JPH08202805A - 光学的情報読取装置 - Google Patents

光学的情報読取装置

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JPH08202805A
JPH08202805A JP7010600A JP1060095A JPH08202805A JP H08202805 A JPH08202805 A JP H08202805A JP 7010600 A JP7010600 A JP 7010600A JP 1060095 A JP1060095 A JP 1060095A JP H08202805 A JPH08202805 A JP H08202805A
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JP
Japan
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light emitting
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optical
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JP7010600A
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Yutaka Matsushima
豊 松島
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 情報処理装置等の受信装置の位置を確認しな
くとも、確実に受信装置にデータを光送信できる。 【構成】 読み取った情報を複数の発光手段で各方向に
光信号を送信する。バーコードリーダ4は、光送信のた
めの赤外光発光素子が、バーコードリーダ4の前方向、
左方向、右方向、上方向及び後方向へ読み取ったデータ
を光送信しているので、バーコードリーダ4の姿勢にか
かわらず、レジスター6は、いずれかの赤外光発光素子
からの光信号を受信でき、オペレータは、レジスターに
対するバーコードリーダ4の姿勢を絶えず考慮する必要
がない。したがって、オペレータがバーコードリーダ4
を自由な姿勢で自由に移動させてバーコード8の読取作
業を行ってそのままの姿勢で光送信がなされても、確実
にデータをレジスターに送信でき、読取作業が非常に効
率的に実施できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学的情報読取装置に
関し、特に、パターンを読み取り、該パターンからデー
タを得て、その内容を、本体から外側に向かって光を出
力する発光手段の出力光により、受信装置に送信する光
学的情報読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、バーコード等のパターンからデー
タを読み取って、その内容を、光通信で離れた位置にあ
る情報処理装置側へ送信するバーコードリーダが知られ
ている(実開平3−93964号公報)。
【0003】このバーコードリーダは、バーコードへの
照射用光源とデータ送信用の光源とが一つの発光ダイオ
ードにて兼用されているものである。また上記実開平3
−93964号公報には、更に、バーコードへの照射用
光源とデータ送信用の光源とに、別々の発光ダイオード
を用いているものも示されている。
【0004】このような、バーコードリーダは、バーコ
ードを読み取り部にて読み取らせた後、発光ダイオード
を発光させて、離れた情報処理装置に向けてデータを送
信していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、光は指向性が
強く、バーコードリーダから情報処理装置に向けて、デ
ータを光送信するには、わざわざ、バーコードリーダに
取り付けられた発光ダイオードの方向を、情報処理装置
側に向けなくてはならなかった。
【0006】したがって、バーコードを読み取った後、
直ちに光送信が行われると、発光ダイオードが情報処理
装置の受光部側に向いていないために、データの送信に
失敗する場合がある。また、オペレータがバーコードを
読み取った後に、情報処理装置の方向を確認して、バー
コードリーダの発光ダイオードの方向を、情報処理装置
に向けてから、光送信の指示をした場合には、バーコー
ドリーダにてバーコードを読み取る毎に、わずらわしい
確認処理を必要とすることになり、読み取り作業の効率
が低いものとなった。
【0007】本発明は、上述した情報処理装置等の受信
装置の位置を確認しなくとも、確実に受信装置にデータ
を光送信できる光学的情報読取装置を提供することを目
的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
パターンを読み取り、該パターンからデータを得て、そ
の内容を、本体から外側に向かって光を出力する発光手
段の出力光により、受信装置に送信する光学的情報読取
装置であって、上記発光手段が、複数設けられ、それぞ
れ上記データを出力すると共に、各出力光の出力方向
が、それぞれ異なる方向とされている光学的情報読取装
置である。
【0009】請求項2記載の発明は、上記発光手段の上
記出力光の出力タイミングが、各発光手段毎に異なる請
求項1記載の光学的情報読取装置である。請求項3記載
の発明は、上記パターンがバーコードであり、上記デー
タが該バーコードの読み取り内容をデコードしたデータ
である請求項1または2記載の光学的情報読取装置であ
る。
【0010】請求項4記載の発明は、上記発光手段が、
上記本体に、前方向、上方向、後方向、左方向および右
方向の5方向に向けて、各1つ設けられた請求項1〜3
のいずれか記載の光学的情報読取装置である。
【0011】請求項5記載の発明は、上記本体が、本体
前方部の下部に読み取り部を、本体後方部に把持部を設
け、上記本体前方部に、前方向、上方向、左方向および
右方向の4方向に向けて、各1つ上記発光手段を設け、
上記本体後方部の後端に、後方向に向けて上記発光手段
を設けた請求項4記載の光学的情報読取装置である。
【0012】
【作用及び発明の効果】請求項1記載の光学的情報読取
装置は、上記発光手段が、複数設けられ、それぞれ上記
データを出力すると共に、各出力光の出力方向が、それ
ぞれ異なる方向とされている。したがって、わざわざ、
発光手段の方向を受信装置側に向ける動作をしなくて
も、ほぼ確実に受信装置側にて受信できる。
【0013】このように、複数の発光手段が設けられて
いる場合には、一度に発光させようとすると、供給エネ
ルギー源の関係で、エネルギーが不足する場合がある。
このような場合に対処するため、上記発光手段の上記出
力光の出力タイミングが、各発光手段毎に異なっていて
も良い。例えば、一つの発光手段の光送信が完全に終了
した後、次の発光手段の光送信を開始するようにしても
良い。勿論、支障が無ければ、部分的に重複した光送信
としても良いし、完全に重複した光通信、すなわち、同
一出力タイミングの光通信としても良い。
【0014】上記パターンとしては、例えばバーコード
が挙げられ、その場合、上記データは該バーコードの読
み取り内容をデコードしたデータである。複数の発光手
段の配置としては、例えば、本体に、前方向、上方向、
後方向、左方向および右方向の5方向に向けて、各1つ
設けても良い。このように発光手段を配置すれば、受信
装置の方向は、ほぼ確認することなく、光送信すること
ができる。したがって、バーコードを読み取った後、オ
ペレータの指示なしに自動的に光送信に移ることができ
る。
【0015】更に、具体的には、上記本体が、本体前方
部の下部に読み取り部を、本体後方部に把持部を設け、
上記本体前方部に、前方向、上方向、左方向および右方
向の4方向に向けて、各1つ上記発光手段を設け、上記
本体後方部の後端に、後方向に向けて、上記発光手段を
設けた光学的情報読取装置としても良い。このように構
成すれば、オペレータが把持部を握って、バーコードの
読み取り操作をしていても、オペレータの手に邪魔され
ることなく、上記発光手段にて受信装置に光送信でき
る。
【0016】
【実施例】図1は、本発明一実施例としてのバーコード
読取システム2を示している。バーコード読取システム
2は、バーコードリーダ4とレジスター6とから構成さ
れている。バーコードリーダ4は、商品等に付着された
バーコード8を読み取り、デコードして得たデータを光
信号にして、矢印にて示すごとく外部の5方向F,L,
R,U,Bに送信している。この5方向とは、前方向
F、左方向L、右方向R、上方向Uおよび後方向Bであ
る。
【0017】レジスター6は、このいずれかの方向の光
信号を、その受信部10にて受信して、内部のメモリに
記憶して、合計等の必要な処理を行う。この他、レジス
ター6はLANで接続されているホストコンピュータ
に、処理の結果をデータとして出力する。
【0018】次に、バーコードリーダ4について、詳細
な構成を図2,図3に基づいて説明する。図2はバーコ
ードリーダ4の概略断面図であり、図3はその制御系統
のブロック図である。バーコードリーダ4は、本体ケー
ス12、読取部14、データ処理出力部16、および電
源部18を備えている。
【0019】本体ケース12の前方部の下部の内部には
読取部14が配置され、また、本体ケース12の後方部
は把持部20を形成している。本体ケース12の前方部
の下部には、開口部22が設けられ、読取部14と開口
部22との間には、防塵プレート24が配置されて、開
口部22を閉塞している。このことにより、塵が開口部
22から本体ケース12内部に侵入するのを防止してい
る。また、防塵プレート24は、少なくとも下に述べる
赤色の光は通過可能である。
【0020】読取部14は、照明用赤色発光ダイオード
26、発光駆動回路28、集光レンズ30、平面反射鏡
32、結像レンズ34および光学的センサ36を備えて
いる。発光駆動回路28により照明用赤色発光ダイオー
ド26が発光すると、その赤色光は防塵プレート24を
通過して、本体ケース12外部のバーコード8を照射す
る。バーコード8により反射された赤色光は再度防塵プ
レート24から本体ケース12内に入り、平面反射鏡3
2で反射されて、結像レンズ34に入射して光学的セン
サ36にバーコード8を結像する。このバーコード8の
像を光電変換して読み取った光学的センサ36は、像の
パターンを表す電気信号をデータ処理出力部16側に出
力する。
【0021】本体ケース12内部のデータ処理出力部1
6には、基板38上に、波形整形部40、メモリ42、
マイクロコンピュータ44、5つの赤外光発光素子5
0,52,54,56,58および5つの送信用発光駆
動回路60,62,64,66,68が備えられてい
る。データ処理出力部16は、読取部14からバーコー
ド8の読み取りデータを、波形整形部40を介して入力
すると、マイクロコンピュータ44の処理により、その
データをデコードして、バーコード8が表しているデー
タを得、そのデータをメモリ42に一旦記憶する。次
に、このメモリ42内に記憶されたデータを送信用発光
駆動回路60〜68により、赤外光発光素子50〜58
から光信号として外部に送信する。
【0022】赤外光発光素子50〜58は、発光方向が
それぞれ、本体ケース12に赤外透過性樹脂からなる窓
部12a,12b,12c,12d,12eとなるよう
に配置されていることにより、窓部12a〜12eを介
して、それぞれ図1および図6に矢印にて示したごと
く、本体ケース12の外部の5方向F,L,R,U,B
に、光信号を発信することができる。
【0023】尚、本体ケース12の上部であって、把持
部20の前方部分にトリガスイッチ70が設けられ、オ
ペレータにより押されると、マイクロコンピュータ44
にてバーコード8の読取処理を開始する。また、読取部
14が収納されている部分の、光路に影響しない位置
に、ブザー装置72が設けられ、マイクロコンピュータ
44にてバーコード8のデコードに成功した場合に、ブ
ザー装置72を鳴動させるようにしている。
【0024】また、電源部18は、電池18aが電源と
して収納されている。マイクロコンピュータ44は、C
PU,ROM,RAM,I/O等を備えて、トリガスイ
ッチ70の信号や、波形整形部40を介して入力する光
学的センサ36からの信号に応じて所定の処理を行い、
送信用発光駆動回路60〜68を介して赤外光発光素子
50〜58から、バーコード8のパターンをデコードし
て得たデータの光信号を発信する。
【0025】次に、マイクロコンピュータ44にて実施
される処理について、図4のフローチャートと図5のタ
イミングチャートに基づいて説明する。図4はバーコー
ドの読取送信処理を表すフローチャートであり、オペレ
ータがトリガスイッチ70を押すことにより開始される
処理である。
【0026】図4の処理が開始されると、まず、照明用
赤色発光ダイオード26が一定時間点灯される(ステッ
プ100)。このことにより、集光レンズ30および防
塵プレート24を介して赤色光がバーコード8に照射さ
れる。このバーコード8からの反射光が、防塵プレート
24、平面反射鏡32および結像レンズ34を介して入
射して光学的センサ36上にバーコード8の像を結ぶ。
したがってこのバーコード8の像のパターンを波形整形
部40を介して光学的センサ36から読み取り(ステッ
プ110)、そのパターン信号をデコードして、バーコ
ード8が表しているデータを得て、メモリ42に記憶す
る(ステップ120)。尚、デコードに失敗した場合
は、メモリ42への記憶はなされない。
【0027】次にデコードに成功したか否かが判定され
(ステップ130)、読み取り対象がバーコード8でな
かったり、その他の原因でデコードできなかった場合に
は、否定判定されて、読取送信処理を終了する。デコー
ドに成功した場合には、次にブザー出力する(ステップ
140)。すなわち、ブザー装置72を鳴動させて、バ
ーコード8を読み取ってそのデータを得たことをオペレ
ータに知らせる。
【0028】次に、5つの送信用発光駆動回路60〜6
8の処理順序を表す変数kに「1」を設定し(ステップ
150)、k番目の送信用発光駆動回路60〜68によ
り、メモリ42の記憶内容を出力させる(ステップ16
0)。最初はk=1であるので、メモリ42に記憶され
たバーコード8のデータを光通信用の信号に変換して、
1番目の送信用発光駆動回路60に出力する。このこと
により、1番目の送信用発光駆動回路60は、前方向に
向けて配置されている赤外光発光素子50を駆動して、
光信号にてバーコード8のデータ内容を、窓部12aを
介してバーコードリーダ4の外部前方へ発信する。この
時の1番目の送信用発光駆動回路60へのデータ信号出
力は、図5のタイミングチャートでは、時刻t1〜時刻
t2のデータ信号に該当する。
【0029】次に、変数kのインクリメントがなされ
(ステップ170)、変数kが「5」以下であるか否か
が判定される(ステップ180)。ここでk=2となっ
ているので、肯定判定されて、再度ステップ160の処
理に戻る。今度は2番目の送信用発光駆動回路62によ
り、メモリ42の記憶内容を出力させる(ステップ16
0)。このことにより、2番目の送信用発光駆動回路6
2は、バーコードリーダ4の左方向に向けて配置されて
いる赤外光発光素子52を駆動して、光信号にてバーコ
ード8のデータ内容を、窓部12bを介してバーコード
リーダ4の外部左方に発信する。この時の2番目の送信
用発光駆動回路62へのデータ信号出力は、図5のタイ
ミングチャートでは、時刻t3〜時刻t4のデータ信号
に該当する。
【0030】次に、ステップ170にて変数kがインク
リメントされてk=3となり、ステップ180の判定で
肯定判定されて、今度は3番目の送信用発光駆動回路6
4により、メモリ42の記憶内容を出力させる(ステッ
プ160)。このことにより、3番目の送信用発光駆動
回路64は、バーコードリーダ4の右方向に向けて配置
されている赤外光発光素子54を駆動して、光信号にて
バーコード8のデータ内容を、窓部12cを介してバー
コードリーダ4の外部右方へ送信する。この時の3番目
の送信用発光駆動回路64へのデータ信号出力は、図5
のタイミングチャートでは、時刻t5〜時刻t6のデー
タ信号に該当する。
【0031】次に、ステップ170にて変数kがインク
リメントされてk=4となり、ステップ180の判定で
肯定判定されて、今度は4番目の送信用発光駆動回路6
6により、メモリ42の記憶内容を出力させる(ステッ
プ160)。このことにより、4番目の送信用発光駆動
回路66は、バーコードリーダ4の上方向に向けて配置
されている赤外光発光素子56を駆動して、光信号にて
バーコード8のデータ内容を、窓部12dを介してバー
コードリーダ4の外部上方へ送信する。この時の4番目
の送信用発光駆動回路66へのデータ信号出力は、図5
のタイミングチャートでは、時刻t7〜時刻t8のデー
タ信号に該当する。
【0032】次に、ステップ170にて変数kがインク
リメントされてk=5となり、ステップ180の判定で
肯定判定されて、今度は5番目の送信用発光駆動回路6
8により、メモリ42の記憶内容を出力させる(ステッ
プ160)。このことにより、5番目の送信用発光駆動
回路68は、バーコードリーダ4の後方向に向けて配置
されている赤外光発光素子58を駆動して、光信号にて
バーコード8のデータ内容を、窓部12eを介してバー
コードリーダ4の外部後方へ送信する。この時の5番目
の送信用発光駆動回路68へのデータ信号出力は、図5
のタイミングチャートでは、時刻t9〜時刻t10のデ
ータ信号に該当する。
【0033】次にステップ170にて変数kがインクリ
メントされると、k=6となることから、ステップ18
0の判定では否定判定されて、読取送信処理を終了す
る。本実施例のバーコードリーダ4は、上述したごと
く、光送信のための赤外光発光素子50〜58が、バー
コードリーダ4の前方向、左方向、右方向、上方向およ
び後方向へバーコード8から読み取ったデータを光送信
しているので、バーコードリーダ4の姿勢にかかわら
ず、レジスター6はいずれかの赤外光発光素子50〜5
8からの光信号を受信でき、オペレータは、レジスター
6に対するバーコードリーダ4の姿勢を絶えず考慮する
必要がない。したがって、オペレータがバーコードリー
ダ4を自由な姿勢で自由に移動させてバーコード8の読
取作業を行ってそのままの姿勢で光送信がなされても、
確実にデータをレジスター6に送信でき、読取作業が非
常に効率的に実施できる。
【0034】また、各赤外光発光素子50〜58は、図
5のタイミングチャートに示すごとく、同時に光送信す
るのではなく、順番に、前の光送信の終了を待って、送
信している。すなわち、光送信の出力タイミングが、各
発光手段毎に異なり、しかも送信期間が重複していな
い。したがって、一度に光送信される場合に必要な大容
量の電源は必要としないので、電源部18も容量の小さ
い電源で良い。
【0035】本実施例において、レジスター6が受信装
置に該当し、バーコードリーダ4が光学的情報読取装置
に該当し、赤外光発光素子50〜58および送信用発光
駆動回路60〜68が発光手段に該当する。 [その他]上述した実施例では、バーコードリーダ4の
前方向、左方向、右方向、上方向および後方向に向けら
れた赤外光発光素子50〜58により、光送信がなされ
たが、レジスター6がバーコードリーダ4の後ろに来る
可能性がないような用途では、光送信のための赤外光発
光素子は、前方向、左方向、右方向および上方向の4つ
でも良いし、またレジスター6がバーコードリーダ4の
後方および上方に来る可能性がないような用途の場合に
は、光送信のための赤外光発光素子は、前方向、左方向
および右方向の3つでも良い。この場合、赤外光発光素
子の送信範囲の広さにもよるが、左斜め前方および右斜
め前方の2つの赤外光発光素子のみでも良い。
【0036】このように、レジスター6が来ない方向が
あれば、その方向の光送信のための赤外光発光素子は省
略できる。逆に、バーコードリーダ4の下方にレジスタ
ー6が来る可能性があれば、バーコードリーダ4の下方
にも光送信のための赤外光発光素子を設ける必要があ
る。
【0037】更に、光送信を確実にするために、バーコ
ードリーダ4の前方向、左方向、右方向、上方向および
後方向の赤外光発光素子50〜58の中間方向にも、赤
外光発光素子を配置して、更にその送信用発光駆動回路
も設け、上記赤外光発光素子50〜58と同様に処理し
ても良い。
【0038】また、上述した実施例では、光送信のため
の各赤外光発光素子50〜58の光送信は、一度に大電
力が必要とならないように、図5に示したごとく順序づ
けられて、光送信期間が重ならないように1つずつ光送
信していたが、電源部18にて十分に電力の供給が確保
できれば、全ての赤外光発光素子50〜58の光送信を
一度に行っても良い。すなわち、完全に光送信期間を重
複しても良い。また一部重複した光送信期間としても良
い。
【0039】また、一度のバーコード8の読取に対し
て、各赤外光発光素子50〜58による光送信は、一度
だけであったが、同一のバーコード8について各赤外光
発光素子50〜58が、同一のデータを複数回、発信し
ても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明光学的情報読取装置の一実施例を示す
バーコード読取システムの概略構成図である。
【図2】 バーコードリーダの概略断面図である。
【図3】 その制御系統のブロック図である。
【図4】 バーコードの読取送信処理を表すフローチャ
ートである。
【図5】 バーコードリーダのマイクロコンピュータか
ら送信用発光駆動回路へのデータ信号出力のタイミング
チャートである。
【図6】 バーコードリーダにおける各赤外光発光素子
の配置と発信方向を示す説明図である。
【符号の説明】
2…バーコード読取システム 4…バーコードリー
ダ 6…レジスター 8…バーコード 10…受信部 12…本体ケース 12a,12b,12c,12
d,12e…窓部 14…読取部 16…データ処理出力部 18…電
源部 26…照明用赤色発光ダイオード 28…発光駆動回
路 36…光学的センサ 38…基板 42…メモリ 44…マイクロコンピュータ 50,52,54,56,58…赤外光発光素子 60,62,64,66,68…送信用発光駆動回路 70…トリガスイッチ 72…ブザー装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パターンを読み取り、該パターンからデー
    タを得て、その内容を、本体から外側に向かって光を出
    力する発光手段の出力光により、受信装置に送信する光
    学的情報読取装置であって、 上記発光手段が、複数設けられ、それぞれ上記データを
    出力すると共に、各出力光の出力方向が、それぞれ異な
    る方向とされている光学的情報読取装置。
  2. 【請求項2】上記発光手段の上記出力光の出力タイミン
    グが、各発光手段毎に異なる請求項1記載の光学的情報
    読取装置。
  3. 【請求項3】上記パターンがバーコードであり、上記デ
    ータが該バーコードの読み取り内容をデコードしたデー
    タである請求項1または2記載の光学的情報読取装置。
  4. 【請求項4】上記発光手段が、上記本体に、前方向、上
    方向、後方向、左方向および右方向の5方向に向けて、
    各1つ設けられた請求項1〜3のいずれか記載の光学的
    情報読取装置。
  5. 【請求項5】上記本体が、本体前方部の下部に読み取り
    部を、本体後方部に把持部を設け、 上記本体前方部に、前方向、上方向、左方向および右方
    向の4方向に向けて、各1つ上記発光手段を設け、上記
    本体後方部の後端に、後方向に向けて上記発光手段を設
    けた請求項4記載の光学的情報読取装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19938548A1 (de) * 1999-08-18 2001-03-08 Will Elmar H Datenübertragungsvorrichtung
US6415981B1 (en) 1998-11-26 2002-07-09 Denso Corporation Optical reader with reduced-sized optical sensor configuration

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