JPH08200585A - 流体制御弁の騒音防止構造 - Google Patents

流体制御弁の騒音防止構造

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JPH08200585A
JPH08200585A JP7008560A JP856095A JPH08200585A JP H08200585 A JPH08200585 A JP H08200585A JP 7008560 A JP7008560 A JP 7008560A JP 856095 A JP856095 A JP 856095A JP H08200585 A JPH08200585 A JP H08200585A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control valve
fluid control
inner cylinder
cylinder
fluid
Prior art date
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Pending
Application number
JP7008560A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Kitsutaka
豊 橘鷹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH08200585A publication Critical patent/JPH08200585A/ja
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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
    • F16L55/04Devices damping pulsations or vibrations in fluids

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pipe Accessories (AREA)
  • Details Of Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 流体制御弁を介装した管路における騒音発生
を防止する。 【構成】 流体制御弁12の下流側に内外二重構造の配
管14を配置する。配管14は、内筒16と外筒17と
を少なくとも上流側の端部において連結するとともに、
この連結部以外は両筒16,17間を適当間隔となし、
内筒16に複数の小孔18を設けて構成する。 【効果】 流体の乱れ等による衝撃圧は内筒に受け止め
られ、そのまま外筒へ伝えられることはないので、管体
内部の振動が外部へ漏出することが抑制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、管路途中に配置される
流体制御弁の騒音防止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】流体制御弁は、開度を変えることによっ
て流体の圧力や流量を制御するようにした弁であり、管
路途中や容器などに配置される。流体制御弁には、制御
対象によって各種のものがあり、圧力を制御するものに
減圧弁、流量を制御するものに絞り弁などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、流体制
御弁は少なからず騒音を発するものであり、図2に示し
たような管路1の途中に配置される流体制御弁2におい
ては、騒音源は必ず制御弁の下流側の管3にある。これ
は、制御弁2の下流側では、一次側圧力と二次側圧力と
の差により流体が噴流となって乱れており、場合によっ
てはキャビテーション現象が生じていて、これらが原因
となって制御弁の下流側の管3が振動し、外部に騒音と
なって現れるからである。
【0004】本発明は上記問題を解決するもので、流体
制御弁の下流側の管の振動を抑制し、これにより騒音の
発生を防止することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明は、管路途中に配置される流体制御弁の騒音
防止構造であって、流体制御弁の下流側に内外二重構造
の管体を配置し、前記管体は、内筒と外筒とを少なくと
も上流側の端部において連結するとともに、この連結部
以外においては両筒間を適当間隔となし、内筒に複数の
小孔を設けて構成したことを特徴とする流体制御弁の騒
音防止構造を提供する。
【0006】
【作用】上記した構成によれば、流体制御弁の下流側に
おいて発生した流体の乱れや圧力の変化、またはキャビ
テーションによる衝撃圧が疎密波となって配管に伝えら
れた場合、疎密波の一部は内筒の管壁に当たって内筒を
振動させた後に、外筒との間に存在する水を介して外筒
に伝えられ、残りの疎密波は小孔を通過して外筒に伝え
られる。この間に、小孔の干渉や伝播時のロスなどによ
って疎密波が低減されるので、配管の内部の振動が外筒
の外部へ漏出することは抑制され、騒音の発生は防止さ
れる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。図1において、管路11の途中に流体制御
弁12が配置されており、流体の流れ方向に順次、配管
13、流体制御弁12、配管14、配管15が配列され
ている。
【0008】流体制御弁12の下流側に配置された配管
14は、内筒16と外筒17とからなる内外二重構造を
有している。すなわち、配管14は、管軸方向中央部に
向けて縮径した形状をなす内筒16が上流側および下流
側の端部において外筒17に連結されており、端部以外
では内筒16と外筒17との間は適当間隔となってい
る。内筒16には、複数の小孔18が設けられている。
【0009】上記した構成によれば、流体制御弁12の
下流側において、流体の乱れや圧力の変化、またはキャ
ビテーションが発生した場合、これらの衝撃圧が疎密波
となって内筒16および外筒17に伝えられる。
【0010】このとき、内筒16は、外筒17との間に
適当間隔を有するとともに多数の小孔18を有している
ため、疎密波の一部は内筒16の管壁に直接当たって内
筒16を振動させた後に、外筒17との間に存在する水
を介して外筒17に伝えられ、残りの疎密波は小孔18
を通過して外筒17に伝えられることになる。この間
に、小孔18の干渉や伝播時のロスなどによって疎密波
が低減されるので、配管14の内部の振動が外筒17の
外部へ漏出することは抑制され、騒音の発生は防止され
る。
【0011】なお、内筒16は管軸方向中央部に向かう
縮径をなして、流体の入口と出口がなめらかな形状とな
っているので、高流速の流体が流入したときも内筒16
へ伝えられる衝撃圧は増大されない。
【0012】上記した実施例においては、管軸方向中央
部に向けて直線状に縮径した内筒を例示したが、配管の
内部を通過する流体の抵抗を小さくできるものであれ
ば、丸みを帯びた縮径形状の内筒としてもよい。また、
内筒を二重円筒としてもよい。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、騒音の発
生箇所たる流体制御弁の下流側の管体を、内筒と外筒と
の間に適当間隔を設けた内外二重構造とするとともに、
内筒に多数の小孔を設けたため、流体の乱れや圧力の変
化やキャビテーションが発生したときの衝撃圧はまず内
筒に受け止められ、そのまま外筒へ伝えられることはな
い。したがって、管体内部の振動が外筒の外部へ漏出す
ることは抑制され、騒音の発生は防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の流体制御弁の騒音防止構造
を適用した管路の縦断面図である。
【図2】流体制御弁を配置した従来の管路における騒音
発生箇所を示した説明図である。
【符号の説明】
11 管路 12 流体制御弁 13, 14, 15 配管 16 内筒 17 外筒 18 小孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管路途中に配置される流体制御弁の騒音
    防止構造であって、流体制御弁の下流側に内外二重構造
    の管体を配置し、前記管体は、内筒と外筒とを少なくと
    も上流側の端部において連結するとともに、この連結部
    以外においては両筒間を適当間隔となし、内筒に複数の
    小孔を設けて構成したことを特徴とする流体制御弁の騒
    音防止構造。
JP7008560A 1995-01-24 1995-01-24 流体制御弁の騒音防止構造 Pending JPH08200585A (ja)

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