JPH08201768A - 液晶表示装置および表示装置の駆動方法 - Google Patents

液晶表示装置および表示装置の駆動方法

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JPH08201768A
JPH08201768A JP1279495A JP1279495A JPH08201768A JP H08201768 A JPH08201768 A JP H08201768A JP 1279495 A JP1279495 A JP 1279495A JP 1279495 A JP1279495 A JP 1279495A JP H08201768 A JPH08201768 A JP H08201768A
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column
selection pattern
voltage
liquid crystal
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JP1279495A
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English (en)
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Takeshi Kuwata
武志 桑田
Yoshinori Hirai
良典 平井
Satoshi Nakazawa
聡 中沢
Hiroyuki Mogi
宏之 茂木
Kazuyoshi Kawaguchi
和義 河口
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AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロウ電極およびカラム電極における電圧値の
集中を防止して、表示の均一性を向上させる。 【構成】 行電極選択パターン発生回路50は、液晶パ
ネル41の各領域に応じて異なる直交関数にもとづく行
選択パターンを出力する。第1の演算手段39Aおよび
第2の演算手段39Bは、それぞれの行選択パターンに
よって各領域対応の表示用データを変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、高速で応答する液晶
を駆動できる駆動装置を備えた液晶表示装置に関し、特
に、複数ライン同時選択法によってマルチプレクス駆動
を行う駆動装置を備えた単純マトリクス型の液晶表示装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は横640×縦480のピクセルか
らなるSTN液晶パネルにおける表示方法を説明するた
め説明図である。この液晶パネル41において、データ
線である各カラム電極(信号電極)は上側の領域を駆動
する電極と下側の領域を駆動する電極とに2分割されて
いる。また、ロウ電極群(走査電極群)は、2グループ
にグループ分けされている。以下、液晶パネル41は白
黒表示を行うものとして、1ピクセルが1画素に対応し
ている場合について説明する。図5に示す液晶パネル4
1において、カラムC1〜C1280のそれぞれに対応
してカラム電極が存在する。走査線R1〜R480のそ
れぞれに対応してロウ電極が存在する。図5には、上側
の領域および下側の領域がそれぞれ640×240の画
素から構成されている場合が示されている。また、上側
の領域および下側の領域の一部が拡大して示されてい
る。白丸は点灯している画素、黒丸は非点灯の画素を示
す。
【0003】液晶の駆動方式として電圧平均化法を用い
た場合、ロウ電極に、選択波形として|(a−1)V|
の電位が与えられ(aはバイアス比で正の定数)、各カ
ラム電極に、オン波形として−V(または、+V)、オ
フ波形として+V(または、−V)の電位が与えられた
場合、デューティ数をNとすると、最大コントラストが
得られるのは、すなわち、実効値比が最大になるのは、
a=√N+1のときである。オン画素に印加される波形
の実効電圧をVon、オフ画素に印加される波形の実効電
圧をVoff とすると、このときに、両者の比は、 Von/Voff =√[(√N+1)/(√N−1)] となる(液晶デバイスハンドブック,1989年9月発
行,日刊工業新聞社,P.398)。
【0004】線順次駆動の場合、デューティ数は通常ロ
ウ電極数と同じである。従って、表示画素数を増やすた
めにロウ電極数を増やすと、実効電圧比Von/Voff
小さくなる。すなわち、コントラストが低下する。そこ
で、画素数640×480等のVGAパネルの画素数以
上の画素数を有する液晶パネル41では、コントラスト
の低下を抑えるため、図5に示すように、液晶パネル4
1を上下に2分割して、上側と下側とを同時に駆動する
デュアルスキャンが行われることがある。デュアルスキ
ャン方式では、上側のある1行分(カラムC1〜カラム
C640における1行:640データ)のデータと、下
側のある1行分(カラムC641〜カラムC1280に
おける1行:640データ)のデータが1水平期間中に
メモリから読み出され、液晶パネル41の上端部と下端
部とにあるカラムドライバで対応電圧が一気に液晶パネ
ル41の上側および下側に印加される。
【0005】カラー表示可能な液晶パネル41を用いた
場合にも、1ピクセルがR画素、G画素、B画素の3画
素から構成されるものの、上述した議論が当てはまる。
ただし、白黒表示するものに比べてカラム電極数は3倍
になり、カラムC1がR画素に対応し、カラムC2がG
画素に対応し、カラムC3がB画素に対応するようにカ
ラム電極が割り当てられる。
【0006】上述した説明では、走査線すなわちロウ電
極が一度に1本選択されるものである。近年、同時に複
数の走査線を選択して駆動する方法が開発されている。
その駆動方法として、特開平6−27907号公報に開
示されているような全走査線をいくつかのグループに分
け各グループ内のラインを同時に選択する方法(複数ラ
イン同時選択法)がある。すなわち、複数のロウ電極が
一括して選択されるとともに、選択された各ラインの表
示パネル上の位置に対応する表示用データを直交関数で
変換した信号にもとづく電圧がカラム電極に印加される
方法である。図6はその方法が適用される液晶表示装置
における駆動回路の構成を示すブロック図である。
【0007】図において、A−D変換器31R,31
G,31Bは、表示されるべきR,G,Bデータをディ
ジタルデータに変換するものである。補正器32は各デ
ィジタルデータを、γ補正等を施した後階調制御回路3
3に出力する。階調制御回路33の出力は3つのフレー
ムメモリ34〜36のうちのいずれかに書き込まれる。
フレーム選択回路37はフレームメモリ34〜36のう
ちのいずれかからデータを読み出し、それらを演算回路
39に出力する。演算回路39は、フレーム選択回路3
7の出力と行電極選択パターン発生回路43からの行選
択パターンとについて所定の演算を行って液晶パネル4
1に出力されるべき表示データを作成し、それをカラム
ドライバ40に供給する。タイミング発生回路42は、
A−D変換器31R,31G,31Bおよび行電極選択
パターン発生回路43にタイミング信号を供給するもの
である。行電極選択パターン発生回路43は、選択パタ
ーンをロウドライバ45に供給する。なお、遅延回路4
4は、ロウドライバ45に与えられる選択パターンに所
定の遅延を与える。
【0008】次に液晶パネル41の駆動動作について具
体的に説明する。A−D変換器31R,31G,31B
は、タイミング発生回路42からのタイミング信号に従
って、アナログ信号であるR,G,Bデータを多階調の
ディジタルデータに変換する。補正器32は、各ディジ
タルデータについて液晶の光学特性に合わせてγ補正等
の補正処理を行う。階調制御回路33は、補正後のデー
タが示す階調に応じたデータをフレームメモリ34〜3
6に格納する。そして、例えば、図7に示すように、フ
レームレートコントロールによって階調表示を行う。図
7に示した例では、例えば、2/3白の階調の画素につ
いては、1フレーム目の該当個所に白データを書き込
み、2フレーム目の該当個所に黒データを書き込み、3
フレーム目の該当個所に白データを書き込む。
【0009】フレーム選択回路37は、各フレームメモ
リ34〜36内のデータをフレーム単位で順次読み出
し、表示用データとして演算回路39に供給する。演算
回路39は、入力した表示用データと行電極選択パター
ン発生回路43から出力される選択パターンとの間で所
定の演算を行い、各カラム電極に与える信号波形を決定
する。
【0010】行電極選択パターン発生回路43は、図8
(A)〜(C)の左側に示すような直交関数に応じた右
側に示すような選択パターンを発生する。なお、4行4
列の行列パターンまたは7行8列の行列パターンを行選
択パターンと呼び、各行列における各列を選択パターン
と呼ぶことにする。また、左側に示す各パターンにおい
て、「−1」は一の電圧(低い選択電圧)を走査信号と
してロウ電極に与え、「1」は他の電圧(高い電圧)を
走査信号としてロウ電極に与えることを意味する。ま
た、回路上のディジタル的な意味では、「−1」を図8
(B)の右側に示すように「0」と考える。同時選択ラ
イン数を4ラインとすると、例えば、図8(A)右側の
行列の各列が示す選択パターンを順次出力する。同時選
択ライン数を7ラインとすると、例えば、図8(B)右
側の行列の各列が示す選択パターンを順次出力する。図
8(B)に示す選択パターンは、[8×8]の直交関数
の1行目を削除した行列に対応する。1行目を削除して
も、行列の直交性は失われない。また、直交関数とし
て、図8(C)に示すように、図8(B)に示す行列の
第1列と第2列とを入れ替えたものを使用することもで
きる。
【0011】演算回路39は、例えば、図9に示すよう
に構成される。この場合には、7ビットの選択データが
入力される。図9には、選択データとして図8(B)の
a列のパターンが入力された場合が示されている。演算
回路37には、フレームメモリ34〜36から7行1列
分のデータ(7ビットのデータ)が入力される。各排他
的論理和回路80は、そのデータと選択データとのビッ
ト毎の排他的論理和を計算する。そして、4つの全加算
器81は、結果の算術和をとる処理を行う。その処理結
果は、0〜7のいずれかの値である。従って、処理結果
は3ビットで表現できる。そして、処理結果は、カラム
ドライバ40に送られる。以上のように、演算回路37
は、7行1列の7ビットで構成される表示用データと7
ビットで構成される選択パターンとの間でミスマッチの
数を計算する。そして、ミスマッチの数を出力する。例
えば、全てが一致すれば出力は「0」であり、全ての対
応ビットがミスマッチの場合には、結果は「7」であ
る。
【0012】図10はカラムドライバに供給される電圧
を生成する回路の一構成例を示す回路図である。図に示
すように、+VR の電位と−VR の電位との差の電圧が
複数の抵抗によって分圧されて8レベルの電圧V0A〜V
7Aが作成される。各電圧V0A〜V7Aは、図11に示すよ
うに、+VR の電位と−VR の電位との間の値である。
図11に示すような電圧を生成するために、+VR の電
源に接続された抵抗および−VR の電源に接続された抵
抗の抵抗値は、それら以外の抵抗の抵抗値よりも大き
い。なお、各抵抗で分圧された信号は、出力インピーダ
ンスを下げるために、演算増幅器を介して出力される。
カラムドライバ40は、8レベルの電圧V0A〜V7Aのう
ちの演算回路39の演算結果に応じた電圧をカラム電極
に印加する。すなわち、演算結果「x」に応じた電圧V
XA(x=0〜7)が印加される。
【0013】ロウドライバ45は、選択される各ロウ電
極に対して、選択パターンに対応した電圧を印加する。
遅延回路44は、ロウドライバ45からロウ電極に電圧
が印加されるタイミングとカラムドライバ40からカラ
ム電極に電圧が印加されるタイミングとの同期をとるた
めに、行電極選択パターン発生回路43から与えられる
選択パターンに対して遅延を与える。
【0014】以下、図5に示す液晶パネル41を駆動す
る場合の駆動回路の動作の説明を行う。液晶パネル41
の上側と下側とが同時に駆動される場合には、演算回路
39は、2つ設けられる。まず、カラムC1の走査線R
1〜R7に表示されるべき各データ(図5において、P
1 に対応したデータ)が一方の演算回路39に送られ
る。また、カラムC641の走査線R241〜R247
に表示されるべき各データ(図5において、Q1 に対応
したデータ)が他方の演算回路39に送られる。行電極
選択パターン発生回路43は、例えば図8(B)右側の
行列の第1列が示す選択パターンを出力する。各演算回
路39は、行電極選択パターン発生回路43から送られ
てきた選択パターンとフレーム選択回路37からの表示
用データとの間でミスマッチ数を計算し、結果をカラム
ドライバに転送する。
【0015】次に、一方の演算回路39は、選択パター
ンとP2 に対応したデータとの間でミスマッチ数を計算
し、結果をカラムドライバに転送する。他方の演算回路
39は、選択パターンとQ2 対応したデータとの間でミ
スマッチ数を計算し、結果をカラムドライバに転送す
る。こうして、カラムC640までに関する演算および
カラムC1280までに関する演算まで順次終了する
と、カラムドライバ40から、各カラム電極に対して、
演算結果に対応した8レベルの電圧V0A〜V7Aのうちの
いずれかの電圧が一斉に印加される。同時に、選択され
る各7ラインの走査線R1〜R7,R241〜R247
のロウ電極に対して、選択パターンに応じた電圧が印加
される。選択パターンのうちの「1」のビットに対応し
たロウ電極には+VR の電圧が印加され、「0」のビッ
トに対応したロウ電極には−VR の電圧が印加される。
2種類の電圧が用いられるのは、印加電圧の交流化のた
めである。走査線R8〜R240,R248〜R480
のロウ電極には、非選択に対応した+VR と−VR との
中間の電圧が与えられる。
【0016】次に、走査線R8〜R14,R248〜R
254についても上記処理と同様の処理が実行される。
以上のような7ラインずつの処理が進み、走査線R23
8,R478間での処理が終了すると、液晶パネル41
の上側では2ラインの走査線R239,R240の処理
が残り、下側では2ラインのR479,R480の処理
が残る。これらの走査線に関して、7ラインに不足する
5ラインが存在するとして上記処理が行われる。以上の
ようにして、液晶パネル41に対して1回の走査が実行
される。
【0017】次いで、例えば図8(B)右側の行列の各
列が示す各選択パターンのうちの次の選択パターンが、
行電極選択パターン発生回路43から出力される。そし
て、液晶パネル41に対して上述した走査が行われる。
さらに、各選択パターンのうちの次の選択パターンが行
電極選択パターン発生回路43から出力され、上述した
走査が行われる。このようにして、図8(B)右側の行
列の第8列の選択パターンを用いて8回目の走査が行わ
れると、1フレームの表示処理が完了したことになる。
フレーム選択回路37は、次に表示すべきフレームが格
納されているフレームメモリからデータを取りだし、デ
ータを演算回路39に出力する。上側および下側の演算
回路39等は、そのフレームについて上述した処理を行
う。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】従来の複数ライン同時
選択法によってデュアルスキャンが行われる液晶表示装
置は以上のように構成されているので、以下のような問
題がある。液晶パネル41における上側と下側とで同じ
選択パターンが用いられているので、電源に大きな負荷
がかかる場合がある。例えば、選択パターンとして図8
(A)に示すものを採用した場合に、第1列の選択パタ
ーン([1111]の選択パターン)を用いるときには
計8本のロウ電極に+VR が印加される。選択パターン
として図8(B)に示すものを採用した場合に、第1列
の選択パターン([1111111]の選択パターン)
を用いるときには計14本のロウ電極に+VR が印加さ
れる。負荷集中によって、+VR 電源の出力に波形ひず
みが生ずる。すると、液晶パネル41における上側領域
と下側領域との境目で、ロウ電極に沿って横方向に黒っ
ぽいラインむらが発生する場合がある。
【0019】また、例えば、全白画面表示(フレームメ
モリ内の表示データは全て「0」であるとする。)であ
る場合には、選択パターンとして図8(B)に示すa
(上から[0101010])を用いた走査中に、演算
回路39においてミスマッチ数が「3」になるので、全
てのカラム電極にV3Aの電圧が一時に印加される。液晶
パネル41における上側でも下側でも同一の選択パター
ンが用いられているので、上側領域でも下側領域でも全
てのカラム電極にV3Aの電圧が印加される。全白画面表
示でなくても、パーソナルコンピュータにおける表示の
ように白画面中に文字等を表示する場合には、V3Aの電
圧が印加されるカラム電極が大勢を占める。そのような
場合には、V3Aの電圧への集中によって一の演算増幅器
に多くの電流が流れるので、カラム電極側の印加波形が
ひずむ。この結果、やはり、表示むらが生ずる。
【0020】この発明は、以上のような問題を解消する
ためになされたもので、ロウ電極およびカラム電極にお
ける電圧値の集中を防止して、表示の均一性をより向上
させることができる液晶表示装置を提供することを目的
とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る液晶表示装置は、複数の表示領域が複数ライン同時選
択法によって一時に駆動される液晶表示装置であって、
各領域に応じて異なる直交関数にもとづく行選択パター
ンを出力する行電極選択パターン発生手段と、行電極選
択パターン発生手段が出力した各領域対応の行選択パタ
ーンによって各領域対応の表示用データを変換し、変換
後の信号を各領域のカラム電極駆動手段に供給する演算
手段とを備えたものである。
【0022】請求項2記載の発明に係る液晶表示装置
は、行電極選択パターン発生手段が、1つの領域に対応
した直交関数にもとづく行選択パターンと、その直交関
数の各要素に−1を乗じたものを各要素とする(すなわ
ち逆極性の)他の領域に対応した直交関数にもとづく行
選択パターンとを出力するものである。
【0023】請求項3記載の発明に係る表示装置の駆動
方法は、複数本のロウ電極と複数本のカラム電極とを備
えた表示装置の複数の表示領域を、ロウ電極を複数本一
括して選択して一時に駆動する方法であって、ロウ電極
に電圧を印加するステップにおいて、各領域に応じて異
なる直交関数にもとづく電圧を使用するものである。
【0024】そして、請求項4記載の発明に係る表示装
置の駆動方法は、ロウ電極に電圧を印加するステップに
おいて、ある領域に対して用いられる直交関数として、
他の領域に対して用いられる直交関数に−1を乗じたも
のを使用するものである。
【0025】
【作用】請求項1記載の発明におけるロウ電極駆動手段
は、複数の領域に対して、それぞれ異なる行選択パター
ンに対応した電圧をロウ電極に印加し、ある領域の各ロ
ウ電極と他の領域の各ロウ電極とに、交流駆動のための
2種類の電圧のうちの同一の電圧が印加されることを防
止する。また、演算手段は、複数の領域に対してそれぞ
れ異なる行選択パターンを用いて演算を行い、各カラム
電極に同一電圧が印加される可能性を低下させる。
【0026】請求項2記載の発明におけるロウ電極駆動
手段は、2つの領域に対して、逆極性の直交関数にもと
づく行選択パターンに対応した電圧をロウ電極に印加
し、液晶パネルにおいて一方の種類の電圧+VR が印加
されるラインの数と他の種類の電圧−VR が印加される
ラインの数とを一致させる。
【0027】請求項3記載の発明におけるロウ電極に電
圧を印加するステップでは、複数の領域に対して、それ
ぞれ異なる直交関数すなわち異なる行選択パターンに対
応した電圧がロウ電極に印加され、ある領域の各ロウ電
極と他の領域の各ロウ電極とに、2種類の電圧のうちの
同一の電圧が印加されることが防止される。
【0028】そして、請求項4記載の発明におけるロウ
電極に電圧を印加するステップでは、2つの領域に対し
て、それぞれ逆極性の直交関数に対応した電圧がロウ電
極に印加される。
【0029】
【実施例】以下、この発明の各実施例を図面を参照して
説明する。 実施例1.図1はこの発明の第1の実施例による液晶表
示装置の構成を示すブロック図である。図に示すよう
に、液晶パネル41は、別々に駆動される上側領域41
Aと下側領域41Bとからなる。フレームメモリ51か
らの上側の表示用データは第1の演算回路39Aで加工
されて、上側領域41Aの上端部に設けられたカラムド
ライバ40a〜40fに供給される。フレームメモリ5
1からの下側の表示用データは第2の演算回路39Bで
加工されて、下側領域41Bの下端部に設けられたカラ
ムドライバ40g〜40lに供給される。なお、ここで
は、6個のカラムドライバ40a〜40fで上側領域4
1Aの各カラム電極が駆動され、6個のカラムドライバ
40g〜40lで下側領域41Bの各カラム電極が駆動
される場合を例示する。行電極選択パターン発生回路5
0は、第1の演算回路39Aと第2の演算回路39Bと
に異なる行選択パターンを供給する。また、ここでは、
フレームメモリ51は、図6に示すフレームメモリ34
〜36およびフレーム選択回路37を含むものであり、
行電極選択パターン発生回路50は、図6に示す遅延回
路44をも含むものである。A−D変換器31R,31
G,31B等は、図1においては省略されている。
【0030】次に、同時に駆動されるロウ電極が7本の
ときの図1に示す液晶表示装置の動作を説明する。フレ
ームメモリ51から上側領域41Aに表示される表示用
データと下側領域41Bに表示される表示用データとが
出力されるまでの動作は、従来の装置における動作と同
じである。この場合には、行電極選択パターン発生回路
50は、2種類の直交関数にもとづく行選択パターン
を、内部に保持している。同時選択ライン数が7ライン
である場合には、例えば、図8(B)に示す直交関数に
もとづく7行8列の行選択パターンと、図8(C)に示
す直交関数にもとづく7行8列の行選択パターンとを保
持している。
【0031】以下、第1の演算回路39Aが図8(B)
に示す直交関数にもとづく8列の選択パターンを使用
し、第2の演算回路39Bが図8(C)に示す直交関数
にもとづく8列の選択パターンを使用する場合を例にと
る。行電極選択パターン発生回路50は、まず、図8
(B)の列cに対応した選択パターンを第1の演算回路
39Aに出力するとともに、図8(C)の列dに対応し
た選択パターンを第2の演算回路39Bに出力する。な
お、各図の左側に示すパターンにおける「−1」を
「0」と認識して演算に用いる。
【0032】第1の演算回路39Aおよび第2の演算回
路39Bは、それぞれ、例えば、図9に示すような構成
を有する。第1の演算回路39Aは、フレームメモリ5
1から各列について7ライン分の表示用データを入力
し、各7ビットデータと選択パターンとのミスマッチ数
を計算する。そして、計算結果を順次カラムドライバ4
0aに転送する。カラムドライバ40a〜40fにおい
て、第1の演算回路39Aからの演算結果は、カラムド
ライバ40a→40b→40c→40d→40e→40
fのように転送される。同時に、第2の演算回路39B
は、フレームメモリ51から各列について7ライン分の
表示用データを入力し、各7ビットデータと選択パター
ンとのミスマッチ数を計算する。そして、計算結果を順
次カラムドライバ40gに転送する。カラムドライバ4
0g〜40lにおいて、第2の演算回路39Bからの演
算結果は、カラムドライバ40g→40h→40i→4
0j→40k→40lのように転送される。
【0033】全列分の計算結果の転送が完了すると、カ
ラムドライバ40a〜40lは、液晶パネル41の各列
に計算結果に応じた電圧を印加する。同時に、ロウドラ
イバ45a,45bは、図8(B)の列cに対応した選
択パターンに応じた電圧を液晶パネル41の上側領域4
1Aの7ラインに印加する。また、ロウドライバ45
c,45dは、図8(C)の列dに対応した選択パター
ンに応じた電圧(+VRまたは−VR )を液晶パネル4
1の下側領域41Bの7ラインに印加する。
【0034】同様の処理が次の各7ラインについて実行
される。すべてのラインについての処理が完了すると、
行電極選択パターン発生回路50は、図8(B)の次の
列に対応した選択パターンを第1の演算回路39Aに出
力するとともに、図8(C)の次の列に対応した選択パ
ターンを第2の演算回路39Bに出力する。第1の演算
回路39A、第2の演算回路39B、カラムドライバ4
0a〜40lおよびロウドライバ45a〜45dは上述
した処理と同様の処理を行う。全ラインについて上述し
た処理が終了すると、1フレームの表示処理が完了した
ことになる。
【0035】この場合には、液晶パネル41の上側領域
41Aと下側領域41Bとで、異なる行選択パターンが
用いられるので、選択された各ロウ電極への印加電圧が
+VR と−VR とのうちの一方に集中することはない。
例えば、上側領域41Aに対して図8(B)の列cに対
応した選択パターンが用いられ、下側領域41Bに対し
て図8(C)の列dに対応した選択パターンが用いられ
るときには、+VR が印加されるラインは計10本、−
R が印加されるラインは計4本である。従来の場合に
は、14本に+VR が印加されていた。印加電圧の集中
が避けられるので、+VR 電源容量を低下させることが
できる。さらに、図11のS,Tに示すように、各ロウ
電極に電圧が印加されるときの両電圧の立ち上がり波形
が、振幅中心を軸とした対称に近づく。従って、液晶の
交流化特性を維持することができる。
【0036】また、上側領域41Aに対する選択パター
ンと下側領域41Bに対する選択パターンとが異なって
いるので、全白画面表示の場合であっても、第1の演算
回路39Aにおけるミスマッチ数と第2の演算回路39
Bにおけるミスマッチ数とは異なる。通常、図10に示
すような回路で生成された電圧V0A〜V7Aがカラムドラ
イバ40a〜40lの最終段に分配される。従って、従
来の場合には、全白画面表示等のときには、1つの演算
増幅器からの出力が各カラム電極に印加されていた。よ
って、各カラム電極に印加される電圧の立ち上がりがな
まり、表示むらを生じさせる可能性があった。しかし、
この場合には、複数の演算増幅器の出力が用いられるの
で、各カラム電極に印加される電圧の立ち上がりのなま
りは、より小さい。すなわち、各カラム電極に印加され
る電圧波形を、理想的な電圧波形に近づけることができ
る。
【0037】実施例2.図2は、この発明の第2の実施
例による液晶表示装置において用いられる行選択パター
ンを示す説明図である。なお、装置構成は、図1に示し
たものと同様である。この場合には、行電極選択パター
ン発生回路50は、例えば、4ライン同時選択の場合に
は、図8(A)に示す直交関数による行選択パターンと
図2(A)に示す直交関数による行選択パターンとを保
持する。7ライン同時選択の場合には、図8(B)に示
す直交関数による行選択パターンと図2(B)に示す直
交関数による行選択パターンとを保持する。
【0038】図2(A)に示す直交関数は、図8(A)
に示す直交関数の各要素に−1を掛けたものである。図
2(B)に示す直交関数は、図8(B)に示す直交関数
の各要素に−1を掛けたものである。従って、行電極選
択パターン発生回路50が、第1の演算回路39Aに、
図8(A)に示す直交関数または図8(B)に示す直交
関数による行選択パターンを供給し、第2の演算回路3
9Bに、図2(A)に示す直交関数または図2(B)に
示す直交関数による行選択パターンを供給した場合に
は、+VR が印加されるロウ電極の数と−VR が印加さ
れるロウ電極の数とは常に等しくなる。従って、各ロウ
電極に電圧が印加されるときの両電圧の立ち上がり波形
が、振幅センタを軸とした対称により近づく。各ロウ電
極の負荷が同じであるとすると、+VR の負荷と−VR
の負荷とは同一になり、両電圧の立ち上がり波形は、ほ
ぼ対称形になる。すなわち、極性は異なるものの、選択
されている各ロウ電極にほぼ同一波形の電圧が印加され
る。
【0039】また、この場合にも、全白画面表示等のと
きに、上側領域41Aの各カラム電極に印加される電圧
と、下側領域41Bの各カラム電極に印加される電圧と
は異なる。例えば、図8(B)に示す直交関数による行
選択パターンと図2(B)に示す直交関数による行選択
パターンとが用いられた場合に、列cによる選択パター
ンと列eによる選択パターンとが出力されたときに、第
1の演算回路39Aの計算結果は「7」であり上側領域
41Aの各カラム電極に印加される電圧はV7Aである。
第2の演算回路39Bの計算結果は「0」であり、下側
領域41Bの各カラム電極に印加される電圧はVOAであ
る。
【0040】従って、上側領域41Aの各カラム電極に
印加される電圧と下側領域41Bの各カラム電極に印加
される電圧とが異なり、カラム電極に印加される波形の
ひずみを抑えることができる。さらに、この場合には、
図11に示すように、上側領域41Aの各カラム電極に
印加される電圧と、下側領域41Bの各カラム電極に印
加される電圧とは、振幅センタを中心として対称の関係
にある。このことは、図2(B)および図8(B)に示
すどの列の選択パターンを用いる場合であっても同様で
ある。つまり、2つの領域のカラム側に印加される各電
圧は振幅センタを中心としてバランスがよくなり、直流
電圧が液晶パネル41に加わることが防止される。
【0041】実施例3.図3は駆動領域が4分割された
液晶パネル141を示す説明図である。画素数1280
×1024のSXGAサイズの表示パネルのような高精
細パネルの場合には、コントラスト低下防止のために、
一度に駆動される領域を2つよりもさらに多くするとよ
い。
【0042】図3に示す例は、駆動領域が4分割され、
各領域に対して直交関数A,B,−A,−Bが用いられ
ることを示す。直交関数Aと直交関数Bは、異なる関数
である。直交関数−Aは、直交関数Aの各要素に−1を
掛けたものを要素とするものである。直交関数−Bは、
直交関数Bの各要素に−1を掛けたものを要素とするも
のである。なお、分割に仕方は図3に示す方式に限られ
ない。例えば、4分割でも、表示パネルの右側にも駆動
用のロウドライバを配置して田状に領域を区分すること
によって1領域の負荷を軽減することもできる。
【0043】この実施例による液晶表示装置の構成は図
1に示すものと同様であるが、この場合には、行電極選
択パターン発生回路50は、4種類の直交関数にもとづ
く行選択パターンを保持する。そして、4つの演算回路
が設けられる。また、液晶パネル141において、図4
に示すように、内側の2つの領域(図4では一方のみを
示す。)のITO膜等の透明電極膜からAl配線が液晶
パネル141の端部に引き出され、カラムドライバに接
続される。
【0044】このような構成によれば、第1の実施例や
第2の実施例の場合と同様に、各ロウ電極における印加
電圧の集中が避けられる。また、1つの演算増幅器から
の出力が各カラム電極に印加されるということも防止さ
れる。
【0045】なお、上記各実施例では液晶表示装置につ
いて説明したが、それ以外の表示装置であっても、実効
値応答をするものであれば、同様に各実施例による駆動
方式が適用できる。
【0046】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の液晶表示
装置は、各領域を異なる直交関数にもとづく行選択パタ
ーンで駆動するように構成されているので、液晶パネル
における選択されている複数の行全てに同一電圧が印加
されることがなくなり、電源の負荷が軽減されてロウ電
極に印加される電圧の立ち上がり波形が改善される。こ
の結果、表示むらを低減することができる。また、液晶
パネルにおける全ての列に同一電圧が印加される機会は
ほぼなくなり、1つの電圧が全列に印加されることが防
止される。この結果、カラム側に印加される電圧波形が
改善され表示むらを低減することができる。
【0047】請求項2記載の液晶表示装置は、2つの領
域を逆極性の直交関数にもとづく行選択パターンで駆動
するように構成されているので、1つの種類の電圧が印
加されるロウ電極の数と他の種類の電圧が印加されるロ
ウ電極の数とを同じにすることができ、1つの種類の電
圧の立ち上がり波形と他の種類の電圧の立ち上がり波形
とを、2種類の電圧の中間値を基準とした極性は逆であ
るもののほぼ同じにできる。この結果、選択されている
各ロウ電極にほぼ同一波形の電圧が印加されることにな
り、表示むらをより低減することができる。また、全白
表示等の場合に、各電圧の中間値を基準とした極性は逆
であるもののほぼ同一波形の電圧が各カラム電極に印加
されることになり、このことからも、表示むらをより低
減することができる。
【0048】請求項3記載の表示装置の駆動方法は、複
数の領域に対して、それぞれ異なる直交関数に対応した
電圧をロウ電極に印加する方法であり、表示装置におけ
る選択されている複数の行全てに同一電圧が印加される
ことがなくなり、電源の負荷が軽減されてロウ電極に印
加される電圧の立ち上がり波形が改善される。また、液
晶パネルにおける全ての列に同一電圧が印加される機会
はほぼなくなり、1つの電圧が全列に印加されることが
防止される。
【0049】そして、請求項4記載の表示装置の駆動方
法は、2つの領域に対して、それぞれ逆極性の直交関数
に対応した電圧をロウ電極に印加する方法であり、1つ
の種類の電圧が印加されるロウ電極の数と他の種類の電
圧が印加されるロウ電極の数とを同じにすることができ
る。また、全白表示等の場合に、各電圧の中間値を基準
とした極性は逆であるもののほぼ同一波形の電圧を各カ
ラム電極に印加することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の各実施例による液晶表示装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】逆極性の直交関数の一例を示す説明図である。
【図3】4分割された液晶パネルを示す説明図である。
【図4】図3に示す液晶パネルにおける内部の透明電極
膜への信号線配線の様子を示す説明図である。
【図5】液晶パネルを一部拡大して示す説明図である。
【図6】従来の液晶表示装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図7】階調表示を説明するための説明図である。
【図8】直交関数と行選択パターンとを示す説明図であ
る。
【図9】演算回路の一構成例を示す回路図である。
【図10】カラム電極に印加される電圧を生成する回路
を示す回路図である。
【図11】ロウ電極に印加される電圧とカラム電極に印
加される波形の一例を示す波形図である。
【符号の説明】
39A 第1の演算回路 39B 第2の演算回路 40a〜40l カラムドライバ 41,141 液晶パネル 45a〜45d ロウドライバ 50 行電極選択パターン発生回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 茂木 宏之 神奈川県横浜市神奈川区羽沢町1150番地 旭硝子株式会社中央研究所内 (72)発明者 河口 和義 神奈川県横浜市神奈川区羽沢町1150番地 旭硝子株式会社中央研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の表示領域が複数ライン同時選択法
    によって一時に駆動される液晶表示装置であって、各領
    域の各ロウ電極に行選択パターンに応じた電圧を印加す
    るロウ電極駆動手段と、各領域のカラム電極を駆動する
    カラム電極駆動手段とを備えた液晶表示装置において、 前記各領域に応じて異なる直交関数にもとづく行選択パ
    ターンを出力する行電極選択パターン発生手段と、 前記行電極選択パターン発生手段が出力した各領域対応
    の行選択パターンによって各領域対応の表示用データを
    変換し、変換後の信号を各領域のカラム電極駆動手段に
    供給する演算手段とを備えたことを特徴とする液晶表示
    装置。
  2. 【請求項2】 行電極選択パターン発生手段は、1つの
    領域に対応した直交関数にもとづく行選択パターンと、
    その直交関数の各要素に−1を乗じたものを各要素とす
    る他の領域に対応した直交関数にもとづく行選択パター
    ンとを出力する請求項1記載の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 複数本のロウ電極と複数本のカラム電極
    とを備えた表示装置の複数の表示領域を、ロウ電極を複
    数本一括して選択して一時に駆動する表示装置の駆動方
    法であって、ロウ電極に、前記各領域に応じて異なる直
    交関数にもとづく電圧を印加することを特徴とする表示
    装置の駆動方法。
  4. 【請求項4】 1つの領域に対応した直交関数は、他の
    領域に対応した直交関数に−1を乗じたものである請求
    項3記載の表示装置の駆動方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100495792B1 (ko) * 1997-07-08 2005-09-30 삼성전자주식회사 감마 기준전압 보정을 통한 플리커 보상 기능을 갖는 액정표시 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100495792B1 (ko) * 1997-07-08 2005-09-30 삼성전자주식회사 감마 기준전압 보정을 통한 플리커 보상 기능을 갖는 액정표시 장치

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