JPH08203462A - 真空装置 - Google Patents

真空装置

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Publication number
JPH08203462A
JPH08203462A JP7011829A JP1182995A JPH08203462A JP H08203462 A JPH08203462 A JP H08203462A JP 7011829 A JP7011829 A JP 7011829A JP 1182995 A JP1182995 A JP 1182995A JP H08203462 A JPH08203462 A JP H08203462A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
holder
auxiliary guide
guides
chamber
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7011829A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Takahashi
誠 高橋
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Jeol Ltd
Original Assignee
Jeol Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Jeol Ltd filed Critical Jeol Ltd
Priority to JP7011829A priority Critical patent/JPH08203462A/ja
Publication of JPH08203462A publication Critical patent/JPH08203462A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 搬送物を滑らかに搬送することができ、ま
た、ゴミの発生を極めて少なくすることができる真空装
置を実現する。 【構成】 仕切弁を開くときには、エアシリンダ8のロ
ッド9をエア駆動により上昇させ、それと共にホルダ1
0を上昇させる。ホルダ10の下方にある補助ガイド2
0は、スプリングプレッシャ21によって上方に押され
ているため、補助ガイド20はホルダ10と共に上昇す
る。補助ガイド20の高さがハウジング3に固定してあ
るガイド6,7と同じ高さになったとき、補助ガイド2
0の両端がガイド6,7に当接し、補助ガイド20だけ
が上昇を停止される。仕切弁が完全に開けられた状態
で、材料ホルダ16などに材料17を保持し、棒状のア
ーム18を押すことによって材料の搬送を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、描画や観察などを行う
材料室に仕切弁を介して材料交換室を接続するようにし
た電子ビーム描画装置などの真空装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子ビーム描画装置や走査電子顕微鏡な
どでの真空装置では、被描画材料や試料を描画室や試料
室に挿入し、描画や観察を行っている。この描画室など
は、材料に電子ビームを照射するため、常時真空の状態
に保つ必要がある。この真空の描画室に材料を効率良く
挿入するため、描画室に材料交換室を備えるようにして
いる。すなわち、描画室と材料交換室との間に仕切弁を
設けておき、先ず仕切弁を閉じた状態で材料交換室を大
気に開放し、材料交換室の材料搬送機構に材料をセット
する。次に、材料交換室を真空に排気し、その後仕切弁
を開き、搬送機構により材料を材料交換室から描画室に
搬送する。
【0003】図1に従来の描画室と材料交換室との間を
開閉する仕切弁の一例を示している。なお、この図で
は、仕切弁が閉じられている状態を示している。図にお
いて描画室1と材料交換室2のそれぞれの開口部には、
Oリングなどにより真空シールされたハウジング3が設
けられており、そのハウジング3の両側の開口部4,5
にはガイド6,7が固定されている。
【0004】ハウジング3の上部には、エアシリンダ8
が固定されていて、エアが供給されることによってロッ
ド9が上下するように構成されている。ロッド9の先端
には、ホルダ10が固定されており、ホルダ10のロー
ラー11がハウジング3の右内面に沿って上下に移動す
る。ホルダ10の反対側にはバルブ12が設けられてお
り、ホルダ10とバルブ12とは、スプリングテンショ
ン13により引っ張りあって接続されている。バルブ1
2の反対側は、ハウジング3の左内面に向かい合ってお
り、仕切弁が閉じているときには、押し付けられるよう
になっている。バルブ12の下方には、ストッパ14が
設けられており、このストッパ14はハウジング3に固
定されている。
【0005】上記した構成において、仕切弁を開くとき
には、エアシリンダ8のロッド9がエア駆動により上昇
し、このロッド9の上昇に伴ってホルダ10も上昇す
る。このとき、バルブ12はスプリングテンション13
によって右下に引かれているため、上昇せずにバルブ1
2のローラー15がホルダ10の左側に設けられた斜面
10aに沿って右に移動し、ハウジング3の左内面から
離れることになる。
【0006】更にホルダ10が上昇すると、バルブ12
も上昇し、エアシリンダ8が上がり切ったときには、ハ
ウジング3の開口部の範囲内には、構造物が何もない状
態となり、搬送された材料が通過可能となる。なお、仕
切弁が閉じるときには、各構成部品は開くときと全く同
じ経路を辿り、逆方向に動作して図1の状態となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】材料の搬送は、最初に
材料交換室2から材料室1に向かって行われ、材料室に
おける所定の処理が終了した後は、材料室1から材料交
換室2に向かって材料は搬送される。この材料の搬送
は、材料ホルダ16などに材料17を保持し、棒状のア
ーム18の先端に材料ホルダ16をセットした状態で、
搬送される軌道上に設けられたガイド7,6に沿って、
材料ホルダ16をアーム18によって押したり、引いた
りすることによって達成される。ところが、図1に示し
た従来の仕切弁では、搬送物を案内するガイド7,6の
間にホルダ10やバルブ12の厚さに相当する隙間を設
ける必要がある。
【0008】すなわち、案内するガイド7,6に大きな
切れ目を作らなければならないため、材料ホルダ16な
どの搬送物が通過するときに、搬送物の先端が隙間部分
のガイド7,6に引っ掛かるなどして滑らかな搬送を行
うことができなかった。また、搬送の回数だけ搬送物が
ガイド7,6の切れ目に衝突するので、この衝突により
搬送物やガイドからゴミが発生する。このゴミが被描画
材料上に付着すると、描画した材料が不良となってしま
う。
【0009】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、その目的は、搬送物を滑らかに搬送することが
でき、また、ゴミの発生を極めて少なくすることができ
る真空装置を実現するにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に基づく真空装置
は、材料の観察や加工などを行う真空に排気される材料
室と、材料室に仕切弁を介して接続される材料交換室と
が設けられており、材料交換室と材料室との間で材料の
搬送を行うように構成した真空装置において、仕切弁は
バルブを上下させることによって開閉する構造を有して
おり、材料交換室から材料室への材料の搬送軌道上の仕
切弁部分の両側にはガイドが取り付けられており、ま
た、両側のガイドの間の長さに相当する長さの補助ガイ
ドが備えられ、仕切弁が開けられるときには、バルブの
上昇に伴って補助ガイドが両側のガイドの間に配置さ
れ、仕切弁が閉じられるときには、バルブの下降に伴っ
て補助ガイドが下方に退避されるように構成したことを
特徴としている。
【0011】
【作用】本発明においては、仕切弁はバルブを上下させ
ることによって開閉され、材料交換室から材料室への材
料の搬送軌道上の仕切弁部分の両側にはガイドが取り付
けられ、また、両側のガイドの間の長さに相当する長さ
の補助ガイドが備えられており、仕切弁が開けられると
きには、バルブの上昇に伴って補助ガイドが両側のガイ
ドの間に配置され、仕切弁が閉じられるときには、バル
ブの下降に伴って補助ガイドが下方に退避される。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図2は本発明の一実施例である真空装置の
要部を示しており、図1の従来装置と同一構成要素には
同一番号を付してその詳細な説明は省略する。図におい
て描画室1と材料交換室2のそれぞれの開口部には、O
リングなどにより真空シールされたハウジング3が設け
られており、そのハウジング3の両側の開口部にはガイ
ド6,7が固定されている。
【0013】ハウジング3の上部には、エアシリンダ8
が固定されていて、エアが供給されることによってロッ
ド9が上下するように構成されている。ロッド9の先端
には、ホルダ10が固定されており、ホルダ10のロー
ラー11がハウジング3の右内面10aに沿って上下に
移動する。ホルダ10の反対側にはバルブ12が設けら
れており、ホルダ10とバルブ12とは、スプリングテ
ンション13により引っ張りあって接続されている。バ
ルブ12の反対側は、ハウジング3の左内面10bに向
かい合っており、仕切弁が閉じているときには、押し付
けられるようになっている。
【0014】バルブ12の下方にはストッパ13が設け
られており、このストッパ13はハウジング3に固定さ
れている。また、ホルダ10の下方には補助ガイド20
が設けられており、この補助ガイド20はスプリングプ
レツシャ21によってハウジング3に接続されている。
このような構成の動作を次に説明する。
【0015】図2の構成においても、仕切弁を開くとき
には、エアシリンダ8のロッド9をエア駆動により上昇
させ、それと共にホルダ10を上昇させる。その際、バ
ルブ12はスプリングテンション13によって右下に引
かれているため、上昇せずにバルブ12のローラー15
がホルダ10の斜面10aに沿って右に移動し、ハウジ
ング3の左内面3bから離れる。
【0016】一方、ホルダ10の下方にある補助ガイド
20は、スプリングプレッシャ21によって上方に押さ
れているため、補助ガイド20はホルダ10と共に上昇
する。更にホルダ10が上昇すると、バルブ12も上昇
し始めるので、ホルダ10とバルブ12と補助ガイド2
0の3つの部品が上昇する。次に、補助ガイド20の高
さがハウジング3に固定してあるガイド6,7と同じ高
さになったとき、補助ガイド20の両端がガイド6,7
に当接し、補助ガイド20だけが上昇を停止される。
【0017】最終的にエアシリンダ8が上がり切ったと
きには、ハウジング3の開口部の範囲内よりも上にホル
ダ10とバルブ12が位置し、ガイド6,7の間に補助
ガイド20が保持された状態となる。図3は仕切弁が完
全に開けられた状態を示しており、この状態で、材料ホ
ルダ16などに材料17を保持し、棒状のアーム18の
先端に材料ホルダ16をセットした状態で、搬送される
軌道上に設けられたガイド6,7および補助ガイド20
に沿って、材料ホルダ16がアーム18に押されて移動
する。
【0018】図3に示した仕切弁が開いた状態から、逆
に仕切弁を閉じるときには、エアシリンダ8のロッド9
がエア駆動により下降し、それと共にホルダ10とバル
ブ12も下降する。次にホルダ10の下端が補助ガイド
20に当接し、補助ガイド20の両端がガイド6,7か
ら外れ、補助ガイド20もホルダ10とバルブ12と共
に下降する。このとき、補助ガイド20はスプリングプ
レツシャ21によって上方に押されているが、エアシリ
ンダ8の下げる力が勝っているので、補助ガイド20は
下がり続けることになる。
【0019】更にホルダ10が下降すると、バルブ12
の下端がストッパ13に当たり、バルブ12は下がらず
にホルダ10と補助ガイド20の2つの部品だけが下降
する。バルブ12に対してホルダ10が下降すると、斜
面10aがローラー15を左に押出すように、バルブ1
2はハウジング3の左内面3bに押し付けられる。最終
的にエアシリンダ8が下がり切った状態で、この仕切弁
が閉じることになり、図2の状態に戻る。
【0020】以上本発明の一実施例を詳述したが、本発
明はこの実施例に限定されない。例えば、この発明を電
子ビーム描画装置以外に走査電子顕微鏡などの電子ビー
ム装置やイオンビーム装置などにも用いることができ
る。また、材料ホルダがアームに押されて移動する方法
において、軌道上に設けるガイドを板状としたが、ロー
ラーコンベアのように複数のローラーをガイドする構成
を用いても良い。
【0021】更に、ガイドを押し上げるスプリングプレ
ツシャをコイルバネで示したが、板バネを用いることも
可能である。また、仕切弁の駆動源としてエアシリンダ
を用いたが、スプリングを縮めて更にバルブを押し付け
る力の出るものであれば、リニアモーターなどを利用す
ることもできる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、上下
するバルブなどの構成部品の下に、それらの幅に相当す
る長さの補助ガイドを設けたので、ガイドに大きな切れ
目を無くすことができる。その為、材料ホルダなどの搬
送物を滑らかに移動させることができると共に、材料ホ
ルダなどの先端がガイドに引っ掛かりゴミを発生する恐
れもなくなる。また、新たに設けた補助ガイドがスプリ
ングにより保持されているので、仕切弁が閉じるときに
は、下方に押されてバルブの真空シール面内から逃げる
ことが可能となった。更に、仕切弁が開いたときには、
新たに設けた補助ガイドの両端がスプリングの力で従来
から設けられているガイドに押し付けられるので、各ガ
イドに段差を無くすことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の材料室と材料交換室との間に仕切弁を設
けた真空装置の要部を示す図である。
【図2】本発明の一実施例である真空装置を示す図であ
る。
【図3】図2の状態から仕切弁が開けられた状態を示す
図である。
【符号の説明】
1 材料室 2 材料交換室 3 ハウジング 6,7 ガイド 8 エアシリンダ 9 ロッド 10 ホルダ 12 バルブ 13 スプリングテンション 14 ストッパ 16 材料ホルダ 17 材料 18 アーム 20 補助ガイド 21 スプリングプレッシャ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 材料の観察や加工などを行う真空に排気
    される材料室と、材料室に仕切弁を介して接続される材
    料交換室とが設けられており、材料交換室と材料室との
    間で材料の搬送を行うように構成した真空装置におい
    て、仕切弁はバルブを上下させることによって開閉する
    構造を有しており、材料交換室から材料室への材料の搬
    送軌道上の仕切弁部分の両側にはガイドが取り付けられ
    ており、また、両側のガイドの間の長さに相当する長さ
    の補助ガイドが備えられ、仕切弁が開けられるときに
    は、バルブの上昇に伴って補助ガイドが両側のガイドの
    間に配置され、仕切弁が閉じられるときには、バルブの
    下降に伴って補助ガイドが下方に退避されるように構成
    された真空装置。
JP7011829A 1995-01-27 1995-01-27 真空装置 Withdrawn JPH08203462A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7011829A JPH08203462A (ja) 1995-01-27 1995-01-27 真空装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7011829A JPH08203462A (ja) 1995-01-27 1995-01-27 真空装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08203462A true JPH08203462A (ja) 1996-08-09

Family

ID=11788655

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7011829A Withdrawn JPH08203462A (ja) 1995-01-27 1995-01-27 真空装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH08203462A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014515815A (ja) * 2011-05-25 2014-07-03 サミン エンジニアリング カンパニィ オートクレーブの開閉装置及びオートクレーブ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014515815A (ja) * 2011-05-25 2014-07-03 サミン エンジニアリング カンパニィ オートクレーブの開閉装置及びオートクレーブ

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Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020402