JPH0820241B2 - 絶対位置検出ロボット - Google Patents

絶対位置検出ロボット

Info

Publication number
JPH0820241B2
JPH0820241B2 JP63175180A JP17518088A JPH0820241B2 JP H0820241 B2 JPH0820241 B2 JP H0820241B2 JP 63175180 A JP63175180 A JP 63175180A JP 17518088 A JP17518088 A JP 17518088A JP H0820241 B2 JPH0820241 B2 JP H0820241B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
absolute
angle sensor
robot
robot arm
angle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63175180A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0225709A (ja
Inventor
晴弘 常田
康行 北原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Sankyo Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Sankyo Corp filed Critical Nidec Sankyo Corp
Priority to JP63175180A priority Critical patent/JPH0820241B2/ja
Publication of JPH0225709A publication Critical patent/JPH0225709A/ja
Publication of JPH0820241B2 publication Critical patent/JPH0820241B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ロボットアームの絶対位置の検出可能なロ
ボットに関する。
従来技術 従来、ロボットアームの絶対位置の検出に際しては、
ロボットアーム上に絶対角度センサを設置し、これによ
りラフな位置を絶対値で得て、モータ軸上に設けた高分
解能の角度センサにより細かい分解能を得ることによ
り、コントローラ内でこの2つのセンサの関係から、ア
ームの絶対位置を計算するようにしている。ここで、ア
ーム上に設置する絶対角度センサとモータ軸上に設置す
る高分解能の角度センサとは、その位置関係が一定にな
るように組み立てる必要があった。
また、あらかじめコントローラ内に2つのセンサの位
置関係を記憶させおくこともできるが、ロボットアーム
やコントローラが変更された場合、その度ごとに2つの
センサの位置関係を設定し直さなければならず、ロボッ
トアームやコントローラの互換性が取れないという問題
があった。
発明が解決しようとする課題 このように、高分解能の角度センサとラフな精度の絶
対角度センサとを組み合わせてアームの絶対位置を検出
するロボットでは、あらかじめ2つのセンサの位置関係
を高精度に把握しておかなければならず、絶対位置の検
出動作に先立って初期設定を行うのに困難が伴う。
発明の目的 本発明は、上述した問題点を解消するためになされた
もので、その目的は、2つのセンサの位置関係をあらか
じめ記憶しておき、高精度な取り付けを必要とせず、し
かも、ロボットとコントローラとの互換性を確保するこ
とのできる絶対位置検出ロボットを提供することであ
る。
課題を解決するための手段 本発明の絶対位置検出ロボットは、高分解能の角度セ
ンサに低分解能の基準信号を出力する基準信号出力手段
を有し、ロボット本体にこの基準信号の発生位置と絶対
角度センサの絶対角度との関係を記憶する記憶手段を備
えることにより構成される。
絶対位置検出過程では、高分解能の角度センサから出
力される基準信号に応じてあらかじめその基準信号の発
生位置と、絶対角度センサの絶対角度との関係を記述し
たデータチャートをロボット本体に設けた記憶手段から
読み出す。そして、その基準信号に対する絶対角度セン
サの値を読み出し、基準位置と絶対角度センサの絶対角
度との関係をデータのチャートから判断する。
その後、高分解能角度センサを用いて正確なロボット
アームの停止位置の算出動作を行う。
発明の構成 以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて詳細に説
明する。
第1図は、本発明の一実施例を示す絶対値検出ロボッ
ト11の概略構成を示す図である。
ロボットアーム1の位置検出を行うために、このロボ
ットアーム1のアーム回転軸2の一端に絶対角度センサ
3が連結されている。この絶対角度センサ3はロボット
アーム1の回転角度Θをラフな精度で絶対信号Aとして
出力する。アーム回転軸2の他端には、例えば減速用ギ
ヤ列4を介してアーム駆動用のモータ5が取り付けら
れ、モータ5のモータ軸上には高分解能の角度センサ6
が設置され、モータ軸に連結される。
高分解能の角度センサ6は、インクリメンタルな動作
を行うレゾルバやアブソリュートエンコーダを用いるこ
とができ、インクリメンタルな動作を行う場合には、ラ
フな精度の範囲の微小角度原点復帰を行う疑似的絶対値
検出にも使用できる。
本発明では、この高分解能の角度センサ6として、低
分解能の基準信号出力手段6aを備えたものを使用する。
すなわち高分解能の角度センサ6は、高分解能の相対信
号Bの他に、基準信号出力手段6aにより1回転1個の基
準信号C、もしくは減速しないダイレクトドライブの場
合、1回転に数個の基準信号Cを出力する。
さらに、ロボット本体7内には、ROMのような記憶手
段8が備えられており、この記憶手段8内には前述した
基準信号Cの発生位置つまり回転角度Θと絶対角度セン
サ3の絶対信号Aの絶対角度との関係のデータがロボッ
ト毎にあらかじめ測定されて格納されている。
ロボット本体7とこれを制御するコントローラ10と
は、ロボット本体7内に設けられた通信機9を介して接
続されており、記憶手段8に格納されたデータは、通信
機9を介して、コントローラ10に伝送され、コントロー
ラ10内でロボットアーム1の停止位置の検出が行われ
る。
なお絶対角度センサ3と角度センサ6との絶対位置つ
まり対応の角度関係は、ロボットの完成したのちに変化
しない。
発明の作用 次に、動作について説明する。
第2図は、ロボットアーム1の回転角度Θに対する絶
対角度センサ3の絶対信号Aと高分解能の角度センサ6
の相対信号Bおよび基準信号Cとの関係を示す図であ
る。
基準信号のCのそれぞれの基準パルス「1」、
「2」、「3」・・は、絶対感度センサ3の絶対信号A
の「10」、「11」、「12」・・と対応する。これらは、
データチャートとして、「1−10」、「2−11」、「3
−12」、「4−2」、「5−3」、「6−4」のように
対応付け、そのときの実際のロボットアーム1の回転角
度Θとともに、ロボット本体7内に設けられた記憶手段
8に格納しておく。
なお、角度センサ6が出力する基準パルスCは、アー
ム回転軸2の1回転につき70〜180パルス程度であり、
これはロボットアーム1の角度で2〜5゜に相当する。
また角度センサ6は、インクリメンタルな出力の場合、
1回転で数十万〜数百万パルスの相対信号を発生する。
また絶対角度センサ3は、基準信号Cの2〜5倍の角度
データを発生する。
このように基準信号Cと絶対信号Aとの対応関係は、
ロボットアーム1の動作範囲領域であらかじめ実際の回
転角度Θとして測定し、その結果をロボット本体7内に
設けられた記憶手段8にデータチャートとして格納して
おく。
第3図は本発明による絶対値検出ロボット11を用いて
ロボットアーム1の絶対位置の検出動作を行う手順を示
したフローチャートである。このフローチャートは、電
源投入時などロボットアーム1の現在の停止位置がわか
らないときに実行される。このプログラムの実行によっ
て、ロボットアーム1がどこにあるかが速やかに判別で
きるため、その位置の検出後、コントローラ10は、高精
度のプログラム動作に入れることになる。
まず、コントローラ10は、記憶手段8内にあらかじめ
格納されるデータチャートをロボット本体7と通信する
ことにより記憶手段8から受け取る(ステップ301)。
ついでコントローラ10は、ロボットアーム1を動かし、
高分解能の角度センサ6の基準信号Cの発生位置で、絶
対角度センサ3の絶対信号Aからその角度値を読み取る
(ステップ302)。なお、ここで、ロボットアーム1の
動く角度は、基準パルスを1つ出すまでであり、通常2
〜5゜位である。
ついで、コントローラ10は、読み込んだ絶対角度セン
サ3の角度値を用いてステップ302で受け取った基準信
号C発生位置が、どこであるかをステップ301で受け取
ったデータチャートを参照し、ロボットアーム1の回転
角度Θを判断する(ステップ303)。ついでコントロー
ラ10は、求められた回転角度Θから、ロボットアーム1
の現在位置を確認し、これにもとづいて絶対位置の検出
動作に移行する(ステップ304)。このようにして、電
源投入時など動作開始初期の段階で、ロボットアーム1
の停止位置がわからないときでも、このフローチャート
を実行することによって、動作初期のロボットアーム1
の停止位置が速やかに検出できる。以上のフローチャー
ト実行により、ロボットアーム1の現在の停止位置がわ
かるので、この後の絶対位置の検出動作が容易に行える
ことになる。ロボット本体7の運動中において、絶対位
置の検出動作では、絶対信号Aからロボットアーム1の
おおよその回転角度が検出され、またこれに高精度の相
対信号Bを組み合わせることによって、正確な回転角度
Θが高精度のもとに特定される。なお、相対信号Bは、
コントローラ10の内部でカウンタなどによって計数され
る。そして、絶対信号Bの計数値は、絶対信号Aの変換
点を起点として数えられ、絶対信号Aの切り換わり点の
角度に絶対信号の計数値に対応する角度を加算または減
算される。これによって、回転角度Θは、相対信号Bの
パルス分解能のもとに検出される。
他の実施例 なお第1図に示した実施例では、ロボットアーム1の
回転が1方向であったが、本発明は、直交ロボットのよ
うにアームの直交方向の移動をねじ機構で回転により行
われるものについても適用できる。
また、ロボットが多関節であれば、各関節毎に検出動
作が実行かれる。
発明の効果 本発明では、高分解能の角度センサとラフな精度を持
つ絶対角度センサの絶対角度との関係があとで特定で
き、その関係を記憶できるため、組み立て時に高精度な
位置合わせを行わずにセンサの取り付けを行うことがで
きる。
また電源投入時等、ロボットアームの停止位置が解ら
ないときも、従来のように座標原点位置にロボットアー
ムを戻してプログラムを動作させる必要は無く、すぐに
どの位置にいるかを調べ、高精度のプログラム動作に入
ることができる。
このため、ロボットアームの停止位置検出を時間とロ
スを伴わず、効率的に行うことができるという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に係る絶対値検出ロボット
の概略構成を示す図、第2図は、ロボットアームの回転
角度とセンサの出力信号との関係を示すタイミングチャ
ート、第3図は第1図に示す装置の動作を説明するため
のフローチャートである。 1……ロボットアーム、2……アーム回転軸、3……絶
対角度センサ、4……ギヤ、5……モータ、6……高精
度な角度センサ、6a……基準信号出力手段、7……ロボ
ット本体、8……記憶手段、10……コントローラ、11…
…絶対値検出ロボット。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高分解能の角度センサと絶対角度センサと
    によって、動作中のロボットアームの位置を検出する絶
    対位置検出ロボットにおいて、 前記高分解能の角度センサに設けられた低分解能の基準
    信号を出力する基準信号出力手段と、各基準信号の発生
    位置と絶対角度センサの絶対角度との対応関係を記憶す
    る記憶手段と、ロボット本体を制御するコントローラと
    を備え、 このコントローラが前記ロボットアームを動作させ前記
    高分解能の角度センサの基準信号の発生位置で前記絶対
    角度センサの絶対信号からその角度値を読み取り、さら
    にこの角度値と前記記憶手段に予め用意されたデータを
    基に前記ロボットアームの回転角度を判断することを特
    徴とする絶対位置検出ロボット。
JP63175180A 1988-07-15 1988-07-15 絶対位置検出ロボット Expired - Lifetime JPH0820241B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63175180A JPH0820241B2 (ja) 1988-07-15 1988-07-15 絶対位置検出ロボット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63175180A JPH0820241B2 (ja) 1988-07-15 1988-07-15 絶対位置検出ロボット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0225709A JPH0225709A (ja) 1990-01-29
JPH0820241B2 true JPH0820241B2 (ja) 1996-03-04

Family

ID=15991671

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63175180A Expired - Lifetime JPH0820241B2 (ja) 1988-07-15 1988-07-15 絶対位置検出ロボット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0820241B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5356737B2 (ja) * 2008-06-30 2013-12-04 日立電線株式会社 回転角度検出装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61153517A (ja) * 1984-12-27 1986-07-12 Toshiba Corp ロボツト関節角検出装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0225709A (ja) 1990-01-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7375487B2 (en) Geared motor
JPS6294251A (ja) 位置制御装置
EP0779131B1 (en) Method and apparatus for torque wrench non-contact angle measurement
US4578749A (en) Method for measuring driving amount of motor and apparatus therefor
JPH0820241B2 (ja) 絶対位置検出ロボット
US6031223A (en) Rotary encoder having a sensor activation controller
JP3270697B2 (ja) 回転位置/速度検出方法
JPH0662322U (ja) アブソリュートエンコーダ装置
JP2000321628A (ja) パンチルトカメラ装置
WO1988006277A1 (en) Method and apparatus for detecting absolute position
JP3967014B2 (ja) 位置検出装置および関節機構
JPS6110715A (ja) 絶対位置検出方式
JPH0778683B2 (ja) 多関節ロボツトの機械原点位置補正方法
JPH0549165B2 (ja)
JPH0329697Y2 (ja)
JP3160278B2 (ja) 位置検出装置
KR0155882B1 (ko) 로봇의 위치센서 캘리브레이션 방법 및 장치
JPS6234210A (ja) 原点位置の検出装置
KR0170313B1 (ko) 수직 다관절 로보트의 원점 복귀 제어방법 및 그 장치
JPH0733133Y2 (ja) 原点位置検出装置
JPH0740269A (ja) 産業用ロボットの原点調整方法および同装置
JP2576956B2 (ja) 産業用ロボツトの回転角検出装置
JPS6284986A (ja) ロボツトの関節角度設定方法
JPH0469079A (ja) モータ速度検出装置
JPH01276010A (ja) 位置検出装置の診断方法