JPH10155570A - ハンギングフォルダーの収納装置 - Google Patents

ハンギングフォルダーの収納装置

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JPH10155570A
JPH10155570A JP31588996A JP31588996A JPH10155570A JP H10155570 A JPH10155570 A JP H10155570A JP 31588996 A JP31588996 A JP 31588996A JP 31588996 A JP31588996 A JP 31588996A JP H10155570 A JPH10155570 A JP H10155570A
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JP31588996A
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Yoji Nakamichi
洋治 中道
Masaaki Hattori
雅昭 服部
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Kokuyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一本のバーにハンギングフォルダーを整列し
て収納できるようにすること。 【解決手段】 フォルダー本体41の上端部にハンガー
42が設けられたハンギングフォルダー40を吊り下げ
た状態で収納するための収納装置。この収納装置10
は、前部支持壁24と後部支持壁25との上部中央にバ
ー27を備えているとともに、下部の左右両側位置に姿
勢制御バー30が選択的に固定されるように設けられて
いる。ハンギングフォルダー40のハンガー42は、重
心Pよりも左右何れかの方向に偏荷重を生じさせる位置
に設けられており、この偏荷重によって回転する方向に
前記姿勢制御バー30が固定される。従って、バー27
に吊持された各ハンギングフォルダー40は、その外縁
部分が姿勢制御バー30に当接して前後方向に揃った姿
勢に維持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はハンギングフォルダ
ーの収納装置に係り、更に詳しくは、ハンギングフォル
ダーを吊持するための部材を一本のバーにより構成する
とともに、吊持された多数のハンギングフォルダーの各
外縁が揃う状態で収納することのできる収納装置の改良
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、各種の書類を吊り下げた状態
で収納することのできるハンギングフォルダーが知られ
ている。この種のハンギングフォルダーは、左右二箇所
にハンガーが設けられており、これらのハンガーを引き
出しの前後方向に延びる左右一対のバー又はレールに係
合させることで所定姿勢に収納可能となっている。
【0003】しかしながら、このような構成にあって
は、ハンギンフォルダーに二箇所のハンガーを設けなけ
ればならないと同時に、これに対応した二本のバー若し
くはレールを収納装置側にも設けなければならず、両者
の構造を複雑化させるという不都合がある。
【0004】そこで、例えば、実公昭62−27167
号公報に示されるように、ハンギングフォルダーを一本
のバーによって吊持することのできる収納装置が提案さ
れている。この収納装置は、左右方向に配設された一本
のバーと、このバーよりも奥行側に設けられた頂部フレ
ームとを備えて構成されており、バーにはフォルダー本
体の上端部に設けられたハンガーが係合可能に設けられ
ている。このハンガーは、フォルダー本体の上端中央部
よりも奥行側にシフトした位置に設けられて偏荷重を生
じさせるようになっており、ハンガーをバーに係合させ
てハンギングフォルダーを吊持した時に、その奥行側が
上方に回転するように設定されている。そして、ハンギ
ングフォルダーの奥行側上端縁が前記頂部フレームの下
面側に当接することにより、多数のハンギングフォルダ
ーを吊持した状態で、それらの外縁が揃った位置を保つ
ように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなハンギングフォルダーの収納装置にあっては、ハン
ギングフォルダーの出し入れが手前側からのみのアクセ
スによって行われるものであり、出し入れ方向が極めて
限定的になるという不都合がある。しかも、前記頂部フ
レームはバーよりも奥行側に固定的に設けられているた
め、これに用いることのできるハンギングフォルダーの
全てが同一の偏荷重を備えたものでなければならず、汎
用的に利用することが困難になるという不都合もある。
【0006】
【発明の目的】本発明は、このような不都合に着目して
案出されたものであり、その目的は、既存のキャビネッ
トに僅かな設計変更を加えることで構成することができ
るとともに、最小限の構成部品によってハンギングフォ
ルダーを整列姿勢で収納することができ、且つ、汎用的
に利用することのできるハンギングフォルダーの収納装
置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、書類を収納可能なフォルダー本体と、こ
のフォルダー本体の上端部に設けられるとともに、当該
フォルダー本体を左右何れかの方向に偏荷重を生じさせ
る位置にハンガーを備えてなるハンギングフォルダーの
収納装置において、装置本体に対して出し入れ可能な前
後の支持壁間で前記ハンガーを係合可能とするバーと、
前記フォルダー本体の左右の外縁に沿う下部側に設けら
れ前記偏荷重によるハンギングフォルダーの回転方向側
の外縁部分を係止可能とする姿勢制御バーを着脱自在に
設ける、という構成を採っている。このような構成によ
れば、前後方向に延びるバーに対して、左右何れの方向
からもハンギングフォルダーを出し入れすることが可能
となる。また、姿勢制御バーは、ハンギングフォルダー
の偏荷重によって生ずる回転方向側に着脱自在に設けら
れているため、この姿勢制御バーに各フォルダー本体の
外縁が当接するようになり、各ハンギングフォルダーの
外縁が前後方向に揃った位置姿勢に維持されることとな
る。従って、フォルダー本体の外縁部分に適宜な見出し
片を設けておくことで、引き出しと同時に各見出し片を
検索することが可能となる。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係るハンギングフォルダーの
収納装置の実施例を図面を参照しながら説明する。
【0009】図1には本実施例に係る収納装置を一部断
面した正面図が示され、図2には、その側面図が示され
ている。これらの図において、収納装置10は、装置本
体11と、この装置本体11に対して前後方向に出し入
れ可能に設けられた引き出し12とを備えて構成されて
いる。
【0010】装置本体11は、底壁13と、この底壁1
3の図1中左右両端から立設された側壁15と、これら
の側壁15の上端及び後端に配置された頂壁16及び後
壁17とを備え、手前側が開放する箱型形状に設けられ
ている。
【0011】前記引き出し12は、前記側壁15の下部
内面側に設けられたサスペンションレール20に沿って
移動可能に設けられた底壁21と、この底壁21の前後
両端位置において一対の関係をなす前部支持壁24及び
後部支持壁25とにより構成されている。前部支持壁2
4及び後部支持壁25間には、それらの上端側略中央部
に角棒状のバー27が掛け渡されているとともに、各支
持壁24,25の下部相対面における図1中左右両側に
は、中空のパイプ材等からなる姿勢制御バー30を選択
的に取り付けるための取付部31が設けられている。こ
の取付部31は、各支持壁24,25の前記相対面にね
じ33を介して固定された固定片35と、この固定片3
5に設けられた突起36とにより構成されており、この
突起36が前記姿勢制御バー30のパイプ内に受容さ
れ、これによって姿勢制御バー30が取り付け可能とな
っている。
【0012】本実施例における姿勢制御バー30は、図
1に示されるように、正面側からみて右側位置に一本配
置されているが、左側位置にも取り付けられるようにな
っており、これらは二者択一の関係で取り付けられる。
【0013】前記バー27には、ハンギングフォルダー
40が吊持可能に設けられている。このハンギングフォ
ルダー40は、表裏一対のシート材により構成されたフ
ォルダー本体41と、このフォルダー本体41の上端部
に固定されたハンガー42とを備えて構成されている。
フォルダー本体41は、ここでは詳細構造を省略してい
るが、表裏のシート間を開くことができるよう形成され
ており、これによってシート間に図面若しくは地図等を
挟み込んでこれらを収納できるようになっている。
【0014】前記ハンガー42の係合位置は、フォルダ
ー本体41の重心位置Pを通る鉛直線Lよりも適宜な寸
法W分だけ右側にシフトした位置となるように設けられ
ている。従って、ハンギングフォルダー40をバー27
に吊持させた時に、当該ハンギングフォルダー40の下
部右側が反時計方向に回転しようとする偏荷重が生ずる
ようになっている。ここで、ハンガー42は、把手45
と、この把手45の上端から略水平方向に突設されたフ
ック部46とにより構成されており、このフック部46
がバー27上に乗ってこれに係合可能となっている。
【0015】なお、前記フォルダー本体41の右側上部
には見出し片49が突設されており、この見出し片49
に所定の見出しを付しておくことで、収納対象物の検索
を容易に行えるようになっている。
【0016】以上の構成において、ハンギングフォルダ
ー40を収納するときは、図2に示されるように、引き
出し12を装置本体11から引き出しておき、図1中左
側からハンギングフォルダー40をバー27方向に向け
て接近させてバー27にハンガー42を係合させればよ
い。この際、ハンギングフォルダー40は、図1中左側
に偏荷重が生ずるように設定されているため、当該ハン
ギングフォルダー40全体がバー27を中心として反時
計方向に回転しようとする作用が生ずるが、この回転方
向には姿勢制御バー30が設けられているため、当該姿
勢制御バー30にフォルダー本体41の右側下部縁が当
接し、ハンギングフォルダー40が正面から見て傾いた
姿勢に吊持されることはない。
【0017】なお、ハンギングフォルダー40の偏荷重
が重心Pよりも右側に生ずるように設けられている場合
には、姿勢制御バー30は図1中左側に設けられた取付
部31に装着すればよい。つまり、本発明における姿勢
制御バー30の取付位置は、ハンギングフォルダー40
のハンガー取付位置との相関関係によって任意に変更可
能に設けられている。
【0018】なお、前記実施例における取付部31は、
鉛直方向及び又は水平方向線上に複数設けることもでき
る。この場合、ハンギングフォルダー40の上下方向寸
法や左右寸法が種々異なるタイプのものを収納すること
が可能となり、本収納装置10の汎用性を高めることが
できる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
前後の支持壁にハンギングフォルダーを吊持するための
バーを設けるとともに、フォルダー本体の左右の外縁に
沿う下部側に姿勢制御バーを設け、この姿勢制御バーに
ハンギングフォルダーの偏荷重による回転方向側の外縁
部分を係止可能に設けたから、バーに対して左右何れの
方向からもハンギングフォルダーを出し入れすることが
可能になる他、各ハンギングフォルダーの各外縁が前後
方向に揃った位置姿勢に維持された状態での収納が可能
となる。従って、フォルダー本体の外縁部分に適宜な見
出し片を設けておくことで、各見出し片の突出位置が前
後方向に整列して視認できるようになり、外観体裁を良
好に保ちつつ検索容易性を付与することができる。
【0020】更に、本発明は、前後の支持壁にバー及び
姿勢制御バーを掛け渡すようにして構成することができ
るため、既存のキャビネット等に僅かな設計変更を加え
るだけで構成することができ、製造コストも大幅に低減
できる汎用タイプとして提供することが期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るハンギングフォルダーの収納装置
を一部断面した正面図。
【図2】図1の右側面図。
【符号の説明】
10 収納装置 11 装置本体 12 引き出し 24 支持壁 25 支持壁 27 バー 30 姿勢制御バー 40 ハンギングフォルダー 41 フォルダー本体 42 ハンガー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書類を収納可能なフォルダー本体と、こ
    のフォルダー本体の上端部に設けられるとともに、当該
    フォルダー本体を左右何れかの方向に偏荷重を生じさせ
    る位置にハンガーを備えてなるハンギングフォルダーの
    収納装置において、装置本体に対して出し入れ可能な前
    後の支持壁間で前記ハンガーを係合可能とするバーと、
    前記フォルダー本体の左右の外縁に沿う下部側に設けら
    れ前記偏荷重によるハンギングフォルダーの回転方向側
    の外縁部分を係止可能とする姿勢制御バーを着脱自在に
    設けたことを特徴とするハンギングフォルダーの収納装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111772360A (zh) * 2020-08-10 2020-10-16 苏亮 一种基于磁悬浮的静音旋转书架
CN111772360B (zh) * 2020-08-10 2021-12-07 江西光正金属设备集团有限公司 一种基于磁悬浮的静音旋转书架

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