JPH08200255A - スクロール型流体機械 - Google Patents

スクロール型流体機械

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JPH08200255A
JPH08200255A JP2330495A JP2330495A JPH08200255A JP H08200255 A JPH08200255 A JP H08200255A JP 2330495 A JP2330495 A JP 2330495A JP 2330495 A JP2330495 A JP 2330495A JP H08200255 A JPH08200255 A JP H08200255A
Authority
JP
Japan
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closed space
scroll
type fluid
fluid machine
scroll type
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2330495A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahide Ito
隆英 伊藤
Masumi Sekida
真澄 関田
Makoto Fujitani
誠 藤谷
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2330495A priority Critical patent/JPH08200255A/ja
Publication of JPH08200255A publication Critical patent/JPH08200255A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C29/00Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
    • F04C29/0021Systems for the equilibration of forces acting on the pump
    • F04C29/0035Equalization of pressure pulses

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Rotary Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 腹側密閉空間3a内の圧力と背側密閉空間3b内
の圧力との間の圧力差に基づく不具合、即ち、旋回スク
ロール2に作用する捩り力、うず巻状ラップ2bの押付力
の変動、自転阻止機構に作用する過大な応力、騒音の発
生等を防止する。 【構成】 吸入口13及び吐出口12から遮断され、かつ、
同じ位相角にある腹側密閉空間3a及び背側密閉空間3bと
を互いに連通させる均圧通路21を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は圧縮機又は膨張機として
用いられるスクロール型流体機械に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスクロール型圧縮機の1例が図7
に示されている。図7において、1は固定スクロール
で、端板1aとその内面に立設されたうず巻状ラップ1bと
からなる。2は旋回スクロールで、端板2aとその内面に
立設され、上記うず巻状ラップ1bと実質的に同じ形状の
うず巻状ラップ2bとからなる。これらうず巻状ラップ1
b、2bの先端面1f、2fには端板2a、1aの内面に摺接する
チップシール30が設けられている。
【0003】これら固定スクロール1と旋回スクロール
2とを、図7(A) 、(C) に示すように、これらの中心O
1 とO2 を所定距離rだけ偏心させ、かつ、その位相を
180°だけずらして相互に噛み合わせることによってう
ず巻の中心に対して点対称に複数個の腹側圧縮室3a及び
背側圧縮室3bが限界されている。
【0004】以後、固定スクロール1のうず巻状ラップ
1bの腹側側面1dと旋回スクロール2のうず巻状ラップ2b
の背側側面2cによって限界される室を腹側圧縮室又は腹
側密閉空間と呼び、固定スクロール1のうず巻状ラップ
1bの背側側面1cと旋回スクロール2のうず巻状ラップ2b
の腹側側面2dによって限界される室を背側圧縮室又は背
側密閉空間と呼ぶ。
【0005】旋回スクロール2の端板2aの外面中央部に
は円筒状ボス4が突設され、このボス4内にはドライブ
ブッシュ5が軸受6を介して回動自在に嵌合されてい
る。このドライブブッシュ5にはスライド穴7が穿設さ
れ、このスライド穴7内には回転軸8の端面からその軸
芯O1 より所定距離rだけ偏心して突出する偏心ピン9
が嵌合されている。
【0006】スライド穴7の断面は図7(B) に示すよう
に、偏心ピン9の偏心方向に対して角度θ傾斜する長円
形とされ、偏心ピン9の両側を切り欠いて形成された直
線部9aがスライド穴7の直線部7aと摺接してこれに沿っ
てスライドできるようになっている。
【0007】回転軸8が回転すると、この回転力は偏心
ピン9の直線部9aからスライド穴7の直線部7aを経てド
ライブブッシュ5に伝達され、更に、軸受6、ボス4を
経て旋回スクロール2に伝達される。
【0008】かくして、旋回スクロール2は図示しない
自転阻止機構によってその自転を阻止された状態で回転
軸8の軸芯及び固定スクロール1の中心O1 を中心とし
て所定距離rを半径とする円軌道上を公転旋回運動す
る。
【0009】すると、ガスが各うず巻状ラップ1b、2bの
外終端1e、2eと対手側のラップ2b、1bの背側側面2c、1c
との間隙、即ち、吸入口13から圧縮室3a、3b内に取り込
まれ、これら外終端1e、2eが対手側のラップ2b、1bの背
側側面2c、1cに当接することによって圧縮室3a、3bが締
め切られて吸入口から遮断される( このときの旋回角を
吸入締切角という) と、これら圧縮室3a、3bがその容積
を減少しながらうず巻の中心に向かって移動するのに伴
って各圧縮室3a、3b内のガスは次第に圧縮され、各圧縮
室3a、3bが中央の吐出室11に連通すると合流して吐出口
12から吐出される。
【0010】旋回スクロール2の公転旋回運動に伴い、
旋回スクロール2、ボス4、軸受6、ドライブブッシュ
5等からなる不平衡重量により偏心ピン9の偏心方向に
向かう遠心力Fs が発生する。一方、圧縮室3a、3b内の
ガス圧力によって旋回スクロール1にはガス力Fp が作
用する。
【0011】遠心力Fs とガス力Fp の角度θ方向の分
力Fによってドライブブッシュ5が角度θ方向に移動す
ることにより旋回スクロール2の公転旋回半径が増大
し、かつ、上記力Fによって旋回スクロール2のうず巻
状ラップ2bの背側側面2cが固定スクロール1のうず巻状
ラップ1bの腹側側面1dに押し付けられる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のスクロール
型圧縮機においては、背側圧縮室3a、腹側圧縮室3bに至
る吸入系路の圧力損失差やこれら圧縮室3a、3bからのガ
ス洩れ、熱的アンバランス等により腹側圧縮室3a内の圧
力Pa と背側圧縮室3b内の圧力Pb は図7(D) に示すよ
うに、対称の位相角にある圧縮室3aと3bの間でも異なる
場合が多い。
【0013】このような場合、圧力のアンバランスに起
因する力が旋回スクロール2を捩じることになり、オル
ダムリンク等の自転阻止機構に過大な荷重を作用させ
る。また、うず巻状ラップ2bの押し付け力Fが圧力アン
バランスのために変動するので、騒音が増大する。ま
た、圧縮室3a及び3bが吐出室11に連通したときの圧力差
は吐出ガスを脈動させてこれに基づく騒音が増大する。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、それぞれ端板にうず巻状ラップを立設してなる
固定スクロールと旋回スクロールを互いに偏心させ、か
つ、位相をずらせて噛み合わせることによって腹側密閉
空間及び背側密閉空間を限界し、上記旋回スクロールを
その自転を阻止して公転旋回させることにより吸入口か
ら腹側密閉空間及び背側密閉空間内に取り込まれたガス
を圧縮又は膨張させて吐出口から吐出するスクロール型
流体機械において、上記吸入口及び吐出口から遮断さ
れ、かつ、同じ位相角にある腹側密閉空間と背側密閉空
間とを互いに連通させる均圧通路を設けたことを特徴と
するスクロール型流体機械にある。
【0015】他の特徴とするところは、上記均圧通路を
上記固定スクロール又は旋回スクロールの端板を貫通す
る孔と、これら孔の外端を互いに連結する均圧管とによ
って構成したことにある。
【0016】他の特徴とするところは、上記均圧通路を
上記固定スクロール又は旋回スクロールの端板内に穿設
された横孔と上記端板に穿設されて上記横孔と上記腹側
密閉空間及び背側密閉空間とを連通させる縦孔とによっ
て構成したことにある。
【0017】更に他の特徴とするところは、上記腹側密
閉空間及び背側密閉空間に開口する孔の径を上記うず巻
状ラップの厚さ以下にしたことにある。
【0018】更に他の特徴とするところは、複数の均圧
通路を具え、n番目の均圧通路の設置旋回角θn とn+
1番目の均圧通路の設置旋回角θn+1 がIθn −θn+1
I<2πの関係を満たすように構成したことにある。
【0019】更に他の特徴とするところは、上記固定ス
クロール及び旋回スクロールにそれぞれ1つ以上の均圧
通路を設けたことにある。
【0020】更に他の特徴とするところは、上記均圧通
路をうず巻状ラップの先端面に設けられたチップシール
を収納するためのチップシール溝によって構成したこと
にある。
【0021】更に他の特徴とするところは、腹側密閉空
間の吸入締切角と背側密閉空間の吸入締切角が異なる場
合、吸入締切角が遅い方の旋回角度で上記腹側密閉空間
と背側密閉空間とを均圧通路によって互いに連通させた
ことにある。
【0022】
【作用】本発明においては、吸入口及び吐出口から遮断
され、かつ、同じ位相角にある腹側密閉空間と背側密閉
空間とは均圧通路を介して連通し、これら密閉空間内の
圧力は互いに均圧される。
【0023】
【実施例】本発明の第1の実施例が図1に示され、(A)
は略示的縦断面図、(B) は(A) のB−B線に沿う断面図
である。固定スクロール1の端板1aにはうず巻の中心に
対して点対称位置でこれを貫通する一対の孔20a 、20b
が設けられ、これら一対の孔20a 、20b の外端は均圧管
21によって相互に連結されている。
【0024】貫通孔20a 、20b はうず巻状ラップ1b、2b
の外終端1e、2eよりうず巻の1巻以上内包の腹側圧縮室
3a及び背側圧縮室3b、即ち、吸入口13及び吐出口12から
遮断されて圧縮行程にある腹側圧縮室3a及び背側圧縮室
3bに開口する。そして、これら孔20a 、20b の腹側圧縮
室3a及び背側圧縮室3bへの開口径はうず巻状ラップ2bの
先端面2fの厚さより小径とされていてうず巻状ラップ2b
の先端面2fによって閉塞しうるようになっている。
【0025】しかして、吸入口13及び吐出口12から遮断
されて圧縮行程にあり、かつ、同じ位相角にある腹側圧
縮室3aと背側圧縮室3bは孔20a 、20b 及び均圧管21から
なる均圧通路によって互いに連通して均圧されるので、
腹側圧縮室3a内の圧力Pa と背側圧縮室3b内の圧力Pb
との間の圧力差が解消され、この結果、圧力差に基づい
て旋回スクロール2に作用する捩れ、うず巻状ラップ2b
の押付力Fの変動や騒音を防止できる。
【0026】本発明の第2の実施例が図2に示されてい
る。この第2の実施例においては、固定スクロール1の
端板1a内に一対の孔20a 及び20b と連通するように横孔
22が穿設され、これら横孔22、孔20a 、20b の外端はプ
ラグ23によって閉塞されている。そして、これら横孔2
2、孔20a 、20b によって均圧通路が構成されている。
【0027】本発明の第3の実施例が図3に示されてい
る。この第3の実施例においては、旋回スクロール2の
端板2a内に横孔24が穿設され、この横孔24と連通するよ
うに端板2aにはその内面から縦孔25a 、25b が穿設され
ている。横孔24の外端はプラグ26によって閉塞されてい
る。そして、これら横孔24、縦孔25a 、25b によって均
圧通路が構成されている。
【0028】本発明の第4の実施例が図4に示されてい
る。この第4の実施例は2つの均圧通路27、28を具え、
一方の均圧通路27の両端27a 、27b は外終端1e、2eより
1巻以上内包の位相角位置において腹側圧縮室3a及び背
側圧縮室3bに開口し、他方の均圧通路28の両端28a 、28
b は上記開口27a 、27b より内包側でこれらに対して2
π(rad)以内の位相角で、かつ、腹側圧縮室3a及び
背側圧縮室3bが吐出室11に連通する旋回角位置より1巻
以上外包側の位相角位置において腹側圧縮室3a及び背側
圧縮室3bに開口している。
【0029】なお、図示しないが、うず巻状ラップ1b、
2bの巻数に応じて複数の均圧通路を設け、n番目の均圧
通路が開口する旋回角θn とn+1番目の均圧通路が開
口する旋回角θn+1 がIθn −θn+1 I<2π(rad) を
満たすように構成すれば、腹側圧縮室3aと背側圧縮室3b
は圧縮行程における全ての旋回角で均圧される。
【0030】また、複数の均圧通路を設ける場合には固
定スクロール1及び旋回スクロール2にそれぞれ1つ以
上設けることができる。
【0031】本発明の第5の実施例が図5に示されてい
る。この第5の実施例においては、固定スクロール1又
は旋回スクロール2のうず巻状ラップ1b又は2bの先端面
1f、2fに穿設されたチップシール30を収納するためのチ
ップシール溝31を利用して均圧通路が形成されている。
【0032】うず巻状ラップ1b、2bの先端に近接してそ
の腹側側面1d、2dには所定の位相角度位置においてチッ
プシール溝31と連通する切欠32が刻設されている。な
お、図示しないが背側側面1d、2dにも所定の位相角度位
置に同様の切欠32が刻設され、これら一対の切欠23はチ
ップシール溝31を介して互いに連通するようになってい
る。
【0033】本発明の第6の実施例が図6に示されてい
る。この第6の実施例では固定スクロール1のうず巻状
ラップ1bの巻き数と旋回スクロール2のうず巻状ラップ
2bの巻き数が異なるために腹側圧縮室3aの吸入締切角A
と背側圧縮室3bの吸入締切角Bは異なる。吸入締切が遅
れる外終端1eより1巻以上内包側の旋回角位置において
均圧通路29の両端29a 、29b が腹側圧縮室3a及び背側圧
縮室3bに連通する。
【0034】しかして、均圧通路29を設けない場合は、
腹側圧縮室3aと背側圧縮室3bの吸入締切容積が異なるた
め、図6(B) に示すように、腹側圧縮室3a内の圧力Paが
背側圧縮室3b内の圧力Pbより小さくなる。
【0035】しかし、均圧通路29を設けた場合は、図6
(C) に示すように、圧縮室3a内の圧力Paと圧縮室3b内の
圧力Pbを同等にすることが可能となる。なお、旋回スク
ロール2のうず巻状ラップ2bの巻き数が固定スクロール
1のそれより少ない場合を示したが、逆の場合は圧力傾
向は図6(B) 、(C) に示した傾向の逆となる。
【0036】以上、本発明を圧縮機に適用した場合につ
いて説明したが、膨張機に適用することができ、この場
合、ガスは吐出口12、吐出室11を経て腹側密閉空間30a
及び背側密閉空間30b に取り込まれ、これら密閉空間30
a 、30b で膨張した後、うず巻状ラップ1b、2bの外終端
1e、2eと対手側のうず巻状ラップ2b、1bの背側側面2c、
1dとの間に限界される間隙、即ち、吐出口から流出す
る。
【0037】
【発明の効果】本発明においては、吸入口及び吐出口か
ら遮断され、かつ、同じ位相角にある腹側密閉空間と背
側密閉空間が均圧通路によって均圧されることにより圧
力アンバランスに起因する旋回スクロール捩れ力やうず
巻状ラップの押し付け力の変動がなくなり、騒音を大巾
に低減することが可能となる。
【0038】また、吸入締切角が背側密閉空間と腹側密
閉空間とで異なる場合、吸入締切角の遅い方の旋回角で
これら密閉空間を互いに均圧させることにより圧力のア
ンバランスを早期に無くすことができ、従って、旋回ス
クロールのうず巻状ラップの最外包0.5 巻の背側側面を
利用した密閉空間を構成する圧縮機においても旋回スク
ロールの捩れによる自転阻止機構( 例えば、オルダムリ
ンク) の応力を低減してそのコストダウンを図ることが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示し、(A) は縦断面
図、(B) は(A) のB−B線に沿う横断面図である。
【図2】本発明の第2の実施例を示す縦断面図である。
【図3】本発明の第3の実施例を示す縦断面図である。
【図4】本発明の第4の実施例を示す横断面図である。
【図5】本発明の第5の実施例を示すうず巻状ラップの
部分的斜視図である。
【図6】本発明の第6の実施例を示し、(A) は縦断面
図、(B) は均圧通路を設けない場合の圧力変化を示す線
図、(C) は均圧通路を設けた場合の圧力変化を示す線図
である。
【図7】従来のスクロール型圧縮機の1例を示すし、
(A) は縦断面図、(B) は(A) のB−B線に沿う断面図、
(C) は(A) のC−C線に沿う横断面図、(D) は圧力の変
化を示す線図である。
【符号の説明】 1 固定スクロール 1a 端板 1b うず巻状ラップ 13 吸入口 12 吐出口 11 吐出室 2 旋回スクロール 2a 端板 2b うず巻状ラップ 3a 腹側密閉空間 3b 背側密閉空間 20a 、20b 孔 21 均圧管

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ端板にうず巻状ラップを立設し
    てなる固定スクロールと旋回スクロールを互いに偏心さ
    せ、かつ、位相をずらせて噛み合わせることによって腹
    側密閉空間及び背側密閉空間を限界し、上記旋回スクロ
    ールをその自転を阻止して公転旋回させることにより吸
    入口から腹側密閉空間及び背側密閉空間内に取り込まれ
    たガスを圧縮又は膨張させて吐出口から吐出するスクロ
    ール型流体機械において、上記吸入口及び吐出口から遮
    断され、かつ、同じ位相角にある腹側密閉空間と背側密
    閉空間とを互いに連通させる均圧通路を設けたことを特
    徴とするスクロール型流体機械。
  2. 【請求項2】 上記均圧通路を上記固定スクロール又は
    旋回スクロールの端板を貫通する孔と、これら孔の外端
    を互いに連結する均圧管とによって構成したことを特徴
    とする請求項1記載のスクロール型流体機械。
  3. 【請求項3】 上記均圧通路を上記固定スクロール又は
    旋回スクロールの端板内に穿設された横孔と上記端板に
    穿設されて上記横孔と上記腹側密閉空間及び背側密閉空
    間とを連通させる縦孔とによって構成したことを特徴と
    する請求項1記載のスクロール型流体機械。
  4. 【請求項4】 上記腹側密閉空間及び背側密閉空間に開
    口する孔の径を上記うず巻状ラップの厚さ以下にしたこ
    とを特徴とする請求項2又は3記載のスクロール型流体
    機械。
  5. 【請求項5】 複数の均圧通路を具え、n番目の均圧通
    路の設置旋回角θnとn+1番目の均圧通路の設置旋回
    角θn+1 がIθn −θn+1 I<2πの関係を満たすよう
    に構成したことを特徴とする請求項1記載のスクロール
    型流体機械。
  6. 【請求項6】 上記固定スクロール及び旋回スクロール
    にそれぞれ1つ以上の均圧通路を設けたことを特徴とす
    る請求項1記載のスクロール型流体機械。
  7. 【請求項7】 上記均圧通路をうず巻状ラップの先端面
    に設けられたチップシールを収納するためのチップシー
    ル溝によって構成したことを特徴とする請求項1記載の
    スクロール型流体機械。
  8. 【請求項8】 腹側密閉空間の吸入締切角と背側密閉空
    間の吸入締切角が異なる場合、吸入締切角が遅い方の旋
    回角度で上記腹側密閉空間と背側密閉空間とを均圧通路
    によって互いに連通させることを特徴とする請求項1記
    載のスクロール型流体機械。
JP2330495A 1995-01-19 1995-01-19 スクロール型流体機械 Withdrawn JPH08200255A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0913581A1 (en) * 1997-11-03 1999-05-06 Carrier Corporation Scroll compressor with pressure equalization groove
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