JPH08204228A - 面発光型点光源発光ダイオード - Google Patents

面発光型点光源発光ダイオード

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JPH08204228A
JPH08204228A JP785895A JP785895A JPH08204228A JP H08204228 A JPH08204228 A JP H08204228A JP 785895 A JP785895 A JP 785895A JP 785895 A JP785895 A JP 785895A JP H08204228 A JPH08204228 A JP H08204228A
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led
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Application number
JP785895A
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Takashi Saka
貴 坂
Toshihiro Kato
俊宏 加藤
Toshinori Sone
豪紀 曽根
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Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光取出部から取り出される光の強度分布が略
均一な面発光型点光源LEDを提供する。 【構成】 LED10は、不純物(Zn)のドーピング深
さが光取出部40の中央部(すなわち、第2凹部44の
直下)において周縁部よりも深くされることにより、そ
の光取出部40の外周縁よりも内側位置に電流集中部4
9が位置させられる。活性層18は、電流狭窄部48内
すなわち第1凹部42(光取出部40)の直下のみに通
電されて発光させられるが、光取出部40の内側位置に
電流集中部49が形成されていることから、従来のLE
D66と同様な大きさの光取出部40とした場合には、
電流集中部49が光取出部40の中央に近づくこととな
り、その中央部における光強度が高くされる。したがっ
て、光取出部40における光強度が略均一となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、面発光型点光源発光ダ
イオードに関し、特に輝度分布の改善を図る技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】基板上に発光層を含む半導体層が積層さ
れると共に、その基板の裏面および積層された半導体層
のうち最上部に位置するものの表面(すなわち、上記裏
面とは反対側の光取出面)に下部電極および上部電極を
それぞれ備え、それら下部電極および上部電極間に通電
することにより発光層で発生した光を、上記光取出面の
中央に設けられた光取出部から取り出す形式の面発光型
点光源発光ダイオード(以下、点光源LEDという)が
知られている。
【0003】
【発明が解決すべき課題】従来の点光源LED66は、
例えば、図8に示すように、有機金属気相成長(MOCV
D:Metalorganic Chemical Vapor Deposition)法等に
よって、n-GaAs等から成る基板12上に順次結晶成長さ
せられた、n型半導体である反射層14,第1クラッド
層16,p型半導体である活性層18,第2クラッド層
20,狭窄電流通電層22,n型半導体であるブロック
層62,エッチング制御層64,キャップ層32,コン
タクト層34と、基板12の下面およびコンタクト層3
4の上面(光取出面)中央部の光取出部40を除く部分
にそれぞれ固着された下部電極36および上部電極38
から構成されており、光取出部40には、コンタクト層
34およびキャップ層32がエッチング等で除去される
ことにより、円形の凹部68が形成されている。
【0004】このような点光源LED66においては、
上部電極38に遮光される部分からは光を取り出すこと
ができないことから、活性層18で発生した光を可及的
に多く取り出して光取出効率を高めるために、活性層1
8の光取出部40直下に位置する部分のみに通電して光
を発生させる電流狭窄構造が形成されていることが多
い。この電流狭窄構造は、例えば、図の斜線で示される
範囲にZn等の不純物が拡散されたドーピング領域46が
形成されて、ブロック層62乃至コンタクト層34にお
いてはこのドーピング領域46内でのみ通電可能とされ
ることにより実現される。すなわち、光取出部40の直
下の部分においてはブロック層62等の導電型がp型に
変換されて通電可能にされているが、上部電極38の直
下の部分においてはp−n接合面が残されて通電不能と
されているため、ブロック層62内に電流狭窄部48が
設けられて電流狭窄構造が得られるのである。
【0005】上記Zn等の拡散は、一般に、コンタクト層
34の上面側から均一に拡散させる全面拡散で行われる
ことから、光取出面の表面からの拡散深さは略均一とな
るが、この際、LED66の光取出面側の上端面からの
拡散深さを上記のように制御するために、前記円形の凹
部68が形成されているのである。なお、以下、明細書
中において、単に「ドーピング深さ」或いは「拡散深
さ」というときは、LED66等の光取出面側の上端面
からの深さをいい、光取出面に凹部68等が設けられて
いる場合における「光取出面の表面からのドーピング或
いは拡散深さ」と区別する。
【0006】ところで、上記従来の点光源LED66で
は、図9に示すように、光取出面に設けられている上部
電極38から離隔するほど取り出される光強度が低くな
り、光強度分布が凹状を示すという問題があった。その
ため、例えば、点光源LED66がオートフォーカスカ
メラの測距センサ等の光源として用いられた場合、発光
源が等価的に複数となり、距離測定誤差の原因となると
いう問題がある。
【0007】すなわち、通電可能とされた範囲内におい
ては、電気抵抗値が厚さ方向(すなわち、基板12から
光取出面に向かう方向)に垂直な断面内において略均一
である。このため、下部電極36および上部電極38の
間に電圧が印加されると、最短経路となる上部電極38
の近傍すなわち電流狭窄部48の外周部に「通電可能領
域のうちで最も電流が集中させられる電流集中部」が生
じ、電流密度に凹状の分布が生じることとなる。面発光
型LEDにおいて活性層18で生じる光の強度は、電流
密度の増大に応じて高くなることから、光強度分布が上
記のように凹状を成すのである。
【0008】本発明は、以上の事情を背景として為され
たものであって、その目的は、光取出部から取り出され
る光の強度分布が略均一な面発光型点光源LEDを提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
め、本発明の要旨とするところは、基板上に発光層を含
む半導体層が積層され、且つ、光取出面となるその半導
体層の上面側からその半導体層の極性および電気抵抗値
を制御する不純物がドーピングされると共に、その基板
の裏面およびその光取出面に下部電極および上部電極が
それぞれ備えられ、それら下部電極および上部電極間に
通電することにより前記発光層で発生した光を、その光
取出面の中央部に設けられた光取出部から取り出す形式
の面発光型点光源発光ダイオードであって、前記不純物
のドーピング深さが、前記光取出部の中央部において周
縁部よりも深くされることにより、その光取出部の外周
縁よりも内側位置に通電可能領域のうちで最も電流が集
中させられる電流集中部が位置させられていることにあ
る。
【0010】
【作用および発明の効果】このようにすれば、不純物の
ドーピング深さが光取出部の中央部において周縁部より
も深くされることにより、その光取出部の外周縁よりも
内側位置に、通電可能領域のうちで最も電流が集中させ
られる電流集中部が形成される。そのため、光取出部の
大きさを従来と同等にした場合には、電流集中部が従来
よりも内側に位置させられることにより、従来よりも中
央位置における光強度が高くなる。したがって、光取出
部から取り出される光の強度分布が略均一な面発光型点
光源LEDが得られるのである。
【0011】ここで、好適には、前記発光層と前記光取
出面との間に、厚さ方向に垂直な断面における通電可能
領域の面積が前記光取出部の面積と同様とされた電流狭
窄部が設けられている。このようにすれば、電流集中部
の外周側位置においても通電可能とされているため、発
光層のうち、その電流集中部よりも外周側に位置する部
分にも通電され、光取出部の直下の全体が発光させられ
る。このとき、電流集中部が光取出部の内側位置に設け
られていることから、その外周側位置における光強度は
従来よりも低くなり、電流集中部と略同様とされる。し
たがって、光取出部における光強度が一層均一とされた
点光源LEDが得られることとなる。
【0012】また、好適には、前記光取出面に前記ドー
ピング深さの分布に対応した形状の凹部が設けられてい
る。このようにすれば、光取出面が凹状に形成されるこ
とにより、光取出面の表面からの不純物のドーピング深
さは、光取出面の全面に亘って略等しくなる。そのた
め、拡散法としては比較的簡単な全面拡散法で光取出面
側から不純物を拡散させることにより、点光源LEDの
光取出面側の上端面からの不純物の拡散深さは、凹部が
設けられている部分では深く、その他の部分では浅くさ
れ、ドーピング深さの分布を容易に形成することができ
る。
【0013】因みに、不純物のドーピング深さを部分的
に異なるものとするために、例えばイオン注入法や、全
面拡散法において拡散深さを特に深くしたい部分のみに
不純物を載置して部分拡散させる工程を設ける方法等に
よることも可能であるが、これらの方法では拡散深さの
制御が難しく、光取出部内において均一な光強度分布を
得るには高度の技術を要する。上記のようにすれば、比
較的容易に拡散深さを制御できるのである。
【0014】また、好適には、前記光取出部は、その全
体に所定の深さの第1凹部が形成されると共に、その第
1凹部の底面中央部の一部に第2凹部が形成され、不純
物のドーピング深さは、上部電極の直下から中央部に向
かうに従って深くされる。このようにすれば、ドーピン
グ深さは、中央部に向かうに従って深くされる傾斜構造
とされているため、第2凹部の外周面に電流集中部が形
成されると共に、中央部の光強度が一層高くされて一層
均一な光強度分布を得ることができる。しかも、上記の
ように第1凹部および第2凹部が形成された二段構造と
すれば、不純物をドーピングするに際して、比較的簡単
な全面拡散法によって光取出面側から拡散させることに
より、ドーピング深さを中央部に向かうに従って次第に
深くすることができるのである。
【0015】また、好適には、前記点光源LEDは、
(a) 基板上に発光層を含む半導体層を積層して半導体ウ
ェハを形成する積層工程と、(b) その半導体ウェハの光
取出面となる上面から、光取出部となる部分の中央部の
一部を部分的にエッチング処理して除去することによ
り、凹部を形成する凹部形成工程と、(c) 半導体ウェハ
の上面から不純物を拡散する拡散工程とを、含む工程に
より製造される。このようにすれば、凹部形成工程にお
いて、光取出部の中央部の一部に凹部が形成されるた
め、拡散工程においてこの半導体ウェハの上面から不純
物を拡散させることにより、ドーピング深さが光取出部
の中央部において深くされる。したがって、電流集中部
が光取出部の内側位置に位置させられた点光源LEDが
容易に得られるのである。
【0016】また、好適には、前記点光源LEDは、
(a) 基板上に発光層を含む半導体層を、その発光層の上
側の中間部の少なくとも2箇所にエッチング制御層が含
まれるように積層して半導体ウェハを形成する積層工程
と、(b) その半導体ウェハの上側に位置するエッチング
制御層の上面まで、光取出部となる部分の中央部の一部
を部分的にエッチング処理して除去する第1除去工程
と、(c) その上側に位置するエッチング制御層の、その
第1除去工程において露出させられた一部をエッチング
処理して除去する第2除去工程と、(d) 光取出部となる
部分を、半導体ウェハの上面側露出面から厚さ方向の上
側に位置するエッチング制御層の表面までの範囲でエッ
チング処理して除去することにより、光取出部と同様な
大きさの第1凹部を形成すると共に、その第1凹部の底
面の上記第2除去工程でエッチング制御層が除去された
一部に第2凹部を形成する第3除去工程と、(e) 半導体
ウェハの上面から不純物を拡散する拡散工程とを、含む
工程により製造される。
【0017】このようにすれば、第1除去工程および第
2除去工程において、半導体ウェハ内に複数設けられた
エッチング制御層のうちの一つが部分的に除去されるた
め、第3除去工程においては、そのエッチング制御層が
除去された部分が他の部分より深い位置まで除去され
て、前記の第1凹部および第2凹部が形成される。その
ため、拡散工程においてこの半導体ウェハの上面から不
純物を拡散させることにより、ドーピング深さが中央部
に向かうに従って深くされる傾斜構造を備えると共に、
電流集中部が光取出部の内側位置に位置させられた点光
源LEDが容易に得られるのである。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。なお、以下の説明において、各部の大きさは必
ずしも正確な比率で示されていない。
【0019】図1は、本発明の一実施例である面発光型
点光源発光ダイオード(以下、単にLEDという)10
の構成を示す図である。このLED10は、例えば有機
金属気相成長( MOCVD:Metalorganic Chemical Vapor
Deposition)法等によって、基板12上に順次結晶成長
させられた反射層14、第1クラッド層16、活性層1
8、第2クラッド層20、狭窄電流通電層22、第2ブ
ロック層24、第2エッチング制御層26、第1ブロッ
ク層28、第1エッチング制御層30、キャップ層3
2、およびコンタクト層34と、基板12の下面および
コンタクト層34の上面にそれぞれ蒸着された下部電極
36および上部電極38から構成されている。なお、本
実施例においては、上記活性層18が発光層に、第1ク
ラッド層16,および第2クラッド層20乃至コンタク
ト層34が半導体層にそれぞれ相当し、コンタクト層3
4の表面が光取出面に相当する。
【0020】上記基板12は、例えば 350μm 程度の厚
さのn-GaAs単結晶から成る化合物半導体である。また、
反射層14は、例えば厚さ74nm程度のn-AlAs単結晶から
成る化合物半導体と、厚さ63nm程度のn-Al0.2Ga0.8As単
結晶から成る化合物半導体とが、前者が基板12側とな
るように交互に例えば30組積層されて成る所謂分布反
射型半導体多層膜反射層(DBR)である。上記の両半
導体層の厚さは、活性層18で発生して基板12側に向
かう光が、光取出面側に向かって反射されて効率的に光
が取り出されるように設定されている。
【0021】また、第1クラッド層16は、例えば 2μ
m 程度の厚さのn-Al0.45Ga0.55As単結晶から成る化合物
半導体、活性層18は、例えば 0.1μm 程度の厚さのp-
GaAs単結晶から成る化合物半導体、第2クラッド層20
は、例えば 0.5μm 程度の厚さのp-Al0.45Ga0.55As単結
晶から成る化合物半導体、狭窄電流通電層22は、例え
ば 2μm 程度の厚さのp-Al0.1Ga0.9As単結晶から成る化
合物半導体、第2ブロック層24は、例えば 0.5μm 程
度の厚さのn-Al0.1Ga0.9As単結晶から成る化合物半導
体、第2エッチング制御層26は、例えば 0.2μm 程度
の厚さのn-Al0.45Ga0.55As単結晶から成る化合物半導
体、第1ブロック層28は、例えば 0.5μm程度の厚さ
のn-Al0.1Ga0.9As単結晶から成る化合物半導体、第1エ
ッチング制御層30は、例えば 0.2μm 程度の厚さのn-
Al0.45Ga0.55As単結晶から成る化合物半導体である。
【0022】また、キャップ層32は、例えば 1.5μm
程度の厚さのn-Al0.1Ga0.9As単結晶から成る化合部半導
体、コンタクト層34は、例えば 0.1μm 程度の厚さの
n-GaAs単結晶から成る化合物半導体である。また、下部
電極36は例えば基板12の下面全面にその基板12側
から順にAu−Ge合金、NiおよびAuが積層形成されたもの
である。また、上部電極38は、図2に示されるよう
に、例えば中央部の直径50μm 程度の円形の光取出部4
0を除く全面に、コンタクト層34側から順にAu−Zn合
金およびAuが積層形成されたものであり、下部電極36
および上部電極38は何れもオーミック電極である。
【0023】上記LED10の光取出面(コンタクト層
34側の面)には、コンタクト層34およびキャップ層
32が上記光取出部40の全面(すなわち上部電極38
の内側全面)において除去されることにより、第1凹部
42が形成されており、更に、その第1凹部42の底面
中央には、第1エッチング制御層30および第1ブロッ
ク層28が直径30μm 程度の大きさで除去されることに
より、第2凹部44が形成されている。
【0024】そして、図1において斜線で示される領域
(すなわち、コンタクト層34の表面から狭窄電流通電
層22の厚み方向中間部までの範囲で、コンタクト層3
4全体、およびキャップ層32乃至第2ブロック層24
の中央部側の一部)にはp型のドーパントである不純
物、例えばZnが、その拡散深さが中央部に向かうに従っ
て深くなるように拡散させられてドーピング領域46が
形成されている。このドーピング領域46においては、
狭窄電流通電層22の不純物のドーピング濃度が高くさ
れて導電性が高められると共に、コンタクト層34乃至
第2ブロック層24の導電型が反転されてp型半導体、
すなわち第2クラッド層20および狭窄電流通電層22
と同じ導電型にされている。これにより、LED10に
は、狭窄電流通電層22と第2ブロック層24との間に
おける通電可能領域が、両層22,24の境界部におけ
るドーピング領域46内すなわち電流狭窄部48のみと
された電流狭窄構造が形成されている。
【0025】以上のように構成されたLED10は、下
部電極36および上部電極38間に所定の動作電圧が印
加されることにより、活性層18を通る経路で両電極3
6,38間に通電される。このとき、LED10には上
述のように電流狭窄構造が形成されているため、専ら活
性層18の上記電流狭窄部48の直下に位置する部分の
みで光が発生し、光取出部40から取出される。上記電
流狭窄部48は、光取出部40の大きさすなわち第1凹
部42の大きさと同様とされているため、活性層18で
発生した光は、上部電極38に遮蔽されることなく効率
的に取り出されて高い発光効率が得られることとなる。
【0026】図3は、上記のようにLED10に電圧を
印加した場合に取出される光の強度分布を図2のIII −
III 断面について示す図である。上述のように光は光取
出部40のみから取出されるが、光強度分布は図に示さ
れるようにその光取出部40内の全面で略均一となる。
なお、図において、光強度分布に形成されている2つの
微小な突部は、通電可能領域のうち第2凹部44の内周
壁の直下に位置して最も電流が集中させられる電流集中
部49に対応するものである。狭窄電流通電層22はp
型半導体であるため、層内のドーピング領域46の大き
さに拘らずその全体が通電可能領域であるが、ドーピン
グ領域46内においては、不純物のドーピング濃度が高
くされることにより電気抵抗値が低くされて導電性が高
められている。そのため、その導電性が高められている
部分のうち、上部電極38と下部電極36とを結ぶ最短
経路となるドーピング領域46の外周部に、最も電流が
集中させられる電流集中部49が円環状に形成され、僅
かに光強度が高くされるのである。但し、上記突部は小
さなものであり、光強度分布の不均一性は僅かであるた
め、発光特性上は特に問題とならない。
【0027】ここで、本実施例によれば、LED10
は、不純物(Zn)のドーピング深さが光取出部40の中
央部(すなわち、第2凹部44の直下)において周縁部
よりも深くされることにより、その光取出部40の外周
縁よりも内側位置に電流集中部49が位置させられる。
活性層18は、電流狭窄部48内すなわち第1凹部42
(光取出部40)の直下のみに通電されて発光させられ
るが、光取出部40の内側位置に電流集中部49が形成
されていることから、図8に示される従来のLED66
と同様な大きさの光取出部40とした場合には、電流集
中部49が光取出部40の中央に近づく(具体的には、
中心からの距離が従来の50μm に対し、30μm と小さく
なる)こととなり、その中央部における光強度が高くさ
れる。したがって、光取出部40における光強度が略均
一となるのである。
【0028】しかも、電流狭窄部48は光取出部40の
大きさと同様とされているため、電流集中部49の外周
側位置も通電可能とされて、活性層18のその下側に位
置する部分も通電させられる。したがって、電流集中部
49の外周側からも発光させられて、従来のLED66
と同様光取出部40の直下の全体が発光させられる。こ
の場合において、電流集中部49が内側位置に位置させ
られていることから、その外周側の位置における光強度
は従来よりも低くなり、電流集中部49と略同様とされ
る。したがって、光取出部40における光強度が一層均
一とされて、前記図3に示される光強度分布が得られる
のである。
【0029】更に、LED10は、不純物のドーピング
深さが中央部に向かうに従って深くされる傾斜構造とさ
れ、且つ、狭窄電流通電層22内でも第1凹部42の内
周壁の直下から第2凹部44の内周壁の直下に向かうに
従ってドーピング深さが深くされる傾斜構造とされてい
るため、その中央部の電流密度が周縁部(第2凹部44
よりも外周側)よりも高くされて、その中央部における
光強度が一層高くされ、図3に示されるように一層均一
な光強度分布が得られる。
【0030】ところで、上記のLED10は、例えば図
4(a) 〜(f) に示す工程に従って製造される。先ず、例
えば MOCVD法等によって、基板12上にDBR層14乃
至コンタクト層34を順次結晶成長させて、図4(a) に
示す半導体ウェハ50を作製し、コンタクト層34の上
面中央の第2凹部44と同様な大きさの円形部を除いく
他の部分に、所定の厚さのレジスト膜52を形成する。
これを例えばアンモニア・過酸化水素混合液でエッチン
グすることにより、図4(b) に示すように、コンタクト
層34,キャップ層32の中央部が第2凹部44と同様
な大きさで選択的に除去される。このとき、上記のアン
モニア・過酸化水素混合液は、Alの混晶比が小さいAlGa
Asを除去するものであるため、Alの混晶比が0.45と大き
い第1エッチング制御層30は殆ど除去されないのであ
る。
【0031】この後、更に、硫酸系エッチャントでエッ
チングを行うことにより、図4(c)に示すように、第2
凹部44の大きさで第1エッチング制御層30が除去さ
れる。なお、このとき第1ブロック層28の上記第1エ
ッチング制御層30が除去された部分の表面も多少除去
されるが、第1ブロック層28のこの部分は後述の図4
(e) の工程において除去されるものであるため、問題は
生じない。本実施例においては、図4(a) に示される半
導体ウェハ50を積層形成する工程が積層工程に、図4
(a) に示されるレジスト膜52の形成乃至図4(b) に示
される工程が第1除去工程に、図4(c) に示される工程
が第2除去工程にそれぞれ対応する。
【0032】次いで、上記レジスト膜52を除去した
後、更に、図4(d) に示すようにコンタクト層34の上
面中央の第1凹部42と同様な大きさの円形部を除く他
の部分に、所定の厚さでレジスト膜54を形成する。こ
れを再びアンモニア・過酸化水素混合液でエッチングす
ると、図4(e) に示すように、レジスト膜54が形成さ
れていない部分がエッチング除去されるが、上記図4
(c) の工程で第1エッチング制御層30が除去された中
央部は第1ブロック層28が除去され、その他の部分は
コンタクト層34およびキャップ層32のみが除去され
る。これにより、第1凹部42および第2凹部44が形
成される。本実施例においては、上記図4(d) ,(e) に
示される工程が、第3除去工程に対応し、第1除去工程
乃至第3除去工程が凹部形成工程に対応する。
【0033】そして、レジスト膜54を除去して、例え
ば拡散ソースであるZnAs2 と共に石英管内に真空封入
し、例えば 590℃で16時間加熱処理すること(すなわち
封管法)により、拡散ソース中のZnが図4(f) に示すよ
うに、露出させられている上面から略等しい深さまで拡
散させられる。この後、下部電極36および上部電極3
8を設けることにより、図1に示されるLED10が得
られる。本実施例においては、上記図4(f) に示される
工程が拡散工程に対応する。なお、通常の製造工程にお
いては、1つの半導体ウェハ50から多数のLED10
が作製されるが、図4(a) 〜(f) は便宜上1つのLED
10のみを示している。
【0034】すなわち、本実施例によれば、積層工程に
おいて第2ブロック層24乃至コンタクト層34の間に
第2エッチング制御層26および第1エッチング制御層
30が介在させられた状態、すなわち、活性層(発光
層)18の上側の中間部の2箇所にエッチング制御層が
含まれた状態で半導体ウェハ50が積層形成され、第
1,第2除去工程と第3除去工程でのレジスト膜52,
54の大きさを異なるものとすることにより、第1凹部
42および第2凹部44が形成され、更に、上面側から
拡散処理を行うことにより、LED10が製造される。
この場合において、上面側に互いに径の異なる第1凹部
42および第2凹部44が設けられていることにより、
比較的処理の簡単な上述のような全面拡散法で、ドーピ
ング深さが中央部に向かうに従って深くされる傾斜構造
が得られるのである。
【0035】次に、本発明の他の実施例を説明する。な
お、以下の実施例において前述の実施例と共通する部分
は同一の符号を付して説明を省略する。
【0036】図5に示すLED58は、光取出部40の
全面に亘る第1凹部42が形成されず、第2凹部44と
同様な直径30μm 程度の大きさの凹部60がコンタクト
層34およびキャップ層32に形成されたものである。
なお、光取出部40の大きさすなわち上部電極38の内
周側の面積は、前記LED10の場合と略同様である。
また、本実施例においては、第2ブロック層24乃至第
1ブロック層28に代えて、例えば 2μm 程度の厚さの
n-Al0.1Ga0.9As化合物半導体から成るブロック層62が
設けられ、活性層18の上側には、キャップ層32とブ
ロック層62との間に、前述の第1エッチング制御層3
0等と同様なエッチング制御層64が1層だけ設けられ
ている。
【0037】上記LED58も、前述のLED10と同
様に、光取出面40側から不純物(Zn等)が拡散させら
れてドーピング領域46が形成され、コンタクト層34
乃至ブロック層62の導電型が変換されることにより、
上部電極38および下部電極36間が通電可能とされて
いる。但し、本実施例においては、コンタクト層34の
表面からブロック層62の中間部までは全体に不純物が
ドーピングされているが、ブロック層62の狭窄電流通
電層22側の一部は光取出面40の直下すなわち凹部6
0の直下のみに不純物がドーピングされている。これに
より、ブロック層62のその一部においては、凹部60
の直下の部分のみが通電可能とされて、電流狭窄部48
が形成されている。なお、LED58においては、図か
ら明らかなように、狭窄電流通電層22におけるドーピ
ング領域46の直径が電流狭窄部48の直径と同様とさ
れているため、上部電極38および下部電極36間に通
電された場合の電流の最短経路は電流狭窄部48の外周
部を通ることとなり、その外周部に電流集中部49が形
成される。
【0038】このLED58においても、前述のLED
10程均一ではないが、図6に示すように、図8に示す
従来のLED66の場合に比較して均一な光強度分布が
得られる。すなわち、LED58においても、不純物
(Zn)のドーピング深さが光取出部40の中央部(すな
わち凹部60の直下)において周縁部よりも深くされる
ことにより、その光取出部40の外周縁よりも内側位置
に電流集中部49が位置させられている。そのため、図
8に示される従来のLED66と同様な大きさの光取出
部40とした場合には、LED10と同様に電流集中部
49が光取出部40の中央に近づく(具体的には、中心
からの距離が従来の50μm に対し、30μmと小さくな
る)こととなり、その中央部における光強度が高くされ
る。したがって、光取出部40における光強度が略均一
となるのである。
【0039】このとき、電流狭窄部48の外周側すなわ
ち凹部60の外周側の位置の直下の活性層18は通電さ
れず発光させられないため、その外周側の位置において
は高い光強度が得られないが、電流集中部49の直下付
近で発生させられた光は、LED58内で反射・散乱等
されることによって凹部60の外周側からも取り出され
ることとなる。そのため、凹部60の外周側においても
比較的高い光強度が得られて、前記図6に示されるよう
に略均一な光強度が得られるのである。
【0040】なお、上記のLED58は、前述の図4
(a) 〜(f) に示す製造工程において、図4(a) ,(b) の
第1エッチング工程の後に、最上部のコンタクト層34
の上部電極38が設けられる部分にレジスト膜を形成
し、GaAs層のみを除去するエッチング液を用いてエッチ
ング処理するコンタクト層除去工程を設けることによっ
て、そのコンタクト層34のうち光取出部40に位置す
る部分のみを除去し、その後、図4(f) に示す拡散工程
を行うことにより作製される。すなわち、本実施例にお
いては、第1エッチング工程および上記コンタクト層除
去工程が凹部形成工程に対応する。なお、コンタクト層
除去工程は必ずしも設けられなくとも良い。その場合
は、コンタクト層34は、キャップ層32の全面を覆っ
た状態で残される。
【0041】図7は、LED10の上部電極38の形状
の他の例を示す平面図であって、図2に対応する図であ
る。本実施例においては、上部電極38の内周側の形状
すなわち光取出部40の形状は、4隅が丸くされた矩形
状にされている。このようにしても、その光取出部40
から取り出される光強度は、その全面に亘って略均一と
することができる。すなわち、前述のLED10および
LED58においては、上部電極38の内周側の形状が
円形とされることにより、円形の光取出部40が設けら
れていたが、その形状は、LED10の構造等に応じ
て、光取出部40から取り出される光強度が可及的に均
一になるように適宜定めることができるのである。
【0042】以上、本発明の一実施例を図面を参照して
詳細に説明したが、本発明は更に別の態様でも実施され
る。
【0043】例えば、前述の実施例においては、光取出
部40に二段構造の凹部42,44或いは単段構造の凹
部60が設けられていたが、必要に応じて更に多段構造
の凹部が設けられていても良い。
【0044】また、凹部42,44,60等は必ずしも
設けられなくとも良い。少なくとも、光取出部40の内
側位置において不純物のドーピング深さが深くされるこ
とにより、電流集中部49が光取出部40の内側位置に
位置させられていれば、本発明の効果が得られるのであ
り、凹部42等が設けられているのは、そのような構造
を形成するためのものに過ぎない。したがって、凹部4
2等が設けられず、他の方法によって光取出部40の内
側位置において不純物のドーピング深さが深くされても
良いのである。
【0045】また、電流集中部49の位置は、LED1
0,58等において光取出部40内の光強度分布が可及
的に均一となるように適宜設定される。すなわち、前述
の実施例においては、光取出部40の直径が50μm 、電
流集中部49の直径(すなわち、第2凹部44或いは凹
部60の直径)が30μm とされ、電流集中部49の直径
が光取出部40の直径の60%程度とされることにより、
略均一な光強度分布が得られたが、この比率は適宜変更
されるのである。
【0046】また、実施例においては、AlGaAs/GaAsダ
ブルヘテロ構造のLED10,58について説明した
が、例えば、AlGaInP /GaInP ダブルヘテロ構造のLE
Dや、GaP ,InP 等から成るダブルヘテロ構造のLE
D、単なるpn接合から成るLEDにも本発明は適用さ
れ得る。また、これらの半導体の混晶比は適宜設定され
るものである。また、基板12やその他の各半導体層の
組成も適宜変更され得る。
【0047】また、拡散させられる不純物(ドーパン
ト)の種類は、実施例で示したZnの他にも、LED10
等を構成する半導体の種類等に応じて適宜変更される。
【0048】また、実施例においては、基板12側にn
型半導体が、第2クラッド20等にp型半導体が用いら
れ、上部電極38から下部電極36に向かって動作電流
が流れるように構成されていたが、導電型を反対にして
動作電流の流れる方向を反対にしても良い。なお、この
場合は、拡散される不純物としては反対にn型のドーパ
ントが用いられる。
【0049】また、実施例においては、基板12と第1
クラッド層16との間にDBRから成る反射層14が備
えられていたが、単層から成る反射層が備えられても良
く、また、反射層14が備えられていなくとも良い。
【0050】また、実施例においては、第1ブロック層
28,第2ブロック層24,ブロック層62等が設けら
れると共に、それらに部分的に不純物が拡散されること
により電流狭窄構造が形成されていたが、不純物の拡散
深さの違いによっても電流密度の分布が形成され、拡散
深さの深い所の電流密度が高くなって、拡散部の周縁部
において電流集中部49が形成されるため、そのような
電流集中の程度で十分であれば、上記ブロック層28,
24,62等は必ずしも設けられなくとも良い。すなわ
ち、n型半導体,p型半導体,n型半導体が順次積層さ
れることにより形成される電流ブロック構造は必ずしも
なくとも良いのである。
【0051】また、狭窄電流通電層22は、簡単な全面
拡散法で、不純物のドーピング深さが、実施例に示すよ
うに、LED10,58の第2ブロック層24或いはブ
ロック層62とその狭窄電流通電層22との接合面(p
−n接合面)におけるドーピング領域がその面内の中央
部のみとなって、その接合面に電流狭窄構造が形成され
る深さとされた場合に、同時にその接合面の下側のp型
半導体(すなわち狭窄電流通電層22)の電流狭窄部4
8に続く一部にも不純物がドーピングされることによ
り、その導電性が高められた領域を形成するためのもの
である。すなわち、全面拡散法で不純物のドーピング深
さを活性層18と第2ブロック層24或いはブロック層
62との間の狭窄電流通電層22内に留めるために、そ
の狭窄電流通電層22の厚みが比較的厚く定められてい
るのである。
【0052】特に、LED10においては、実施例で示
したように、上記p型半導体から成る領域に中央部程深
くなるドーピング傾斜構造が含まれるようにするために
は、狭窄電流通電層22の厚みが、少なくともエッチン
グ処理で形成される第2凹部44の深さより厚くされる
必要があり、この第2凹部44の深さにより電流狭窄通
電層22の厚みの最低値が決定される。更に、その第2
凹部44の深さよりもその厚みが十分に厚くされていれ
ば、上記p型半導体から成る領域に導電性が高められた
領域或いは傾斜構造を設けるための拡散深さの制御が容
易となり、一層好適である。但し、狭窄電流通電層22
を設ける代わりに、第2クラッド層20を十分に厚く形
成し、その第2クラッド層20内に導電性が高められた
領域を形成しても差し支えない。すなわち、第2クラッ
ド層20とブロック層24,62との間に、第2クラッ
ド層20と異なる材料から成る層が設けられていなくと
も良い。また、ドーピング深さの制御を高い精度で行い
得るならば、狭窄電流通電層22は設けられていなくと
も差し支えない。
【0053】また、光取出部40の形状は、実施例で示
した円形や4隅が丸くされた矩形状に限られず、適宜変
更される。例えば、角部を有する矩形状、楕円、その他
の多角形等とされていても、その内周側に電流集中部が
設けられていれば良い。
【0054】その他、一々例示はしないが、本発明はそ
の主旨を逸脱しない範囲で種々変更を加え得るものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のLEDの構成を示す図であ
る。
【図2】図1のLEDの平面図である。
【図3】図1のLEDの光強度分布を示す図である。
【図4】(a) 〜(f) は図1のLEDの製造方法を説明す
る図である。
【図5】本発明の他の実施例のLEDの構成を示す図で
ある。
【図6】図5のLEDの光強度分布を示す図である。
【図7】本発明の更に他の実施例を示す図であり、図2
に対応する図である。
【図8】従来のLEDの構成を示す図である。
【図9】図8のLEDの光強度分布を示す図である。
【符号の説明】
10:LED(面発光型点光源発光ダイオード) 12:基板 {14:反射層,16:第1クラッド層,20:第2ク
ラッド層,22:狭窄電流通電層,24:第2ブロック
層,26:第2エッチング制御層,28:第1ブロック
層,30:第1エッチング制御層,32:キャップ層,
34:コンタクト層}(半導体層) 18:活性層(発光層) 40:光取出部 46:ドーピング領域 48:電流狭窄部 49:電流集中部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に発光層を含む半導体層が積層さ
    れ、且つ、光取出面である該半導体層の上面側から該半
    導体層の極性および電気抵抗値を制御する不純物がドー
    ピングされると共に、該基板の裏面および該光取出面に
    下部電極および上部電極がそれぞれ備えられ、該下部電
    極および該上部電極間に通電することにより前記発光層
    で発生した光を、該光取出面の中央部に設けられた光取
    出部から取り出す形式の面発光型点光源発光ダイオード
    であって、 前記不純物のドーピング深さが、前記光取出部の中央部
    において周縁部よりも深くされることにより、該光取出
    部の外周縁よりも内側位置に通電可能領域のうちで最も
    電流が集中させられる電流集中部が位置させられている
    ことを特徴とする面発光型点光源発光ダイオード。
  2. 【請求項2】 前記発光層と前記光取出面との間に、厚
    さ方向に垂直な断面における通電可能領域の面積が前記
    光取出部の面積と同様とされた電流狭窄部が設けられて
    いるものである請求項1の面発光型点光源発光ダイオー
    ド。
  3. 【請求項3】 前記光取出面に前記ドーピング深さの分
    布に対応した形状の凹部が設けられているものである請
    求項1の面発光型点光源発光ダイオード。
JP785895A 1995-01-23 1995-01-23 面発光型点光源発光ダイオード Pending JPH08204228A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013042109A (ja) * 2011-07-21 2013-02-28 Fuji Xerox Co Ltd 発光素子、発光素子アレイ、光書込みヘッドおよび画像形成装置

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