JPH08203325A - 天井直付形照明器具のプルスイッチ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【構成】プルスイッチ１から伸びるプルスイッチ操作用
の基部引き紐手段２に、滑動環３を結合させ、一端４が
照明器具本体６に結着された末端引き紐５が滑動環３を
通過し迂回する。 【効果】末端引き紐５を軽く引け、スイッチ操作が容易
となる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明はプルスイッチ引き紐を照
明器具本体側方から引き出している天井直付形照明器具
に関する。

【０００２】

【従来の技術】プルスイッチ引き紐を照明器具本体側方
から引き出している天井直付形照明器具は公知である。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来品におけるプルス
イッチ引き紐操作は重く使い難い。本発明の目的はプル
スイッチ引き紐の操作力を軽減することである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】基部引き紐手段の末端に
結合された滑動環を備え、さらに、一端が照明器具本体
に結着され、前記滑動環を通過して迂回する末端引き紐
のプルスイッチ引き紐装置において、プルスイッチ操作
用の基部引き紐手段を水平方向で使用する。好ましくは
滑動環として末端引き紐の線径より太く、表面加工され
た線材を用いる。

【０００５】

【作用】プルスイッチ操作用の基部引き紐手段を、水平
方向で使用する。そして、滑動環を使用することで、安
値で軽く引ける構造となる。

【０００６】

【実施例】図１・図２に本発明に係る天井直付形照明器
具のプルスイッチ装置を示す。水平に配置された照明器
具本体６に固定されるプルスイッチ１と、照明器具本体
６の周辺部に装着された紐吊り下げ具７と、プルスイッ
チ１から水平に延びるプルスイッチ操作用の基部引き紐
手段２と、基部引き紐手段２の末端に結合された滑動環
３を備える。また、一端４が照明器具本体６に結着さ
れ、滑動環３を通過して迂回し、紐吊り下げ具７に至
り、そこから吊り下ろされる末端引き紐５を備える。プ
ルスイッチ操作用の基部引き紐手段２は操作棒である。
滑動環３はＳ字環である。滑動環（Ｓ字環）３は末端引
き紐５よりも太目の表面加工を施した線材で形成され
る。それは滑動環３と末端引き紐５との摩擦を軽減する
ためである。プルスイッチ操作用の基部引き紐手段２と
して延び縮みしない操作棒としたのは末端引き紐５を引
いて離したときの滑動環３の暴れ（滑動環３の不所望な
大きな動き）を最小限にするためである。基部引き紐手
段２・滑動環３を引く力に対して末端引き紐５を人が引
く力は半分になり、操作が軽い。

【０００７】

【発明の効果】本発明によれば、安価であるにもかかわ
らず、軽く末端引き紐を引くだけでスイッチ操作が行え
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係るプルスイッチ装置の要部側面図で
ある。

【図２】図１のプルスイッチ装置を組み込んだ天井直付
形照明器具の一部切り欠き側面図である。

【符号の説明】

１：プルスイッチ、２：基部引き紐手段、３：滑動環、
４：末端引き紐の一端、５：末端引き紐、６：照明器具
本体、７：紐吊り下げ具

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】水平に配置された照明器具本体に固定され
   るプルスイッチと、前記照明器具本体の周辺部に装着さ
   れた紐吊り下げ具と、前記プルスイッチから水平に延び
   る前記プルスイッチ操作用の基部引き紐手段と、前記基
   部引き紐手段の末端に結合された滑動環とを備えたもの
   において、 一端が前記照明器具本体に結着され、前記滑動環を通過
   して迂回し、前記紐吊り下げ具に至り、そこから吊り下
   ろされる末端引き紐を備えたことを特徴とする天井直付
   形照明器具のプルスイッチ装置。