JP6288253B2 - 高圧流体噴射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、高圧流体噴射装置に関する。
本願は、2014年4月17日に日本に出願された特願2014−85419号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
高圧流体噴射装置は、例えば、原子炉発電設備等の除染・解体作業に用いられる。高圧流体噴射装置は、高圧流体を対象物に噴き付けることにより、配管、金属構造物、タンク等の洗浄や切断、またコンクリートのはつり(汚染された表面層の除去)等を行うことができる。下記特許文献1には、このような高圧流体噴射装置の一つとして、原子炉内部の構造部材表面に対し、ショットピーニングやウォータージェットピーニング等を行う原子炉内ピーニング装置が開示されている。
日本国特開2000−298189号公報
ところで、原子炉発電設備等では、設備内に多数の構造部材が存在している。このため、対象物に高圧流体を噴き付けるためには、多数の構造部材を避けながら、高圧流体を移送する配管を引き回す必要がある。その結果、配管が長くなって、移送中の圧力降下が大きくなり、対象物に高圧で流体を噴き付けることができなくなる場合がある。
この場合に、流路面積の大きい配管を使用することが考えられるが、流路面積の大きい配管は径が大きく、引き回しが容易ではない。このため、例えば、曲げ管やエルボ等の使用が必要となり、配管の設置に時間がかかる。また、このように設置すると、高圧流体の噴射位置を変更する際に、配管の移動も困難になるため、自由度に欠けるという問題がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、高圧流体の圧力降下を抑制しつつ、配管を容易に引き回しできる高圧流体噴射装置の提供を目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の第1の態様は、ノズルが接続された配管を引き回して、この配管を介して移送した高圧流体をノズルから噴射する高圧流体噴射装置であって、配管が、第1の配管と、第1の配管よりも流路面積の大きい第2の配管と、を交互に接続して形成されている。
また、本発明の第2の態様は、上記第1の態様において、第1の配管が、伸縮自在なコイル状に形成されている。
また、本発明の第3の態様は、上記第1または第2の態様において、第2の配管の少なくとも一つが、コイル状に形成された第1の配管の接線方向において、第1の配管と接続されている。
また、本発明の第4の態様は、上記第1〜第3の態様において、第2の配管が第1の配管よりも長い。
また、本発明の第5の態様は、上記第1〜第4の態様において、第1の配管と第2の配管が、ステンレス鋼材から形成されている。
また、本発明の第6の態様は、上記第1〜第5の態様において、高圧流体が液体窒素である。
本発明によれば、高圧流体を噴射するノズルが接続され、該高圧流体を移送する配管が、第1の配管と、第1の配管よりも流路面積の大きい第2の配管と、を交互に接続して形成される。この第2の配管を用いて、流路面積を大きくすることで、高圧流体の移送中の圧力降下が抑制され、配管を遠くまで引き回すことができる。また、第2の配管よりも流路面積が小さい第1の配管を用いて、配管の要所で自由な曲げ等を可能とすることで、配管全体の引き回しの自由度を高めることができる。
したがって、本発明では、高圧流体の圧力降下を抑制しつつ、配管を容易に引き回しできる高圧流体噴射装置が得られる。
本発明の実施形態における高圧流体噴射装置の全体構成図である。 本発明の実施形態における配管の構成図である。 本発明の実施形態における配管継手の断面構成図である。 本発明の実施形態における配管の長さと圧力降下の関係を示すグラフである。 本発明の他の実施形態における配管の斜視図である。 本発明の他の実施形態における配管の斜視図である。 本発明の更に他の実施形態における配管の側面図である。 本発明の更に他の実施形態における配管の側面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態における高圧流体噴射装置1の全体構成図である。
図1に示すように、高圧流体噴射装置1は、ノズル40が接続された配管31を引き回して、配管31を介して移送した高圧流体を、ノズル40から噴射する。本実施形態の高圧流体噴射装置1は、具体的には、原子力発電設備の除染対象壁Xのはつり(汚染された表面層を除去)等を行う。
この高圧流体噴射装置1は、貯蔵タンク10と、加圧装置20と、冷却装置30と、ノズル40と、真空吸引装置50と、を有する。
貯蔵タンク10は、ノズル40から噴射する流体を貯蔵する。本実施形態の流体は、極低温の液体窒素からなる。液体窒素は、常温で気化し、ウォータージェットのように、使用による汚染水の発生がないため、二次汚染が無く処理コストを削減することができる。この貯蔵タンク10は、配管11を介して加圧装置20と接続されている。
加圧装置20は、貯蔵タンク10から配管11を介して移送されてくる流体を加圧する。本実施形態の加圧装置20は、例えば、数百MPa(メガパスカル)の高圧流体を生成する。加圧装置20としては、例えば往復式の容積圧縮機を用いることができる。なお、加圧装置20は、噴射する高圧流体の種類によっては別方式を採用することができ、例えばターボ圧縮機を用いることもできる。この加圧装置20は、配管21を介して冷却装置30と接続されている。
冷却装置30は、加圧装置20から配管21を介して移送されてくる高圧流体を冷却する。冷却装置30は、加圧装置20によって昇温した高圧流体を降温させる熱交換器を有する。本実施形態の冷却装置30は、操作盤30aと接続されており、高圧流体と熱交換する冷媒の供給量等を制御し、高圧流体を設定温度まで降温させることができる。この冷却装置30は、配管31を介してノズル40と接続されている。
ノズル40は、冷却装置30から配管31を介して移送されてくる高圧流体を除染対象壁Xに対して噴射する。ノズル40は、ノズルシュラウド41によって囲まれている。ノズルシュラウド41は、高圧流体の噴射方向に開口する略箱状に形成されており、その開口端を除染対象壁Xに対して接触させることにより、高圧流体の噴射領域を囲う空間を形成する。このノズルシュラウド41には、配管51が接続されている。
真空吸引装置50は、配管51を介してノズルシュラウド41の内部を吸引する。真空吸引装置50は、除染対象壁Xに対して噴射された高圧流体と、高圧流体によって除去された除染対象壁Xの汚染された表面層と、を吸引する構成となっている。真空吸引装置50によって吸引された流体に含まれる固体(除染対象壁Xの表面層等)は、配管52を介して移送され、フィルター53で回収される。このフィルター53を通過した流体(気体)は、配管54を介して移送され、ブロアー55を介して排気される。なお、本実施形態の場合、排気される気体は窒素ガスであり、環境への影響はない。
次に、冷却装置30とノズル40との間を接続する配管31の構成について説明する。
図1に示すように、本実施形態の冷却装置30は、非汚染区域である操作部屋にあり、除染対象壁Xは、汚染区域である汚染対象部屋にある。原子炉発電設備の汚染区域には、不図示の多数の構造部材があるため、例えば、この多数の構造体を迂回するように配管31を引き回す必要がある。
図2は、本発明の実施形態における配管31の構成図である。
図2に示すように、配管31は、第1の配管31aと、第1の配管31aよりも流路面積の大きい第2の配管31bと、を交互に接続して形成されている。この第1の配管31aと第2の配管31bは、極低温高圧流体である液体窒素を移送可能なステンレス鋼材から形成されており、径の大きさに応じて流路面積が大きくなっている。
第1の配管31aは、第1の径D1を有する。第2の配管31bは、第1の径D1より大きい第2の径D2を有する。本実施形態の第1の配管31aは、第1の径D1が例えば1/4インチに設定されている。また、本実施形態の第2の配管31bは、第2の径D2が例えば3/8インチに設定されている。この径の異なる第1の配管31aと第2の配管31bは、配管継手32を介して接続されている。この配管継手32もステンレス鋼材から形成されている。
図3は、本発明の実施形態における配管継手の断面構成図である。
配管継手32は、第1の配管31aと第2の配管31bを突き合わせる継手本体33を有する。継手本体33は、第1の配管31aと同じ流路面積の第1の流路34aと、第2の配管31bと同じ流路面積の第2の流路34bと、第1の流路34aと第2の流路34bとの間を滑らかに接続するテーパー流路34cと、を有する。第1の配管31aは、継手本体33とナット35aとの間に組み込まれたフロントフェルール36a、バックフェルール37aによって、かしめられて、配管継手32に固定されている。また、第2の配管31bは、継手本体33とナット35bとの間に組み込まれたフロントフェルール36b、バックフェルール37bによって、かしめられて、配管継手32に固定されている。
図2に示すように、第2の配管31bの長さは、第1の配管31aよりも長くなるように設定されている。第1の配管31aは、長さL1を有する。本実施形態の第1の配管31aは、長さL1が例えば5m(メートル)に設定されている。また、第2の配管31bは、長さL2を有する。本実施形態の第2の配管31bは、長さL2が例えば20mに設定されている。例えば、配管31を100m以上引き回しする場合、第1の配管31a及び第2の配管31bをそれぞれ少なくとも4本ずつ交互に接続すればよい。
図4は、本発明の実施形態における配管の長さと圧力降下の関係を示すグラフである。
なお、図4において、縦軸は圧力を示し、横軸は長さを示す。また、図4において、実線は配管31の径を全て1/4インチに設定したときの圧力降下の様子を示し、点線は配管31の径を全て3/8インチに設定したときの圧力降下の様子を示す。
図4に示すように、配管31の径を全て1/4インチにした場合、80mの地点で、350Mpaまで加圧した圧力がゼロになってしまうことが分かる。一方、配管31の全てを3/8インチの径にした場合、100mの地点でも、加圧した圧力が高い値で残っていることが分かる。このように、配管31において、第1の配管31aよりも第2の配管31bを長く設定することは、圧力降下を抑制する点で効果的であることが分かる。
図2に戻り、第1の配管31aは、伸縮自在なコイル状に形成されている。一方、第2の配管31bは、直線状に形成されている。具体的には、第1の配管31aは、第2の配管31bの長手方向に沿って伸縮自在なコイル状に形成されている。図2の場合、第1の配管31aは、コイル状をなす管を、第2の配管31bの長手方向に沿って複数回数巻いて形成されている。また、第1の配管31aは、第2の配管31bの長手方向に対し屈曲も可能となっている。
上記構成を有する高圧流体噴射装置1では、高圧流体を噴射するノズル40が接続された配管31が、図2に示すように、第1の配管31aと、第1の配管31aよりも流路面積の大きい第2の配管31bと、を交互に接続して形成されている。この第2の配管31bを接続して、流路面積を大きくすることで、図4に示す傾向から明らかなように、例えば、配管31の径を全て1/4インチにした場合よりも高圧流体の移送中の圧力降下が抑制される。このため、本実施形態では、図1を例に挙げると、例えば操作部屋から100m以上先の除染対象壁Xまで高圧流体の圧力降下を抑制しつつ配管31を引き回すことができる。
また、第2の配管31bよりも流路面積が小さい第1の配管31aを交互に接続して、配管31の要所で自由な曲げを可能とすることで、配管31全体の引き回しの自由度を高めることができる。したがって、本実施形態では、汚染区域において、複数の曲げが必要であっても、配管31を容易に引き回しすることができる。
また、本実施形態では、第1の配管31aが、伸縮自在なコイル状に形成されているため、汚染区域における段差や構造部材の形状に応じて伸縮でき、配管31の曲げ位置を容易に変更できるため、より簡単に配管31を引き回しすることができる。したがって、本実施形態では、配管31の敷設が容易になり、施工時間が短くなると共に、敷設された配管31の位置も容易に変更が可能になる。
また、本実施形態では、第2の配管31bが、第1の配管31aよりも長いため、図4に示す傾向から明らかなように、第1の配管31aが長い逆の場合と比べて、高圧流体の圧力降下を効果的に抑制することができる。
図5A及び図5Bは、本発明の他の実施形態における配管31の斜視図である。図5Aは、第1の配管31aが収縮した状態を示し、図5Bは、第1の配管31aが伸長した状態を示す。高圧流体噴射装置1の他の構成は、図2に示す実施形態と同様である。
図5A及び図5Bに示すように、第1の配管31aは、第2の配管31bの長手方向と異なる方向(図5Bにドット付きの矢印で示す方向。以下、「伸縮方向」と呼称する)に沿ったコイル状をなし、伸縮方向に沿った伸縮幅H1〜H2の間で伸縮可能な構成となっている。図5A及び図5Bの場合、第1の配管31aは、コイル状をなす管を、伸縮方向に沿って複数回数巻いて形成されている。
また、図5A及び図5Bに示すように、第2の配管31bの少なくとも一つは、コイル状に形成された第1の配管31aの接線方向Tにおいて、第1の配管31aと接続してもよい。
図5A及び図5Bに示す実施形態でも、図2に示す実施形態と同様、高圧流体の圧力降下を効果的に抑制しつつ、第2の配管31bよりも流路面積が小さい第1の配管31aにおいて自由な曲げを可能とすることで、配管31全体の引き回しの自由度を高めることができる。また、図5A及び図5Bに示すように、段差等の要所において、第2の配管31bの少なくとも一つを、コイル状に形成された第1の配管31aの接線方向Tにおいて第1の配管31aと接続することで、高圧流体を、その勢いを低下させることなく移送できる。そのため、例えば、図2に示す接続方式と比べて、高圧流体の圧力降下を効果的に抑制することができる。すなわち、図2に示す接続方式では、第1の配管31aのコイル開始部分が、第2の配管31bの長手方向に対し急角度で略直角に屈曲している。一方、図5A及び図5Bに示す接続方式では、第1の配管31aのコイル開始部分が、第2の配管31bの長手方向に対し、コイルの接線方向Tに沿って緩やかに屈曲している。その結果、図5A及び図5Bに示す接続方式では、図2に示す接続方式に比べ、第2の配管31bから流れてきた高圧流体の勢いが、コイル開始部分で低下しにくく、この部分における高圧流体の圧力降下が効果的に抑制される。
なお、図5A及び図5Bで示す例では、第1の配管31aの伸縮方向は第2の配管31bの長手方向に対し略垂直となっているが、この伸縮方向は、高圧流体噴射装置1の設置条件等に応じ、任意に設定可能である。また、第1の配管31aは、上記伸縮方向に対し屈曲も可能となっている。
図6A及び図6Bは、本発明の更に他の実施形態における配管31の側面図である。高圧流体噴射装置1の他の構成は、図2に示す実施形態と同様である。
図6Aは、互いに略直交する第2の配管31b同士を、一重のコイル状をなす第1の配管31aで接続した場合を示す。この場合も、第2の配管31bは、第1の配管31aの接線方向Tにおいて第2の配管31bと接続されている。
また、図6Bは、図5A及び図5Bにおける第1の配管31aを、伸縮方向に沿って複数回数巻かれた管ではなく、一重のコイル状をなす管とした場合を示す。
図6A及び図6Bで示す実施形態では、第1の配管31aを介して連結された2本の第2の配管31bの、図の紙面に沿った方向及び紙面に垂直な方向に沿った相対位置(角度)を変更することで、配管31の曲げが可能となっている。
図6A及び図6Bで示す実施形態でも、図2に示す実施形態と同様、高圧流体の圧力降下を効果的に抑制しつつ、第2の配管31bよりも流路面積が小さい第1の配管31aにおいて自由な曲げを可能とすることで、配管31全体の引き回しの自由度を高めることができる。また、図5A及び図5Bに示す実施形態と同様、第2の配管31bの少なくとも一つを、コイル状に形成された第1の配管31aの接線方向Tにおいて第1の配管31aと接続することで、高圧流体を、その勢いを低下させることなく移送できる。
このように、上述の各実施形態によれば、ノズル40が接続された配管31を引き回して、配管31を介して移送した高圧流体をノズル40から噴射する高圧流体噴射装置1であって、配管31は、第1の配管31aと、第1の配管31aよりも流路面積の大きい第2の配管31bと、を交互に接続して形成されている、という構成を採用することによって、高圧流体の圧力降下を抑制しつつ、配管31を容易に引き回しできる高圧流体噴射装置1が得られる。
以上、図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態では、第1の配管31aがコイル状に形成されている構成について説明したが、本発明はこの構成に限定されず、例えば、第1の配管31aが第2の配管31bと同様に直線状に形成された直管構造となっていてもよい。この場合であっても、第1の配管31aの方が第2の配管31bよりも相対的に細く変形し易くなるため、上記実施形態と同様の作用効果が得られる。
また、例えば、上記実施形態では、高圧流体が液体窒素である場合について説明したが、本発明はこの構成に限定されず、高圧流体が他の流体、例えば水や油、他の極低温液体やガス等であってもよい。
また、例えば、上記実施形態では、高圧流体噴射装置を原子炉発電設備の除染・解体に用いたが、本発明はこの構成に限定されず、例えば、橋架の塗装の除去や、熱交換器の汚れの除去等にも用いることができる。
高圧流体の圧力降下を抑制しつつ、配管を容易に引き回しできる高圧流体噴射装置が得られる。
1 高圧流体噴射装置
31 配管
31a 第1の配管
32b 第2の配管
40 ノズル
T 接線方向

Claims (4)

  1. ノズルが接続された配管を引き回して、前記配管を介して移送した高圧流体を前記ノズルから噴射する高圧流体噴射装置であって、
    前記配管が、伸縮自在なコイル状に巻かれた第1の配管と、前記第1の配管よりも流路面積の大きい第2の配管と、を交互に接続して形成されており、
    前記第1の配管と前記第2の配管が、ステンレス鋼材から形成されている、高圧流体噴射装置。
  2. 前記第2の配管の少なくとも一つが、前記コイル状に形成された前記第1の配管の接線方向において接続されている、請求項1に記載の高圧流体噴射装置。
  3. 前記第2の配管の流路の長さが前記第1の配管の流路の長さよりも長い、請求項1または2に記載の高圧流体噴射装置。
  4. 前記高圧流体が液体窒素である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の高圧流体噴射装置。
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