JPH08202376A - 映像付きカラオケ装置 - Google Patents

映像付きカラオケ装置

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Publication number
JPH08202376A
JPH08202376A JP7013879A JP1387995A JPH08202376A JP H08202376 A JPH08202376 A JP H08202376A JP 7013879 A JP7013879 A JP 7013879A JP 1387995 A JP1387995 A JP 1387995A JP H08202376 A JPH08202376 A JP H08202376A
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JP
Japan
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video
situation
search table
song
data output
Prior art date
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Pending
Application number
JP7013879A
Other languages
English (en)
Inventor
Aki Yoneda
亜旗 米田
Akira Sasai
朗 佐々井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP7013879A priority Critical patent/JPH08202376A/ja
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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】映像情報の大幅な減量を行い、歌詞の内容にマ
ッチしたカラオケ映像を出力すること。 【構成】伴奏音楽及び歌詞を有する曲データを格納する
曲データ格納部103と、選択された曲データを曲データ
格納部103より読みだし伴奏音楽と歌詞とに分離し出力
する曲データ出力部104と、曲データ出力部104が出力し
た伴奏音楽に従い演奏を行う伴奏音楽演奏部105と、映
像番号を付与された映像情報片を格納する映像格納部10
9と、状況キーワードと映像番号とを対応づける映像検
索テーブルを有し曲データ出力部より出力された歌詞中
の文字列から状況キーワードを抽出し状況キーワードと
対応する映像番号を映像検索テーブルにより検索し出力
する映像選択部113と、映像選択部113が出力した映像番
号と同様の映像番号が付与された映像情報片を映像格納
部113より読みだし曲データ出力部が出力した歌詞より
生成した文字列イメージと映像情報片を合成出力する映
像歌詞合成部110とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は映像付きカラオケ装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、いわゆる映像付きカラオケ装置
は、曲の伴奏のための音楽データと、その曲に一対一に
対応し、その曲の雰囲気を伝える映像データとがレーザ
ーディスクなどの記憶媒体に保存されているのが主流で
あった。しかし、この方法では、カラオケ用に用意した
すべての曲のための映像が必要となり、その映像を保存
するための記憶媒体が大きな量にならざるを得ず、この
ため費用が増大し、設置場所も逼迫するという問題があ
った。また、音楽データと映像データが一対一に対応し
ているため、音楽データのみを新たに追加するというこ
とが不可能であり、このため、新曲の音楽データのみを
電話回線のような安価な通信径路を用いて配送するとい
ったことが不可能であった。さらに、音楽データと映像
データが一対一に対応しているため、ヒット曲など一日
に何度も演奏する曲は常に同じ映像データが再生され、
映像に飽きがきてしまうという問題もあった。
【0003】そこで、近年、音楽データと映像データと
を分離し、複数の曲が同一の映像データを共有できるよ
うにすることで、映像データの量を減少させ、映像デー
タを保存するための記憶媒体を少ない量ですむように
し、また、音楽データのみを電話回線のような安価な通
信径路を用いて配送して後から加えることで新曲をいち
早く演奏できるようにし、さらに映像データを音楽デー
タと別に交換することにより映像の陳腐化を回避すると
いう構成がとられるようになった。
【0004】図5は、特開平3-241567公報により公開中
のカラオケ装置の概要を表す図であり、従来技術による
第1の具体例を説明するものである。図中、500は曲デ
ータであり、カラオケの音楽データと歌詞データを含む
ものである。501は伴奏音楽情報であり、曲データ500に
付与され、MIDI規格などに準ずる音楽データである。50
2は歌詞データであり、曲の歌詞を文字列で表すもので
あり、伴奏音楽情報501に時間的に同期がとれるように
適当な長さの文字列に分割され、曲データ500に格納さ
れるものである。501は曲カテゴリ番号であり、曲デー
タ500に付与され曲データ500のジャンルを表すもので、
「演歌」「ロック」「軍歌」等がある。504は曲データ
格納部で、曲データ500を複数格納するものである。505
は曲データ出力部であり、使用者により曲を選択される
と、その曲に該当する曲データ500を曲データ格納部504
から読みだし、前記曲データの伴奏音楽情報501と歌詞
データ502を分離して出力するものである。506は伴奏音
楽演奏部であり、曲データ出力部505より出力された伴
奏音楽情報501に従い、シンセサイザーにより音楽を演
奏し、音声出力として出力するものである。507は映像
情報であり、曲カテゴリ番号503が付与されているもの
である。508は映像格納部であり、映像情報507を複数格
納するものである。509は映像歌詞合成部であり、曲デ
ータ出力部505から出力された曲カテゴリ番号503と同一
の曲カテゴリ番号503を持つ映像情報507を映像格納部50
8から読みだし、曲データ出力部505が出力した歌詞デー
タ502から文字列イメージを生成し、前記映像情報507と
合成し、カラオケ映像として出力するものである。
【0005】前述のように構成された従来の技術による
映像付きカラオケ装置の動作を以下に説明する。 1。カラオケ利用者は、唄いたい曲を選択し、その曲を
表す曲IDを曲データ出力部505に入力する。 2。曲データ出力部505は、選択された曲データ500を曲
データ格納部504より読みだし、伴奏音楽情報501と歌詞
データ502と曲カテゴリ番号503に分離し、それぞれを出
力する。 3。伴奏音楽演奏部506は、前記曲データ出力部505より
出力された伴奏音楽情報501をシンセサイザーに入力す
ることにより伴奏を演奏し、音声情報として出力する。 4。 映像歌詞合成部509は、曲データ出力部505が出力
した曲カテゴリ番号503と対応する映像情報507を、映像
格納部508より読みだし、演歌風の映像を得る。 5。 映像歌詞合成部509は、曲データ出力部505が出力
した歌詞データから漢字フォント等を用いることにより
文字列イメージを生成し、それを映像格納部508より読
みだした演歌風の映像と合成し、字幕付きカラオケ映像
とし、これを出力する。 また、図6は、特開平4-1918
82公報により公開中のカラオケ装置の概要を表す図であ
り、従来技術による第2の具体例を説明するものであ
る。図中、600は曲データであり、カラオケの音楽デー
タと歌詞データを含むものである。601は伴奏音楽情報
であり、曲データ600に付与され、MIDI規格などに準ず
る音楽データである。602は歌詞データであり、曲の歌
詞を文字列で表すものであり、伴奏音楽情報601に時間
的に同期がとれるように適当な長さの文字列に分割さ
れ、曲データ600に格納されるものである。609は映像番
号であり、映像情報片606を識別するものである。603は
曲データ格納部で、曲データ600を複数格納するもので
ある。604は曲データ出力部であり、使用者により曲を
選択されると、その曲に該当する曲データ600を曲デー
タ格納部603から読みだし、前記曲データの伴奏音楽情
報601と歌詞データ602を分離して出力するものである。
605は伴奏音楽演奏部であり、曲データ出力部604より出
力された伴奏音楽情報601に従い、シンセサイザーによ
り音楽を演奏し、音声出力として出力するものである。
606は映像情報片であり、映像番号609が付与されれてい
るものである。607は映像格納部であり、映像情報606を
複数格納するものである。608は映像歌詞合成部であ
り、曲データ出力部604から出力された映像番号609と同
一の映像番号609を持つ映像情報片606を映像格納部607
から読みだし、曲データ出力部604が出力した歌詞デー
タ602から文字列イメージを生成し、前記映像情報片606
と合成し、カラオケ映像として出力するものである。
【0006】前述のように構成された従来の技術による
映像付きカラオケ装置の動作を以下に説明する。 1。カラオケ利用者は、唄いたい曲を選択し、その曲を
表す曲IDを曲データ出力部604に入力する。 2。曲データ出力部604は、選択された曲データ600を曲
データ格納部603より読みだし、伴奏音楽情報601と歌詞
データ602とに分離し、それぞれを出力する。 3。伴奏音楽演奏部605は、前記曲データ出力部604より
出力された伴奏音楽情報601をシンセサイザーに入力す
ることにより伴奏を演奏し、音声情報として出力する。 4。映像歌詞合成部608は、曲データ出力部604が出力し
た映像番号609と対応する映像情報片606を、映像格納部
607より読みだし、映像番号"4"から、波止場の映像を得
る。 5。映像歌詞合成部608は、曲データ出力部604が出力し
た歌詞データから漢字フォント等を用いることにより文
字列イメージを生成し、それを映像格納部607より読み
だした波止場の映像と合成し、字幕付きカラオケ映像と
し、これを出力する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来技術による映像付
きカラオケ装置は前述の第1の具体例で説明したよう
に、カラオケ曲のジャンルに合わせた映像情報を用意
し、それを演奏する曲が持つ曲ジャンルIDにより選択
し、表示するものであった。このため、映像情報を格納
する記憶媒体の容量を減らせるという利点はあるが、あ
まりに映像情報を減らすとジャンル分けが荒くなり、曲
の雰囲気にマッチしない映像を選択してしまうという問
題がある。また、ジャンル分けを細かくすれば、その分
映像情報が必要となり、記憶媒体の容量が増大するとい
う問題はなんら解決され得ない。
【0008】また、第2の具体例で説明した従来技術に
よる映像付きカラオケ装置は、短い映像情報片を曲の進
行に合わせて用意された映像検索用アドレスを用いて検
索し、結合、表示することで、曲の雰囲気に合わせた映
像を表示するものであった。このため、第1の具体例に
比べ、より少ない映像情報で曲の雰囲気にマッチした映
像を表示できるという利点はあるが、すべての曲毎に映
像検索用アドレスを新たに付与しなければならず、曲の
進行に合わせた映像情報片を選択する作業が膨大なもの
となり、従来のカラオケ装置からの移行が困難なものと
なっていた。
【0009】本発明は、従来の映像付きカラオケ装置が
有していたこのような課題に鑑み、少ない映像情報で曲
の雰囲気にマッチした映像を表示でき、且つ、映像検索
用アドレスが付与されていない、通常の曲データを使用
できる映像付カラオケ装置の提供を目的とするものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の目的を
達成するために、伴奏音楽情報及び歌詞データを有する
曲データを一つ以上格納する曲データ格納部と、使用者
によって選択された前記曲データを前記曲データ格納部
より読みだし且つ伴奏音楽情報と歌詞データとに分離し
出力する曲データ出力部と、前記曲データ出力部が出力
した前記伴奏音楽情報に従い演奏を行う伴奏音楽演奏部
と、映像番号を付与された映像情報片を一つ以上格納す
る映像格納部と、状況キーワードと前記映像番号とを対
応づける映像検索テーブルを有し前記曲データ出力部よ
り出力された歌詞データ中の文字列から状況キーワード
を抽出し且つ前記状況キーワードと対応する映像番号を
前記映像検索テーブルにより検索し出力する映像選択部
と、前記映像選択部が出力した前記映像番号と同様の映
像番号が付与された前記映像情報片を前記映像格納部よ
り読みだし且つ前記曲データ出力部が出力した前記歌詞
データより生成した文字列イメージと前記映像情報片を
合成し出力する映像歌詞合成部とを有することを特徴と
する映像付きカラオケ装置を構成する。
【0011】
【作用】本発明の映像付きカラオケ装置では、曲データ
出力部が、使用者によって選択された曲の曲データを曲
データ格納部より読みだし且つ伴奏音楽情報と歌詞デー
タとに分離し出力し、伴奏音楽演奏部が、前記曲データ
出力部が出力した前記伴奏音楽情報に従い演奏を行い、
映像選択部が、状況キーワードと映像番号とを対応づけ
る映像検索テーブルを有し前記曲データ出力部より出力
された歌詞データ中の文字列から状況キーワードを抽出
し且つ前記状況キーワードと対応する映像番号を前記映
像検索テーブルにより検索し出力し、映像歌詞合成部
が、前記映像選択部が出力した前記映像番号と同様の映
像番号が付与された前記映像情報片を前記映像格納部よ
り読みだし且つ前記曲データ出力部が出力した前記歌詞
データより生成した文字列イメージと前記映像情報片を
合成し出力する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の映像付きカラオケ装置の実施
例を図面を用いて説明する。
【0013】図1は、本発明の一実施例における映像付
きカラオケ装置の構成図である。図中、100は曲データ
であり、カラオケの音楽データと歌詞データを含むもの
である。101は伴奏音楽情報であり、曲データ100に付与
され、MIDI規格などに準ずる音楽データである。102は
歌詞データであり、曲の歌詞を文字列で表すものであ
り、伴奏音楽情報101に時間的に同期がとれるように適
当な長さの文字列に分割され、曲データ100に格納され
るものである。103は曲データ格納部で、曲データ100を
複数格納するものである。104は曲データ出力部であ
り、使用者により曲を選択されると、その曲に該当する
曲データ100を曲データ格納部103から読みだし、前記曲
データの伴奏音楽情報101と歌詞データ102を分離して出
力するものである。105は伴奏音楽演奏部であり、曲デ
ータ出力部104より出力された伴奏音楽情報101に従い、
シンセサイザーにより音楽を演奏し、音声出力として出
力するものである。106は曲データ出力部104から出力さ
れた歌詞データの一部であり、「横浜 夕暮れ 雨ふる
波止場」という文字列で構成されている。108は映像番
号であり、映像情報片107に付与され、映像情報片107を
識別するものである。107は映像情報片であり、短い断
片的な映像である。109は映像格納部であり、映像情報
片107を一つ以上格納するものである。110は映像歌詞合
成部であり、映像番号108が入力されると、該当する映
像情報片107を映像格納部109より読みだし、曲データ出
力部104が出力した歌詞データ106から文字列イメージを
生成し、前記映像情報片107と合成し、カラオケ映像と
して出力するものである。
【0014】111は状況キーワードであり、カラオケ歌
詞の状況を表す短い単語からなるものである。112は映
像検索テーブルであり、状況キーワード111と映像番号1
08とを対応づけるものである。113は映像選択部であ
り、曲データ出力部104が出力した歌詞データ106から自
らが管理する状況キーワード111を抽出し、その状況キ
ーワードと対応する映像番号108を映像検索テーブル112
により検索し、映像歌詞合成部110に向け出力するもの
である。
【0015】前述のように構成された第1の実施例によ
る映像付きカラオケ装置の動作を以下に説明する。 1。カラオケ利用者は、唄いたい曲を選択し、その曲を
表す曲IDを曲データ出力部104に入力する。 2。曲データ出力部104は、選択された曲データ103を曲
データ格納部103より読みだし、伴奏音楽情報101と歌詞
データ102とに分離し、それぞれを演奏時間に合わせて
出力する。 3。伴奏音楽演奏部105は、前記曲データ出力部104より
出力された伴奏音楽情報101をシンセサイザーに入力す
ることにより伴奏を演奏し、音声情報として出力する。 4。映像選択部113は、曲データ出力部104が出力した歌
詞データの一部106の文字列から、映像検索テーブル112
に登録されている状況キーワード111を検索し、合致す
る状況キーワード「横浜」を得る。 5。映像選択部113は、合致した状況キーワード「横
浜」に対応する映像番号108を映像検索テーブル112を用
いて調べ、映像番号"1"を得られたので、これを出力す
る。 6。映像歌詞合成部110は、映像選択部113より出力され
た映像番号"1"に対応する映像情報片107を、映像格納部
109より読みだし、横浜の港の風景の映像を得る。7。
映像歌詞合成部110は、曲データ出力部104が出力した歌
詞データの一部106から漢字フォント等を用いることに
より文字列イメージを生成し、それを映像格納部109よ
り読みだした横浜の港の風景の映像と合成し、字幕付き
カラオケ映像とし、これを出力する。
【0016】上述のように本実施例の映像付きカラオケ
装置では、映像情報片を選択するのに映像検索用アドレ
ス等を用いるのではなく、歌詞データを構成する文字列
を直接用いるので、映像検索用アドレス等を新たに付加
した曲データを作成する必要がなく、既存のカラオケ装
置から簡単に移行でき、且つ、曲の雰囲気にマッチした
映像を映像情報片を組み合わせることで構成するので、
少ない映像情報で良質のカラオケ映像を出力することが
できる。
【0017】なお、本実施例では、状況キーワード「横
浜」と映像情報片「港横浜」とが一対一に対応するもの
としたが、当然ながらこれは一対多でも良い。もし、歌
詞キーワード「横浜」に対応する映像情報片が複数あっ
た場合は、それらをランダムに選んでも良いし、順番に
選んでも良い。これにより、同一の曲の映像が常に同じ
になるため映像に飽きが来るという問題が解決できる。
【0018】また、映像選択部で文字列から状況キーワ
ードを抽出する際、本実施例では、最初に発見された状
況キーワードを無条件に映像情報片を選択する状況キー
ワードとして使用するとしたが、本発明はこのような方
式に限定されるものではない。たとえば複数の状況キー
ワードが検出された場合、状況キーワードに「重み付
け」を行っておき、より歌詞とマッチする映像情報片を
選択できる状況キーワードの方を採用する、としても容
易に適用できる。
【0019】また、歌詞データの文字列の中から歌詞キ
ーワードが検出できなかった場合の処理については本発
明の主眼ではないので割愛したが、そのような場合につ
いても、前回選択した映像情報片を引き続き出力する、
あるいは状況キーワードが抽出できなかった時のために
用意した映像情報片を出力する、等の方法で容易に適用
できる。
【0020】さらに、本実施例ではカラオケの演奏と同
時に映像情報片を選択し、結合していくものとしたが、
本発明はこのような方式に限定されるものではない。カ
ラオケの演奏の前に、事前にすべての歌詞データを読み
だし、それにより表示すべき映像情報片のリストを作っ
ておき、カラオケの演奏中はそのリストをもとに順に映
像情報片を表示していく、としても容易に適用できる。
このような場合は、図6で説明した、従来の技術による
第2の具体例のような、曲毎に映像番号のリストを付加
された曲データを用意する際の、映像番号リストの作成
支援装置として、本発明を適用することも可能である。
【0021】また、図2は、本発明の第2の実施例にお
ける映像付きカラオケ装置の構成図である。図中、201
は検索テーブル番号であり、映像検索テーブル202に付
与され、映像検索テーブル202を識別するものである。2
02は映像検索テーブルであり、第1の実施例における映
像検索テーブル112と構成は同じであるが、検索テーブ
ル番号201が付与された事のみが異なるものである。203
は映像選択部であり、映像検索テーブル202を一つ以上
有し、検索テーブル番号201が入力さると、前記検索テ
ーブル番号201により識別される映像検索テーブル202を
用いて、曲データ出力部104が出力した歌詞データの一
部106より状況キーワード111を抽出し、それに対応する
映像番号108を検索し、映像歌詞合成部110に向け出力す
るものである。204は基本状況検索テーブルであり、状
況キーワード111と検索テーブル番号201とを対応づける
ものである。205は基本状況選択部であり、基本状況検
索テーブル204を有し、曲データ出力部104が出力した歌
詞データ106から自らが管理する状況キーワード111を抽
出し、その状況キーワードと対応する検索テーブル番号
201を基本状況検索テーブル204により検索し、映像選択
部203に向け出力するものである。曲データ100、伴奏音
楽情報101、歌詞データ102、曲データ格納部103、曲デ
ータ出力部104、伴奏音楽演奏部105、歌詞データの一部
106、映像情報片107、映像番号108、映像格納部109、映
像歌詞合成部110については、第1の実施例と同様であ
るので、説明を割愛する。
【0022】前述のように構成された第2の実施例によ
る映像付きカラオケ装置の動作を以下に説明する。 1。カラオケ利用者は、唄いたい曲を選択し、その曲を
表す曲IDを曲データ出力部104に入力する。 2。曲データ出力部104は、選択された曲データ103を曲
データ格納部103より読みだし、伴奏音楽情報101と歌詞
データ102とに分離し、それぞれを演奏時間に合わせて
出力する。 3。伴奏音楽演奏部105は、前記曲データ出力部104より
出力された伴奏音楽情報101をシンセサイザーに入力す
ることにより伴奏を演奏し、音声情報として出力する。 4。基本状況選択部205は、曲データ出力部104が出力し
た歌詞データの一部106の文字列から、基本状況検索テ
ーブル204に登録されている状況キーワード111を検索
し、合致する状況キーワード「横浜」を得る。 5。基本状況選択部205は、合致した状況キーワード
「横浜」に対応する検索テーブル番号201を基本状況検
索テーブル204を用いて調べ、検索テーブル番号"1"を得
られたので、これを映像選択部203に対し出力する。 6。映像選択部203は、入力された検索テーブル番号"1"
に対応する映像検索テーブル202を選択し、曲データ出
力部104が出力した歌詞データの一部106の文字列から、
前記映像検索テーブル202に登録されている状況キーワ
ード111を検索し、合致する状況キーワード「波止場」
を得る。 5。映像選択部203は、合致した状況キーワード「波止
場」に対応する映像番号108を映像検索テーブル202を用
いて調べ、映像番号"1"を得られたので、これを出力す
る。 6。映像歌詞合成部110は、映像選択部113より出力され
た映像番号"1"に対応する映像情報片107を、映像格納部
109より読みだし、横浜の港の風景の映像を得る。7。
映像歌詞合成部110は、曲データ出力部104が出力した歌
詞データの一部106から漢字フォント等を用いることに
より文字列イメージを生成し、それを映像格納部109よ
り読みだした横浜の港の風景の映像と合成し、字幕付き
カラオケ映像とし、これを出力する。
【0023】上述のように本実施例の映像付きカラオケ
装置では、映像情報片を選択するのに、映像検索テーブ
ルだけではなく、基本状況検索テーブルを用いている。
このため、「横浜」という状況キーワードと「波止場」
という状況キーワードとの二つのキーワードにより、映
像情報片を選択している。すなわち、「波止場」という
状況キーワードが得られた時、それが横浜の波止場であ
るのか、神戸の波止場であるのかが判断でき、より、曲
のイメージにマッチした映像を選択できる。なお、基本
状況検索テーブルに登録されている状況キーワードが発
見できなかった時や、映像検索テーブルに登録されてい
る状況キーワードが発見できなかっった時の処理につい
ては本発明の主眼ではないので割愛したが、そのような
場合についても、どちらか一方で発見された状況キーワ
ードに対応する映像情報片を用意する、等の方法で容易
に適用できる。
【0024】また、図3は、本発明の第3の実施例にお
ける映像付きカラオケ装置の構成図である。図中、301
は詳細状況検索テーブルであり、検索テーブル番号201
を持ち、状況キーワード111と検索テーブル番号201とを
対応づけるもので301は詳細状況選択部であり、詳細状
況検索テーブル301を有し、曲データ出力部104が出力し
た歌詞データ106から自らが管理する状況キーワード111
を抽出し、その状況キーワードと対応する検索テーブル
番号201を詳細状況検索テーブル301により検索し、映像
選択部203に向け出力するものである。303は基本状況選
択部であり、第2の実施例における基本状況選択部205
と同一の構成であるが、検索テーブル番号201を映像選
択部203に対して出力するのではなく、詳細状況選択部3
02に対して出力する点のみが異なるものである。曲デー
タ100、伴奏音楽情報101、歌詞データ102、曲データ格
納部103、曲データ出力部104、伴奏音楽演奏部105、歌
詞データの一部106、映像情報片107、映像番号108、映
像格納部109、映像歌詞合成部110、検索テーブル番号20
1、映像検索テーブル202、映像選択部203、基本状況検
索テーブル204については、第2の実施例と同様である
ので、説明を割愛する。
【0025】前述のように構成された第3の実施例によ
る映像付きカラオケ装置の動作を以下に説明する。 1。カラオケ利用者は、唄いたい曲を選択し、その曲を
表す曲IDを曲データ出力部104に入力する。 2。曲データ出力部104は、選択された曲データ103を曲
データ格納部103より読みだし、伴奏音楽情報101と歌詞
データ102とに分離し、それぞれを演奏時間に合わせて
出力する。 3。伴奏音楽演奏部105は、前記曲データ出力部104より
出力された伴奏音楽情報101をシンセサイザーに入力す
ることにより伴奏を演奏し、音声情報として出力する。 4。基本状況選択部203は、曲データ出力部104が出力し
た歌詞データの一部106の文字列から、基本状況検索テ
ーブル204に登録されている状況キーワード111を検索
し、合致する状況キーワード「横浜」を得る。 5。基本状況選択部203は、合致した状況キーワード
「横浜」に対応する検索テーブル番号201を基本状況検
索テーブル204を用いて調べ、検索テーブル番号"1"を得
られたので、これを詳細状況選択部302に対し出力す
る。 6。詳細状況選択部302は、入力された検索テーブル番
号"1"に対応する詳細状況検索テーブル301を選択し、曲
データ出力部104が出力した歌詞データの一部106の文字
列から、前記詳細状況検索テーブル301に登録されてい
る状況キーワード111を検索し、合致する状況キーワー
ド「雨」を得る。 7。詳細状況選択部302は、合致した状況キーワード
「雨」に対応する検索テーブル番号201を詳細状況検索
テーブル301を用いて調べ、検索テーブル番号"10"を得
られたので、これを映像選択部203に対し出力する。 8。映像選択部203は、入力された検索テーブル番号"1
0"に対応する映像検索テーブル202を選択し、曲データ
出力部104が出力した歌詞データの一部106の文字列か
ら、前記映像検索テーブル202に登録されている状況キ
ーワード111を検索し、合致する状況キーワード「波止
場」を得る。 9。映像選択部203は、合致した状況キーワード「波止
場」に対応する映像番号108を映像検索テーブル202を用
いて調べ、映像番号"1"を得られたので、これを出力す
る。 10。映像歌詞合成部110は、映像選択部113より出力さ
れた映像番号"1"に対応する映像情報片107を、映像格納
部109より読みだし、雨が降る横浜の港の風景の映像を
得る。 11。映像歌詞合成部110は、曲データ出力部104が出力
した歌詞データの一部106から漢字フォント等を用いる
ことにより文字列イメージを生成し、それを映像格納部
109より読みだした雨が降る横浜の港の風景の映像と合
成し、字幕付きカラオケ映像とし、これを出力する。
【0026】上述のように本実施例の映像付きカラオケ
装置では、映像情報片を選択するのに、映像検索テーブ
ルと基本状況検索テーブルだけではなく、詳細状況検索
テーブルを用いている。このため、「横浜」という状況
キーワードと「波止場」という状況キーワードと「雨」
という状況キーワードの三つのキーワードにより、映像
情報片を選択している。すなわち、「波止場」という状
況キーワードが得られた時、それが横浜の波止場である
のか、神戸の波止場であるのかが判断でき、さらに、そ
れが雨が降っている風景なのか、霧の風景なのかを判断
でき、より詳細な曲のイメージにマッチした映像を選択
できる。なお、各検索テーブルに登録されている状況キ
ーワードが発見できなかった時の処理については本発明
の主眼ではないので割愛したが、そのような場合につい
ても、発見できなかった場合にはあらかじめ定められた
ある一定の値を出力する、等の方法で容易に適用でき
る。さらに、本実施例では詳細状況選択部は一つのみと
したが、本発明はそのような方法に限定されるものでは
ない。詳細状況選択部を複数用意し、先頭の詳細状況選
択部が基本状況選択部から検索テーブル番号を入力し、
それにより指定された詳細状況選択テーブルを用いて、
新たな検索テーブル番号の選択を行い、それを出力し、
先頭から二番目の詳細状況選択部が前記検索テーブル番
号を入力して、それにより指定された詳細状況選択テー
ブルを用いて、新たな検索テーブル番号の選択を行い、
それを出力し、という動作を用意された詳細状況選択部
の数だけ繰り返し、最後の詳細状況選択部が検索テーブ
ル番号を映像選択部に出力する、としても適用できる。
これにより、必要に応じていくらでも映像情報片を選択
する手段を詳細にすることができる。
【0027】次に、図3の歌詞データの一部106で示し
た歌詞が、「横浜 夕暮れ 雨ふる 波止場」の後に、
「暗い さだめの 女が 一人」と出た場合についての動
作を説明する。 1。基本状況選択部203は、曲データ出力部104が出力し
た歌詞データの一部106の文字列から、基本状況検索テ
ーブル204に登録されている状況キーワード111を検索す
るが、「暗い さだめの 女が 一人」の中には、基本状
況検索テーブルに登録された状況キーワードがないの
で、前回選択された「横浜」に対応する検索テーブル番
号"1"を詳細状況選択部302に対し出力する。 2。詳細状況選択部302は、入力された検索テーブル番
号"1"に対応する詳細状況検索テーブル301を選択し、曲
データ出力部104が出力した歌詞データの一部106の文字
列から、前記詳細状況検索テーブル301に登録されてい
る状況キーワード111を検索するが、「暗い さだめの
女が 一人」の中には、基本状況検索テーブルに登録さ
れた状況キーワードがないので、前回選択された「雨」
に対応する検索テーブル番号"10"を映像選択部203に対
し出力する。 3。映像選択部203は、入力された検索テーブル番号"1
0"に対応する映像検索テーブル202を選択し、曲データ
出力部104が出力した歌詞データの一部106の文字列か
ら、前記映像検索テーブル202に登録されている状況キ
ーワード111を検索し、合致する状況キーワード「女」
を得る。 4。映像選択部203は、合致した状況キーワード「女」
に対応する映像番号108を映像検索テーブル202を用いて
調べ、映像番号"5"を得られたので、これを出力する。 5。映像歌詞合成部110は、映像選択部113より出力され
た映像番号"5"に対応する映像情報片107を、映像格納部
109より読みだし、横浜中華街のバーで働く女の映像を
得る。 6。映像歌詞合成部110は、曲データ出力部104が出力し
た歌詞データの一部106から漢字フォント等を用いるこ
とにより文字列イメージを生成し、それを映像格納部10
9より読みだした横浜中華街のバーで働く女の映像と合
成し、字幕付きカラオケ映像とし、これを出力する。お
わり このように、本実施例における状況選択部は、もし合致
する状況キーワードが得られなかった場合は、前回選択
した検索テーブル番号を出力する。このため、唄の舞台
となる土地、天候等に関する状況キーワードがすべての
歌詞に存在しなくても、一度選択された状況は消えるこ
とがないので、「横浜」の次に突如「札幌」の映像が現
れるといったような、場面のイメージが急に飛んでしま
うという事態を防止できる。
【0028】また、図4は、本発明の第4の実施例にお
ける映像付きカラオケ装置の構成図である。図中、401
は曲カテゴリ番号であり、曲データ402に付与され曲デ
ータ402のカテゴリを表すもので、「演歌」「ロック」
「軍歌」等がある。402は曲データであり、曲カテゴリ
番号401、伴奏音楽情報101、歌詞データ102を有するも
のである。403は曲データ出力部であり、第3の実施例
の曲データ出力部104と構成はほぼ同じだが、伴奏音楽
情報101と歌詞データ102と同様に曲カテゴリ番号401を
出力する部分が異なる。すなわち、曲データ出力部403
は、使用者により曲を選択されると、その曲に該当する
曲データ100を曲データ格納部103から読みだし、前記曲
データの伴奏音楽情報101と歌詞データ102と曲カテゴリ
番号401とを分離して出力するものである。403は基本状
況検索テーブルであり、第3の実施例における基本状況
検索テーブル204と構成はほぼ同一だが、曲カテゴリ番
号401が付与されている点のみが異なる。405は基本状況
選択部であり、基本状況検索テーブル404を一つ以上有
し、405は基本状況選択部であり、基本状況検索テーブ
ル404を一つ以上有し、曲データ出力部104が出力した歌
詞データ106から自らが管理する状況キーワード111を抽
出し、その状況キーワードと対応する検索テーブル番号
201を、曲データ出力部403が出力した曲カテゴリ番号40
1に対応する基本状況検索テーブル404により検索し、映
像選択部203に向け出力するものである。伴奏音楽情報1
01、歌詞データ102、曲データ格納部103、伴奏音楽演奏
部105、歌詞データの一部106、映像情報片107、映像番
号108、映像格納部109、映像歌詞合成部110、検索テー
ブル番号201、映像検索テーブル202、映像選択部203、
詳細状況検索テーブル301、詳細状況選択部302について
は第3の実施例と同様であるので説明は割愛する。
【0029】前述のように構成された第4の実施例によ
る映像付きカラオケ装置の動作を以下に説明する。 1。カラオケ利用者は、唄いたい曲を選択し、その曲を
表す曲IDを曲データ出力部403に入力する。 2。曲データ出力部403は、選択された曲データ402を曲
データ格納部103より読みだし、曲カテゴリ番号401と伴
奏音楽情報101と歌詞データ102とに分離し、それぞれを
演奏時間に合わせて出力する。 3。伴奏音楽演奏部105は、前記曲データ出力部403より
出力された伴奏音楽情報101をシンセサイザーに入力す
ることにより伴奏を演奏し、音声情報として出力する。 4。基本状況選択部405は、曲データ出力部403が出力し
た曲カテゴリ番号401から、曲カテゴリ番号"1"を得る。
曲カテゴリ番号"1"は演歌系の曲が選択されたことを示
しているので、曲カテゴリ番号"1"に対応しており、演
歌系の映像が検索できる基本状況検索テーブル404を選
択する。 5。基本状況選択部405は、曲データ出力部403が出力し
た歌詞データの一部106の文字列から、4で選択した基
本状況検索テーブル404に登録されている状況キーワー
ド111を検索し、合致する状況キーワード「横浜」を得
る。 6。基本状況選択部405は、合致した状況キーワード
「横浜」に対応する検索テーブル番号201を基本状況検
索テーブル404を用いて調べ、検索テーブル番号"1"を得
られたので、これを詳細状況選択部302に対し出力す
る。 7。詳細状況選択部302は、入力された検索テーブル番
号"1"に対応する詳細状況検索テーブル301を選択し、曲
データ出力部104が出力した歌詞データの一部106の文字
列から、前記詳細状況検索テーブル301に登録されてい
る状況キーワード111を検索し、合致する状況キーワー
ド「雨」を得る。 8。詳細状況選択部302は、合致した状況キーワード
「雨」に対応する検索テーブル番号201を詳細状況検索
テーブル301を用いて調べ、検索テーブル番号"10"を得
られたので、これを映像選択部203に対し出力する。 9。映像選択部203は、入力された検索テーブル番号"1
0"に対応する映像検索テーブル202を選択し、曲データ
出力部104が出力した歌詞データの一部106の文字列か
ら、前記映像検索テーブル202に登録されている状況キ
ーワード111を検索し、合致する状況キーワード「波止
場」を得る。 10。映像選択部203は、合致した状況キーワード「波
止場」に対応する映像番号108を映像検索テーブル202を
用いて調べ、映像番号"1"を得られたので、これを出力
する。 11。映像歌詞合成部110は、映像選択部113より出力さ
れた映像番号"1"に対応する映像情報片107を、映像格納
部109より読みだし、雨が降る横浜の港の風景の映像を
得る。 12。映像歌詞合成部110は、曲データ出力部104が出力
した歌詞データの一部106から漢字フォント等を用いる
ことにより文字列イメージを生成し、それを映像格納部
109より読みだした雨が降る横浜の港の風景の映像と合
成し、字幕付きカラオケ映像とし、これを出力する。
【0030】上述のように本実施例の映像付きカラオケ
装置では、映像情報片を選択するのに、歌詞キーワード
だけではなく、曲カテゴリ番号も使用している。このた
め、例えば、ロック系の曲を演奏しているとき、状況キ
ーワード「女」により和服の女性の映像が出力されてし
まい、曲と映像がミスマッチを起こすという問題が解決
される。本実施例では、曲カテゴリ番号により演歌系の
曲であることが認識できるので、演歌の曲が良く似合う
ように撮影された、雨が降る横浜の波止場の風景が選択
でき、より曲の雰囲気にあった映像が選択できる。
【0031】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように、
本発明の映像出力付きカラオケ装置は、曲データ出力部
が、使用者によって選択された曲の曲データを曲データ
格納部より読みだし且つ伴奏音楽情報と歌詞データとに
分離し出力し、伴奏音楽演奏部が、前記曲データ出力部
が出力した前記伴奏音楽情報に従い演奏を行い、映像選
択部が、状況キーワードと前記映像番号とを対応づける
映像検索テーブルを有し前記曲データ出力部より出力さ
れた歌詞データ中の文字列から状況キーワードを抽出し
且つ前記状況キーワードと対応する映像番号を前記映像
検索テーブルにより検索し出力し、映像歌詞合成部が、
前記映像選択部が出力した前記映像番号と同様の映像番
号が付与された前記映像情報片を前記映像格納部より読
みだし且つ前記曲データ出力部が出力した前記歌詞デー
タより生成した文字列イメージと前記映像情報片を合成
し出力するので、すべての曲のためののカラオケ映像を
持つことなく、さらに映像情報片を選択するための映像
検索用アドレス等を新たに用意する必要もなく、歌詞の
内容に合わせたカラオケ映像を出力することができる。
【0032】このため、曲のジャンル毎のカラオケ映像
を出力していた従来の技術では不可能だった、すべての
曲の歌詞にマッチした映像を出力できないという問題が
解決でき、さらに、映像検索用アドレスを用いて映像情
報片を選択しそれを組み合わせてカラオケ映像を構成し
ていた従来の技術では不可能だった、すべての曲のため
に映像検索用アドレスを新たに用意しなければならない
という問題が解決できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の映像付きカラオケ装置
の構成図
【図2】本発明の第2の実施例の映像付きカラオケ装置
の構成図
【図3】本発明の第3の実施例の映像付きカラオケ装置
の構成図
【図4】本発明の第4の実施例の映像付きカラオケ装置
の構成図
【図5】従来技術による第1の映像付きカラオケ装置の
構成例を示す図
【図6】従来技術による第2の映像付きカラオケ装置の
構成例を示す図
【符号の説明】
100 曲データ 103 曲データ格納部 104 曲データ出力部 105 伴奏音楽演奏部 107 映像情報片 108 映像番号 110 映像歌詞合成部 111 状況キーワード 112 映像検索テーブル 113 映像選択部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 20/02 M 27/34 P

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伴奏音楽情報及び歌詞データを有する曲
    データを一つ以上格納する曲データ格納部と、使用者に
    よって選択された前記曲データを前記曲データ格納部よ
    り読みだし且つ伴奏音楽情報と歌詞データとに分離し出
    力する曲データ出力部と、前記曲データ出力部が出力し
    た前記伴奏音楽情報に従い演奏を行う伴奏音楽演奏部
    と、映像番号を付与された映像情報片を一つ以上格納す
    る映像格納部と、状況キーワードと前記映像番号とを対
    応づける映像検索テーブルを有し前記曲データ出力部よ
    り出力された歌詞データ中の文字列から状況キーワード
    を抽出し且つ前記状況キーワードと対応する映像番号を
    前記映像検索テーブルにより検索し出力する映像選択部
    と、前記映像選択部が出力した前記映像番号と同様の映
    像番号が付与された前記映像情報片を前記映像格納部よ
    り読みだし且つ前記曲データ出力部が出力した前記歌詞
    データより生成した文字列イメージと前記映像情報片を
    合成し出力する映像歌詞合成部とを有することを特徴と
    する映像付きカラオケ装置。
  2. 【請求項2】 映像選択部が、検索テーブル番号が付与
    された映像検索テーブルを一つ以上有し且つ前記検索テ
    ーブル番号が入力されると前記検索テーブル番号と同様
    の検索テーブル番号を持つ映像検索テーブルを用いて曲
    データ出力部より出力された歌詞データ中の文字列から
    抽出した状況キーワードに対応する映像番号を検索し出
    力し、状況キーワードと前記検索テーブル番号とを対応
    づける基本状況検索テーブルを有し、曲データ出力部よ
    り出力された歌詞データ中の文字列から状況キーワード
    を抽出し且つ前記状況キーワードと対応する検索テーブ
    ル番号を前記基本状況検索テーブルにより検索し前記映
    像選択部に対し出力する基本状況選択部を有することを
    特徴とする請求項1記載の映像付きカラオケ装置。
  3. 【請求項3】 状況キーワードと検索テーブル番号とを
    対応づけ且つ自らを識別するための検索テーブル番号を
    付与された詳細状況検索テーブルを一つ以上有し且つ曲
    データ出力部より出力された歌詞データ中の文字列から
    状況キーワードを抽出し且つ検索テーブル番号が入力さ
    れると前記検索テーブル番号と同様の検索テーブル番号
    を付与された前記詳細状況検索テーブルを用いて前記状
    況キーワードと対応する検索テーブル番号を検索し映像
    選択部に対し出力する詳細状況選択部を有し、前記基本
    状況選択部が、検索テーブル番号を前記映像選択部に出
    力する代わりに前記詳細状況検索テーブルに出力するこ
    とを特徴とする請求項2記載の映像付きカラオケ装置。
  4. 【請求項4】 詳細状況選択部が、一つ以上任意の個数
    存在し且つ先頭から最後まで順序を持ち且つ先頭から最
    後より2番目までは検索テーブル番号を映像選択部に出
    力する代わりに自らの次の順序のものに出力し、前記基
    本状況選択部が、検索テーブル番号を前記詳細状況選択
    部のうち先頭のものに出力することを特徴とする請求項
    3記載の映像付きカラオケ装置。
  5. 【請求項5】 曲データが、曲のカテゴリを識別する曲
    カテゴリ番号を持ち、前記曲データ出力部が、伴奏音楽
    情報と歌詞データとを出力することに加えて前記曲カテ
    ゴリ番号も出力し、基本状況選択部が、曲カテゴリ番号
    を付与された基本状況検索テーブルを一つ以上有し且つ
    前記曲データ出力部が出力した前記曲カテゴリ番号と同
    様の曲カテゴリ番号を付与された基本状況検索テーブル
    を用いて前記曲データ出力部より出力された歌詞データ
    中の文字列から抽出した状況キーワードと対応する検索
    テーブル番号を前記基本状況検索テーブルにより検索し
    前記詳細状況選択部のうち先頭のものに出力することを
    特徴とする請求項4記載の映像付きカラオケ装置。
JP7013879A 1995-01-31 1995-01-31 映像付きカラオケ装置 Pending JPH08202376A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1898416A1 (en) * 2006-09-06 2008-03-12 FUJIFILM Corporation Method, program and apparatus for generating scenario for music-and-image-synchronized motion picture
JP2010218423A (ja) * 2009-03-18 2010-09-30 Toshiba Corp 音楽概念データ処理方法及び映像表示装置及び音楽概念データ処理サーバ
JP2016153958A (ja) * 2015-02-20 2016-08-25 ブラザー工業株式会社 情報処理方法、情報処理装置、及びプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1898416A1 (en) * 2006-09-06 2008-03-12 FUJIFILM Corporation Method, program and apparatus for generating scenario for music-and-image-synchronized motion picture
JP2010218423A (ja) * 2009-03-18 2010-09-30 Toshiba Corp 音楽概念データ処理方法及び映像表示装置及び音楽概念データ処理サーバ
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