JPH08205349A - 呼び線及びその製法 - Google Patents

呼び線及びその製法

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JPH08205349A
JPH08205349A JP2474295A JP2474295A JPH08205349A JP H08205349 A JPH08205349 A JP H08205349A JP 2474295 A JP2474295 A JP 2474295A JP 2474295 A JP2474295 A JP 2474295A JP H08205349 A JPH08205349 A JP H08205349A
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JP
Japan
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reinforced resin
fiber reinforced
diameter
rigidity
toughness
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JP2474295A
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English (en)
Inventor
Akiyuki Shima
顕侑 島
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F C SOKEN KK
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F C SOKEN KK
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 仕上り総直径Dの1/3を越えない直径の高
弾性率高剛性繊維強化樹脂の第1小束1と、仕上り総直
径Dの1/3を越えない直径の高靱性繊維強化樹脂の第
2小束2とを、各々複数本ずつをもって、複合一体化し
て棒状とした呼び線。 【効果】 長尺区間を押込む呼び線として、高い弾性と
剛性及び靱性を兼備し、折損せず、円滑に通線作業が可
能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通線工具としての呼び
線に関する。特に、長尺区間の通線に使用される呼び線
に関する。
【0002】
【従来の技術】送電線や配電線を地中及び屋内外に布設
する場合は所定の保護管内に挿入して布設するよう定め
られている。住宅,ビル,工場等の低圧配電線や通信線
の場合には、線区間長は50m以下の場合が多く、通線工
具としての呼び線は鋼線やプラスチックモノフィラメン
ト製のものが用いられている。しかしながら、幹線とな
る地中送配電線や通信幹線の場合は、 100m〜 300mを
中間無接続のまま保護管内に挿入し布設されることが多
い。
【0003】このような場合には相当大きな剛性が要求
され、鋼線やプラスチックモノフィラメント製の呼び線
では押込み不能のため、ガラス繊維強化プラスチック
(以下GFRPということがある)製、又は、炭素繊維
強化プラスチック(以下CFRPということがある)製
の呼び線が開発されてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
上記呼び線では各々の材質によって、次のような欠点が
ある。
【0005】 GFRP製:比重が約 2.0であって長
尺となると重い。剛性が低いため長尺挿入が困難であ
る。 CFRP製:靱性が少ないため繰出しリールや巻取
枠に巻取るための巻取り径が大きくなる。また、管路が
急に曲がっていると、その曲がりに対応して曲がらず
に、引掛ることがある。 プラスチックモノフィラメント製:剛性が小さく長
尺の通線は不可能である。
【0006】本発明の目的とする処は、比較的軽くて取
扱が容易であり、長尺区間の配線路内へも押込みが可能
であり、曲がり部等にも引掛らずに円滑な押込みが可能
である適度の剛性と弾性と靱性を兼備した呼び線を提供
することにある。また、比較的小径のリールや巻取枠等
に巻取ることが可能で取扱易い呼び線を提供することに
ある。さらに、製造が簡単であって、能率的に量産が可
能な製法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、仕上り総直径
の1/3を越えない直径の高弾性率高剛性繊維強化樹脂
の第1小束と、仕上り総直径の1/3を越えない直径の
高靱性繊維強化樹脂の第2小束とを、各々複数本ずつを
もって、複合一体化して棒状とした呼び線である。
【0008】また、第1小束と第2小束とが、横断面に
於て不規則配置されている。そして、第1小束の総断面
積と、第2小束の総断面積の比が、(20:80)〜(80:
20)に設定されている。また、高弾性率高剛性繊維強化
樹脂が炭素繊維強化プラスチックであり、かつ、高靱性
繊維強化樹脂がガラス繊維強化プラスチックである。
【0009】本発明は、また、横断面に於て、中心部に
高弾性率高剛性繊維強化樹脂の芯部を配置し、その外に
同心円状として、高靱性繊維強化樹脂層と高弾性率高剛
性繊維強化樹脂層を交互に積層して、複合一体化すると
共に、上記高靱性繊維強化樹脂層及び高弾性率高剛性繊
維強化樹脂層の各々の厚さを、仕上り総直径の1/6を
越えない寸法に設定した呼び線である。
【0010】そして、高靱性繊維強化樹脂層の総断面積
と、高弾性率高剛性繊維強化樹脂層及び芯部の総断面積
の比が、(20:80)〜(80:20)に設定されている。
【0011】また、最外層に潤滑性樹脂を外被する場合
もある。
【0012】さらに、本発明に係る呼び線の製法は、仕
上り総直径の1/3を越えない直径の高弾性率高剛性繊
維強化樹脂の複数本の第1小束、及び、仕上り総直径の
1/3を越えない直径の高靱性繊維強化樹脂の複数本の
第2小束とを、ダイスに挿通走行させ、加熱して、棒状
に複合一体化する方法である。
【0013】また、高弾性率高剛性繊維強化樹脂の芯部
材を複数個のダイスに順次挿通走行させつつ、帯状の高
靱性繊維強化樹脂材と帯状の高弾性率高剛性繊維強化樹
脂材とを交互に上記芯部材の上に上記ダイスによって縦
添え状に巻き付けて同心円状に積層し、その後加熱し
て、棒状に複合一体化する方法である。
【0014】また、棒状に複合一体化されつつ最下流側
ダイスから送り出された直後に、潤滑性樹脂を外被して
ゆく場合もある。
【0015】
【作用】(請求項1又は5によれば、)弾性と剛性と靱
性を共に高く兼ね備える。また、製造が容易である。
【0016】(請求項2によれば、)一層製造が容易で
ある。
【0017】(請求項3又は6によれば、)剛性が適度
の大きさになり、かつ、靱性も適度の大きさとなって、
押込みが円滑となり、かつ、巻取りも容易となる。
【0018】(請求項4又は7によれば、)長尺区間用
呼び線として必要な弾性と剛性と靱性が高次元でバラン
スする。
【0019】(請求項8によれば、)押込時及び引張時
に呼び線が配線路内面と摺接する摩擦力が減少して、楽
に押込み又は引張りができる。
【0020】(請求項9によれば、)高弾性率高剛性繊
維強化樹脂の第1小束と高靱性繊維強化樹脂の第2小束
とが、強固かつスムースに一体化される。
【0021】(請求項10によれば、)高弾性率高剛性繊
維強化樹脂と高靱性繊維強化樹脂とが強固に一体化さ
れ、かつ高能率生産が実現される。
【0022】(請求項11によれば、)潤滑性樹脂の外被
が連続的にスムースに行いえる。
【0023】
【実施例】以下、実施例を示す図面に基づき本発明を詳
説する。
【0024】図1に本発明に係る(通線工具としての)
呼び線の一例を横断面にて示す。同図に於て明らかなよ
うに、点在する黒い小断面積部で示した第1小束1…
と、点在する白い小断面積部で示した第2小束2…と、
から成り、各々が不規則に配置されている。
【0025】第1小束1は、高弾性率高剛性繊維強化樹
脂であって例えば炭素繊維強化プラスチック(CFR
P)であり、第2小束2は、高靱性繊維強化樹脂であっ
て例えばガラス繊維強化プラスチック(GFRP)であ
る。
【0026】また、この呼び線Pは、第1小束1…の総
面積と、第2小束2…の総面積の比を、(20:80)〜
(80:20)の範囲に設定する。好ましくは、(40:60)
〜(60:40)の範囲である。
【0027】かつ、この呼び線Pの仕上り総直径をDと
すると、第1小束1及び第2小束2の直径───非円形
となっている場合は同一断面積の円に換算したときのそ
の円の直径を言う───は、その仕上り総直径Dの1/
3を越えない。即ち、第1小束1及び第2小束2の横断
面は十分に小さく、密に複合一体化している。
【0028】言い換えると、本発明の呼び線Pは、仕上
り総直径Dの1/3を越えない直径の高弾性率高剛性繊
維強化樹脂の第1小束1と、仕上り総直径Dの1/3を
越えない直径の高靱性繊維強化樹脂の第2小束2とを、
各々複数本ずつをもって、複合一体化して棒状とした。
【0029】なお、図1に2点鎖線にて示す如く、最外
層4をさらに外被しても良い。その材質は、潤滑性樹脂
を用いる。例えば、ポリオレフィン系樹脂、ビニル系樹
脂、フッ素系樹脂、アセタール樹脂、シリコン樹脂等と
する。
【0030】次に、図2に於て、このような呼び線Pの
製法を例示する。つまり、仕上り総直径D(図1参照)
の1/3を越えない直径の高弾性率高剛性繊維強化樹脂
の複数本の第1小束1a…、及び、同様の直径の高靱性
繊維強化樹脂の複数本の第2小束2a…を、夫々のボビ
ン5…に予め巻設して、繰出装置(図示省略)に保持し
ておき、(図3のように)多数の孔6…を有する目板7
を通して、第1小束1a…と第2小束2a…をダイス8
へ集合(案内)する。
【0031】ボビン5…に巻設された上記第1小束1a
・第2小束2aは、夫々、例えば不飽和ポリエステル樹
脂又はエポキシ樹脂等を予め含浸させた炭素繊維・ガラ
ス繊維の小束である。
【0032】ダイス8を通過して円形横断面形状に集合
した第1小束1a…と第2小束2a…は、その直後に、
加熱炉9にて連続的に走行しつつ加熱されて、硬化せし
め、棒状の成型品として、図1のような横断面の呼び線
を得る。
【0033】このように、第1小束1a…と第2小束2
a…から成る多束をダイス8に集合して挿通走行させて
から、加熱して、棒状に複合一体化する。
【0034】次に、図4は呼び線Pの他の実施例を示す
横断面図であって、同図で明らかな如く、中心部に(黒
丸で示した)高弾性率高剛性繊維強化樹脂の芯部11を配
置し、その外に同心円状として、高靱性繊維強化樹脂層
12───白い円環で示した部分───と、高弾性率高剛
性繊維強化樹脂層13───黒い円環で示した部分───
とを、交互に積層して、複合一体化したものである。
【0035】そして、高靱性繊維強化樹脂層12及び高弾
性率高剛性繊維強化樹脂層13の各々の厚さを、仕上り総
直径Dの1/6を越えない寸法に設定する。なお、芯部
11の径は、仕上り総直径Dの1/5〜1/3の範囲に設
定する。
【0036】高靱性繊維強化樹脂層12は例えばCFRP
であり、高弾性率高剛性繊維強化樹脂層13は例えばGF
RPとする。また、高靱性繊維強化樹脂層12…の総断面
積と、高弾性率高剛性繊維強化樹脂層13…及び芯部11の
総断面積の比を、(20:80)〜(80:20)に設定する。
好ましくは、(40:60)〜(60:40)の範囲である。
【0037】また、図4に2点鎖線にて示すように、
(図1と同様の材質の)最外層4を外被しても良い。な
お、図1又は図4に於て、2点鎖線の最外層4を付加し
た場合の仕上り総直径Dとは、この最外層4を除外した
部分の直径と定義する。
【0038】次に、図5に於て、このような呼び線Pの
製法を例示する。つまり、高弾性率高剛性繊維強化樹脂
の芯部材11aを図外のボビン等から送り出し、(図5で
は省略化して2個のみをもって示しているところの)ダ
イス8…に順次挿通走行させつつ、帯状の高靱性繊維強
化樹脂材12a───例えばプリプレグGFRP───
と、帯状の高弾性率高剛性繊維強化樹脂材13a───例
えばプリプレグCFRP───とを、交互に芯部材11a
の上にダイス8にて縦添え状に巻き付けて、同心円状に
積層し、その後、加熱炉9にて連続的に加熱し、棒状に
複合一体化して、図4に示したような多層複合形状の呼
び線Pを得る。
【0039】なお、図1又は図4に2点鎖線で示した最
外層4を外被する方法としては、次の製法が望ましい。
即ち、図2又は図5に於て、加熱炉9直前のダイス8─
──つまり最下流側ダイス8───から送り出された直
後に、潤滑性樹脂を外被してゆく。その外被の方法は、
縦添えで巻き付けたり、又は射出成型のクロスヘッドを
挿通させたりして行えば良い。
【0040】図6は、上述の如く構成された本発明に係
る呼び線の特性を従来品と比較して説明するグラフ図で
あり、横軸には靱性を、縦軸に弾性率を示している。こ
のグラフ図で、AはCFRPのみの呼び線、BはGFR
Pのみの呼び線を示し、本発明品をCで、理想材をYで
示す。
【0041】同グラフ図で明らかなように、CFRPの
みの呼び線Aは非常に弾性が高く(剛性も大で)、超長
尺の通線も可能である反面、靱性が低いため次のような
問題がある。即ち、呼び線をリールや繰出輪や巻取枠に
巻取り可能な巻取径が大きくなり、繰出巻取用作業装置
が大型化する問題、及び、通線時に大きな屈折力が作用
すると破損する危険があった。
【0042】他方、GFRPのみの呼び線では、靱性が
大きいので巻取径を減小できて、作業装置を小型化でき
るが、弾性・剛性が小さくなるので、長尺区間の通線で
は十分に押込めなくなる。
【0043】両者の欠点をカバーした理想材の呼び線Y
は、現在、未だに発見されていない。また、複合材とい
えども、(横断面に於て)中心部にGFRPを大きく配
置し、その周囲にCFRPを配置した単純な2層断面構
造では、その特性が同図中のAとBとを結ぶ直線L上に
在り、相乗的有効性が発揮できない。
【0044】しかるに、本発明では、上述の如く、十分
に細かく、GFRPとCFRPとを混在(分布)した横
断面形状とすることによって、同図中の(AとBとを結
ぶ)直線L上にとどまることなく、理想材Yに接近した
性能を示した。
【0045】
【発明の効果】本発明は上述の構成により次のような著
大な効果を奏する。
【0046】 (請求項1によれば、)図6に示した
理想材Yに近づいた特性を示すことができる。即ち、高
い弾性・剛性及び靱性を兼ね備え、長い区間の通線を可
能とし、かつ、巻取径も小さい。なお、1/3を越える
と弾性・剛性及び靱性から成る総合的特性が低下する
(図6の直径Lに近づいてしまう)。
【0047】 (請求項2によれば、)製造が容易と
なる。しかも、高い弾性・剛性及び靱性を兼備したまま
である。
【0048】 (請求項3又は6によれば、)弾性・
剛性が高くなり過ぎず、低くもなり過ぎない。かつ、靱
性についても同様である。
【0049】 (請求項4又は7によれば、)コスト
面、製造容易性の面、特性の面から最も優れている。
【0050】 (請求項5によれば、)中心の芯部11
によって十分に補強されて真直性(剛性)を示す。そし
て、図6に示した理想材Yに近い特性を示す。なお、1
/3(1/6)を越えると、弾性・剛性及び靱性から成
る総合的特性が低下する(図6の直線Lに近づいてしま
う)。
【0051】 (請求項8によれば、)上述の高剛性
・高弾性及び高靱性を兼備している外に、さらに、通線
路内面との摩擦抵抗が低減して、スムースな押込みが一
層可能となる。
【0052】 (請求項9又は10によると)安価かつ
容易に(図1又は図4に例示したような)呼び線を製造
できる。かつ、一体化が強固・確実に行い得る。多量生
産にも向いている。
【0053】 (請求項11によると)通線作業時の摩
擦抵抗の少ない呼び線を、簡単に能率良く製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す横断面図である。
【図2】その製造方法の一例を示す説明図である。
【図3】目板の一例を示す正面図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す横断面図である。
【図5】その製造方法の一例を示す説明図である。
【図6】本発明の特性を、従来品と比較して示したグラ
フ図である。
【符号の説明】
1 第1小束 1a 第1小束 2 第2小束 2a 第2小束 4 最外層 8 ダイス 11 芯部 11a 芯部材 12 高靱性繊維強化樹脂層 12a 高靱性繊維強化樹脂材 13 高弾性率高剛性繊維強化樹脂層 13a 高弾性率高剛性繊維強化樹脂材 D 仕上り総直径

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仕上り総直径Dの1/3を越えない直径
    の高弾性率高剛性繊維強化樹脂の第1小束1と、仕上り
    総直径Dの1/3を越えない直径の高靱性繊維強化樹脂
    の第2小束2とを、各々複数本ずつをもって、複合一体
    化して棒状としたことを特徴とする呼び線。
  2. 【請求項2】 第1小束1…と第2小束2…とが、横断
    面に於て不規則配置されている請求項1記載の呼び線。
  3. 【請求項3】 第1小束1…の総断面積と、第2小束2
    …の総断面積の比が、(20:80)〜(80:20)に設定さ
    れた請求項1又は2記載の呼び線。
  4. 【請求項4】 高弾性率高剛性繊維強化樹脂が炭素繊維
    強化プラスチックであり、かつ、高靱性繊維強化樹脂が
    ガラス繊維強化プラスチックである請求項1,2又は3
    記載の呼び線。
  5. 【請求項5】 横断面に於て、中心部に高弾性率高剛性
    繊維強化樹脂の芯部11を配置し、その外に同心円状とし
    て、高靱性繊維強化樹脂層12と高弾性率高剛性繊維強化
    樹脂層13を交互に積層して、複合一体化すると共に、上
    記高靱性繊維強化樹脂層12及び高弾性率高剛性繊維強化
    樹脂層13の各々の厚さを、仕上り総直径Dの1/6を越
    えない寸法に設定したことを特徴とする呼び線。
  6. 【請求項6】 高靱性繊維強化樹脂層12…の総断面積
    と、高弾性率高剛性繊維強化樹脂層13…及び芯部11の総
    断面積の比が、(20:80)〜(80:20)に設定された請
    求項5記載の呼び線。
  7. 【請求項7】 高弾性率高剛性繊維強化樹脂が炭素繊維
    強化プラスチックであり、かつ、高靱性繊維強化樹脂が
    ガラス繊維強化プラスチックである請求項5又は6記載
    の呼び線。
  8. 【請求項8】 最外層4に潤滑性樹脂を外被した請求項
    1,2,3,4,5,6又は7記載の呼び線。
  9. 【請求項9】 仕上り総直径Dの1/3を越えない直径
    の高弾性率高剛性繊維強化樹脂の複数本の第1小束1
    a、及び、仕上り総直径Dの1/3を越えない直径の高
    靱性繊維強化樹脂の複数本の第2小束2aとを、ダイス
    8に挿通走行させ、加熱して、棒状に複合一体化するこ
    とを特徴とする呼び線の製法。
  10. 【請求項10】 高弾性率高剛性繊維強化樹脂の芯部材11
    aを複数個のダイス8,8…に順次挿通走行させつつ、
    帯状の高靱性繊維強化樹脂材12aと帯状の高弾性率高剛
    性繊維強化樹脂材13aとを交互に上記芯部材11aの上に
    上記ダイス8,8…によって縦添え状に巻き付けて同心
    円状に積層し、その後加熱して、棒状に複合一体化する
    ことを特徴とする呼び線の製法。
  11. 【請求項11】 棒状に複合一体化されつつ最下流側ダイ
    ス8から送り出された直後に、潤滑性樹脂を外被してゆ
    く請求項9又は10記載の呼び線の製法。
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