JP6274902B2 - コンクリートの冷却方法および装置 - Google Patents

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本発明は、コンクリートを冷却する方法および装置に関する。
マスコンクリートを施工する際、コンクリートの内部温度上昇を抑制するために、特許文献1は、垂直方向に配置した複数の管体内に給水管を挿入し、給水管を介して管体内に水を供給することでコンクリートを冷却する方法を提案する。特許文献2は、コンクリート打設空間内に組み込んだ中空材の周りと、その内部との一方にコンクリート打設をした後、他方にコンクリート打設をする工法を提案する。
また、特許文献3は、型枠内に複数の直線状の管路を設置し、コンクリート打設後、各管路に空気を流す方法を提案する。特許文献4は、送風機から送風ダクト内に空気を送り込んで中空鋼管の内部に供給し、この空気が中空鋼管の周囲に打設されたフレッシュコンクリートを冷却する打設コンクリートの冷却装置を提案する。特許文献5は、RC構造物の基礎部と立ち上り部の打継面近傍にクーリングパイプを設置し、クーリングパイプに空気または液体を通過させて、クーリングパイプ周囲のコンクリート温度の上昇を抑える工法を提案する。
特開2007-303159号公報 特開2007-146636号公報 特開2009-235808号公報 特開2011-32658号公報 特開2012-92633号公報
通常、マスコンクリート打設時に水を流してパイプクーリングを行う期間は、3〜7日程度であり、通水量は1系統あたり20リットル/分である。このため、井戸水や河川水を採取し通水してパイプクーリングを行い、そのまま放水する場合には、水を大量に必要とするが、実際の現場では、必要な水量を確保することが困難な場合が多い。このため、水を循環させて再利用することが考えられるが、この場合には、コンクリートの水和熱を冷却した分、上昇した水の温度を冷却する必要があり、非常に大がかりな冷却装置とシステムが必要であり、このため、施工コストがかさんでしまう。
また、水を必要としないエアクーリング等があるが、水と比較して空気の熱容量は小さく、冷却管の大きさが同様であれば冷却効果が小さくなる。水と同様の効果を得るためには、コンクリート内部の冷却管面積を大きくする必要があり、この場合、たとえば、特許文献2のように大きなダクトが必要となり、施工が大掛かりとなってしまう。また、通常、送風機によって外気を取り込んでいるため、外気温よりも温度を下げることができない。
本発明は、上述のような従来技術の問題に鑑み、エアクーリングよりも冷却効果が大きくかつ必要な水量が少なくて済むコンクリートを冷却する方法および装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するためのコンクリートの冷却方法は、コンクリート内に冷却管を予め配置し、前記冷却管の一端から水を前記冷却管内に噴霧し、前記冷却管の他端から負圧を作用させて前記噴霧された水を気化させることでコンクリート内部を冷却することを特徴とする。
このコンクリートの冷却方法によれば、冷却管内に負圧をかけることで、水の気化温度が低下して気化しやすくなり、気化熱により冷却できるため、空気を流すエアクーリングよりも冷却効果が大きく、必要な水量が少なくて済む。また、冷却管の一端から水を噴霧し他端から負圧により吸引するので、冷却管内にミスト状乃至気体状の流れが発生し、冷却管内における冷却効果を均質化できる。
上記コンクリートの冷却方法において、前記コンクリート内に前記冷却管を複数配置し、前記各冷却管の一端に前記噴霧ノズルを設け、前記各冷却管の他端を共通のヘッダに連結し、前記ヘッダに前記真空ポンプを連結することが好ましい。
また、前記コンクリート内に前記冷却管を複数配置し、前記噴霧ノズルを共通にして連結管を介して前記各冷却管の一端に接続するようにしてもよい。
また、前記噴霧ノズルを前記冷却管の途中にさらに設け、前記冷却管の途中から水を噴霧させるようにしてもよい。
また、前記冷却管を直線状、コイル状、またはU字状に構成することができる。
上記目的を達成するためのコンクリートの冷却装置は、コンクリート内に予め配置された冷却管の一端に設けられる噴霧ノズルと、前記冷却管の他端に連結される真空ポンプと、を備え、前記噴霧ノズルにより前記一端から水を前記冷却管内に噴霧し、前記真空ポンプにより前記他端から負圧を作用させて前記噴霧された水を気化させることでコンクリート内部を冷却することを特徴とする。
このコンクリートの冷却装置によれば、冷却管内に真空ポンプにより負圧をかけることで、水の気化温度が低下して気化しやすくなり、気化熱により冷却できるため、空気を流すエアクーリングよりも冷却効果が大きく、必要な水量が少なくて済む。また、噴霧ノズルにより冷却管の一端から水を噴霧し他端から負圧により吸引するので、冷却管内にミスト状乃至気体状の流れが発生し、冷却管内における冷却効果が均質化できる。
上記コンクリートの冷却装置において、前記コンクリート内に前記冷却管を複数配置し、前記各冷却管の一端に前記噴霧ノズルを設け、前記各冷却管の他端を共通のヘッダに連結し、前記ヘッダに前記真空ポンプを連結することが好ましい。
また、前記コンクリート内に前記冷却管を複数配置し、前記噴霧ノズルを共通にして連結管を介して前記各冷却管の一端に接続するようにしてもよい。
また、前記噴霧ノズルを前記冷却管の途中にさらに設け、前記冷却管の途中から水を噴霧させるようにしてもよい。
また、前記冷却管を直線状、コイル状、またはU字状に構成することができる。
本発明によれば、エアクーリングよりも冷却効果が大きくかつ必要な水量が少なくて済むコンクリートを冷却する方法および装置を提供することができる。
第1の実施形態によるコンクリート冷却装置を示す概略図である。 第2の実施形態によるコンクリート冷却装置を示す概略図である。 第3の実施形態によるコンクリート冷却装置を示す概略図である。 第4の実施形態によるコンクリート冷却装置を示す概略図である。 第5の実施形態によるコンクリート冷却装置を示す概略図である。 第6の実施形態によるコンクリート冷却装置を示す概略図である。 本実験例で用いた実験装置の概略図である。 本実験例における実験結果を示すグラフである。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
〔第1の実施形態〕
図1は第1の実施形態によるコンクリート冷却装置を示す概略図である。
図1に示すように、第1の実施形態によるコンクリート冷却装置は、コンクリート構造物CS内に配置された冷却管10の一端10aに設けられる噴霧ノズル11と、冷却管10の他端10bに連結管12aを介して設けられる真空ポンプ12と、噴霧ノズル11に連結管13aを通して水や圧縮空気を供給するミスト生成装置13と、を備える。冷却管10は、直線状に構成され、型枠内に配置されてからコンクリートが打設されてコンクリート構造物CSの内部に予め配置されている。
ミスト生成装置13は、水を貯留するタンクおよびコンプレッサを備え、噴霧ノズル11は、公知の液体用ノズルを用いることができ、コンプレッサからの気体の流れにより液体を粉砕し微粒化して噴出させる二流体ノズルであるが、液圧だけで液体を噴出させる一流体ノズルを用いてもよい。
図1のコンクリート冷却装置の動作について説明する。ミスト生成装置13のタンクから供給される水を噴霧ノズル11から冷却管10の内部10cへと噴射しミスト状にするとともに、真空ポンプ12を作動させて冷却管10の内部10cを負圧にする。このように、冷却管10の内部10cに負圧をかけることで冷却管10の内部10cの圧力が低下し、水の気化温度が低下して水が気化しやすくなる。かかる気化熱により冷却管10を介してコンクリート構造物CSの内部の熱を図1の矢印方向aに除去し、コンクリート構造物CSの内部を冷却することができる。このようにして、コンクリート打設によって発生する水和熱を除去することができ、コンクリートの内部温度上昇を効率的に抑制することができる。
また、噴霧ノズル11から噴霧された水15が負圧作用により吸引されて一端10aから他端10bへとミスト状乃至気体状になって流れる。このように、冷却管10の内部10cに発生するミスト状・気体状の流れにより、冷却管10の内部10cが均一に冷却され、冷却効果が均質化される。
以上のように、本実施形態によれば、噴霧された水の気化温度が負圧により低下し、気化熱により冷却できるため、空気を流すエアクーリングよりも冷却効果が大きく、コンクリートの水和熱を効率的に除去することができる。また、パイプクーリングの冷却管10内に水をミスト状にして噴霧することにより、必要な水量が通常の水によるパイプクーリングと比べて大幅に少なくて済む。このように少量の水で済むため、多量の水の確保が困難なコンクリート施工現場においてもコンクリートの水和熱の効率的除去が可能となる。また、冷却水の冷却装置・システムが不要となるため、施工コストがかさむこともない。
また、負圧により冷却管10内の冷却効果を均質化することができ、コンクリート打設による水和熱を冷却管10の延びる方向に均一に除去することができる。
また、本実施形態によるコンクリート冷却装置は、必要な装置部分が、小型の水タンクと噴霧ノズルとコンプレッサと真空ポンプだけでよく、設置が簡易であり、コストもさほどかさまない。
〔第2の実施形態〕
図2は、第2の実施形態によるコンクリート冷却装置を示す概略図である。図2のコンクリート冷却装置は、複数本の冷却管10A,10B,10Cを配置し、マスコンクリートの場合に適用可能としたものである。噴霧ノズル11は各冷却管10A,10B,10C毎に設けられ、真空ポンプ12はヘッダ16を介して各冷却管10A,10B,10Cに連結される。図2では、コンクリート構造物の規模等に応じて所定数の冷却管が所定間隔で配置される。図2の構成によれば、図1と同様の効果を得ることができるとともに、マスコンクリートであっても効率的に冷却することができる。
〔第3の実施形態〕
図3は、第3の実施形態によるコンクリート冷却装置を示す概略図である。図3のコンクリート冷却装置は、図2と基本的に同様の構成であるが、冷却管として、螺旋状に巻いてコイル状にした冷却管10Dを用いたものである。図3の構成によれば、図2と同様の効果を得ることができるとともに、コイル状の冷却管を用いることで、冷却管の長さを長くできるので、冷却効率が向上する。また、ミスト状にした水を負圧により吸引するので、コイル状の冷却管10Dであっても冷却効果を均質化できる。
〔第4の実施形態〕
図4は、第4の実施形態によるコンクリート冷却装置を示す概略図である。図4のコンクリート冷却装置は、図2と基本的に同様の構成であるが、噴霧ノズル11を各冷却管10A,10B,10C毎に設けずに共通としたものである。噴霧ノズル11と各冷却管10A,10B,10Cとの間に両者を連結する連結管17を配置した。連結管17は、曲線状管17a,17cと直線状管17bとを有し、管17a〜17cは噴霧ノズル11の配置位置から分岐している。噴霧ノズル11を連結管17の1箇所に設け、曲線状管17a,17cを冷却管10A,10Cの一端に連結し、直線状管17bを冷却管10Bの一端に連結している。噴霧ノズル11から水を噴霧すると、各管17a,17b,17cを通してミストが冷却管10A,10B,10Cへと流れる。図4の構成によれば、図2と同様の効果を得ることができるとともに、噴霧ノズルを共通化することで、装置構成が複雑化せず、装置・施工のコスト減に寄与できる。
〔第5の実施形態〕
図5は、第5の実施形態によるコンクリート冷却装置を示す概略図である。図5のコンクリート冷却装置は、図2と基本的に同様の構成であるが、冷却管10A,10B,10C内の中間位置付近に新たな噴射ノズル11aを配置したものである。冷却管10A,10B,10Cの各一端から、先端に噴射ノズル11aを設けた管18a,18b,18cを挿入する。管18a〜18cは、ミスト生成装置13に連結され、噴射ノズル11aから噴射ノズル11と同様にミストを噴射する。図5の構成によれば、図2と同様の効果を得ることができるとともに、冷却管10A〜10Cが長くなって冷却効率が低下するおそれがある場合でも、効率的に冷却することができる。なお、冷却管10A〜10Cの中間位置付近に予め別の噴射ノズルおよびミスト生成装置13に接続する管を設けておいてもよい。
〔第6の実施形態〕
図6は、第6の実施形態によるコンクリート冷却装置を示す概略図である。図6のコンクリート冷却装置は、冷却管としてのU字状管10E,10Fを直列にして接続したものである。冷却管10E,10Fの一端21a,22aおよび他端21b,22bをコンクリート構造物CSの同一の面Sから露出するように配置し、冷却管10Eの一端21aに噴射ノズル11を設け、他端21bと冷却管10Fの一端22aとを接続管19で接続し、他端22bを接続管20、ヘッダ16を介して真空ポンプ12に連結する。図6の構成によれば、図2と同様の効果を得ることができるとともに、冷却管10E,10FをU字状管から構成することで、冷却管が長くなり、冷却効率が向上する。冷却管10E,10Fの一端21a,22aおよび他端21b,22bが同一面Sに位置するので、接続の作業性が向上する。
なお、図6では、U字状の冷却管を2本直列に連結したが、1本でも、3本以上であってもよい。また、U字状の冷却管10E,10Fを2列に並列して設けたが、1列であっても、また3列以上であってもよい。また、図6の接続管19の位置に、図5のように新たな噴霧ノズルを追加してもよい。また、図6では、U字状管10E,10Fの直線部分が鉛直方向を向いているが、水平方向にしてもよく、また、傾斜していてもよい。
[実験例]
図7のような500×500×500mmの水槽の中にクーリングパイプを設置した実験装置を用い、水槽の水温を50℃に保った状態からクーリングを開始し水温の低下状況を確認した。次の5つのケースについて実験を行った。
1:冷却なし
2:20℃の空気を送風
3:20℃の水を通水
4:20℃の水でミスト噴霧(負圧なし)
5:20℃の水でミスト噴霧(負圧あり)
一定時間冷却後、水温の温度低下量から、除去した熱容量を算出し、冷却効果の比較を行った。なお、水槽の周囲は発泡スチロールにより断熱状態とした。また、ミスト噴霧で負圧あり(ケース5)となし(ケース4)の場合の噴霧水量は同一にした。また、ケース4のミスト噴霧で負圧なしのときは、排出口はオープンにした。各ケースの冷却条件を以下の表1に示す。
実験結果を表1に示す。各ケースについて得られた水温データから除去された熱量を求め、空気冷却の場合の除去熱量を1としたときの冷却効果を表1に示すが、冷却効果は、水冷却、負圧ありミスト冷却、負圧なしミスト冷却、空気冷却、の順で大きいことが確認できた。負圧ありミスト冷却の場合と負圧なしミスト冷却の場合とを比べると、水が気化することで冷却効果を大きくすることができることがわかる。
また、水冷却の場合の使用水量に対し負圧ありミスト冷却の場合の使用水量は3%であり、負圧ありミスト冷却では、通常の水冷却に比べ必要な水量が大幅に低減できることを確認できた。
Figure 0006274902
上記各ケースにおけるパイプ中間位置での温度測定結果を図8に示す。負圧ありミスト冷却の場合、負圧なしミスト冷却と比べて冷却効果が均質化され、噴霧ノズル位置から離れた位置でも、水冷却の場合と同程度に冷却できることを確認できた。このように、ミストを噴霧するだけでは、一定の範囲しか冷却できないのに対し、負圧を作用させることで管内の温度低下を均質化できる。
以上のように本発明を実施するための形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で各種の変形が可能である。たとえば、冷却管は、コンクリート構造物において鉛直方向、水平方向、傾斜方向に直線状に配置されてよいが、本発明はこれに限定されず、曲線状に配置されてもよく、また、曲がり部分を有していてもよく、この曲がり部分は、複数箇所に設けてもよい。
また、冷却管は、直線状、コイル状、またはU字状であってよいが、いずれか2つを併せて用いてもよく、また、3つを併せて用いてもよい。
また、冷却管は、円筒であってよいが、角筒等であってもよく、また、鋼管から構成されてよいが、鉄鋼よりも熱伝導性のよい材料、たとえば、銅材料から構成してもよい。
本発明のコンクリートの冷却方法・装置によれば、エアクーリングよりも冷却効果が大きくかつ必要な水量が少なくて済むので、多量の水の確保が困難な施工現場でもコンクリートの水和熱の効率的除去が可能となり、また、冷却水の冷却装置・システムが不要となるため、施工コストがかさむことがない。
10,10A,10B,10C 冷却管
10D コイル状の冷却管
10E,10F U字状の冷却管
10a 冷却管の一端
10b 冷却管の他端
10c 冷却管の内部
11,11a 噴霧ノズル
12 真空ポンプ
13 ミスト生成装置
15 噴霧された水
16 ヘッダ
17 連結管
CS コンクリート構造物

Claims (10)

  1. コンクリート内に冷却管を予め配置し、前記冷却管の一端から水を前記冷却管内に噴霧し、前記冷却管の他端から負圧を作用させて前記噴霧された水を気化させることでコンクリート内部を冷却することを特徴とするコンクリートの冷却方法。
  2. 前記コンクリート内に前記冷却管を複数配置し、前記各冷却管の一端に前記噴霧ノズルを設け、
    前記各冷却管の他端を共通のヘッダに連結し、前記ヘッダに前記真空ポンプを連結する請求項1に記載のコンクリートの冷却方法。
  3. 前記コンクリート内に前記冷却管を複数配置し、前記噴霧ノズルを共通にして連結管を介して前記各冷却管の一端に接続した請求項1または2に記載のコンクリートの冷却方法。
  4. 前記噴霧ノズルを前記冷却管の途中にさらに設け、前記冷却管の途中から水を噴霧させる請求項1乃至3のいずれか1項に記載のコンクリートの冷却方法。
  5. 前記冷却管を直線状、コイル状、またはU字状に構成した請求項1乃至4のいずれか1項に記載のコンクリートの冷却方法。
  6. コンクリート内に予め配置された冷却管の一端に設けられる噴霧ノズルと、
    前記冷却管の他端に連結される真空ポンプと、を備え、
    前記噴霧ノズルにより前記一端から水を前記冷却管内に噴霧し、前記真空ポンプにより前記他端から負圧を作用させて前記噴霧された水を気化させることでコンクリート内部を冷却することを特徴とするコンクリートの冷却装置。
  7. 前記コンクリート内に前記冷却管を複数配置し、前記各冷却管の一端に前記噴霧ノズルを設け、
    前記各冷却管の他端を共通のヘッダに連結し、前記ヘッダに前記真空ポンプを連結する請求項に記載のコンクリートの冷却装置。
  8. 前記コンクリート内に前記冷却管を複数配置し、前記噴霧ノズルを共通にして連結管を介して前記各冷却管の一端に接続した請求項6または7に記載のコンクリートの冷却装置。
  9. 前記噴霧ノズルを前記冷却管の途中にさらに設け、前記冷却管の途中から水を噴霧させる請求項6乃至8のいずれか1項に記載のコンクリートの冷却装置。
  10. 前記冷却管を直線状、コイル状、またはU字状に構成した請求項6乃至9のいずれか1項に記載のコンクリートの冷却装置。
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