JPH08202713A - 文書処理装置および方法 - Google Patents

文書処理装置および方法

Info

Publication number
JPH08202713A
JPH08202713A JP7010714A JP1071495A JPH08202713A JP H08202713 A JPH08202713 A JP H08202713A JP 7010714 A JP7010714 A JP 7010714A JP 1071495 A JP1071495 A JP 1071495A JP H08202713 A JPH08202713 A JP H08202713A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phrase
input
synonym dictionary
document
word
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7010714A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobutsune Kobayashi
伸恒 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP7010714A priority Critical patent/JPH08202713A/ja
Publication of JPH08202713A publication Critical patent/JPH08202713A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Machine Translation (AREA)
  • Document Processing Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 改良版類義語辞書機能部17は入力手段19
により類義語辞書データベース21を検索するための見
出し語句を獲得する。続いて、辞書検索手段20により
該見出し語句を用いて類義語辞書データベース21を検
索し、置換候補語句のリストを作成する。さらに、置換
手段22により該置換候補語句のリストをユーザーに提
供し、ユーザーが選択を行った場合には置換語句を入力
手段19で入力された語句と置換する。その後、置換作
業がなされたか否かを判定し、もし否であれば改良版類
義語辞書機能部17の処理を終了する。 【効果】 一度既に類義語辞書機能による置換の対象と
なった語句を再入力した場合、すなわちユーザー自身が
好ましくないと判断した語句を再びユーザーが入力して
しまった場合、自動的に検知することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、類義語辞書を有する文
書処理装置および方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】類義語辞書機能は入力された語句を見出
し語句として類義語辞書データベースを検索し、求める
情報が該類義語辞書データベース中に存在した場合に該
見出し語句に対応する類義語候補語句リストを作成する
ものである。
【0003】類義語辞書機能の使用目的は、作成中の文
書にとって好ましくないと思われる表現を別の表現に置
換することである。このような好ましくない表現を抽出
する機能としては、ワードカウント機能が知られてい
る。ワードカウント機能は文書中の語句各々の使用頻度
を算出するものであり、単一表現が繰り返し用いられて
文書表現が単調・幼稚化することを防ぐためには有効な
機能であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ワード
カウント機能は文書中の語句の使用頻度を単に算出する
のみの機能であるが故に、これだけでは類義語辞書機能
を補助する上で様々な不足点が生ずる。
【0005】例えば、ユーザーが常用している語句を、
作成中の文書にはふさわしくないと判断して類義語辞書
機能により置換した後、さらに文書を書き進んで行き再
び該語句を使用してしまった場合、置換前と置換後の語
句が混在しており、該語句自体は既に相当数が置換済み
であり少数しか存在しないために、ワードカウント機能
では抽出することができない。
【0006】また、複数のユーザーが協力して一つの文
書を作成する場合、前のユーザーがふさわしくないと判
断して類義語辞書機能により置換を行っても、それ以降
のユーザーは前例と同様にワードカウント機能では抽出
することができない。
【0007】以上の例からも明らかなように、置換作業
を随時行いながら文書編集が実行されたり、使用頻度過
多の動機以外で置換作業が行われた場合ワードカウント
機能のみでは求める語句の抽出は不可能であり、類義語
辞書機能の有効な運用を意図するうえで非常に大きな問
題になっていた。
【0008】よって本発明の目的は、上述の点に鑑み、
類義語辞書を用いた文書変換を適切に行い得るよう構成
した文書処理装置および方法を提供することにある。
【0009】また、本発明のその他の目的は、一度既に
類義語辞書機能による置換の対象になった語句を再入力
した場合、そのことを自動的に検知することができる文
書処理装置および方法を提供することにある。
【0010】さらに、本発明のその他の目的は、複数の
ユーザーが単一の文書処理装置で文書を作成する場合、
前のユーザーがふさわしくないと判断した表現を後のユ
ーザーが用いてしまうことを回避することができる文字
処理装置および方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、類義語辞書を
有する文書処理装置において、前記類義語辞書による置
換の対象となった語句を記憶する入力語句記憶手段と、
前記入力語句記憶手段により記憶された語句の再入力を
検知する検知手段とを具備したものである。
【0012】ここで、前記検知手段の検知出力に応答し
て、可聴音による報知を行う報知手段を具備した構成と
すること、あるいは前記類義語辞書により置換された後
の語句を記憶する置換語句記憶手段を具備した構成とす
ることが好適である。
【0013】また、類義語辞書を用いた文書処理方法に
おいて、前記類義語辞書による置換の対象となった語句
を記憶する入力語句記憶ステップと、前記入力語句記憶
ステップにより記憶された語句の再入力を検知する検知
ステップとを具備する。
【0014】ここで、前記検知ステップの検知出力に応
答して、可聴音による報知を行うこと、あるいは、前記
類義語辞書により置換された後の語句を記憶することが
好適である。
【0015】
【作用】本発明によれば、類義語辞書を用いた文書変換
を適切に行うことが可能となる。
【0016】また、一度既に類義語辞書機能による置換
の対象になった語句を再入力した場合、そのことを自動
的に検知すること、ならびに、複数のユーザーが単一の
文書処理装置で文書を作成する場合、前のユーザーがふ
さわしくないと判断した表現を後のユーザーが用いてし
まうことを回避することができる。
【0017】より具体的に述べると、本発明の好適な実
施例においては、類義語(同意語)辞書機能を有した文
書処理装置において、該類義語辞書機能により得られた
候補語句の有無を判定する判定手段と、該類義語辞書機
能に入力した語句を記憶する手段と、該記憶手段により
記憶された語句の再入力が検知された場合に自動的に発
動する手段を具備した構成を採用する。
【0018】これにより、一度既に類義語辞書機能によ
る置換の対象となった語句を再入力した場合、すなわち
ユーザー自身が好ましくないと判断した語句を再びユー
ザーが入力してしまった場合、自動的に検知することが
できる。また、複数のユーザーが単一の文書処理装置で
文書を作成する場合、前のユーザーがふさわしくないと
判断した表現を後のユーザーが用いてしまうことを回避
することができ、類義語辞書機能をより有効に活用しう
る環境を提供することが可能となる。
【0019】
【実施例】以下に、図面を参照して本発明を適用した文
書処理装置を詳細に説明する。
【0020】実施例1 図1は、本発明を電子タイプライタに適用した場合の一
実施例の構成を表すブロック図である。
【0021】図1において、1はキーボード・マウス等
の入力装置、2は装置全体を包括的に制御する制御装置
である。3は各種情報を格納する磁気ディスク・メモリ
カード・ROM等の外部記憶装置であり、4はCRT・
液晶ディスプレイ・プラズマディスプレイ等の表示装
置、5は感熱式プリンタ・レーザービームプリンタ・イ
ンクジェット式プリンタ等の印刷装置である。
【0022】表示装置4は、制御装置2の制御で文書、
イメージ、もしくは複数項目から成る書式設定画面等の
表示イメージを表示する。印刷装置5は作成された文
書、イメージ等を設定された書式に従い用紙上に印刷出
力する。外部記憶装置3は入力・編集済の文書・イメー
ジ等を記憶媒体に保存したり、このようにして保存した
文書、イメージ等を記憶媒体から読み出す。入力装置1
は、文書作成等に必要な入力情報を制御装置2に入力す
る。
【0023】図2は、制御装置2の構成を示すブロック
図である。本図において、入力部11は制御部12によ
って制御され、入力装置1により入力されたデータを読
み込み、必要に応じて一時記憶部16に格納する。
【0024】表示部14は制御部12によって制御さ
れ、一時記憶部16から必要なデータを読み出して表示
装置4に表示する。
【0025】印刷部15は制御部12によって制御さ
れ、一時記憶部16から必要なデータを読み出して印刷
装置5に出力する。
【0026】外部記憶部13は制御部12によって制御
され、必要に応じて一時記憶部16との間でデータをや
りとりする。
【0027】改良版類義語辞書機能部17は制御部12
によって制御され、制御手段18により入力手段19、
辞書検索手段20、置換手段22、入力語句記憶手段2
3、出力手段27を制御する。
【0028】入力手段19は類義語辞書データベース2
1を検索するための見出し語句を制御手段18に提供す
る。
【0029】辞書検索手段20は制御手段18により与
えられた見出し語句を用いて類義語辞書データベース2
1を検索し、置換候補語句のリストを制御手段18に提
供する。
【0030】置換手段22は制御手段18により与えら
れた置換候補語句のリストをユーザーに提供し、ユーザ
ーが選択した置換語句を入力手段19で入力された語句
と置換し、結果を制御手段18に提供する。
【0031】入力語句記憶手段23は制御手段18によ
り与えられた語句が入力語句記憶メモリ26に存在する
か否かを入力語句記憶メモリ検索手段25を用いて判定
し、否であれば入力語句記憶メモリ更新手段24により
該語句を入力語句記憶メモリ26に登録する。
【0032】出力手段27は制御手段18により与えら
れた結果を制御部12に出力するものである。
【0033】改良版文書入力機能部28は制御部12に
よって制御され、制御手段29によって文字入力手段3
0、デリミッタ検出手段31、語句切り出し手段32、
入力語句記憶メモリ検索手段25、発音手段33を制御
し、文書入力を行う。
【0034】文字入力手段30はユーザーが入力した文
字を制御手段29に提供する。
【0035】デリミッタ検出手段31は制御手段29に
より与えられた文字が語句の区切りすなわちデリミッタ
であるか否かを検出する。本実施例においてはスペース
をデリミッタとする。
【0036】語句切り出し手段32は制御手段29によ
り指示された位置に存在する語句を切り出し、制御手段
29に提供する。
【0037】発音手段33は制御手段29により制御さ
れ、ユーザーの注意を促すためのビープ音を発音する。
【0038】以下、図3に示した処理の流れ図を参照し
ながら、改良版類義語辞書機能部17の詳細について説
明する。
【0039】改良版類義語辞書機能部17は起動される
とstep41で入力手段19により類義語辞書データ
ベース21を検索するための見出し語句を獲得する。
【0040】続いて、step42で辞書検索手段20
により該見出し語句を用いて類義語辞書データベース2
1を検索し、置換候補語句のリストを作成する。
【0041】さらにstep43に進み、置換手段22
により該置換候補語句のリストをユーザーに提供し、ユ
ーザーが選択を行った場合には置換語句を入力手段19
で入力された語句と置換する。
【0042】step44はstep43で置換作業が
なされたか否かを判定し、もし否であれば改良版類義語
辞書機能部17を終了する。
【0043】置換作業がなされた場合はstep45に
進み、入力語句記憶メモリ検索手段25を用いて該見出
し語句が入力語句記憶メモリ26に存在するか否か検索
する。存在する場合はstep46からstep47に
進み、出力手段27により結果を制御部12に出力し、
改良版類義語辞書機能部17を終了する。
【0044】否である場合にはstep46からste
p48に進み、入力語句記憶メモリ更新手段24により
該見出し語句を入力語句記憶メモリ26に登録し、st
ep47に進む。
【0045】以下、図4に示した処理の流れ図を参照し
ながら改良版文書入力機能部28の詳細について説明す
る。
【0046】改良版文書入力機能部28は起動されると
step51により文書入力を続行するか否かの判定を
行い、否であれば改良版文書入力機能部28を終了す
る。
【0047】可の場合はstep52に進み、文字入力
手段30によりユーザーが入力した文字を獲得し、文書
メモリに記憶する。
【0048】step53でデリミッタ検出手段31に
より該文字がデリミッタであるか否かを検出する。否で
あればstep54からstep51に戻る。
【0049】可であればstep55に進み、語句切り
出し手段32により該デリミッタで確定された位置に存
在する語句を切り出し、step56で入力語句記憶メ
モリ検索手段25により該語句が入力語句記憶メモリ2
6に存在するか否か検索する。否であればstep57
からstep51に戻る。存在する場合はstep57
からstep58に進み、発音手段33によりユーザー
の注意を促すためのビープ音を発音し、step51に
戻る。
【0050】以上の処理について図5,図6,図7,図
8,図9で示される動作例を用いて説明する。
【0051】図5は、本動作例において採用された類義
語辞書データベース21の内容である。図6はユーザー
が作成中の文書であり、黒ぬりの正方形はカーソルを表
している。
【0052】ユーザーがカーソル位置の“giant”
を入力後、他の表現を求めて改良版類義語辞書機能部1
7を起動したものとする。
【0053】改良版類義語辞書機能部17は起動される
とstep41で入力手段19により類義語辞書データ
ベース21を検索するための見出し語句“giant”
を獲得する。
【0054】続いてstep42で辞書検索手段20に
より“giant”を用いて類義語辞書データベース2
1を検索し、置換候補語句のリストを作成する。
【0055】さらにstep43に進み、置換手段22
により該置換候補語句のリストをユーザーに提供し、ユ
ーザーが選択を行った場合には置換語句を“gian
t”と置換する。ここではユーザーが“huge”を選
択した場合を想定して説明を続ける。
【0056】step44はstep43で置換作業が
なされたか否かを判定し、もし否であれば改良版類義語
辞書機能部17を終了するが、“huge”が選択され
ているので判定は可となる。
【0057】従ってstep45に進み、入力語句記憶
メモリ検索手段25を用いて“giant”が入力語句
記憶メモリ26に存在するか否か検索する。存在する場
合はstep47に進むが、ここでは存在しないのでs
tep48に進み、入力語句記憶メモリ更新手段24に
より“giant”を入力語句記憶メモリ26に登録
し、step47に進み、出力手段27により結果を制
御部12に出力し、改良版類義語辞書機能部17を終了
する。
【0058】図7は以上のようにして更新された入力語
句記憶メモリ26の内容例である。図8はこの後さらに
ユーザーが文書を書き進んだ状態である。ユーザーが文
書を入力している間は絶えず改良版文書入力機能部28
が動いていることになるが、以下では図8のカーソル位
置にスペースを書き込む時点から説明を行う。
【0059】この時点では処理はstep51に有る
が、文書入力は続行されるのでstep52に進み、文
字処理手段30によりユーザーが入力した文字“ ”を
獲得し、文書メモリに記憶する。
【0060】step53でデリミッタ検出手段31に
より“ ”がデリミッタであるか否かを検出する。否で
あればstep54からstep51に戻るが、“ ”
はデリミッタであるのでstep55に進み、語句切り
出し手段32により該デリミッタで確定された位置に存
在する語句“giant”を切り出し、step56で
入力語句記憶メモリ検索手段25により“giant”
が入力語句記憶メモリ26に存在するか否か検索する。
否であればstep57からstep51に戻るが、存
在するのでstep57からstep58に進み、発音
手段33によりユーザーの注意を促すためのビープ音を
発音し、step51に戻る。
【0061】図9はこのようにして作成された文書例で
ある。ユーザーは該ビープ音により報知された“gia
nt”を“big”に置き換えている。
【0062】以上のようにして本実施例装置において
は、一度既に類義語辞書機能による置換の対象になった
語句を再入力した場合、すなわちユーザー自身が好まし
くないと判断した語句を再びユーザーが入力してしまっ
た場合、自動的に検知することができる。また、複数の
ユーザーが単一の文書処理装置で文書を作成した場合、
前のユーザーがふさわしくないと判断した表現を後のユ
ーザーが用いてしまうことを回避することができ、類義
語辞書機能をより有効に活用しうる環境を提供すること
が可能となるものである。
【0063】実施例2 図10は、本発明を電子タイプライタに適用した場合の
その他の実施例の構成を表すブロック図である。図10
において、101はキーボード・マウス等の入力装置、
102は装置全体を包括的に制御する制御装置である。
103は各種情報を格納する磁気ディスク・メモリカー
ド・ROM等の外部記憶装置であり、104はCRT・
液晶ディスプレイ・プラズマディスプレイ等の表示装
置、105は感熱式プリンタ・レーザビームプリンタ・
インクジェット式プリンタ等の印刷装置である。
【0064】表示装置104は、制御装置102の制御
で文書、イメージ、もしくは複数項目から成る書式設定
画面等の表示イメージを表示する。印刷装置105は作
成された文書、イメージ等を設定された書式に従い用紙
上に印刷出力する。外部記憶装置103は入力・編集済
の文書・イメージ等を記憶媒体に保存したり、このよう
にして保存した文書、イメージ等を記憶媒体から読み出
す。入力装置101は、文書作成等に必要な入力情報を
制御装置102に入力する。
【0065】図11は制御装置102の構成を示すブロ
ック図である。本図において、入力部111は制御部1
12によって制御され、入力装置101により入力され
たデータを読み込み、必要に応じて一時記憶部116に
格納する。
【0066】表示部114は制御部112によって制御
され、一時記憶部116から必要なデータを読み出して
表示装置104に表示する。
【0067】印刷部115は制御部112によって制御
され、一時記憶部116から必要なデータを読み出して
印刷装置105に出力する。
【0068】外部記憶部113は制御部112によって
制御され、必要に応じて一時記憶部116との間でデー
タをやりとりする。
【0069】改良版類義語辞書機能部117は制御部1
12によって制御され、制御手段118により入力手段
119、辞書検索手段120、置換手段122、入力語
句記憶手段123、置換語句記憶手段127、出力手段
130を制御する。
【0070】入力手段119は類義語辞書データベース
121を検索するための見出し語句を制御手段118に
提供する。
【0071】辞書検索手段120は制御手段118によ
り与えられた見出し語句を用いて類義語辞書データベー
ス121を検索し、置換候補語句のリストを制御手段1
18に提供する。
【0072】置換手段122は制御手段118により与
えられた置換候補語句のリストをユーザーに提供し、ユ
ーザーが選択した置換語句を入力手段119で入力され
た語句と置換し、結果を制御手段118に提供する。
【0073】入力語句記憶手段123は制御手段118
により与えられた語句が入力語句記憶メモリ126に存
在するか否かを入力語句記憶メモリ検索手段125を用
いて判定し、否であれば入力語句記憶メモリ更新手段1
24により該語句を入力語句記憶メモリ126に登録す
る。
【0074】置換語句記憶手段127は制御手段118
により与えられた置換語句を置換語句記憶メモリ129
に登録する。
【0075】出力手段130は制御手段118により与
えられた結果を制御部112に出力するものである。
【0076】改良版文書入力機能部131は制御部11
2によって制御され、制御手段132によって文字入力
手段133、デリミッタ検出手段134、語句切り出し
手段135、入力語句記憶メモリ検索手段125、置換
手段136を制御し、文書入力を行う。
【0077】文字入力手段133はユーザーが入力した
文字を制御手段132に提供するものである。
【0078】デリミッタ検出手段134は制御手段13
2により与えられた文字が語句の区切りすなわちデリミ
ッタであるか否かを検出する。本実施例においてはスペ
ースをデリミッタとする。
【0079】語句切り出し手段135は制御手段132
により指示された位置に存在する語句を切り出し、制御
手段132に提供する。本実施例装置において語句切り
出し手段135は、必要に応じてデリミッタを含有する
熟語語句をも切り出せるものとする。
【0080】置換手段136は制御手段132により示
された語句に対応する置換語句記憶メモリ129中の語
句を置換語句記憶メモリ検索手段128によって検索
し、制御手段132により示された語句と置換する。
【0081】以下、図12に示した処理の流れ図を参照
しながら、改良版類義語辞書機能部117の詳細につい
て説明する。
【0082】改良版類義語辞書機能部117は起動され
るとstep141で入力手段119により類義語辞書
データベース121を検索するための見出し語句を獲得
する。
【0083】続いて、step142で辞書検索手段1
20により該見出し語句を用いて類義語辞書データベー
ス121を検索し、置換候補語句のリストを作成する。
【0084】さらにstep143に進み、置換手段1
22により該置換候補語句のリストをユーザーに提供
し、ユーザーが選択を行った場合には置換語句を入力手
段119で入力された語句と置換する。
【0085】step144はstep143で置換作
業がなされたか否かを判定し、もし否であれば改良版類
義語辞書機能部117を終了する。
【0086】置換作業がなされた場合はstep145
に進み、入力語句記憶メモリ検索手段125を用いて該
見出し語句が入力語句記憶メモリ126に存在するか否
か検索する。存在する場合はstep146からste
p147に進み、出力手段130により結果を制御部1
12に出力し、改良版類義語辞書機能部117を終了す
る。
【0087】否である場合にはstep146からst
ep148に進み、入力語句記憶メモリ更新手段124
により該見出し語句を入力語句記憶メモリ126に登録
し、step149で置換語句記憶手段127により該
置換語句を置換語句記憶メモリ129に登録し、ste
p147に進む。
【0088】以下、図13に示した処理の流れ図を参照
しながら改良版文書入力機能部131の詳細について説
明する。
【0089】改良版文書入力機能部131は起動される
とstep151により文書入力を続行するか否かの判
定を行い、否であれば改良版文書入力機能部131を終
了する。
【0090】可の場合はstep152に進み、文字入
力手段133によりユーザーが入力した文字を獲得し、
文書メモリに記憶する。
【0091】step153でデリミッタ検出手段13
4により該文字がデリミッタであるか否かを検出する。
否であればstep154からstep151に戻る。
【0092】可であればstep155に進み、語句切
り出し手段153により該デリミッタで確定された位置
に存在する語句を切り出し、step156で入力語句
記憶メモリ検索手段125により該語句が入力語句記憶
メモリ126に存在するか否かを検索する。
【0093】否であればstep157からstep1
51に戻る。存在する場合はstep157からste
p158に進み、置換手段136で該語句に対応する置
換語句記憶メモリ129中の語句を置換語句記憶メモリ
検索手段128によって検索し置換し、step151
に戻る。
【0094】以上の処理について図14,図15,図1
6,図17,図18で示される動作例を用いて説明す
る。
【0095】図14は本動作例において採用された類義
語辞書データベース121の内容である。図15はユー
ザーが作成中の文書であり、黒ぬりの正方形はカーソル
を表している。
【0096】ここでは、ユーザーがカーソル位置の“F
uck you”の表現を不適切であると考え、他の表
現を求めて改良版類義語辞書機能部117を起動したも
のとする。
【0097】改良版類義語辞書機能部117は起動され
るとstep141で入力手段119により類義語辞書
データベース121を検索するための見出し語句“Fu
ckyou”を獲得する。
【0098】続いてstep142で辞書検索手段12
0により“Fuck you”を用いて類義語辞書デー
タベース121を検索し、置換候補語句のリストを作成
する。
【0099】さらにstep143に進み、置換手段1
22により該置換候補語句のリストをユーザーに提供
し、ユーザーが選択を行った場合には置換語句を“Fu
ckyou”と置換する。ここではユーザーが“Tu
t”を選択した場合を想定して説明を続ける。
【0100】step144はstep143で置換作
業がなされたか否かを判定し、もし否であれば改良版類
義語辞書機能部117を終了するが、“Tut”が選択
されているので判定は可となる。
【0101】従ってstep145に進み、入力語句記
憶メモリ検索手段125を用いで“Fuck you”
が入力語句記憶メモリ126に存在するか否か検索す
る。存在する場合はstep147に進むが、ここでは
存在しないのでstep148に進み、入力語句記憶メ
モリ更新手段124により“Fuck you”を入力
語句記憶メモリ126に登録し、さらにstep149
で置換語句記憶手段127により“Tut”を置換語句
記憶メモリ129に登録し、step147で出力手段
130により結果を制御部112に出力し、改良版類義
語辞書機能部117を終了する。
【0102】図16は以上のようにして更新された入力
語句記憶メモリ126および置換語句記憶メモリ129
の内容例である。図17はこの後さらにユーザーが文書
を書き進んだ状態である。ユーザーが文書を入力してい
る間は絶えず改良版文書入力絹部131が動いているこ
とになるが、以下では図17のカーソル位置にスペース
を書き込む時点から説明を行う。
【0103】この時点では処理はstep151に在る
が、文書入力は続行されるのでstep152に進み、
文字入力手段133によりユーザーが入力した文字
“ ”を獲得し、文書メモリに記憶する。
【0104】step153でデリミッタ検出手段13
4により“ ”がデリミッタであるか否かを検出する。
否であればstep154からstep151に戻る
が、“”はデリミッタであるのでstep155に進
み、語句切り出し手段135により該デリミッタで確定
された位置に存在する語句“Fuck you”を切り
出し、step156で入力語句記憶メモリ検索手段1
25により“Fuckyou”が入力語句記憶メモリ1
26に存在するか否かを検索する。
【0105】否であれば、step157からstep
151に戻るが、存在するのでstep157からst
ep158に進み、置換手段136で“Fuck yo
u”に対応する置換語句記憶メモリ129中の語句“T
ut”を置換語句記憶メモリ検索手段128によって検
索し、文書中の指示された“Fuck you”を“T
ut”に置換し、step151に戻る。
【0106】図18はこのようにして作成された文書例
である。ユーザーが不適切であると考えた表現“Fuc
k you”は存在せず、代わりに“Tut”で表現さ
れている。
【0107】以上のようにして本実施例においては、一
度既に類義語辞書機能による置換の対象になった語句を
再入力した場合、すなわちユーザー自身が好ましくない
と判断した語句を再びユーザーが入力してしまった場
合、自動的に検知することができる。また、複数のユー
ザーが単一の文書処理装置で文書を作成する場合、前の
ユーザーがふさわしくないと判断した表現を後のユーザ
ーが用いてしまうことを回避することができ、類義語辞
書機能をより有効に活用しうる環境を提供することが可
能となるものである。
【0108】
【発明の効果】以上説明したとおり本発明によれば、類
義語辞書を用いた文書変換を適切に行うことが可能とな
る。
【0109】さらに、一度既に類義語辞書機能による置
換の対象になった語句を再入力した場合、そのことを自
動的に検知すること、ならびに、複数のユーザーが単一
の文書処理装置で文書を作成する場合、前のユーザーが
ふさわしくないと判断した表現を後のユーザーが用いて
しまうことを回避することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を電子タイプライタに適用した場合の一
実施例の構成を表すブロック図である。
【図2】本実施例による制御装置の構成を示すブロック
図である。
【図3】改良版類義語辞書機能部の処理を示した流れ図
である。
【図4】改良版文書入力機能部の処理を示した流れ図で
ある。
【図5】類義語辞書データベースの内容例を示す図であ
る。
【図6】ユーザーが入力中の文書例を示す図である。
【図7】入力語句記憶メモリの内容例を示す図である。
【図8】ユーザーが入力中の文書例を示す図である。
【図9】ユーザーが入力した文書例を示す図である。
【図10】本発明を電子タイプライタに適用した場合に
おける第2の実施例の構成を表すブロック図である。
【図11】第2の実施例による制御装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図12】改良版類義語辞書機能部の処理を示した流れ
図である。
【図13】改良版文書入力機能部の処理を示した流れ図
である。
【図14】類義語辞書データベースの内容例を示す図で
ある。
【図15】ユーザーが入力中の文書例を示す図である。
【図16】入力語句記憶メモリと置換語句記憶メモリの
内容例を示す図である。
【図17】ユーザーが入力中の文書例を示す図である。
【図18】ユーザーが入力した文書例を示す図である。
【符号の説明】
1 入力装置 2 制御装置 3 外部記憶装置 4 表示装置 5 印刷装置 101 入力装置 102 制御装置 103 外部記憶装置 104 表示装置 105 印刷装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9288−5L G06F 15/20 554 M 9288−5L 586 A

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 類義語辞書を有する文書処理装置におい
    て、 前記類義語辞書による置換の対象となった語句を記憶す
    る入力語句記憶手段と、 前記入力語句記憶手段により記憶された語句の再入力を
    検知する検知手段とを具備したことを特徴とする文書処
    理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記検知手段の検知
    出力に応答して、可聴音による報知を行う報知手段を具
    備したことを特徴とする文書処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記類義語辞書によ
    り置換された後の語句を記憶する置換語句記憶手段を具
    備したことを特徴とする文書処理装置。
  4. 【請求項4】 類義語辞書を用いた文書処理方法におい
    て、 前記類義語辞書による置換の対象となった語句を記憶す
    る入力語句記憶ステップと、 前記入力語句記憶ステップにより記憶された語句の再入
    力を検知する検知ステップとを具備したことを特徴とす
    る文書処理方法。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記検知ステップの
    検知出力に応答して、可聴音による報知を行うことを特
    徴とする文書処理方法。
  6. 【請求項6】 請求項4において、前記類義語辞書によ
    り置換された後の語句を記憶することを特徴とする文書
    処理方法。
JP7010714A 1995-01-26 1995-01-26 文書処理装置および方法 Pending JPH08202713A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7010714A JPH08202713A (ja) 1995-01-26 1995-01-26 文書処理装置および方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7010714A JPH08202713A (ja) 1995-01-26 1995-01-26 文書処理装置および方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08202713A true JPH08202713A (ja) 1996-08-09

Family

ID=11757977

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7010714A Pending JPH08202713A (ja) 1995-01-26 1995-01-26 文書処理装置および方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08202713A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013114633A (ja) * 2011-11-30 2013-06-10 Toshiba Corp 自然言語処理装置、自然言語処理方法及び自然言語処理プログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013114633A (ja) * 2011-11-30 2013-06-10 Toshiba Corp 自然言語処理装置、自然言語処理方法及び自然言語処理プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2783558B2 (ja) 要約生成方法および要約生成装置
US5305205A (en) Computer-assisted transcription apparatus
US5742834A (en) Document processing apparatus using a synonym dictionary
JPH09114852A (ja) 情報検索装置
JPH08202713A (ja) 文書処理装置および方法
JP3147245B2 (ja) 文書処理装置及び文書処理方法
JPH04280359A (ja) 文書処理装置
JP3034295B2 (ja) 機械翻訳方法及び機械翻訳装置
JPH08212230A (ja) 文書検索方法及び文書検索装置
JPH05158995A (ja) 文書処理装置
JP3498635B2 (ja) 情報検索方法及びその装置並びにコンピュータ可読記録媒体
JPH08101847A (ja) 文書処理装置
JPH0969087A (ja) 文書作成装置及び文書作成方法
JPH0821038B2 (ja) 電子辞書検索利用装置
JPH0721156A (ja) 文書作成装置及び保存文書検索方法
JPH11250070A (ja) 類似文書検索装置、類似文書検索方法、および類似文書検索のためのプログラムが記録された記録媒体
JPH0830624A (ja) 解読支援装置
JPH0628341A (ja) 文書処理方法およびその装置
JPH1166090A (ja) 情報処理装置、辞書情報活用方法、及び記録媒体
JPH06149790A (ja) 文章作成装置
JPH064522A (ja) 文書処理装置
JP2005010916A (ja) 文書処理装置、文字入力支援方法、及びプログラム
JPH0528129A (ja) 文書作成装置
JPH05151199A (ja) 文書作成装置
JPH0981581A (ja) データベースの作成方法