JPH08202163A - 静電荷像現像装置 - Google Patents

静電荷像現像装置

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Publication number
JPH08202163A
JPH08202163A JP7009949A JP994995A JPH08202163A JP H08202163 A JPH08202163 A JP H08202163A JP 7009949 A JP7009949 A JP 7009949A JP 994995 A JP994995 A JP 994995A JP H08202163 A JPH08202163 A JP H08202163A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic field
developing device
magnets
sleeve
developing
Prior art date
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Pending
Application number
JP7009949A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Ito
幸一 伊藤
Tsutomu Kenpou
勉 見寳
Takao Nishikawa
卓男 西川
Hiroaki Miho
広晃 三保
Katsuichi Kawabata
勝一 川端
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
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Priority to EP95118181A priority patent/EP0714048B1/en
Priority to DE69523016T priority patent/DE69523016T2/de
Publication of JPH08202163A publication Critical patent/JPH08202163A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 非接触の静電荷像現像装置において、感光体
と現像ローラの距離(Dsd)を小さくし、ノイズが低減
された高画質の画像形成を可能にする。 【構成】 感光体上の潜像に対して、複数の磁石によっ
て磁界を形成する磁石体の周りに回転するスリーブで構
成される現像ローラを有し、二成分系現像剤を用いて非
接触現像を行う静電荷像現像装置において、前記磁界を
形成する磁石体のうち、感光体最近接点の両側に配置さ
れた二つの極間磁石のスリーブ表面磁界が1000G以上に
してあり、更には高磁化磁石と隣接磁石のスリーブ表面
磁界の差を1000G以下にしたことを特徴とする静電荷像
現像装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置の画質向
上のための静電荷像現像装置の改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、像担持体としての感光体上の静電
潜像を現像する現像装置は、複数の永久磁石と、その周
りに回転するスリーブからなる現像ローラを現像槽内に
配し、それにトナーとキャリアからなる二成分現像剤を
付着させてその穂立ちを形成させ、前記感光体に前記現
像ローラが近接している現像領域にて非接触で現像剤中
のトナーを前記感光体面の潜像に飛翔させトナー像を形
成させキャリア及び余剰のトナーは再び現像槽内に戻し
て現像を続けるようになっている。前記静止磁界を形成
する磁石体の磁石のうち、感光体最近接点の直下を挟ん
で両側に配置される二つの磁石を極間磁石と呼び、この
場合、二つの極間磁石の間がほぼ現像領域となる。
【0003】そして、前記現像ローラの現像領域の上流
側には穂立ち規制板が設けられ現像剤層の厚さを予め適
当なものに整えている。また、現像槽にはトナーとキャ
リアを均一に混合撹拌して適正な電荷を与える撹拌装置
が設けられ、更に、消費するトナーに対してはそれに見
合う量が補給器から供給されるようにしてある。
【0004】こうした現像器での現像は以下の現象が組
み合わさって行われている。(a)内部の磁石体によって
前記スリーブ表面に磁界が形成され、(b)この磁界に沿
って撹拌時に発生した帯電電荷を有する前記トナーと前
記キャリアが軽く結合したままスリーブで穂立ちを形成
し、(c)この穂立ちがスリーブ表面上を回転方向に搬送
され、(d)前記現像領域にて前記感光体上にトナーが飛
翔する。キャリアは磁界によりスリーブ上に保持された
まま現像槽に戻される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来非接触の極間磁石
による現像方式では、現像領域の穂立ち部分の山の高さ
のばらつきが大きく、従ってスリーブ上の現像剤の微小
空間の搬送量即ち現像剤層の密度差が大きく、感光体の
潜像への付着が忠実に行われていなかった。微視的な場
所による濃淡が顕著に現れノイズを生じ画質が著しく損
なわれていたのであった。これを解決するために低磁化
キャリアを用いると改善されるものの、感光体上にキャ
リア付着が生じてしまい、大幅な画質の向上は望めなか
った。また、現像剤層の密度が大きくなかったため、現
像剤層の高さを十分に抑えることができず現像ローラと
感光体間の最近接距離(以後Dsdと呼ぶ)の低減に限界
があった。
【0006】本発明はこのような問題を解決する手段を
確立して高画質化が達成できる静電荷像現像装置を提供
することを課題目的にする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的は次の技術手段
a項又はb項によって達成される。
【0008】(a)感光体上の潜像に対して、複数の磁石
によって磁界を形成する磁石体の周りに回転するスリー
ブで構成される現像ローラを有し、二成分系現像剤を用
いて非接触現像を行う静電荷像現像装置において、前記
磁界を形成する磁石体のうち感光体最近接点の両側に配
置された二つの極間磁石のスリーブ表面磁界が1000G以
上になることを特徴とする静電荷像現像装置。
【0009】(b)a項に加えて該高磁化磁石と隣接磁石
とのスリーブ表面磁界の差を1000G以下にしたことを特
徴とする静電荷像現像装置。
【0010】
【作用】本発明の非接触型の静電荷像現像装置において
は、現像ローラの磁石体から発生する磁界を強力なもの
にした。具体的に示すと、極間磁石から発生するスリー
ブの表面磁界を1000G以上にすることにより穂立ちの分
布(現像剤層の高さのばらつき)が小さくなり、かつ現
像剤層密度が大きくなって現像剤層の高さも低くなる。
その結果、感光体とのギャップを狭めることも可能にな
り、また、画像の濃淡の忠実性が向上し(ノイズが低
減)、高画質化が達成される。なお、該高磁化磁石と隣
接磁石とのスリーブ表面磁界の差を1000G以下にするこ
とで、より広い現像剤搬送量に対応できるようになっ
た。
【0011】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を詳細に説明す
るが、本発明の態様はこれに限定されるものではない。
【0012】図1は現像装置の現像ローラと像担持体と
の位置関係を示す部分側断面図である。
【0013】現像装置20の現像槽21には現像ローラ10が
設けられ、該現像ローラ10の内側には、二つの極間磁石
13,14、その隣接磁石15,16等の複数の磁石が周面に並
べられた磁石体12の外周面を非磁性材料からなるスリー
ブ11が回転可能に設けられている。つまり現像ローラ10
は、内側の磁石体12と外側のスリーブ11から構成されて
いる。また前記現像槽21には現像剤31が適量入れられて
おり図示しない撹拌ローラによってトナーとキャリアが
均一に混合されるとともに、前記現像ローラ10のスリー
ブ11の周面に供給され、穂立ち規制板18によって現像剤
の穂立ちの層の厚さが略均一になる。続いて該スリーブ
11の回転によって穂立ちした現像剤は現像領域に運ばれ
該現像剤31中のトナーはキャリアと分離されて感光体1
上の潜像に飛翔し該感光体1上にトナー像が形成され
る。キャリア及び余剰のトナーは再び現像槽21に戻さ
れ、消費されたトナーに見合う量が補給器から供給さ
れ、再び均一混合とトナー及びキャリアの摩擦帯電とが
前述の撹拌によりなされる。
【0014】極間磁石13,14のスリーブ面における磁界
の強さは本発明では1000G以上、望ましくは1500G以上
である。因みに従来の図3に示すような極間磁石13A,
14Aによるスリーブ11上の磁界の強さは700G程度であ
った。また、隣接する磁石15,16のスリーブ面における
磁界の強さとの差は1000G以下にすることで、より広い
搬送量に対応でき、良好な搬送性が確保される。
【0015】また、極間磁石13,14のスリーブ中心に張
る角が60°以上であることが現像剤層の密度差を縮めそ
の密度を高め搬送量を均一化するのにより一層望まし
い。
【0016】高磁化磁石を用いた効果として、まずDsd
を小さくすることができることである。現像領域におけ
る現像剤の穂立ちは図1及び図2の部分側断面図に示す
ような形になる。二つの極間磁石13,14の間の現像剤層
19の高さは低目に抑えられ、また、該極間磁石13,14上
の高さもそれほど高くはない。その結果、現像ローラ10
と感光体1の間の最近接距離(Dsd)を従来に比べ小さ
くすることが可能となった。図1で示すと、Dsdに比べ
現像剤層19の高さ(厚さ)がかなり小さいため、Cなる
隙間分ほどDsdを小さくできるのである。これに対して
図3に示すような従来例では、現像剤層19Aの高さが極
間磁石間でも極間磁石上でも高めであり、Dsdを十分に
小さくすることが不可能であった。
【0017】高磁化磁石のもう一つの効果は高画質化で
ある。これはスリーブ11上の現像剤密度が従来のものよ
りも大きく、現像剤層の、山と谷の差即ち穂立ちの高さ
のばらつきが本発明の方が小さくなっていることが原因
と考えられる。
【0018】尚、本発明に用いた高磁化磁石の材料はネ
オジウム,鉄,ホウ素の合金であるがこれに限定される
ものではない。サマリウム・鉄・窒素などの使用も可能
で、本発明の規定する表面磁界強度を満足する材料であ
れば良い。
【0019】
【発明の効果】本発明の高磁化磁石を用いた現像装置に
より、Dsd軽減が可能であると共にノイズも低減され、
高画質の画像形成ができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の静電荷像現像装置の一実施例の現像ロ
ーラと像担持体との位置関係を示す部分側断面図。
【図2】本発明において現像領域における現像剤の穂立
ちの挙動を示す部分側断面図。
【図3】従来の現像装置の現像領域における現像剤の穂
立ちの挙動を示す部分側断面図。
【符号の説明】
1 感光体 10 現像ローラ 11 スリーブ 12 磁石体 13,13A,14,14A 極間磁石 15,16 隣接磁石 18 穂立ち規制板 19,19A 穂立ち現像剤層 20 静電荷像現像装置 21 現像槽 31 現像剤
フロントページの続き (72)発明者 三保 広晃 東京都日野市さくら町1番地コニカ株式会 社内 (72)発明者 川端 勝一 東京都日野市さくら町1番地コニカ株式会 社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体上の潜像に対して、複数の磁石に
    よって磁界を形成する磁石体の周りに回転するスリーブ
    で構成される現像ローラを有し、二成分系現像剤を用い
    て非接触現像を行う静電荷像現像装置において、前記磁
    界を形成する磁石体のうち、感光体の最近接点の両側に
    配置された二つの極間磁石のスリーブ表面磁界が1000G
    以上になることを特徴とする静電荷像現像装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に加えて、前記高磁化磁石とそ
    の隣接磁石のスリーブ表面磁界の差を1000G以下にした
    ことを特徴とする静電荷像現像装置。
  3. 【請求項3】 現像ローラの中心に対して前記二つの極
    間磁石が磁石体又は張る角が60度以上であることを特徴
    とする請求項1又は2に記載の静電荷像現像装置。
JP7009949A 1994-11-22 1995-01-25 静電荷像現像装置 Pending JPH08202163A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7009949A JPH08202163A (ja) 1995-01-25 1995-01-25 静電荷像現像装置
EP95118181A EP0714048B1 (en) 1994-11-22 1995-11-18 Image forming method
DE69523016T DE69523016T2 (de) 1994-11-22 1995-11-18 Bilderzeugungsverfahren

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7009949A JPH08202163A (ja) 1995-01-25 1995-01-25 静電荷像現像装置

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JPH08202163A true JPH08202163A (ja) 1996-08-09

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JP7009949A Pending JPH08202163A (ja) 1994-11-22 1995-01-25 静電荷像現像装置

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