JPH08202667A - 処理能力分散方式 - Google Patents

処理能力分散方式

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JPH08202667A
JPH08202667A JP7010534A JP1053495A JPH08202667A JP H08202667 A JPH08202667 A JP H08202667A JP 7010534 A JP7010534 A JP 7010534A JP 1053495 A JP1053495 A JP 1053495A JP H08202667 A JPH08202667 A JP H08202667A
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JP
Japan
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processor
main processor
unit
processors
call
Prior art date
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Pending
Application number
JP7010534A
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English (en)
Inventor
Takashi Kumakura
隆志 熊倉
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NEC Communication Systems Ltd
Original Assignee
NEC Communication Systems Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08202667A publication Critical patent/JPH08202667A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】加入者回路またはトランク回路の呼制御を扱う
プロセッサを可変とすることにより、加入者およびトラ
ンクの数量または呼量に依存せずマルチプロセッサシス
テムが保有する最大能力を発揮することができるように
する。 【構成】各プロセッサ40〜4kはLP部とMP部とを
備え、マルチプロセッサシステムの初期設定時に例えば
プロセッサ40をメインプロセッサとして登録し、この
メインプロセッサのMP部401における呼制御受付部
402はNW10,20に収容されているSB/TKか
らの呼を受け付ける。呼制御分配部403は負荷制御テ
ーブル404に登録された各プロセッサ40〜4kのL
P部の使用率を調べてそれぞれの負荷状況に応じてマル
チプロセッサシステムへのトラヒックを分配する。代替
制御部405は登録されたメインプロセッサが故障の際
に自プロセッサがこのメインプロセッサの機能を代替処
理するために切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は処理能力分散方式に関
し、特に少なくとも1台のメインプロセッサと少なくと
も2台のローカルプロセッサとが共通バスを通して複数
の通話路装置と接続された構成のマルチプロセッサシス
テムが保有する処理能力を最大限効率的に発揮させる処
理能力分散方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のマルチプロセッサシステ
ムの構成例について説明する。
【0003】従来のマルチプロセッサシステムの第1の
例として、例えば特開平3−245259号公報および
特開平3−174647号公報に所載のマルチプロセッ
サシステムを挙げることができる。
【0004】この第1の従来例のうち、前者は共通バス
を介して共通記憶装置をアクセスしてシステムの管理・
制御を行うことが可能な中央処理装置を固定化せず稼働
率に応じて移管する構成とした負荷分散型のマルチプロ
セッサシステムである。
【0005】また、後者はシステムの負荷状態に応じて
マスタプロセッサの数を増減制御する負荷分散型のマル
チプロセッサシステムである。
【0006】次に、図5は従来のマルチプロセッサシス
テムの第2の例を示すシステムブロック図である。
【0007】図5を参照すると、このマルチプロセッサ
システムは、4段リンク構成の通話路装置(NW)5
0,60,70および80と、それぞれNW50,6
0,70,80対応に配備されたローカルプロセッサ
(LP)100,110,120,130と、共通バス
(BUS)90を通してLP100,110,120,
130と接続されるメインプロセッサ(MP)140お
よび150とから構成され、呼接続処理負荷の分散を図
るLP100,110,120,130とは異なる機能
を分担するMP140,150を配備することによって
機能分散を行っている。なお、NW50には加入者回路
またはトランク回路(SB/TK)51,…,5nが収
容され、NW80にはSB/TK81,…,8mが収容
されている。
【0008】次に、図6は従来のマルチプロセッサシス
テムの第3の例を示すシステムブロック図である。
【0009】図6を参照すると、NW10,20は上記
第2の従来例におけるNWの大容量化が進んだ通話路装
置であり、このNW10とBUS30を通して接続され
るMP160および複数のLP170,…,17kがフ
ロー制御(半固定化)されて設置され、負荷分散−機能
分散併用型システムとなっている。なお、NW10には
SB51,…,5nが収容され、NW20にはSB/T
K21,…,2mが収容されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この第1の従来例と、
第2,第3の従来例内の負荷分散部分とでは、ローカル
プロセッサは制御する通話路装置と対応しているので、
局建時の負荷バランスは通話路装置に収容される加入者
数またはトランク数が負荷分散のパラメータとなり、加
入者やトランクの呼量により特定のローカルプロセッサ
に負荷が偏る傾向が強く、収容替え工事が多発するな
ど、システムの処理能力への柔軟性が低いという問題点
があった。
【0011】一方、近年のサービスの高度化に伴いソフ
トウェア構造が複雑化しており、機能分散する手法が一
般的となってきたが、上記第2,第3の従来例のうち機
能分散部分により保守系処理,信号処理,呼制御処理な
どにそれぞれ専用のプロセッサを設置するので、各プロ
セッサの処理能力のバランスが崩れる。したがって、マ
ルチプロセッサシステムが保有している処理能力を十分
発揮することができないという問題点があった。
【0012】また、専用のプロセッサを設置するため、
そのいずれかの故障が直ちに全システムに影響を与えて
信頼性が低下するという問題点があった。
【0013】本発明の目的は、加入者回路またはトラン
ク回路の呼制御を扱うプロセッサを可変とすることによ
り、加入者およびトランクの数量または呼量に依存せず
マルチプロセッサシステムが保有する最大能力を発揮す
ることができるようにした処理能力分散方式を提供する
ことにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、複数の
プロセッサが共通バスを通して複数の通話路装置と接続
された構成のマルチプロセッサシステムにおいて、前記
各プロセッサはローカルプロセッサ部とメインプロセッ
サ部とを備え、前記マルチプロセッサシステムの初期設
定時に前記複数のプロセッサのうち1つのプロセッサを
メインプロセッサとして登録し、このメインプロセッサ
の前記メインプロセッサ部は前記通話路装置に収容され
た加入者および中継線からの呼を受け付ける呼制御受付
手段と、前記メインプロセッサ以外の前記プロセッサの
負荷状況に応じて前記マルチプロセッサシステムへのト
ラヒックを前記各プロセッサの前記ローカルプロセッサ
部に分配する呼分配制御手段とを備えることを特徴とす
る処理能力分散方式が得られる。
【0015】また、前記各プロセッサの前記メインプロ
セッサ部は登録された前記メインプロセッサが故障の際
に自プロセッサが前記メインプロセッサの機能を代替処
理するために切り替える代替制御手段を備えることを特
徴とする処理能力分散方式が得られる。
【0016】さらに、前記各プロセッサの前記ローカル
プロセッサ部は前記メインプロセッサからのポーリング
を監視して前記ポーリングが無いとき前記メインプロセ
ッサが故障であると判定することを特徴とする処理能力
分散方式が得られる。
【0017】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0018】図1は本発明の一実施例を示すマルチプロ
セッサシステムのシステムブロック図である。
【0019】図1を参照すると、本実施例のマルチプロ
セッサシステムは、SB/TK11,…,1nを収容す
るNW10と、SB/TK21,…,2mを収容するN
W20と、BUS30を通してNW10および20と接
続される複数のプロセッサ40,41,…,4kとから
構成されている。
【0020】そして各プロセッサ、例えばプロセッサ4
0はメインプロセッサ部(MP部)401とローカルプ
ロセッサ部(LP部)400とを備え、MP部401は
SB/TK11,…,1n,21,…,2mからの呼を
受け付ける呼制御受付部402と、メインプロセッサと
して登録されたプロセッサ40以外のプロセッサ41,
…,4k(ローカルプロセッサとなって各SB/TKの
呼制御を行う)のローカルプロセッサ部(LP部)の負
荷状況に応じてマルチプロセッサシステムへのトラヒッ
クを各LP部に分配する呼分配制御部403と、全LP
部の中の最大使用率と最小使用率とを書き込む負荷制御
テーブル404と、メインプロセッサとして登録された
プロセッサ40が故障の際に各プロセッサ41,…,4
kがプロセッサ(メインプロセッサ)40の機能を代替
処理するために切り替える代替制御部405とを備えて
いる。
【0021】なお、他のプロセッサ41,…,4kもプ
ロセッサ40と同様の内部構成を有している。また、L
P部400の機能と、呼制御受付部402,呼制御分配
部403,代替制御部405を含むMP部401の機能
とは、一般にソフトウェア処理により実施される。
【0022】続いて、本実施例と動作について図2,図
3および図4を併用して説明する。図2は図1における
呼制御受付部の動作の流れを示すフローチャート、図3
は図1における呼制御分配部の動作の流れを示すフロー
チャート、図4は図1における代替制御部の動作の流れ
を示すフローチャートである。
【0023】まず、図4を併せ参照して呼制御受付処理
について説明する。
【0024】システム再開の初期設定時に呼制御受付部
402はプロセッサ40,41,…,4kのいずれかが
メインプロセッサとして登録してあるかどうかを調べる
(ステップS201)。
【0025】S201でNo、つまりメインプロセッサ
が未登録であれば、最若番のプロセッサ40がメインプ
ロセッサとして登録され(S202)、すべてのSB/
TK11,…,1n,21,…,2mからの呼の報告先
をプロセッサ(メインプロセッサ)40とし(S20
3)、プロセッサ40が呼制御を受け付ける。
【0026】なお、S201でYes、つまり既にプロ
セッサ40がメインプロセッサとして登録してあれば、
上記の処理は終了となる。
【0027】次に、図3を併せ参照してメインプロセッ
サによる呼制御分配処理について説明する。
【0028】プロセッサ40の呼制御分配部403は負
荷制御テーブル404からプロセッサ40,…,43の
中で最大使用率(HIOCC)のプロセッサを求め、こ
のHIOCCが50%(標準値)以上であるか50%未
満であるかを調べる(S301)。
【0029】そして、S301でNo、つまりHIOC
Cが50%未満であればプロセッサ40,41,42,
43の各LP部を順に選択して呼を分配する。また、S
301でYes、つまりHIOCCが50%以上であれ
ば呼制御分配部403は負荷制御テーブル404から最
小使用率のプロセッサ(LOLPN)を選択して呼を分
配する。
【0030】これによって、本実施例のマルチプロセッ
サシステムはネットワーク呼量に柔軟に対応することが
できる。
【0031】次に、図4を併せ参照してメインプロセッ
サによる代替制御処理について説明する。
【0032】図4(a)に示すように、プロセッサ4
0,41,42,43の各LP部が処理を実行する(S
401)。そして全プロセッサの各LP部の処理の実行
が終了すれば(S401でYes)代替制御は行われな
い。
【0033】S401でNo、つまりプロセッサ40,
41,42,43のいずれかのLP部の処理が未終了で
あれば、メインプロセッサのMP部は各LP部の使用率
を問い合わせる(S402)。この問合わせに対し各L
P部はそれぞれ使用率を計算してメインプロセッサのM
P部に報告する(S403)。
【0034】メインプロセッサ(プロセッサ40)のM
P部401では、報告された各LP部の中の最大使用率
を負荷制御テーブル404に登録し(S404)、次い
で各LP部の中で最小使用率のLP番号LOLPNを負
荷制御テーブル404に登録する(S405)。
【0035】そしてS401に戻り、上記S402から
S405までの手順をS401でYesになるまで繰り
返す。
【0036】一方、プロセッサ40,41,42,43
のLP部は、図4(b)に示すようにメインプロセッサ
からの周期的なポーリングを監視して、ポーリングの有
無を調べる(S406)。
【0037】そして、ポーリングがあれば(S406で
Yes)メインプロセッサは正常であると判断する。ま
た、ポーリングが無ければ(S406でNo)メインプ
ロセッサは異常であると判断して、図2に示したS20
1からS203までの手順の処理を実行し、直ちにメイ
ンプロセッサの代替切替えを行うので、システムの信頼
性が向上する。
【0038】なお、メインプロセッサでは、上記呼分配
のための負荷制御テーブル404への各ラインプロセッ
サの使用率の書込みも行われる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、複数のプ
ロセッサが共通バスを通して複数の通話路装置と接続さ
れた構成のマルチプロセッサシステムにおいて、各プロ
セッサはローカルプロセッサ部とメインプロセッサ部と
を備え、このマルチプロセッサシステムの初期設定時に
複数のプロセッサのうち1つのプロセッサをメインプロ
セッサとして登録し、このメインプロセッサのメインプ
ロセッサ部は通話路装置に収容された加入者および中継
線からの呼を受け付ける呼制御受付手段と、メインプロ
セッサ以外のプロセッサの負荷状況に応じてマルチプロ
セッサシステムへのトラヒックを各プロセッサのローカ
ルプロセッサ部に分配する呼分配制御手段とを備えるこ
とにより、システムへの呼量に起因するトラヒック条件
に柔軟に対応することができるので、マルチプロセッサ
システムが保有する最大能力を発揮させることができる
という効果を有する。
【0040】また、各プロセッサのメインプロセッサ部
は登録されたメインプロセッサが故障の際に自プロセッ
サがメインプロセッサの機能を代替処理するために切り
替える代替制御手段を備えることにより、単一のメイン
プロセッサの故障がシステムに与える影響を最小限に留
めることができるので、マルチプロセッサシステムの信
頼性が著しく向上するという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すマルチプロセッサシス
テムのシステムブロック図である。
【図2】図1における呼制御受付部の動作の流れを示す
フローチャートである。
【図3】図1における呼制御分配部の動作の流れを示す
フローチャートである。
【図4】図1における代替制御部の動作の流れを示すフ
ローチャートである。
【図5】従来のマルチプロセッサシステムの一例を示す
システムブロック図である。
【図6】従来のマルチプロセッサシステムの他の例を示
すシステムブロック図である。
【符号の説明】
10,20,50,60,70,80 通話路装置
(NW) 11,1n,21,2m,51,5n,81,8m
加入者回路またはトランク回路(SB/TK) 30,90 共通バス(BUS) 40,41,40k プロセッサ 100,110,120,130,170,17k
ローカルプロセッサ(LP) 140,150,160 メインプロセッサ(MP) 400 ローカルプロセッサ部(LP部) 401 メインプロセッサ部(MP部) 402 呼制御受付部 403 呼制御分配部 404 負荷制御テーブル 405 代替制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 11/20 310 A

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のプロセッサが共通バスを通して複
    数の通話路装置と接続された構成のマルチプロセッサシ
    ステムにおいて、前記各プロセッサはローカルプロセッ
    サ部とメインプロセッサ部とを備え、前記マルチプロセ
    ッサシステムの初期設定時に前記複数のプロセッサのう
    ち1つのプロセッサをメインプロセッサとして登録し、
    このメインプロセッサの前記メインプロセッサ部は前記
    通話路装置に収容された加入者および中継線からの呼を
    受け付ける呼制御受付手段と、前記メインプロセッサ以
    外の前記プロセッサの負荷状況に応じて前記マルチプロ
    セッサシステムへのトラヒックを前記各プロセッサの前
    記ローカルプロセッサ部に分配する呼分配制御手段とを
    備えることを特徴とする処理能力分散方式。
  2. 【請求項2】 前記各プロセッサの前記メインプロセッ
    サ部は登録された前記メインプロセッサが故障の際に自
    プロセッサが前記メインプロセッサの機能を代替処理す
    るために切り替える代替制御手段を備えることを特徴と
    する請求項1記載の処理能力分散方式。
  3. 【請求項3】 前記各プロセッサの前記ローカルプロセ
    ッサ部は前記メインプロセッサからのポーリングを監視
    して前記ポーリングが無いとき前記メインプロセッサが
    故障であると判定することを特徴とする請求項2記載の
    処理能力分散方式。
JP7010534A 1995-01-26 1995-01-26 処理能力分散方式 Pending JPH08202667A (ja)

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Cited By (1)

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US7519968B2 (en) 1999-03-10 2009-04-14 Hitachi, Ltd. Decentralized control system for network connection

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980414