JPH08200479A - 歯車変速機におけるギヤ打音防止装置 - Google Patents

歯車変速機におけるギヤ打音防止装置

Info

Publication number
JPH08200479A
JPH08200479A JP7006010A JP601095A JPH08200479A JP H08200479 A JPH08200479 A JP H08200479A JP 7006010 A JP7006010 A JP 7006010A JP 601095 A JP601095 A JP 601095A JP H08200479 A JPH08200479 A JP H08200479A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
counter
shaft
input shaft
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7006010A
Other languages
English (en)
Inventor
Junzo Kimura
潤三 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP7006010A priority Critical patent/JPH08200479A/ja
Publication of JPH08200479A publication Critical patent/JPH08200479A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H3/00Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion
    • F16H3/02Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion
    • F16H3/08Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts
    • F16H3/087Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts characterised by the disposition of the gears
    • F16H3/091Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts characterised by the disposition of the gears including a single countershaft
    • F16H3/0915Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts characterised by the disposition of the gears including a single countershaft with coaxial input and output shafts

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Structure Of Transmissions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造がシンプルでギヤ打音を効果的に抑制し
得るギヤ打音防止装置を提供すること。 【構成】 インプットシャフト10に一体的に設けたイ
ンプットギヤ11に常時噛合するカウンタギヤ31を一
体的に有してベアリング54,55を介してケース40
に回転自在に組付けられたカウンタシャフト30を備え
る歯車変速機において、ベアリング54,55をケース
40にインプットシャフト10の径方向へ所定量移動可
能とし、また同ベアリング54,55をばね部材S1,
S2によりインプットシャフト10に向けて所定の押圧
力にて付勢した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンを動力源とす
る歯車変速機におけるギヤ打音防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】歯車変速機におけるギヤ打音防止装置
は、主として、当該変速機がニュートラルとされエンジ
ンがアイドリング回転しているときにエンジンのトルク
変動に伴って生じるギヤ打音(噛合歯間のバックラッシ
が大きな影響を与えている)を防止するために設けられ
ており、その一つが実公昭63−12273号公報に示
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】実公昭63−1227
3号公報に示されているギヤ打音防止装置は、従来のシ
ザーズギヤを用いたギヤ打音防止装置に比してギヤ打音
を効果的に抑制できるものの、ケースに固定された外套
と、この外套内にてカウンタシャフトにトルク伝達可能
かつ軸方向へ移動可能に組付けられ互いに対向する端面
に対向間隔を放射方向外方にクサビ状に拡大する溝状の
保持面を設けた一対の回転円板と、これら両回転円板の
保持面間に放射方向へ移動可能に組付けられたウエイト
と、このウエイトを求心方向に付勢するばね等によって
構成されているため、構造が複雑でありしかも専用のス
ペースが必要である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した問題
に対処すべくなされたものであり、インプットシャフト
に一体的に設けたインプットギヤに常時噛合するカウン
タギヤを一体的に有してベアリングを介してケースに回
転自在に組付けられたカウンタシャフトを備える歯車変
速機において、前記ベアリングを前記ケースに前記イン
プットシャフトの径方向へ所定量移動可能とし、また同
ベアリングをばね部材により前記インプットシャフトに
向けて所定の押圧力にて付勢したことを特徴とする。
【0005】
【発明の作用・効果】本発明による歯車変速機における
ギヤ打音防止装置においては、当該変速機がニュートラ
ルとされエンジンがアイドリング回転しているとき、カ
ウンタシャフトに発生するラジアル荷重のカウンタシャ
フトをインプットシャフトから離す方向の成分がばね部
材による押圧力より小さくて、カウンタシャフトを軸支
するベアリングがばね部材によりインプットシャフトに
近づいた位置に保持されていてカウンタシャフトとイン
プットシャフト間の軸間距離が正規の値より所定量小さ
くされているため、常時噛合しているインプットギヤと
カウンタギヤ間のバックラッシは正規の値より所定量小
さくされている。したがって、このときには、バックラ
ッシの減少によりギヤ打音を効果的に抑制することがで
きる。
【0006】また、エンジンの非アイドル回転時には、
カウンタシャフトに発生するラジアル荷重の上記した成
分がばね部材による押圧力より大きくなって、カウンタ
シャフトを軸支するベアリングがばね部材の押圧力に抗
してインプットシャフトから所定量離れた位置に保持さ
れ、カウンタシャフトとインプットシャフト間の軸間距
離が正規の値とされ、インプットギヤとカウンタギヤ間
のバックラッシが正規の値に維持されるため、各ギヤに
歯面焼け等の不具合は生じない。
【0007】また、本発明による歯車変速機におけるギ
ヤ打音防止装置は、カウンタシャフトを軸支するベアリ
ングをケースにインプットシャフトの径方向へ所定量移
動可能とする構成と、同ベアリングをばね部材によりイ
ンプットシャフトに向けて所定の押圧力にて付勢する構
成によって実施できるものであり、上記した従来装置に
比してコスト及びスペース的に優れている。
【0008】
【実施例】図1は本発明を実施した自動車用歯車変速機
を示していて、この変速機においてはインプットシャフ
ト10とアウトプットシャフト20が同軸的かつ相対回
転可能に配置され、これら両シャフト10,20に対し
てカウンタシャフト30が平行に配置されている。イン
プットシャフト10は、インプットギヤ11を一体的に
有していて、ベアリング51を介してケース40に回転
自在に組付けられており、先端にてクラッチを介してエ
ンジン(共に図示省略)に接続されるようになってい
る。アウトプットシャフト20は、ベアリング52を介
してケース40に回転自在に組付けられるとともに、ベ
アリング53を介してインプットシャフト10に回転自
在に連結されていて、第1速のドリブンギヤ21と第2
速のドリブンギヤ22と第3速のドリブンギヤ23がそ
れぞれ回転自在に組付けられるとともに、1−2速切換
用シンクロ装置24と3−4速切換用シンクロ装置25
がそれぞれ組付けられている。
【0009】カウンタシャフト30は、カウンタギヤ3
1,32,33,34,35を一体的に有していて、ベ
アリング54,55を介してケース40に回転自在に組
付けられている。カウンタギヤ31はインプットギヤ1
1と常時噛合する入力ギヤであり、カウンタギヤ32は
第3速のドリブンギヤ23と常時噛合する出力ギヤであ
り、カウンタギヤ33は第2速のドリブンギヤ22と常
時噛合する出力ギヤであり、カウンタギヤ34は第1速
のドリブンギヤ21と常時噛合する出力ギヤである。ま
た、カウンタギヤ35はシンクロ装置24の切換スリー
ブ26に一体的に形成したリバースギヤ27と周知のリ
バースアイドラギヤ(図示省略)を介して選択的に噛合
する出力ギヤである。
【0010】ところで、本実施例においては、図1から
図3にて示したように、カウンタシャフト30を軸支す
る両ベアリング54,55がケース40に設けた長円形
(ベアリング54,55の外径を短径とする長円形)の
両取付孔41,42にそれぞれインプット及びアウトプ
ットシャフト10,20の径方向へ所定量α移動可能に
組付けられており、また各ベアリング54,55が各ば
ね部材S1,S2によりインプット及びアウトプットシ
ャフト10,20に向けて所定の押圧力にて付勢されて
いて、これによって歯車変速機におけるギヤ打音防止装
置が構成されている。各ばね部材S1,S2は、ばね部
材S1を例として図2及び図3に詳細に示したように、
ケース40に設けた取付孔43にホルダ61と共に組付
けられていて、ケース40に螺着したプラグ62によっ
て抜け止めされており、その付勢力はホルダ61を介し
て各ベアリング54,55のアウターレースに伝わるよ
うになっている。
【0011】上記のように構成した本実施例において
は、当該変速機が図示のごとくニュートラルとされエン
ジンがアイドリング回転しているとき、カウンタシャフ
ト30に発生するラジアル荷重のカウンタシャフト30
をインプット及びアウトプットシャフト10,20から
離す方向の成分が両ばね部材S1,S2による押圧力よ
り小さくて、カウンタシャフト30を軸支する両ベアリ
ング54,55が両ばね部材S1,S2により両シャフ
ト10,20に近づいた位置(図示位置)に保持されて
いてカウンタシャフト30とインプットシャフト10間
の軸間距離が正規の値Lより所定量小さくされているた
め、常時噛合しているインプットギヤ11とカウンタギ
ヤ31間のバックラッシ、及び各ドリブンギヤ21,2
2,23と各カウンタギヤ34,33,32間のバック
ラッシは全て正規の値より所定量小さくされている。し
たがって、このときには、各バックラッシの減少により
ギヤ打音を効果的に抑制することができる。
【0012】また、エンジンの非アイドル回転時には、
カウンタシャフト30に発生するラジアル荷重の上記し
た成分が両ばね部材S1,S2による押圧力より大きく
なって、カウンタシャフト30を軸支する両ベアリング
54,55が両ばね部材S1,S2の押圧力に抗して両
シャフト10,20から所定量離れた位置(ベアリング
54,55のアウターレースがケース40の長円形取付
孔41,42の図示下面に当接した位置)に保持され、
カウンタシャフト30と両シャフト10,20間の軸間
距離が正規の値L(図3参照)とされ、常時噛合してい
るインプットギヤ11とカウンタギヤ31間のバックラ
ッシ、及び各ドリブンギヤ21,22,23と各カウン
タギヤ34,33,32間のバックラッシが全て正規の
値に維持されるため、各ギヤに歯面焼け等の不具合は生
じない。
【0013】また、本実施例のギヤ打音防止装置は、カ
ウンタシャフト30を軸支する両ベアリング54,55
をケース40に両シャフト10,20の径方向へ所定量
移動可能とする構成(ケース40に長円形取付孔41,
42を形成すること)と、同ベアリング54,55をば
ね部材S1,S2により両シャフト10,20に向けて
所定の押圧力にて付勢する構成によって実施できるもの
であり、構造が極めてシンプルであるため、コスト及び
スペース的に優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実施した自動車用歯車変速機の一例
を示す断面図である。
【図2】 図1の要部拡大断面図である。
【図3】 図2の3−3線に沿った断面図である。
【符号の説明】
10…インプットシャフト、11…インプットギヤ、2
0…アウトプットシャフト、21,22,23…ドリブ
ンギヤ、30…カウンタシャフト、31,32,33,
34,35…カウンタギヤ、40…ケース、41,42
…長円形取付孔、54,55…ベアリング、S1,S2
…ばね部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インプットシャフトに一体的に設けたイ
    ンプットギヤに常時噛合するカウンタギヤを一体的に有
    してベアリングを介してケースに回転自在に組付けられ
    たカウンタシャフトを備える歯車変速機において、前記
    ベアリングを前記ケースに前記インプットシャフトの径
    方向へ所定量移動可能とし、また同ベアリングをばね部
    材により前記インプットシャフトに向けて所定の押圧力
    にて付勢したことを特徴とする歯車変速機におけるギヤ
    打音防止装置。
JP7006010A 1995-01-18 1995-01-18 歯車変速機におけるギヤ打音防止装置 Pending JPH08200479A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7006010A JPH08200479A (ja) 1995-01-18 1995-01-18 歯車変速機におけるギヤ打音防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7006010A JPH08200479A (ja) 1995-01-18 1995-01-18 歯車変速機におけるギヤ打音防止装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08200479A true JPH08200479A (ja) 1996-08-06

Family

ID=11626753

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7006010A Pending JPH08200479A (ja) 1995-01-18 1995-01-18 歯車変速機におけるギヤ打音防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08200479A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030035111A (ko) * 2001-10-30 2003-05-09 현대자동차주식회사 수동변속기의 백래시 저감 장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030035111A (ko) * 2001-10-30 2003-05-09 현대자동차주식회사 수동변속기의 백래시 저감 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001214958A (ja) 車両用無段変速機
JPH04228915A (ja) ベアリングの振動遮断装置
JPH05248517A (ja) 自動車の歯車式変速装置における伝動軸の軸受装置
JP2010106957A (ja) ベルト式無段変速機
JPH06221406A (ja) 歯車変速機
JP4338796B2 (ja) 摩擦クラッチの締結機構および該機構を備えるディファレンシャル装置
JP2008309337A (ja) 摩擦クラッチの締結機構および該機構を備えるディファレンシャル装置
JPH08200479A (ja) 歯車変速機におけるギヤ打音防止装置
JP2002337562A (ja) 車両用動力伝達装置
JP3201988B2 (ja) 動力伝達機構
JP3603544B2 (ja) トロイダル型無段変速機
JP3001486B2 (ja) 歯車式変速機
JP3458495B2 (ja) トロイダル型無段変速機
JPH04341650A (ja) 変速機の回転部材支持構造
JP3161260B2 (ja) 歯車変速装置
JP2001099277A (ja) 変速機のフリクションギヤ構造
JP4632234B2 (ja) 変速機の出力軸支持構造
JP2540721Y2 (ja) 歯車変速機の異音防止装置
JPS6215558Y2 (ja)
JPS59151631A (ja) 車両の動力伝達系捩り振動吸収装置
JP2592319Y2 (ja) アイドルギヤ装置
JP3835847B2 (ja) 遊星ローラ式変速装置
JPS6011325Y2 (ja) トランスミツシヨンのギヤ打音防止装置
KR20020056738A (ko) 리버스 아이들 기어 어셈블리
KR100692738B1 (ko) 수동 변속기의 기어 지지 구조