JPH06221406A - 歯車変速機 - Google Patents
歯車変速機Info
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- JPH06221406A JPH06221406A JP5198176A JP19817693A JPH06221406A JP H06221406 A JPH06221406 A JP H06221406A JP 5198176 A JP5198176 A JP 5198176A JP 19817693 A JP19817693 A JP 19817693A JP H06221406 A JPH06221406 A JP H06221406A
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- shaft
- driven
- rattle
- drive
- Prior art date
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- Pending
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/0006—Vibration-damping or noise reducing means specially adapted for gearings
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/19—Gearing
- Y10T74/19623—Backlash take-up
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/19—Gearing
- Y10T74/19637—Gearing with brake means for gearing
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/19—Gearing
- Y10T74/1987—Rotary bodies
- Y10T74/19893—Sectional
- Y10T74/19898—Backlash take-up
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Gear Transmission (AREA)
- Gears, Cams (AREA)
- Structure Of Transmissions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 最小のスペースでしかも動力の損失を少なく
して歯車のがたつきを効果的に防止できるがたつき防止
組立体を有する歯車変速機を提供する。 【構成】 歯車式変速機用のがたつき防止装置20は第
1の部分22及び第2の部分24を備えている。がたつ
き防止装置の部分の一方は平行な向かい合う平坦面を有
する変形可能な一対の圧力ディスク23、26を備え
る。圧力ディスクの平坦面は回転軸線に垂直な平行な平
面内にある。他の部分は外周を有する摩擦ディスク33
を備え、その外周は摩擦ディスクによって圧力ディスク
が変形されかつ広げらえて離れるように平行な平坦面の
間に配置される。部分の一方は駆動歯車10に取り付け
られかつ部分の他方は駆動歯車とかみ合っている歯車に
取り付けられる。
して歯車のがたつきを効果的に防止できるがたつき防止
組立体を有する歯車変速機を提供する。 【構成】 歯車式変速機用のがたつき防止装置20は第
1の部分22及び第2の部分24を備えている。がたつ
き防止装置の部分の一方は平行な向かい合う平坦面を有
する変形可能な一対の圧力ディスク23、26を備え
る。圧力ディスクの平坦面は回転軸線に垂直な平行な平
面内にある。他の部分は外周を有する摩擦ディスク33
を備え、その外周は摩擦ディスクによって圧力ディスク
が変形されかつ広げらえて離れるように平行な平坦面の
間に配置される。部分の一方は駆動歯車10に取り付け
られかつ部分の他方は駆動歯車とかみ合っている歯車に
取り付けられる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は歯車駆動装置用のがたつ
き防止(anti−rattle)装置に関し、更に詳
細には、常時かみ合い歯車セットを有する多段(mul
ti−ratio)変速機用のがたつき防止装置に関す
る。
き防止(anti−rattle)装置に関し、更に詳
細には、常時かみ合い歯車セットを有する多段(mul
ti−ratio)変速機用のがたつき防止装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】多段変速機は、通常、常時かみ合ってい
る歯車を有する歯車セットを使用する。これらの変速機
では、歯車比はスライダを移動して歯車を軸に連結する
ことによって選択される。いつでもほとんどの歯車セッ
トは軸に関して自由に回転する一つの歯車を有し、その
軸に歯車が支持されている。歯車セットの歯車がトルク
を伝達することなく駆動されるとき、歯車はがたつきを
発生し、耳障りな騒音を発生し、損傷を受ける。
る歯車を有する歯車セットを使用する。これらの変速機
では、歯車比はスライダを移動して歯車を軸に連結する
ことによって選択される。いつでもほとんどの歯車セッ
トは軸に関して自由に回転する一つの歯車を有し、その
軸に歯車が支持されている。歯車セットの歯車がトルク
を伝達することなく駆動されるとき、歯車はがたつきを
発生し、耳障りな騒音を発生し、損傷を受ける。
【0003】互いにかみ合う二つの歯車は通常いくらか
のバックラッシュを有する。バックラッシュはピッチ円
上での係合する歯の厚さより大きい歯車の歯の間隔の値
である。変速機を製造する機械加工工程によりほとんど
の歯車はいくらかのバックラッシュを有する。捩り振動
は回転している歯車を励起して歯車をバックラッシュの
範囲内で振動させる。バックラッシュの範囲内でのこの
振動は歯車のがたつきを発生させる。
のバックラッシュを有する。バックラッシュはピッチ円
上での係合する歯の厚さより大きい歯車の歯の間隔の値
である。変速機を製造する機械加工工程によりほとんど
の歯車はいくらかのバックラッシュを有する。捩り振動
は回転している歯車を励起して歯車をバックラッシュの
範囲内で振動させる。バックラッシュの範囲内でのこの
振動は歯車のがたつきを発生させる。
【0004】歯車のがたつきを除去するために種々の装
置が提案されてきた。ある装置はバックラッシュを除去
する。他の装置の歯を接触させておく小さなトルク負荷
を加えかつ振動を除去する。これらの装置は複雑で、か
なりのスペースを必要とし、信頼性を減少しかつ摩擦を
増加する。摩擦は有用な仕事に利用されない動力を消費
し、かつ変速機の破損を招く熱を発生する。
置が提案されてきた。ある装置はバックラッシュを除去
する。他の装置の歯を接触させておく小さなトルク負荷
を加えかつ振動を除去する。これらの装置は複雑で、か
なりのスペースを必要とし、信頼性を減少しかつ摩擦を
増加する。摩擦は有用な仕事に利用されない動力を消費
し、かつ変速機の破損を招く熱を発生する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、静寂
な歯車変速機を提供することである。本発明の他の目的
は、最小のスペースを必要とするだけで、動力の損失を
最小にしかつ信頼性のある歯車変速機用のがたつき防止
組立体を提供することである。
な歯車変速機を提供することである。本発明の他の目的
は、最小のスペースを必要とするだけで、動力の損失を
最小にしかつ信頼性のある歯車変速機用のがたつき防止
組立体を提供することである。
【0006】本発明の別の目的は、過剰な動力の消費を
伴わずに必要なトルクを与えるように調整され得る歯車
変速機用のがたつき防止組立体を提供することである。
伴わずに必要なトルクを与えるように調整され得る歯車
変速機用のがたつき防止組立体を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、回転軸線を有
する駆動軸と、駆動軸に取り付けられかつ駆動軸の回転
軸線の回りで回転可能な少なくとも一つの駆動歯車と、
回転軸線を有する被駆動軸と、被駆動軸に取り付けら
れ、被駆動軸の回転軸線の回りで回転可能でありかつ駆
動歯車によって駆動される少なくとも一つの被駆動歯車
と、少なくとも一つのがたつき防止組立体とを備えた歯
車変速機において、少なくとも一方が弾性の一対の圧力
ディスクであって平行な向かい合う平坦面を有する圧力
ディスクを有する第1の部分と、外周が対の圧力ディス
クの平行な向かい合う平坦面間に配置されかつ少なくと
も一つの圧力ディスクを変形させることによって圧力デ
ィスクを歪めて離す摩擦ディスクを有する第2の部分と
を備え、少なくとも一つのがたつき防止組立体の一方の
部分が駆動歯車によって駆動され、少なくとも一つのが
たつき防止組立体の他の部分が少なくとも一つの被駆動
歯車にトルクを伝達しかつ少なくとも一つの被駆動歯車
を駆動歯車によって回転される少なくとも一つの被駆動
歯車とは異なる速度で駆動するように構成されている。
する駆動軸と、駆動軸に取り付けられかつ駆動軸の回転
軸線の回りで回転可能な少なくとも一つの駆動歯車と、
回転軸線を有する被駆動軸と、被駆動軸に取り付けら
れ、被駆動軸の回転軸線の回りで回転可能でありかつ駆
動歯車によって駆動される少なくとも一つの被駆動歯車
と、少なくとも一つのがたつき防止組立体とを備えた歯
車変速機において、少なくとも一方が弾性の一対の圧力
ディスクであって平行な向かい合う平坦面を有する圧力
ディスクを有する第1の部分と、外周が対の圧力ディス
クの平行な向かい合う平坦面間に配置されかつ少なくと
も一つの圧力ディスクを変形させることによって圧力デ
ィスクを歪めて離す摩擦ディスクを有する第2の部分と
を備え、少なくとも一つのがたつき防止組立体の一方の
部分が駆動歯車によって駆動され、少なくとも一つのが
たつき防止組立体の他の部分が少なくとも一つの被駆動
歯車にトルクを伝達しかつ少なくとも一つの被駆動歯車
を駆動歯車によって回転される少なくとも一つの被駆動
歯車とは異なる速度で駆動するように構成されている。
【0008】
【作用】各がたつき防止組立体は一方の回転する部材に
取り付けられる第1の部分と、他の回転する部材に取り
付けられる第2の部分とを備える。第1の部分は一対の
圧力ディスクを備える。圧力ディスクはばね鋼又は他の
弾性材料で作られ、かつ平行な向かい合う平坦面を有す
る。第2の部分は、第1の部分の対の圧力ディスクの平
行な向かい合う平坦面間に配置された外周を有する摩擦
ディスクを備えている。がたつき防止組立体の部分の一
つは変速機の歯車に取り付けられる。がたつき防止組立
体の他の部分は他の変速機の歯車又はがたつき防止組立
体支持軸に接続されている。摩擦ディスクの直径は、摩
擦ディスクが圧力ディスクと組合わされて一つ又はそれ
以上の歯車セットを、それらが歯車の歯で駆動されるの
とは異なった速度で、摩擦的に駆動するように選ばれ
る。摩擦ディスクは圧力ディスクに関して相対的に滑
り、がたつき防止組立体によって歯車に加えられるトル
ク負荷を制限する。
取り付けられる第1の部分と、他の回転する部材に取り
付けられる第2の部分とを備える。第1の部分は一対の
圧力ディスクを備える。圧力ディスクはばね鋼又は他の
弾性材料で作られ、かつ平行な向かい合う平坦面を有す
る。第2の部分は、第1の部分の対の圧力ディスクの平
行な向かい合う平坦面間に配置された外周を有する摩擦
ディスクを備えている。がたつき防止組立体の部分の一
つは変速機の歯車に取り付けられる。がたつき防止組立
体の他の部分は他の変速機の歯車又はがたつき防止組立
体支持軸に接続されている。摩擦ディスクの直径は、摩
擦ディスクが圧力ディスクと組合わされて一つ又はそれ
以上の歯車セットを、それらが歯車の歯で駆動されるの
とは異なった速度で、摩擦的に駆動するように選ばれ
る。摩擦ディスクは圧力ディスクに関して相対的に滑
り、がたつき防止組立体によって歯車に加えられるトル
ク負荷を制限する。
【0009】
【実施例】一つの歯車の二つの歯の間の間隔の大きさが
ピッチ円上において他の歯車の係合する歯の厚さを超え
るとき、二つの歯車の間にはバックラッシュが存在す
る。バックラッシュは、歯車の二つの歯間の間隔の大き
さが他の歯車の係合する歯の厚さを超える距離である。
ほとんどの歯車は少なくともいくらかのバックラッシュ
を有する。二つの歯車が振動なく一方向にトルクを伝達
するとき、バックラッシュは大きな問題ではない。駆動
装置のトルク出力を超えるトルクの逆転が歯車駆動装置
にあるとき、歯車はバックラッシュに等しい距離だけ互
いに振動する。トルク出力を超えるトルクの逆転は歯車
駆動装置における振動によって誘発される。これらの振
動は、歯車列と同様に歯車列にトルクを伝達する動力源
によって駆動される機械の要素によって誘発される。
ピッチ円上において他の歯車の係合する歯の厚さを超え
るとき、二つの歯車の間にはバックラッシュが存在す
る。バックラッシュは、歯車の二つの歯間の間隔の大き
さが他の歯車の係合する歯の厚さを超える距離である。
ほとんどの歯車は少なくともいくらかのバックラッシュ
を有する。二つの歯車が振動なく一方向にトルクを伝達
するとき、バックラッシュは大きな問題ではない。駆動
装置のトルク出力を超えるトルクの逆転が歯車駆動装置
にあるとき、歯車はバックラッシュに等しい距離だけ互
いに振動する。トルク出力を超えるトルクの逆転は歯車
駆動装置における振動によって誘発される。これらの振
動は、歯車列と同様に歯車列にトルクを伝達する動力源
によって駆動される機械の要素によって誘発される。
【0010】歯車変速機によって駆動される機械は少な
くともある時間に減少した負荷で動作する。ドライブト
レインにおける捩り振動は低トルク出力運転中に大きな
振動を引き起こす。多段歯車変速機及び可逆変速機はほ
とんどの時間トルクを伝達しない被駆動歯車を有する。
常時かみ合い多段変速機は、例えば、一つの歯車がスラ
イダによって軸にロックされたときのみトルクを伝達す
る歯車を有する。スライダによって軸にロックされる歯
車を有しないこれらの変速機の常時かみ合い歯車列は、
駆動されるが、トルクは伝達されない。これらの変速機
における捩り振動はトルクを伝達していない歯車列に歯
車の振動を生起させる。
くともある時間に減少した負荷で動作する。ドライブト
レインにおける捩り振動は低トルク出力運転中に大きな
振動を引き起こす。多段歯車変速機及び可逆変速機はほ
とんどの時間トルクを伝達しない被駆動歯車を有する。
常時かみ合い多段変速機は、例えば、一つの歯車がスラ
イダによって軸にロックされたときのみトルクを伝達す
る歯車を有する。スライダによって軸にロックされる歯
車を有しないこれらの変速機の常時かみ合い歯車列は、
駆動されるが、トルクは伝達されない。これらの変速機
における捩り振動はトルクを伝達していない歯車列に歯
車の振動を生起させる。
【0011】バックラッシュ及び捩り振動に起因する歯
車の振動は騒音を引き起こす。この騒音は歯車のがたつ
き(gear rattle)と呼ばれる。自動車の変
速機において、歯車のがたつきは非常に耳障りである。
がたつきは他の歯車変速機においても一般的に耳障りで
ある。歯車のがたつきにより歯車は損傷しかつ結果的に
歯車を破損する。
車の振動は騒音を引き起こす。この騒音は歯車のがたつ
き(gear rattle)と呼ばれる。自動車の変
速機において、歯車のがたつきは非常に耳障りである。
がたつきは他の歯車変速機においても一般的に耳障りで
ある。歯車のがたつきにより歯車は損傷しかつ結果的に
歯車を破損する。
【0012】被駆動軸に取り付けられた被駆動歯車10
が図1に示されている。被駆動歯車10は駆動軸16に
取り付けられた駆動歯車14とかみ合っている。被駆動
歯車10及び駆動歯車14のピッチ円は線18に沿って
交差する。がたつき防止組立体20は、被駆動歯車10
に取り付けられた第1の部分22と駆動歯車14に取り
付けられた第2の部分24とを備えている。第1の部分
22は、螺合された止め具30によって被駆動歯車10
に取り付けられた二つの圧力ディスク26及び23を備
えている。圧力ディスク26及び23は平行な向かい合
う平坦面32及び34を有し、それらの平坦面は被駆動
歯車10の回転軸線に垂直な平面内にある。がたつき防
止組立体10の第2の部分24は、螺合された止め具3
5によって駆動歯車14に固定された摩擦ディスク33
を備えている。摩擦ディスク33の外周は圧力ディスク
26及び23の平行な向かい合う平坦面32と34との
間に位置決めされかつ圧力ディスクを離すように歪め
る。圧力ディスク26及び23はばね鋼又は他の弾性材
料で作られ、その弾性材料は摩擦ディスク32の外周2
7によって変形されたとき破損しない。
が図1に示されている。被駆動歯車10は駆動軸16に
取り付けられた駆動歯車14とかみ合っている。被駆動
歯車10及び駆動歯車14のピッチ円は線18に沿って
交差する。がたつき防止組立体20は、被駆動歯車10
に取り付けられた第1の部分22と駆動歯車14に取り
付けられた第2の部分24とを備えている。第1の部分
22は、螺合された止め具30によって被駆動歯車10
に取り付けられた二つの圧力ディスク26及び23を備
えている。圧力ディスク26及び23は平行な向かい合
う平坦面32及び34を有し、それらの平坦面は被駆動
歯車10の回転軸線に垂直な平面内にある。がたつき防
止組立体10の第2の部分24は、螺合された止め具3
5によって駆動歯車14に固定された摩擦ディスク33
を備えている。摩擦ディスク33の外周は圧力ディスク
26及び23の平行な向かい合う平坦面32と34との
間に位置決めされかつ圧力ディスクを離すように歪め
る。圧力ディスク26及び23はばね鋼又は他の弾性材
料で作られ、その弾性材料は摩擦ディスク32の外周2
7によって変形されたとき破損しない。
【0013】摩擦ディスク33は両方の圧力ディスク2
6及び23を変形させて離す。両圧力ディスク26及び
23が変形されたとき、個々の圧力ディスク26及び2
3の歪み量は最小にされかつ圧力ディスク26及び23
と摩擦ディスク33との間の接触は均一で、比較的小さ
い。圧力ディスク26又は23の一方は、もし望むな
ら、堅牢な部材でよくかつ弾性の圧力ディスクが取り付
けられる歯車でもよい。接触面を弾性圧力ディスクによ
って与えられる接触面と同様の堅牢な圧力ディスクにす
るために、図1に示されるように、堅牢な圧力ディスク
に平坦面よりもむしろ円錐面を与えることが必要であ
り、或いは少なくともそうすることが望ましい。堅牢な
圧力ディスクの平坦面はがたつき防止組立体の駆動比を
決定するのを困難にし、かつ駆動比が結果的に温度、潤
滑及び速度のような動作条件の変化に伴って変化する。
6及び23を変形させて離す。両圧力ディスク26及び
23が変形されたとき、個々の圧力ディスク26及び2
3の歪み量は最小にされかつ圧力ディスク26及び23
と摩擦ディスク33との間の接触は均一で、比較的小さ
い。圧力ディスク26又は23の一方は、もし望むな
ら、堅牢な部材でよくかつ弾性の圧力ディスクが取り付
けられる歯車でもよい。接触面を弾性圧力ディスクによ
って与えられる接触面と同様の堅牢な圧力ディスクにす
るために、図1に示されるように、堅牢な圧力ディスク
に平坦面よりもむしろ円錐面を与えることが必要であ
り、或いは少なくともそうすることが望ましい。堅牢な
圧力ディスクの平坦面はがたつき防止組立体の駆動比を
決定するのを困難にし、かつ駆動比が結果的に温度、潤
滑及び速度のような動作条件の変化に伴って変化する。
【0014】摩擦ディスク33の直径は、摩擦ディスク
が取り付けられる駆動歯車14のピッチ円の直径よりわ
ずかに小さい。圧力ディスク26及び23と摩擦ディス
ク33との間の摩擦接触により、駆動軸16が回転され
るとき駆動歯車14と被駆動歯車10との間でトルクが
伝達される。前述のように摩擦ディスク33の直径が駆
動歯車14のピッチ円の直径より小さいので、圧力ディ
スク26及び23並びに摩擦ディスク33は、被駆動歯
車10を駆動歯車14によって駆動される速度より遅く
駆動しようとする。歯車の歯は滑らないので、圧力ディ
スク26、23と摩擦ディスク33との間で滑りが生じ
る。圧力ディスク26及び23と摩擦ディスク33との
間の強制された滑りは、歯車10及び14に摩擦的に発
生された負荷を加え、そのことにより歯車がバックラッ
シュの範囲内で前後に動くのを阻止する。がたつき防止
組立体20によって伝達されるトルクは被駆動歯車10
の回転を遅らせようとし、かつ二つの歯車を通して伝達
されるトルクが歯車のがたつきを阻止しないときは、歯
車のがたつきを阻止する。
が取り付けられる駆動歯車14のピッチ円の直径よりわ
ずかに小さい。圧力ディスク26及び23と摩擦ディス
ク33との間の摩擦接触により、駆動軸16が回転され
るとき駆動歯車14と被駆動歯車10との間でトルクが
伝達される。前述のように摩擦ディスク33の直径が駆
動歯車14のピッチ円の直径より小さいので、圧力ディ
スク26及び23並びに摩擦ディスク33は、被駆動歯
車10を駆動歯車14によって駆動される速度より遅く
駆動しようとする。歯車の歯は滑らないので、圧力ディ
スク26、23と摩擦ディスク33との間で滑りが生じ
る。圧力ディスク26及び23と摩擦ディスク33との
間の強制された滑りは、歯車10及び14に摩擦的に発
生された負荷を加え、そのことにより歯車がバックラッ
シュの範囲内で前後に動くのを阻止する。がたつき防止
組立体20によって伝達されるトルクは被駆動歯車10
の回転を遅らせようとし、かつ二つの歯車を通して伝達
されるトルクが歯車のがたつきを阻止しないときは、歯
車のがたつきを阻止する。
【0015】被駆動歯車10が駆動歯車でありかつ駆動
歯車14が被駆動であってもよい。図1に示されるよう
に、がたつき防止組立体20は、駆動歯車によって駆動
される被駆動歯車より速く被駆動歯車を回転させようと
する。
歯車14が被駆動であってもよい。図1に示されるよう
に、がたつき防止組立体20は、駆動歯車によって駆動
される被駆動歯車より速く被駆動歯車を回転させようと
する。
【0016】摩擦ディスク33は駆動歯車14のピッチ
円の直径より大きな直径を有してもよい。もし摩擦ディ
スク33が駆動歯車14のピッチ円の直径より大きな直
径を有すると、がたつき防止組立体20は被駆動歯車1
0を歯車の歯によって駆動されるよりも速く駆動させ
る。摩擦ディスク33のピッチ円の直径は基本的に摩擦
ディスク33の外径であり、又は摩擦ディスク33の外
径より僅かに小さくてもよい。
円の直径より大きな直径を有してもよい。もし摩擦ディ
スク33が駆動歯車14のピッチ円の直径より大きな直
径を有すると、がたつき防止組立体20は被駆動歯車1
0を歯車の歯によって駆動されるよりも速く駆動させ
る。摩擦ディスク33のピッチ円の直径は基本的に摩擦
ディスク33の外径であり、又は摩擦ディスク33の外
径より僅かに小さくてもよい。
【0017】図2に示される歯車列は駆動軸38に取り
付けられた駆動歯車36と出力軸42に取り付けられた
被駆動歯車40とを有する。駆動軸38と出力軸42と
は図示されているように同軸である。副軸44は駆動歯
車36とかみ合っている被駆動歯車46及び被駆動歯車
40とかみ合っている駆動歯車48を支持している。副
軸装置は所望の駆動比を与えるために四つの歯車36、
46、48及び40を有する。副軸装置は同軸の駆動軸
及び出力軸を有する駆動装置で速度及びトルクの変更を
可能にする。がたつき防止装置50は、駆動軸38及び
出力軸42に隣接して回転可能に支持されたがたつき防
止副軸52と、一対のがたつき防止組立体54及び55
とを備えている。がたつき防止組立体54はがたつき防
止副軸52い取り付けられた第1の部分56と駆動歯車
36に取り付けられた第2の部分58とを備えている。
第1の部分56は、がたつき防止副軸52に取り付けら
れた二つの圧力ディスク60及び62を備えている。圧
力ディスク60及び62は平行な向かい合う平坦面64
及び66を有し、それらの平坦面はがたつき防止副軸5
2の回転軸線に垂直な平面内にある。がたつき防止組立
体54の第2の部分58は螺合された止め具70によっ
て駆動歯車36に固定された摩擦ディスク68を備えて
いる。摩擦ディスク68の外周72は圧力ディスク60
及び62の平行な平坦面64と66との間に配置され、
圧力ディスクを離れる方向に歪める。
付けられた駆動歯車36と出力軸42に取り付けられた
被駆動歯車40とを有する。駆動軸38と出力軸42と
は図示されているように同軸である。副軸44は駆動歯
車36とかみ合っている被駆動歯車46及び被駆動歯車
40とかみ合っている駆動歯車48を支持している。副
軸装置は所望の駆動比を与えるために四つの歯車36、
46、48及び40を有する。副軸装置は同軸の駆動軸
及び出力軸を有する駆動装置で速度及びトルクの変更を
可能にする。がたつき防止装置50は、駆動軸38及び
出力軸42に隣接して回転可能に支持されたがたつき防
止副軸52と、一対のがたつき防止組立体54及び55
とを備えている。がたつき防止組立体54はがたつき防
止副軸52い取り付けられた第1の部分56と駆動歯車
36に取り付けられた第2の部分58とを備えている。
第1の部分56は、がたつき防止副軸52に取り付けら
れた二つの圧力ディスク60及び62を備えている。圧
力ディスク60及び62は平行な向かい合う平坦面64
及び66を有し、それらの平坦面はがたつき防止副軸5
2の回転軸線に垂直な平面内にある。がたつき防止組立
体54の第2の部分58は螺合された止め具70によっ
て駆動歯車36に固定された摩擦ディスク68を備えて
いる。摩擦ディスク68の外周72は圧力ディスク60
及び62の平行な平坦面64と66との間に配置され、
圧力ディスクを離れる方向に歪める。
【0018】他のがたつき防止組立体55は、がたつき
防止副軸52に取り付けられた第1の部分57と被駆動
歯車40に取り付けられた第2の部分59とを備えてい
る。第1の部分57は、平行な向かい合う平坦面65及
び67を有する二つの圧力ディスク61及び63を備
え、それらの平坦面はがたつき防止副軸52の回転軸線
に垂直な平面内にある。がたつき防止組立体55の第2
の部分59は、螺合された止め具71によって被駆動歯
車40に固定された摩擦ディスク69を備えている。摩
擦ディスク69の外周73は圧力ディスク61及び63
の平行な平坦面65と67との間に配置され、圧力ディ
スクを離れる方向に歪める。
防止副軸52に取り付けられた第1の部分57と被駆動
歯車40に取り付けられた第2の部分59とを備えてい
る。第1の部分57は、平行な向かい合う平坦面65及
び67を有する二つの圧力ディスク61及び63を備
え、それらの平坦面はがたつき防止副軸52の回転軸線
に垂直な平面内にある。がたつき防止組立体55の第2
の部分59は、螺合された止め具71によって被駆動歯
車40に固定された摩擦ディスク69を備えている。摩
擦ディスク69の外周73は圧力ディスク61及び63
の平行な平坦面65と67との間に配置され、圧力ディ
スクを離れる方向に歪める。
【0019】駆動歯車36及び被駆動歯車46のピッチ
円は線74に沿って交差する。駆動歯車48及び被駆動
歯車40のピッチ円は線76に沿って交差する。摩擦デ
ィスク68及び69の直径は、がたつき防止組立体54
及び55の組み合わせた駆動比が歯車36、46、48
及び40の組み合わせた駆動比と異なるように圧力ディ
スク60及び62の直径が選ばれるなら、それらの摩擦
ディスクが取り付けられている歯車36又は40のピッ
チ直径より大きくても、それと同じでも、或いはそれよ
り小さくてもよい。がたつき防止副軸52の位置、圧力
ディスク60及び62の直径、及び摩擦ディスク68及
び69の直径は、利用可能なスペースにより実質的に変
更可能である。
円は線74に沿って交差する。駆動歯車48及び被駆動
歯車40のピッチ円は線76に沿って交差する。摩擦デ
ィスク68及び69の直径は、がたつき防止組立体54
及び55の組み合わせた駆動比が歯車36、46、48
及び40の組み合わせた駆動比と異なるように圧力ディ
スク60及び62の直径が選ばれるなら、それらの摩擦
ディスクが取り付けられている歯車36又は40のピッ
チ直径より大きくても、それと同じでも、或いはそれよ
り小さくてもよい。がたつき防止副軸52の位置、圧力
ディスク60及び62の直径、及び摩擦ディスク68及
び69の直径は、利用可能なスペースにより実質的に変
更可能である。
【0020】図2に示されるようながたつき防止装置5
0は、被駆動歯車46に取り付けられる圧力ディスク6
0及び62のための利用可能なスペースが十分にない場
合及び駆動歯車48に取り付けられる圧力ディスク61
及び63のための利用可能なスペースが十分にない場合
に、使用され得る。がたつき防止副軸52の採用によ
り、がたつき防止装置の設計者はかなり融通性をもたせ
て設計できる。しかしながら、図1に示される二つのが
たつき防止組立体20は、もし望まれるなら、図2に示
される歯車列と共に使用され得る。
0は、被駆動歯車46に取り付けられる圧力ディスク6
0及び62のための利用可能なスペースが十分にない場
合及び駆動歯車48に取り付けられる圧力ディスク61
及び63のための利用可能なスペースが十分にない場合
に、使用され得る。がたつき防止副軸52の採用によ
り、がたつき防止装置の設計者はかなり融通性をもたせ
て設計できる。しかしながら、図1に示される二つのが
たつき防止組立体20は、もし望まれるなら、図2に示
される歯車列と共に使用され得る。
【0021】常時かみ合い歯車を有する多段変速機78
が図3に示されている。図示のように、変速機は三つの
異なる駆動比を有する。逆行歯車列は示されていない
が、もし望むなら追加され得る。多段変速機78は駆動
軸82に取り付けられた駆動ピニオンすなわち歯車80
を有する。出力軸84は、図示されるように、駆動軸8
2と同軸である。三つの被駆動歯車86、88及び90
が軸受け92、94及び96によって出力軸84に回転
可能に支持されている。駆動軸82と出力軸84との間
の駆動は、歯車86、88及び90を出力軸84に選択
的にロックするように操作されるスライダを採用するこ
とによって達成される。スライダは同期装置と組み合わ
され、しかも技術的に良く知られている。今日製造され
る手動切り換えを有するほとんどの車両用変速機は、常
時かみ合い歯車及び同期装置を有する。スライダ及び同
期装置は、混乱を避けるために、またそれらは技術的に
良く知られているので、図に示されていない。ブバック
(Bubak)に付与された米国特許第4,640,1
46号は、もし望むなら歯車86、88及び90を出力
軸84にロックするために採用され得るスライダを開示
し、その米国特許は参考として本明細書に組み込まれて
いる。もし望むなら、同期装置はスライダ又はシフトカ
ラーと共に採用され得る。
が図3に示されている。図示のように、変速機は三つの
異なる駆動比を有する。逆行歯車列は示されていない
が、もし望むなら追加され得る。多段変速機78は駆動
軸82に取り付けられた駆動ピニオンすなわち歯車80
を有する。出力軸84は、図示されるように、駆動軸8
2と同軸である。三つの被駆動歯車86、88及び90
が軸受け92、94及び96によって出力軸84に回転
可能に支持されている。駆動軸82と出力軸84との間
の駆動は、歯車86、88及び90を出力軸84に選択
的にロックするように操作されるスライダを採用するこ
とによって達成される。スライダは同期装置と組み合わ
され、しかも技術的に良く知られている。今日製造され
る手動切り換えを有するほとんどの車両用変速機は、常
時かみ合い歯車及び同期装置を有する。スライダ及び同
期装置は、混乱を避けるために、またそれらは技術的に
良く知られているので、図に示されていない。ブバック
(Bubak)に付与された米国特許第4,640,1
46号は、もし望むなら歯車86、88及び90を出力
軸84にロックするために採用され得るスライダを開示
し、その米国特許は参考として本明細書に組み込まれて
いる。もし望むなら、同期装置はスライダ又はシフトカ
ラーと共に採用され得る。
【0022】副軸98は、駆動軸82及び出力軸84の
回転軸線に平行な軸線の回りで回転するように支持され
ている。被駆動歯車100は副軸98に固定されかつ駆
動軸84に取り付けられた駆動歯車80とかみ合ってい
る。副軸98に取り付けられた駆動歯車102は被駆動
歯車86とかみ合い、副軸に取り付けられた駆動歯車1
04は被駆動歯車88とかみ合いかつ副軸に取り付けら
れた駆動歯車106は被駆動歯車90とかみ合う。被駆
動歯車86、88及び90は駆動歯車102、104及
び106とそれぞれ常時かみ合っている。
回転軸線に平行な軸線の回りで回転するように支持され
ている。被駆動歯車100は副軸98に固定されかつ駆
動軸84に取り付けられた駆動歯車80とかみ合ってい
る。副軸98に取り付けられた駆動歯車102は被駆動
歯車86とかみ合い、副軸に取り付けられた駆動歯車1
04は被駆動歯車88とかみ合いかつ副軸に取り付けら
れた駆動歯車106は被駆動歯車90とかみ合う。被駆
動歯車86、88及び90は駆動歯車102、104及
び106とそれぞれ常時かみ合っている。
【0023】がたつき防止装置108は、駆動歯車10
2、104及び106と被駆動歯車86、88及び90
ががたがたするのを防止するために設けられている。が
たつき防止装置108は、駆動軸82及び出力軸84の
一方の側において回転可能に支持されたがたつき防止副
軸110と、四つのがたつき防止組立体112、11
4、116及び118とを備えている。がたつき防止組
立体112、114、116及び118の各々はがたつ
き防止副軸すなわち支持軸110に取り付けられた第1
の部分120と第2の部分122とを備えている。第1
の部分120はがたつき防止副軸110に取り付けられ
た二つの圧力ディスク124及び126を備えている。
圧力ディスク124及び126は平行な平坦面128及
び130を有し、それらの平坦面はがたつき防止副軸1
10の回転軸線に垂直な平面内にある。各がたつき防止
組立体112、114、116及び118の第2の部分
122は摩擦ディスク132を備えている。がたつき防
止組立体112の摩擦ディスク132は適当な止め具に
よって駆動歯車80に取り付けられている。がたつき防
止組立体114、116及び118の摩擦ディスク13
2はそれぞれ被駆動歯車86、88及び90の一つに固
定されている。摩擦ディスク132の外周は圧力ディス
ク124及び16の平行な平坦面128と130との間
に配置されかつ圧力ディスクを離れる方向に歪める。
2、104及び106と被駆動歯車86、88及び90
ががたがたするのを防止するために設けられている。が
たつき防止装置108は、駆動軸82及び出力軸84の
一方の側において回転可能に支持されたがたつき防止副
軸110と、四つのがたつき防止組立体112、11
4、116及び118とを備えている。がたつき防止組
立体112、114、116及び118の各々はがたつ
き防止副軸すなわち支持軸110に取り付けられた第1
の部分120と第2の部分122とを備えている。第1
の部分120はがたつき防止副軸110に取り付けられ
た二つの圧力ディスク124及び126を備えている。
圧力ディスク124及び126は平行な平坦面128及
び130を有し、それらの平坦面はがたつき防止副軸1
10の回転軸線に垂直な平面内にある。各がたつき防止
組立体112、114、116及び118の第2の部分
122は摩擦ディスク132を備えている。がたつき防
止組立体112の摩擦ディスク132は適当な止め具に
よって駆動歯車80に取り付けられている。がたつき防
止組立体114、116及び118の摩擦ディスク13
2はそれぞれ被駆動歯車86、88及び90の一つに固
定されている。摩擦ディスク132の外周は圧力ディス
ク124及び16の平行な平坦面128と130との間
に配置されかつ圧力ディスクを離れる方向に歪める。
【0024】がたつき防止組立体112及び114の駆
動比は歯車80、100、102及び86の歯車比と異
なっている。がたつき防止組立体112及び116の駆
動比は歯車80、100、104及び88の歯車比と異
なっている。がたつき防止組立体112及び118の駆
動比は歯車80、100、106及び90の歯車比と異
なっている。
動比は歯車80、100、102及び86の歯車比と異
なっている。がたつき防止組立体112及び116の駆
動比は歯車80、100、104及び88の歯車比と異
なっている。がたつき防止組立体112及び118の駆
動比は歯車80、100、106及び90の歯車比と異
なっている。
【0025】がたつき防止組立体114、116、及び
118の駆動比は多くのがたつき防止装置108に対し
て選択され、その駆動比はがたつき防止副軸110を駆
動するがたつき防止組立体112に過負荷を与えない。
大きなトルク負荷を伝達するように設計された多段変速
機78において、被駆動歯車86、88及び90は大き
くかつ大きな慣性を有している。これらの高い慣性を有
する変速機及び多数の歯車比を有する変速機は、がたつ
き防止組立体112が与える駆動トルクよりも大きな駆
動トルクをがたつき防止副軸110に必要とする。これ
らの変速機において、図4に示されるように、がたつき
防止副軸すなわち支持軸110に歯車134を設けるこ
とが必要となり、その歯車134は駆動歯車80とかみ
合ってがたつき防止副軸110を駆動する。
118の駆動比は多くのがたつき防止装置108に対し
て選択され、その駆動比はがたつき防止副軸110を駆
動するがたつき防止組立体112に過負荷を与えない。
大きなトルク負荷を伝達するように設計された多段変速
機78において、被駆動歯車86、88及び90は大き
くかつ大きな慣性を有している。これらの高い慣性を有
する変速機及び多数の歯車比を有する変速機は、がたつ
き防止組立体112が与える駆動トルクよりも大きな駆
動トルクをがたつき防止副軸110に必要とする。これ
らの変速機において、図4に示されるように、がたつき
防止副軸すなわち支持軸110に歯車134を設けるこ
とが必要となり、その歯車134は駆動歯車80とかみ
合ってがたつき防止副軸110を駆動する。
【0026】摩擦ディスク132と圧力ディスク124
及び126との間の摩擦駆動は、図3に示されるよう
に、がたつき防止組立体112、114、116及び1
18の駆動比と多段変速機78の歯車の歯車比との間の
変化により、滑る必要がある。滑りは熱を発生しかつ駆
動歯車82にトルク負荷を与える。ある条件の下で、多
段変速機78に加えられるトルク負荷を除去することが
望ましい。トルク負荷は、図5に示されるようにがたつ
き防止副軸すなわち支持軸110に歯車134を回転可
能に取り付けることによって減少され得る。歯車134
は、駆動歯車80及び駆動軸82が駆動されるときはい
つでも回転する。図5に示されるように、右側に配置さ
れたスライダ136により、歯車134はがたつき防止
副軸110に関して自由に回転する。スライダ136が
左に動かされたとき、歯車134のドグ138はスライ
ダ136のドグ140と係合し、かつがたつき防止副軸
110は歯車134と共に回転する。スライダ136は
軸方向に移動できるが、がたつき防止副軸110に関し
て相対的に回転できない。スライダ136の回転はがた
つき防止副軸110に取り付けられたキー部材142に
よって阻止され、そのキー部材はスライダ136のキー
溝144内に受けられている。
及び126との間の摩擦駆動は、図3に示されるよう
に、がたつき防止組立体112、114、116及び1
18の駆動比と多段変速機78の歯車の歯車比との間の
変化により、滑る必要がある。滑りは熱を発生しかつ駆
動歯車82にトルク負荷を与える。ある条件の下で、多
段変速機78に加えられるトルク負荷を除去することが
望ましい。トルク負荷は、図5に示されるようにがたつ
き防止副軸すなわち支持軸110に歯車134を回転可
能に取り付けることによって減少され得る。歯車134
は、駆動歯車80及び駆動軸82が駆動されるときはい
つでも回転する。図5に示されるように、右側に配置さ
れたスライダ136により、歯車134はがたつき防止
副軸110に関して自由に回転する。スライダ136が
左に動かされたとき、歯車134のドグ138はスライ
ダ136のドグ140と係合し、かつがたつき防止副軸
110は歯車134と共に回転する。スライダ136は
軸方向に移動できるが、がたつき防止副軸110に関し
て相対的に回転できない。スライダ136の回転はがた
つき防止副軸110に取り付けられたキー部材142に
よって阻止され、そのキー部材はスライダ136のキー
溝144内に受けられている。
【0027】図1、図2及び図3に示されたがたつき防
止組立体は機能及び動作が実質的に同じである。相違
は、がたつき防止組立体が取り付けられる歯車駆動装置
にある。アイドル歯車を有する歯車駆動装置はがたつき
防止組立体にかなりの変更が必要である。
止組立体は機能及び動作が実質的に同じである。相違
は、がたつき防止組立体が取り付けられる歯車駆動装置
にある。アイドル歯車を有する歯車駆動装置はがたつき
防止組立体にかなりの変更が必要である。
【0028】図6に示された歯車駆動装置は、駆動軸1
46、駆動歯車148、アイドル歯車150、被駆動歯
車152及び被駆動軸154を備える。駆動軸146
は、駆動歯車148に、アイドル歯車150に、被駆動
歯車152に、そして被駆動軸154にトルクを伝達す
る。アイドル歯車150は被駆動軸154を駆動軸14
6と同じ回転方向に回転するために採用されている。図
1に示される歯車駆動装置は被駆動軸12を駆動軸16
の回転方向とは反対の方向に回転する。駆動歯車148
とアイドル歯車150との間の係合は、アイドル歯車と
被駆動歯車152の歯との間の係合と同様にがたつきを
発生させる。
46、駆動歯車148、アイドル歯車150、被駆動歯
車152及び被駆動軸154を備える。駆動軸146
は、駆動歯車148に、アイドル歯車150に、被駆動
歯車152に、そして被駆動軸154にトルクを伝達す
る。アイドル歯車150は被駆動軸154を駆動軸14
6と同じ回転方向に回転するために採用されている。図
1に示される歯車駆動装置は被駆動軸12を駆動軸16
の回転方向とは反対の方向に回転する。駆動歯車148
とアイドル歯車150との間の係合は、アイドル歯車と
被駆動歯車152の歯との間の係合と同様にがたつきを
発生させる。
【0029】アイドル歯車150を備える歯車列と共に
使用するためのがたつき防止組立体156は、二つの圧
力ディスク160及び162を有する圧力ディスク組立
体158を備える。圧力ディスク160は中央フランジ
164を備える。中央フランジ164は圧力ディスク組
立体158をアイドル歯車支持軸166に回転可能に支
持しかつ圧力ディスク162を圧力ディスク160に固
定する。二つの圧力ディスク160及び162は平行な
向かい合う平坦面168及び170を有し、それらの平
坦面はアイドル歯車支持軸166の回転軸線に垂直な平
面内にある。摩擦ディスク172は螺合された止め具1
74によって駆動歯車148に固定されている。摩擦デ
ィスク172の外周176は圧力ディスク160及び1
62の平行な向かい合う平坦面168と170との間に
配置されかつ圧力ディスクを離れる方向に歪める。摩擦
ディスク178は螺合された止め具180によって被駆
動歯車152に固定されている。摩擦ディスク178の
外周182は圧力ディスク160及び162の平行な向
かい合う平坦面168と170との間に配置されかつ圧
力ディスクを離れる方向に歪める。平坦面168及び1
70は図6に示されるように変形されかつ摩擦ディスク
172及び178によって平坦で平行な平面から歪めら
れる。
使用するためのがたつき防止組立体156は、二つの圧
力ディスク160及び162を有する圧力ディスク組立
体158を備える。圧力ディスク160は中央フランジ
164を備える。中央フランジ164は圧力ディスク組
立体158をアイドル歯車支持軸166に回転可能に支
持しかつ圧力ディスク162を圧力ディスク160に固
定する。二つの圧力ディスク160及び162は平行な
向かい合う平坦面168及び170を有し、それらの平
坦面はアイドル歯車支持軸166の回転軸線に垂直な平
面内にある。摩擦ディスク172は螺合された止め具1
74によって駆動歯車148に固定されている。摩擦デ
ィスク172の外周176は圧力ディスク160及び1
62の平行な向かい合う平坦面168と170との間に
配置されかつ圧力ディスクを離れる方向に歪める。摩擦
ディスク178は螺合された止め具180によって被駆
動歯車152に固定されている。摩擦ディスク178の
外周182は圧力ディスク160及び162の平行な向
かい合う平坦面168と170との間に配置されかつ圧
力ディスクを離れる方向に歪める。平坦面168及び1
70は図6に示されるように変形されかつ摩擦ディスク
172及び178によって平坦で平行な平面から歪めら
れる。
【0030】摩擦ディスク172は駆動歯車148のピ
ッチ円の直径より小さな直径を有する。摩擦ディスク1
78は被駆動歯車152のピッチ円の直径より僅かに大
きな直径を有する。その結果、がたつき防止組立体15
6は、駆動スプロケットすなわち駆動歯車148によっ
て駆動されるよりもゆっくりと被駆動歯車152を駆動
しようとする。被駆動スプロケットすなわち被駆動歯車
152の運動を遅らせようとするがたつき防止組立体1
56のこの傾向は、アイドル歯車150の歯と駆動歯車
148の歯との間及びアイドル歯車150の歯と被駆動
歯車154の歯との間の接触を保つ。
ッチ円の直径より小さな直径を有する。摩擦ディスク1
78は被駆動歯車152のピッチ円の直径より僅かに大
きな直径を有する。その結果、がたつき防止組立体15
6は、駆動スプロケットすなわち駆動歯車148によっ
て駆動されるよりもゆっくりと被駆動歯車152を駆動
しようとする。被駆動スプロケットすなわち被駆動歯車
152の運動を遅らせようとするがたつき防止組立体1
56のこの傾向は、アイドル歯車150の歯と駆動歯車
148の歯との間及びアイドル歯車150の歯と被駆動
歯車154の歯との間の接触を保つ。
【0031】がたつき防止組立体が種々の歯車駆動装置
と組み合わせて記載されてきた。本発明の範囲内でがた
つき防止組立体を改良、変更して歯車列に適合すること
ができるのとは当業者には容易に理解できる。
と組み合わせて記載されてきた。本発明の範囲内でがた
つき防止組立体を改良、変更して歯車列に適合すること
ができるのとは当業者には容易に理解できる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、最小のスペースでしか
も動力の損失を少なくして歯車のがたつきを効果的に防
止できる。
も動力の損失を少なくして歯車のがたつきを効果的に防
止できる。
【図1】駆動歯車、被駆動歯車及び取り付けられたがた
つき防止組立体の部分断面図である。
つき防止組立体の部分断面図である。
【図2】駆動歯車、被駆動歯車、副軸、駆動歯車から被
駆動歯車にトルクを伝達するために副軸に取り付けられ
た一対の歯車及び取り付けられたがたつき防止組立体の
断面図である。
駆動歯車にトルクを伝達するために副軸に取り付けられ
た一対の歯車及び取り付けられたがたつき防止組立体の
断面図である。
【図3】駆動歯車、三つの被駆動歯車、副軸、駆動歯車
から被駆動歯車にトルクを伝達するために副軸に取り付
けられた歯車及び取り付けられたがたつき防止組立体を
有する歯車列を示す断面図である。
から被駆動歯車にトルクを伝達するために副軸に取り付
けられた歯車及び取り付けられたがたつき防止組立体を
有する歯車列を示す断面図である。
【図4】図3に示されたがたつき防止組立体の変形例を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図5】図3に示されたがたつき防止組立体の他の変形
例を示す断面図である。
例を示す断面図である。
【図6】駆動歯車、被駆動歯車、駆動歯車及び被駆動歯
車とかみ合っているアイドル歯車及び取り付けられたが
たつき防止組立体の断面図である。
車とかみ合っているアイドル歯車及び取り付けられたが
たつき防止組立体の断面図である。
80 駆動歯車 82 駆動軸 84 被駆動軸 86、88、9
0 被駆動歯車 110 がたつき防止組立体支持軸 112、114
がたつき防止組立体 120 第1の部分 122 第2の
部分 124、126 圧力ディスク 128、130
平坦面 132 摩擦ディスク 134 歯車
0 被駆動歯車 110 がたつき防止組立体支持軸 112、114
がたつき防止組立体 120 第1の部分 122 第2の
部分 124、126 圧力ディスク 128、130
平坦面 132 摩擦ディスク 134 歯車
Claims (10)
- 【請求項1】 回転軸線を有する駆動軸(82)と、駆
動軸(82)に取り付けられかつ駆動軸(82)の回転
軸線の回りで回転可能な少なくとも一つの駆動歯車(8
0)と、回転軸線を有する被駆動軸(84)と、被駆動
軸(84)に取り付けられ、被駆動軸(84)の回転軸
線の回りで回転可能でありかつ駆動歯車(80)によっ
て駆動される少なくとも一つの被駆動歯車(86、88
又は90)と、少なくとも一つのがたつき防止組立体
(112)とを備えた歯車変速機において、少なくとも
一方が弾性の一対の圧力ディスク(124及び126)
であって平行な向かい合う平坦面(128及び130)
を有する圧力ディスクを有する第1の部分(120)
と、外周が対の圧力ディスク(124及び126)の平
行な向かい合う平坦面(128及び130)間に配置さ
れかつ少なくとも一つの圧力ディスク(124又は12
6)を変形させることによって圧力ディスク(124及
び126)を歪めて離す摩擦ディスク(132)を有す
る第2の部分とを備え、少なくとも一つのがたつき防止
組立体(112)の一方の部分(120又は122)が
駆動歯車(80)によって駆動され、少なくとも一つの
がたつき防止組立体(112)の他の部分が少なくとも
一つの被駆動歯車(86、88又は90)にトルクを伝
達しかつ少なくとも一つの被駆動歯車(86、88又は
90)を駆動歯車(80)によって回転される少なくと
も一つの被駆動歯車(86、88又は90)とは異なる
速度で駆動しようとする歯車変速機。 - 【請求項2】 請求項1に記載の歯車変速機において、
被駆動歯車(86、88又は90)は駆動歯車(80)
とかみ合い、少なくとも一つのがたつき防止組立体(1
12)の部分の一方が駆動歯車(80)に取り付けられ
かつ少なくとも一つのがたつき防止組立体(112)の
他方の部分が少なくとも一つの被駆動歯車(86、88
又は90)に取り付けられている歯車変速機。 - 【請求項3】 請求項2に記載の歯車変速機において、
少なくとも一つがたつき防止組立体(112)の第1の
部分が二つの弾性圧力ディスク(124及び126)を
備え、その圧力ディスクの両者が摩擦ディスク(13
2)によって離れる方向に歪められかつ変形される歯車
変速機。 - 【請求項4】 請求項1に記載の歯車変速機において、
アイドル歯車(140)がアイドル歯車軸線の回りで回
転可能でありかつ駆動歯車(80)及び少なくとも一つ
の被駆動歯車(86、88又は90)とかみ合ってお
り、少なくとも一つのがたつき防止組立体(112)が
アイドル歯車軸線の回りで回転可能であって平行な向か
い合う平坦面(128及び130)を有する一対の圧力
ディスク(124及び126)と、駆動歯車(80)に
取り付けられかつ対の圧力ディスク(124及び12
6)の平行な向かい合う平坦面(128及び130)の
間に配置された外周を有していて少なくとも一つの圧力
ディスク(124及び126)を変形することによって
圧力ディスクを離れる方向に歪める摩擦ディスク(13
2)と、少なくとも一つの被駆動歯車(86、88及び
90)に取り付けられかつアイドル歯車軸線の回りで回
転可能な対の圧力ディスク(124及び126)の平行
な向かい合う平坦面(128及び130)の間に配置さ
れた外周を有していて少なくとも一つの圧力ディスク
(124及び126)を変形することによって圧力ディ
スクを離れる方向に歪める摩擦ディスク(132)と、
を備えている歯車変速機。 - 【請求項5】 請求項1に記載の歯車変速機において、
回転軸線を有する副軸(98)と、副軸に取り付けられ
かつ駆動歯車(80)とかみ合っている歯車(100)
と、副軸に取り付けられかつ被駆動軸(84)に取り付
けられた少なくとも一つの被駆動歯車(86、88及び
90)とかみ合っている他の歯車(102)と、駆動軸
(82)及び被駆動軸(84)から隔てられた回転軸線
を有するがたつき防止組立体支持軸(110)と、歯車
(80)に取り付けられた一方の部分(120又は12
2)及びがたつき防止組立体支持軸(110)に取り付
けられた他の部分(120又は122)を有する第1の
がたつき防止組立体(112)と、少なくとも一つの被
駆動歯車(86、88及び90)に取り付けられた一方
の部分(120又は122)及びがたつき防止組立体支
持軸(110)に取り付けられた他の部分(120又は
122)を有する第2のがたつき防止組立体(114)
と、を備える歯車変速機。 - 【請求項6】 請求項1に記載の歯車変速機において、
回転軸線を有する副軸(98)と、副軸に取り付けられ
かつ駆動歯車(80)とかみ合っている歯車(100)
と、副軸に取り付けられかつ被駆動軸(84)に取り付
けられた少なくとも一つの被駆動歯車(86、88及び
90)とかみ合っている他の歯車(102)と、駆動軸
(82)及び被駆動軸(84)から隔てられた回転軸線
を有するがたつき防止組立体支持軸(110)と、がた
つき防止組立体支持軸(110)に取り付けられた一方
の部分(120及び122)及び少なくとも一つの被駆
動歯車(86、88及び90)に取り付けられた他の部
分(120及び122)を有するがたつき防止組立体
(112)と、がたつき防止組立体支持軸(110)に
取り付けられかつ駆動歯車(80)とかみ合っている歯
車(134)とを備える歯車変速機。 - 【請求項7】 請求項6に記載の歯車変速機において、
がたつき防止組立体支持軸(110)に取り付けられか
つ駆動軸(82)に取り付けられた駆動歯車(80)と
かみ合っていて、がたつき防止組立体支持軸(110)
に回転可能に軸受けされている歯車(134)と、がた
つき防止組立体支持軸(110)に取り付けられたスラ
イダ(136)とを備え、そのスライダが、がたつき防
止組立体支持軸とがたつき防止組立体支持軸に軸受けさ
れた歯車(134)との間の回転を阻止する一つの位置
に滑り可能であり、かつがたつき防止組立体支持軸とが
たつき防止組立体支持軸に軸受けされた歯車(134)
との間の回転を許容する他の位置に滑り可能である歯車
変速機。 - 【請求項8】 請求項1に記載の歯車変速機において、
被駆動軸(84)に取り付けられた複数の被駆動歯車
(86、88及び90)と、回転軸線を有する副軸(9
8)、副軸に取り付けられかつ駆動歯車(80)とかみ
合っている歯車(100)及び副軸(98)に取り付け
られかつ各々が被駆動軸(84)に取り付けられた被駆
動歯車(86、88及び90)の一つとかみ合っている
歯車(102、104及び106)と、駆動軸(82)
及び被駆動軸(84)から隔てられた回転軸線を有する
がたつき防止組立体支持軸(110)と、歯車(80)
に取り付けられた一方の部分(120又は122)及び
がたつき防止組立体支持軸(110)に取り付けられた
他の部分(120又は122)を有する第1のがたつき
防止組立体(112)と、被駆動軸(84)に取り付け
られた被駆動歯車(86、88及び90)の各々に取り
付けられた一方の部分(120又は122)及びがたつ
き防止組立体支持軸(110)に取り付けられた他の部
分(120又は122)を有する別のがたつき防止組立
体(114、116及び118)と、を備える歯車変速
機。 - 【請求項9】 請求項1に記載の歯車変速機において、
被駆動軸(84)に取り付けられた複数の被駆動歯車
(86、88及び90)と、回転軸線を有する副軸(9
8)、副軸に取り付けられかつ駆動歯車(80)とかみ
合っている歯車(100)及び副軸(98)に取り付け
られかつ各々が被駆動軸(84)に取り付けられた被駆
動歯車(86、88及び90)の一つとかみ合っている
歯車(102、104及び106)と、駆動軸(82)
及び被駆動軸(84)から隔てられた回転軸線を有する
がたつき防止組立体支持軸(110)と、がたつき防止
組立体支持軸(110)に取り付けられかつ駆動歯車
(80)とかみ合っている歯車(134)と、被駆動軸
(84)に取り付けられた被駆動歯車(86、88及び
90)の各々に取り付けられた一方の部分(120又は
122)及びがたつき防止組立体支持軸(110)に取
り付けられた他の部分(120又は122)を有するが
たつき防止組立体(114、116及び118)と、を
備える歯車変速機。 - 【請求項10】 請求項9に記載の歯車変速機におい
て、がたつき防止組立体支持軸(110)に取り付けら
れた歯車(134)ががたつき防止組立体支持軸(11
0)に回転可能に支持けされ、スライダががたつき防止
組立体支持軸(110)に取り付けられ、そのスライダ
が、がたつき防止組立体支持軸(110)とがたつき防
止組立体支持軸に回転可能に支持された歯車(134)
との間の回転を阻止する一つの位置に滑り可能であり、
かつがたつき防止組立体支持軸とがたつき防止組立体支
持軸に回転可能に支持された歯車(134)との間の回
転を許容する他の位置に滑り可能である歯車変速機。
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