JP2005519237A6 - 加圧液体搬送導管のためのエネルギー減衰装置、該エネルギー減衰装置それを組み入れた加圧液体搬送システム、及び導管内のエネルギーを減衰する方法 - Google Patents

加圧液体搬送導管のためのエネルギー減衰装置、該エネルギー減衰装置それを組み入れた加圧液体搬送システム、及び導管内のエネルギーを減衰する方法 Download PDF

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Abstract

加圧液体を搬送する加圧液体搬送システムのためのエネルギー減衰装置が提供される。このエネルギー減衰装置は、3つの直列に配置されたチャンバー(39,40;58;59;64;55,56)を含む液体搬送手段(23)を備えており、それらのチャンバーのうちの少くとも1つのチャンバー(58;55,56)には、チューブを設けない。第1チューブ(61)が前記チャンバーのうちの1つのチャンバー内に配設されて、一端を該チャンバーの入口端又は出口端に流体連通状態に接続される。該第1チューブ(61)の他方の自由端は、該チャンバーの出口端又は入口端から開放間隙によって離隔される。第1チューブ(61)と該チャンバーとの間に流体連通を設定するために第1チューブの自由端及び、又は周壁に少くとも1つの孔が形成される。他のチャンバー内に第2チューブ(62)を配設することができる。

Description

本発明は、加圧液体搬送導管のための新規なエネルギー減衰装置、及び、そのようなエネルギー減衰装置を組み入れた加圧液体搬送システム、及び、導管内のエネルギーを減衰させる方法に関する。(ここで、「加圧液体」とは、圧力下におかれた、即ち圧力をかけられた液体という意味である。)本発明は、特に、自動車のパワーステアリングユニットの加圧液体搬送システム即ち液圧システム(液圧系)において、加圧液体中の圧力のパルス(脈動)を減衰させるために加圧液体搬送導管内に設置するのに特に適する。ただし、本発明は、他の液圧流体(加圧液体)にも適用することができる。(ここで、「システム」とは、流体を搬送又は移送するための管系統又は装置のことをいう。)
作動液体をポンプによって循環させる液圧システムにおいては、ポンプが発生する圧力のパルスが導管を通して伝達され、その結果、液圧液体がノイズ(騒音)及び、又は振動を発生する。自動車のパワーステアリング流体の場合は、そのようなノイズ及び、又は振動は、例えば、パワーステアリング機構によって車輪を転回(方向転換)しながら車を非常にゆっくりした速度で駐車場に入れるときや、駐車場から出すとき、又はアイドリング中に生じる。特に、パワーステアリング流体が流体ポンプからパワーステアリング機構を通ってステアリング装置へ移動するようなときには、大きなノイズ及び、又は振動(震え)が発生する。この分野に関する詳細な背景は、米国特許第3,323,305号に記載されているのでそれを参照されたい。又、同特許の記載は、ここに編入されたものとする。
排気ガスマフラーのノイズを抑止するための装置としては、いろいろな装置が知られている。例えば、米国特許第4,501,341号は、2つの側方分岐共振器を設けることを提案しており、米国特許第4,371,053号は、ガスマフラーハウジング内に多孔チューブを設けることを提案している。又、燃料噴射システムにおける圧力波の共振を制御するための方式も知られている。例えば、米国特許第5,168,855号は、導管に直接、又はバイパス導管に、制流器(流れ制限器)を備えた逆止弁を設け、そのような逆止弁を通して流体を移送することを提案している。米国特許第5,509,391号は、入口ポートと出口ポートの間で流量を制御するためのスプール弁組立体を開示している。
しかしながら、特に複数のチューブのうちの少くとも1つのチューブの側壁に少くとも1つの穴が設けられている場合、エネルギーを抑制する手段として、加圧流体を1つのチューブから他のチューブへ移送することを教示した従来技術は知られていない。
米国特許第3,323,305号 米国特許第4,501,341号 米国特許第4,371,053号 米国特許第5,168,855号 米国特許第5,509,391号 米国特許第4,611,633号 米国特許第5,172,729号 米国特許第5,201,343号 米国特許出願第08/853,770号 米国特許第6,279,613号 米国特許第5,323,305号
従って、本発明の目的は、加圧液体を搬送する導管内のエネルギーを減衰させるための新規な装置、加圧液体搬送システム及び方法を提供することである。
この目的を達成するために、本発明によれば、液体搬送手段内にエネルギー減衰装置を配設する。このエネルギー減衰装置を備えた液体搬送手段は、3つの直列に配置されたチャンバーを含むものとし、それらのチャンバーのうちの1つのチャンバー(第1のチャンバー)はチューブを備えない、空のチャンバーとし、第1チューブを第2のチャンバー内に配設し、液体搬送手段の内周面と第1チューブの外周面との間に環状空間を形成し、第1チューブの一端を第2のチャンバーの入口端又は出口端に流体連通状態(流体を通すことができる状態)に接続し、第1チューブの他方の自由端を第2のチャンバーの出口端又は入口端から開放間隙を形成するように離隔させ、第1チューブと第2のチャンバーとの間に流体連通を設定するために第1チューブの自由端及び、又は周壁に少くとも1つの孔を形成し、第2チューブを第3のチャンバー内に配設し、液体搬送手段の内周面と第2チューブの外周面との間に環状空間を形成し、第2チューブの一端を第3のチャンバーの入口端又は出口端に流体連通状態に接続し、第2チューブの他方の自由端を第3のチャンバーの出口端又は入口端から両者の間に開放間隙を形成するように離隔させ、第2チューブと第3のチャンバーとの間に流体連通を設定するために第2チューブの自由端及び、又は周壁に少くとも1つの孔を形成する。
従って、本発明の目的は、上述した又は以下に説明する本発明の新規な特徴の1つ又はそれ以上を有する新規なエネルギー減衰装置を提供することである。
本発明の他の目的は、上述した又は以下に説明する本発明の新規な特徴の1つ又はそれ以上を有する、上記エネルギー減衰装置を組み入れた新規な加圧液体搬送システムを提供することである。
本発明の更に他の目的は、上述した又は以下に説明する本発明の新規な特徴の1つ又はそれ以上を有する、加圧液体搬送導管内のエネルギーを減衰させるための新規な方法を提供することである。
本発明の上記目的及び発明の内容は、添付図を参照して以下に記述する本発明の実施形態の説明から一層明らかになろう。
以下に、本発明の特徴を自動車のパワーステアリングシステムのためのエネルギー又は音響減衰装置を提供するものとして説明するが、本発明の特徴は、液体、特に加圧液体を搬送する、自動車のパワーステアリングシステム以外の加圧液体搬送システムのためのエネルギー減衰装置にも適用することができることを理解されたい。
従って、本発明は、添付図に示された実施形態にのみ限定されるものではなく、添付図は、本発明の広範な用途の一例を示すにすぎない。
添付図を参照して説明すると、図1は、本発明のエネルギー減衰装置の一実施形態を組み入れた、簡略化された自動車用パワーステアリングシステムを示す。作動中、パワーステアリングポンプ(パワーステアリング装置を駆動するための液圧流体、圧油を圧送するためのポンプ)11は、圧力リップル(パルス変化)を発生し、それがスチールチューブ等のチュービングTを通して圧力ホース組立体又は圧力導管(高圧側導管)12、パワーステアリングギア13、戻りホース組立体又は戻り導管(低圧側導管)14及び溜め15へ伝えられ、最後に供給導管16を介してポンプ11自身に戻ってくる。図示の例では溜め15とポンプ11とは供給導管16によって分離されているが、両者は、ホースや導管等によって分離せずに、単一のユニットとして構成してもよい。
例えば圧力導管12又は戻り導管14を内の例えば共振に起因するノイズを大幅に減少させ、それによってパワーステアリングポンプ11が発生するパワーステアリングノイズ又は振動を排除又は少くとも大幅に減少させるために、本発明のエネルギー減衰装置20が、ポンプ11とギア13の間の圧力導管12に、あるいは、ギア13と溜め15又はポンプ11の間の戻り導管14に配設される。更に、本発明のエネルギー減衰装置20は、圧力導管12と戻り導管14の両方に配設することも考えられる。本発明のエネルギー減衰装置20のいろいろな実施形態及びその構成部品及び配置を図2〜23に示し、以下に順を追って詳しく説明する。
本発明のエネルギー減衰装置20は、上述したように、図1のシステムの圧力導管12及び、又は戻り導管14に配設されるが、図2〜4及び図6〜19に示さるように、本発明のエネルギー減衰装置20は、別個のホースセクション内に配設し、そのホースセクションを圧力導管12又は戻り導管14に配設することもできる。
図2に示されたエネルギー減衰装置20の実施形態から分かるように、本発明のエネルギー減衰装置20は、ホースセクション又は液体搬送手段23内に形成されたチャンバー22内に配設された2本の別個の孔あきチューブ21を含む。詳述すれば、入口チューブ21aがチャンバー22の入口端25に接続され、出口チューブ21bがチャンバー22の出口端26に接続されている。チューブ21aと21bは、それらの自由端27と28とが互いに間隙によって離隔され、かつ、それらのチューブの外周面30,31が、それらの周りに環状空間33が形成されるようにホースセクション又は導管手段23の内周面32から離隔されるような態様にチャンバー22内に配設される。入口チューブ21a及び出口チューブ21bの外周面30,31に少くとも1つの、好ましくは数個の孔34が設けられているので、チュービングTを通ってホース手段23に流入した液体は、入口チューブ21aから孔34を通って環状空間33内へ流れ、次いでチャンバー22の他の領域内へ流れ、そこから出口チューブ21bの孔34を通って出口チューブ21b内に入り、出口チューブ21bを経てホース手段23から右側のチュービングTへ流れる。チューブ21a,21bの自由端27,28が開放しているか、閉鎖されているかによって、圧力導管12又は戻り導管14内の液体の全部又は一部分だけが入口チューブ21aから孔34を通って出口チューブ21b内へ流入する。チューブ21a,21bの自由端27,28の開放又は閉鎖状態に関する詳細については、後述する。
図2に示されたエネルギー減衰装置20の実施形態においては、例えばゴム又はその他のエラストマー材で形成されたホースセクション23が圧力導管12又は戻り導管14内に配設され、それぞれの管継手36及びコネクタを介してチュービングTに流体搬送可能態様に接続される。管継手36及びコネクタは、図11〜19に示された、又、本出願人の米国特許第6,279,613号(その記載内容が本明細書に編入されているものとする)に記載されているタイプのものであってよい。
先に述べたように、入口チューブ21a及び出口チューブ21bの自由端27,28は、開放させておいても、あるいは閉鎖しておいてもよい。自由端27,28を開放した構成とするか、閉鎖した構成とするかに関して幾つかの変型例が可能である。例えば、両方のチューブの自由端27,28を両方とも開放又は閉鎖した構成としてもよく、あるいは、入口チューブ21aの自由端27を開放した構成とし、出口チューブ21bの自由端28を閉鎖した構成とすることもできる。反対に、入口チューブ21aの自由端27を閉鎖した構成とし、出口チューブ21bの自由端28を開放した構成とすることもできる。
図2に示された実施形態は、単一のチャンバー22のためのものであり、その入口チューブ21aの自由端27と出口チューブ21bの自由端28はチャンバー22の中央ホース混合区域において互いに対向しているが、本発明の教示によれば、他の構成も可能であることが判明している。例えば、図3を参照すると、本発明のエネルギー減衰装置の別の実施形態20Aが示されている。この実施形態のエネルギー減衰装置20Aの、図2のそれの構成部品と同様な部品は、同じ参照番号の後にAを付して示されている。
図3に示されたエネルギー減衰装置20Aの実施形態は、そのチャンバー22Aが制流器(流れ制限器)38によって入口チャンバー部分39と出口チャンバー部分40に分割されているという点で図2の実施形態と異なる。制流器38は、図5〜5bに拡大図で示されている。ホース手段23Aの内径より小さい内径を有する。制流器38は、チャンバー部分39と40との連通が該制流器の通路即ち減径部分を通してのみ設定されるように、例えば圧着(クリンプ)によってホース手段23A内に装着される。入口チューブ21aの自由端27は、入口チャンバー部分39内において制流器38から離隔されており、出口チューブ21bの自由端28は出口チャンバー部分40において制流器38から離隔されている。かくして、エネルギー減衰装置20Aでは、入口チューブ21aから全体的に又は少くとも部分的に孔34を通って流出した液体は、入口チャンバー部分39に流入し、制流器38の減径部分を通り、出口チャンバー部分40に入り、次いで、少くとも部分的に孔34を通って出口チューブ21bに流入する。図2のエネルギー減衰装置20に関連して先に述べたように、チューブ21a,21bの自由端27,28は、両方ともに開放又は閉鎖した構成としてもよく、あるいは、どちらか一方だけを開放させ、他方を閉鎖した構成としてもよい。
図3の実施形態のエネルギー減衰装置20Aでは、入口チューブ21a及び出口チューブ21bは、それぞれ入口チャンバー部分39の入口端25及び出口チャンバー部分40の出口端26に接続されているが、入口チューブ21a及び出口チューブ21bは、チャンバー部分の入口端及び出口端に接続せず、直接制流器38に接続することもできる。そのような接続は、本出願人の米国特許第6,279,613号の上述したコネクタを介して行うことができる。例えば、そのような実施形態は図4に示されている。図4のエネルギー減衰装置は、参照番号20Bで示されている。
図4の実施形態のエネルギー減衰装置20Bでは、入口チューブ21a及び出口チューブ21bの自由端27,28は、互いに反対方向に、即ち、それぞれ入口チャンバー部分39の入口端と出口チャンバー部分40の出口端の方に向けられており、かつ、該入口端及び出口端から離隔されている。この実施形態においてもやはり、チューブ21a,21bの自由端27,28は、両方ともに開放又は閉鎖した構成としてもよく、あるいは、どちらか一方だけを開放させ、他方を閉鎖した構成としてもよい。
先に述べたように、2本の別個の孔あきチューブ21a,21bは、各々、その外周面に少くとも1つの孔34を有している。本発明の好ましい実施形態では、孔あきチューブ21の各々に複数個の孔34を設ける。これらの孔34の配置についても、幾つかの異なる配置が可能である。例えば、これらの孔34は、チューブの長手方向に1列又は複数列に整列して、又は、互い違いに配列してもよく、あるいはチューブ21a,21bの外周面30,31の周りにランダムに配置してもよい。図6は、孔34の配列の一例を示す。この実施形態では、入口側の孔あきチューブ21aに、2つの孔34を互いに180°ずらせて配置し、それに対して出口側の孔あきチューブ21bに、それぞれ4個づつ2列の孔34を互いに90°ずらせて配置し、かつ、一方の列の孔と他方の列の孔を互いに長手方向にもずらせる。更に、チューブ21aの自由端を開放し、チューブ21bの自由端を閉鎖する。又、図6の孔34の配置は、図2のチューブ構成に類似した構成に関連して例示されているが、このような孔34の配置は、上述したどの実施形態に対しても可能である。
孔34の個数並びに配置だけではなく、システムの他のパラメータもノイズ減衰の達成に影響を及ぼす。例えば、このエネルギー減衰装置の各構成部品の寸法及び寸法比を変更することができる。例えば、図に示された各実施形態では入口チューブ21a及び出口チューブ21bの長さは同一であるとして示されているが、これらの2本のチューブの長さを互いに異なる長さとすることもできる。又、入口チューブ21a及び出口チューブ21bの、チャンバー22に対する延長寸法の割合を変えることもできる。図2に示されたエネルギー減衰装置20の実施形態では、入口チューブ21a及び出口チューブ21bの各々の延長寸法は、ホース手段23のチャンバー22の長さの4分の1以上とされている。図3及び4の実施形態では、入口チューブ21a及び出口チューブ21bの延長寸法は、それぞれ入口チャンバー部分39及び出口チャンバー部分40の長さの2分の1以上とされている。
上述した各実施形態は、入口チューブ21a及び出口チューブ21bの両方ともに孔34が設けられている構成のためのものであるが、本発明の教示によれば、そのような孔34は、入口チューブ21a及び出口チューブ21bの一方だけに設けてもよいことが判明している。又、ホース手段23のチャンバー22内の、入口チューブ21aの自由端27と出口チューブ21bの自由端28との間にかなり広い空間を設けずに、両自由端間の間隙を狭くすることも可能である。例えば、図7を参照すると、両自由端間の間隙を狭くした実施形態のエネルギー減衰装置20Cが示されている。
図7に示されたエネルギー減衰装置20Cにおいては、入口チューブ21aの自由端27と出口チューブ21bの自由端28とは、例えばほぼ0.79〜3.175mm(1/32〜1/8in)の幅(ホース手段23Cの長手方向の幅)を有する狭い間隙42によって互いに分離されている。更に、この実施形態では、入口チューブ21aと出口チューブ21bの一方だけに、即ち入口チューブ21aに、例えば互いに90°又は180°離隔された2個の孔34が設けられている。入口チューブ21aの自由端27と出口チューブ21bの自由端28との間の狭い間隙42は、チャンバー22Cの出口端寄りに配置されたものとして例示されているが、そのような狭い間隙は、チャンバー22Cの入口端寄りに配置してもよく、その場合は、出口チューブ21bの方を入口チューブ21aより長くすることになる。更に、孔34は、チャンバー22Cの入口端と出口端の間のほぼ中間点に設けられるものとして例示されているが、孔34は、入口チューブ21a又は出口チューブ21bの長手の任意所望の位置に設けることができる。更に、孔34は、入口チューブ21aにではなく、出口チューブ21bに設けてもよい。又、この実施形態においても、孔34の配置は、必要に応じていろいろに変更することができる。反対に、図2の実施形態を、図7の実施形態の狭い間隙42を有するように改変することも可能であり、その場合、やはり入口チューブ21aと出口チューブ21bの両方に孔34を設けることができる。
図4に示されたエネルギー減衰装置の実施形態では、入口チャンバー部分39と出口チャンバー部分40内にそれぞれチューブが配設されているが、本発明の教示によれば、それらのチャンバー部分の一方だけにチューブを配設してもよいことが判明している。例えば、図8を参照すると、そのような実施形態のエネルギー減衰装置20Dが示されている。
図8に示されたエネルギー減衰装置20Dの実施形態では、一方のチャンバー内だけにチューブが配設されており、他方のチャンバーは空である。この実施形態では、チューブが設けられていないチャンバーは、入口チャンバー部分39であり、入口チャンバー部分39は空のチャンバー55を構成する。他方、出口チャンバー部分40内にはチューブ即ち出口チューブ21bが配設されている。この例ではチューブ21bは、制流器38に接続されており、その自由端28はチャンバー40の出口端から離隔されたものとして示されているが、出口チューブ21bをチャンバー40の出口端に接続し、その自由端を制流器38から離隔させてもよい。入口チャンバー部分39即ち空のチャンバー55から制流器38を通して出口チャンバー部分40へ至る流体連通を設定するために、出口チューブ21bに少くとも1つの孔を設ける。あるいは、出口チューブ21bの外周面には孔を設けず、出口チューブ21bの自由端28を開放してもよい。あるいは又、出口チューブ21bの外周面に少くとも1つの孔を設け(図8a参照)、出口チューブ21bの自由端28を開放又は閉鎖してもよい。
入口チャンバー部分39を空にせず、出口チャンバー部分40を空チャンバー55としてもよく、その場合、入口チャンバー部分39に入口チューブ21aを設け、入口チューブ21aをチャンバー39の入口端又は制流器38に接続することができる。空チャンバー55の長さは、12.7mm〜304.8mm(1/2in〜12in)又はそれ以上としてもよく、特定の一実施例においては、空チャンバー55の長さを140mmとし、チューブ例えば出口チューブ21bの、140mm長の空チャンバー55内での長さを100mmとすることができる。
図4のエネルギー減衰装置20Bの実施形態では、入口チューブ21a及び出口チューブ21bの外周面に孔が設けられているが、本発明の教示によれば、それらのチューブの外周面に孔を形成せず、それらのチューブの自由端を開放してもよいことが判明している。例えば、図9を参照すると、本発明のエネルギー減衰装置の別の実施形態20Eが示されている。
図9に示されたエネルギー減衰装置20Eの実施形態では、入口チューブ及び出口チューブ21a,21bの自由端27,28は開放されており、それらのチューブの外周面には孔は形成されていない。この実施形態では、入口チューブ及び出口チューブ21a,21bの両方が制流器38に接続されているが、図3に示される示された実施形態の場合のように、入口チューブと出口チューブをそれぞれ対入口チャンバーの入口と出口チャンバーの出口に接続し、それらのチューブの自由端を制流器38から離隔させてもよい。この実施形態においてもやはり、入口チューブ及び出口チューブの外周面に孔を形成せず、それらのチューブの自由端を開放する構成してもよい。
入口チューブ21aと出口チューブ21bの長さの比は、1:5〜5:1の範囲とすることができ、本発明の特定の一実施例においては、両方のチューブの長さをいずれも同じ154mmとし、入口及び出口チャンバー部分の長さをいずれも194mmとする。
この実施例では、入口チューブ及び出口チューブ21a,21bは、ポリマー材で形成される。
上述した各実施形態ではエネルギー減衰装置は、多くとも2つのチャンバーを備えたものとして例示されたが、本発明の教示によれば、ホース又は導管手段に3つのチャンバーを設けてもよいことが判明している。例えば、図10〜19及び図23を参照すると、本発明のエネルギー減衰装置の別の実施形態20F〜20Pが示されている。
図10に示されたエネルギー減衰装置20Fの実施形態では、入口チャンバー部分39と出口チャンバー部分40との間にチューブが設けられていない、即ち、空の中間チャンバー58が形成されるように追加の制流器57が設けられる。図示の実施形態では入口チューブ21a及び出口チューブ21bは制流器38,57に直接接続されており、それらのチューブの自由端27,28は対応する入口チャンバー部分39の入口部分及び出口チャンバー部分40の出口部分から離隔されているが、入口チューブ21a及び出口チューブ21bを入口チャンバー部分39の入口部分及び出口チャンバー部分40の出口部分に直接接続し、それらのチューブの自由端を対応するは制流器38,57から離隔させてもよい。
更に、入口及び出口チューブ21a,21bの自由端27,28を開放し、それらのチューブの外周面に孔を形成しない構成としてもよく、あるいは別法として、入口及び出口チューブ21a,21bの少くとも一方の外周面に孔を形成し(図10a参照)チューブの自由端を開放又は閉鎖する構成としてもよい。
第3の空チャンバー58は、入口チャンバー部分39と出口チャンバー部分40の間に設けるのではなく、図11に示された実施形態のエネルギー減衰装置20Gにおけるように、第2のチャンバー59の後に配設してもよい。その場合、チューブ61を第1即ち入口チャンバー39内に配置し、チューブ62を第2のチャンバー59内に配置する。3つのチャンバーを備えた構成の更に別の幾つかの実施例を以下に説明する。
図12に示されたエネルギー減衰装置20Hの実施形態では、空チャンバー58は第1のチャンバーであり、チューブ61が第2のチャンバー59内に配置され、チューブ62が第3のチャンバー64内に配置されされている。
図12に示された実施形態ではチューブ61,62の自由端が開放しており、それらのチューブの外周面に孔が設けられていないが、図13に示されたエネルギー減衰装置20Iの実施形態は、一方のチューブ、図示の実施例では第2のチャンバー59内に配置されたチューブの外周面に1つ又はそれ以上の孔34を形成することができることを示す。又、図14に示されたエネルギー減衰装置20Jの実施形態では、両方のチューブ61,62の外周面に1つ又はそれ以上の孔34が形成されている。図13及び14の実施形態のいずれにおいても、チューブ61,62の端部は、開放してもよくあるいは、閉鎖してもよい。
図15に示されたエネルギー減衰装置20Kの実施形態は、図10に示された実施形態と類似しているが、この実施形態では、チューブ61が第1のチャンバー39内に配置されているが、チューブ62は第3のチャンバー64内に配置されており、中間チャンバー58は空チャンバーとされている。図15の実施形態ではチューブ61,62は外周面に孔が形成されておらず、自由端が開放しているものとして示されているが、チューブ61,62の一方又は両方の外周面に孔34を形成し、チューブ61,62の自由端を開放してもよくあるいは、閉鎖してもよい。
図16に示されたエネルギー減衰装置20Lの実施形態では、チューブ61が第1のチャンバー39内に配置され、チューブ62が第2のチャンバー59内に配置されており、第3のチャンバー58は空チャンバーとされている。所望ならば、やはり、チューブ61,62の一方又は両方の外周面に孔34を形成してもよい。
図17に示されたエネルギー減衰装置20Mの実施形態は、図12のエネルギー減衰装置20Hと類似しているが、このエネルギー減衰装置20Mの実施形態では、チャンバー58,59,64は、制流器によってではなく、それぞれチュービングTによって分離されている。図17の実施形態では空チャンバー58は、第1のチャンバーとして示されているが、空チャンバーは、図15及び16の実施形態におけるように、第2のチャンバー59又は第3のチャンバー64としてもよい。又、チューブ61,62の外周面に孔34を形成してもよく、それらのチューブの自由端は、開放しても、閉鎖してもよい。
図18に示されたエネルギー減衰装置20Nの実施形態は、図12の実施形態のエネルギー減衰装置と類似した構成を示すが、この実施形態では、第1のチャンバー58と第2のチャンバー59とは、制流器によってではなく、チュービングTによって分離されているが、第2のチャンバー59と第3のチャンバー64とは制流器57によって分離されている。ただし、第1のチャンバーと第2のチャンバーをチュービングTによってではなく、制流器57によって分離し、第2のチャンバー59と第3のチャンバー64をチュービングTによって分離してもよい。
図11〜18に示されたエネルギー減衰装置の各実施形態では、流体搬送手段に、又は制流器又はチュービングに接続されたものとして示されているチューブの端部は、いずれも、左端であるが、それらのチューブの少くとも幾つかについては、反対にチューブの右端を流体搬送手段、制流器又はチュービングに接続してもよい。例えば、チューブ61は、制流器38に接続されるのではなく、右端において制流器57に接続され、チューブ61の左端即ち自由端は開放されており、制流器38から離隔されている。チューブ62はチャンバー64の出口端に接続され、チューブ62の自由端は制流器57から離隔されている。図19のエネルギー減衰装置20Oの実施形態では空チャンバー58は、第1のチャンバーであるとされているが、空チャンバーは、第2のチャンバー又は第3のチャンバーであってもよい。又、必要ならばチューブ61,62の外周面に孔34を形成してもよく、これらのチューブの自由端は、開放しても、閉鎖した構成とてもよい。
入口チューブ21aと出口チューブ21bの長さの比は、1:5〜5:1又はそれ以上の範囲とすることができ、空チャンバー、例えば中間チャンバー58の実効長は、12.7mm〜609.6mm(1/2in〜24in)又はそれ以上とすることができる。本発明の特定の一実施例においては、中間チャンバー58の長さを200mmとし、入口及び出口チューブ21a,21bの長さをいずれも同じ115mmとし、入口及び出口チャンバー部分の長さをいずれも155mmとする。
制流器38,57の長さは、例えば41〜46mmとすることができる。
ホース又は液体搬送手段23は、管継手36によって金属、特にステンレス鋼製のチュービングTに接続されるゴム及び、又はその他のエラストマー材又はプラスチック材製のの単一ホースセクション(一体部片)としてもよく、あるいは、制流器又はチュービングによって相互に接続される個別のホースセクションから成るものしてもよい。更に、ホース手段23は、上述したゴム及び、又はプラスチックの単一層で形成してもよく、それらの複数層で形成してもよい。ホース手段23は、又、比較的高い流体圧に耐えるように適当に補強してもよい。更に、ホース手段23は、ステンレス鋼のような金属で形成してもよい。又、チューブ21,61,62は、ホース手段23内に配設されたものとして例示されているが、このようなホース又は導管手段は、チュービングTの延長部分としてもよく、あるいは、やはり金属で形成された別個のチュービングセクションとしてもよい。一方、これらのチューブは、ポリマー材、特にテトラフルオロエチレン、フルオロカーボン樹脂、弗化エチレンプロピレン樹脂又はポリアミドで形成することができる。これらの孔あき及び、又は開放チューブは、又、金属、特にステンレス鋼、又はゴムで形成することもできる。かくして、チューブは、可撓性であっても、あるいは剛性であってもよい。説明の便宜上、ホース手段及びチューブがいろいろな素材で形成することができることを示すためのホース手段及びチューブの図10b〜10gの断面図は、図10の実施形態に関連して示されているが、これらの図面は、ここに例示されたいろいろな他の実施形態にも当てはまる。導管手段がゴム又はその他のエラストマー材又は金属で形成される場合は、その内径を例えば9.5mm〜12.7mm(3/8in〜1/2in)又はそれ以上とすることができる。入口チューブ21a及び出口チューブ21b及びチューブ61,62の直径は、主として、導管手段23の直径に応じて決められる。例えば、導管手段の内径を9.5mm(3/8in)とした場合、入口チューブ及び出口チューブの外径を7.9mm(5/16in)以下とすることができる。同様にして、導管手段23の内径を12.7mm(1/2in)とした場合は、入口チューブ及び出口チューブの外径を9.5mm(3/8in)以下とすることができる。チューブの外周面と液体搬送手段の内周面との間の環状空間は、7.9mm〜9.5mm(1/32〜3/8in)の範囲とすることができる。導管手段、従って入口チューブ及び出口チューブの長さは、必要とされる要件及び利用可能なスペースに応じて変えることができ、例えば50.8mm〜3657.6mm(2in〜12ft)の範囲とすることができる。
先に述べたように、図10〜19及び図23に示された実施形態のチューブの開放端は、それぞれのチャンバーの端部から離隔されている。その間隔は、10mm〜500mmの範囲とすることができ、好ましくは30〜40mmの範囲とする。
孔34のサイズ及び形状もいろいろに変えることができる。例えば、孔34を円形とした場合は、その直径を1.59mm(1/16in)、3.175mm(1/8in)などとすることができる。本発明の特定の1実施形態に従って孔34を楕円形とした場合は、孔の寸法は、幅3.175mm(1/8in)×長さ12.7mm(1/2in)とすることができる。
制流手段38,57は、ホース手段23の内径より小さい内径を有する。又、制流手段38,57の内径は、入口チューブ及び出口チューブの内径と等しくしてもよく、それより大きく、又は、小さくしてもよい。制流器は、金属、ゴム、ポリマー材(図5a及び5b参照)等の任意の適当な材料で形成することができる。
チャンバーとチャンバーの間にチュービングTを設ける場合、そのようなチュービングの長さは、25.4〜1270mm(1〜50in)とすることができる。
本発明のエネルギー減衰装置は、他のいろいろな音及び振動減衰装置と連携して用いることもでき、その場合、他の音及び振動減衰装置も圧力導管12及び、又は戻り導管14に設けられる。例えば、1/4波長ケーブルチューニング(同調)組立体を、追加の(別個の)ホースセクション内にスチールケーブルを配設した形で設けることができる。追加のホースセクション内にそのようなチューニングケーブル装置を配設した構造例が、図20及び21に示されている。図20は、追加のホースセクション又は導管45と、その内部に配設された単一のチューニングケーブル44から成るチューニングケーブル組立体の例を示し、図21は、追加のホースセクション又は導管46と、その内部に配設された2本の別個のチューニングケーブル44から成るチューニングケーブル組立体の例を示す。周知のチューニングケーブルの1例が上述した米国特許第5,323,305号に記載されている。同特許の記載は、ここに編入されたものとする。導管手段45又は46内に配設して成るチューニングケーブル組立体は、本発明のエネルギー減衰装置と直列に接続してもよく、あるいは、並列に接続してもよい。その他にも、いろいろな音及び振動減衰装置が知られている。例えば、米国特許第4,611,633号、5,172,729号及び5,201,343号を参照されたい。又、これらの特許の記載は、ここに編入されたものとする。更に、米国特許出願第08/853,770号に開示されたばね型エネルギー減衰装置を設けることもできる。この米国特許出願の記載は、ここに編入されたものとする。これらの他の減衰装置の1つ又はそれ以上の装置を本発明のエネルギー減衰装置20〜20Oと連携して用いることもできる。例えば、図22は、チュービングTを分岐管48,48に分岐し、各々の分岐管48に、ブロック50又は51で図解的に示されたエネルギー減衰装置に接続した構成を示す。この並列構成は、本発明のエネルギー減衰装置20〜20Oの1つと直列に接続してもよく、あるいは、ブロック50,51の一方を本発明のエネルギー減衰装置とし、他方を周知の減衰装置としてもよい。あるいは、又、ブロック50,51の両方を同じタイプの本発明のエネルギー減衰装置としてもよく、異なるタイプの本発明のエネルギー減衰装置としてもよい。又、2台以上の本発明のエネルギー減衰装置を互いに直列に及び、又は並列に配置することもでき、空のホースセクションと直列に及び、又は並列に配置することもできる。例えば、図23を参照すると、本発明の別の実施形態によるエネルギー減衰装置20Pが示されている。この実施形態は、上述した本発明の他のエネルギー減衰装置の一つ、例えば図8のエネルギー減衰装置20Dと直列に接続する空のホースセクション66を示す。この空のホースセクション66は、本発明の他のエネルギー減衰装置の上流に配置してもよく、それと並列に配置することもできる。更に、図23のエネルギー減衰装置20Pの実施形態は、図12の実施形態と同様な構成とすることもできる。その場合、3つのチャンバーすべてを液体搬送手段内に直列に配設する。中間のチャンバーは、制流器57と同様な追加の制流器によって第3の即ち空のチャンバー66から分離する。更に、この実施形態ではチャンバーは制流器によって互いに分離されているが、それらのチャンバーの2つ又は3つ全部をそれぞれのチュービングTによって互いに分離してもよく、あるいは、それらのチャンバーの2つをチュービングTによって分離し、他の2つを制流器によって分離してもよい。
以上の説明から分かるように、本発明は、新規なエネルギー減衰装置を提供するとともに、液体搬送システム内のエネルギーを減衰させるための新規な方法を提供する。
以上、本発明を実施形態に関連して説明したが、本発明は、ここに例示した実施形態の構造及び形状に限定されるものではなく、いろいろな実施形態が可能であり、いろいろな変更及び改変を加えることができることを理解されたい。
図1は、本発明のエネルギー減衰装置の一実施形態を組み入れた、簡略化された自動車用パワーステアリングシステムの概略図である。 図2は、本発明のエネルギー減衰装置の一実施形態の断面図である。 図3は、本発明のエネルギー減衰装置の第2実施形態の断面図である。 図4は、本発明のエネルギー減衰装置の第3実施形態の断面図である。 図5a及び5bは、本発明のエネルギー減衰装置に使用するための制流器の拡大断面図である。 図6は、図2と同様の断面図であるが、本発明のエネルギー減衰装置の変型例を示す。 図7は、本発明のエネルギー減衰装置の第4実施形態の断面図である。 図8は、本発明のエネルギー減衰装置の第5実施形態の断面図である。 図8aは、図8の実施形態の変型例を示す。 図9は、図4と同様の断面図であるが、本発明のエネルギー減衰装置の変型例を示す。 図10は、本発明のエネルギー減衰装置の第6実施形態の断面図である。 図10aは、図10の実施形態の変型例を示す。 図10b〜10gは、ホース及びチューブの断面図である。 図11は、図10の実施形態の変型例を示す。 図12は、本発明のエネルギー減衰装置の更に別の実施形態の断面図である。 図13は、図12と同様の図であるが、本発明のエネルギー減衰装置の変型例を示す。 図14は、図12と同様の図であるが、本発明のエネルギー減衰装置の別の変型例を示す。 図15は、図12と同様の図であるが、本発明のエネルギー減衰装置の更に別の変型例を示す。 図16は、図12と同様の図であるが、本発明のエネルギー減衰装置の更に別の変型例を示す。 図17は、図12と同様の図であるが、本発明のエネルギー減衰装置の更に別の変型例を示す。 図18は、図12と同様の図であるが、本発明のエネルギー減衰装置の更に別の変型例を示す。 図19は、図12と同様の図であるが、本発明のエネルギー減衰装置の更に別の変型例を示す。 図20は、本発明のエネルギー減衰装置と連携して用いるためのチューニングケーブル及びチューブ配置のいろいろな実施形態を示す。 図21は、本発明のエネルギー減衰装置と連携して用いるためのチューニングケーブル及びチューブ配置の別の実施形態を示す。 図22は、本発明と連携して用いるための1つの構成を示す部分ブロック図である。 図23は、本発明のエネルギー減衰装置の更に別の実施形態の断面図である。
符号の説明
11 パワーステアリングポンプ
12 圧力導管
13 パワーステアリングギア
14 導管
16 供給導管
20〜20P エネルギー減衰装置
21,61,62 チューブ
21a 入口チューブ
21b 出口チューブ
23 ホース手段、導管手段、液体搬送手段
25 入口端
26 出口端
27,28 自由端
30,31 外周面
32 内周面
33 環状空間
34 孔
36 管継手
38,57 制流器
39,40,55,58,59,64 チャンバー
42 間隙
61,62 チューブ

Claims (10)

  1. 加圧液体を搬送する加圧液体搬送システムのためのエネルギー減衰装置であって、
    該エネルギー減衰装置は、液体搬送手段(23)内に配設されており、該液体搬送手段は、3つの直列に配置されたチャンバー(39,40;58;59;64)を含むものとし、それらのチャンバーのうちの第1のチャンバー(58)は、チューブを備えない、空のチャンバーとし、
    第1チューブ(61)が前記チャンバーのうちの第2のチャンバー内に配設されて前記液体搬送手段(23)の内周面と該第1チューブの外周面との間に環状空間が形成され、該第1チューブ(61)の一端は、該第2のチャンバーの入口端又は出口端に流体連通状態に接続されており、該第1チューブ(61)の他方の自由端は、該第2のチャンバーの出口端又は入口端から開放間隙によって離隔されており、該第1チューブ(61)と第2のチャンバーとの間に流体連通を設定するために該第1チューブの自由端及び、又は周壁に少くとも1つの孔が形成されており、
    第2チューブ(62)が前記チャンバーのうちの第3のチャンバー内に配設されて、前記液体搬送手段(23)の内周面と該第2チューブ(62)の外周面との間に環状空間が形成されており、該第2チューブの一端は、該第3のチャンバーの入口端又は出口端に流体連通状態に接続されており、該第2チューブ(62)の他方の自由端は、該第3のチャンバーの出口端又は入口端から開放間隙によって離隔されており、該第2チューブと第3のチャンバーとの間に流体連通を設定するために該第2チューブの自由端及び、又は周壁に少くとも1つの孔が形成されていることを特徴とするエネルギー減衰装置。
  2. 前記チャンバー(39,40;58;59;64)は、それぞれの制流器(38,57)又はそれぞれのチュービング(T)によって互いに分離されて互いに連通されているか、あるいは、前記第1のチャンバーと第2のチャンバーとは制流器(38,57)によって互いに分離されて互いに連通され、前記第2のチャンバーと第3のチャンバーとはチュービング(T)によって互いに分離されて互いに連通されているか、あるいは、前記第1のチャンバーと第2のチャンバーとはチュービング(T)によって互いに分離されて互いに連通され、前記第2のチャンバーと第3のチャンバーとは制流器(38,57)によって互いに分離されて互いに連通されている請求項1に記載のエネルギー減衰装置。
  3. 前記チューブを備えていない前記チャンバー(58)は、前記3つのチャンバーのうちの任意の1つである請求項1に記載のエネルギー減衰装置。
  4. 前記第1及び第2チューブ(61,62)の外周面には孔が形成されておらず、それらのチューブの前記自由端は前記孔を構成するものとして開放されいるか、あるいは、該第1及び第2チューブ(61,62)の少くとも一方の外周面に少くとも1つの孔(34)が形成されており、それらのチューブの前記自由端は開放又は閉鎖されている請求項1に記載のエネルギー減衰装置。
  5. 前記第1チューブ(61)と第2チューブ(62)の前記自由端は、それぞれの対応する前記チャンバーの前記出口端又は入口端から10mm〜500mmの開放間隙によって互いに離隔されている請求項1に記載のエネルギー減衰装置。
  6. 前記3つのチャンバーのうちの1つである第1のチャンバー(58)は、チューブを備えておらず、前記第1チューブ(61)は、該3つのチャンバーのうちの中間のチャンバー(59)内に配設されており、前記第2チューブ(62)は、該3つのチャンバーのうちの第3のチャンバー(64)内に配設されており、該3つのチャンバーは、それぞれの制流器(38,57)又はそれぞれのチュービング(T)によって互いに分離されて互いに連通されており、前記第1及び第2チューブ(61,62)の前記一端は、それぞれの対応する前記制流器又はチュービングに接続されているか、あるいは、それぞれのチューブが配設されているチャンバーの出口端に接続されており、該第1及び第2チューブ(61,62)の前記自由端は、それぞれのチューブが配設されているチャンバーの出口端から離隔されているか、あるいは、それぞれの対応する制流器又はチュービングから離隔されている請求項1に記載のエネルギー減衰装置。
  7. 前記3つのチャンバーのうちの中間のチャンバー(58)は、チューブを備えておらず、前記第1チューブ(61)は、該3つのチャンバーのうちの1つである第1のチャンバー(39)内に配設されており、前記第2チューブ(62)は、該3つのチャンバーのうちの第3のチャンバー(64)内に配設されており、該3つのチャンバーは、それぞれの制流器(38,57)又はそれぞれのチュービング(T)によって互いに分離されて互いに連通されており、前記第1及び第2チューブ(61,62)の前記一端は、それぞれの対応する前記制流器又はチュービングに接続されているか、あるいは、それぞれのチューブが配設されているチャンバーの出口端に接続されており、該第1及び第2チューブ(61,62)の前記自由端は、それぞれのチューブが配設されているチャンバーの出口端から離隔されているか、あるいは、それぞれの対応する制流器又はチュービングから離隔されている請求項1に記載のエネルギー減衰装置。
  8. 前記3つのチャンバーのうちの第3のチャンバー(58)は、チューブを備えておらず、前記第1チューブ(61)は、該3つのチャンバーのうちの1つである第1のチャンバー(39)内に配設されており、前記第2チューブ(62)は、該3つのチャンバーのうちの中間のチャンバー(59)内に配設されており、該3つのチャンバーは、それぞれの制流器(38,57)又はそれぞれのチュービング(T)によって互いに分離されて互いに連通されており、前記第1及び第2チューブ(61,62)の前記一端は、それぞれの対応する前記制流器又はチュービングに接続されているか、あるいは、それぞれのチューブが配設されているチャンバーの出口端に接続されており、該第1及び第2チューブ(61,62)の前記自由端は、それぞれのチューブが配設されているチャンバーの出口端から離隔されているか、あるいは、それぞれの対応する制流器又はチュービングから離隔されている請求項1に記載のエネルギー減衰装置。
  9. 加圧液体を搬送する加圧液体搬送システムのためのエネルギー減衰装置であって、
    該エネルギー減衰装置は、液体搬送手段内に配設されており、該液体搬送手段は、3つの直列に配置されたチャンバーを含むものとし、それらのチャンバーのうちの2つのチャンバー(55,56)は、チューブを備えない、空のチャンバーとし、
    チューブ(65)が前記チャンバーのうちの第3のチャンバー内に配設されて前記液体搬送手段の内周面と該チューブの外周面との間に環状空間が形成され、該チューブ(65)の一端は、該第3のチャンバーの入口端又は出口端に流体連通状態に接続されており、該チューブ(65)の他方の自由端は、該第3のチャンバーの出口端又は入口端から開放間隙によって離隔されており、該チューブ(65)と第3のチャンバーとの間に流体連通を設定するために該チューブの自由端及び、又は周壁に少くとも1つの孔が形成されていることを特徴とするエネルギー減衰装置。
  10. 加圧液体を搬送する加圧液体搬送システム内のエネルギーを減衰させるためのエネルギー減衰方法であって、
    該加圧液体搬送システム内に液体搬送手段(23)を設けて該液体搬送手段内に3つのチャンバー(39,40;58;64;55;66)を直列に設け、該3つのチャンバーのうちの少くとも1つ(58;55、66)はチューブを備えていないチャンバーとし、
    該3つのチャンバーのうちの少くとも1つにチューブ(61,62)を配設して前記液体搬送手段の内周面と該チューブの外周面との間に環状空間を形成し、
    前記チューブ(61,62)の一端をその対応するチャンバーの入口端又は出口端に流体連通状態に接続し、
    該チューブ(61,62)の他方の自由端をその対応するチャンバーの出口端又は入口端から開放間隙によって離隔させ、
    前記チューブ(61,62)とその対応するチャンバーとの間に流体連通を設定するために該チューブの前記自由端及び/又は外周面に少くとも1つの孔を設けることを特徴とするエネルギー減衰方法。
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