くすること
が出来ると云う、この収納棚の特長を発揮することが出
来ず、従ってこの衣服用収納具を洋服箪笥のような収納
家具や押し入れ等に内装して使用することは到底出来な
いと云う問題があった。本発明は、前後両掛桟の間隔の
狭い衣服吊下枠を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、衣服用ハンガ
ーに衣服を掛けると、その見掛け上の厚みはハンガーの
幅とほゞ同一の、数十ミリメートル程度であるが、実質
的にはハンガーより下の部分は数ミリメートル乃至十数
ミリメートル程度である点に鑑み、衣服吊下枠の前側の
掛桟と後側の掛桟とに100 〜200 mm程度の段差を付ける
と共に、夫々の掛桟には、ハンガー8の幅より若干広い
間隔でハンガー8を等間隔的に吊下げるようにし、しか
も、高い方の掛桟に吊下げたハンガーが低い方の掛桟に
吊下げたハンガーの間に位置するように、夫々の掛桟に
ハンガーの吊下げ箇所を形成したことにより、上記した
課題を解決している。
【0005】
【作用】本発明に係る往復回転式収納具の衣服吊下枠
は、一方の掛桟と他方の掛桟とに100 〜200 mm程度の段
差があり、しかも、一方の掛桟に吊下げるハンガーと他
方の掛桟に吊下げるハンガーとが、同一垂直平面上に位
置しないように、夫々の掛桟にハンガーの吊下げ箇所を
形成したことにより、夫々の掛桟にハンガーの吊下げて
も、ハンガー同士が互いに衝突することがなく、高い方
の掛桟のハンガーに掛けられた衣服は、低い方の掛桟に
吊下げられたハンガーの中間に位置することゝなる。
【0006】
【実施例】以下、本発明に係る往復回転式収納具を図示
の実施例に基づいて具体的に説明する。この実施例では
往復回転式収納具は、支持枠1と衣服吊下枠2とから成
り、衣服吊下枠2は支持枠1に垂下した状態で取り付け
られている。支持枠1は、図示はしないが、箱形の収納
家具や、押し入れ等の天井に取り付けるようになってい
て、この回転式収納具を収納家具や押し入れ等に装備し
て使用するようになっている。又、その下面には、中央
付近の一点(MC)を通り前縁に向かう線上に主レール3
が配設されており、更に、この点MCの両側の、支持枠1
の側縁に近い点(SL、SR)と、点MCより後位の一点SCと
を通る湾曲線上に補助レール4が配設されている。衣服
吊下枠2は、前面と後面に掛桟21、22が取り付けられて
いて、夫々に衣服用ハンガー8(81、82)を吊下げるよ
うになっている。又、衣服吊下枠2には、上面の中心付
近に主ランナ5が取り付けられており、これが主レール
3に係合していて、主ランナ5を介して主レール3に垂
下した状態になっており、主レール3に沿って、回転し
ながら進退するようになっている。更に、衣服吊下枠2
の上面には、主ランナ5の側方に補助ランナ6が取り付
けられており、これが補助レール4に係合していて、衣
服吊下枠2が回転し、進退移動するに合わせて補助レー
ル4に沿って走行して、衣服吊下枠2を常に垂直姿勢に
保つようになっている。
【0007】図4に、主レール3と補助レール4、主ラ
ンナ5、及び補助ランナ6の位置関係を示す。点MCと点
SL、点MCと点SR、及び点MFと点SCの間隔は同一であり、
又、主ランナ5と補助ランナ6の間隔は、点MCと点SLの
間隔と同一であって、主ランナ5が点MCに位置している
とき、補助ランナ6は点SL、又は点SRに位置している。
図に於いて、衣服吊下枠2の右側部を手前方に引くなど
して、これに時計方向に回転しようとする力を加える
と、主ランナ5が点MCから前進し、同時に補助ランナ6
が中央に向かって移行する。そして、主ランナ5が点MF
にまで達し、一方、補助ランナ6は、衣服吊下枠2の回
転角度が90度になったとき、補助レール4の中央(点S
C)に到達する。衣服吊下枠2を更に回転させると、こ
の主ランナ5が後退し、補助ランナ6は右方に向かって
移行する。そして、衣服吊下枠2が180 度回転したとこ
ろで主ランナ5は、再び点MCに戻り、補助ランナ6は点
SRに到達し、衣服吊下枠2は前面と後面とが反転した状
態となる。次に、この衣服吊下枠2を反時計方向に回転
させると、主ランナ5は点MFまでを往復移動し、補助ラ
ンナ6は点SLに向かって移行する。
【0008】衣服吊下枠2は、前面側の掛桟21と後面側
の掛桟22との間に、100 〜200 mm程度の段差があって、
これに衣服用ハンガーを吊下げたときに、掛桟21に吊下
げたハンガー81と掛桟22に吊下げたハンガー82とが同一
の高さに位置することのないようにしてある。又、掛桟
21と掛桟22には、吊下溝91、92をハンガー8の幅より若
干広い間隔(衣服の実質的な厚みより僅かに広い間隔)
を開けて形成して、ハンガー81、82を吊下げる位置を規
定してある。殊に、吊下溝91と92は、吊下溝91に吊下げ
られるハンガー81が占める垂直面の中間に、吊下溝92に
吊下げられるハンガー82が占める垂直面が位置するよう
に、互いの吊下げ位置をずらせて形成してある。又、掛
桟21と掛桟22とは、ハンガー8の長さ寸法よりも狭く
て、夫々の掛桟に吊下げられたハンガー8同士が掛桟21
と掛桟22との間で重複し、しかも、一方の掛桟に吊下げ
られるハンガー8が他方の掛桟に迄は届くことのない間
隔となっている。
【0010】掛桟21にハンガー81を吊下げると、掛桟22
に吊下げられるハンガー82に掛けられた衣服84は、ハン
ガー81と重複する部分が、このハンガー81により狭めら
れて、ハンガー81の間に挿入された状態になり、一方、
ハンガー81は衣服84の間に挟まれた状態になる。そのた
め、両ハンガー81、82は並行姿勢に整列されることとな
る。
【0011】以上詳述したように本発明に係る往復回転
式収納具は、衣服吊下枠の前面側の掛桟21と後面側の掛
桟22との間に、100 〜200 mm程度の段差を設けると共
に、両掛桟21と掛桟22の吊下溝91と92をずらせた箇所に
形成したもので、掛桟21に吊下げられるハンガー81と掛
桟22に吊下げられるハンガー82が同一水平面上にも、垂
直平面上にも位置することが無くなり、夫々の掛桟21、
22には、従来の往復回転式収納具と同一の間隔でハンガ
ー8を吊下げることが出来るのであり、しかも、掛桟21
と掛桟22との間隔をハンガーの長さ寸法よりも充分に狭
くすることが出来ることとなった。そしてその結果、奥
行の狭い往復回転式収納具の実現が可能となり、これを
収納家具や押し入れ等に内装して使用することが出来
て、衣服の利用範囲が著しく拡大されるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る往復回転式収納具の一実施例を示
す一部切欠斜視図である。
【図2】同上要部を示す縦断側面図である。
【図3】同上要部を示す正面図である。
【図4】主レールと補助レールの位置関係を示す説明図
である。
【符号の説明】
1 支持枠 2 衣服吊下枠 3 主レール 4 補助レール 8 衣服用ハンガー 5 主ランナ 6 補助ランナ 21 掛桟 22 掛桟 91 吊下溝 92 吊下溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持枠と衣服吊下枠とから成り、衣服吊
    下枠の上面の中央に主ランナを取り付けると共に、その
    側方位に補助ランナを取り付け、一方、支持枠の下面に
    は、衣服吊下枠の中心部と一致する点からから前方へ向
    かう直線上に主レールを取り付けて、これに主ランナを
    嵌めて、主ランナが主レールに沿って前後方向に走行す
    るようにすると共に、主レールの後方を通り、左右方向
    に延びる湾曲線上に補助レールを取り付けて、これに補
    助ランナを嵌めて、補助ランナが補助レールに沿って左
    右方向に走行するように構成して衣服吊下枠を左右方向
    に180 度ずつ往復回転させることが出来るようにした往
    復回転式収納具において、衣服吊下枠の前側の掛桟と後
    側の掛桟とに100 〜200 mm程度の段差を付けると共に、
    夫々の掛桟には、ハンガーの幅より若干広い間隔でハン
    ガーを等間隔的に吊下げるようにし、しかも、高い方の
    掛桟に吊下げたハンガーが低い方の掛桟に吊下げたハン
    ガーの間に位置するように構成したことを特徴とする往
    復回転式収納具における衣服吊下枠。
  2. 【請求項2】 衣服吊下枠は、奥行を、ハンガーの長さ
    寸法よりも狭く、しかも、一方の掛桟に吊下げられるハ
    ンガーが他方の掛桟に迄は届くことのない寸法としたこ
    とを特徴とする請求項1の往復回転式収納具における衣
    服吊下枠。
JP4230595A 1995-02-07 1995-02-07 往復回転式収納具における衣服吊下枠 Pending JPH08205939A (ja)

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JPH08205939A true JPH08205939A (ja) 1996-08-13

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