JPH08203608A - イジェクタ機構付きコネクタ - Google Patents

イジェクタ機構付きコネクタ

Info

Publication number
JPH08203608A
JPH08203608A JP7026308A JP2630895A JPH08203608A JP H08203608 A JPH08203608 A JP H08203608A JP 7026308 A JP7026308 A JP 7026308A JP 2630895 A JP2630895 A JP 2630895A JP H08203608 A JPH08203608 A JP H08203608A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
substrate
ejector mechanism
support point
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7026308A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3200758B2 (ja
Inventor
Atsuto Noda
野田敦人
Shozo Ichikawa
市川省三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Molex LLC
Original Assignee
Molex LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Molex LLC filed Critical Molex LLC
Priority to JP02630895A priority Critical patent/JP3200758B2/ja
Publication of JPH08203608A publication Critical patent/JPH08203608A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3200758B2 publication Critical patent/JP3200758B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 挿入されている基板等を、L字型のレバーを
有するイジェクタ機構が設けられていない側においても
確実に離脱できるようにする。 【構成】 イジェクタ機構が設けられている側とは反対
側に位置するコネクタ1のハウジング2の底部に第1の
支持点11を設けるとともに、上記第1の支持点11よ
りもコネクタハウジング2の挿入口2aに近い部分に第
2の支持点12を設け、L字型のレバー6が回転された
ときに、上記ハウジング2の内部に挿入されている基板
4の一方の下端部を持ち上げて上記第1の支持点11を
回転中心として近似的な回転運動を行わせるとともに、
上記回転運動がある程度行われたときに、上記第2の支
持点12に基板4の側端面を当接させ、上記基板4を上
記コネクタハウジング2の挿入口2aの方向に滑らせな
がら案内するようにすることにより、イジェクタ動作の
途中からは直線運動に近似した運動を上記基板4に行わ
せるようにして、その全体を移動させるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はイジェクタ機構付きコネ
クタに係わり、特に、コネクタ内に挿入されている基板
やICメモリカード等を離脱するためのイジェクタ機構
を備えたコネクタに用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、コネクタ内に挿入されてい
る基板やICメモリカード等を容易に離脱できるように
するために、コネクタにはイジェクタ機構が従来より設
けられている。
【0003】図4に示すように、従来のイジェクタ機構
は、コネクタ50の片側に回転可能な支持部51を有
し、上記支持部51を回転中心にして回転運動すること
により、挿入されている基板54やICメモリカード等
を上方に離脱させるようにするL字型クランク52を有
している。
【0004】一方、上記L字型クランク52が設けられ
ている側の反対側の底部近傍には、内部に挿入されてい
る基板54がコネクタ50の内部から離脱する際に行な
われる回転動作の支持点となる部分55が形成されてい
るとともに、逃げ溝53が形成されている。
【0005】このように構成されているので、コネクタ
50の内部に挿入されている基板54は、上記L字型ク
ランク52が図4中において破線で示したように、上記
支持部51を回転中心として回転すると、上記L字型ク
ランク52によって一端側の下端が持ち上げられる。
【0006】これにより、上記基板54は、上記支持点
となる部分55を回転運動の近似的な中心点として回転
運動を行う。したがって、上記基板54は図4中の上方
に持ち上げられることになり、コンタクトの接触部から
ある程度の離脱が行なわれるように構成されていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のイジェ
クタ機構付きコネクタの場合、挿入された基板54やI
Cメモリカード等を離脱する場合、上記L字型クランク
52に近い側においては、基板54のコンタクト56は
コンタクトの接点57から良好に離脱することができ
る。
【0008】しかし、上記支持点となる部分55に近い
基板54はあまり大きな動きがないので、図5に示すよ
うに、その付近の基板54のコンタクト56はコンタク
トの接点部57から十分に離脱することができない問題
があった。
【0009】本発明は上述の問題点にかんがみ、コネク
タハウジング内に挿入されている基板やICメモリカー
ド等を、L字型のレバーを有するイジェクタ機構が設け
られていない側においても確実に離脱することができる
ようにすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のイジェクタ機構
付きコネクタは、コネクタに挿入された基板やICメモ
リカード等の板状の挿入物を離脱するためのL字型のレ
バーを有するイジェクタ機構が上記コネクタの片側端に
設けられているイジェクタ機構付きコネクタにおいて、
上記イジェクタ機構が設けられている側とは反対側に位
置するコネクタハウジングの底部近傍に設けられ、上記
板状の挿入物が上記コネクタハウジングの内部の所定位
置に挿入されている状態において、上記L字型のレバー
が回動されてその一方の端部が持ち上げられることによ
り上記板状の挿入物が近似的な回転運動をさせられたと
きに、上記回転運動の回転中心となる側端の下端近傍を
支持する第1の支持点と、上記第1の支持点が形成され
ている側であって、上記コネクタハウジングの挿入口の
近傍に設けられ、上記板状の挿入物が上記L字型のレバ
ーによってある程度回転させられたときに、上記板状の
挿入物の側端面に当接してこれを滑らせながら上記コネ
クタハウジングの挿入口の方向に案内する第2の支持点
とを具備することを特徴とするイジェクタ機構付きコネ
クタである。
【0011】
【作用】本発明は上記技術手段を有するので、L字型の
レバー6が操作されることにより上記基板4等の板状の
挿入物が回転運動させられると、上記回転運動の初期の
状態においては、上記基板4等のような板状の挿入物
は、その側端の下端近傍を支持するための第1の支持点
を回転中心として近似的な回転運動を行う。したがっ
て、イジェクタ動作における初期の状態は従来のイジェ
クタ機構付きコネクタと略同様である。
【0012】しかし、上記回転運動がある程度行われる
と、上記第2の支持点が上記板状の挿入物の側端面に当
接し、上記板状の挿入物を滑らせながら上記コネクタハ
ウジング2の挿入口2aの方向に案内して行くようにな
る。これにより、上記板状の挿入物は、イジェクタ動作
の途中からは直線運動に近似した運動を行うことになる
ので、全体的に上記コネクタハウジング2の挿入口2a
の方向に移動することが可能となり、上記L字型のレバ
ー6が設けられている側の反対側においても、基板4の
コンタクト4aはコンタクトの接点3から良好に離脱す
ることができるようになる。
【0013】
【実施例】次に、添付図面を参照して本発明のイジェク
タ機構付きコネクタの一実施例を詳述する。コネクタ1
のハウジング2には、電気的な接触を可能にするコンタ
クトの接点3が設けられていて、上記コンタクトの接点
3が基板4の接触部4aと一致した配列で配置されてい
る。
【0014】また、上記ハウジング2の片側には、L字
型のレバー6が支持部5によって回転可能に支持されて
いる。そして、上記L字型のレバー6の操作部6aを外
側に開くように回転させると、上記L字型のレバー6の
作用部6bが上記基板4の下端を上方に持ち上げるよう
に動作する。
【0015】一方、上記L字型のレバー6が設けられて
いる側と反対側には、基板4の側端の下端に対応する位
置に、上記基板4の側端の下端近傍を支持するための第
1の支持点11が形成されている。また、コネクタハウ
ジング2の挿入口2aに近い側には第2の支持点12が
形成されている。
【0016】本実施例においては、このように第1およ
び第2の支持点11、12が形成されているので、上記
L字型のレバー6を回転させて上記基板4をイジェクト
する動作を行うと、先ず、基板4は第1の支持点11を
回転中心として近似的な回転運動を行う。
【0017】そして、上記基板4がある程度回転する
と、上記第1の支持点11よりも挿入口2aに近い部分
に設けられた第2の支持点12に基板4の端面が当接
し、その後、基板4は回転動作をしながら、上記基板4
の端面が上記第2の支持点12上を滑りながら挿入口2
aの方向に移動し、コネクタ1の外部に離脱して行く。
【0018】すなわち、本実施例のイジェクタ機構付き
コネクタの場合には、上記基板4はイジェクタ動作の最
初の段階においては、基板4は第1の支持点11を回転
中心として近似的な回転運動を行うが、上記回転運動が
ある程度行なわれた後は、上記基板4が上記第2の支持
点12に当接し、その後は上記第2の支持点12に案内
されながら滑り運動を行うようになる。
【0019】したがって、本実施例のイジェクタ機構付
きコネクタにおいては、上記L字型のレバー6が設けら
れている側と反対側においても、上記基板4をコネクタ
ハウジング2の挿入口2a側に大きく移動させることが
できるようになる。
【0020】このため、イジェクタ機構が設けられてい
ない側においても、基板4のコンタクト4aがコンタク
トの接点3から良好に離脱することができるようにな
り、基板4をコネクタ1から確実に離脱することができ
る。
【0021】
【発明の効果】本発明は上述したように、コネクタに挿
入された基板やICメモリカード等の板状の挿入物を離
脱するためのL字型のレバーを有するイジェクタ機構が
片側端に設けられているイジェクタ機構付きコネクタに
おいて、上記イジェクタ機構が設けられている側とは反
対側に位置するコネクタの底部近傍に、上記板状の挿入
物が上記L字型のレバーにより近似的な回転運動をさせ
られたときに、上記回転運動の回転中心となる側端の下
端近傍を支持する第1の支持点を設けるとともに、上記
第1の支持点が形成されているコネクタ内部の側端にお
ける挿入口の近傍に、上記板状の挿入物が上記L字型の
レバーによってある程度回転させられたときに、上記板
状の挿入物の側端面に当接し、上記板状の挿入物を滑ら
せながら上記コネクタの挿入口の方向に案内する第2の
支持点を設けたので、上記L字型のレバーによって上記
板状の挿入物が回転運動させられたときに、上記板状の
挿入物の回転運動がある程度行なわれて後においては、
上記板状の挿入物を上記挿入口の近傍に向けて直線的に
移動させることができる。これにより、上記基板のコン
タクトをコンタクトの接点から良好に離脱することがで
きるようになり、基板をコネクタから確実に離脱するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、基板がコネクタの内
部に挿入されている状態を示す図である。
【図2】L字型のレバーを回転させることにより基板を
回転運動させてイジェクタする動作における初期の状態
を示す図である。
【図3】基板の回転運動がある程度行われた後で基板が
滑り運動を行う様子を示す図である。
【図4】従来例のイジェクタ機構付きコネクタの一例を
示し、L字型のレバーを回転させることにより基板を回
転運動させてイジェクタする動作における初期の状態を
示す図である。
【図5】従来例のイジェクタ機構付きコネクタにおける
イジェクタ動作の最終的な状態を示す図である。
【符号の説明】
1 コネクタ 2 ハウジング 2a ハウジングの挿入口 3 コンタクトの接点 4 基板 4a 基板のコンタクト 5 支持部 6 L字型のレバー 6a L字型のレバーの操作部 11 第1の支持点 12 第2の支持点

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタに挿入された基板やICメモリ
    カード等の板状の挿入物を離脱するためのL字型のレバ
    ーを有するイジェクタ機構が上記コネクタの片側端に設
    けられているイジェクタ機構付きコネクタにおいて、 上記イジェクタ機構が設けられている側とは反対側に位
    置するコネクタハウジングの底部近傍に設けられ、上記
    板状の挿入物が上記コネクタハウジングの内部の所定位
    置に挿入されている状態において、上記L字型のレバー
    が回動されてその一方の端部が持ち上げられることによ
    り上記板状の挿入物が近似的な回転運動をさせられたと
    きに、上記回転運動の回転中心となる側端の下端近傍を
    支持する第1の支持点と、 上記第1の支持点が形成されている側であって、上記コ
    ネクタハウジングの挿入口の近傍に設けられ、上記板状
    の挿入物が上記L字型のレバーによってある程度回転さ
    せられたときに、上記板状の挿入物の側端面に当接して
    これを滑らせながら上記コネクタハウジングの挿入口の
    方向に案内する第2の支持点とを具備することを特徴と
    するイジェクタ機構付きコネクタ。
JP02630895A 1995-01-20 1995-01-20 イジェクタ機構付きコネクタ Expired - Fee Related JP3200758B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02630895A JP3200758B2 (ja) 1995-01-20 1995-01-20 イジェクタ機構付きコネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02630895A JP3200758B2 (ja) 1995-01-20 1995-01-20 イジェクタ機構付きコネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08203608A true JPH08203608A (ja) 1996-08-09
JP3200758B2 JP3200758B2 (ja) 2001-08-20

Family

ID=12189751

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02630895A Expired - Fee Related JP3200758B2 (ja) 1995-01-20 1995-01-20 イジェクタ機構付きコネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3200758B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7083448B2 (en) 2004-03-05 2006-08-01 Tyco Electronics Amp K.K Card edge connector with ejecting mechanism
KR20190125727A (ko) * 2018-04-30 2019-11-07 세메스 주식회사 반도체 소자들을 테스트하기 위한 테스트 헤드

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1819684B1 (en) 2004-12-03 2013-08-07 Intervet International B.V. Substituted piperazines as cb1 antagonists
RU2008133381A (ru) 2006-01-18 2010-02-27 Шеринг Корпорейшн (US) Модуляторы каннабиноидного рецептора
WO2009005646A2 (en) 2007-06-28 2009-01-08 Schering Corporation Substituted piperazines as cb1 antagonists

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7083448B2 (en) 2004-03-05 2006-08-01 Tyco Electronics Amp K.K Card edge connector with ejecting mechanism
KR20190125727A (ko) * 2018-04-30 2019-11-07 세메스 주식회사 반도체 소자들을 테스트하기 위한 테스트 헤드

Also Published As

Publication number Publication date
JP3200758B2 (ja) 2001-08-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4975805A (en) Apparatus for extracting an electronic circuit module from a housing
US4774399A (en) Mechanism for preventing erroneous mounting and dismounting of memory card
JP3529394B2 (ja) Icカード情報処理装置
JPS63223891A (ja) Icカ−ド読取り・書込み装置
KR950020309A (ko) 카드 보호장치
JPH08203608A (ja) イジェクタ機構付きコネクタ
JPH035960Y2 (ja)
US5345351A (en) Pivoting device for a cover of the cassette holder of a magnetic-tape cassette apparatus
KR910001533A (ko) Ic카드독출/기록장치
JP4543453B2 (ja) 蓋開閉装置
JP4025323B2 (ja) 半導体装置用ソケット
JPH04137594A (ja) 開閉カバー
US6667942B2 (en) Loading device for optical disk medium
JP4223638B2 (ja) 情報記録媒体処理装置
JP2564948Y2 (ja) カード型コネクタ用挿抜装置
JPH06314141A (ja) 機能補助装置の排出構造、及び、情報処理システム
KR970060138A (ko) 디스크장치
JPH0917493A (ja) 表面接点をもつカード用コネクタ
KR0160617B1 (ko) 카트리지 취출장치
JP3332958B2 (ja) キャリアを用いた電気接続用ソケット
KR920008568Y1 (ko) 테이프 카셋트의 장전장치
JP2003150910A (ja) 情報処理装置
JPH0557634B2 (ja)
JP3542302B2 (ja) カード用蓋開閉装置
KR860000604Y1 (ko) 비디오 테이프 레코더의 카세트 압압장치

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees