JPH08202420A - 数値制御装置の同期制御方式 - Google Patents

数値制御装置の同期制御方式

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JPH08202420A
JPH08202420A JP1245995A JP1245995A JPH08202420A JP H08202420 A JPH08202420 A JP H08202420A JP 1245995 A JP1245995 A JP 1245995A JP 1245995 A JP1245995 A JP 1245995A JP H08202420 A JPH08202420 A JP H08202420A
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JP
Japan
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work
axis
spindle
synchronous control
numerical controller
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Application number
JP1245995A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Otsuki
俊明 大槻
Yasuhiro Saito
康寛 斎藤
Hiromitsu Fukawa
宏光 府川
Hiroyuki Hiramatsu
弘行 平松
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Nissan Motor Co Ltd
Fanuc Corp
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Fanuc Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 主軸に対して指定された比率である軸を同期
移動させることにより加工を行う機械において、主軸と
ワーク軸との位相合わせのサイクルタイムを短縮する。 【構成】 同期手段1は同期開始指令によりワーク軸3
をすぐに主軸2との同期状態にする。次に、同期状態に
おいて、ワーク位置計測手段4がスキップ指令でワーク
取り付け位置を測定し、位置読み取り手段5が主軸2お
よびワーク軸3の位置を読み出し、これらの位置から補
正移動量計算手段6が補正移動量を計算し、ワーク軸移
動手段7がその計算の結果を基にしてワーク軸の位相合
せの移動を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は数値制御装置の同期制御
方式に関し、特にホブ盤、ねじの研削盤など、主軸に対
して指定された比率である軸を同期移動させることによ
り加工を行う機械に適用して好適な数値制御装置の同期
制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】ホブ盤などの機械において、主軸に対し
て指定された比率である軸を同期させて移動させる場
合、主軸とワーク軸との位相を合わせる必要がある。ワ
ーク、たとえば、粗削りした歯車に対して仕上げ加工を
行おうとする場合を考えてみると、加工のためにワーク
をホブ盤に取り付けたときは、ワークの取り付け位置が
正しい位置にあるとは限らない。このため、ワークを本
来あるべき位置まで移動してから主軸およびワーク軸を
同期状態にするようにしている。
【0003】すなわち、たとえば主軸は加工する速度で
回転している状態で、まず、ワーク軸をワーク位置計測
のために移動する。歯車の歯が所定位置まで来ると、セ
ンサがこれを検出してスキップ信号を出し、数値制御装
置はスキップ信号が入力されることによって、ワーク軸
をここで一旦停止させ、センサと歯の位置とが合った時
の座標値をマクロ変数に格納し、この値を読み取ってワ
ークの位置を主軸の1回転信号の位置に合わせるまでに
必要な移動量を計算する。計算された結果が指令される
と、ワークは主軸の1回転信号の位置に合う位置まで移
動され、そこに位置決めされる。その後、同期開始が指
令されると、ワークは移動を開始し、位相合わせのため
の動作が行われる。たとえば、同期を開始した直後に、
位相が合うまで早送り指令で補正パルスを出すことによ
り、位置決めが終わった時点での位置と主軸の1回転信
号の位置とが合わせられる。これにより、主軸とワーク
軸とは位相が合った同期状態になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の同期方
式によれば、同期開始に先立ってワーク位置を計測し、
その計測の結果を加味してワークを位置決めするので、
その都度、ワークを一旦停止することになり、このと
き、減速停止および加速を行うために、サイクルタイム
が延びるという問題点があった。また、位相合わせの移
動に関しても、位置決めのための移動に加えて同期開始
後にも再度移動が行われるので、サイクルタイムが延び
る要因になっている。
【0005】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、主軸とワーク軸との位相合わせのサイクルタ
イムを短縮することができる数値制御装置の同期制御方
式を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、数値制御装置によって制御され主軸に対
して指定された比率でワーク軸を同期させて移動させる
ことにより加工を行う機械のための、数値制御装置の同
期制御方式において、主軸とワーク軸とを同期させる同
期手段と、前記主軸とワーク軸とが同期状態にあるとき
ワークの位置を検出して前記ワークの取り付け位置のず
れを計測するワーク位置計測手段と、前記主軸の位置お
よび前記ワーク軸の位置を読み取る位置読み取り手段
と、前記ワーク位置計測手段により計測された位置と前
記位置読み取り手段により読み取られた位置とから位相
合わせに必要なワーク軸の補正移動量を計算する補正移
動量計算手段と、前記補正移動量計算手段によって計算
された移動量だけ前記ワーク軸を移動して前記主軸との
位相合わせを行うワーク軸移動手段と、を備えているこ
とを特徴とする数値制御装置の同期制御方式が提供され
る。
【0007】
【作用】上述の手段によれば、主軸は加工の速度にあっ
て、同期手段が起動されると、ワーク軸は同期の速度に
なるまで指定された加速度で徐々に加速され、同期の速
度に達すると主軸およびワーク軸は同期状態になる。こ
のとき、加減速の遅れによって同期開始時とは主軸とワ
ーク軸との位相がずれているが、それを補正するような
ことはしない。同期状態になったら、ワーク位置計測手
段がワークの位置を計測し、位置読み取り手段が主軸お
よびワーク軸の正確な位置を読み取る。それらの位置に
基づき補正移動量計算手段が補正移動量を計算し、ワー
ク軸移動手段がワーク軸を計算された補正移動量だけ移
動させることにより主軸とワーク軸との位相が合わせら
れる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明の同期制御方式の構成を示す図で
ある。この図において、1は主軸2に対して指定された
比率でワーク軸3を同期させる同期手段である。ワーク
位置計測手段4は同期手段1によって主軸2と同期状態
にされたワーク軸に載置のワークの取り付け位置を計測
する。位置読み取り手段5は同期中の主軸2およびワー
ク軸3のある時点におけるそれぞれの位置を読み取る。
補正移動量計算手段6はワーク位置計測手段4により計
測されたワークの取り付け位置と位置読み取り手段5に
より読み取られた主軸2およびワーク軸3の位置とから
位相合わせに必要なワーク軸3の補正移動量を計算す
る。ワーク軸移動手段7は補正移動量計算手段6によっ
て計算された移動量だけワーク軸3を移動して主軸2と
の位相合わせを行うようにしている。
【0009】この構成により、主軸2は実際に加工する
速度で回転していて、まず、同期手段1により一旦主軸
2に対して指定された比率でワーク軸3を同期状態にす
る。このとき、主軸2およびワーク軸3は、一定の位相
ずれのまま同期が取られている。同期状態に入った後、
ワーク位置計測手段4がワークの取り付け位置を計測
し、位置読み取り手段5が主軸2およびワーク軸3の正
確な位置を読み取る。それらの位置に基づき補正移動量
計算手段6が補正移動量を計算し、ワーク軸移動手段7
がワーク軸3を計算された補正移動量だけ移動させて主
軸2とワーク軸3との位相合わせが行われる。
【0010】図2は同期方式の作用を例示したタイムチ
ャートである。この例では、主軸に砥石、ホブなどの工
具、C軸にワークがそれぞれ取り付けられ、主軸に同期
してC軸が移動するような歯車加工機において、ワーク
交換のため一旦同期をキャンセルし、続いて再同期を行
う場合の主軸およびC軸の速度、および各指令の実行手
順について示している。なお、同期方式としては、特開
平4−42307号公報に記載の方式を使用している。
この方式は、主軸に付いているパルスコーダからの位置
フードバック信号を、数値制御装置に戻して同期の計算
をすることをしないで、直接、サーボの軸制御回路の方
に入れて、それに同期の比率を掛けたものをサーボの出
力パルスに加えるようにした方式で、電子ギヤボックス
(EGB)と呼んでいる。このEGBによる同期は、主
軸が変動しても、追従性が良いので非常に速い周期で位
置制御が行われ、精度の良い同期を行うことができると
いう利点を有している。
【0011】主軸は実際に加工する速度で回転してお
り、同期キャンセルおよび再同期のときも速度は一定で
ある。ワーク加工中はC軸は主軸と位相の合った同期状
態にある。
【0012】手順としては、ワークの加工が終了する
と、まず、X軸の移動指令で工具軸を逃がし、続いてC
軸の停止指令を出す。C軸の停止指令は「G80 R
1;」なるGコードで指令される。ここでは、「R1」
を指令することによって、減速停止するようにしてい
る。この後、ワーク着脱のためのMコード「M××」を
指令する。すると、Mコードを実行している間に、ワー
クを着脱して、ワーク着脱が終わったなら、プログラマ
ブル・マシン・コントローラ(PMC)からMコードに
対する処理を終わったことを示すFIN信号が返って来
るので、これにより、Mコードの実行が終了する。
【0013】続いて、再同期が指令される。再同期は
「G81 T R1;」のフォーマットで指令
される。「R1」を指令することによって、C軸は加速
されていく。再同期を指令して加速が終わると、次に、
スキップ指令によるワーク位置の計測を行う。ここで
は、スキップ指令として、たとえばEGB軸スキップ指
令「G31.8 G91 C0 P ;」
を用いている。この指令のフォーマットにおいて、「C
0」はEGB軸にC軸を指定し、「P」はスキップ信号
が入力されたときの機械座標値を格納するマクロ変数の
先頭番号を指定し、「Q」はEGB軸スキップ指令の実
行中に入力できるスキップ信号の回数を指定し、「R」
はスキップ信号が入力された回数を格納するマクロ変数
の番号を指定している。このEGB軸スキップ指令で
は、スキップ信号が入力されても停止動作は行わずに、
同期状態は継続される。
【0014】その後、主軸およびC軸の位置読み取り指
令「G×× Pp Qq;」があって、「P」および
「Q」で指定されたマクロ変数に、主軸の位置およびC
軸の位置が格納される。
【0015】次に、スキップで計測した位置と主軸およ
びC軸の位置読み取り指令で読み取った位置に基づいて
位相合わせのための補正移動量αを計算する。そして、
その計算された補正移動量αの移動指令「G01 G9
1 Cα ;」を行うことによって位相合わせを行
う。これにより、C軸は主軸に対して指定された比率で
再同期されることになる。
【0016】図3はEGBに基づいた同期方式の具体的
な構成を示すブロック図である。この図において、数値
制御装置(CNC)10を示してあるが、同期に関係の
ない部分については省略してある。数値制御装置10内
の図示しない主軸制御回路の出力はスピンドルアンプ2
0を介してスピンドルモータ21に接続されている。ス
ピンドルモータ21の主軸22には検出器23が取り付
けられている。一方、数値制御装置10内の軸制御回路
30の出力はサーボアンプ40を介してサーボモータ4
1に接続されている。サーボモータ41には検出器42
が取り付けられている。また、サーボモータ41に繋が
っているC軸43にも検出器が取り付けられている。こ
れらの検出器23,42,44はパルスコーダとするこ
とができる。
【0017】軸制御回路30には、検出器23のフィー
ドバック信号を受けて同期係数Kを掛ける係数乗算器3
1が設けられている。この係数乗算器31の出力には同
期動作中のみ閉じる同期スイッチ32が接続されてい
る。検出器23のフィードバック信号はまた、第1座標
値カウンタ33にも接続されている。この第1座標値カ
ウンタ33は主軸からのフィードバック信号を積算して
おくもので、主軸の1回転信号が入力される度に0にク
リアされる。軸制御回路30はまた、C軸制御用の出力
パルスを受ける加算器34があり、この出力は位置制御
回路35および速度/電流制御回路36を介してサーボ
アンプ40に接続されている。加算器34はまた、検出
器44からのフィードバック信号、および係数乗算器3
1の出力信号を受けるよう接続されている。また、速度
/電流制御回路36は、サーボモータ41からのフィー
ドバック信号を受けるよう検出器42の出力に接続され
ている。同期スイッチ32の出力側はまた、加算器37
の入力に接続され、その出力はエラーカウンタ38の入
力に接続されている。ここで、係数乗算器31および加
算器34がEGBを構成している。
【0018】数値制御装置10には、C軸の座標値を管
理するための第2座標値カウンタ11があり、この入力
にはC軸制御用の出力パルスとエラーカウンタ38がゼ
ロになるような出力パルスとを受ける。この出力はマク
ロ変数格納回路12の入力に接続されている。このマク
ロ変数格納回路12はまた、第1座標値カウンタ33の
出力も受けるように接続されている。なお、第2座標値
カウンタ11は通常の機械座標値表示用のカウンタを使
用してもよい。
【0019】したがって、本同期方式で加わった部分
は、第1座標値カウンタ33と、第2座標値カウンタ1
1と、これらの値をマクロ変数に読み取って格納するマ
クロ変数格納回路12である。
【0020】同期スイッチ32は、主軸からのフィード
バック信号が入って来ても、同期状態でないときとには
C軸が移動しないようOFFにされ、同期指令をするこ
とによってONにされる。すなわち、図2の例では、
「G80」の指令のところで、同期スイッチ32はOF
Fにされ、「G81」の指令があると、同期スイッチ3
2は繋がって移動指令が開始される。
【0021】第1座標値カウンタ33には主軸の機械座
標値が入っており、第2座標値カウンタ11にはC軸の
機械座標値が入っている。ここで、主軸およびC軸の位
置読み取り指令が出されると、第1座標値カウンタ33
および第2座標値カウンタ11からそれぞれの機械座標
値が読み取られ、マクロ変数格納回路12にて、それぞ
れ指定されたマクロ変数に格納される。また、このマク
ロ変数格納回路12では、EGB軸スキップ機能によっ
て計測されたワーク位置およびあらかじめ定められた本
来のスキップ位置がマクロ変数に格納されている。
【0022】図4は読み取り指令の処理の流れを示すフ
ローチャートである。ワーク位置が測定されて指定され
たマクロ変数に格納された後、それぞれのブロックが処
理される段階において、まず、位置読み取り指令「G×
×」があるかどうかが判断される(ステップS1)。こ
こで、そのブロックが位置読み取り指令でなければ終了
し、位置読み取り指令であれば、次に進んで、図3に示
した第1および第2座標値カウンタ33,11の機械座
標値を読み込む(ステップS2)。読み込んだこの機械
座標値はパルス単位になっているのでこれを座標値に変
換する(ステップS3)。そして、変換された座標値
は、指定されたマクロ変数に格納する(ステップS
4)。
【0023】このようにして、主軸およびC軸の位置が
マクロ変数に格納されると、次に、位置合せのための補
正量の計算が行われる。この計算は、カスタムマクロに
よって行われる。ここで、スキップ指令によって測定さ
れたワーク位置が格納されているマクロ変数を#506
1、本来あるべきスキップ位置があらかじめ格納されて
いるマクロ変数を#103であるとする。また、主軸お
よびC軸の位置読み取り指令が「G×× P100 Q
101;」であった場合には、マクロ変数の#100に
主軸の位置が入り、#101にC軸の位置が入る。これ
らのマクロ変数から、位相合わせのための補正量の計算
は、 #102=−(#101−#100)−(#5061−
#103) とすることができる。すなわち、C軸および主軸の位置
の差を求めて、主軸の0の位置とC軸の0の位置とを合
わせ、これに測定されたワーク位置と本来あるべきスキ
ップ位置との差を加味したものをマクロ変数#102に
代入している。
【0024】計算された補正量を基に、位相合わせのた
めのC軸の移動を行う。この移動指令は、たとえば「G
01 G91 C#102 F500;」なる指令によ
って実行することができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、同期開
始指令があったら、ワーク軸をすぐに加速して一旦位相
の合っていない同期状態に入り、同期中にスキップ指令
でワーク位置の測定、位置読み出し指令で主軸およびワ
ーク軸の位置を読み出し、これらの位置から補正移動量
を計算し、計算結果を基にして位相合せの移動を行うこ
とで、位相の合った同期状態にしている。これにより、
計測および位相合せのための停止の時間がなくなり、ま
た、位相合せは1回で済むため、サイクルタイムを短縮
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の同期制御方式の構成を示す図である。
【図2】同期方式の作用を例示したタイムチャートであ
る。
【図3】EGBに基づいた同期方式の具体的な構成を示
すブロック図である。
【図4】読み取り指令の処理の流れを示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 同期手段 2 主軸 3 ワーク軸 4 ワーク位置計測手段 5 位置読み取り手段 6 補正移動量計算手段 7 ワーク軸移動手段
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G05B 19/4103 (72)発明者 斎藤 康寛 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580番 地 ファナック株式会社内 (72)発明者 府川 宏光 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 平松 弘行 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 数値制御装置によって制御され主軸に対
    して指定された比率でワーク軸を同期させて移動させる
    ことにより加工を行う機械のための、数値制御装置の同
    期制御方式において、 主軸とワーク軸とを同期させる同期手段と、 前記主軸とワーク軸とが同期状態にあるときワークの位
    置を検出して前記ワークの取り付け位置のずれを計測す
    るワーク位置計測手段と、 前記主軸の位置および前記ワーク軸の位置を読み取る位
    置読み取り手段と、 前記ワーク位置計測手段により計測された位置と前記位
    置読み取り手段により読み取られた位置とから位相合わ
    せに必要なワーク軸の補正移動量を計算する補正移動量
    計算手段と、 前記補正移動量計算手段によって計算された移動量だけ
    前記ワーク軸を移動して前記主軸との位相合わせを行う
    ワーク軸移動手段と、 を備えていることを特徴とする数値制御装置の同期制御
    方式。
  2. 【請求項2】 前記ワーク位置計測手段は、ワーク位置
    の検出時に停止動作を行わないスキップ機能にてワーク
    位置を計測することを特徴とする請求項1記載の数値制
    御装置の同期制御方式。
  3. 【請求項3】 前記位置読み取り手段は、前記主軸の位
    置および前記ワーク軸の位置を読み取ってマクロ変数に
    格納することを特徴とする請求項1記載の数値制御装置
    の同期制御方式。
  4. 【請求項4】 前記補正移動量計算手段は、カスタムマ
    クロによって計算することを特徴とする請求項1記載の
    数値制御装置の同期制御方式。
  5. 【請求項5】 数値制御装置によって制御され主軸に対
    して指定された比率でワーク軸を同期させて移動させる
    ことにより加工を行う機械のための、数値制御装置の同
    期制御方法において、 ワーク軸を主軸に同期させ、 同期後にスキップ機能でワーク位置を計測し、 同期状態にある主軸およびワーク軸の正確な位置を読み
    取り、 計測されたスキップ位置と読み取った主軸およびワーク
    軸の位置とを基にして主軸とワーク軸との位相合わせの
    ための補正量を計算し、 計算された補正量だけワーク軸を移動させる、 ステップから成る数値制御装置の同期制御方法。
JP1245995A 1995-01-30 1995-01-30 数値制御装置の同期制御方式 Pending JPH08202420A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100349078C (zh) * 2004-03-11 2007-11-14 欧姆龙株式会社 同步控制器
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