JPH08205912A - 2種の金属を用いたコイン - Google Patents

2種の金属を用いたコイン

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JPH08205912A
JPH08205912A JP6262903A JP26290394A JPH08205912A JP H08205912 A JPH08205912 A JP H08205912A JP 6262903 A JP6262903 A JP 6262903A JP 26290394 A JP26290394 A JP 26290394A JP H08205912 A JPH08205912 A JP H08205912A
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JP
Japan
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insert
ring
annulus
coin
initial thickness
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JP6262903A
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English (en)
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Michel Lasset
ミシェル ラセット
Maurice Mano
モリス マノ
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Administration Des Monnaies & Medaille
Administration des Monnaies et Medailles
Original Assignee
Administration Des Monnaies & Medaille
Administration des Monnaies et Medailles
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21KMAKING FORGED OR PRESSED METAL PRODUCTS, e.g. HORSE-SHOES, RIVETS, BOLTS OR WHEELS
    • B21K25/00Uniting components to form integral members, e.g. turbine wheels and shafts, caulks with inserts, with or without shaping of the components
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44CPERSONAL ADORNMENTS, e.g. JEWELLERY; COINS
    • A44C21/00Coins; Emergency money; Beer or gambling coins or tokens, or the like
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B44DECORATIVE ARTS
    • B44BMACHINES, APPARATUS OR TOOLS FOR ARTISTIC WORK, e.g. FOR SCULPTURING, GUILLOCHING, CARVING, BRANDING, INLAYING
    • B44B5/00Machines or apparatus for embossing decorations or marks, e.g. embossing coins
    • B44B5/008Machines or apparatus for embossing decorations or marks, e.g. embossing coins in layered material; connecting a plurality of layers by embossing
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/12All metal or with adjacent metals
    • Y10T428/12451Macroscopically anomalous interface between layers

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2種類の金属を用いたコイン及びメダルを製
造する方法を提供する。 【構成】 内側開口及び該開口の内側に配置された挿入
物からなるコイン又はメダルであって該挿入物は塑性変
形を有する環の材料で満たされた溝からなり、該環は実
質的に平坦で垂直な内側壁を有し、また該挿入物の初期
厚さよりも大きな初期厚さを有し、それにより環を挿入
物に接続するための挿入物に対する環の素材の該塑性変
形を供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は2種類の金属を用いたコ
イン及びメダルを製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】周縁環及び内側挿入部からなる2種類の
金属を用いたコイン及びメダルは公知である。一方が環
の形を取り、他方が挿入物の形を取る2つの異なる金属
の要素からそのようなコインを作成するのに望まれるの
は、これら2つの要素の接続に用いられるべき手段であ
ることは勿論である。この接続は組み立て後に挿入物が
環の内側のそれの軸に関して旋回しないように2つの要
素がそれぞれの表面上の所望のデザイン又はレタリング
からなる1つのコインを形成するようでなければならな
い。この型の2つの要素の接続の問題は非常に異なる領
域の研究課題であり、種々の解決方法が提案されてき
た。コインのより特定の領域では解決方法はヨーロッパ
特許第0080437号公開公報で貨幣を製造するため
の2種類の金属を用いた地金の作成について提案されて
いる。この文献に記載されている接続手段は環の内側表
面上に内側挿入物に位置するある数の歯により構成され
る。それの周縁は該歯の上面に接し、挿入物の金属のク
リープは圧力により引き起こされ、それにより該歯はこ
の金属により閉じ込められるよう内側挿入物は配置され
る。この技術には幾つかの欠点があり、特に該歯からな
る環を製造し、コインの表面上の金属のクリープの効果
をもたねばならず、これはしばしば得られた最終コイン
上の目に見える不規則さを生ずる。
【0003】本発明は環を挿入物で接続することにより
2種類の金属を用いたコイン又はメダルを製造する方法
に関し、ヨーロッパ特許第0080437号公開公報に
記載された方法を実施する場合に遭遇する困難を克服す
る。ヨーロッパ特許第0080437号公開公報の請求
項1の前半に記載された方法は日本国特許公開昭58ー
003743号に記載された方法にまた従う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明による方法の目
的は知られている方法の欠点を克服し、特に各コイン又
は各メダルを作るための2回の連続した打ち出しを用い
なければならない必要性を回避する事である。本発明の
他の主な目的は2つの要素の容易な組み立て及びまた好
ましくは製造の実施の操作を提供する解決方法を探す技
術的問題を解決することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の第一の特徴は挿入物が開口の内側に挿入され
るように環及び挿入物要素の1つが挿入物が該環の開口
の内側に配置される手段からなり、該要素間に存在する
空き空間内で該環挿入物組み立て体の要素の1つの素材
の塑性変形を引き起こすことにより該環と該挿入物を接
続手段により少なくとも部分的にクリンプし、最終的に
製造操作はスタンピングによりなされる内側開口及び適
切な寸法の挿入物からなる環を用いることによりそれぞ
れ得られる2種類の金属を用いたコイン又はメダルの製
造方法であって、実質的に平坦又は真っ直ぐな該内側開
口を画成する内側壁を有する環が用いられることを特徴
とする製造方法に関する。
【0006】好ましい特徴によれば環の初期厚さが該挿
入物の初期厚さよりも大きく、環ー挿入物組み立て体を
クリンプしコインを作ることはその動作が挿入物に向い
た環の素材の該塑性変形を引き起こす型を用い、挿入体
に向いた環のスタンピングをし、コイン又はメダルの表
面を形成するよう環ー挿入物組み立て体のスタンピング
をすることにより1つの単一操作で実施される。
【0007】他の好ましい実施例によれば内側開口を画
成する該環のこの内側壁は実質的に平坦かつ垂直であ
る。これは環の該内側開口を画成する内側壁はどのよう
な溝穴又はどのような突起も有さずそれによりそれは非
常に単純な環を供し、特にその初期厚さが挿入物の初期
厚さより大きな環の場合に環及び挿入物の非常に容易な
組み立てを可能にし、コインの製造を1つの単一操作に
より製造することを意味する。
【0008】該方法の変形実施例は従属請求項の方法で
定義される。しかしながら好ましくは環は実質的に長方
形、実質的に正方形、及び実質的に台形の断面から選択
される。台形の場合は台形の短い底辺は環の内側周縁部
を構成する初期横断面を有する。好ましい実施例によれ
ば環の初期厚さは可変であり、好ましくはそれの外側周
縁からそれの内側周縁に向かって変化する。好ましくは
環の初期厚さはそれの内側周縁部での厚さに比べて外側
周縁部でより大きい。これは実質的に台形の断面の好ま
しい実施例を提供する。
【0009】特定の特色により該厚さは環の外側周縁部
から内側周縁部へ徐々に縮小する。更に好ましい実施例
によれば挿入物の初期厚さは大きくとも環の最小初期厚
さに等しいか、又はわずかにより小さい。他の好ましい
実施例によれば、内側周縁部での環の初期厚さは値
(e)であり、外側周縁部での環の初期厚さは(e)と
約1.2x(e)を越えない大きさとの間の範囲にあ
る。
【0010】他の好ましい実施例によれば、環は対称形
であり、それの上面及び下面は外側に傾斜し、該環は実
質的に台形の横断面を有し、該台形の底辺は環の内側周
縁部及び外側周縁部により構成され内側周縁部は台形の
短い底辺により構成される。この好ましい実施例では環
の厚さは外側周縁部から内側周縁部に向かって変化し、
好ましくは外側周縁部から徐々に減少し、特に環の内側
開口内の挿入物のより容易な位置決めを提供することに
より、環を挿入物とより容易に組み立てる操作を提供す
る予期せぬ技術的利点を提供する。
【0011】更にまた非常に驚くべきことに製造操作が
挿入物に向かう環の素材の塑性変形により得られた環を
挿入物に機械的に接続する1つの単一操作でなされる場
合に特に改善された製造をまた結果として生ずる。本発
明では環は内側開口を実質的に平坦かつ垂直に画成する
内側壁を有し、挿入物より大きな厚さであり、好ましく
は環の素材は挿入の前に塑性変形されるようより容易に
塑性変形し、製造操作は環及び挿入物の両方の素材の塑
性変形の少なくとも一部分を提供する。
【0012】他の特定の好ましい特性によれば環に関す
る挿入物の回転防止効果の要求がより重要でない場合は
特に少なくとも1つの不連続な溝の代わりに挿入物の周
縁部上に形成された連続の溝を形成しうる。本発明はま
た第二の特徴により内側開口を有する環及び該開口の内
側に配置され、それに接続手段を介して接続された挿入
物からなるコイン又はメダルであって該環は実質的に平
坦で好ましくは実質的に垂直な内側壁を有することを特
徴とするコイン又はメダルを含む。垂直にすることによ
りそれは明細書及び請求項中で環の内側壁は実質的に環
により画成された概略の平面に実質的に垂直であること
を意味する。
【0013】好ましい実施例では該環の初期厚さは該挿
入物の初期厚さよりも大きく、該接続は挿入物に向いた
環の素材の該塑性変形により得られる。変形実施例はコ
インの従属請求項に記載される。好ましくは環の横断面
は実質的に長方形、実質的に正方形、及び実質的に台形
の断面から選択される。好ましい実施例は上記方法の好
ましい実施例から明らかにまた結果として生ずる。
【0014】台形の場合は台形の短い底辺は環の内側周
縁部を構成する。最終的に本発明は環及び挿入物による
2種類の金属を用いたコイン又はメダルを製造するため
の環及び挿入物であって該環は実質的に平坦で好ましく
は実質的に垂直な内側壁を有することを特徴とする環及
び挿入物をまた含む。好ましい実施例では環の初期厚さ
は挿入物の初期厚さよりもより大きく、好ましくは0.
05から0.3ミリメートルより大きい。
【0015】環及び挿入物の好ましい実施例は以下の当
業者に対する説明により明らかになろう。本発明を実施
するために挿入物及び環の素材、形状、及び寸法は適切
に選択されねばならないのは勿論である。金属に関して
はコイン又はメダルの製造においてどの様な金属又は合
金でも用いられうるが、環を構成する金属又は合金は好
ましくは挿入物として用いられる物よりより塑性変形し
うる;実際環を構成するのは金属又は合金であり、加え
られた圧力の影響下で塑性的に変形せねばならず、更に
挿入物は好ましくは挿入物に作られた溝を少なくとも部
分的に満たさねばならず、一方で挿入物の変形は好まし
くはコイン又はメダルに対して選択された浮き彫り及び
/又は絵柄の部分の構成に対応した表面的な変形に主に
制限されるべきである。挿入物及び環のそれぞれの形状
に関して挿入物及び環はその隙間(挿入物の外側部分と
環の内側部分との間の距離)が約0.05と約0.2ミ
リメートルの間に含まれ、更にまた環の厚さは挿入物の
それよりも0.05から0.3ミリメートル大きいよう
に用いられる。
【0016】本発明による方法の利点は多数あるが特に
以下に説明する。 ー環及び中心挿入物が示す単純な幾何学的形状; ー挿入物の周縁部上に不連続溝又は連続溝をかなり容易
に作れる; ー環の内側直径に関する挿入物の直径の非常に正確な調
整が可能(0.05から0.2ミリメートルの挿入物及
び環の隙間が可能である); ー挿入物及び環の間のこの調整を考慮に入れて、2つの
要素のクリンプ及び接続を引き起こすために確かにされ
るべきわずかな塑性変形; ー2つの要素の連結において表面が不規則さを示さない
コインを容易に得られる。
【0017】
【実施例】以下に非限定的な例で本発明を説明する;こ
れらの例は図1、2、3及び4に示される。図1の
(a)に「環」の部分断面図を示し、この環はここでは
実質的に長方形の初期断面を有する。内側壁16は実質
的に平坦で好ましくは実質的に垂直であることが容易に
わかる。垂直にすることによりそれは環12の内側壁1
6は実質的に環12により画成された概略の平面に実質
的に垂直であることを意味する。換言すれば環はそれの
内側壁上にいかなる溝穴及び突起も有さない。それは例
えば23mmの外径、16.5mmの内径、及び2.5
mmの厚さを有する。この環は帯金(band)から切
り出すことにより得られうる。それからそれは用いられ
ている合金に適した焼き鈍し、ディップ、及び磨きの工
程にかけられる。
【0018】図1の(b)に挿入物を示し、これは切り
出しにより得られた円形の円盤の形を取り、その直径は
16.3mmであり、その厚さは2.4mmである。こ
の挿入物は軸方向のぎざぎざ(knurl)付け、「縁
の刻印」型の工程にかけられ、それにより一連の溝が得
られうる;各溝は0.2mm程度の最大深さを有する。
6又は8の溝は例えば挿入物の周縁部にわたって作られ
うる。この挿入物はまた用いられた合金に特有な焼き鈍
し、ディップ、及び磨きの工程にかけられる。
【0019】図2に相互に機械的に(自動的に)配置さ
れた環及び挿入物を示す。図3に仕上げられたコイン、
即ち図2にのように配置された2つの要素は打ち出し型
に運ばれる;そのような打ち出しは挿入物及び特にそれ
の溝に向かった環の金属(又は合金)の塑性変形により
得られたクリンプ及び1つの単一操作での製造を確実に
する。
【0020】図4上に挿入物10が内側開口18を有す
る環12の内側に配置された本発明の第二の好ましい実
施例を示す。環12は図4に示されるように水平面上に
置かれた場合に上面13及び下面15をまた画成する。
更に環12は実質的に平坦で垂直な内側壁16を有す
る。この実施例によれば環12はその中に挿入物10が
配置される開口18を画成する内側周縁部16の厚さよ
り大きな厚さの外側周縁部14を有する。
【0021】図4の実施例によれば環の厚さは可変であ
り外側周縁部14から内側周縁部16に向かって徐々に
減少することがわかる。この特定の幾何的形態により挿
入物を環12の内側開口18の内側に容易に配置しう
る。好ましい特徴によれば外側周縁部14の厚さと内側
周縁部16との間の厚さの差は最大でも、ここでは内側
周縁部16の厚さ(e)である環の最小厚さの約0.2
倍である。
【0022】明細書及び請求項で「厚さ」という用語を
用いることにより環及び/又は挿入物の対称軸に実質的
に平行に測定された厚さを意味し、この厚さは環又は挿
入物が図4に示された位置で水平面上に配置された場合
の環又は挿入物の高さであることは当業者には良く理解
されることである。更にまた図4に示した実施例により
両方が環の上面13及び下面15上にある外側周縁部は
内側周縁部と比べてより大きな厚さである。故に上面1
3及び下面15は外側に傾斜する。故に環の初期横断面
は実質的に台形であり、該台形の底辺は環の該内側及び
外側周縁部により構成され、内側周縁部は台形の短い底
辺である。
【0023】従って環の外側周縁部14と環の内側周縁
部16とを比較した場合に厚さの差の全体は最大で環の
最小厚さの0.2倍であり、即ち(e)が内側周縁部1
6での環12の厚さである場合に0.2x eである。
このように構成されているので環は完全に対称形であり
初期には同一である上面13又は下面15の選択に気遣
うことなく配置されうる。
【0024】挿入物10の厚さ(h)は環12の最小厚
さ(e)と最大で等しく又はよりわずかに小さく、故に
挿入物10の素材に関する環の素材の選択的な塑性変形
を確実にする。挿入物10と環12との間の機械的接続
を改善するために挿入物10はそれの周縁部22で溝2
0を設けられる。溝20は不連続又は連続であり得る。
溝の内側の環12の素材の塑性変形により機械的に接続
される場合に不連続溝は環12と挿入物10との間の回
転防止効果という本質的利点をもたらす。
【0025】しかしそのような回転防止効果がより重要
でなくなった場合には図4に示されるような連続溝20
を用いることができ、この機械的接続は溝20により挿
入物10内に残された空間を満たす環12からの素材を
有することによる不連続の溝と同様になされる。本発明
はコイン、メダル又はゲームのピースのようなピースそ
れ自体をまた含む。
【0026】更に好ましい実施例では環及び挿入物を有
する2種類の金属を用いたコイン又はメダルの製造のた
めの環及び挿入物は環は実質的に平坦で好ましくは垂直
な内側壁を有することを特徴とする。好ましい実施例に
より環は挿入物の初期厚さよりもより大きな厚さを有
し、好ましくは0.05から0.3ミリメートルより大
きい。
【0027】更に他の好ましい実施例では環及び挿入物
を有する2種類の金属を用いたコイン又はメダルを製造
するための環及び挿入物であって該環は実質的に長方
形、実質的に正方形、及び実質的に台形の断面から選択
された初期の断面であり、該台形の短い底辺は環の内側
周縁部を構成することを特徴とする環及び挿入物。更に
また図1から4に示した実施例のコイン、メダル、又は
ゲームのピースの構造は本発明の不可欠な部分であり、
故に明細書の不可欠な部分をなす。
【0028】本発明は全体としてとらえられた図を含む
明細書の内容からどの様な従来技術にわたっても新たで
あることが示されたどの様な特徴もまた含む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で用いられうる2つの初期要素(環及び
挿入物)を示す図である。
【図2】適切に配置された2つの初期要素(環及び挿入
物)の部分断面図である。
【図3】できあがったコインの部分断面図である。
【図4】環及び挿入物の要素の1つの素材の特に塑性変
形による機械的接続の前の環の内側に配置された挿入物
を示す本発明の第二の好ましい実施例の初期の全体横断
面図である。
【符号の説明】
10 挿入物 12 環 13 上面 14 外側周縁部 15 下面 16 内側周縁部 18 内側開口 20 溝 22 周縁部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マノ モリス フランス国 33980 オデンジュ アレ・ デ・フザン 3

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内側開口からなる環と、該内側開口の内
    側に挿入される適切な寸法の挿入物とを用い、環及び挿
    入物要素の1つは接続手段からなり;該挿入物を該環の
    開口の内側に配置し;該要素間に存在する空き空間内の
    該環及び挿入物の要素の1つの素材の塑性変形を引き起
    こすことにより該挿入物と該環とを接続手段により少な
    くとも部分的にクリンプし、最終的に製造操作はスタン
    ピングによりなされ、該環は実質的に平坦で実質的に垂
    直な内側壁を有する各段階からなる2種類の金属を用い
    たコイン又はメダルの製造方法。
  2. 【請求項2】 該環は該挿入物の初期厚さよりも大きな
    初期厚さを有し、環ー挿入物組み立て体をクリンプしコ
    インを作ることはその動作が挿入物に向いた環の素材の
    該塑性変形を引き起こす型を用い、コイン又はメダルの
    表面を形成するよう環−挿入物組み立て体のスタンピン
    グをすることにより1つの単一操作で実施される請求項
    1記載の方法。
  3. 【請求項3】 環の初期横断面は実質的に長方形、実質
    的に正方形、及び実質的に台形の断面から選択され、台
    形の場合は台形の短い底辺は環の内側周縁部を構成する
    請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 用いられる環の初期厚さは挿入物の初期
    厚さよりも0.05から0.3ミリメートルだけ大きい
    請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 接続手段は挿入物の周縁部上に形成され
    た少なくとも1つの不連続な溝からなる請求項1記載の
    方法。
  6. 【請求項6】 接続手段は挿入物の周縁部上に形成され
    た一連の不連続な溝からなる請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 不連続な溝は挿入物の軸方向にぎざぎざ
    を付ける操作中に形成される請求項5記載の方法。
  8. 【請求項8】 挿入物と環との間の隙間は10分の0.
    5乃至2ミリメートルの間のレンジから選択される請求
    項1記載の方法。
  9. 【請求項9】 環の初期厚さは可変であり、外側周縁部
    での環の初期厚さはそれの内側周縁部での初期厚さより
    も大きく、それにより該厚さは環の外側周縁部から内側
    周縁部へ徐々に縮小する請求項1記載の方法。
  10. 【請求項10】 内側周縁部での環の厚さは値(e)で
    あり、外側周縁部での環の厚さは(e)と約1.2x
    (e)を越えない大きさとの間の範囲にある請求項9記
    載の方法。
  11. 【請求項11】 内側開口を有する環及び該開口の内側
    に配置され、それに接続手段を介して接続された挿入物
    からなるコイン又はメダルであって該環は実質的に平坦
    で実質的に垂直な内側壁を有するコイン又はメダル。
  12. 【請求項12】 該環は該挿入物の初期厚さよりも大き
    な初期厚さを有し、該接続は挿入物に向いた環の素材の
    該塑性変形により得られる請求項11記載のコイン又は
    メダル。
  13. 【請求項13】 環は実質的に長方形、実質的に正方
    形、及び実質的に台形の断面から選択され、台形の場合
    は台形の短い底辺は環の内側周縁部を構成する初期横断
    面を有する請求項11記載のコイン又はメダル。
  14. 【請求項14】 該接続手段は環ー挿入物組み立て体の
    接続中に挿入物に向いた塑性変形を有する環の素材で満
    たされた挿入物の周縁部上に形成された少なくとも1つ
    の不連続な溝からなる請求項11記載のコイン又はメダ
    ル。
  15. 【請求項15】 環の初期厚さは挿入物の初期厚さより
    も0.05から10分3のミリメートルの間だけ大きい
    請求項12記載のコイン又はメダル。
  16. 【請求項16】 挿入物と環との間の初期あそびは約
    0.05から0.2ミリメートルの間である請求項12
    記載のコイン又はメダル。
  17. 【請求項17】 挿入物は周縁上の6から8の溝からな
    り、各溝は好ましくは約0.2ミリメートルの最大深さ
    を有する請求項12記載のコイン又はメダル。
  18. 【請求項18】 環の初期厚さは可変であり、好ましく
    は外側周縁部での環の初期厚さは内側周縁部での環の初
    期厚さよりも大きい請求項12記載のコイン又はメダ
    ル。
  19. 【請求項19】 環の内側周縁部の初期厚さは値(e)
    であり、外側周縁部での環の初期厚さは(e)と1.2
    x(e)との間のレンジである請求項18記載のコイン
    又はメダル。
  20. 【請求項20】 環は対称形であり、外側に傾斜した上
    面及び下面を有し、該環は実質的に台形の横断面を有
    し、該台形の底辺は環の該内側周縁部及び外側周縁部に
    より構成され内側周縁部は台形の短い底辺により構成さ
    れる請求項18記載のコイン又はメダル。
  21. 【請求項21】 環及び挿入物を有する2種類の金属を
    用いたコイン又はメダルを製造するための環及び挿入物
    であって該環は実質的に平坦で実質的に垂直な内側壁を
    有することを特徴とする環及び挿入物。
  22. 【請求項22】 環は挿入物の初期厚さよりもより大き
    な初期厚さを有し、0.05から0.3ミリメートルよ
    り大きい請求項21記載の環及び挿入物。
  23. 【請求項23】 環及び挿入物を有する2種類の金属を
    用いたコイン又はメダルを製造するための環及び挿入物
    であって該環の初期の断面は実質的に長方形及び実質的
    に台形の断面から選択され、該台形の短い底辺は環の内
    側周縁部を構成する環及び挿入物。
JP6262903A 1994-02-04 1994-10-26 2種の金属を用いたコイン Pending JPH08205912A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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FR9401279A FR2715807B1 (fr) 1994-02-04 1994-02-04 Procédé de fabrication de pièces monétaires, de médailles ou de jetons notamment bimétalliques, pièces, médailles ou jetons obtenus et couronne et insert pour leur fabrication.
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