JPH08205863A - アシル−アシルキャリヤープロテイン チオエステラーゼおよびそれをコードするdna - Google Patents

アシル−アシルキャリヤープロテイン チオエステラーゼおよびそれをコードするdna

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JPH08205863A
JPH08205863A JP6447895A JP6447895A JPH08205863A JP H08205863 A JPH08205863 A JP H08205863A JP 6447895 A JP6447895 A JP 6447895A JP 6447895 A JP6447895 A JP 6447895A JP H08205863 A JPH08205863 A JP H08205863A
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Makoto Murase
誠 村瀬
T Makagiansaa Ilban
ティー.マカギアンサー イルバン
Hasuka Nadilman
ハスカ ナディルマン
Sajuga
サジュガ
Warudoyo Rameran Santoso
ワルドヨ ラメラン サントソ
Hiroyuki Kurumiya
弘幸 久留宮
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BADAN PENGKAJIAN DAN PENERAPAN TECHNOL
BADAN PENGUKAJIAN DAN PENERAPA
BADAN PENGUKAJIAN DAN PENERAPAN TECHNOL
P T Bakurii & Bros
Pt Bakrie & Bros
Mitsubishi Chemical Corp
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BADAN PENGKAJIAN DAN PENERAPAN TECHNOL
BADAN PENGUKAJIAN DAN PENERAPA
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P T Bakurii & Bros
Pt Bakrie & Bros
Mitsubishi Chemical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単子葉植物由来のアシル−ACP チオエス
テラーゼ及びこれをコードするDNAを提供する。 【構成】 既知の植物のアシル−ACP チオエステラ
ーゼ遺伝子に保存されている塩基配列を有するオリゴヌ
クレオチドをプライマーとし、アブラヤシcDNAを鋳
型とするPCR反応により、配列番号7〜9に示すアミ
ノ酸配列を有するアシル−ACP チオエステラーゼを
コードするDNAを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、植物細胞の葉緑体内に
おける脂肪酸生合成過程の中間体である、アシル−アシ
ルキャリヤープロテインのチオエステル結合を加水分解
し、遊離の脂肪酸を生成する酵素である、アシル−アシ
ルキャリアープロテイン チオエステラーゼ及びそれを
コードするDNAに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】植物の
脂肪酸は、細胞の膜組織を構成する成分としてだけでな
く、種子や果実における炭素源の貯蔵成分として重要な
役割を果たしている。こうして種子や果実に蓄えられた
脂質は、従来より食用又は工業用油として広く利用され
ている。
【0003】生体内においては、脂肪酸はアセチルコエ
ンザイムA(アセチルCoA)を原料として酵素の働き
により生合成される。この生合成は脱炭酸、還元、脱水
等の多くの過程を含むものであり、植物体においてはこ
れらの反応にはそれぞれ異なる酵素が関与していること
が知られている。これらの脂肪酸合成反応のうち、実際
の遊離脂肪酸の生成は、脂肪酸残基であるアシル基とア
シルキャリヤープロテイン(以下、「ACP」と略す)
とが結合した複合体(アシル−ACP)のチオエステル
結合が、アシル−ACP チオエステラーゼにより加水
分解されることによって行われる。
【0004】アシル−ACP チオエステラーゼは、基
質であるアシル−ACPにおけるアシル基を構成する脂
肪酸の種類による反応特異性を有することから、植物の
脂肪酸組成を決める重要な役割を持つ。植物において
は、アシル基がオレイン酸(18:1)残基である基質
に特異性を持つ酵素の遺伝子がナタネ(Plant M
olecular Biology,23,769(1
993))、サフラワー(Plant Physio
l.,100,1751(1992))、コリアンダー
(Biochim.Biophys.Acta,121
2,134(1994))等から単離されている。また
ラウリン酸(12:0)、ミリスチン酸(14:0)、
パルミチン酸(16:0)、ステアリン酸(18:0)
等の飽和脂肪酸残基をアシル基に持つ基質を特異的に触
媒するものとしては、カリフォルニアベイの12:0−
ACP チオエステラーゼのみが報告されている(Sc
ience,257,72(1992))。
【0005】植物体における飽和脂肪酸の含量を改変す
ることは、食用としても工業油としても大変価値のある
ことである。植物の貯蔵脂質の脂肪酸組成を改良する試
みとして、変異体の選抜や交配等の手段による従来から
の育種の方法、さらに近年では遺伝子組み換え技術を用
いた分子育種の方法が行われている。例えば前述したカ
リフォルニア ベイの12:0−ACP チオエステラ
ーゼをアラビドプシスに導入することにより、野生型で
は見られないラウリン酸(12:0)の蓄積が観察され
ている(Science,257,72(199
2))。
【0006】ところで、アブラヤシの果実の中果皮部分
からとれるパーム油は、ダイズ油、ナタネ油とともに、
世界的にも付加価値の高い商品として利用されている。
しかし、パーム油は動物実験において血中のコレステロ
ール値を上げるとの報告がある(食品と開発,27
(8),6、1992)。これはパーム油中のパルミチ
ン酸(16:0)の含量が高い(約45%)ためと考え
られており、実際ラウリン酸(12:0)、ミリスチン
酸(14:0)及びパルミチン酸(16:0)は高コレ
ステロール性であるという報告もある(Lancet,
959(1965);Metabolism,14,7
76(1965);N.Engl.J.Med.,31
8,1244(1988))。従ってパーム油を食用油
として利用することに関して、健康上の問題が懸念され
ている。
【0007】このパルミチン酸含量を調節する手段とし
て、例えばアブラヤシより16:0−ACP チオエス
テラーゼ遺伝子を単離して、遺伝子組換え操作により脂
肪酸含量の低減化を図ることが有効と考えられたが、現
在までのところ、単子葉植物であるアブラヤシから同遺
伝子が単離され、その塩基配列が報告された例はない。
【0008】本発明は、単子葉植物由来のアシル−AC
P チオエステラーゼ及びこれをコードするDNAを提
供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、新しいア
シル−ACP チオエステラーゼ及びそれをコードする
遺伝子を取得して、植物における膜脂質、貯蔵脂質の生
合成を分子生物学的に解析することを目的として検討を
重ねてきた結果、単子葉植物としては初めて、アブラヤ
シ(Elaeis guineensis)からアシル
−ACP チオエステラーゼ遺伝子のcDNAを単離
し、本発明を完成するに至った。
【0010】即ち本発明の要旨は、配列表の配列番号1
に記載のアミノ酸配列の少なくとも一部を有し、アシル
−アシルキャリヤープロテインのチオエステル結合を加
水分解する活性を実質的に害さないアミノ酸残基の置
換、欠失、挿入を有してもよいアシル−アシルキャリヤ
ープロテイン チオエステラーゼ、及びこれをコードす
るDNAにある。
【0011】尚、本明細書において、アシル−ACP
チオエステラーゼをコードするDNAを、cDNAであ
ると染色体DNAであるとにかかわらず、「アシル−A
CPチオエステラーゼ遺伝子」、または「本発明の遺伝
子」ということがある。また、本発明のアシル−ACP
チオエステラーゼ及びこれをコードするDNAには、
互いに類似したアミノ酸配列を有する複数の酵素及びこ
れらをコードする複数のDNAが含まれるが、特記しな
い限り、単に「本発明の遺伝子」等のように総称するこ
とがある。
【0012】以下、本発明につき詳細に説明する。本発
明のアシル−ACP チオエステラーゼ遺伝子は、本発
明によりその塩基配列が決定されたので、この配列を有
するDNAを化学合成することにより、あるいはこの配
列に基づいて作製したオリゴヌクレオチドプライマーを
用いたポリメラーゼ チェイン リアクション(以下、
「PCR」と略す)法によりアブラヤシ染色体DNAか
ら増幅することによって得ることもできる。さらに、本
発明の遺伝子は、その塩基配列に基づいて作製したオリ
ゴヌクレオチドプローブを用いたハイブリダイゼーショ
ンによりアブラヤシ染色体DNAライブラリーから本遺
伝子を有するクローンを選択することによっても得られ
るが、本発明を完成する過程においては、以下に示す方
法によって初めて取得されたものである。
【0013】例えばアブラヤシ(Elaeis gui
neensis等)の葉または果実の中果皮を収穫後、
直ちに液体窒素等で凍結し、乳鉢等を用いて粉砕し、フ
ェノールとクロロホルムによる抽出、エタノール沈殿等
によって全核酸を得る。次いで、DNAや低分子のRN
Aを塩化リチウムによって沈殿させることによって除去
した後、常法に従いオリゴ(dT)セルロースカラムク
ロマトグラフィー等により、poly(A)+ RNA
(mRNA)を得る。
【0014】上記のmRNAを鋳型として、オリゴ(d
T)またはヘキサオリゴヌクレオチド ミクスチャー等
をプライマーとして用い、逆転写酵素を作用させること
により、cDNAを合成する。
【0015】一方、ナタネ、サフラワー、コリアンダ
ー、カリフォルニアベイ等のアシル−ACP チオエス
テラーゼをコードする遺伝子の情報が得られているの
で、これらのcDNA配列の中から植物間で保存されて
いる領域を選び出し、植物のアシル−ACP チオエス
テラーゼに特異的なプライマーを2種類(5’側プライ
マーと3’側プライマー)、例えば配列表の配列番号
5、6に示す配列を有するオリゴヌクレオチドを作成す
る。これらのプライマーを用いて、上記のcDNAを鋳
型としてPCR法により特異的に増幅されたDNA断片
を大腸菌プラスミドベクター等にクローニングし、塩基
配列を決定する。
【0016】なお、かかる方法により単離、配列決定さ
れたcDNAはmRNAの一部であることがあるが、そ
の場合は例えばかかる部分配列を基に、RACE(Ra
ped Amplification of cDNA
Ends)法(Proc.Natl.Acad.Sc
i.USA,85,8998(1988))を用いて、
当該部分mRNAの上流領域及び/または下流領域をコ
ードするcDNA断片を増幅し、これを大腸菌プラスミ
ドベクター等にクローニングし、その塩基配列を決定す
ることにより全mRNAの情報を得ることができる。
【0017】この様にして単離、配列決定されたcDN
Aがアシル−ACP チオエステラーゼをコードしてい
るか否かの確認は、例えばナタネ、サフラワー、コリア
ンダー、カリフォルニアベイ等の他の植物で既に単離さ
れている同遺伝子とのホモロジー検索によって推測する
ことができる。また、大腸菌の発現ベクター等に完全長
鎖のcDNAを組み込み、発現されたその粗抽出タンパ
ク質のアシル−ACPチオエステラーゼ活性を測定する
ことによっても同活性を確認する事ができる。
【0018】かくして決定されるアシル−ACP チオ
エステラーゼ遺伝子の塩基配列及びこれより推定される
アミノ酸配列としては、後記実施例で単離された配列表
の配列番号2〜4に示すものを有するものが挙げられ
る。これらの3種のアミノ酸配列は一部異なっている
が、いずれも182アミノ酸残基からなり、他の植物由
来のアシル−ACP チオエステラーゼのアミノ酸配列
との類似性からアシル−ACP チオエステラーゼの一
部であると同定されたものである。それぞれのアミノ酸
配列において異なっているアミノ酸残基はチオエステラ
ーゼ活性に重要な影響を与えずに変化し得るものと考え
られる。
【0019】本発明のアシル−ACP チオエステラー
ゼのアミノ酸配列としてより具体的には、配列番号2〜
4のいずれかに記載のアミノ酸配列またはこれらと実質
的に同一のアミノ酸配列を一部に有するもの、より好ま
しくは配列番号7〜9のいずれかに記載のアミノ酸配列
またはこれらと実質的に同一のアミノ酸配列の少なくと
も一部を有するものが挙げられる。
【0020】本発明のDNAの塩基配列としては、配列
番号1に示すアミノ酸配列または塩基配列を一部に有す
るアシル−ACP チオエステラーゼ及びそれをコード
するDNAが挙げられる。より具体的には、配列番号2
〜4のいずれかに記載の塩基配列またはこれらと実質的
に同一の塩基配列を有するもの、より好ましくは配列番
号7〜9のいずれかに記載の塩基配列またはこれらと実
質的に同一の塩基配列を有するものが挙げられる。
【0021】上記で実質的に同一とは、アミノ酸配列に
あっては酵素学的性質が実質的に同一であることをい
い、塩基配列にあってはコードされる酵素が実質的に同
一であることをいう。さらに、上記塩基配列中にイント
ロンの配列が挿入されていても、細胞内でスプライシン
グを受けた転写産物が本発明の酵素をコードしていれ
ば、本発明の遺伝子に含まれる。
【0022】配列番号7〜9に示す塩基配列は、上記の
アシル−ACP チオエステラーゼの一部をコードする
と同定された配列番号2〜4に示す塩基配列を有するc
DNAをもとに、RACE法によりコード領域全体を含
むものとして取得されたcDNAの塩基配列であり、そ
れぞれ順に配列番号2〜4に相当する。これらの塩基配
列及びコードされるアミノ酸配列は、いずれも相同性が
高く、3種の配列を統合したものが配列番号1である。
配列番号1において、NNNで表されるコドン及びXaaで表
されるアミノ酸残基は、3つの配列において異なるコド
ン及びアミノ酸残基、あるいは一つ若しくは2つの配列
においてその位置に存在しないコドン又はアミノ酸残基
を表す。本発明のアシル−ACP チオエステラーゼ
は、配列番号1に示すアミノ酸配列の少なくとも一部を
有する。また、このアシル−ACP チオエステラーゼ
をコードするDNAが本発明のDNAである。また、ア
シル−ACPのチオエステル結合を加水分解する活性を
実質的に害さない範囲において、アミノ酸残基の置換、
欠失、挿入を有するアシル−ACP チオエステラーゼ
も本発明に含まれる。さらに、このような置換、欠失、
挿入を有するアシル−ACP チオエステラーゼをコー
ドするDNAも本発明に含まれる。
【0023】図1、2は、配列番号1においてNNNで示
されるコドン及びXaaで示されるアミノ酸残基をさらに
具体的に示したものである。図中、統合して示されたコ
ドン及びアミノ酸残基は、表1及び表2に示すとおりで
ある。かかる配列において、1番目のアミノ酸残基(Me
t)から118番目のアミノ酸残基(Leu)までのアミノ
酸残基で表されるポリペプチドは、すでに取得され決定
されているカルフォルニアベイのアシル−ACP チオ
エステラーゼの成熟酵素のN末端のアミノ酸配列との比
較から、トランジットペプチドであると考えられ、11
9番目のアミノ酸残基(Leu)以降のポリペプチドが実
際にアシル−ACP チオエステラーゼとしての酵素活
性を有する成熟タンパク質であると考えられた。尚、ア
シル−ACP チオエステラーゼは、細胞質中におい
て、葉緑体への移行に必要なトランジットペプチドを有
する前駆体として翻訳され、葉緑体中に移行した後にト
ランジットペプチドが切断され、成熟酵素となる。
【0024】上記のように、配列番号1に示すアミノ酸
配列の一部を有する蛋白質であっても、酵素活性を有し
ていれば、本発明のアシル−ACP チオエステラーゼ
に包含される。また、そのような蛋白質をコードするD
NAも本発明のDNAに包含される。
【0025】
【表1】表 1
【0026】
【表2】表 2
【0027】本発明のアシル−ACP チオエステラー
ゼ及びそれをコードする遺伝子は、脂肪酸の生合成系に
関わる重要な酵素及び遺伝子であり、同遺伝子またはそ
れに対するアンチセンス遺伝子をアブラヤシ等の植物に
導入して形質転換することにより、特定の脂肪酸の含
量、組成を改変することができるものと考えられる。
【0028】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に具体的に説
明するが、本発明はその要旨を越えない限り、以下の実
施例に限定されるものではない. <1>アブラヤシ中果皮のpoly(A)+ RNAの単
離 インドネシアの農園で生育していたアブラヤシ(Ela
eis guineensis,品種名:tener
a)から、受粉後約18週を経過した果実を採取し、こ
れを材料として用いた。この果実から、約5gの中果皮
を分画し、液体窒素で凍結後、乳鉢を用いて磨砕し、5
0mlの抽出用緩衝液(10mM トリス−塩酸、10
0mM 塩化ナトリウム、1mM エチレンジアミン四
酢酸ナトリウム、1% ラウリル硫酸ナトリウム、及び
100mM 2−メルカプトエタノール(pH7.
5))を加えた。更に、これに同量のフェノール:クロ
ロホルム:イソアミルアルコール(25:24:1)を
加え、4℃で15分攪拌した。
【0029】この試料を4℃で2,000×gで20分
間遠心分離し、その水層を回収した。更に、フェノー
ル:クロロホルム:イソアミルアルコール(25:2
4:1)抽出、クロロホルム:イソアミルアルコール
(24:1)抽出を繰り返した後、得られた水層に、
0.1量の3M 酢酸ナトリウム(pH4.8)と0.
6量のイソプロパノールを加え、−20℃で一昼夜冷却
した。これを遠心分離(15,000×g,20分間,
4℃)して沈殿として回収した全核酸を、75%エタノ
ールを加えて洗浄した後、減圧乾燥を行って全核酸標品
を得た。
【0030】こうして得られた乾燥全核酸標品を、3m
lのTEバッファー(10mM トリス−塩酸(pH
7.5)及び1mM エチレンジアミン四酢酸ナトリウ
ム)に溶解し、4M 塩化リチウムを同量加えて最終濃
度を2Mとし、氷上で−晩放置した。これを遠心分離
(15,000×g,20分間,4℃)し、上清に残る
DNAや低分子のRNAを除去し、全RNA画分を沈殿
として回収した。得られた沈殿を2M 塩化リチウムに
懸濁し、再度遠心分離して沈殿を回収し、70%エタノ
ールで洗浄した後に減圧乾燥を行って全RNA標品を得
た。
【0031】こうして得られた乾燥全RNA標品からの
poly(A)+ RNAの精製は、オリゴdTラテック
ス(宝酒造(株)製、Oligotex−dT30〈S
uper〉)を用い、その使用方法に従って行った。
【0032】<2>cDNAの作製 1μgのpoly(A)+ RNAに1μgのランダムプ
ライマー(宝酒造(株)製、ヘキサデオキシリボヌクレ
オチド ミクスチャー)を加え、65℃で10分、42
℃で10分保温した後、氷水中にて急冷した。次いで、
反応液の組成が50mM トリス−塩酸、50mM 塩
化カリウム、10mM 塩化マグネシウム、3mM ジ
チオスレイトール、各1mM デオキシリボヌクレオチ
ド、及び2ユニット/μl リボヌクレアーゼ インヒ
ビター(宝酒造(株)製)になるよう調整した後、逆転
写酵素(reverse transcriptase
RAV−2:宝酒造(株)製)を最終濃度0.1ユニッ
ト/μlになるように加え、42℃で1時間反応させ
て、cDNAの第一ストランドを合成した。同量のフェ
ノール:クロロホルム:イソアミルアルコール(25:
24:1)による抽出、エタノール沈殿を行い、沈殿を
減圧乾燥後、25μlの1μg/ml RNAase
Aを含む滅菌水に溶解し、cDNA標品を得た。
【0033】<3>PCR法によるアブラヤシのアシル
−ACP チオエステラーゼcDNAの単離 (1)PCR法に用いるプライマーの作製 これまでに、ナタネ、サフラワー、コリアンダーからオ
レオイル(18:1)−ACP チオエステラーゼ、カ
リフォルニア ベイからラウロイル(12:0)−AC
P チオエステラーゼのcDNAが単離され、それらの
塩基配列及びアミノ酸配列が報告されている。これらの
植物のアシル−ACP チオエステラーゼのアミノ酸配
列間で、比較的保存されている領域を5’側と3’側か
ら2カ所選びだした。プライマーの塩基配列は、これら
の選ばれた領域の塩基配列を基に、PCR法に用いるプ
ライマーの適合性(プライマー間の相補性、アニーリン
グ温度等)、遺伝子暗号の縮重を配慮した上で、アシル
基が飽和脂肪酸残基である基質に特異性を示す酵素の遺
伝子の塩基配列により近いものであるよう決定した
(5’側プライマー:5’−AATTTTGCTATT
AGGTCTTAYGA−3’(配列表の配列番号
5);3’側プライマー:5’−GCATTCTCTC
CTGTATTCCAGNGT−3’(配列表の配列番
号6))。
【0034】(2)PCR法によるアシル−ACP チ
オエステラーゼcDNAの増幅 上記<2>で得たcDNA標品5μlを鋳型とし、反応
液の組成が1μM 5’側プライマー、1μM 3’側
プライマー、10mM トリス−塩酸、50mM 塩化
カリウム、1.5mM 塩化マグネシウム、0.001
% ゼラチン、各0.2mM デオキリボヌクレオチ
ド、0.05ユニット/μl Taq DNA ポリメ
ラーゼ(Recombinant Taq DNA P
olymerase:宝酒造(株)製)、全体の液量が
50μlになるように調整した。PCRの条件は、94
℃で15秒、44℃で20秒、72℃で1分のサイクル
を35回行うこととし、最終サイクルにおける72℃で
の保温は3分とした。
【0035】PCR終了後、10μlの反応液を1.2
% 低融点アガロース(SeaPlaque GTG
Agarose(FMC BioProduts社))
ゲル電気泳動(100V,30分)に供した。泳動後、
ゲルを0.5μg/mlの臭化エチジウム溶液にて20
分間染色し、目的の増幅されたDNA断片(約0.6k
b)を切り出し、65℃で10分保温することによりゲ
ルを溶解した後、フェノール−クロロホルム抽出、エタ
ノール沈殿を行い、DNAを回収した。
【0036】回収したDNA断片は、クレノー フラグ
メント(Klenow Fragment:宝酒造
(株)製)により両末端を平滑化し、T4 ポリヌクレ
チドキナーゼ(T4 polynucleotide
kinase:宝酒造(株)製)により5’末端をリン
酸化した後、ライゲーションキット(宝酒造(株)製)
を用いて大腸菌プラスミドベクター(Bluescri
pt:東洋紡績(株)製))のEcoRV部位に結合
し、得られた組換えベクターで大腸菌(DH5α)を形
質転換した。
【0037】形質転換体から目的のDNA断片を含むプ
ラスミドDNAを抽出し、アプライド バイオシステム
社製塩基配列解読装置(373A)を用いて、547b
pの塩基配列を決定した。11個のクローンについて塩
基配列を解析した結果、それらは3種類の遺伝子を含む
ことが判明した。これらの3種類の遺伝子を、pALM
3−1、pALM3−13、pALM3−15と命名し
た。これらの塩基配列を、それぞれ順に配列表の配列番
号2、配列番号3、配列番号4に示す。
【0038】これら3つの異なる遺伝子は、いずれも1
82コドンから成るコード領域を形成しており、これら
の配列はナタネ、サフラワー、コリアンダー、カリフォ
ルニア ベイのアシル−ACP チオエステラーゼのそ
れらと相同性を示した。pALM3−1はナタネ、サフ
ラワー、コリアンダー、カリフォルニアベイとそれぞれ
40%、42%、43%、52%、pALM3−13は
それぞれ48%、48%、45%、58%、pALM3
−15はそれぞれ48%、48%、47%、57%の相
同性を示した(いずれもアミノ酸配列でのホモロジ
ー)。
【0039】また、pALM3−1、pALM3−1
3、pALM3−15は、上記の各アシル−ACP チ
オエステラーゼ遺伝子のうちでも、オレイン酸の残基を
アシル基に有するものを基質とするナタネ、サフラワ
ー、コリアンダーのアシル−ACP チオエステラーゼ
の遺伝子よりも、飽和脂肪酸であるラウリン酸の残基を
アシル基に有するものを基質とするカリフォルニア ベ
イのアシル−ACP チオエステラーゼの遺伝子と、よ
り高い相同性を示した。更に、pALM3−1、pAL
M3−13、pALM3−15は、ナタネ、サフラワ
ー、コリアンダーの遺伝子と比較して、カリフォルニア
ベイの遺伝子と共通したアミノ酸残基の欠損が見られ
た。これらのことから、上記のようにしてアブラヤシか
ら単離した遺伝子は、飽和脂肪酸残基をアシル基に有す
るアシル−ACPを基質とするチオエステラーゼをコー
ドする遺伝子の一部である可能性が極めて高いと結論し
た。
【0040】(3)RACE法による5’および3’側
領域のcDNA単離 上記(2)で決定されたcDNAは、その大きさ及び既
知遺伝子との相同性から、目的とするアシル−ACP
チオエステラーゼ遺伝子の中間部フラグメントであると
考えられた。そこでRACE法により、完全長cDNA
の単離を試みた。
【0041】RACE法に用いるプライマーは、上記
(2)で決定された塩基配列を基にして作成した。pA
LM3−1の5’側領域用のプライマーは配列表の配列
番号10及び配列番号11に、pALM3−13及びp
ALM3−15の5’側領域用のプライマーは配列番号
12及び配列番号13に、またpALM3−1の3’側
領域用のプライマーは配列番号14及び配列番号15
に、pALM3−13及びpALM3−15の3’側領
域用のプライマーは配列番号16及び配列番号17にそ
れぞれ示した。
【0042】RACE法による5’および3’側領域の
cDNAの増幅は、GIBCO BRL社製またはCL
ONTECH Laboratory,Inc.製のR
ACEシステムキットを用い、その使用方法に従って行
った。
【0043】増幅したDNA断片の回収、大腸菌プラス
ミドベクターへのクローニング、及び塩基配列の決定
は、上記(2)で示される方法により行った。pALM
3−1、pALM3−13、pALM3−15の全長c
DNAの塩基配列を、それぞれ順に配列表の配列番号
7、配列番号8、配列番号9に示す。また、それぞれの
配列番号には、各塩基配列から予測されるアミノ酸配列
も併記した。また、これらの3種のアミノ酸配列及びそ
のコード領域の塩基配列を統合して、配列表の配列番号
1に示した。なお、前述した配列番号2に示す塩基配列
は、配列番号7における塩基配列の524番目から10
70番目まで、配列番号3に示す塩基配列は、配列番号
8における737番目から1283番目まで、配列番号
4に示す塩基配列は、配列番号9における708番目か
ら1254番目まで、の塩基配列にそれぞれ対応する。
【0044】配列番号7、配列番号8及び配列番号9に
示す塩基配列は、いずれも開始コドン及び終始コドンと
思われるコドンを有しており、少なくともコード領域の
全長を含むものと推定される。
【0045】また、上記3種の配列間における、PCR
増幅断片、RACE法により得られた5’末端側配列、
3’末端側配列、トランジットペプチドをコードする領
域、成熟蛋白をコードする領域、5’非翻訳領域及び
3’非翻訳領域の比較を、図3に示す。また、3種類の
全アミノ酸配列の比較を図4に示す。図4中、3つの配
列に保存されているアミノ酸残基は、四角で囲ってあ
る。
【0046】pALM3−1、pALM3−13及びp
ALM3−15のオープンリーディング・フレーム(O
RF)、トランジットペプチド及び成熟蛋白と予想され
る位置を、表3、4及び各配列番号の「配列の特徴」に
示した。
【0047】
【表3】
【0048】
【表4】
【0049】pALM3−1、pALM3−13、pA
LM3−15は、それぞれ416、417、423アミ
ノ酸残基から成るタンパク質をコードする領域を有して
おり、これらの配列はナタネ、サフラワー、コリアンダ
ー、カリフォルニアベイのアシルーACP チオエステ
ラーゼのそれらと相同性を示した。pALM3−1はナ
タネ、サフラワー、コリアンダー、カリフォルニアベイ
とそれぞれ27%、29%、30%、44%、pALM
3−13はそれぞれ32%、34%、29%、49%、
pALM3−15はそれぞれ31%、33%、32%、
48%の相同性を示した(いずれもアミノ酸配列でのホ
モロジー)。
【0050】
【発明の効果】本発明により、植物細胞の葉緑体内にお
ける脂肪酸生合成過程の中間体である、アシル−ACP
のチオエステル結合を加水分解し、遊離の脂肪酸を生成
する酵素である、アシル−ACP チオエステラーゼお
よびそれをコードする遺伝子が提供される。
【0051】
【配列表】
配列番号:1 配列の長さ:1281 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジ−:直鎖状 配列の種類:cDNA to mRNA 起源 生物名:Elaeis guineensis 配列 ATG GTY GCY TCV RTT GCY GCY TCG KCC TTY TTC CCS RYM CCA TCW TYY 48 Met Val Ala Ser Xaa Ala Ala Ser Xaa Phe Phe Pro Xaa Pro Ser Xaa 1 5 10 15 TCC YCC WCB RCV NNN TCR GCW AAA GCK TCG ARR RSC ATY NNN NNN NNN 96 Ser Xaa Xaa Xaa Xaa Ser Ala Lys Ala Ser Xaa Xaa Ile Xaa Xaa Xaa 20 25 30 YCC GRK MRT TTG GAT GTY CGS GGW AKC RTR GCS AAR CCS VCM TCT TCT 144 Xaa Xaa Xaa Leu Asp Val Arg Gly Xaa Xaa Ala Lys Pro Xaa Ser Ser 35 40 45 TCV GSR KSK ATG CAG GVB AAG GYR AWS GCC CRA SCY RTY CCC AAG ATC 192 Ser Xaa Xaa Met Gln Xaa Lys Xaa Xaa Ala Xaa Xaa Xaa Pro Lys Ile 50 55 60 RAY GRC RCS AAG GTT GGC CTG MRA RCY GAM DYC SAR NNN NNN NNN GRR 240 Xaa Xaa Xaa Lys Val Gly Leu Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa 65 70 75 80 GAW KCY GYY CCW NNN WCR GCS CSR AGR ACD TYM TAT AAY CAA YTR CCK 288 Xaa Xaa Xaa Pro Xaa Xaa Ala Xaa Arg Thr Xaa Tyr Asn Gln Leu Pro 85 90 95 GAC TGG AGC RTG CTB CTT GCC GCS RTM ASR ACS ATC TTY TYG GCB GCS 336 Asp Trp Ser Xaa Leu Leu Ala Ala Xaa Xaa Thr Ile Phe Xaa Ala Ala 100 105 110 GAG AAG CAR TGG ACC CTK CTY GAT TSS AAG MYR MGG CGK SCC GAC RYG 384 Glu Lys Gln Trp Thr Leu Leu Asp Xaa Lys Xaa Arg Arg Xaa Asp Xaa 115 120 125 CTY RCK GAT GCM TYY NNN NNN NNN RGS STB GGS AAR ATB GTS SAG RAT 432 Leu Xaa Asp Ala Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa Gly Lys Xaa Val Xaa Xaa 130 135 140 GGA CTW GTT TWC ARG CAR AAY TTT TCY ATC RGG TCV TAY GAR ATY GGG 480 Gly Leu Val Xaa Xaa Gln Asn Phe Ser Ile Xaa Ser Tyr Glu Ile Gly 145 150 155 160 GYY GAT CRR AMK GCT TCK MTA GAR RCR YTR ATG AAY CAT TTM CAG GAA 528 Xaa Asp Xaa Xaa Ala Ser Xaa Glu Xaa Leu Met Asn His Xaa Gln Glu 165 170 175 ACR KCR CTT AAY CAT KKS ARR WRT RYY GGS CTY MTG SRY GRY GGY TTT 576 Thr Xaa Leu Asn His Xaa Xaa Xaa Xaa Gly Leu Xaa Xaa Xaa Gly Phe 180 185 190 GGT KSY ACA CCA SAG ATG ASY MRA RGR AAT YTG ATH TGG GTK GTY ACY 624 Gly Xal Thr Pro Xam Met Xan Xaf Xao Asn Leu Ile Trp Val Val Thr 195 200 205 AAA ATK CRG GTY CWK RTY GAK CRY TAT CCT TYS TGG GGR GAY GTY GTT 672 Lys Xaa Xaa Val Xaa Xaa Xaa Xaa Tyr Pro Xaa Trp Gly Asp Val Val 210 215 220 SAA RTA RAT ACR TGG RTT RGT BCA WCT GGW AAR AAT GGK ATG SGW CGT 720 Xaa Xaa Xaa Thr Trp Xaa Xaa Xaa Xaa Gly Lys Asn Gly Met Xaa Arg 225 230 235 240 GAT TGG CAT GTT CRT GAC YRC CGA ACW GGC CRA ACY ATH WTG AGR GSY 768 Asp Trp His Val Xaa Asp Xaa Arg Thr Gly Xaa Thr Ile Xaa Arg Xaa 245 250 255 ACC AGT RTS TGG GTS ATG ATG AAT AAR MAC ACK AGG ARR YYG TCT AAA 816 Thr Ser Xaa Trp Val Met Met Asn Lys Xaa Thr Arg Xaa Xaa Ser Lys 260 265 270 DTK CCY GAA GAA GTY ARR GCA GAR ATA RKS CCT TWC TTT RYG GAR CRT 864 Xaa Pro Glu Glu Val Xaa Ala Glu Ile Xaa Pro Xaa Phe Xaa Glu Xaa 275 280 285 GMT GCW RTT KTG GAY KAK GAC RGC AGA AAR CTT CCM AAG YTT GAT GAK 912 Xaa Ala Xaa Xaa Asp Xaa Asp Xaa Arg Lys Leu Pro Lys Xaa Asp Xaa 290 295 300 GAT WCT RCA GWT YAT RTY MRA WRG GGC YTR ACT CCT CGD TGG AGY GAT 960 Asp Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa Gly Leu Thr Pro Arg Trp Ser Asp 305 310 315 320 TTM GAT GTV AAT CAG CAT GTG AAC AAT GTC AAA TAY RTW GGC TGG ATT 1008 Xaa Asp Val Asn Gln His Val Asn Asn Val Lys Tyr Xaa Gly Trp Ile 325 330 335 CTT GAG AGY GYT CCW RTR TSR WTS YTG GAG ARY YRY GAG STK GCR ASY 1056 Leu Glu Ser Xaa Pro Xaa Xaa Xaa Leu Glu Xaa Xaa Glu Xaa Ala Xaa 340 345 350 ATG WCT CTG GAA TAY AGG AGG GAG TGT GGG AKG RRY AGY GTK BTG CAR 1104 Met Xaa Leu Glu Tyr Arg Arg Glu Cys Gly Xaa Xaa Ser Val Xaa Gln 355 360 365 TCY CTC ACY GCM RYC KCK AMY GAC WDH RCY GDY GGC YYH CCM NNN NNN 1152 Ser Leu Thr Ala Xaa Xaa Xaa Asp Xaa Xaa Xaa Gly Xaa Pro Xaa Xaa 370 375 380 NNN ATY GWG TGC CAG CAT CTK CTG CRG CTS GAR KRY GGG DCY GAR MTT 1200 Xaa Ile Xaa Cys Gln His Leu Leu Xaa Leu Glu Xaa Gly Xaa Glu Xaa 385 390 395 400 GTK ARG RGW CRR ACA GAR TGG AGG CCY ARG CRK NNN KCY HBB NNN NNN 1248 Val Xaa Xaa Xaa Thr Xaa Trp Arg Pro Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa 405 410 415 NNN NNN NNN GGK CYV MYY YCA RST GRD AST RMW 1281 Xaa Xaa Xaa Gly Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa 415 420
【0052】配列番号:2 配列の長さ:547 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジ−:直鎖状 配列の種類:cDNA to mRNA 起源 生物名:Elaeis guineensis 配列 GCT TCG CTA GAG GCA TTG ATG AAT CAT TTC CAG GAA ACG TCG CTT AAC 48 Ala Ser Leu Glu Ala Leu Met Asn His Phe Gln Glu Thr Ser Leu Asn 1 5 10 15 CAT TGC AAA TGT ATC GGC CTT ATG CAT GGC GGC TTT GGT TGT ACA CCA 96 His Cys Lys Cys Ile Gly Leu Met His Gly Gly Phe Gly Cys Thr Pro 20 25 30 CAG ATG ACT CGA AGG AAT CTG ATA TGG GTG GTT ACC AAA ATT CGG GTT 144 Gln Met Thr Arg Arg Asn Leu Ile Trp Val Val Thr Lys Ile Arg Val 35 40 45 CAT GTC GAT CGT TAT CCT TTG TGG GGA GAC GTC GTT CAA ATA AAT ACG 192 His Val Asp Arg Tyr Pro Lys Trp Gly Asp Val Val Gln Ile Asn Thr 50 55 60 TGG ATT AGT TCA TCT GGA AAG AAT GGT ATG GGA CGT GAT TGG CAT GTT 240 Trp Ile Ser Ser Ser Gly Lys Asn Gly Met Gly Arg Asp Trp His Val 65 70 75 80 CAT GAC TGC CGA ACT GGC CGA ACC ATT ATG AGG GGT ACC AGT GTC TGG 288 His Asp Cys Arg Thr Gly Arg Thr Ile Met Arg Gly Thr Ser Val Trp 85 90 95 GTC ATG ATG AAT AAA CAC ACG AGG AGA CTG TCT AAA TTT CCT GAA GAA 336 Val Met Met Asn Lys His Thr Arg Arg Leu Ser Lys Phe Pro Glu Glu 100 105 110 GTT AAA GCA GAG ATA ATC CCT TTC TTT GCG GAG CGT GAT GCT GTT TTG 384 Val Lys Ala Glu Ile Ile Pro Phe Phe Ala Glu Arg Asp Ala Val Leu 115 120 125 GAC TAT GAC GGC AGA AAA CTT CCC AAG TTT GAT GAT GAT TCT GCA GTT 432 Asp Tyr Asp Gly Arg Lys Leu Pro Lys Phe Asp Asp Asp Ser Ala Val 130 135 140 CAT GTT CGA AGG GGC TTG ACT CCT CGT TGG AGT GAT TTC GAT GTA AAT 480 His Val Arg Arg Gly Leu Thr Pro Arg Trp Ser Asp Phe Asp Val Asn 145 150 155 160 CAG CAT GTG AAC AAT GTC AAA TAC GTT GGC TGG ATT CTT GAG AGC GTT 528 Gln His Val Asn Asn Val Lys Tyr Val Gly Trp Ile Leu Glu Ser Val 165 170 175 CCT GTG TGG ATG TTG GAG A 547 Pro Val Trp Met Leu Glu 180
【0053】配列番号:3 配列の長さ:547 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジ−:直鎖状 配列の種類:cDNA to mRNA 起源 生物名:Elaeis guineensis 配列 GCT TCT ATA GAA ACG TTA ATG AAC CAT TTA CAG GAA ACA GCA CTT AAT 48 Ala Ser Ile Glu Thr Leu Met Asn His Leu Gln Glu Thr Ala Leu Asn 1 5 10 15 CAT GTG AGG AAT GCT GGG CTT CTG GGC GAT GGT TTT GGT GCC ACA CCA 96 His Val Arg Asn Ala Gly Leu Leu Gly Asp Gly Phe Gly Ala Thr Pro 20 25 30 GAG ATG AGT AAA GGA AAT TTG ATT TGG GTT GTC ACT AAA ATG CAG GTC 144 Glu Met Ser Lys Gly Asn Leu Ile Trp Val Val Thr Lys Met Gln Val 35 40 45 CTG ATT GAG CAC TAT CCT TCC TGG GGG GAT GTT GTT GAA GTA GAT ACA 192 Leu Ile Glu His Tyr Pro Ser Trp Gly Asp Val Val Glu Val Asp Thr 50 55 60 TGG GTT GGT GCA TCT GGT AAA AAT GGG ATG CGT CGT GAT TGG CAT GTT 240 Trp Val Gly Ala Ser Gly Lys Asn Gly Met Arg Arg Asp Trp His Val 65 70 75 80 CGT GAC TAC CGA ACA GGC CAA ACT ATA TTG AGA GCC ACC AGT ATC TGG 288 Arg Asp Tyr Arg Thr Gly Gln Thr Ile Leu Arg Ala Thr Ser Ile Trp 85 90 95 GTG ATG ATG AAT AAA CAC ACT AGG AAG TCG TCT AAA ATG CCC GAA GAA 336 Val Met Met Asn Lys His Thr Arg Lys Ser Ser Lys Met Pro Glu Glu 100 105 110 GTC AGA GCA GAG ATA GGG CCT TAC TTT ATG GAA CAT GCT GCT ATT GTG 384 Val Arg Ala Glu Ile Gly Pro Tyr Phe Met Glu His Ala Ala Ile Val 115 120 125 GAC GAG GAC AGC AGA AAG CTT CCA AAG CTT GAT GAT GAT ACT GCA GAT 432 Asp Glu Asp Ser Arg Lys Leu Pro Lys Leu Asp Asp Asp Thr Ala Asp 130 135 140 TAT ATT AAA TGG GGC CTG ACT CCT CGG TGG AGT GAT TTA GAT GTG AAT 480 Tyr Ile Lys Trp Gly Leu Thr Pro Arg Trp Ser Asp Leu Asp Val Asn 145 150 155 160 CAG CAT GTG AAC AAT GTC AAA TAT ATA GGC TGG ATT CTT GAG AGC GCT 528 Gln His Val Asn Asn Val Lys Tyr Ile Gly Trp Ile Leu Glu Ser Ala 165 170 175 CCA ATA TCA ATC CTG GAG A 547 Pro Ile Ser Ile Leu Glu 180
【0054】配列番号:4 配列の長さ:547 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジ−:直鎖状 配列の種類:cDNA to mRNA 起源 生物名:Elaeis guineensis 配列 GCT TCT ATA GAA ACG CTA ATG AAT CAT TTA CAG GAA ACA GCA CTT AAT 48 Ala Ser Ile Glu Thr Leu Met Asn His Leu Gln Glu Thr Ala Leu Asn 1 5 10 15 CAT GTG AGG AGT GCT GGG CTC ATG GGC GAT GGC TTT GGT GCT ACA CCA 96 His Val Arg Ser Ala Gly Leu Met Gly Asp Gly Phe Gly Ala Thr Pro 20 25 30 GAG ATG AGC AAA AGA AAT TTG ATC TGG GTT GTC ACC AAA ATG CGG GTT 144 Glu Met Ser Lys Arg Asn Leu Ile Trp Val Val Thr Lys Met Arg Val 35 40 45 CTG ATC GAG CAC TAT CCT TCC TGG GGG GAT GTT GTT GAA GTA GAT ACG 192 Leu Ile Glu His Tyr Pro Ser Trp Gly Asp Val Val Glu Val Asp Thr 50 55 60 TGG GTT GGT CCA ACT GGA AAA AAT GGG ATG CGT CGT GAT TGG CAT GTT 240 Trp Val Gly Pro Thr Gly Lys Asn Gly Met Arg Arg Asp Trp His Val 65 70 75 80 CGT GAC CAC CGA ACA GGC CAA ACC ATC TTG AGA GCT ACC AGT GTG TGG 288 Arg Asp His Arg Thr Gly Gln Thr Ile Leu Arg Ala Thr Ser Val Trp 85 90 95 GTG ATG ATG AAT AAG AAC ACT AGG AAA TTG TCT AAA GTG CCT GAA GAA 336 Val Met Met Asn Lys Asn Thr Arg Lys Leu Ser Lys Val Pro Glu Glu 100 105 110 GTC AGG GCA GAA ATA GGG CCT TAC TTT GTG GAA CGT GCT GCA ATT GTG 384 Val Arg Ala Glu Ile Gly Pro Tyr Phe Val Glu Arg Ala Ala Ile Val 115 120 125 GAT GAG GAC AGC AGA AAG CTT CCA AAG CTT GAT GAG GAT ACT ACA GAT 432 Asp Glu Asp Ser Arg Lys Leu Pro Lys Leu Asp Glu Asp Thr Thr Asp 130 135 140 TAT ATC AAA AAG GGC CTA ACT CCT CGA TGG AGC GAT TTA GAT GTC AAT 480 Tyr Ile Lys Lys Gly Leu Thr Pro Arg Trp Ser Asp Leu Asp Val Asn 145 150 155 160 CAG CAT GTG AAC AAT GTC AAA TAT ATT GGC TGG ATT CTT GAG AGT GCT 528 Gln His Val Asn Asn Val Lys Tyr Ile Gly Trp Ile Leu Glu Ser Ala 165 170 175 CCA ATA TCA TTC CTG GAG A 547 Pro Ile Ser Phe Leu Glu 180
【0055】配列番号:5 配列の長さ:23 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジ−:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列 AATTTTGCTA TTAGGTCTTA YGA 23
【0056】配列番号:6 配列の長さ:24 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジ−:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列 GCATTCTCTC CTGTATTCCA GNGT 24
【0057】配列番号:7 配列の長さ:1634 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:cDNA to mRNA 起源 生物名:Elaeis guineensis 配列の特徴 特徴を表す記号:CDS 存在位置:56..1306 特徴を決定した方法:S 配列の特徴 特徴を表す記号:transit peptide 存在位置:56..385 特徴を決定した方法:S 配列の特徴 特徴を表す記号:mature protein 存在位置:386..1303 特徴を決定した方法:S 配列 TGTTAGCTTC GCCCAAGACG AATTTGTAAG AAGAGGAGGT CCGCATCTTC CCATC ATG 58 Met 1 GTC GCC TCC GTT GCT GCC TCG TCC TTC TTC CCG GTC CCA TCT TCC TCC 106 Val Ala Ser Val Ala Ala Ser Ser Phe Phe Pro Val Pro Ser Ser Ser 5 10 15 TCC TCC ACC TCG GCT AAA GCT TCG AGA GGC ATC CCC GAT CGT TTG GAT 154 Ser Ser Thr Ser Ala Lys Ala Ser Arg Gly Ile Pro Asp Arg Leu Asp 20 25 30 GTC CGG GGT AGC GTG GCG AAG CCG GCA TCT TCT TCC GGG TGG ATG CAG 202 Val Arg Gly Ser Val Ala Lys Pro Ala Ser Ser Ser Gly Trp Met Gln 35 40 45 GCC AAG GCA AAC GCC CGA GCC ATC CCC AAG ATC GAC GAC ACC AAG GTT 250 Ala Lys Ala Asn Ala Arg Ala Ile Pro Lys Ile Asp Asp Thr Lys Val 50 55 60 65 GGC CTG CGA ACC GAC GTC GAG GGG GAT GCC GTT CCA ACG GCG CGG AGG 298 Gly Leu Arg Thr Asp Val Glu Gly Asp Ala Val Pro Thr Ala Arg Arg 70 75 80 ACT TCA TAT AAC CAA TTG CCG GAC TGG AGC ATG CTG CTT GCC GCG ATC 346 Thr Ser Tyr Asn Gln Leu Pro Asp Trp Ser Met Leu Leu Ala Ala Ile 85 90 95 AGG ACC ATC TTT TCG GCC GCG GAG AAG CAA TGG ACC CTG CTC GAT TCC 394 Arg Thr Ile Phe Ser Ala Ala Glu Lys Gln Trp Thr Leu Leu Asp Ser 100 105 110 AAG ATG AGG CGG GCC GAC GCG CTC GCG GAT GCC TCC TCT GGG TCT GGG 442 Lys Met Arg Arg Ala Asp Ala Leu Ala Asp Ala Ser Ser Gly Ser Gly 115 120 125 GTC GGC AAG ATG GTC GAG AAT GGA CTT GTT TAC AGG CAG AAT TTT TCT 490 Val Gly Lys Met Val Glu Asn Gly Leu Val Tyr Arg Gln Asn Phe Ser 130 135 140 145 ATC AGG TCC TAC GAA ATC GGG GTC GAT CAA AAG GCT TCG CTA GAG GCA 538 Ile Arg Ser Tyr Glu Ile Gly Val Asp Gln Lys Ala Ser Leu Glu Ala 150 155 160 TTG ATG AAT CAT TTC CAG GAA ACG TCG CTT AAC CAT TGC AAA TGT ATC 586 Leu Met Asn His Phe Gln Glu Thr Ser Leu Asn His Cys Lys Cys Ile 165 170 175 GGC CTT ATG CAT GGC GGC TTT GGT TGT ACA CCA CAG ATG ACT CGA AGG 634 Gly Leu Met His Gly Gly Phe Gly Cys Thr Pro Gln Met Thr Arg Arg 180 185 190 AAT CTG ATA TGG GTG GTT ACC AAA ATT CGG GTT CAT GTC GAT CGT TAT 682 Asn Leu Ile Trp Val Val Thr Lys Ile Arg Val His Val Asp Arg Tyr 195 200 205 CCT TTG TGG GGA GAC GTC GTT CAA ATA AAT ACG TGG ATT AGT TCA TCT 730 Pro Leu Trp Gly Asp Val Val Gln Ile Asn Thr Trp Ile Ser Ser Ser 210 215 220 225 GGA AAG AAT GGT ATG GGA CGT GAT TGG CAT GTT CAT GAC TGC CGA ACT 778 Gly Lys Asn Gly Met Gly Arg Asp Trp His Val His Asp Cys Arg Thr 230 235 240 GGC CGA ACC ATT ATG AGG GGT ACC AGT GTC TGG GTC ATG ATG AAT AAA 826 Gly Arg Thr Ile Met Arg Gly Thr Ser Val Trp Val Met Met Asn Lys 245 250 255 CAC ACG AGG AGA CTG TCT AAA TTT CCT GAA GAA GTT AAA GCA GAG ATA 874 His Thr Arg Arg Leu Ser Lys Phe Pro Glu Glu Val Lys Ala Glu Ile 260 265 270 ATC CCT TTC TTT GCG GAG CGT GAT GCT GTT TTG GAC TAT GAC GGC AGA 922 Ile Pro Phe Phe Ala Glu Arg Asp Ala Val Leu Asp Tyr Asp Gly Arg 275 280 285 AAA CTT CCC AAG TTT GAT GAT GAT TCT GCA GTT CAT GTT CGA AGG GGC 970 Lys Leu Pro Lys Phe Asp Asp Asp Ser Ala Val His Val Arg Arg Gly 290 295 300 305 TTG ACT CCT CGT TGG AGT GAT TTC GAT GTA AAT CAG CAT GTG AAC AAT 1018 Leu Thr Pro Arg Trp Ser Asp Phe Asp Val Asn Gln His Val Asn Asn 310 315 320 GTC AAA TAC GTT GGC TGG ATT CTT GAG AGC GTT CCT GTG TGG ATG TTG 1066 Val Lys Tyr Val Gly Trp Ile Leu Glu Ser Val Pro Val Trp Met Leu 325 330 335 GAG AGC TGC GAG GTT GCA ACC ATG ACT CTG GAA TAC AGG AGG GAG TGT 1114 Glu Ser Cys Glu Val Ala Thr Met Thr Leu Glu Tyr Arg Arg Glu Cys 340 345 350 GGG ATG AGT AGT GTG GTG CAG TCT CTC ACT GCC ACC GCT ACC GAC AAT 1162 Gly Met Ser Ser Val Val Gln Ser Leu Thr Ala Thr Ala Thr Asp Asn 355 360 365 GCC GTC GGC TCC CCC ATT GTG TGC CAG CAT CTT CTG CGG CTC GAG GAT 1210 Ala Val Gly Ser Pro Ile Val Cys Gln His Leu Leu Arg Leu Glu Asp 370 375 380 385 GGG TCT GAG ATT GTG AGG AGT CAA ACA GAG TGG AGG CCT AAG CAG CAG 1258 Gly Ser Glu Ile Val Arg Ser Gln Thr Glu Trp Arg Pro Lys Gln Gln 390 395 400 GCT AGT GAT CTT GGG AAC ATG GGT CTG CTC CCA ACT GAG ACT AAA 1303 Ala Ser Asp Leu Gly Asn Met Gly Leu Leu Pro Thr Glu Thr Lys 405 410 415 TGAAGTGGAA GCCATGAGAC GAATGCTCGA TCCTGGTTAC AGTCGCAGCG CTCCATTTGA 1363 GGTTGGGAAT TGGAAGGGAG TATTGAGGAA GAAATCATAT GCTGAACATC TCCCGAAATG 1423 CTTGTGTAGA CTAGGAATCC TACCGTCGAG TTGCCTTTCT TTTCTCTAGT TTTTTCCTTT 1483 ATTGGGTTTT GGTGAATATT TCATCCTTGA AGGCACGATA TGTTGCTATT GTTGACGTTC 1543 TTAGATGGAG AATAAATGCA TTGGATCCTC TATCTGGCCT CTACAAACCT GACCCAATTG 1603 CAATATACTC TCTAAAGAGC TGTTTCACTT G 1634
【0058】配列番号:8 配列の長さ:1816 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:cDNA to mRNA 起源 生物名:Elaeis guineensis 配列の特徴 特徴を表す記号:CDS 存在位置:257..1510 特徴を決定した方法:S 配列の特徴 特徴を表す記号:transit peptide 存在位置:257..607 特徴を決定した方法:S 配列の特徴 特徴を表す記号:mature protein 存在位置:608..1507 特徴を決定した方法:S 配列 ATCTTTGGTC TTTCATTCCC CCCTCTCGTG CGAAGGAGAA GAAAACCCTA ATCCAGGAAA 60 GAAGGCCAGG GGAAGGGGGA GGAGAGGACG AGGAAGACTG ACGGGGGCGC GCGAGTGAGC 120 TAGCTTTTGG ACTGAGGAGG CTTGCTGTTT CTCTTGTCTT CTTGTCTTCC CGCGCAAAGG 180 TTGGGGAAAA AAAATCGTCA TCAACAAATC AGGCTGACCG AGGTAATTTG GTAAAGAGTG 240 TCTCCATATC CCCATC ATG GTT GCT TCG ATT GCC GCT TCG GCC TTT TTC 289 Met Val Ala Ser Ile Ala Ala Ser Ala Phe Phe 1 5 10 CCC ACA CCA TCT TTC TCC CCC ACG GCA TCA GCA AAA GCT TCG AAG ACC 337 Pro Thr Pro Ser Phe Ser Pro Thr Ala Ser Ala Lys Ala Ser Lys Thr 15 20 25 ATT GGT GAA GGC TCC GAG AAT TTG GAT GTT CGG GGT ATC ATA GCC AAA 385 Ile Gly Glu Gly Ser Glu Asn Leu Asp Val Arg Gly Ile Ile Ala Lys 30 35 40 CCC ACC TCT TCT TCG GCG GCT ATG CAG GGT AAG GTG ATG GCC CAA GCC 433 Pro Thr Ser Ser Ser Ala Ala Met Gln Gly Lys Val Met Ala Gln Ala 45 50 55 GTC CCC AAG ATC AAT GGC GCG AAG GTT GGC CTG AAA GCT GAA TCC CAA 481 Val Pro Lys Ile Asn Gly Ala Lys Val Gly Leu Lys Ala Glu Ser Gln 60 65 70 75 AAG GCT GAG GAA GAT GCT GCC CCT TCC TCA GCC CCG AGG ACA TTC TAT 529 Lys Ala Glu Glu Asp Ala Ala Pro Ser Ser Ala Pro Arg Thr Phe Tyr 80 85 90 AAT CAA CTA CCT GAC TGG AGC GTG CTC CTT GCC GCC GTA ACA ACG ATC 577 Asn Gln Leu Pro Asp Trp Ser Val Leu Leu Ala Ala Val Thr Thr Ile 95 100 105 TTT TCG GCT GCC GAG AAG CAG TGG ACC CTT CTT GAT TGG AAG CCA CGG 625 Phe Ser Ala Ala Glu Lys Gln Trp Thr Leu Leu Asp Trp Lys Pro Arg 110 115 120 CGT CCC GAC ATG CTT ACT GAT GCA TTT AGC CTT GGG AAG ATT GTG CAG 673 Arg Pro Asp Met Leu Thr Asp Ala Phe Ser Leu Gly Lys Ile Val Gln 125 130 135 GAT GGA CTA GTT TTC AGG CAG AAC TTT TCC ATC GGG TCA TAT GAG ATT 721 Asp Gly Leu Val Phe Arg Gln Asn Phe Ser Ile Gly Ser Tyr Glu Ile 140 145 150 155 GGG GCT GAT CGG ACG GCT TCT ATA GAA ACG TTA ATG AAC CAT TTA CAG 769 Gly Ala Asp Arg Thr Ala Ser Ile Glu Thr Leu Met Asn His Leu Gln 160 165 170 GAA ACA GCA CTT AAT CAT GTG AGG AAT GCT GGG CTT CTG GGC GAT GGT 817 Glu Thr Ala Leu Asn His Val Arg Asn Ala Gly Leu Leu Gly Asp Gly 175 180 185 TTT GGT GCC ACA CCA GAG ATG AGT AAA GGA AAT TTG ATT TGG GTT GTC 865 Phe Gly Ala Thr Pro Glu Met Ser Lys Gly Asn Leu Ile Trp Val Val 190 195 200 ACT AAA ATG CAG GTC CTG ATT GAG CAC TAT CCT TCC TGG GGG GAT GTT 913 Thr Lys Met Gln Val Leu Ile Glu His Tyr Pro Ser Trp Gly Asp Val 205 210 215 GTT GAA GTA GAT ACA TGG GTT GGT GCA TCT GGT AAA AAT GGG ATG CGT 961 Val Glu Val Asp Thr Trp Val Gly Ala Ser Gly Lys Asn Gly Met Arg 220 225 230 235 CGT GAT TGG CAT GTT CGT GAC TAC CGA ACA GGC CAA ACT ATA TTG AGA 1009 Arg Asp Trp His Val Arg Asp Tyr Arg Thr Gly Gln Thr Ile Leu Arg 240 245 250 GCC ACC AGT ATC TGG GTG ATG ATG AAT AAA CAC ACT AGG AAG TCG TCT 1057 Ala Thr Ser Ile Trp Val Met Met Asn Lys His Thr Arg Lys Ser Ser 255 260 265 AAA ATG CCC GAA GAA GTC AGA GCA GAG ATA GGG CCT TAC TTT ATG GAA 1105 Lys Met Pro Glu Glu Val Arg Ala Glu Ile Gly Pro Tyr Phe Met Glu 270 275 280 CAT GCT GCT ATT GTG GAC GAG GAC AGC AGA AAG CTT CCA AAG CTT GAT 1153 His Ala Ala Ile Val Asp Glu Asp Ser Arg Lys Leu Pro Lys Leu Asp 285 290 295 GAT GAT ACT GCA GAT TAT ATT AAA TGG GGC CTG ACT CCT CGG TGG AGT 1201 Asp Asp Thr Ala Asp Tyr Ile Lys Trp Gly Leu Thr Pro Arg Trp Ser 300 305 310 315 GAT TTA GAT GTG AAT CAG CAT GTG AAC AAT GTC AAA TAT ATA GGC TGG 1249 Asp Leu Asp Val Asn Gln His Val Asn Asn Val Lys Tyr Ile Gly Trp 320 325 330 ATT CTT GAG AGC GCT CCA ATA TCA ATC CTG GAG AAT CAC GAG CTG GCG 1297 Ile Leu Glu Ser Ala Pro Ile Ser Ile Leu Glu Asn His Glu Leu Ala 335 340 345 AGT ATG ACT CTG GAA TAT AGG AGG GAG TGT GGG AGG GAC AGC GTT CTG 1345 Ser Met Thr Leu Glu Tyr Arg Arg Glu Cys Gly Arg Asp Ser Val Leu 350 355 360 CAA TCC CTC ACC GCA GTC GCT AAT GAC TGC ACT GGT GGC CTT CCA GAA 1393 Gln Ser Leu Thr Ala Val Ala Asn Asp Cys Thr Gly Gly Leu Pro Glu 365 370 375 GCT AGC ATC GAG TGC CAG CAT CTG CTG CAG CTG GAA TGC GGG GCC GAG 1441 Ala Ser Ile Glu Cys Gln His Leu Leu Gln Leu Glu Cys Gly Ala Glu 380 385 390 395 ATT GTT AGG GGA CGG ACA CAG TGG AGG CCC AGG CGT GCC TCC GGT CCC 1489 Ile Val Arg Gly Arg Thr Gln Trp Arg Pro Arg Arg Ala Ser Gly Pro 400 405 410 ACT TCA GCT GGA AGT GCT TGATGTTGCG TTTGAAATAC TGATGCTTTT 1537 Thr Ser Ala Gly Ser Ala 415 TCCATTCTCA ATTGGGGCAG GAGGGAGCTT AGTGGGTTTG GTCTTTTCTT TTTAAAGATT 1597 GCTCTTCTGT AAAATTCCAA GTGATCGAAT GTAGGAATAG AGGGACCAGA TCTTATTGCT 1657 TATTATGTTC GTTGGTTTTT TTTCCCCTTA TTCTCATCAT CCGGACCTGA TTTTTATTGG 1717 ATTCATGCTG TATGCTCCTT GTAAGTAATT CAGCAGTGCT GCTGTATAAT TTTCTGCCAA 1777 AATTTTGGAA GTAACCATAA TTAGTTTTTG ATTGGTATG 1816
【0059】配列番号:9 配列の長さ:1871 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:cDNA to mRNA 起源 生物名:Elaeis guineensis 配列の特徴 特徴を表す記号:CDS 存在位置:225..1496 特徴を決定した方法:S 配列の特徴 特徴を表す記号:transit peptide 存在位置:225..578 特徴を決定した方法:S 配列の特徴 特徴を表す記号:mature protein 存在位置:579..1493 特徴を決定した方法:S 配列 AACCGCTGGC TTTGGCACCA ATCGCTCTCT CGTTCGTGAG AAGGAGAACG AAACCCTAAG 60 CCTCGAAGGA AGGCCAGAGA AGGAGAGGAA GAGCGATGGG GAAGCGCGAG TGAGCTAGGT 120 TTTGGGCTGG GGAGACTCTT TTTGTCATTA TTGTTGGAGC AGCCAAGGGT TCCTGATCTA 180 TAAAAGGTTA ATCGAGGTAA TTCGGGAAAT TTCCACATTC CATC ATG GTT GCT TCA 236 Met Val Ala Ser 1 ATT GCC GCC TCG GCC TTT TTC CCC ACC CCA TCA TCT TCC TCC TCT GCG 284 Ile Ala Ala Ser Ala Phe Phe Pro Thr Pro Ser Ser Ser Ser Ser Ala 5 10 15 20 GCA TCA GCA AAA GCG TCG AAG ACC ATC GGT GAA GGG CCC GGG AGT TTG 332 Ala Ser Ala Lys Ala Ser Lys Thr Ile Gly Glu Gly Pro Gly Ser Leu 25 30 35 GAT GTC CGC GGA ATC GTA GCC AAA CCC CCC TCT TCT TCA GCA GCT ATG 380 Asp Val Arg Gly Ile Val Ala Lys Pro Pro Ser Ser Ser Ala Ala Met 40 45 50 CAG GAG AAG GTG AAG GCC CAA CCT GTT CCC AAG ATC AAT GGC GCC AAG 428 Gln Glu Lys Val Lys Ala Gln Pro Val Pro Lys Ile Asn Gly Ala Lys 55 60 65 GTT GGC CTG AAA GCT GAA ACC CAG AAG GCC GAC GAA GAA TCT GCC CCT 476 Val Gly Leu Lys Ala Glu Thr Gln Lys Ala Asp Glu Glu Ser Ala Pro 70 75 80 TCT TCA GCC CCA AGA ACG TTC TAT AAT CAA TTG CCT GAC TGG AGC GTG 524 Ser Ser Ala Pro Arg Thr Phe Tyr Asn Gln Leu Pro Asp Trp Ser Val 85 90 95 100 CTT CTT GCC GCC GTA ACG ACC ATC TTC TTG GCG GCG GAG AAG CAG TGG 572 Leu Leu Ala Ala Val Thr Thr Ile Phe Leu Ala Ala Glu Lys Gln Trp 105 110 115 ACC CTT CTT GAT TGG AAG CCG AGG CGT CCC GAC ATG CTT GCT GAT GCA 620 Thr Leu Leu Asp Trp Lys Pro Arg Arg Pro Asp Met Leu Ala Asp Ala 120 125 130 TTT GGC CTG GGG AAA ATC GTG CAG GAT GGA CTA GTT TTC AAG CAA AAC 668 Phe Gly Leu Gly Lys Ile Val Gln Asp Gly Leu Val Phe Lys Gln Asn 135 140 145 TTT TCC ATC AGG TCG TAT GAG ATC GGG GCT GAT CGG ACT GCT TCT ATA 716 Phe Ser Ile Arg Ser Tyr Glu Ile Gly Ala Asp Arg Thr Ala Ser Ile 150 155 160 GAA ACG CTA ATG AAT CAT TTA CAG GAA ACA GCA CTT AAT CAT GTG AGG 764 Glu Thr Leu Met Asn His Leu Gln Glu Thr Ala Leu Asn His Val Arg 165 170 175 180 AGT GCT GGG CTC ATG GGC GAT GGC TTT GGT GCT ACA CCA GAG ATG AGC 812 Ser Ala Gly Leu Met Gly Asp Gly Phe Gly Ala Thr Pro Glu Met Ser 185 190 195 AAA AGA AAT TTG ATC TGG GTT GTC ACC AAA ATG CGG GTT CTG ATC GAG 860 Lys Arg Asn Leu Ile Trp Val Val Thr Lys Met Arg Val Leu Ile Glu 200 205 210 CAC TAT CCT TCC TGG GGG GAT GTT GTT GAA GTA GAT ACG TGG GTT GGT 908 His Tyr Pro Ser Trp Gly Asp Val Val Glu Val Asp Thr Trp Val Gly 215 220 225 CCA ACT GGA AAA AAT GGG ATG CGT CGT GAT TGG CAT GTT CGT GAC CAC 956 Pro Thr Gly Lys Asn Gly Met Arg Arg Asp Trp His Val Arg Asp His 230 235 240 CGA ACA GGC CAA ACC ATC TTG AGA GCT ACC AGT GTG TGG GTG ACG ATG 1004 Arg Thr Gly Gln Thr Ile Leu Arg Ala Thr Ser Val Trp Val Thr Met 245 250 255 260 AAT AAG AAC ACT AGG AAA TTG TCT AAA GTG CCT GAA GAA GTC AGG GCA 1052 Asn Lys Asn Thr Arg Lys Leu Ser Lys Val Pro Glu Glu Val Arg Ala 265 270 275 GAA ATA GGG CCT TAC TTT GTG GAA CGT GCT GCA ATT GTG GAT GAG GAC 1100 Glu Ile Gly Pro Tyr Phe Val Glu Arg Ala Ala Ile Val Asp Glu Asp 280 285 290 AGC AGA AAG CTT CCA AAG CTT GAT GAG GAT ACT ACA GAT TAT ATC AAA 1148 Ser Arg Lys Leu Pro Lys Leu Asp Glu Asp Thr Thr Asp Tyr Ile Lys 295 300 305 AAG GGC CTA ACT CCT CGA TGG AGC GAT TTA GAT GTC AAT CAG CAT GTG 1196 Lys Gly Leu Thr Pro Arg Trp Ser Asp Leu Asp Val Asn Gln His Val 310 315 320 AAC AAT GTC AAA TAT ATT GGC TGG ATT CTT GAG AGT GCT CCA ATA TCA 1244 Asn Asn Val Lys Tyr Ile Gly Trp Ile Leu Glu Ser Ala Pro Ile Ser 325 330 335 340 TTC CTG GAG AAT CAT GAG CTT GCA AGC ATG TCT CTG GAA TAT AGG AGG 1292 Phe Leu Glu Asn His Glu Leu Ala Ser Met Ser Leu Glu Tyr Arg Arg 345 350 355 GAG TGT GGG AGG GAC AGC GTG TTG CAA TCC CTC ACT GCC GTC TCG AAT 1340 Glu Cys Gly Arg Asp Ser Val Leu Gln Ser Leu Thr Ala Val Ser Asn 360 365 370 GAC TTA ACT GAT GGC TTA CCA GAA GCT GGC ATT GAG TGC CAG CAT CTG 1388 Asp Leu Thr Asp Gly Leu Pro Glu Ala Gly Ile Glu Cys Gln His Leu 375 380 385 CTG CAG CTG GAA TGT GGG ACC GAA CTT GTG AAG GGA CGG ACA GAA TGG 1436 Leu Gln Leu Glu Cys Gly Thr Glu Leu Val Lys Gly Arg Thr Glu Trp 390 395 400 AGG CCC AAG CAT TCC CTG GCT CTC AGA AAC ATG GGG CCA ACT CCA GGT 1484 Arg Pro Lys His Ser Leu Ala Leu Arg Asn Met Gly Pro Thr Pro Gly 405 410 415 420 GGT AGT GCA TGATGTGGCA TTGAAATACT GCTGTCCATT CTCGACTATG 1533 Gly Ser Ala CCAGGATGGA GCTGAGTTGT TTTAGTCCTG CTGCTTTCAT TCTCAAACGT GCTAGGATGG 1593 ATGGAGCTGA GTGGTATTAG TCCTTTCTAG TCTGTACAAT TTCAAGTTAT CCTTGGTAAA 1653 AAGAGAGGGG GGAGAGAGAC CAGATCATAC TGCTTATGTT TGTTGGGGTT TTCTTTTTAT 1713 TTTACTTATT TTTTCCCCCT CTTACCCTCC TGACTTGATT TTCATTGGAT TCATACTGGA 1773 TTCTCTGTGC AAGTAATTAA GCAATTCTTC TGTATAATTT TCTGTCAAAA GTTGGAGAAG 1833 TAACCAATTA GCTTTTGATA AGTAAAATTG CTTGCCTT 1871
【0060】配列番号:10 配列の長さ:20 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列 AGATTCCTTC GAGTCATCTG 20
【0061】配列番号:11 配列の長さ:20 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列 CATAAGGCCG ATACATTTGC 20
【0062】配列番号:12 配列の長さ:20 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列 ATTTCCTTTA CTCATCTCTG 20
【0063】配列番号:13 配列の長さ:20 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列 CAGAAGCCCA GCATTCCTCA 20
【0064】配列番号:14 配列の長さ:21 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列 ACTTCCCAAG TTTGATGATG A 21
【0065】配列番号:15 配列の長さ:20 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列 CTCCTCGTTG GAGTGATTTC 20
【0066】配列番号:16 配列の長さ:21 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列 GCTTCCAAAG CTTGATGATG A 21
【0067】配列番号:17 配列の長さ:20 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列 CTCCTCGGTG GAGTGATTTA 20
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例で得られた3種類のアシル−ACP
チオエステラーゼをコードするDNAの塩基配列を統合
して示した図。
【図2】 実施例で得られた3種類のアシル−ACP
チオエステラーゼのアミノ酸配列を統合して示した図。
【図3】 実施例で得られた3種類のアシル−ACP
チオエステラーゼをコードするDNAの構造を比較した
図。
【図4】 実施例で得られた3種類のアシル−ACP
チオエステラーゼのアミノ酸配列を比較した図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 594201744 Jl. M. H. Thamrin N o.8, Jakarta 10340, I ndonesia (71)出願人 594201755 ピー.ティー.バクリー アンド ブラザ ーズ P. T. Bakrie and Br others インドネシア,ジャカルタ 12920,ジェ イ エル.エイチ.アール.ラスナ セイ ド カブ.ビー−1 Jl. H. R. Rasuna Sa id Kav. B−1, Jakart a 12920, Indonesia (72)発明者 村瀬 誠 神奈川県横浜市青葉区鴨志田町1000番地三 菱化学株式会社横浜総合研究所内 (72)発明者 イルバン ティー.マカギアンサー インドネシア,ボゴール,ジェイ エル. メガメンドゥング II/ブロク エフ− IV/13,ペルマハン バラナングシアン グ インダ (72)発明者 ナディルマン ハスカ インドネシア,ボゴール 16114,ジェイ エル.チワリンギン ナンバー53 (72)発明者 サジュガ インドネシア,ジャカルタ 10310,ジェ イ エル.チアンジュール ナンバー22 (72)発明者 サントソ ワルドヨ ラメラン インドネシア,ジャカルタ セラタン,ジ ェイ エル.マドラサ カブ.14 (72)発明者 久留宮 弘幸 千葉県八千代市八千代台北16−15−1

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配列表の配列番号1に記載のアミノ酸配
    列の少なくとも一部を有し、アシル−アシルキャリヤー
    プロテインのチオエステル結合を加水分解する活性を実
    質的に害さないアミノ酸残基の置換、欠失、挿入を有し
    てもよいアシル−アシルキャリヤープロテイン チオエ
    ステラーゼ。
  2. 【請求項2】 配列表の配列番号1に記載のアミノ酸配
    列と実質的に同一のアミノ酸配列を有する請求項1記載
    のアシル−アシルキャリヤープロテイン チオエステラ
    ーゼ。
  3. 【請求項3】 配列表の配列番号7に記載のアミノ酸配
    列またはこれと実質的に同一のアミノ酸配列を有する請
    求項1記載のアシル−アシルキャリヤープロテイン チ
    オエステラーゼ。
  4. 【請求項4】 配列表の配列番号8に記載のアミノ酸配
    列またはこれと実質的に同一のアミノ酸配列を有する請
    求項1記載のアシル−アシルキャリヤープロテイン チ
    オエステラーゼ。
  5. 【請求項5】 配列表の配列番号9に記載のアミノ酸配
    列またはこれと実質的に同一のアミノ酸配列を有する請
    求項1記載のアシル−アシルキャリヤープロテイン チ
    オエステラーゼ。
  6. 【請求項6】 配列表の配列番号1に記載のアミノ酸配
    列の少なくとも一部を有し、アシル−アシルキャリヤー
    プロテインのチオエステル結合を加水分解する活性を実
    質的に害さないアミノ酸残基の置換、欠失、挿入を有し
    てもよいアシル−アシルキャリヤープロテイン チオエ
    ステラーゼをコードするDNA。
  7. 【請求項7】 配列表の配列番号1に記載のアミノ酸配
    列と実質的に同一のアミノ酸配列を有する請求項6記載
    のアシル−アシルキャリヤープロテインをコードするD
    NA。
  8. 【請求項8】 配列表の配列番号1に記載の塩基配列と
    実質的に同一の塩基配列を有する請求項6記載のDN
    A。
  9. 【請求項9】 配列表の配列番号7に記載の塩基配列ま
    たはこれと実質的に同一の塩基配列を有する請求項6記
    載のDNA。
  10. 【請求項10】 配列表の配列番号8に記載の塩基配列
    またはこれと実質的に同一の塩基配列を有する請求項6
    記載のDNA。
  11. 【請求項11】 配列表の配列番号9に記載の塩基配列
    またはこれと実質的に同一の塩基配列を有する請求項6
    記載のDNA。
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