JPH08205475A - 電動機 - Google Patents

電動機

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Publication number
JPH08205475A
JPH08205475A JP1233495A JP1233495A JPH08205475A JP H08205475 A JPH08205475 A JP H08205475A JP 1233495 A JP1233495 A JP 1233495A JP 1233495 A JP1233495 A JP 1233495A JP H08205475 A JPH08205475 A JP H08205475A
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JP
Japan
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load side
side bracket
stator
bracket
cooling liquid
Prior art date
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Pending
Application number
JP1233495A
Other languages
English (en)
Inventor
Suetaro Shibukawa
末太郎 渋川
Keiji Oda
圭二 小田
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Hitachi Ltd
Hitachi Automotive Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Automotive Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Car Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Automotive Engineering Co Ltd, Hitachi Ltd, Hitachi Car Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Automotive Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、電動機の固定子コイルの温度
分布を極力平準化すようにした冷却構造を有する電動機
を提供するにある。 【構成】回転子4の負荷側には、回転子4の回転力を伝
達する駆動力伝達装置14が負荷側ブラケット8に密着
して取り付けられるように構成され、固定子1の外周に
取り付けられた冷却液通路10は、反負荷側ブラケット
9側に設けられた冷却液入口11と負荷側ブラケット8
側に設けられた冷却液出口13とを備え、冷却液を反負
荷側ブラケット側から負荷側ブラケット側に流れるよう
にすることにより、負荷側エンドコイル32と反負荷側
エンドコイル31温度差を少なくし得るものとなる。ま
た、固定子コイル3の少なくとも反負荷側エンドコイル
31と反負荷側ブラケット9の間を熱伝導率が良く且つ
弾性を有する樹脂15で密着させるようにすることによ
っても、負荷側エンドコイル32と反負荷側エンドコイ
ル31の温度差を少なくし得るものとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動機に係り、特に電
動車両等に用いるのに好適な冷却構造を有する電動機に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から電動機の冷却に関しては、種々
の方法が知られている。例えば、固定子外周に冷媒を通
す管を設けたものとしては、特開昭48ー60207号
公報に記載のものが知られている。また、固定子外周の
フレームに螺旋状の流路を設けるものとしては、実開平
1ー131256号公報或いは特開平3ー150048
号公報に記載のものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の電動機の冷却は、一般的な電動機の冷却に関す
るものである。本発明者らは、特に電動車両用電動機に
ついて検討した結果、電動車両用電動機に固有の問題点
があることが判明した。即ち、従来の実験車両的性格の
電動車両では、電動車両用電動機は、連続定格出力的に
も余裕のある大型の電動機を使用していたが、一般の量
産車への移行のため、電動機自体もよりコンパクトなも
のを用いて実験開発を行ってきたところ、電動機の耐熱
限界上問題のあることが明らかになってきた。それは、
電動機の耐熱限界が、反負荷側エンドコイルの局部温度
により制約されてしまうことである。
【0004】その原因について調べたところ、電動車両
用電動機において、電動機の回転子軸の出力端は、駆動
力伝達装置に接続係合されている。駆動力伝達装置とし
ては、通常は、減速機構が含まれるが、この減速機構に
加えてデイファレンシャル機構が含まれる構成のものが
ある。いずれにしても、これらの駆動力伝達装置は、熱
容量の大きなものである。この駆動力伝達装置は、電動
機の回転子軸の出力端に接続されているだけでなく、電
動機の負荷側ブラケットにも密着して接続係合されてい
る構造となっている。その結果、電動機の負荷側ブラケ
ットを介して駆動力伝達装置に伝わって逃げる熱量が、
電動機の反負荷側ブラケットを伝わって逃げる熱量に比
べて大きく、固定子コイルの反負荷側エンドコイルの温
度が、負荷側エンドコイルの温度より遥かに高くなって
いる。一例を上げると、電動機の定格出力によっても異
なるが、固定子コイルの反負荷側エンドコイルの温度
が、負荷側エンドコイルの温度より30℃乃至40℃高
くなる場合もあった。従って、電動機の耐熱限界が反負
荷側エンドコイルの局部温度で制約されてしまう不具合
があることが判明した。
【0005】なお、かかる不具合は、電動車両用電動機
に限らず、電動機の回転子軸の出力端に駆動力伝達装置
が接続され、この駆動力伝達装置が負荷側ブラケットに
密着している可変速機構を備えた工業用電動機において
も派生するものである。
【0006】本発明の目的は、固定子コイルの温度分布
を極力平準化するようにした冷却構造を有する電動機を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、固定子鉄心に固定子コイルが巻装された
固定子と、上記固定子鉄心を支持固定する負荷側ブラケ
ットおよび反負荷側ブラケットと、上記固定子の内側に
配置され、上記負荷側ブラケットおよび反負荷側ブラケ
ットに固定された軸受により回転自在に支持された回転
子と、上記固定子の外周に取り付けられた冷却液通路を
有する電動機において、上記回転子の負荷側には上記回
転子の回転力を伝達する駆動力伝達装置が上記負荷側ブ
ラケットに密着して取り付けられるように構成され、上
記冷却液通路は、上記反負荷側ブラケット側に設けられ
た冷却液入口と上記負荷側ブラケット側に設けられた冷
却液出口とを備え、冷却液を上記反負荷側ブラケット側
から上記負荷側ブラケット側に流れるように構成したも
のである。
【0008】また、上記目的を達成するために、本発明
は、固定子鉄心に固定子コイルが巻装された固定子と、
上記固定子鉄心を支持固定する負荷側ブラケットおよび
反負荷側ブラケットと、上記固定子の内側に配置され、
上記負荷側ブラケットおよび反負荷側ブラケットに固定
された軸受により回転自在に支持された回転子とを有す
る電動機において、上記固定子コイルの少なくとも反負
荷側エンドコイルと上記反負荷側ブラケットの間を熱伝
導率が良く且つ弾性を有する樹脂で密着させるようにし
たものである。
【0009】また、上記目的を達成するために、本発明
は、固定子鉄心に固定子コイルが巻装された固定子と、
上記固定子鉄心を支持固定する負荷側ブラケットおよび
反負荷側ブラケットと、上記固定子の内側に配置され、
上記負荷側ブラケットおよび反負荷側ブラケットに固定
された軸受により回転自在に支持された回転子と、上記
固定子の外周に取り付けられた冷却液通路を有する電動
機において、上記回転子の負荷側には上記回転子の回転
力を伝達する駆動力伝達装置が上記負荷側ブラケットに
密着して取り付けられるように構成され、上記冷却液通
路は、上記反負荷側ブラケット側に設けられた冷却液入
口と上記負荷側ブラケット側に設けられた冷却液出口と
を備え、冷却液を上記反負荷側ブラケット側から上記負
荷側ブラケット側に流れるようにするとともに、上記固
定子コイルの少なくとも反負荷側エンドコイルと上記反
負荷側ブラケットの間を熱伝導率が良く且つ弾性を有す
る樹脂で密着させるようにしたものである。
【0010】上記電動機において、好ましくは、上記樹
脂は、少なくとも上記反負荷側エンドコイルを覆って成
形され、この樹脂の成形寸法を上記反負荷側ブラケット
の内径寸法より僅かに大きいものとして、この樹脂で外
面を覆われたエンドコイルをブラケット内に挿入して、
反負荷側エンドコイルと上記反負荷側ブラケットの間を
樹脂で密着させるようにしたものである。
【0011】上記電動機において、好ましくは、上記冷
却液流路は、パイプ状の棒材を上記固定子鉄心の外周に
密着するように螺旋円筒状に巻回して構成したものであ
る。
【0012】上記電動機において、好ましくは、上記冷
却液流路は、螺旋状に形成された溝を有する円筒リング
と、上記溝を覆う円筒リングとにより構成したものであ
る。
【0013】上記電動機において、好ましくは、上記冷
却液流路は、円筒リングの表面に軸方向に設けた隔壁と
円周方向に設けた複数の隔壁により冷却液が給水口から
順次軸方向に移動していくように軸方向の隔壁部のとこ
ろで冷却液がUターンするように円周方向に設けた隔壁
と軸方向の隔壁とを有する円筒リングと、上記隔壁によ
り形成された溝を覆う円筒リングとにより構成したもの
である。
【0014】
【作用】本発明では、回転子の負荷側には回転子の回転
力を伝達する駆動力伝達装置が負荷側ブラケットに密着
して取り付けられるように構成され、固定子の外周に取
り付けられた冷却液通路は、反負荷側ブラケット側に設
けられた冷却液入口と負荷側ブラケット側に設けられた
冷却液出口とを備え、冷却液を反負荷側ブラケット側か
ら負荷側ブラケット側に流れるようにすることにより、
負荷側エンドコイルと反負荷側エンドコイルの温度差を
少なくし得るものとなる。
【0015】また、本発明では、固定子コイルの少なく
とも反負荷側エンドコイルと反負荷側ブラケットの間を
熱伝導率が良く且つ弾性を有する樹脂で密着させるよう
にすることによっても、負荷側エンドコイルと反負荷側
エンドコイルの温度差を少なくし得るものとなる。
【0016】また、さらに、本発明では、回転子の負荷
側には回転子の回転力を伝達する駆動力伝達装置が負荷
側ブラケットに密着して取り付けられるように構成さ
れ、固定子の外周に取り付けられた冷却液通路は、反負
荷側ブラケット側に設けられた冷却液入口と負荷側ブラ
ケット側に設けられた冷却液出口とを備え、冷却液を反
負荷側ブラケット側から負荷側ブラケット側に流れるよ
うにするとともに、固定子コイルの少なくとも反負荷側
エンドコイルと反負荷側ブラケットの間を熱伝導率が良
く且つ弾性を有する樹脂で密着させるようにすることに
より、負荷側エンドコイルと反負荷側エンドコイルの温
度差を一層少なくし得るものとなる。
【0017】また、本発明では、樹脂は、少なくとも反
負荷側エンドコイルを覆って成形され、この樹脂の成形
寸法を反負荷側ブラケットの内径寸法より僅かに大きい
ものとして、この樹脂で外面を覆われたエンドコイルを
ブラケット内に挿入して、反負荷側エンドコイルと反負
荷側ブラケットの間を樹脂で密着させるようにすること
により、反負荷側エンドコイルと反負荷側ブラケットの
間の密着性を容易に得られるものとなる。
【0018】また、さらに、本発明では、冷却液流路
は、パイプ状の棒材を上記固定子鉄心の外周に密着する
ように螺旋円筒状に巻回して構成することにより、冷却
液通路を容易に形成し得るものとなる。
【0019】また、本発明では、冷却液流路は、螺旋状
に形成された溝を有する円筒リングと、上記溝を覆う円
筒リングとにより構成することにより、冷却通路を切削
加工にて容易に形成し得るものとなる。
【0020】また、本発明では、冷却液流路は、円筒リ
ングの表面に軸方向に設けた隔壁と円周方向に設けた複
数の隔壁により冷却液が給水口から順次軸方向に移動し
ていくように軸方向の隔壁部のところで冷却液がUター
ンするように円周方向に設けた隔壁と軸方向の隔壁とを
有する円筒リングと、上記隔壁により形成された溝を覆
う円筒リングとにより構成することにより、冷却通路を
無切削にて容易に形成し得るものとなる。
【0021】
【実施例】本発明の一実施例について、以下、図面を用
いて説明する。
【0022】図1は、本発明の一実施例に係る電動機の
断面図を示している。
【0023】電動機50の固定子1は、固定子鉄心2及
びこの固定子鉄心2に巻装された固定子コイル3から構
成される。固定子1の固定子鉄心2は、負荷側ブラケッ
ト8および反負荷側ブラケット9により支持固定されて
いる。
【0024】固定子1の内側に回転子4を有している。
回転子4の回転子軸5の両端部は、軸受61,62によ
って支持されている。負荷側ブラケット8には、軸受箱
71が保持され、反負荷側ブラケット9には、軸受箱7
2が保持されており、これらの軸受箱部71,72によ
り、軸受61,62を支持している。
【0025】冷却装置11は、回転子4及び固定子コイ
ル3に発生した熱を固定子鉄心2を通して冷却するよう
にした冷却液流路10から形成されている。冷却装置1
1は、固定子鉄心2の外周に密着固定されている。冷却
装置11の冷却液流路10は、螺旋状に形成されてい
る。冷却液が、冷却ポンプ80により、反負荷側ブラケ
ット9側から順次負荷側ブラケット8側に流れるよう
に、反負荷側ブラケット9の側にインレット12が設け
られ、負荷側ブラケット8の側にアウトレット13が設
けられている。アウトレット13から流れ出た冷却液
は、ラジエータのような熱交換器90により冷却され、
冷却通路を再循環される。
【0026】電動機50は、負荷側ブラケット8および
回転子軸5の出力端が熱容量の大きな駆動力伝達装置1
4に密着して接続係合されている。駆動力伝達装置14
とは、具体的には、減速機構であり、この減速機構に加
えてその他としては、デイファレンシャル機構等も含め
て、ここでは、駆動力伝達装置と称している。
【0027】以上のような構成にすることにより、固定
子コイル3の反負荷側エンドコイル31と負荷側エンド
コイル32の温度差を小さくすることができる。即ち、
上述したように、電動車両用電動機においては、電動機
の負荷側ブラケットおよび回転子軸の出力端が熱容量の
大きな駆動力伝達装置に密着して接続係合されている構
造となっているため、固定子コイルの反負荷側エンドコ
イルの温度が、負荷側エンドコイルの温度より遥かに高
くなっている。しかしながら、固定子コイル3に発生し
た熱量の反負荷側エンドコイル31側の分は、冷却液の
温度の低いインレット12の側に位置するため、多くの
熱量が奪われる。一方、負荷側エンドコイル32の熱量
は、冷却液の温度の高いアウトレット13の側に位置す
るため、冷却液により奪われる熱量は反負荷側エンドコ
イル31より少ないが、負荷側ブラケット8が熱容量の
大きな駆動力伝達装置14に接続係合されているため、
負荷側ブラケット8を介して駆動力伝達装置14の方に
も熱量が奪われるため、固定子コイル3の反負荷側エン
ドコイル31と負荷側エンドコイル32の温度差を小さ
くすることができ、固定子コイルの温度分布を平準化す
ることができる。
【0028】ここで、冷却液としては、通常の内燃機関
の冷却液と同じように不凍液を含む冷却水や、冷却油等
が用いられる。
【0029】このようにして、冷却液を反負荷側ブラケ
ット側から順次負荷側ブラケット側に流すことにより、
固定子コイル3に発生した熱量の反負荷側エンドコイル
31側の分は、冷却液の温度の低いインレット12の側
に位置するため、多くの熱量が奪われ、固定子コイル3
の反負荷側エンドコイル31と負荷側エンドコイル32
の温度差を小さくすることができる。
【0030】さらに、少なくとも固定子コイル3の反負
荷側エンドコイル31を熱伝導率が良く且つ弾性を有す
る樹脂15で成形により覆っている。樹脂15の成形寸
法の外径Dm及び高さLmをブラケット9の内径Db及
び深さLbよりそれぞれ僅かに大きくし、組み合わせた
とき樹脂15が、ブラケット9に密着するように成しち
る。固定子コイル3の反負荷側エンドコイル31の熱量
をブラケット9に伝熱放散させることにより、固定子コ
イル3の反負荷側エンドコイル31と負荷側エンドコイ
ル32の温度差をより少なくできる。
【0031】樹脂15でエンドコイルを覆う方法として
は、樹脂成形によりエンドコイルを覆う方法の他に、ブ
ラケット内にエンドコイルをサブ組した後、型紙を当て
てから流動性の樹脂を流し込んでもよい。
【0032】ここで、樹脂で覆うのは、固定子コイル3
の反負荷側エンドコイル31だけに限らず、負荷側エン
ドコイル32に施してもよい。
【0033】ここでは、ブラケット9の内径Db及び深
さLbを、それぞれ、内径Db=210mm、深さLb
=35mmとしたとき、樹脂15の成形寸法の外径Dm
及び高さLmを、それぞれ、外径Dm=211〜212
mm、高さLm=36〜37mmとした。ここで、この
樹脂の寸法は、それぞれ1〜2mm位大きいのが好まし
い。即ち、あまりこの樹脂の寸法を大きくすると、樹脂
15で覆われた反負荷側エンドコイル31が反負荷側ブ
ラケット9に挿入できなくなり、エンドコイルとブラケ
ットの組立ができなくなる。一方、両者の寸法が殆ど変
わらないと樹脂15が反負荷側ブラケット9に充分に密
着しなくなり、放熱効果を充分に得られなくなる。この
ように、成形される樹脂の外径を、ブラケットの内径に
比べて僅かに大きくするだけで、エンドコイルとブラケ
ットの密着性を高めることができる。
【0034】また、樹脂15の具体的な材料としては、
放熱性シリコン樹脂を用いている。これ以外には、例え
ば、シリカ入りエポキシ系樹脂を用いることができる。
【0035】図2は、本発明の一実施例の効果を示す実
験データである。ここでは、4極60kWの誘導電動機
を3300rpmで運転した場合の反負荷側エンドコイ
ルの温度上昇を従来品と比較して示してある。図中の温
度は、エンドコイル中に熱電対を挿入して直接測定した
ものである。
【0036】本発明の一実施例を採用することにより、
反負荷側エンドコイルの温度上昇を概ね10℃乃至20
℃温度上昇を低くすることができた。
【0037】ここで、従来品とは、例えば、前述した特
開昭48ー60207号公報の第3図(ロ)に記載され
ているように、負荷側と反負荷側の間をジグザグ状に蛇
行して冷却液を流したものであり、本発明のようなエン
ドコイルの樹脂密着は行っていないものである。
【0038】また、本発明の実施例のものとしては、実
施例1は、図中□印でプロットされたもので、冷却水を
反負荷側から負荷側に流しただけのものであり、実施例
2は、△印でプロットされたもので、冷却水を反負荷側
から負荷側に流すとともに、反負荷側エンドコイルを樹
脂成形したものである。
【0039】30分経過後において、従来品は、反負荷
側エンドコイルの温度は、164℃であったのに対し
て、実施例1では、同部の温度は、151℃であり、実
施例2では、同部の温度は、142℃であった。即ち、
実施例1は、従来品に比べて13℃だけ温度上昇を押さ
えることができ、また、実施例2は、従来品に比べて2
2℃だけ温度上昇を押さえることができた。また、実施
例1と実施例2を比較しても、実施例2は、実施例1に
比べて、9℃だけ温度上昇を押さえることができた。
【0040】さらに、30分経過後の負荷側エンドコイ
ルの温度についても、同様にして、エンドコイル中に熱
電対を挿入して直接測定した。その結果、表1に示すと
おりである。
【0041】
【表1】
【0042】即ち、従来品の負荷側エンドコイルの温度
は、145℃であったのに対して、実施例1では、同部
の温度は、140℃であり、実施例2では、同部の温度
は、137℃であった。即ち、実施例1は、負荷側エン
ドコイルについても、従来品に比べて5℃だけ温度上昇
を押さえることができ、また、実施例2は、従来品に比
べて8℃だけ温度上昇を押さえることができた。
【0043】ここで、本発明の目的でもある負荷側と反
負荷側エンドコイルの温度差に着目してみると、従来品
では、その温度差は、19℃あったのに対して、実施例
1では、同部の温度差は、11℃であり、実施例2で
は、同部の温度差は、5℃であった。即ち、実施例1
は、温度差に関しても、従来品に比べて8℃だけ温度差
を解消でき、また、実施例2は、従来品に比べて14℃
だけ温度差を解消できた。
【0044】本実施例によれば、負荷側エンドコイルと
反負荷側エンドコイルの温度差を少なくし、固定子コイ
ルの温度分布を平準化することができた。
【0045】この効果は、実施例1のように、冷却水を
反負荷側から流しただけでも顕著であり、実施例2のよ
うに、冷却水を反負荷側から流した上で、反負荷側エン
ドコイルを樹脂成形した場合にはより顕著となる。実施
例1と実施例2の比較から明かなように、エンドコイル
の樹脂成形だけでも有意差のある効果を示しており、例
えば、空冷タイプの小型の電動機にあっては、反負荷側
エンドコイルの樹脂成形だけでも、有効なものである。
【0046】反負荷側エンドコイルの温度を従来に比べ
て低く押さえることができるため、従来と同じサイズの
電動機にあっては、従来より重量の重い車両の駆動に使
用できるため、過負荷耐量が向上する。温度を10℃低
くできると、寿命が約2倍になる。また、温度を20℃
低くできると、寿命が約4倍になる。
【0047】また、反負荷側エンドコイルの温度を従来
に比べて低く押さえることができるため、従来と同じ重
量の車両を駆動するには、従来に比べて小型の電動機を
使用できる。例えば、連続定格出力が30kWの電動機
を考えると、この重量は約60kgであるが、本実施例
を用いることにより、連続定格出力25kWクラスの大
きさの電動機を30kWの出力で使用でき、その重量は
約48kgであり、重量が20%軽減し、容積も20%
軽減する。
【0048】また、絶縁材の耐熱限界があることから、
温度が上昇するとこの耐熱限界を越え、絶縁破壊するこ
とになるが、このようにして、温度上昇を押さえること
ができるため、絶縁破壊を引き起こすこともなく、ま
た、耐熱限界の低い安価な絶縁材を使用することも可能
になる。
【0049】本実施例によれば、負荷側エンドコイルと
反負荷側エンドコイルの温度差を少なくし、固定子コイ
ルの温度分布を平準化できる。
【0050】また、従来に比べて、電動機の過負荷耐量
が向上する。
【0051】また、従来に比べて、小型軽量な電動機を
使用できるようになる。
【0052】また、耐熱限界以下で使用することが可能
となる。
【0053】図3は、冷却装置11の第1の実施例を示
している側面図である。
【0054】図3において、冷却液流路10は、パイプ
状の棒材21を固定子鉄心2の外周に密着するように螺
旋円筒状に巻回したものであり、パイプ状の棒材21の
両端をそれぞれインレット212,アウトレット213
としたものである。
【0055】棒材21の断面は矩形であり、この矩形の
棒材21を固定子鉄心2の外周に巻回することにより、
固定子鉄心2に密着させることができる。密着の程度が
充分でない場合には、棒材12と固定子鉄心2の間にシ
リコン樹脂のような熱伝導性のよい樹脂を充填すればよ
い。また、断面が円形のパイプ状の棒材を使用する場合
にも、螺旋円筒状に巻回した棒材と固定子鉄心の間にシ
リコン樹脂を充填することにより、熱伝導をよくするこ
とができる。
【0056】本実施例によれば、パイプ状の棒材を巻回
することにより、冷却液通路を容易に作成することがで
きる。
【0057】図4は、冷却装置11の第2の実施例を示
している側面図である。
【0058】図4において、冷却液流路10は、螺旋状
に形成された溝35を有する円筒リング36と前記溝3
5を覆い冷却液流路37を形成するように成した円筒リ
ング38で構成されたものであり、その両端にそれぞれ
インレット39,アウトレット40を設けたものであ
る。
【0059】円筒リング36に形成される溝35は、切
削加工により容易に作成できる。円筒リング36と円筒
リング38の間には、シールを用いることにより、漏水
は生じない。
【0060】本実施例によれば、冷却液流路を切削加工
により形成できるとともに、第1の実施例に比べてその
寸法を出し易いものである。
【0061】図5及び図6は、冷却装置11の第3の実
施例を示している。
【0062】図5は、冷却液通路の平面を示し、図6
は、図5のA−A断面を示している。
【0063】図5及び図6において、冷却液流路10
は、円筒リング41の表面に軸方向の隔壁42と円周方
向に設けた複数の隔壁43により、冷却液がインレット
44からアウトレット45に向けて順次軸方向に移動し
ていくように構成している。軸方向の隔壁部46のとこ
ろで冷却液がUターンするように、円周方向に設けた隔
壁43と軸方向の隔壁42との間に隙間48を交互に形
成した円筒リング41と、これらの隔壁42,43によ
り形成された溝49を覆う円筒リング56で冷却液流路
55を形成するよう構成されている。
【0064】円筒リング41と隔壁42,43は、ダイ
カストにより一体的に容易に形成できる。円筒リング4
1と円筒リング56の間には、シールを用いることによ
り、漏水は生じない。
【0065】本実施例によれば、冷却液流路をダイカス
トにより無切削で形成できるとともに、第1の実施例に
比べてその寸法を出し易いものである。
【0066】
【発明の効果】本発明によれば、電動機の固定子コイル
の温度分布を極力平準化することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電動車両用電動機の断
面図である。
【図2】本発明の一実施例に係る電動車両用電動機の反
負荷側エンドコイルの温度上昇試験結果の一例を示すグ
ラフ図である。
【図3】本発明に係る冷却装置の第1の実施例を示す側
面図である。
【図4】本発明に係る冷却装置の第2の実施例を示す側
面図である。
【図5】本発明に係る冷却装置の第3の実施例を示す平
面図である。
【図6】図5のA−A断面図である。
【符号の説明】 1…固定子 2…固定子鉄心 3…固定子コイル 4…回転子 5…回転子軸 8…負荷側ブラケット 9…反負荷側ブラケット 10,37,55…冷却液流路 11…冷却装置 12,212,39,44…インレット 13,213,40,45…アウトレット 14…駆動力伝達装置 15…樹脂 21…パイプ状棒材 31…反負荷側エンドコイル 32…負荷側エンドコイル 35…螺旋状溝 36,38,41,56…円筒リング 50…電動機 61,62…軸受 71,72…軸受箱 80…冷却ポンプ 90…熱交換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小田 圭二 茨城県ひたちなか市大字高場字鹿島谷津 2477番地3 日立オートモティブエンジニ アリング株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定子鉄心に固定子コイルが巻装された
    固定子と、上記固定子鉄心を支持固定する負荷側ブラケ
    ットおよび反負荷側ブラケットと、上記固定子の内側に
    配置され、上記負荷側ブラケットおよび反負荷側ブラケ
    ットに固定された軸受により回転自在に支持された回転
    子と、上記固定子の外周に取り付けられた冷却液通路を
    有する電動機において、上記回転子の負荷側には上記回
    転子の回転力を伝達する駆動力伝達装置が上記負荷側ブ
    ラケットに密着して取り付けられるように構成され、上
    記冷却液通路は、上記反負荷側ブラケット側に設けられ
    た冷却液入口と上記負荷側ブラケット側に設けられた冷
    却液出口とを備え、冷却液を上記反負荷側ブラケット側
    から上記負荷側ブラケット側に流れるように構成したこ
    とを特徴とする電動機。
  2. 【請求項2】 固定子鉄心に固定子コイルが巻装された
    固定子と、上記固定子鉄心を支持固定する負荷側ブラケ
    ットおよび反負荷側ブラケットと、上記固定子の内側に
    配置され、上記負荷側ブラケットおよび反負荷側ブラケ
    ットに固定された軸受により回転自在に支持された回転
    子とを有する電動機において、上記固定子コイルの少な
    くとも反負荷側エンドコイルと上記反負荷側ブラケット
    の間を熱伝導率が良く且つ弾性を有する樹脂で密着させ
    たことを特徴とする電動機。
  3. 【請求項3】 固定子鉄心に固定子コイルが巻装された
    固定子と、上記固定子鉄心を支持固定する負荷側ブラケ
    ットおよび反負荷側ブラケットと、上記固定子の内側に
    配置され、上記負荷側ブラケットおよび反負荷側ブラケ
    ットに固定された軸受により回転自在に支持された回転
    子と、上記固定子の外周に取り付けられた冷却液通路を
    有する電動機において、上記回転子の負荷側には上記回
    転子の回転力を伝達する駆動力伝達装置が上記負荷側ブ
    ラケットに密着して取り付けられるように構成され、上
    記冷却液通路は、上記反負荷側ブラケット側に設けられ
    た冷却液入口と上記負荷側ブラケット側に設けられた冷
    却液出口とを備え、冷却液を上記反負荷側ブラケット側
    から上記負荷側ブラケット側に流れるようにするととも
    に、上記固定子コイルの少なくとも反負荷側エンドコイ
    ルと上記反負荷側ブラケットの間を熱伝導率が良く且つ
    弾性を有する樹脂で密着させたことを特徴とする電動
    機。
  4. 【請求項4】 請求項2若しくは請求項3のいずれかに
    記載の電動機において、上記樹脂は、少なくとも上記反
    負荷側エンドコイルを覆って成形され、この樹脂の成形
    寸法を上記反負荷側ブラケットの内径寸法より僅かに大
    きいものとして、この樹脂で外面を覆われたエンドコイ
    ルをブラケット内に挿入して、反負荷側エンドコイルと
    上記反負荷側ブラケットの間を樹脂で密着させたことを
    特徴とする電動機。
  5. 【請求項5】 請求項1,請求項2若しくは請求項3の
    いずれかに記載の電動機において、上記冷却液流路は、
    パイプ状の棒材を上記固定子鉄心の外周に密着するよう
    に螺旋円筒状に巻回して構成したことを特徴とする電動
    機。
  6. 【請求項6】 請求項1,請求項2若しくは請求項3の
    いずれかに記載の電動機において、上記冷却液流路は、
    螺旋状に形成された溝を有する円筒リングと、上記溝を
    覆う円筒リングとにより構成したことを特徴とする電動
    機。
  7. 【請求項7】 請求項1,請求項2若しくは請求項3の
    いずれかに記載の電動機において、上記冷却液流路は、
    円筒リングの表面に軸方向に設けた隔壁と円周方向に設
    けた複数の隔壁により冷却液が給水口から順次軸方向に
    移動していくように軸方向の隔壁部のところで冷却液が
    Uターンするように円周方向に設けた隔壁と軸方向の隔
    壁とを有する円筒リングと、上記隔壁により形成された
    溝を覆う円筒リングとにより構成したことを特徴とする
    電動機。
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