JPH08199935A - レール防塵機構付上吊引戸装置 - Google Patents

レール防塵機構付上吊引戸装置

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Publication number
JPH08199935A
JPH08199935A JP2753595A JP2753595A JPH08199935A JP H08199935 A JPH08199935 A JP H08199935A JP 2753595 A JP2753595 A JP 2753595A JP 2753595 A JP2753595 A JP 2753595A JP H08199935 A JPH08199935 A JP H08199935A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sliding door
rail
door
opening
roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2753595A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Aoki
和之 青木
Kazunori Kameda
和典 亀田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Nippon Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Industry Co Ltd filed Critical Nippon Electric Industry Co Ltd
Priority to JP2753595A priority Critical patent/JPH08199935A/ja
Publication of JPH08199935A publication Critical patent/JPH08199935A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 塵埃のレール等への付着・堆積を有効に防止
することができるとともに、静かで滑らかな引戸の開閉
動作を実現することができる。 【構成】 戸車2近傍の引戸1上部に、引戸1の開閉動
作に合わせて移動し、レール5を摺擦しながらそのレー
ル5に付着した塵埃等を除去する清掃手段4を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、扉の開閉方向に沿っ
て設けたレールに係合しながら転動する戸車を扉側に備
え、扉の開閉動作を手動若しくはモータ等の開閉装置で
行う上吊引戸装置に係り、特にそのレールの清掃を扉の
開閉動作と連動して行うことができるレール防塵機構付
上吊引戸装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】扉の開閉操作が容易であって、開閉スペ
ースを殆ど必要とせず、しかも足腰等が不自由な身障者
や老人など車椅子の使用者に好適な引戸が各所に使用・
設置されている。また、この引戸には、扉の開放動作を
手による引っ張り動作で行うとともに、扉の閉鎖動作を
スプリングや重力等の自閉手段を利用して行うように構
成した半自動式の引戸や開閉動作を完全自動化した引戸
等も知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
引戸のうち、特に上吊方式のものは、引戸に設けた戸車
の係合・転動するレールは、剥き出し状態か、カバーで
保護されているのが大部分である。ところが、そのカバ
ーされたものであっても、完全に密閉された状態のもの
は少ないから、剥き出し状態のものは勿論のこと、カバ
ーで保護されているものであっても、隙間から塵埃が進
入することがあり、滑らかな開閉動作できなくなった
り、戸車の変形や寿命を短縮する等の不都合を発生して
いる。
【0004】また、このような引戸のうち、例えば自動
引戸等の場合には、機構部分に添加された潤滑油等が原
因して、その潤滑油の一部がレールに付着するなどし
て、周囲の塵埃を一層集めてしまう等の問題を生じてい
る。
【0005】また、特にその引戸を設置する場所が、ビ
ルや病院等の比較的塵埃の少ない場所ではあまり問題で
はないが、一般住宅や集合住宅等での使用では、綿埃や
砂埃などが多く、レール上に堆積する恐れが大きい。
【0006】そこで、この発明は、上記した事情に鑑
み、塵埃のレール等への付着・堆積を有効に防止するこ
とができるとともに、静かで滑らかな引戸の開閉動作を
実現することができるレール防塵機構付上吊引戸装置を
提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち、この請求項1の発
明は、引戸の開閉方向に沿って設けたレールに係合しな
がら転動する戸車を引戸側に備え、引戸の開閉動作を手
動若しくはモータ等の開閉装置で行う上吊引戸装置にお
いて、前記戸車近傍の引戸上部に、前記引戸の開閉動作
に合わせて移動し、レールを摺擦しながらそのレールに
付着した塵埃等を除去する清掃手段を備えたものであ
る。
【0008】
【作用】この発明では、清掃手段が引戸の開閉動作に合
わせて移動し、レールを摺擦しながらそのレールに付着
した塵埃等を除去することができる。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例について添付図面を参
照して詳細に説明する。図1は、この発明に係るレール
防塵機構付上吊引戸装置は、上吊式引戸1の戸車2を取
り付けているブラケット3部分に、戸車2を両側から挟
む恰好で一対ずつ清掃手段4を設けている。なお、図中
符号5は戸車2が転動しながら移動する扉枠側のレール
を示すものである。
【0010】この実施例の清掃手段4は、棒状の支持部
材41に設けた刷毛若しくはブラシ42等から構成され
ており、毎回引戸1と一体になって移動しながら常時レ
ール5の上面側に積載する塵埃等を清掃除去するように
なっている。
【0011】なお、この清掃手段としては、特にこの実
施例のものに限定されるものではない。例えば適宜の手
段で供給される圧縮空気を、毎回引戸の開放動作の際に
レールに向けて吹き出させる構成としたり、或いは引戸
の前回の開閉動作を利用して圧縮空気を適宜の部位に蓄
積しておき、次の開放動作の際にその圧縮空気をレール
に向けて吹き出させる構成とすることも可能である。ま
た、この清掃手段としては、特にこのレールだけを清掃
するのではなく、例えば戸車の外周面にも接触するよう
な状態で刷毛などを設け、これによって同時に戸車に付
着するゴミなども清掃除去する構成とすることも、勿論
可能である。
【0012】従って、このような上吊引戸装置にあって
は、通常耐久回数が100万回とも300万回とも言わ
れる長期に亘るライフサイクルにおいて、特に戸車2は
引き戸1の重量やレール5に付着するごみ等の影響によ
って寿命が著しく短いが、この実施例によれば、戸車1
の回転動作に先立って必ずレール5の清掃が行われるか
ら、戸車2の寿命を向上させることができるとともに、
引戸1の開閉動作の際にホコリが舞い散って室内を汚損
したり、がたついた開閉動作するのを有効に防止するこ
とができる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、清掃手段が引戸の開閉動作に合わせて移動し、レー
ルを摺擦しながらそのレールに付着した塵埃等を除去す
ることができるから、レール等に付着した塵埃等の飛散
を有効に防止できクリーンな室内を実現することができ
るとともに、戸車の転動動作を静かで円滑に行うことが
でき、延いては従来他の部品に比べて著しく磨耗や疲労
が激しい等の理由から短期間ごとに交換せねばならなか
った戸車の交換頻度を低下させることも可能となる等の
優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかるレール防塵機構付上吊引戸装
置の要部を示す平面図。
【図2】同側面図。
【符号の説明】
1 引戸 2 戸車 4 清掃手段 5 レール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引戸の開閉方向に沿って設けたレールに
    係合しながら転動する戸車を引戸側に備え、引戸の開閉
    動作を手動若しくはモータ等の開閉装置で行う上吊引戸
    装置において、 前記戸車近傍の引戸上部に、前記引戸の開閉動作に合わ
    せて移動し、レールを摺擦しながらそのレールに付着し
    た塵埃等を除去する清掃手段を備えたことを特徴とする
    レール防塵機構付上吊引戸装置。
JP2753595A 1995-01-24 1995-01-24 レール防塵機構付上吊引戸装置 Pending JPH08199935A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2753595A JPH08199935A (ja) 1995-01-24 1995-01-24 レール防塵機構付上吊引戸装置

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JP2753595A JPH08199935A (ja) 1995-01-24 1995-01-24 レール防塵機構付上吊引戸装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08199935A true JPH08199935A (ja) 1996-08-06

Family

ID=12223805

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2753595A Pending JPH08199935A (ja) 1995-01-24 1995-01-24 レール防塵機構付上吊引戸装置

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JP (1) JPH08199935A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63103125A (ja) * 1986-10-16 1988-05-07 Kazuyuki Yamashita 法枠の施工法
US6600660B2 (en) 1999-03-24 2003-07-29 Nec Corporation Plug-in unit storage rack-type apparatus
KR200363775Y1 (ko) * 2004-07-20 2004-10-11 구자영 자동문의 클리너
DE202007006128U1 (de) * 2007-04-28 2008-09-11 SCHÜCO International KG Schiebeelement

Cited By (4)

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US6600660B2 (en) 1999-03-24 2003-07-29 Nec Corporation Plug-in unit storage rack-type apparatus
KR200363775Y1 (ko) * 2004-07-20 2004-10-11 구자영 자동문의 클리너
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