JPH08204374A - 電子装置の冷却構造及びその保守方法 - Google Patents
電子装置の冷却構造及びその保守方法Info
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- JPH08204374A JPH08204374A JP7007092A JP709295A JPH08204374A JP H08204374 A JPH08204374 A JP H08204374A JP 7007092 A JP7007092 A JP 7007092A JP 709295 A JP709295 A JP 709295A JP H08204374 A JPH08204374 A JP H08204374A
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- Japan
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- fan
- electronic device
- box
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ファンボックスを冷却対象の電子装置の信頼性
を損うことをなく交換する。 【構成】強制空冷のための送風の方向に2段のファンボ
ックス挿入部(1b,1c)を重ねて設け、いずれか一
方のファンボックス挿入部に第1のファンボックス
(3)が挿入されている場合に、他方のファンボックス
挿入部に第2のファンボックス(4)を挿入して第2の
ファンボックスの送風を開始してから第1のファンボッ
クスを一方のファンボックス挿入部から取り出す。
を損うことをなく交換する。 【構成】強制空冷のための送風の方向に2段のファンボ
ックス挿入部(1b,1c)を重ねて設け、いずれか一
方のファンボックス挿入部に第1のファンボックス
(3)が挿入されている場合に、他方のファンボックス
挿入部に第2のファンボックス(4)を挿入して第2の
ファンボックスの送風を開始してから第1のファンボッ
クスを一方のファンボックス挿入部から取り出す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、強制空冷による電子装
置の冷却構造及びその保守方法に関する。
置の冷却構造及びその保守方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子装置において、内蔵されてい
る電子部品の信頼性を確保する為に、強制空冷を用いて
冷却を行う場合、ファンを1ヶないし、複数ヶ実装して
いた。
る電子部品の信頼性を確保する為に、強制空冷を用いて
冷却を行う場合、ファンを1ヶないし、複数ヶ実装して
いた。
【0003】図3は従来の電子装置の冷却構造の一部を
透視して示す正面図である。
透視して示す正面図である。
【0004】図3において11は電子装置の筐体であ
り、フレーム11a内に電子部品が搭載されたPKG
(パッケージ)12aが実装されるケージ12と、PK
G12aの発する熱を強制空冷にて冷却するためにファ
ンボックス13と、給電部15とを内蔵している。
り、フレーム11a内に電子部品が搭載されたPKG
(パッケージ)12aが実装されるケージ12と、PK
G12aの発する熱を強制空冷にて冷却するためにファ
ンボックス13と、給電部15とを内蔵している。
【0005】ファンボックス13はシャーシ13aと強
制空冷の為の軸流ファン13bと、受電用のコネクター
13cと、取っ手の付いたフロントパネル13dを有し
ている。なお、コネクター13cと軸流ファン13bの
間の電力線は図示を省略している。
制空冷の為の軸流ファン13bと、受電用のコネクター
13cと、取っ手の付いたフロントパネル13dを有し
ている。なお、コネクター13cと軸流ファン13bの
間の電力線は図示を省略している。
【0006】フレーム11aの、ケージ12の上部に位
置する箇所にファンボックス13が装着されるレール1
1bが固定されている。さらに、フレーム11aはレー
ル11bに実装されるファンボックス13の背面側にコ
ネクタ13cに対応してファンボックス13への給電用
のコネクター17aが固定されたブラケット17を有し
ている。なお、給電部15からコネクター17aまでの
電力線は図示を省略している。
置する箇所にファンボックス13が装着されるレール1
1bが固定されている。さらに、フレーム11aはレー
ル11bに実装されるファンボックス13の背面側にコ
ネクタ13cに対応してファンボックス13への給電用
のコネクター17aが固定されたブラケット17を有し
ている。なお、給電部15からコネクター17aまでの
電力線は図示を省略している。
【0007】ファンボックス13は、ケージ12の上部
のレール11b上に実装され、フロントパネル13cが
筐体1のフレーム11aにネジ19aにて固定される。
のレール11b上に実装され、フロントパネル13cが
筐体1のフレーム11aにネジ19aにて固定される。
【0008】ファンボックス13に内蔵されている軸流
ファン13bにて筐体11の低面開口部11dより吸引
された空気は、ケージ12内を通過する際にPKG12
aの発する熱を奪い、筐体11の上面開口部11eより
外部に排気されている。
ファン13bにて筐体11の低面開口部11dより吸引
された空気は、ケージ12内を通過する際にPKG12
aの発する熱を奪い、筐体11の上面開口部11eより
外部に排気されている。
【0009】ケージ12から上で上面開口部11eまで
の間は軸流ファン13bによる送風を案内するように側
壁で囲まれている。ただし、レール11b上の一側面に
ファンボックス挿入口がファンボックス13を交換のた
めにレール11b上に対し差し入れたり引き出したりす
るために設けられている。この挿入口には開閉可能なフ
ラップ16aが設けられている。フラップ16aは上辺
を通る軸に揺動可能に支持され、ファンボックス13が
レール11b上から引き出された状態では上辺を通る軸
から垂下して挿入口を閉じているが、ファンボックス1
3がレール11b上に装着された状態ではファンボック
ス13上に押し上げられフロントパネル13dが挿入口
を閉じる構造となっている。
の間は軸流ファン13bによる送風を案内するように側
壁で囲まれている。ただし、レール11b上の一側面に
ファンボックス挿入口がファンボックス13を交換のた
めにレール11b上に対し差し入れたり引き出したりす
るために設けられている。この挿入口には開閉可能なフ
ラップ16aが設けられている。フラップ16aは上辺
を通る軸に揺動可能に支持され、ファンボックス13が
レール11b上から引き出された状態では上辺を通る軸
から垂下して挿入口を閉じているが、ファンボックス1
3がレール11b上に装着された状態ではファンボック
ス13上に押し上げられフロントパネル13dが挿入口
を閉じる構造となっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の電子装
置の冷却構造において、ファンボックス13に内蔵され
ている軸流ファン13bに故障、寿命等にて冷却性能が
低下するという障害が発生した場合、電子装置に内蔵さ
れた電子部品の信頼性確保のために早急にファンボック
ス13の交換を行う必要がある。ファンボックス13の
交換を行うにはまず、障害の発生したファンボックス1
3を電子装置より取り外し、正常なファンボックス13
を電子装置に実装するという手順を踏むが、ファンボッ
クス13が実装されていない間はエアーフローが停止
し、電子装置の強制冷却が行われないので電子部品の信
頼性が低下する事になる。ファンボックス交換時に電子
部品の信頼性の低下を起こさない為には、電子装置の運
用を停止してからファンボックス13の交換を行う必要
があるが、このような保守方法は電子装置を使用する業
務に多大な影響を及ぼしていた。
置の冷却構造において、ファンボックス13に内蔵され
ている軸流ファン13bに故障、寿命等にて冷却性能が
低下するという障害が発生した場合、電子装置に内蔵さ
れた電子部品の信頼性確保のために早急にファンボック
ス13の交換を行う必要がある。ファンボックス13の
交換を行うにはまず、障害の発生したファンボックス1
3を電子装置より取り外し、正常なファンボックス13
を電子装置に実装するという手順を踏むが、ファンボッ
クス13が実装されていない間はエアーフローが停止
し、電子装置の強制冷却が行われないので電子部品の信
頼性が低下する事になる。ファンボックス交換時に電子
部品の信頼性の低下を起こさない為には、電子装置の運
用を停止してからファンボックス13の交換を行う必要
があるが、このような保守方法は電子装置を使用する業
務に多大な影響を及ぼしていた。
【0011】また、業務の形態上、容易に電子装置の運
用を停止できない場合は、予め冷却ファンを余分に実装
し、一方の冷却ファンが故障しても他方の冷却ファンに
て冷却可能となる様な冗長構成を採用していたが、冗長
用の冷却ファンが増加することによる、コストの上昇、
騒音値の増加という問題が生じてしまう。このように、
冷却用のファンボックスの保守性は、電子装置の信頼
性、運用性、コストに大きな影響を与えていると言え
る。
用を停止できない場合は、予め冷却ファンを余分に実装
し、一方の冷却ファンが故障しても他方の冷却ファンに
て冷却可能となる様な冗長構成を採用していたが、冗長
用の冷却ファンが増加することによる、コストの上昇、
騒音値の増加という問題が生じてしまう。このように、
冷却用のファンボックスの保守性は、電子装置の信頼
性、運用性、コストに大きな影響を与えていると言え
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の電子装置の冷却
構造は、電子装置の発熱部分を強制空冷する空気流を生
じさせる送風路内に送風方向に重ねて設けられた2段の
ファンボックス挿入部と、これら2段のファンボックス
挿入部の少なくとも一方に挿入され送風するファンを有
するファンボックスと、前記2段のファンボックス挿入
部に対応して前記送風路の側壁に設けられた2つのファ
ンボックス挿入口それぞれに設けられ対応する前記ファ
ンボックス挿入部に前記ファンボックスが挿入されてい
ない時に対応するファンボックス挿入口を閉鎖するフラ
ップと、前記ファンボックスに設けられ当該ファンボッ
クスが挿入されたファンボックス挿入部に対応するファ
ンボックス挿入口を閉鎖するパネルとを備え、この電子
装置の冷却構造の保守方法は、2段のファンボックス挿
入部のいずれか一方のみに第1のファンボックスが挿入
されている場合に、前記2段のファンボックス挿入部の
他方に第2のファンボックスを挿入してこの第2のファ
ンボックスの送風を開始してから前記第1のファンボッ
クスを前記一方のファンボックス挿入部から取り出すこ
とを特徴とする。
構造は、電子装置の発熱部分を強制空冷する空気流を生
じさせる送風路内に送風方向に重ねて設けられた2段の
ファンボックス挿入部と、これら2段のファンボックス
挿入部の少なくとも一方に挿入され送風するファンを有
するファンボックスと、前記2段のファンボックス挿入
部に対応して前記送風路の側壁に設けられた2つのファ
ンボックス挿入口それぞれに設けられ対応する前記ファ
ンボックス挿入部に前記ファンボックスが挿入されてい
ない時に対応するファンボックス挿入口を閉鎖するフラ
ップと、前記ファンボックスに設けられ当該ファンボッ
クスが挿入されたファンボックス挿入部に対応するファ
ンボックス挿入口を閉鎖するパネルとを備え、この電子
装置の冷却構造の保守方法は、2段のファンボックス挿
入部のいずれか一方のみに第1のファンボックスが挿入
されている場合に、前記2段のファンボックス挿入部の
他方に第2のファンボックスを挿入してこの第2のファ
ンボックスの送風を開始してから前記第1のファンボッ
クスを前記一方のファンボックス挿入部から取り出すこ
とを特徴とする。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0014】図1は本発明の一実施例の一部を透視して
示す断面図であり、図2は本実施例の斜視図である。
示す断面図であり、図2は本実施例の斜視図である。
【0015】図1において1は電子装置の筐体であり、
フレーム1a内に電子部品が実装されたPKG2aが実
装されるケージ2と、PKG2aより発せられた熱を強
制空冷にて冷却するためのファンボックス3,4が装着
されるレール1b,1cと給電部5とを内蔵している。
フレーム1a内に電子部品が実装されたPKG2aが実
装されるケージ2と、PKG2aより発せられた熱を強
制空冷にて冷却するためのファンボックス3,4が装着
されるレール1b,1cと給電部5とを内蔵している。
【0016】フレーム1aのケージ2の上部に位置する
箇所にレール1b、レール1cが上下2段となるように
固定されている。図には上段のレール1bにファンボッ
クス3が装着され、下段のレール1cからファンボック
ス4が外された状態が示されている。ファンボックス3
はシャーシ3aと強制空冷の為の軸流ファン3bと、受
電用のコネクター3cと、取っ手の付いたフロントパネ
ル3dを有している。なお、コネクター3cと軸流ファ
ン3bの間の電力線は図示を省略している。ファンボッ
クス4もファンボックス3と同一の機能、構造のシャー
シ4a、軸流ファン4b、コネクター4c及びフロント
パネル4dを有し、ファンボックス3とファンボックス
4とは互換性を有する。ケージ2から上で上面開口部1
eまでの間は軸流ファン3bまたは4bの送風を案内す
るように側壁で囲まれ、レール1b、レール1c上の図
の右側のファンボックス3,4の挿入口には、内側に向
かって揺動して開閉するフラップ6a,フラップ6b
(図3に示すフラップ16aと同様な構造)が設けられ
ている。
箇所にレール1b、レール1cが上下2段となるように
固定されている。図には上段のレール1bにファンボッ
クス3が装着され、下段のレール1cからファンボック
ス4が外された状態が示されている。ファンボックス3
はシャーシ3aと強制空冷の為の軸流ファン3bと、受
電用のコネクター3cと、取っ手の付いたフロントパネ
ル3dを有している。なお、コネクター3cと軸流ファ
ン3bの間の電力線は図示を省略している。ファンボッ
クス4もファンボックス3と同一の機能、構造のシャー
シ4a、軸流ファン4b、コネクター4c及びフロント
パネル4dを有し、ファンボックス3とファンボックス
4とは互換性を有する。ケージ2から上で上面開口部1
eまでの間は軸流ファン3bまたは4bの送風を案内す
るように側壁で囲まれ、レール1b、レール1c上の図
の右側のファンボックス3,4の挿入口には、内側に向
かって揺動して開閉するフラップ6a,フラップ6b
(図3に示すフラップ16aと同様な構造)が設けられ
ている。
【0017】さらに、フレーム1aはレール1b,レー
ル1cに実装される上記ファンボックス3、ファンボッ
クス4の背面側にコネクター3c,4cに対応してファ
ンボックス3、ファンボックス4への給電用のコネクタ
ー7a、コネクター8aが固定されたブラケット7、ブ
ラケット8を有している。なお、給電部5からコネクタ
ー7a、コネクター8aまでの電力線は図示を省略して
いる。
ル1cに実装される上記ファンボックス3、ファンボッ
クス4の背面側にコネクター3c,4cに対応してファ
ンボックス3、ファンボックス4への給電用のコネクタ
ー7a、コネクター8aが固定されたブラケット7、ブ
ラケット8を有している。なお、給電部5からコネクタ
ー7a、コネクター8aまでの電力線は図示を省略して
いる。
【0018】次に本実施例の使用方法を説明する。
【0019】図にはファンボックス3がケージ2の上部
のレール1bの上に実装され、フロントパネル3cが筺
体1のフレーム1aにねじ9aにて固定されている状態
を示す。給電部5からの給電は、ファンボックス3の背
面に位置するブラケット7に固定されているコネクター
7aとファンボックス3のコネクター3cが嵌合する事
でなされている。フラップ6aは、挿入口よりレール1
bに沿って挿入されるファンボックス3に押されて、内
側に向かって押し上げられて開いている。
のレール1bの上に実装され、フロントパネル3cが筺
体1のフレーム1aにねじ9aにて固定されている状態
を示す。給電部5からの給電は、ファンボックス3の背
面に位置するブラケット7に固定されているコネクター
7aとファンボックス3のコネクター3cが嵌合する事
でなされている。フラップ6aは、挿入口よりレール1
bに沿って挿入されるファンボックス3に押されて、内
側に向かって押し上げられて開いている。
【0020】ファンボックス3に内蔵されている軸流フ
ァン3bにて筺体1の低面開口部1dより吸引された空
気は、ケージ2内を通過する際にPKG2aの発する熱
を奪い、筺体1の上面開口部1eより外部に排気されて
いる。レール1c上にファンボックスが挿入されていな
いのでフラップ6bは、レール1c上へのファンボック
ス挿入口を閉じ、空気がレール1bへのファンボックス
挿入口より軸流ファン3bへ回り込む事によりケージ2
を通過する風量が低下してPKG2aの冷却効率が低下
することを防いでいる。
ァン3bにて筺体1の低面開口部1dより吸引された空
気は、ケージ2内を通過する際にPKG2aの発する熱
を奪い、筺体1の上面開口部1eより外部に排気されて
いる。レール1c上にファンボックスが挿入されていな
いのでフラップ6bは、レール1c上へのファンボック
ス挿入口を閉じ、空気がレール1bへのファンボックス
挿入口より軸流ファン3bへ回り込む事によりケージ2
を通過する風量が低下してPKG2aの冷却効率が低下
することを防いでいる。
【0021】ここで、ファンボックス3に内蔵されてい
る軸流ファン3bに障害が発生し、ファンボックス3の
交換が必要になって場合、電子装置の運用を継続しなが
ら、交換用のファンボックス4を挿入口よりレール1C
上に挿入し、ブラケット8に固定されたコネクター8a
とコネクター4cを嵌合させてファンボックス4内の軸
流ファン4bを駆動させる。ネジ9bにてフロントパネ
ル4cをフレーム1aに固定することによりファンボッ
クス4は固定される。この際にフラップ6bはファンボ
ックス4に押されて内側に向かって押し上げられてファ
ンボックス挿入口を開くこととなるが、フロントパネル
6bによりファンボックス挿入口は閉じられることな
る。ファンボックス3は、ファンボックス4の有する軸
流ファン4によるエアーフローを確認後、ネジ9aを外
してから、フレーム1aより取り外す。以上でファンボ
ックスの交換を終了する。
る軸流ファン3bに障害が発生し、ファンボックス3の
交換が必要になって場合、電子装置の運用を継続しなが
ら、交換用のファンボックス4を挿入口よりレール1C
上に挿入し、ブラケット8に固定されたコネクター8a
とコネクター4cを嵌合させてファンボックス4内の軸
流ファン4bを駆動させる。ネジ9bにてフロントパネ
ル4cをフレーム1aに固定することによりファンボッ
クス4は固定される。この際にフラップ6bはファンボ
ックス4に押されて内側に向かって押し上げられてファ
ンボックス挿入口を開くこととなるが、フロントパネル
6bによりファンボックス挿入口は閉じられることな
る。ファンボックス3は、ファンボックス4の有する軸
流ファン4によるエアーフローを確認後、ネジ9aを外
してから、フレーム1aより取り外す。以上でファンボ
ックスの交換を終了する。
【0022】フラップ6aは、ファンボックス3が引き
出された際に垂下してレール1b上へのファンボックス
挿入口を閉鎖し、ファンボックス4より排気された空気
がレール1bへのファンボックス挿入口より漏れ、PK
G2の発する熱を奪って温度が上昇した空気が筺体1内
に回り込むことを防いでいる。
出された際に垂下してレール1b上へのファンボックス
挿入口を閉鎖し、ファンボックス4より排気された空気
がレール1bへのファンボックス挿入口より漏れ、PK
G2の発する熱を奪って温度が上昇した空気が筺体1内
に回り込むことを防いでいる。
【0023】ファンボックス4の有する軸流ファン4b
の動作によるエアーフローを確認後、ネジ9aを外し、
ファンボックス3を取り外す為、ファンボックス交換時
に筺体1内のエアーフローが停止してPKG2aの信頼
性を損なうことを防いでいる。また、予め冗長用のファ
ンボックスを内蔵しておく必要もない為、コストの上
昇、騒音値の増加を招く事もない。
の動作によるエアーフローを確認後、ネジ9aを外し、
ファンボックス3を取り外す為、ファンボックス交換時
に筺体1内のエアーフローが停止してPKG2aの信頼
性を損なうことを防いでいる。また、予め冗長用のファ
ンボックスを内蔵しておく必要もない為、コストの上
昇、騒音値の増加を招く事もない。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明の電子装置の
冷却構造及びその保守方法は、電子装置の運用を継続し
ながらファンボックスを交換する時のエアーフロー停止
による信頼性の低下を防止できる。また、本発明の電子
装置の冷却構造は冗長用のファンボックスを内蔵するこ
となく、信頼性を確保するために冗長用ファンボックス
を内蔵したならば生じるコストの上昇、騒音値の増加を
招くことがない。
冷却構造及びその保守方法は、電子装置の運用を継続し
ながらファンボックスを交換する時のエアーフロー停止
による信頼性の低下を防止できる。また、本発明の電子
装置の冷却構造は冗長用のファンボックスを内蔵するこ
となく、信頼性を確保するために冗長用ファンボックス
を内蔵したならば生じるコストの上昇、騒音値の増加を
招くことがない。
【図1】本発明の一実施例の電子装置の冷却構造の一部
を透視して示す正面図である。
を透視して示す正面図である。
【図2】図1に示す実施例の斜視図である。
【図3】従来の電子装置の冷却構造の一部を透視して示
す正面図である。
す正面図である。
1,11 筺体 1a,11a フレーム 1b,1c,11b レール 1d,11d 低面開口部 1e,11e 上面開口部 2,12 ケージ 2a,12a PKG 3,4,13 ファンボックス 3a,4a,13a シャーシ 3b,4b,13b 軸流ファン 3c,4c,13c コネクター 3d,4d,13d フロントパネル 5,15 給電部 6a,6b フラップ 7,8,17 ブラケット 7a,8a,17a コネクター 9a,9b,19a ネジ
Claims (2)
- 【請求項1】 電子装置の発熱部分を強制空冷する空気
流を生じさせる送風路内に送風方向に重ねて設けられた
2段のファンボックス挿入部と、これら2段のファンボ
ックス挿入部の少なくとも一方に挿入され送風するファ
ンを有するファンボックスと、前記2段のファンボック
ス挿入部に対応して前記送風路の側壁に設けられた2つ
のファンボックス挿入口それぞれに設けられ対応する前
記ファンボックス挿入部に前記ファンボックスが挿入さ
れていない時に対応するファンボックス挿入口を閉鎖す
るフラップと、前記ファンボックスに設けられ当該ファ
ンボックスが挿入されたファンボックス挿入部に対応す
るファンボックス挿入口を閉鎖するパネルとを含むこと
を特徴とする電子装置の冷却構造。 - 【請求項2】 請求項1記載の電子装置の冷却構造の2
段のファンボックス挿入部のいずれか一方のみに第1の
ファンボックスが挿入されている場合に、前記2段のフ
ァンボックス挿入部の他方に第2のファンボックスを挿
入してこの第2のファンボックスの送風を開始してから
前記第1のファンボックスを前記一方のファンボックス
挿入部から取り出すことを特徴とする電子装置の冷却構
造の保守方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7007092A JP2648115B2 (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | 電子装置の冷却構造及びその保守方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7007092A JP2648115B2 (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | 電子装置の冷却構造及びその保守方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08204374A true JPH08204374A (ja) | 1996-08-09 |
JP2648115B2 JP2648115B2 (ja) | 1997-08-27 |
Family
ID=11656444
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7007092A Expired - Lifetime JP2648115B2 (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | 電子装置の冷却構造及びその保守方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2648115B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008034594A (ja) * | 2006-07-28 | 2008-02-14 | Nec Computertechno Ltd | ラックマウント型サーバにおけるファン構造 |
-
1995
- 1995-01-20 JP JP7007092A patent/JP2648115B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008034594A (ja) * | 2006-07-28 | 2008-02-14 | Nec Computertechno Ltd | ラックマウント型サーバにおけるファン構造 |
JP4536041B2 (ja) * | 2006-07-28 | 2010-09-01 | エヌイーシーコンピュータテクノ株式会社 | ラックマウント型サーバにおけるファン構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2648115B2 (ja) | 1997-08-27 |
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