JPH08202631A - 携帯型半導体記憶装置及び携帯型半導体記憶装置用電源制御ic - Google Patents

携帯型半導体記憶装置及び携帯型半導体記憶装置用電源制御ic

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JPH08202631A
JPH08202631A JP7013068A JP1306895A JPH08202631A JP H08202631 A JPH08202631 A JP H08202631A JP 7013068 A JP7013068 A JP 7013068A JP 1306895 A JP1306895 A JP 1306895A JP H08202631 A JPH08202631 A JP H08202631A
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power supply
supply potential
external power
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JP7013068A
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Yoshimasa Yoshimura
芳正 吉村
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • G11C5/143Detection of memory cassette insertion or removal; Continuity checks of supply or ground lines; Detection of supply variations, interruptions or levels ; Switching between alternative supplies
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    • G11C5/141Battery and back-up supplies

Abstract

(57)【要約】 【構成】 メモリ3のデータバックアップのための第一
の電池BAT1及び第二の電池BAT2と、第一の電池
BAT1の存在を検知する主電池検知部11からの信号
と、ホスト装置20からの電源VCCによる外部電源電
位を検知する外部電源電位検知手段4、5、R1、R2
とからの信号により、外部電源電位の供給があるとき
は、それによりメモリ3のデータバックアップを行うと
ともに、外部電源電位により駆動される充電回路6によ
り第二の電池BAT2の充電を行い、外部電源電位の供
給がなく、かつ、第一の電池BAT1が存在していない
場合にのみ、第二の電池BAT2によりメモリ3のデー
タバックアップを行うためのスイッチ及び切換手段13
を設けた。 【効果】 主電池及び補助電池の電力の消耗を抑えると
ともに、メモリのデータバックアップを確実に行うこと
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は携帯型半導体記憶装置
及び携帯型半導体記憶装置用電源制御ICに関し、特
に、その電池によるデータバックアップが必要な携帯型
半導体記憶装置及び携帯型半導体記憶装置用電源制御I
Cに関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来のデータバックアップが必
要な揮発性メモリを搭載した携帯型半導体記憶装置の構
造を示したブロック図である。図8に示すように、従来
の携帯型半導体記憶装置1はコネクタによりホスト装置
2に接続されて、ホスト装置2のためのデータ記憶媒体
として用いられる。ここで、携帯型半導体記憶装置1の
代表的な例としては、カード状のデータ記憶媒体である
メモリカードが挙げられる。従来の携帯型半導体記憶装
置1においては、まず、図8に示すように、データ等を
格納するためのメモリ3が設けられている。メモリ3と
ホスト装置2とは、コネクタを介して、データのやり取
りを行うためのバス7により接続されている。バス7
は、データバス、アドレスバス、制御バス等から構成さ
れており、それらを介して、ホスト装置2から種々のデ
ータDATA、アドレスデータADD、制御信号CS等
がメモリ3に入力され、メモリ3に格納されたデータが
アクセスされる。また、メモリ3はSRAM等の揮発性
メモリで構成されているため、データ保持(デ−タバッ
クアップ)のために常に電力を供給する必要がある。使
用時においては、ホスト装置2の電源VCCから電力供
給線100を介して、メモリ3を含んだ携帯型半導体記
憶装置1の内部で使用される電力が供給されているが、
携帯型半導体記憶装置1がホスト装置2から外される等
して外部電源であるホスト装置2の電源VCCからの電
力の供給が停止する場合のために、内部電源として、図
のように、主電池である第一の電池BAT1と、補助電
池である第二の電池BAT2とが設けられている。
【0003】図8において、101はコネクタを介して
電力供給線100に接続されるホスト装置側電源電位ノ
ードとなる外部電源電位ノード、8はメモリ3を含む携
帯型半導体記憶装置1の内部回路に内部電源電位を供給
する内部電源電位ノード、102は第一の電池BAT1
からの主電池電源電位を受ける主電池電源電位ノード、
103は第二の電池BAT2からの補助電池電源電位を
受ける補助電池電源電位ノード、104は後述する電圧
比較器5の出力ノードが接続される接続ノードである。
【0004】外部電源電位ノード101は、後述するス
イッチSW1を介して内部電源ノード8に接続されてお
り、また、主電池電源電位ノード102と補助電池電源
電位ノード103とは、接続ノード106と接地電位ノ
ードとの間に並列に接続され、接続ノード106は後述
するスイッチSW2を介して内部電源ノード8に接続さ
れている。メモリ3は、内部電源ノード8を介して、外
部電源であるホスト装置2の電源VCC、または、内部
電源である第一の電池BAT1及び第二の電池BAT2
から電力が供給され、それを用いてデータ保持を行う。
尚、第一の電池BAT1は充電ができないボタン電池等
からなる1次電池から構成されており、第二の電池BA
T2は充電可能な2次電池から構成されている。また、
図において、R3は上記接続ノード106とスイッチS
W2との間に直列に接続され、第一の電池BAT1及び
第二の電池BAT2のために共通に用いられる逆電流制
御用の保護抵抗であり、D1は上記接続ノード106と
上記主電池電源電位ノード102との間に直列に接続さ
れた第一の電池BAT1のための逆電流防止用の保護ダ
イオードである。
【0005】主電池または補助電池として、充電可能で
ある2次電池を使用した場合には電池の交換は必要ない
が、2次電池は、繰り返しの充放電、長期の保存、環境
(高温度や温度サイクル等)等によって特性が劣化し、
信頼性上問題があることがあるので、2次電池を主電池
として使用することは避けたいものがある。従って、主
電池である第一の電池BAT1には、交換を前提にした
一次電池が一般に用いられている。そのため、第一の電
池BAT1の交換を行う間のメモリ3のデータ保持のた
めの電力源として、補助電池である第二の電池BAT2
が設けられている。第二の電池BAT2は、第一の電池
BAT1の交換の間の短い時間でのみ使用されるため、
比較的小容量で良く、また、交換不要な充電可能な2次
電池を使用するのがよい。ここで、図8の従来例におい
ては、第一の電池BAT1が第二の電池BAT2の充電
電源として用いられている。
【0006】第一の電池BAT1は交換を前提にしたも
のであるため、従来の携帯型半導体記憶装置1には、引
き出し式の電池ホルダ(図示せず)が設けられている。
第二の電池BAT2については理論的には交換が不要の
はずであるが、従来の携帯型半導体記憶装置1において
は化学電池が用いられているため、実際には、充電回数
に限界があり、数百回程度の充電にしか耐えられず、ま
た、上述したように、使用状況及び使用環境等により特
性が劣化したり、さらには、液もれしたりすることがあ
るため、第二の電池BAT2用の電池ホルダ(図示せ
ず)も設けられており、第二の電池BAT2の交換も行
えるようになっている。
【0007】上述したように、外部電源であるホスト装
置2の電源VCCと、第一の電池BAT1及び第二の電
池BAT2による内部電源とを切り換えるための2つの
スイッチSW1及びSW2とが設けられており、スイッ
チSW1がオンの時にはホスト装置2からの電源VCC
から内部電源ノード8を介してメモリ3に電力が供給さ
れ、逆に、スイッチSW2がオンの時には内部電源ノー
ド8を介して第一及び第二の電池BAT1及びBAT2
から電力が供給される。また,基準電圧Vrefを発生
する基準電圧発生回路4と、外部電源電位ノード101
と接地電位ノードとの間に直列に接続され、その接続ノ
ード105に外部電源電位ノード101に供給された電
源電位に基づいた電位を出力する抵抗R1及び抵抗R2
と、電力供給線100を介して外部電源電位ノード10
1に供給されたホスト装置2からの電源電位に基づいて
駆動され、一方の入力ノードが上記接続ノード105に
接続され、他方の入力ノードに基準電圧発生回路4から
の基準電圧Vrefを受け、接続ノード105に現れた
電位が基準電圧Vrefより高いと外部電源電位を使用
し、接続ノード105に現れた電位が基準電圧Vref
より低いと内部電源電位を使用することを指示するため
の信号VCOMを出力する電圧比較器5とが設けられ
て、その電圧比較器5からの信号VCOMに基づいてス
イッチSW1及びSW2の導通制御が行われる。ここ
で、スイッチSW1及びSW2は、共に、PチャネルM
OSトランジスタ等のPチャネル型のスイッチで構成さ
れている。また、電圧比較器5の出力ノードは上記接続
ノード104に接続されており、接続ノード104は、
スイッチSW1のゲートに接続されるとともに、NOT
回路9を介してスイッチSW2のゲートに接続されてい
る。従って、電圧比較器5から“H”レベルの信号VC
OMが出力された場合には、スイッチSW1にそれが入
力され、スイッチSW1はオフし、また、それと同時
に、スイッチSW2は、NOT回路9を介して信号VC
OMの反転信号VCOMバーが入力され、スイッチSW
2はオンする。また、逆に、電圧比較器5から“L”レ
ベルの信号VCOMが出力された場合には、スイッチS
W1はオンし、スイッチSW2はオフする。従って、接
続ノード105に現れた電位が基準電圧Vrefより低
い場合には、電圧比較器5は“H”レベルの信号VCO
Mを出力し、スイッチSW1がオフするとともにスイッ
チSW2がオンし、第一の電池BAT1に接続された主
電池電源電位ノード102(または第一の電池BAT1
が存在していない場合には、第二の電池BAT2に接続
された補助電池電源電位ノード103)に供給される電
池電源電位が内部電源電位ノード8に出力される。ま
た、接続ノード105に現れた電位が基準電圧Vref
より高い場合には、電圧比較器5は“L”レベルの信号
VCOMを出力し、スイッチSW1がオンし、また、そ
れと同時に、スイッチSW2がオフして、外部電源電位
ノード101に供給される外部電源電位が内部電源電位
ノード8に出力される。
【0008】図9に、他の従来の携帯型半導体記憶装置
1Aの構造を示す。図8の従来例においては、補助電池
である第二の電池BAT2の充電電源が第一の電池BA
T1であるため、主電池である第一の電池BAT1の消
耗を早めるという不具合がある。そこで、この従来例に
おいては、補助電池である第二の電池BAT2の充電
を、外部電源であるホスト装置2の電源VCCに接続さ
れた外部電源電位ノード101に供給される外部電源電
位により駆動される後述の充電回路6により行うように
したものである。この例においては、第二の電池BAT
2には、スイッチSW4を介して、ホスト装置2の電源
VCCにより駆動される充電回路6が接続されており、
充電回路6の働きによって電源VCCにより外部電源電
位ノード101に供給される外部電源電位が所定値以上
の時に、外部電源電位ノード101に供給された外部電
源電位により第二の電池BAT2の充電が行われる。
【0009】ここで、充電回路6は、例えば、その一例
を図10に示すように、外部電源電位ノード101にコ
レクタが接続され、ベースが接続ノード62に接続さ
れ、エミッタが出力ノード61に接続されたNPNトラ
ンジスタ6eと、出力ノード61と接続ノード63との
間に接続された抵抗6aと、接続ノード63と接地ノー
ドとの間に接続された抵抗6bと、外部電源電位ノード
101と上記NPNトランジスタ6eのベースが接続さ
れた上記接続ノード62との間に接続された定電流源6
fと、上記接続ノード62にコレクタが接続され、ベー
スが上記接続ノード63に接続されたNPNトランジス
タ6dと、そのNPNトランジスタ6dのエミッタと接
地ノードとの間に接続された抵抗6cとから構成するよ
うにすればよい。動作について説明する。定電流源6f
により、NPNトランジスタ6dのベース・エミッタ間
には、一定の電圧VBEが発生する。ここで、この電圧V
BEと、抵抗6cにより生じる電圧を合わせると、ちょう
ど温度係数がゼロとなる抵抗6cの値が存在するため、
従って、接続ノード63に生じる電圧は温度依存性の少
ない定電圧源となる。これを、抵抗6及び抵抗6bによ
り増倍することによって、接続ノード61には、電池充
電電圧である3Vの定電圧が得られる。また、第二の電
池BAT2に充電回路6を設けたために、この例におい
ては、第一の電池BAT1と第二の電池BAT2に接続
された主電池電源電位ノード102と補助電池電源電位
ノード103とは、それぞれ、別個のスイッチSW2及
びSW3を介して、内部電源電位ノード8へ接続されて
いる。他の構造については、図8と同様であるため、同
一符号を付し、ここではその説明を省略する。
【0010】この従来例においては、スイッチSW2及
びスイッチSW3のゲートが電圧比較器5の出力ノード
に接続された接続ノード112にNOT回路9を介して
接続されているため、電圧比較器5から信号VCOMが
出力されると、その反転信号VCOMバーが入力され
る。一方、スイッチSW1及びスイッチSW4のゲート
は電圧比較器5の出力ノードに接続された接続ノード1
12に直接接続されているため、電圧比較器5からの信
号VCOMがそのまま入力される。また、これらのスイ
ッチSW1、SW2、SW3及びSW4は、すべて、P
チャンネルMOSトランジスタから構成されているた
め、電圧比較器5から“H”レベルの信号VCOMが出
力されると、スイッチSW1及びSW4はオフし、スイ
ッチSW2及びSW3はオンし、電圧比較器5から
“L”レベルの信号VCOMが出力されると、スイッチ
SW1及びSW4はオンし、スイッチSW2及びSW3
はオフする。ここで、電圧比較器5の出力は、外部電源
電位ノード101に供給された外部電源電位が抵抗R1
及び抵抗R2により分圧された電位が現れる接続ノード
105の電位が基準電圧Vrefよりも高い場合には
“L”レベルの信号VCOMが出力され、接続ノード1
05の電位が基準電圧Vrefよりも低い場合には
“H”レベルの信号VCOMが出力される。
【0011】図9に示すように、この従来例において
は、携帯型半導体記憶装置1Aがホスト装置2に接続さ
れている時には、すなわち、上記接続ノード105に現
れる電位が基準電圧Vrefよりも高い場合には、スイ
ッチSW1がオンとなり、メモリ3のデータ保持に使用
するための電位が電源VCCから内部電源電位ノード8
へ供給されるとともに、SW4がオンとなって充電回路
6の働きにより第二の電池BAT2に電源VCCにより
駆動される充電回路6による充電が行われる。また、携
帯型半導体記憶装置1Aがホスト装置2から外される等
してホスト装置2の電源VCCからの電力の供給が停止
した場合には、すなわち、上記接続ノード105に現れ
る電位が基準電圧Vrefよりも低い場合には、電圧比
較器5からの信号によりスイッチSW1及びスイッチS
W4がオフとなるとともにスイッチSW2とSW3とが
オンとなって、メモリ3のデータ保持に使用するための
電位が第一及び第二の電池BAT1及びBAT2に接続
された主電池電源電位ノード102及び補助電池電源電
位ノード103から内部電源電位ノード8へ供給され
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、図8の
従来例においては、補助電池である第二の電池BAT2
の充電電源が、主電池である第一の電池BAT1である
ため、第一の電池BAT1の消耗を早めてしまい、第一
の電池BAT1の交換時期を早めてしまうという課題が
あった。
【0013】また、図9の従来例では、ホスト装置2の
電源VCCにより駆動される充電回路6により第二の電
池BAT2が充電されるため、第一の電池BAT1の消
耗を早めるという図8の従来例の不具合は生じないが、
ホスト装置2から携帯型半導体記憶装置1Aが外された
とき、メモリ3のデータ保持のために第一の電池BAT
1とともに第二の電池BAT2の電力も同時に消耗され
るため、肝心の第一の電池BAT1の交換の時に第二の
電池BAT2の電力がなくなっていて、メモリ3のデー
タ保持が行えず、データの消滅を起こすことがあるとい
う課題があった。
【0014】そのため、図9の従来例においては、第二
の電池BAT2の容量を比較的大きくしておく必要があ
るため、小型電池を使用することができないので、装置
自体が大きくなってしまうという課題があった。また、
図8及び図9の従来例においては、いずれも、第二の電
池BAT2として化学電池を用いているため、充電回数
に限界があり、また、特性の劣化や液もれ等の問題があ
るため、交換可能なように電池ホルダを設けているた
め、さらに、装置が大きくなってしまうとともに、製造
工程も複雑になり、コストも上がってしまうという課題
があった。
【0015】この発明は、かかる課題を解決するために
なされたものであり、主電池の消耗を抑えるとともに、
補助電池の消耗も抑え、ホスト装置の電源からの電力の
供給がない時のメモリのデータ保持を主電池または補助
電池による電池電源により確実に行い、データの消滅を
防止し、また、装置の小型化が可能で、かつ、製造工程
が容易で安価に製造できる携帯型半導体記憶装置用半導
体集積回路及び携帯型半導体記憶装置を得ることを目的
とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ホス
ト装置からの電源に接続されて用いられる携帯型半導体
記憶装置であって、ホスト装置からの電源により外部電
源電位が供給される外部電源電位ノードと、内部電源電
位を出力するための内部電源電位ノードと、内部電源電
位ノードから出力される内部電源電位によりデータのバ
ックアップを行う揮発性半導体メモリと、メモリの長時
間のデータバックアップが可能な第一の電池と、外部電
源電位ノードに供給される外部電源電位により駆動され
る充電手段と、第一の電池の交換を行う間のメモリのデ
ータバックアップを行うとともに、充電手段により充電
される第二の電池と、外部電源電位ノードの外部電源電
位を検知する外部電源電位検知手段と、第一の電池の存
在の有無を検知する第一の電池存在検知手段と、外部電
源電位ノードと内部電源電位ノードとの間に接続され、
外部電源電位検知手段からの出力信号に基づいて導通制
御され、外部電源電位ノードに所定の値より高い外部電
源電位が供給されているときには閉成(オン)し、外部
電源電位ノードに所定の値より低い外部電源電位が供給
されているときには開放(オフ)する第一のスイッチ手
段と、第一の電池と内部電源電位ノードとの間に接続さ
れ、外部電源電位検知手段からの出力信号に基づいて導
通制御され、外部電源電位ノードに所定の値より低い外
部電源電位が供給されているときには閉成(オン)し、
外部電源電位ノードに所定の値より高い外部電源電位が
供給されているときには開放(オフ)する第二のスイッ
チ手段と、第二の電池と内部電源電位ノードとの間に接
続され、外部電源電位検知手段からの出力信号に基づい
て導通制御され、外部電源電位ノードに所定の値より低
い外部電源電位が供給されているときには閉成(オン)
し、外部電源電位ノードに所定の値より高い外部電源電
位が供給されているときには開放(オフ)する第三のス
イッチ手段と、充電手段と第二の電池との間に接続さ
れ、外部電源電位検知手段からの出力信号に基づいて導
通制御され、外部電源電位ノードに所定の値より高い外
部電源電位が供給されているときには閉成(オン)し、
外部電源電位ノードに所定の値より低い外部電源電位が
供給されているときには開放(オフ)する第四のスイッ
チ手段と、第二の電池と第三のスイッチ手段との間に接
続されるとともに、第二の電池と第四のスイッチ手段と
の間に接続され、外部電源電位検知手段からの信号と第
一の電池存在検知手段からの出力信号とに基づいて導通
制御され、外部電源電位ノードの外部電源電位が所定の
値より低く、かつ、第一の電池が存在しているときにの
み開放(オフ)される切換手段とを、備え、もって、ホ
スト装置からの電源により外部電源電位ノードへ所定の
値より高い外部電源電位の供給がある場合には、外部電
源電位ノードの外部電源電位が内部電源電位ノードへ供
給されるとともに、充電手段による第二の電池の充電が
行われ、ホスト装置からの電源により外部電源電位ノー
ドへ供給される外部電源電位が所定の値より低い場合に
は、第一の電池が存在していれば、第一の電池に接続さ
れた第一電位ノードの電位が上記内部電源電位ノードへ
供給され、第一の電池が存在していなければ、第二の電
池に接続された第二電位ノードの電位が上記内部電源電
位ノードへ供給されることを特徴とする携帯型半導体記
憶装置。
【0017】請求項2の発明は、第一の電池存在検知手
段が、基準電圧を発生するための第一の電池用基準電圧
発生部と、一方の入力ノードに上記第一の電池の第一電
位ノードの電位が接続され、他方の入力ノードに上記第
一の電池用基準電圧発生部からの基準電圧が接続され
て、上記第一の電池の第一電位ノードの電位と上記基準
電圧との比較判定を行い、比較判定信号を上記切換手段
に出力する第一の電池電圧比較部とを、備えた携帯型半
導体記憶装置である。
【0018】請求項3の発明は、第一の電池存在検知手
段が、一方の入力ノードに上記第一の電池の第一電位ノ
ードの電位が接続され、他方の入力ノードに上記第二の
電池の第二電位ノードの電位が接続され、上記第一の電
池の第一電位ノードの電位と上記第二の電池の第二電位
ノードの電位との比較判定を行い、比較判定信号を上記
切換手段に出力する電池電圧比較部を、備えた携帯型半
導体記憶装置である。
【0019】請求項4の発明は、第一の電池存在検知手
段が、接地ノードと、上記切換手段に接続された信号線
と、上記内部電源電位ノードと上記信号線との間に接続
されたプルアップ抵抗と、上記第一の電池が上記携帯型
半導体記憶装置に装着されたときに、上記接地ノードと
上記信号線とを接続するための接続手段とを、備えた携
帯型半導体記憶装置である。
【0020】請求項5の発明は、上記携帯型半導体記憶
装置が、本体と、上記本体内に挿脱可能に設けられ、上
記第一の電池を搭載するための電池ホルダとを備え、上
記接続手段が、上記電池ホルダが上記本体内に挿入され
たときに、自動的に機械的に係合されて、それにより、
上記接地ノードと上記信号線とを電気的に接続するため
の機械スイッチから構成されている携帯型半導体記憶装
置である。
【0021】請求項6の発明は、上記携帯型半導体記憶
装置が、上記電池ホルダが上記本体内に挿入されたとき
に、上記第一の電池の電池電極と上記第一電位ノードと
を電気的に接続するための電池接続手段を備え、上記電
池接続手段が、上記電池ホルダの挿入方向に沿って設け
られて、上記電池ホルダが上記本体内に挿入され始めた
と同時に上記第一の電池の電池電極と上記第一電位ノー
ドとを電気的に接続され始めるもので、上記接続手段
が、上記電池ホルダが上記本体内に完全に挿入され終わ
ったときにはじめて機械的に係合されるものである、携
帯型半導体記憶装置である。
【0022】請求項7の発明は、上記第一の電池存在検
知手段が、上記切換手段と上記第一の電池の第一電位ノ
ードとの間に接続された信号線と、上記信号線と上記第
一電位ノードとの接続ノードと接地ノードとの間に接続
されたプルダウン抵抗とから構成されている携帯型半導
体記憶装置である。
【0023】請求項8の発明は、揮発性半導体メモリ
と、上記メモリの長時間のデータバックアップが可能な
第一の電池と、上記第一の電池の交換を行う間の上記メ
モリのデータバックアップを行うための第二の電池と、
上記ホスト装置からの電源により外部電源電位が供給さ
れる外部電源電位ノードと、内部電源電位を出力するた
めの内部電源電位ノードと、上記第一の電池の存在の有
無を検知する第一の電池存在検知手段と、を備えた携帯
型半導体記憶装置に用いられる携帯型半導体記憶装置用
電源制御ICであって、上記ホスト装置からの電源によ
り駆動され、上記第二の電池の充電を行うための充電手
段と、上記外部電源電位ノードの外部電源電位を検知す
る外部電源電位検知手段と、上記外部電源電位ノードと
上記内部電源電位ノードとの間に接続され、上記外部電
源電位検知手段からの出力信号に基づいて導通制御さ
れ、上記外部電源電位ノードに所定の値より高い外部電
源電位が供給されているときには閉成(オン)し、上記
外部電源電位ノードに所定の値より低い外部電源電位が
供給されているときには開放(オフ)する第一のスイッ
チ手段と、上記第一の電池と上記内部電源電位ノードと
の間に接続され、上記外部電源電位検知手段からの出力
信号に基づいて導通制御され、上記外部電源電位ノード
に所定の値より低い外部電源電位が供給されているとき
には閉成(オン)し、上記外部電源電位ノードに所定の
値より高い外部電源電位が供給されているときには開放
(オフ)する第二のスイッチ手段と、上記第二の電池と
上記内部電源電位ノードとの間に接続され、上記外部電
源電位検知手段からの出力信号に基づいて導通制御さ
れ、上記外部電源電位ノードに所定の値より低い外部電
源電位が供給されているときには閉成(オン)し、上記
外部電源電位ノードに所定の値より高い外部電源電位が
供給されているときには開放(オフ)する第三のスイッ
チ手段と、上記充電手段と上記第二の電池との間に接続
され、上記外部電源電位検知手段からの出力信号に基づ
いて導通制御され、上記外部電源電位ノードに所定の値
より高い外部電源電位が供給されているときには閉成
(オン)し、上記外部電源電位ノードに所定の値より低
い外部電源電位が供給されているときには開放(オフ)
する第四のスイッチ手段と、上記第二の電池と上記第三
のスイッチ手段との間に接続されるとともに、上記第二
の電池と上記第四のスイッチ手段との間に接続され、上
記外部電源電位検知手段からの信号と上記第一の電池存
在検知手段からの信号とにより導通制御され、上記外部
電源電位ノードの外部電源電位が所定の値より低く、か
つ、上記第一の電池が存在しているときにのみ開放(オ
フ)される切換手段とを備え、ワンチップで構成したこ
とを特徴とする携帯型半導体記憶装置用電源制御ICで
ある。
【0024】
【作用】請求項1の発明においては、ホスト装置からの
電源のにより供給される外部電源電位を検知する外部電
源電位検知手段と、第一の電池の存在の有無を検知する
第一の電池存在検知手段と、外部電源電位検知手段と第
一の電池存在検知手段とからの信号により導通制御され
る切換手段を設け、ホスト装置からの電源により外部電
源電位が供給されている間は、外部電源電位により駆動
される充電手段により第二の電池の充電を行い、ホスト
装置からの電源による外部電源電位の供給が停止した場
合には、第一の電池が存在していれば第一の電池から内
部電源電位ノードへ供給される電位によりメモリのデー
タバックアップを行い、第一の電池が存在していない場
合には第二の電池から内部電源電位ノードへ供給される
電位によりメモリのデータバックアップを行う。
【0025】請求項2の発明においては、第一の電池存
在検知手段を構成している第一の電池電圧比較部が、基
準電圧と第一の電池の電圧レベルとを比較し、比較判定
信号を切換手段に出力する。
【0026】請求項3の発明においては、第一の電池存
在検知手段を構成している電池電圧比較部が、第一の電
池と第二の電池との電圧レベルを比較し、比較判定信号
を切換手段に出力する。
【0027】請求項4の発明においては、主電池存在検
知手段を構成している接地ノードとプルアップ抵抗と
が、第一の電池が携帯型半導体記憶装置に装着されたと
きに、互いに係合して、自動的に“L”レベルの信号を
切換手段に出力する。
【0028】請求項5の発明においては、携帯型半導体
記憶装置が第一の電池を搭載するための電池ホルダを備
え、電池ホルダを本体に挿入したときに、接続手段が機
械的に接続されるとともに、接地ノードとプルアップ抵
抗とを電気的に接続する。
【0029】請求項6の発明においては、電池ホルダが
本体に挿入され始めたときに電池接続手段が第一の電池
と第一電位ノードとを電気的に接続し始め、電池ホルダ
が本体内に完全に挿入され終わったときにはじめて、接
続手段が接続される。
【0030】請求項7の発明においては、第一の電池検
知手段が切換手段と第一の電池とを接続する信号線から
構成されており、第一の電池の電圧レベルをそのまま第
一の電池検知手段の出力信号として用いる。
【0031】請求項8の発明においては、外部電源電位
検知手段及び切換手段等を集積化してワンチップで構成
し、携帯型半導体記憶装置に用いられる。外部電源電位
検知手段と、携帯型半導体記憶装置内に設けられた第一
の電池存在検知手段とからの信号が切換手段に入力さ
れ、切換手段がそれらの信号から導通制御され、ホスト
装置からの電源により外部電源電位が供給されている間
は、外部電源電位により駆動される充電手段により第二
の電池の充電を行い、ホスト装置からの電源による外部
電源電位の供給が停止した場合には、第一の電池が存在
していれば第一の電池から内部電源電位ノードへ供給さ
れる電位によりメモリのデータバックアップを行い、第
一の電池が存在していない場合には第二の電池から内部
電源電位ノードへ供給される電位によりメモリのデータ
バックアップを行う。
【0032】
【実施例】
実施例1.図1は、本発明の携帯型半導体記憶装置の構
造を示したブロック図である。図1に示すように、本発
明の携帯型半導体記憶装置10は、携帯端末機等のホス
ト装置20に接続されて、ホスト装置20のためのデー
タ記憶媒体として用いられる。本発明の携帯型半導体記
憶装置10は、ホスト装置20に装着されている間は、
外部電源であるホスト装置20からの電源により、内部
で使用される内部電源電位を出力するための内部電源電
位ノード8に、電源電位が供給される。ホスト装置20
からの電源により外部電源電位が供給される外部電源電
位ノード101と内部電源電位ノード8との間には、第
一のスイッチ手段であるスイッチSW1が接続されてい
る。スイッチSW1は、図9の従来例と同様に、そのゲ
ートに後述する電圧比較器5の出力ノードが接続されて
いる。スイッチSW1については、その詳細につき、後
述する。また、携帯型半導体記憶装置10には、SRA
M等の揮発性半導体メモリで構成されたデータ等を格納
するためのメモリ3が設けられている。また、ホスト装
置20の電源VCCからの電力の供給が停止した場合の
メモリ3のデータ保持のために、主電池として用いられ
る第一の電池BAT1と、補助電池として用いられる第
二の電池BAT2とが、それぞれ、スイッチSW2及び
SW3を介して内部電源電位ノード8に接続されて設け
られている。スイッチSW2は、第二のスイッチ手段で
あり、内部電源電位ノード8と第一の電池BAT1に接
続された第一電池電位ノードである主電池電源電位ノー
ド102との間に接続され、ゲートが、後述する電圧比
較器5の出力ノードが接続された接続ノード112に、
NOT回路15を介して接続されている。また、スイッ
チSW3は、第三のスイッチ手段であり、内部電源電位
ノード8と第二の電池BAT2に接続された第二電池電
位ノードである補助電池電源電位ノード103との間に
接続され、ゲートが、電圧比較器5の出力ノードが接続
された接続ノード112に、NOT回路15を介して接
続されている。スイッチSW2及びSW3は、ともに、
PチャンネルMOSトランジスタから構成されており、
電圧比較器5から“L”レベルの信号VCOMが出力さ
れたときに、NOT回路15を介して、信号VCOMの
反転信号VCOMバーが入力され、オフし、逆に、電圧
比較器5から“H”レベルの信号VCOMが出力された
ときにはオンするものである。
【0033】この実施例においても、従来と同様に、外
部電源電位ノード101と接地ノードとの間に直列に接
続され、その接続ノード105に外部電源電位ノード1
01に基づいた電位が現れる2つの抵抗R1とR2と、
基準電圧Vrefを出力する基準電圧発生回路4と、一
方の入力ノードに、外部電源電位ノード101に基づい
た、すなわち、接続ノード105に現れる抵抗R1及び
抵抗R2により分圧された電位が入力され、他方の入力
ノードに、基準電圧発生回路4から出力される基準電圧
Vrefが入力されて、それらの比較判定を行い、接続
ノード105に現れた電位が基準電圧Vrefよりも高
い場合には“L”レベルに信号VCOMを出力し、接続
ノード105に現れた電位が基準電圧Vrefよりも低
い場合には“L”レベルに信号VCOMを出力する電圧
比較器5とが設けられており、これらは、外部電源電位
ノード101に供給された外部電源電位を検知する外部
電源電位検知手段を構成している。尚、電圧比較器5は
ヒステリシスを有したもので構成するようにし、スイッ
チSW1(または、スイッチSW2及びスイッチSW
3)をオフにするタイミングを、スイッチSW2及びス
イッチSW3(または、スイッチSW1)をオンにする
タイミングより多少遅らせるようにして、メモリ3へ供
給される電力が途絶える瞬間がないようにする。
【0034】ここで第一の電池BAT1はメモリ3の長
時間の保持(データバックアップ)が可能な大容量のボ
タン電池等の1次電池から構成されており、また、第二
の電池BAT2は、充電可能な2次電池から構成され、
主電池である第一の電池BAT1の交換を行う間の比較
的短時間において、メモリ3のデータ保持に使用される
電位を内部電源電位ノード8へ供給するためのものであ
る。また、主電池電源電位ノード102とスイッチSW
2との間には、第一の電池BAT1のための逆電流制御
用の保護抵抗R3と逆電流防止用の保護ダイオードD1
とが接続されている。多少余談となるが、第一の電池B
AT1は充電の出来ない1次電池から構成されているた
め、交換を前提とし、そのための引き出し式の電池ホル
ダ(図示せず)が設けられている。その構造としては、
例えば、図5の電池ホルダから機械的スイッチSW6部
分を除いたものにすればよい。図5の電池ホルダの詳細
については実施例4において後述する。
【0035】上述したスイッチSW1は、外部電源電位
ノード101と内部電源電位ノード8との間に接続さ
れ、ゲートが電圧比較器5の出力ノードが接続された接
続ノード112に接続されている。また、スイッチSW
4は、第四のスイッチ手段であり、ホスト装置20から
の電源VCCにより供給される外部電源電位により駆動
される充電手段である充電回路6の出力ノードと、補助
電池電源電位ノード103に後述するスイッチSW5を
介して接続されている接続ノード113との間に接続さ
れ、ゲートが電圧比較器5の出力ノードが接続された接
続ノード112に接続されている。尚、スイッチSW1
及びSW4は、ともに、PチャンネルMOSトランジス
タから構成されており、電圧比較器5から“H”レベル
の信号VCOMが出力されたときに、それが入力され
て、オフし、逆に、電圧比較器5から“L”レベルの信
号VCOMが出力されたときにはオンするものである。
すなわち、電圧比較器5からの信号VCOMに基づき、
上記のスイッチSW2及びSW3と逆の動作を行う。
【0036】従って、スイッチSW1がオンの時にはホ
スト装置20からの電源VCCから内部電源電位ノード
8に、メモリ3を含む携帯型半導体記憶装置10の内部
で使用される電力が供給される。スイッチSW1がオン
のときには、スイッチSW4もオンとなり、ホスト装置
20からの電源VCCにより駆動される充電回路6によ
り第二の電池BAT2の充電が行われる。このとき、ス
イッチSW2及びSW3はともにオフの状態である。
尚、充電回路6の具体的な構造としては、図10に従
う。また、逆に、上述のスイッチSW2またはSW3が
オンで、スイッチSW1及びSW4がオフの状態の時に
は、第一の電池BAT1に接続された主電池電源電位ノ
ード102(または、第一の電池BAT1が存在しない
場合には、第二の電池BAT2に接続された補助電池電
源電位ノード103、詳細については次段落参照)によ
り内部電源電位ノード8にメモリ3を含む携帯型半導体
記憶装置10の内部で使用される電力が供給される。
【0037】ここまでの構造は、図9の従来例と同様で
あるが、この実施例の携帯型半導体記憶装置10におい
ては、スイッチSW2またはSW3がオンで、スイッチ
SW1及びSW4がオフの状態の時で、かつ、第一の電
池BAT1が存在しない場合にのみ、第二の電池BAT
2に接続された補助電池電源電位ノード103から内部
電源電位ノード8にメモリ3を含む携帯型半導体記憶装
置10の内部で使用される電力が供給されるように構成
されている。その構成について説明する。この実施例に
おいては、主電池である第一の電池BAT1が携帯型半
導体記憶装置10内に存在している際には“L”レベル
の主電池検知信号MBOUTを出力し、交換等のために
第一の電池BAT1が抜き取られた場合には“H”レベ
ルの主電池検知信号MBOUTを出力して、主電池であ
る第一の電池BAT1の存在の有無を検知する第一の電
池存在検知手段である主電池存在検知部11が設けられ
ている。主電池存在検知部11の具体的な構造について
は、後述の実施例2〜4を参照されたい。また、主電池
存在検知部11から出力される信号MBOUTと、上述
の電圧比較器5から出力された信号VCOMの反転信号
VCOMバーとが入力され、それらの信号により導通制
御され、第二の電池BAT2に接続された補助電池電源
電位ノード103を接続ノード113に接続するか否か
を切り換え、スイッチSW3及びスイッチSW4と共働
して、電源VCCにより駆動される充電回路6による第
二の電池BAT2への充電を行うか、第二の電池BAT
2によりメモリ3のデータ保持を行うかを切り換えるた
めの切換手段13が設けられている。切換手段13の具
体的な構造としては、例えば、図のように、接続ノード
113と補助電池電源電位ノード103との間に接続さ
れ、接続ノード113と補助電池電源電位ノード103
との間の接続/遮断を切り換えるための切換部であるス
イッチSW5と、一方の入力ノードに主電池存在検知部
11からの信号MBOUTが入力され、他方の入力ノー
ドに、上述の電圧比較器5からの信号VCOMの反転信
号VCOMバーが入力されて、出力ノードが上記スイッ
チSW5のゲートに接続されて、スイッチSW5の導通
制御を行うための信号を出力する切換制御信号出力部で
あるNOR回路12とから構成するようにすればよい。
【0038】尚、図1の2点鎖線10Aで囲まれた部
分、すなわち、電圧比較器5、基準電圧発生回路4、充
電回路6及び切換手段13等をワンチップで構成し、携
帯型半導体記憶装置用電源制御ICを形成するようにし
てもよい。また、主電池存在検知部11も、ワンチップ
の電源制御IC内に設けるようにしてもよい。
【0039】動作について説明する。この実施例におい
ては、電圧比較器5からの信号VCOMは、NOT回路
15を介して、NOR回路12に入力されるため、反転
入力であり、PチャンネルMOSトランジスタからなる
スイッチSW5がオフするのは、信号VCOMの反転信
号VCOMバーと、主電池存在検知部11からの信号M
BOUTとがともに“L”レベルとなり、NOR回路1
2からの出力が“H”となるとき、すなわち、携帯型半
導体記憶装置10がホスト装置20から外される等して
電源VCCから外部電源電位ノード101に供給される
電圧レベルが低下し、かつ、主電池である第一の電池B
AT1が存在している時のみで、他の場合にはスイッチ
SW5はオンの状態である。従って、ホスト装置20か
らの電源VCCにより内部電源電位ノード8に電力が供
給されているときには、第一の電池BAT1の有無には
かかわらず、スイッチSW4及びSW5はオンとなり、
第二の電池BAT2は電源VCCにより駆動される充電
回路6により充電される。また、電源VCCから電位が
供給される外部電源電位ノード101の電圧レベルが低
下し、かつ、第一の電池BAT1が存在していれば、ス
イッチSW2及びスイッチSW3がオンとなり、スイッ
チSW5はオフとなって、内部電源電位ノード8への電
力の供給は第一の電池BAT1に接続された主電池電源
電位ノード102のみによる。電源VCCの電圧レベル
が低下している状態で、交換等により第一の電池BAT
1が存在していない場合には、スイッチSW3及びSW
5がオンとなり、内部電源電位ノード8への電力の供給
は第二の電池BAT2に接続された補助電池電源電位ノ
ード103のみへ切り換わる。
【0040】以上のように、この実施例においては、主
電池存在検知部11と、切換手段13とを設けて、ホス
ト装置20に携帯型半導体記憶装置10が接続されてい
る場合には、第一の電池BAT1の有無にはかかわら
ず、ホスト装置20の電源VCCにより駆動される充電
回路6により第二の電池BAT2の充電を行い、また、
ホスト装置20の電源VCCからの外部電源電位ノード
101への電力の供給が停止した場合で、第一の電池B
AT1が存在していない場合にのみ、メモリ3のデータ
保持のための内部電源電位ノード8への電力の供給を、
第二の電池BAT2に接続された補助電池電源電位10
3からにし、第一の電池BAT1が存在している場合に
は、第一の電池BAT1に接続された主電池電源電位1
02からのみにより供給するようにしたので、従来のよ
うに、第一の電池BAT1の電力により第二の電池BA
T2の充電を行うために第一の電池BAT1の消耗を早
めることもなく、また、第一の電池BAT1と同時に第
二の電池BAT2がメモリ3のデータ保持のための電力
供給に用いられ、肝心の電池交換の際に第二の電池BA
T2の電力がなくなっていることもないため、第一の電
池BAT1の消耗を抑え、第一の電池BAT1の寿命を
延ばすことができるとともに、第二の電池BAT2の電
力により、第一の電池BAT1の交換の間のメモリ3の
データ保持を確実に行うことができ、データ保持に関す
る信頼性を高めることができる。
【0041】さらに、補助電池である第二の電池BAT
2の容量は、主電池である第一の電池BAT1の電池交
換の間のごく短い間のデータ保持(バックアップ)がで
きる程度でよいので、小型のものにすることができ、装
置の小型化を図ることができる。尚、本発明の第二の電
池BAT2に適した小型電池としては、キャパシタタイ
プのPAS(ポリアセン)電池等があり、これは、従来
の化学電池のような特性の劣化や液もれ等の問題がな
く、また、構造が簡単なため、信頼性が高く、さらに、
充電時間は短いうえに、何万回という充電回数にも耐え
るので、装置の信頼性をさらに高めることができ、高品
質の携帯型半導体記憶装置を提供することができる。ま
た、第二の電池BAT2の交換も、キャパシタタイプの
PAS(ポリアセン)電池等を用いれば、以上のような
理由から、まず必要でないので、第二の電池BAT2用
の電池ホルダは不要となり、その分だけ製造工程も容易
となって、安価に製造することができる。
【0042】また、この実施例によれば、はじめから第
一の電池BAT1を用いない場合には、スイッチSW5
は常にオンした状態のままであるので、2次電池から構
成された第二の電池BAT2を補助電池としてではな
く、主電池として用いることができる。従って、同一の
回路構成で、主電池の1次電池と補助電池の2次電池を
備えた装置として用いることができるとともに、主電池
の2次電池のみを備えた装置としても用いることができ
る。
【0043】実施例2.この実施例においては、図1の
主電池存在検知部11の具体的な構造の一例について説
明する。他の構造については、図1の実施例と同じであ
るため、その説明は省略する。図2に示されるように、
この実施例における主電池存在検知部11Aは、基準電
圧Vref1を出力するための第一の電池用基準電圧発
生部である主電池用基準電圧発生回路21と、主電池電
源電位ノード102と接地ノードとの間に直列に接続さ
れ、その接続ノード121が後述する主電池用電圧比較
器22の一方の入力ノードに接続される2つの抵抗R4
及びR5と、一方の入力に上記接続ノード121が接続
され、そこに現れる主電池電源ノード102に基づく電
位、すなわち、2つの抵抗R4及びR5で分圧された電
位が入力され、他方の入力ノードに上記主電池用基準電
圧発生回路21から出力される基準電圧Vref1が入
力され、基準電圧Vref1と第一の電池BAT1との
電圧レベルを比較判定し、その判定結果を示す信号MB
OUTを出力するための第一の電池電圧比較部である主
電池用電圧比較器22とを備えている。尚、主電池検知
信号MBOUTは、接続ノード121に現れる電位、す
なわち、抵抗R4及びR5で分圧された電圧レベルが基
準電圧Vref1より高い場合(すなわち、第一の電池
BAT1が存在している時)は“L”レベルであり、基
準電圧Vref1より低い場合は“H”レベルの信号と
なる。尚、主電池用電圧比較器22をヒステリシスを有
したもので構成する等して、第一の電池BAT1と第二
の電池BAT2との切り換えの際に、メモリ3への電力
の供給が途絶える瞬間がないようにする。
【0044】この実施例においては、上述の実施例1と
同様の効果が得られるとともに、主電池である第一の電
池BAT1の電圧レベルと基準電圧との比較により、主
電池存在検知部11Aが主電池検知信号MBOUTを出
力するようにしたので、第一の電池BAT1が存在しな
い場合を直ちに検知し、メモリ3のデータ保持のために
内部電源電位ノード8へ電力を供給する電力源を第二の
電池BAT2に直ちに切り換えることが可能である。
【0045】実施例3.この実施例においては、図1の
主電池存在検知部11の具体的な他の構造例について説
明する。図3に示すように、この実施例における主電池
存在検知部11Bは、一方の入力ノードに、第一の電池
BAT1に接続された主電池電源電位ノード102が接
続され、他方の入力ノードに、第二の電池BAT2に接
続された補助電池電源電位ノード103が接続されて、
主電池電源電位ノード102と補助電池電源電位ノード
103との電圧レベルを比較し、その判定結果を示す主
電池検知信号MBOUTを出力する電池電圧比較部であ
る電池電圧比較器23により構成されている。尚、主電
池検知信号MBOUTは、第一の電池BAT1が第二の
電池BAT2の電圧レベルより高い場合(すなわち、第
一の電池BAT1が存在している時)は“L”レベルで
あり、低い場合は“H”レベルの信号となる。尚、電池
電圧比較器23をヒステリシスを有したもので構成する
等して、第一の電池BAT1と第二の電池BAT2との
切り換えの際に、メモリ3への電力の供給が途絶える瞬
間がないようにする。
【0046】この実施例においても、上述の実施例1と
同様の効果を得ることができる。また、主電池及び補助
電池を設ける目的は、メモリ3のデータが消滅しないよ
うに常に電力を供給し、データを保持することにあるの
で、主電池である第一の電池BAT1に接続された主電
池電源電位ノード102の電圧レベルが、補助電池であ
る第二の電池BAT2に接続された補助電池電源電位ノ
ード103の電圧レベルよりも低下した場合には、メモ
リ3のデータ保持のために内部電源電位ノード8へ電力
を供給するのは、第二の電池BAT2により行った方が
良いので、この実施例においては、上述のように、主電
池電源電位ノード102と補助電池電源電位ノード10
3との電圧レベルを比較し、電圧レベルの高い方の電池
により内部電源電位ノードへの電力の供給を行うように
したので、効率良く、かつ、確実に、メモリ3のデータ
保持を行うことができる。さらに、回路を簡単な構造に
したので、容易にかつ安価に製造することができる。
【0047】実施例4.この実施例においては、図1の
主電池存在検知部11の具体的な構造例についてのさら
なる他の例について説明する。この実施例においては、
主電池存在検知部11は、図4に示すように、接地ノー
ド26と、切換手段13に接続された信号線29と、信
号線29と内部電源電位ノード8との間に直列に接続さ
れたプルアップ抵抗25と、信号線29とプルアップ抵
抗25との接続ノード123と接地ノード26との間に
接続され、接地ノード26とプルアップ抵抗25との間
の接続/遮断を行うための接続手段であるスイッチSW
6と、接続ノード123に接続された出力信号線29と
から構成されている。ここで、スイッチSW6は、その
詳細について後述するように、第一の電池BAT1が携
帯型半導体記憶装置10内に存在しない時には、オフ
で、第一の電池BAT1が存在する時にはオンするもの
である。
【0048】従って、第一の電池BAT1が携帯型半導
体記憶装置10内に存在しない時は、スイッチSW6が
オフとなり、プルアップ抵抗25により、信号線29を
介して切換手段13に出力される主電池検知信号MBO
UTが“H”レベルに固定され、また、第一の電池BA
T1が携帯型半導体記憶装置10内に装着されるとスイ
ッチSW6がオンとなって、主電池検知信号MBOUT
が“L”レベルに切り換えられるようにした。スイッチ
SW6は、例えば、その具体的な機械的構造を図5に示
すように、機械スイッチから構成してもよく、後述する
電池ホルダ27が挿入されたときに、自動的に機械的に
接続され、接地ノード26と信号線29とを電気的に接
続するための接続手段を構成している。
【0049】ここで、図5に示すように、携帯型半導体
記憶装置10には、矢印A方向に引き出される引き出し
式の電池ホルダ27が設けられている。電池ホルダ27
には、第一の電池BAT1とほぼ相補形に多少凹部にな
っている電池搭載部27aが設けられ、第一の電池BA
T1はその中に置かれ固定されている。第一の電池BA
T1の交換時には、電池ホルダ27が矢印A方向に引き
出され、電池搭載部27a内の第一の電池BAT1を交
換し、その後に、矢印A方向に挿入され、所定位置に装
着されることにより行われる。この実施例においては、
図5のようにスイッチSW6が、電池ホルダ27の鍵型
の雄スイッチ27bと、携帯型半導体記憶装置10内に
設けられ、雄スイッチ27bと係合され得る雌スイッチ
10aとから構成されているため、電池ホルダ27の挿
入及び抜去により、機械的にスイッチSW6がオン/オ
フされる。すなわち、電池ホルダ27を抜去すると、ス
イッチSW6がオフされ、電池ホルダ27を挿入すると
スイッチSW6がオンされる。
【0050】また、この実施例における携帯型半導体記
憶装置10においては、電池接続手段が設けられてお
り、電池接続手段は、第一の電池BAT1の表面全体か
らなる電池電極30と、図1の主電池電源電位ノード1
02とを電気的に接続するためのもので、図5のように
矢印A方向に片持ち式に電池ホルダ27に向かって突き
出して設けられて、電池ホルダ27が本体に挿入された
ときに、電池電極30に接続され得る装置側電極28か
ら構成されている。ここで、図1のスイッチSW5は、
スイッチSW6がオフとなって、主電池検知信号MBO
UTが“L”レベルから“H”レベルに切り替わっては
じめてオンとなるため、携帯型半導体記憶装置10がホ
スト装置20から外された場合におけるメモリ3のデー
タ保持のためとスイッチSW5の制御用のNOR回路1
2の駆動のための電力源が第一の電池BAT1であるこ
とを考慮すれば、スイッチSW5がオンとなる時点まで
は少なくとも第一の電池BAT1の電池電極30は装置
側電極28に電気的に接触していなければならないの
で、スイッチSW6の切り換えと、第一の電池BAT1
の電池電極30と装置側電極28との接触及び離脱との
時間的関係は、図6のタイミングチャートに示すよう
に、所定時間のずれがなくてはならない。そのため、こ
の実施例においては、電池電極30を上述したように第
一の電池BAT1の表面全体とし、装置側電極28側に
電池電極30に電気的に接触させるためのコンタクトポ
イントである導電性を有する複数の突起28a、28
b、28cを矢印A方向に並べて配列するようにした。
【0051】このような構造により、電池ホルダ27を
抜去する場合には、電池ホルダ27を少し引き出すと、
スイッチSW6が機械的にオフとなるが、まだ、その時
点では、突起28a、28b、28cのうち、少なくと
も外部に近い方に設けられている突起28bと28cと
は電池電極30に電気的に接触したままであり(図6参
照)、メモリ3への電力の供給は可能である。電池ホル
ダ27をさらに引き出すと、突起28b及び28cが順
に電池電極30との電気的接触から外され、最終的に、
すべての突起28a、28b、28cと電池電極30と
は離脱する。
【0052】逆に、電池ホルダ27を挿入する場合に
は、電池ホルダ27を少し挿入した状態で、すでに、電
池電極30と装置側電極28の突起28cとは電気的に
接触するが、その時点ではまだスイッチSW6はオフの
状態である(図6参照)。電池ホルダ27をさらに挿入
していき、完全に挿入され終わる時点で、電池ホルダ2
7の雄型スイッチ27bと携帯型半導体記憶装置10の
雌型スイッチ10aとが係合され、はじめて、スイッチ
SW6がオンとなる。
【0053】以上のように、この実施例によれば、プル
アップ抵抗25を設けたことにより、第一の電池BAT
1の挿入により自動的に“L”レベルの主電池検知信号
MBOUTが出力されるようにしたので、構成が簡単で
製造が容易になるとともに、上述の実施例1と同様の効
果を得ることができる。
【0054】また、電池電極30に電気的に接触させる
突起28a、28b、28cを複数個並べて装置側電極
28に設けたことにより、スイッチSW6の切り換え
と、第一の電池BAT1の電池電極30と装置側電極2
8との接触及び離脱とは、図6のタイミングチャートに
示すように、所定時間だけ遅らせることが可能となった
ので、第一の電池BAT1の交換時に、メモリ3のデー
タ保持のための内部電源電位ノード8への電力の供給源
が第一の電池BAT1から第二の電池BAT2へ切り換
わるときに、電力の供給が途絶える瞬間が生じることが
なく、常に安定して内部電源電位ノード8へ電力を供給
することができるため、メモリ3のデータ保持に関し、
高い信頼性を得ることができる。
【0055】実施例5.この実施例においては、図1の
主電池存在検知部11の具体的な構造例についてのさら
なる他の例について説明する。図7はこの実施例におけ
る構造を示した部分ブロック図であり、記載されていな
い部分については、図1の実施例1と同様であるためこ
こではその説明を省略する。この実施例においては、図
7の一点鎖線で囲まれた、第一の電池BAT1に接続さ
れた主電池電源電位ノード102と切換手段13Aの入
力ノードとの間に接続された信号線42と、その信号線
42と主電池電源電位ノード102との接続ノード11
5と接地ノードとの間に接続されたプルダウン抵抗43
とから、この実施例における主電池存在検知部11Dは
構成されており、従って、主電池検知信号MBOUTと
して第一の電池BAT1に接続された主電池電源電位ノ
ード102の電圧レベルをそのまま用いるようにした。
この場合、第一の電池BAT1が存在するとき、主電池
検知信号MBOUTは“H”レベルとなり、上述の実施
例1と論理が一致しなくなる。そのため、この実施例に
おける切換手段13Aにおいては、図1のNOR回路1
2の代わりに、図のように、NAND回路40及びNO
T回路41を設けるようにした。
【0056】この実施例は以上のように構成されている
ので、上記実施例1と同様に、ホスト装置20の電源V
CCから外部電源電位ノード101に電力の供給がある
ときにはスイッチSW5はオンで、第二の電池BAT2
は電源VCCからの電力により駆動される充電回路6に
より充電され、第二の電池BAT2の充電電源として第
一の電池BAT1の電力が消耗されることはない。ま
た、ホスト装置20の電源VCCから外部電源電位ノー
ド101に供給される電位が低下した場合においては、
第一の電池BAT1が存在するときにはスイッチSW5
はオフするので、第一の電池BAT1のみがメモリ3の
データ保持のための電力を内部電源電位ノード8に供給
する電力源となり、第二の電池BAT2の電力は消耗さ
れず、逆に、第一の電池BAT1が存在しないときに
は、直ちにスイッチSW5はオンとなり、第二の電池B
AT2がメモリ3のデータ保持のための電力を内部電源
電位ノード8へ供給する。
【0057】この実施例においても、上述の実施例1と
同様の効果が得られるとともに、この実施例における構
成は非常に簡単なものであるため、電源制御部分をまと
めてIC化することが容易に行うことができる。また、
その場合、この実施例における携帯型半導体記憶装置1
0は、少数の部品で構成できるため、製品のコストが大
幅に低減することができる。
【0058】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、ホスト装置か
らの電源のにより供給される外部電源電位を検知する外
部電源電位検知手段と、第一の電池の存在の有無を検知
する第一の電池存在検知手段と、外部電源電位検知手段
と第一の電池存在検知手段とからの信号により導通制御
される切換手段を設け、ホスト装置からの電源により外
部電源電位が供給されている間は、外部電源電位により
駆動される充電手段により第二の電池の充電を行い、ホ
スト装置からの電源による外部電源電位の供給が停止し
た場合には、第一の電池が存在していれば第一の電池か
ら内部電源電位ノードへ供給される電位によりメモリの
データバックアップを行い、第一の電池が存在していな
い場合には第二の電池から内部電源電位ノードへ供給さ
れる電位によりメモリのデータバックアップを行うよう
にしたので、第一の電池の電力が第二の電池の充電のた
めに消耗されることもなく、第一の電池とともに第二の
電池がメモリのデータバックアップのために電力を消耗
することもないので、肝心の第一の電池交換のときに第
二の電池の電力がなくなっているようなことはなく、第
一の電池の電力の消耗を抑え、第一の電池の寿命を延ば
すことができるとともに、第二の電池により第一の電池
交換の間のメモリのデータバックアップを確実に行うこ
とができるので、データ保持に関する信頼性を高めるこ
とができるという効果を奏する。
【0059】請求項2の発明によれば、第一の電池存在
検知手段を構成している第一の電池電圧比較部が、基準
電圧と第一の電池の電圧レベルとを比較し、比較判定信
号を切換手段に出力するようにしたので、第一の電池が
存在しない場合を直ちに検知し、メモリのデータバック
アップのための電力源を補助電池に直ちに切り換えるこ
とができるという効果を奏する。
【0060】請求項3の発明によれば、第一の電池存在
検知手段を構成している電池電圧比較部が、第一の電池
と補助電池との電圧レベルを比較し、比較判定信号を切
換手段に出力するようにし、電圧レベルの高い方の電池
によりメモリのデータバックアップを行うようにしたの
で、効率よく、かつ、確実に、メモリのデータバックア
ップを行うことができるという効果を奏する。
【0061】請求項4の発明によれば、第一の電池存在
検知手段を構成している接地ノードとプルアップ抵抗と
が、第一の電池が携帯型半導体記憶装置に装着されたと
きに、互いに接続して、自動的に“L”レベルの信号を
切換手段に出力するようにしたので、構造が簡単にな
り、製造工程が容易になるという効果を奏する。
【0062】請求項5の発明によれば、携帯型半導体記
憶装置が第一の電池を搭載するための電池ホルダを備
え、電池ホルダを本体に挿入したときに、接続手段が機
械的に接続されるとともに、接地ノードとプルアップ抵
抗とを電気的に接続するようにしたので、電池ホルダを
本体に挿入することにより自動的に接地ノードとプルア
ップ抵抗とが接続され、操作が容易であるという効果を
奏する。
【0063】請求項6の発明によれば、電池ホルダが本
体に挿入され始めたときに第一の電池接続手段が第一の
電池と第一電位ノードとを電気的に接続し始め、電池ホ
ルダが本体内に完全に挿入され終わったときにはじめ
て、接続手段が接続されるようにしたので、接続手段に
よる接続/遮断の切り換えのタイミングと、第一の電池
と第一電位ノードとの接続/遮断んの切り換えのタイミ
ングとを、所定時間だけずらすことができるので、メモ
リ3への電力の供給が第一の電池から第二の電池に切り
替わるときに、メモリ3への電力の供給が途絶える瞬間
が生じることがなく、常に安定して電力を供給すること
ができるという効果を奏する。
【0064】請求項7の発明によれば、第一の電池検知
手段が切換手段と第一の電池とを接続する信号線から構
成されており、第一の電池の電圧レベルをそのまま第一
の電池検知手段の出力信号として用いるようにしたの
で、構成が非常に簡単になり、装置の小型化が可能にな
るともに、製造コストを大幅に低減することができると
いう効果を奏する。
【0065】請求項8の発明によれば、外部電源電位検
知手段及び切換手段等を集積化してワンチップで構成し
たので、携帯型半導体記憶装置に用いられたときに、装
置の小型化を図ることができる。また、外部電源電位検
知手段と、携帯型半導体記憶装置内に設けられた第一の
電池存在検知手段とからの信号とにより切換手段が導通
制御され、ホスト装置からの電源により外部電源電位が
供給されている間は、外部電源電位により駆動される充
電手段により第二の電池の充電を行い、ホスト装置から
の電源による外部電源電位の供給が停止した場合には、
第一の電池が存在していれば第一の電池から内部電源電
位ノードへ供給される電位によりメモリのデータバック
アップを行い、第一の電池が存在していない場合には第
二の電池から内部電源電位ノードへ供給される電位によ
りメモリのデータバックアップを行うようにしたので、
第一の電池の電力が第二の電池の充電のために消耗され
ることもなく、第一の電池とともに第二の電池がメモリ
のデータバックアップのために電力を消耗することもな
いので、肝心の第一の電池交換のときに第二の電池の電
力がなくなっているようなことはなく、第一の電池の電
力の消耗を抑え、第一の電池の寿命を延ばすことができ
るとともに、第二の電池により第一の電池交換の間のメ
モリのデータバックアップを確実に行うことができるの
で、データ保持に関する信頼性を高めることができると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1における携帯型半導体記憶
装置の構成を示したブロック図である。
【図2】 実施例2による図1の主電池存在検知部の具
体的構成を示したブロック図である。
【図3】 実施例3による図1の主電池存在検知部の具
体的構成を示したブロック図である。
【図4】 実施例4による図1の主電池存在検知部の具
体的構成を示したブロック図である。
【図5】 実施例4による図1の主電池存在検知部の具
体的な機械的構造を示した上面図である。
【図6】 実施例4におけるタイミングチャートであ
る。
【図7】 実施例5による携帯型半導体記憶装置の構成
を示した部分ブロック図である。
【図8】 従来の携帯型半導体記憶装置の構成を示した
ブロック図である。
【図9】 他の従来の携帯型半導体記憶装置の構成を示
したブロック図である。
【図10】 図9の充電回路の具体的構成の一例を示し
たブロック図である。
【符号の説明】
1,1A,10 携帯型半導体記憶装置、2,20 ホ
スト装置、3 メモリ、5 電圧比較器、6 充電回
路、11 主電池存在検知部、13 切換手段、21
主電池用基準電圧発生回路、22 主電池用電圧比較
器、23 電池電圧比較器、25 プルアップ抵抗、2
6 GND端子。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホスト装置からの電源に接続されて用い
    られる携帯型半導体記憶装置であって、 上記ホスト装置からの電源により外部電源電位が供給さ
    れる外部電源電位ノードと、 内部電源電位を出力するための内部電源電位ノードと、 上記内部電源電位ノードから出力される内部電源電位に
    よりデータのバックアップを行う揮発性半導体メモリ
    と、 上記メモリの長時間のデータバックアップが可能な第一
    の電池と、 上記外部電源電位ノードに供給される外部電源電位によ
    り駆動される充電手段と、 上記第一の電池の交換を行う間の上記メモリのデータバ
    ックアップを行うとともに、上記充電手段により充電さ
    れる第二の電池と、 上記外部電源電位ノードの外部電源電位を検知する外部
    電源電位検知手段と、 上記第一の電池の存在の有無を検知する第一の電池存在
    検知手段と、 上記外部電源電位ノードと上記内部電源電位ノードとの
    間に接続され、上記外部電源電位検知手段からの出力信
    号に基づいて導通制御され、上記外部電源電位ノードに
    所定の値より高い外部電源電位が供給されているときに
    は閉成(オン)し、上記外部電源電位ノードに所定の値
    より低い外部電源電位が供給されているときには開放
    (オフ)する第一のスイッチ手段と、 上記第一の電池から第一電池電源電位が供給される第一
    電池電位ノードと上記内部電源電位ノードとの間に接続
    され、上記外部電源電位検知手段からの出力信号に基づ
    いて導通制御され、上記外部電源電位ノードに所定の値
    より低い外部電源電位が供給されているときには閉成
    (オン)し、上記外部電源電位ノードに所定の値より高
    い外部電源電位が供給されているときには開放(オフ)
    する第二のスイッチ手段と、 上記第二の電池から第二の電池電源電位が供給される第
    二電池電位ノードと上記内部電源電位ノードとの間に接
    続され、上記外部電源電位検知手段からの出力信号に基
    づいて導通制御され、上記外部電源電位ノードに所定の
    値より低い外部電源電位が供給されているときには閉成
    (オン)し、上記外部電源電位ノードに所定の値より高
    い外部電源電位が供給されているときには開放(オフ)
    する第三のスイッチ手段と、 上記充電手段と上記第二の電池との間に接続され、上記
    外部電源電位検知手段からの出力信号に基づいて導通制
    御され、上記外部電源電位ノードに所定の値より高い外
    部電源電位が供給されているときには閉成(オン)し、
    上記外部電源電位ノードに所定の値より低い外部電源電
    位が供給されているときには開放(オフ)する第四のス
    イッチ手段と、 上記第二の電池と上記第三のスイッチ手段との間に接続
    されるとともに、上記第二の電池と上記第四のスイッチ
    手段との間に接続され、上記外部電源電位検知手段から
    の信号と上記第一の電池存在検知手段からの出力信号と
    に基づいて導通制御され、上記外部電源電位ノードの外
    部電源電位が所定の値より低く、かつ、上記第一の電池
    が存在しているときにのみ開放(オフ)して上記第二の
    電池と上記第三のスイッチ手段との間、及び、上記第二
    の電池と上記第四のスイッチ手段との間を同時に遮断状
    態とする切換手段とを、 備え、もって、 ホスト装置からの上記電源により外部電源電位ノードへ
    所定の値より高い外部電源電位の供給がある場合には、
    上記外部電源電位ノードと上記内部電源電位ノードとが
    導通状態となり、ホスト装置からの電源により上記内部
    電源電位ノードへ電源電位が供給されるとともに、上記
    充電手段と上記第二の電池とが導通状態となり、上記充
    電手段による上記第二の電池の充電が行われ、 ホスト装置からの上記電源により外部電源電位ノードへ
    供給される外部電源電位が所定の値より低い場合には、
    上記第一の電池が存在しているときには、上記第一の電
    池から第一電池電源電位が供給される第一電池電位ノー
    ドと上記内部電源電位ノードとが導通状態となり、上記
    第一の電池により上記内部電源電位ノードへ電源電位が
    供給され、上記第一の電池が存在していないときには、
    上記第二の電池から第二電池電源電位が供給される第二
    電池電位ノードと上記内部電源電位ノードとが導通状態
    となり、上記第二の電池により上記内部電源電位ノード
    へ電源電位が供給されることを特徴とする携帯型半導体
    記憶装置。
  2. 【請求項2】 上記第一の電池存在検知手段が、 基準電圧を発生するための第一の電池用基準電圧発生部
    と、 一方の入力ノードに上記第一電池電位ノードの電位が接
    続され、他方の入力ノードに上記第一の電池用基準電圧
    発生部からの基準電圧が接続されて、上記第一電池電位
    ノードの電位と上記基準電圧との比較判定を行い、比較
    判定信号を上記切換手段に出力する第一の電池電圧比較
    部とを、 備えたことを特徴とする請求項1記載の携帯型半導体記
    憶装置。
  3. 【請求項3】 上記第一の電池存在検知手段が、 一方の入力ノードに上記第一電池電位ノードの電位が接
    続され、他方の入力ノードに上記第二電池電位ノードの
    電位が接続され、上記第一電池電位ノードの電位と上記
    第二電池電位ノードの電位との比較判定を行い、比較判
    定信号を上記切換手段に出力する電池電圧比較部を、 備えたことを特徴とする請求項1記載の携帯型半導体記
    憶装置。
  4. 【請求項4】 上記第一の電池存在検知手段が、 接地ノードと、 上記切換手段に接続された信号線と、 上記内部電源電位ノードと上記信号線との間に接続され
    たプルアップ抵抗と、 上記第一の電池が上記携帯型半導体記憶装置に装着され
    たときに、上記接地ノードと上記信号線とを接続するた
    めの接続手段とを、 備えたことを特徴とする請求項1記載の携帯型半導体記
    憶装置。
  5. 【請求項5】 上記携帯型半導体記憶装置が、本体と、
    上記本体内に挿脱可能に設けられ、上記第一の電池を搭
    載するための電池ホルダとを備え、 上記接続手段が、上記電池ホルダが上記本体内に挿入さ
    れたときに、自動的に機械的に係合されて、それによ
    り、上記接地ノードと上記信号線とを電気的に接続する
    ための機械スイッチから構成されていることを特徴とす
    る請求項4記載の携帯型半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 上記携帯型半導体記憶装置が、上記電池
    ホルダが上記本体内に挿入されたときに、上記第一の電
    池の電池電極と上記第一電池電位ノードとを電気的に接
    続するための電池接続手段を備え、 上記電池接続手段が、上記電池ホルダの挿入方向に沿っ
    て設けられて、上記電池ホルダが上記本体内に挿入され
    始めたと同時に上記第一の電池の電池電極と上記第一電
    池電位ノードとを電気的に接続され始めるもので、 上記接続手段が、上記電池ホルダが上記本体内に完全に
    挿入され終わったときにはじめて機械的に係合されるも
    のである、 ことを特徴とする請求項5記載の携帯型半導体記憶装
    置。
  7. 【請求項7】 上記第一の電池存在検知手段が、 上記切換手段と上記第一電池電位ノードとの間に接続さ
    れた信号線と、 上記信号線と上記第一電池電位ノードとの接続ノードと
    接地ノードとの間に接続されたプルダウン抵抗とから構
    成されていることを特徴とする請求項1記載の携帯型半
    導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 揮発性半導体メモリと、上記メモリの長
    時間のデータバックアップが可能な第一の電池と、上記
    第一の電池の交換を行う間の上記メモリのデータバック
    アップを行うための第二の電池と、上記ホスト装置から
    の電源により外部電源電位が供給される外部電源電位ノ
    ードと、内部電源電位を出力するための内部電源電位ノ
    ードと、上記第一の電池の存在の有無を検知する第一の
    電池存在検知手段と、を備えた携帯型半導体記憶装置に
    用いられる携帯型半導体記憶装置用電源制御ICであっ
    て、 上記ホスト装置からの電源により駆動され、上記第二の
    電池の充電を行うための充電手段と、 上記外部電源電位ノードの外部電源電位を検知する外部
    電源電位検知手段と、 上記外部電源電位ノードと上記内部電源電位ノードとの
    間に接続され、上記外部電源電位検知手段からの出力信
    号に基づいて導通制御され、上記外部電源電位ノードに
    所定の値より高い外部電源電位が供給されているときに
    は閉成(オン)し、上記外部電源電位ノードに所定の値
    より低い外部電源電位が供給されているときには開放
    (オフ)する第一のスイッチ手段と、 上記第一の電池と上記内部電源電位ノードとの間に接続
    され、上記外部電源電位検知手段からの出力信号に基づ
    いて導通制御され、上記外部電源電位ノードに所定の値
    より低い外部電源電位が供給されているときには閉成
    (オン)し、上記外部電源電位ノードに所定の値より高
    い外部電源電位が供給されているときには開放(オフ)
    する第二のスイッチ手段と、 上記第二の電池と上記内部電源電位ノードとの間に接続
    され、上記外部電源電位検知手段からの出力信号に基づ
    いて導通制御され、上記外部電源電位ノードに所定の値
    より低い外部電源電位が供給されているときには閉成
    (オン)し、上記外部電源電位ノードに所定の値より高
    い外部電源電位が供給されているときには開放(オフ)
    する第三のスイッチ手段と、 上記充電手段と上記第二の電池との間に接続され、上記
    外部電源電位検知手段からの出力信号に基づいて導通制
    御され、上記外部電源電位ノードに所定の値より高い外
    部電源電位が供給されているときには閉成(オン)し、
    上記外部電源電位ノードに所定の値より低い外部電源電
    位が供給されているときには開放(オフ)する第四のス
    イッチ手段と、 上記第二の電池と上記第三のスイッチ手段との間に接続
    されるとともに、上記第二の電池と上記第四のスイッチ
    手段との間に接続され、上記外部電源電位検知手段から
    の信号と上記第一の電池存在検知手段からの信号とによ
    り導通制御され、上記外部電源電位ノードの外部電源電
    位が所定の値より低く、かつ、上記第一の電池が存在し
    ているときにのみ開放(オフ)して上記第二の電池と上
    記第三のスイッチ手段との間、及び、上記第二の電池と
    上記第四のスイッチ手段との間を同時に遮断状態とする
    切換手段とを備え、ワンチップで構成したことを特徴と
    する携帯型半導体記憶装置用電源制御IC。
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